JP2588247Y2 - アダプタ - Google Patents

アダプタ

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JP2588247Y2
JP2588247Y2 JP1992035643U JP3564392U JP2588247Y2 JP 2588247 Y2 JP2588247 Y2 JP 2588247Y2 JP 1992035643 U JP1992035643 U JP 1992035643U JP 3564392 U JP3564392 U JP 3564392U JP 2588247 Y2 JP2588247 Y2 JP 2588247Y2
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拓也 磯田
好博 田中
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、商用電源から直流電源
を得るために使用するアダプタに関し、特にアダプタ本
体がACピンを備え、商用電源のコンセント等に直接A
Cピンを差し込んで使用するアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】交流電源から直流を得るためのアダプタ
の多くは、プラスチック等のハウジング内に直流電源回
路を収容し、ハウジングの底面にACピンを備え、側面
の1つから出力コードを延ばしている。このようなアダ
プタのハウジングは、電源回路を収容するため、通常の
プラグよりはかなり大きな寸法を有する。特に比較的高
電圧、高電流のアダプタは寸法も大きくなる。
【0003】ところで、コンセントは必ずしも使う者に
とって最も都合のよい位置に備えられているとは限らな
い。例えば図5に示すように、壁際aに取付けられたコ
ンセントbにアダプタcを接続しようとする場合、アダ
プタcのハウジングfが壁際aに出張り、ACピンd,
dをコンセントの孔部e,eへ差し込むことができな
い。また図示省略するが、複数の差込口を有するコンセ
ントにおいて、アダプタを差し込むとハウジングが出張
り、他の差込口が使用できなくなることもある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このように、従来のア
ダプタは比較的大きな寸法を有する本体のハウジングに
ACピンが固定支持されていた。このため、コンセント
周辺の空間の利用に不便を感じることがあった。本考案
は、従来技術に存した上記のような問題点に鑑み行われ
たものであって、その課題とするところは、コンセント
に差し込んだ時に位置が変えられるアダプタを提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のアダプタは、商用交流電源のコンセントに
ACピンを差し込んで、直流電力を出力するためのアダ
プタであって、内部に直流電源回路を収納した略直方体
状のハウジングと、一対のACピンを備え、前記ハウジ
ングの長手方向の一側面に該一対のACピンを突出させ
るようにして配置され該長手方向に直交する方向に相対
移動可能に設けられた可動部材と前記直流電源回路に
接続され、前記ハウジングの長手方向端面より外部に導
出された出力コードと、前記直流電源回路と前記ACピ
ンとを接続する接続部材とを具備してなるものである。
【0006】
【作用】ACピンを備えた可動部材とハウジングとが相
対移動可能であるため、アダプタをコンセントに差し込
み、ハウジングを動かして所望の位置で使用することが
できる。また、これに伴い、コンセント周辺のハウジン
グが占有する空間も変化する。
【0007】
【実施例】本考案に従うアダプタの一実施例について、
図1乃至図4を参照しつつ説明する。図1に本考案のア
ダプタを概略的に示す。図1はアダプタを下から(AC
ピン側から)見た状態を示す。ACピン11、12は絶
縁性の可動部材3に固定されて紙面に垂直に延びてい
る。可動部材3は、プラスチック等のハウジング5と相
対移動可能に係合している。従って、ハウジング5を5
1や52の位置に動かせることができる。この時ハウジ
ング5に固定された出力コード7も71、72の位置に
変化する。また、ハウジング5の占める空間も変化す
る。このようにして、ACピン11、12をコンセント
に差し込んだ状態において、ハウジング5の移動が可能
なアダプタ10が得られる。
【0008】以下図2乃至図4により、図1に示した実
施例をより詳細に説明する。図2は図1のアダプタの細
部を示した断面図である。図2における(a)は、アダ
プタを下(ACピン側)から見た状態を示し、(b)は
側面から見た状態を示し、そして(c)は別の側面から
見た状態を示している。図2において、ハウジング5
は、絶縁性樹脂材料からなり、ハウジング本体54と蓋
体53とが貼合されて一体的に形成されている。ハウジ
ング本体54と蓋体53には、各々その開口端部に、係
合突状部56、57が形成されており、これらが係合し
て貼合され、超音波照射等により溶着されて一体的に固
定されている。
【0009】ACピン11、12を保持して固定する可
動部材3は、絶縁性樹脂材料により形成されており、胴
部32と、この胴部32から鍔状(段付き形状)に長手
方向に延びた突部31とが一体に形成されている。ハウ
ジング本体54には、二つの仕切り壁55が内側へ互い
に向きあって形成されており、ハウジング本体54の一
側壁60と、この仕切り壁55とにより可動部材3が支
持される。そして蓋体53に形成された切り欠き部5
8、59にて規定される溝に、可動部材3の突部31が
係合される。突部31の厚みは、蓋体53の切り欠き部
58、59の溝深さよりも若干小さく設定されているた
め、可動部材3は、図2(c)に示す矢印の(左右)方
向へ移動自在に支持される。なお、可動部材3の突部3
1の(長手方向の)両端部63,63は、可動部材3の
相対移動により、蓋体53のいづれかの内壁65へ当接
する。これにより、可動部材3はハウジング5に対して
移動方向の度合いが規制されるものである。従って、可
動部材3の突部31(の長手方向の長さ)または蓋体5
3の内壁65の肉厚寸法を、適切に設定することによ
り、可動部材3の相対移動量が自由に調整できる。
【0010】ACピン11、12の根元には、(接続部
材8として)リード線87、88がはんだ付けにより電
気接続されており、これらは直流電源回路4に接続され
ている。また、図2で明らかなように、ハウジング本体
54の仕切り壁55の空間部68は、可動部材3の相対
移動に対応して設けられたリード線87、88の保持空
間となっており、従ってリード線87、88の可動を妨
げるものではない。直流電源回路4は、図示省略する
が、ACピン11、12から入力された交流電圧を所定
の電圧に降圧する変圧器と、降圧された交流電圧を直流
電圧に変換する整流回路及び平滑回路と、から構成され
ている。そして直流電源回路4により生成された直流電
力は、リード線79を経て出力コード7へ接続される。
出力コード7は、ハウジング5(ハウジング本体54)
に装着されたブッシュ部材9を介して導出される。
【0011】図3は、直流電源回路4の概略図を示すも
ので、図3(a)はその斜視図、また(b)はその一部
を拡大した斜視図である。図3(a)において、直流電
源回路4はプリント基板42に電子部品群41が実装さ
れており、ハウジング本体54に固定されている。即
ち、プリント基板42の四隅に設けられた孔部93を介
して、対応して設けられたハウジング本体54の突部9
1へ、四本の雄ネジ19を螺着して固定される。図3
(b)は、プリント基板42の裏面の一部、即ち孔部9
3に対応した部位を示している。本実施例のアダプタで
は、直流電源回路4のアース電極をプリント基板42の
裏面へ導出される(図3では(b)のプリント基板42
の裏面における導電パターン17へ導出される)。この
導出されたランド部99は、孔部93に対応すると共
に、ハウジング本体54の突部91に設けられた導電部
92に当接するよう位置決めされて設けられている。そ
してこの導電部92は、アダプタのアース端子(図示省
略)へ電気接続される。従って、雄ネジ19を用い、ハ
ウジング本体54へ、プリント基板42を螺着する場
合、直流電源回路4のアース電極がアースされる。
【0012】ランド部99は、孔部93を中心として実
質上、放射状に導電パターンが形成されており、はんだ
メッキを施した場合、半径方向へ均等なはんだメッキが
実現される。従来のドーナツ状の導電パターンに比べ
て、はんだメッキした際のはんだの盛り上がり状態が均
一なため、プリント基板42をハウジング本体54に螺
着しても、取付の高さが実質上一定となる。ランド部9
9の放射状形状は、その直径寸法により、放射本数や放
射幅を任意に設定することで、はんだの盛り上がり状態
を調整することができる
【0013】次に図4は、本考案に従うアダプタの別の
実施例を示す断面図である。なお、既に図1乃至図3で
用いた同じ部材には、同様の番号が付してある。図4
(a)は、図2で用いた接続部材8であるリード線8
7、88に代えて、フレキシブル基板81が用いられて
いる。即ち、ACピン11、12と直流電源回路4との
間を(二本)のフレキシブル基板81により電気接続さ
れている。従って可動部材3の相対移動によっても、断
線等のトラブルもなく安定した接続が得られる。また図
4(b)では、更に別の実施例として、可動部材3にお
けるACピンの取付向きが、図4(a)に比べて実質上
直角に設けられているアダプタを示している。このた
め、べース部材3のハウジング5に対する相対移動の方
向が異なった使用が可能となる。また接続部材8とし
て、プリント補助基板84に取付られた二つの電極部8
2、83が構成されている。この電極部82、83は、
弾性導電部材が用いられ、ACピン12、11と接触す
るよう、(紙面に垂直方向に)延びて形成されており、
可動部材3の相対移動に対して、絶えず電気接続するよ
うに配慮されている。そして、プリント補助基板84か
ら、直流電源回路4へリード線87、88が接続され
る。
【0014】本考案のアダプタでは、相対移動の度合い
や、可動部材3とハウジング5との係合構造について自
由に設計することが可能であり、個々のアダプタの実情
や形状に応じて任意に決めればよい。さらに、接続部材
8として、リード線やフレキシブル基板のはんだ付け
や、弾性導電部材によるACピンへの接続の他、圧着端
子やラッピング接続、或いは絶縁材料による一体成形
等、種々方法が用いられる。その他、本考案の主旨を逸
脱しない範囲で設計変更乃至修正等自由である。
【0015】
【考案の効果】本考案のアダプタによれば、上述の構成
を有しているので、次のような効果を奏する。即ち一対
ACピンを備えたアダプタにおいて、内部に直流電源
回路を収納した略直方体状のハウジングと一対のACピ
ンを保持する可動部材とが、ハウジングの長手方向に直
交する方向に相対移動可能となることによって、ACピ
ンを差し込んでアダプタのハウジングの可動方向の好み
の位置に配置して使用することができる。そして、コン
セントの周辺空間においてアダプタの占める空間を可動
範囲内において所望の位置に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るアダプタの使用状態を示
す概略図である。
【図2】本考案の実施例に係るアダプタの断面図であ
り、図2(a),図2(b)及び図2(c)は、図1に
示したアダプタの三方向から見た状態を示す。
【図3】図3(a)及び図3(b)は、図2に示したア
ダプタの一部を拡大した斜視図である。
【図4】図4(a)は、本考案に係るアダプタの他の実
施例を示す断面図。図4(b)は、本考案に係る更に別
の実施例を示す断面図である。
【図5】従来のアダプタの使用状態を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
11、12 ACピン 3 可動部材 4 直流電源回路 5 ハウジング 7 出力コード 8 接続部材 9 ブッシュ部材 31 突状部 32 胴部 53 蓋体 54 ハウジング本体 55 仕切り壁 81 フレキシブル基板 87、88 リード線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源のコンセントにACピンを
    差し込んで、直流電力を出力するためのアダプタであっ
    て、内部に直流電源回路を収納した略直方体状のハウジング
    と、 一対の ACピンを備え、前記ハウジングの長手方向の一
    側面に該一対のACピンを突出させるようにして配置さ
    れ該長手方向に直交する方向に相対移動可能に設けられ
    た可動部材と 前記直流電源回路に接続され、前記ハウジングの長手方
    向端面より外部に導出された出力コードと、 前記直流電源回路と前記ACピンとを接続する接続部材
    と、 を具備したことを特徴とするアダプタ。
JP1992035643U 1992-04-28 1992-04-28 アダプタ Expired - Fee Related JP2588247Y2 (ja)

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