JPH0520183A - メモリアクセス制御方式 - Google Patents

メモリアクセス制御方式

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JPH0520183A
JPH0520183A JP3176488A JP17648891A JPH0520183A JP H0520183 A JPH0520183 A JP H0520183A JP 3176488 A JP3176488 A JP 3176488A JP 17648891 A JP17648891 A JP 17648891A JP H0520183 A JPH0520183 A JP H0520183A
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彰二 中谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はメモリアクセス制御方式に関し、シ
ングルおよびブロックアクセスが競合するときのブロッ
クアクセスのスループットを向上するよう改良したメモ
リアクセス制御方式を提供することを目的とする。 【構成】 ブロックアクセスをアクセス分割部で複数の
分割ブロックアクセスに分割し、シングルアクセス,ブ
ロックアクセスおよび分割ブロックアクセスとのそれぞ
れに対するアクセス間の優先順位に基いて前記アクセス
のそれぞれに対するメモリアクセスを許可するようにし
たメモリアクセス制御方式において、ブロックアクセス
を、前記アクセス分割部で複数の分割ブロックアクセス
に分割させるか否かを、他のアクセス要求装置からのア
クセス条件によって決定されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリアクセス制御方
式に関し、特にCPUなどからのシングルアクセスに加
えてベクトル演算ユニットまたは一連のデータ空間を他
のプロセッサ等に転送するためのデータ転送機能を有し
たデータ転送ユニットなどからのブロックアクセスを受
け付けるメモリアクセス制御装置において、アクセス各
々の種類,各アクセス発信先のメモリバンクのビジー,
各アクセス間のアドレスバスコンフリクトなどを調べ、
これらの結果に基づいて実行可能なアクセスを選択して
メモリに発信するメモリアクセス制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シングルアクセスとブロックアク
セスとを受け付けるメモリアクセス制御装置でのアクセ
ス選択は、図6,図7に示すような方式で行なわれてい
る。図6において、メモリアクセス制御装置74はデー
タ転送装置(MOVER)71,CPU72,ベクトル
演算ユニット73などからのシングルアクセスおよびブ
ロックアクセスを受け付ける。そして、種類判定部7
5,バンクビジーチェック部76,バスコンフリクトチ
ェック部77のそれぞれでアクセス各々の種類、各アク
セスの発信先のメモリバンクのビジー,各アクセス間の
アドレスバスコンフリクトなどを調べ、これらの結果デ
ータを用いて、例えば図7に示すような手順により、各
アクセスのプライオリティを決定し、このプライオリテ
ィにしたがってバス選択部78でアドレスバスを選択す
ることにより、発信先のバンクメモリを確保している。
また、メモリは、複数のアレイカードなどのメモリユニ
ット♯0〜♯7からなり、このメモリユニット♯0〜♯
7のそれぞれはn個のメモリバンクから構成されてい
る。そして、各メモリユニットとメモリアクセス制御装
置74とはロード用アドレスバス81,ストア用アドレ
スバス82を介して接続され、また各メモリユニットに
はロード用データバス,ストア用データバスなどが接続
されている。
【0003】なお、シングルアクセスは1本のアドレス
バスを使用する、例えば8バイトのアクセスであり、ま
たブロックアクセスは複数本のアドレスバスを使用す
る、例えば8本のアドレスバスを使用する64バイトの
アクセスである。図7は、前記プライオリティを決定す
る手順を示す説明図である。
【0004】すなわち、あるアクセスに対して、アク
セス発信先のメモリバンクに関するビジーフラグの状態
に基づいて当該メモリバンクが「バンクビジー」である
かどうかを調べ、「YES」の場合は「発信不可」と判
断し、「NO」の場合はステップに進む。
【0005】他のアクセスとの間でアドレスバスコン
フリクトが発生していないかどうかを判断し、「YE
S」の場合はステップに進み、「NO」の場合はステ
ップに進む。ロード命令,ストア命令に関して、ア
ドレスコンフリクトの相手のアクセスが同種のものであ
るかどうかを判断し、「YES」の場合はステップに
進み、「NO」の場合はステップに進む。
【0006】シングルアクセス,ブロックアクセス間
などについて予め決めてある優先順位が、高いかどうか
を判断し、「YES」の場合はステップに進み、「N
O」の場合はステップに進む。アドレスバスコンフ
リクトの相手アクセスが発信可能であるかどうかを判断
し、「YES」の場合はステップに進み、「NO」の
場合は「発信不可」と判断する。
【0007】このアクセスのプライオリティを決定す
る。といった手順により各アクセスのプライオリティを
決定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
プライオリティ決定におけるバンクビジー,バスコンフ
リクトのチェックの際には、ブロックアクセスのブロッ
ク幅全体、すなわちこのブロックアクセスの発信に必要
なアドレスバスおよび発信先のメモリバンクのすべてを
判断の対象としている。
【0009】そのため、例えば ・メモリバンク0〜7へのブロックアクセスに対してメ
モリバンク0のみが「バンクビジー」であるとき、 ・ストア命令に関するもの同士などの同種の、メモリバ
ンク0〜7(メモリユニット♯0〜♯7)へのブロック
アクセスと、プライオリティの高いシングルアクセスと
が同時に要求されたとき、 などは、ブロックアクセスをメモリユニットに発信でき
ない状態となり、特にプライオリティの高いシングルア
クセスが連続する場合には長期間にわたってブロックア
クセスの発信ができず、このブロックアクセスの要求元
のメモリアクセスのスループットが低下するといった問
題点を有している。
【0010】そこで、本発明では、ブロックアクセスを
複数の分割ブロックアクセスに分けてこの分割ブロック
アクセスを1つの単位としてシングルアクセスとの間で
プライオリティを決定し、プライオリティを得た分割ブ
ロックアクセスについてはこの単位で発信することによ
り、ブロックアクセスの要求元のメモリアクセスのスル
ープットを高めることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図1において、1は、アクセス源であり、例
えばデータ転送装置(MOVER),CPU,ベクトル
演算ユニットなどでシングルアクセスやブロックアクセ
スをメモリに対して発信する。
【0012】2は、第1のアクセスポートであり、ブロ
ックアクセスとシングルアクセスを受け付ける。 3は、第2のアクセスポートであり、ブロックアクセス
とシングルアクセスを受け付ける。
【0013】4は、アクセス分割部であり、第1のアク
セスポートで受け付けたブロックアクセスを複数、例え
ば2個の分割ブロックアクセスに分ける。しかし、受付
けたブロックアクセスを分割するか否かは他のアクセス
源からの条件による。 5は、バスコンフリクトチェック部であり、シングルア
クセスと、ブロックアクセス、各分割ブロックアクセス
のそれぞれとのコンフリクト状態を調べる。
【0014】6は、バンクビジーチェック部であり、各
アクセス(ブロックアクセス,各分割ブロックアクセ
ス,シングルアクセス)の発信先のメモリバンクに関す
るビジーフラグの状態を調べる。 7は、プライオリティ決定部であり、図7に示したのと
同様な手順で各アクセス(ブロックアクセス,各分割ブ
ロックアクセス,シングルアクセス)のプライオリティ
を決定する。なお、競合するアクセス間での優先順位は
予め決められており、例えばブロックアクセスと分割ブ
ロックアクセスとの間では、ブロックアクセスの方が優
先する。そして、このプライオリティ決定部からは、ブ
ロックアクセス,各分割ブロックアクセス,シングルア
クセスそれぞれを発信することの可否(ただし、ブロッ
クアクセスが「可」であるときは前記優先順位にしたが
って各分割ブロックアクセスは「否」)についての信号
が出力される。
【0015】8は、メモリ選択部であり、プライオリテ
ィ決定部7の出力が「可」となっているアクセスに対応
したアドレスバスを選択する。 9は、メモリであり、例えばそれぞれが複数のメモリバ
ンクから構成されるメモリユニット♯0〜♯7からな
り、各メモリユニットにはアドレスバスが接続されてい
る。
【0016】ここで、ブロックアクセスはオペコードの
識別により第1のアクセスポート2に送られたブロック
アクセスは、アクセス分割部4で、例えば2個の上位分
割ブロックアクセスと下位分割ブロックアクセスとに分
けられる。そして、この上位分割ブロックアクセスと下
位分割ブロックアクセスがシングルアクセス,ブロック
アクセスとともにバスコンフリクトチェック部5および
バンクビジーチェック部6に送られ、前者ではシングル
アクセスと各ブロックアクセスとの間の「アドレスバス
コンフリクト」を、また後者ではシングルアクセスおよ
び各ブロックアクセスそれぞれの発信先メモリバンクの
「バンクビジー」を調べる。
【0017】また、プライオリティ決定部7には、バス
コンフリクトチェック部5,バンクビジーチェック部6
及び第1,第2のアクセスポート2,3の出力、すなわ
ち前記の「アドレスバスコンフリクト」、「バンクビジ
ー」についての情報とともに、各アクセスポートで受け
付けるアクセスについての、オペコードに基づく、シン
グルアクセスかブロックアクセスか、ロード命令かスト
ア命令かなどの情報が供給される。そして、これらの情
報に基づいて各アクセスのプライオリティが決定され
る。
【0018】
【作用】本発明においては、例えばアクセス要求装置間
のプライオリティをMOVER>CPU>ベクトル演算
ユニットであるとし、例えば「MOVERからのメモリ
バンク8へのシングルアクセス」と「ベクトル演算ユニ
ットからのメモリバンク0〜7へのブロックアクセス」
とを受け付けた場合、このブロックアクセスはMOVE
Rからのシングルアクセスであること、優先順位が低い
ベクトル演算ユニットのブロックアクセスであること、
の条件から、「メモリバンク0〜3への分割ブロックア
クセス」と「メモリバンク4〜7への分割ブロックアク
セス」とに分けられ、バンクビジーチェック部6により
これら4つのアクセスの発信先のメモリバンクのビジー
状態を調べ、平行してバスコンフリクトチェック部5に
より3つのブロックアクセス各々とシングルアクセスと
のアドレスバスコンフリクトを調べている。そして、メ
モリバンク0〜8のすべてが「バンクビジー」ではな
く、かつ「メモリバンク8へのシングルアクセス」と
「メモリバンク0〜7へのブロックアクセス」とが共に
ロード命令、またはストア命令についての同種のもので
あるときには、プライオリティ決定部7は、シングルア
クセスとブロックアドレスとの間の優先順位にしたがっ
て各アクセスのプライオリティを決める。つまり「メモ
リバンク8へのシングルアクセス」と「メモリバンク4
〜7への分割ブロックアクセス」とがプライオリティを
得、前者はアドレスバス21を、また後者はアドレスバ
ス25〜28を使用することにより、それぞれのアクセ
スがメモリに発信される。
【0019】そして、以上のケースにおいて、メモリバ
ンク8が「バンクビジー」のときは、「メモリバンク4
〜7への分割ブロックアクセス」がプライオリティを得
てアドレスバス25〜28を使用することにより、この
ブロックアクセスがメモリに発信される。
【0020】以上説明したように、ブロックアクセスを
分割してアクセスするようにしたので、例えばMOVE
Rよりのシングルアクセスが連続でアクセスされ、また
ベクトル演算ユニットもブロックアクセスが連続的に行
なわれる場合にブロックアクセスに対するスループット
を向上することができる。
【0021】なお、以上の説明は、ロード命令用アドレ
スバスとストア命令用アドレスバスとを別々に設けた場
合についてであるが、これらのアドレスバスを共通にし
て用いる場合にも本発明は適用できる。
【0022】
【実施例】図2〜図4を参照して本発明の実施例を説明
する。図2において、31〜34はベクトル演算ユニッ
ト用アクセスポート,35はCPUもしくはMOVER
用アクセスポート,36〜37はアクセス分割回路,3
8〜39はバスコンフリクトチェック回路,40はバン
クビジーチェック回路,41はプライオリティ決定回
路,42はロード命令用アクセス選択回路,43はスト
ア命令用アクセス選択回路,44はロード命令/ストア
命令それぞれ8本ずつのアドレスバスについてのバス用
ポート,45はアクセスポート35でシングルアクセス
が受付けられていることを検出するデコーダである。し
たがって、アクセス分割回路36,37はアクセスポー
ト35でシングルアクセスが受付けられるときのみ、ブ
ロックアクセスを分割して分割ブロックアクセスとして
出力する。
【0023】ここで、複数のベクトル演算器を持つべク
トル演算ユニット(図示せず)はそれぞれべクトル演算
ユニット用アクセスポート31〜34のすべてにつなが
っており、これらのベクトル演算ユニットからのアクセ
スが、ブロックアクセスのときはベクトル演算ユニット
用アクセスポート31〜32のどちらかに、またシング
ルアクセスのときはベクトル演算ユニット用アクセスポ
ート31〜34のどれかに入る。そして、アクセスポー
ト31〜32のブロックアクセスはアクセス分割回路3
6〜37に入り、また分割する条件ということでMOV
ERからのシングルアクセス条件(デコーダ45の出力
がオン)のもとに、そこでオペコードとアドレスをデコ
ードして上位ハーフブロックアクセスおよび下位ハーフ
ブロックアクセスのための信号を作成する。
【0024】次に、バンクビジーチェック回路40によ
り、ブロックアクセス,上位ハーフブロックアクセス,
下位ハーフブロックアクセスおよびシングルアクセスの
4つのアクセスの発信先のメモリバンクのビジー状態を
調べ、これと平行してバスコンフリクトチェック回路3
8〜39により、各ブロックアクセスとシングルアクセ
スとのバスコンフリクトを調べ、これらの結果からプラ
イオリティ決定回路41にて4つのアクセス各々のプラ
イオリティを決定する。このとき、第1のバスコンフリ
クトチェック回路38にはアクセスポート31,32か
らのブロックアクセスとアクセスポート33,34,3
5からのシングルアクセスとが供給されてブロックアク
セスとシングルアクセスとのバスコンフリクトを、また
第2のバスコンフリクトチェック回路39にはアクセス
分割回路36,37の出力である上位ハーフブロックア
クセス,下位ハーフブロックアクセスとアクセスポート
35からのシングルアクセスとが供給されてCPUもし
くはMOVERからのアクセスとのバスコンフリクトを
調べている。
【0025】そして、シングルアクセスのプライオリテ
ィが得られたときはそのまま採用し、またアクセスポー
ト31,32からのブロックアクセスについては3つに
分けたアクセスの中でプライオリティが高いものをアク
セス選択回路42,43により選択し、続いてこれらの
選択されたアクセスをバスポート44の中の対応するも
のを介してメモリバンクに発信する。
【0026】図3はアクセス分割回路の実施例を示す説
明図であり、51はオペコードデコーダ,52はアドレ
スデコーダ,53はアクセス信号,54はバリッド信
号,55はオペコード,56はバンクビジーチェック用
のフラグ,57はアドレスである。なお、オペコード5
5にはブロックアクセスかシングルアクセスか、ロード
命令についてのアクセスかストア命令についてのアクセ
スかなどの情報が入っている。ここで、オペコードデコ
ーダ51はバリッド信号54とオペコード55とを受け
取り、このオペコードがブロックアクセスの場合にはデ
コーダ45からの条件のもとにハーフブロックアクセス
のモードのオペコードに変更し、またオペコードがブロ
ックアクセスでない場合にはハーフブロックアクセスの
バリッド信号54をOFFにする。また、アドレスデコ
ーダ52は、アドレス57に変更を加えて各ハーフブロ
ックアクセスのアドレス、例えばそれぞれの開始アドレ
スを作成する。
【0027】なお、2分割以外の4分割,8分割などの
分割ブロックアクセスを作成するときは予め分割できる
値を決めておき、オペコードでこれを選択するようにし
てもよい。図4は、アクセス選択回路の実施例を示す説
明図である。ここで、プライオリティ決定回路41から
はブロックアクセスのプライオリティ信号61およびハ
ーフブロックアクセスのプライオリティ信号62,63
が出力されている。そして、前者の反転信号と後者の信
号との論理積をとることにより、ブロックアクセスをメ
モリに発信できる場合にはハーフブロックアクセスのプ
ライオリティ信号62,63をオフにしている。
【0028】図5は、本発明によるアクセス時間の短縮
化を示す説明図であり、あるマシンサイクルで「発信
可」となった場合には次のマシンサイクルで発信される
ことを前提にしている。すなわち、バス0〜7を使用す
るブロックアクセスIと、高プライオリティの連続する
シングルアクセスIVとが入ってくる場合、単にブロック
アクセスのみでプライオリティを決定する従来の手法で
は時刻t8 になってブロックアクセスのメモリへの発信
が可能となるのに対し、ブロックアクセスIを上位ハー
フブロックアクセスIIと下位ハーフブロックアクセスII
I に分け、これらのハーフブロックアクセスを含めてプ
ライオリティを決定する本発明の手法では時刻t1 ,t
2 でそれぞれ上位ハーフブロックアクセスII,下位ハー
フブロックアクセスIII のメモリへの発信が可能とな
り、アクセス時間が6τだけ短縮されることを示してい
る。
【0029】
【発明の効果】本発明は、シングルアクセスとブロック
アクセスとを受け付けるメモリ制御方式において、先ず
ブロックアクセスを複数、例えば2個の上位ハーフブロ
ックアクセス,下位ハーフブロックアクセスに分け、こ
れら4個のアクセスに関するバンクビジー,バスコンフ
リクトのチェックを行なってハーフブロックアクセス単
位でのアクセスが可能な場合にはこのアクセスをメモリ
に発信する構成にしており、ハーフブロックアクセスを
作成する条件は自アクセスより優先順位が高くまた8バ
イトアクセスである場合、自ブロックアクセスが長期に
わたる発信不可状態を避けることができ、ブロックアク
セスの要求元のメモリアクセススループットの向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例を示す説明図である。
【図3】本発明のアクセス分割回路の実施例を示す説明
図である。
【図4】本発明のアクセス選択回路の実施例を示す説明
図である。
【図5】本発明によるアクセス時間の短縮化を示す説明
図である。
【図6】従来のアクセスの制御方式を示す説明図であ
る。
【図7】各アクセスのプライオリティを決定する手順を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 アクセス源 2 第1のアクセスポート 3 第2のアクセスポート 4 アクセス分割部 5 バスコンフリクトチェック部 6 バンクビジーチェック部 7 プライオリティ決定部 8 メモリ選択部 9 メモリ 31,32,33,34,35 アクセスポート 36,37 アクセス分割回路 38,39 バスコンフリクトチェック回路 40 バンクビジーチェック回路 41 プライオリティ決定回路 42 ロード命令用アクセス選択回路 43 ストア命令用アクセス選択回路 44 バス用ポート 45 デコーダ 51 オペコードデコーダ 52 アドレスデコーダ 53 アクセス信号 54 バリッド信号 55 オペコード 56 バンクビジーチェック用フラグ 57 アドレス 61,62,63 プライオリティ信号 71 データ転送装置(MOVER) 72 CPU 73 ペクトル演算ユニット 74 メモリアクセス制御装置 75 種類判定部 76 バンクビジーチェック部 77 バスコンフリクトチェック部 78 バス選択部 81 ロード用アドレスバス 82 ストア用アドレスバス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シングルアクセスおよびブロックアクセ
    ス要求を発信する複数のアクセス要求装置が接続され、
    ブロックアクセス要求に対してはアクセス分割部で複数
    の分割ブロックアクセスに分割し、シングルアクセスと
    ブロックアクセスおよび分割された分割ブロックアクセ
    スとのそれぞれに対するバンクビジーおよびバスコンフ
    リクトを調べ、その結果とアクセス間の優先順位に基い
    て前記アクセスのそれぞれに対するメモリアクセスを許
    可するようにしたメモリアクセス制御方式において、 或るアクセス装置よりのブロックアクセスを、前記アク
    セス分割部で複数の分割ブロックアクセスに分割させる
    か否かを、他のアクセス要求装置からのアクセス条件に
    よって決定されるようにしたことを特徴とするメモリア
    クセス制御方式。
  2. 【請求項2】 前記アクセス分割部でブロックアクセス
    を分割させるか否かを決定する条件を、シングルアクセ
    スがアクセスしているか否かとしたことを特徴とする請
    求項1記載のメモリアクセス制御方式。
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