JPH05201368A - 自動2輪車のフロントカウリング - Google Patents

自動2輪車のフロントカウリング

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JPH05201368A
JPH05201368A JP1330292A JP1330292A JPH05201368A JP H05201368 A JPH05201368 A JP H05201368A JP 1330292 A JP1330292 A JP 1330292A JP 1330292 A JP1330292 A JP 1330292A JP H05201368 A JPH05201368 A JP H05201368A
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JP
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cowling
screen
motorcycle
helmet
curved surface
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Sukehito Yao
祐人 矢尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スクリーンの前面投影面積を大きくすることな
く流線の剥離をなくし、空力特性を向上させることがで
きる自動2輪車のフロントカウリングを提供することを
目的とする。 【構成】カウリング10の上部に連設されるスクリーン
11をカウリングとしての基本曲面形状とし、このスク
リーン11のライダー8のヘルメット9の前方に位置す
る部位に前記曲面形状とは異なる曲面形状の隆起面12
を形成したことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動2輪車のフロント
カウリングに関する。
【0002】
【従来の技術】自動2輪車、特に高速走行に重点をおい
た自動2輪車では、図8に示すように車体フレーム1の
ヘッドパイプ2の前側からエンジン3を搭載した部分の
両側にかけてカウリング4で覆われ、ハンドル5より上
方部にはスクリーン6が一体的に設けられており、走行
時に図7に示すようにライダー8がカバーされ、このカ
ウリング4によって空力特性を良くするようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のカ
ウリング4は、図6に示すように基本的には三次元的な
曲面で構成されており、一つの球面形状をなしているの
で、スクリーン6の位置をライダー8の体に合わせると
スクリーン6の上部にヘルメット9が大きく突出し、図
8のようにヘルメット9の前方で乱流(剥離)aを発生
させる。またスクリーン6の高さをライダー8のヘルメ
ット9の高さに合わせるとスクリーン6の後方での乱流
が多くなり、前面投影面積も大きくなって空力特性が著
しく低下するという問題点があった。
【0004】この発明は、スクリーンの前面投影面積を
大きくすることなく流線の剥離をなくし、空力特性を向
上させることのできる自動2輪車のフロントカウリング
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明では、カウリングの上部に連設されるスクリー
ンをカウリングとしての基本曲面形状とし、このスクリ
ーンのライダーのヘルメットの前方に位置する部位に前
記曲面形状とは異なる曲面形状の隆起面を形成したもの
である。
【0006】
【作用】スクリーンのヘルメット前方に位置する部位に
スクリーンの基本曲面形状とは異なる曲面形状の隆起面
を有するので、走行時にスクリーンの表面からヘルメッ
トの前部へ流れる空気の流線に乱れ(剥離)が生じるこ
とがなくなり、空力特性が向上する。
【0007】
【実施例】以下この発明の実施例を図1〜図5により図
6〜図8と共通する部分には同じ符号を用いて説明す
る。
【0008】この発明によるフロントカウリング10
は、図1に取出して示すようにそれ自体従来と同様に車
体フレーム1のヘッドパイプ2の前方を覆う前部10a
からエンジン3部分の側方にかけてカバーする側部10
b,10bが一体的に形成されたもので、前部10aの
上方にはスクリーン11が一体的に設けられている。
【0009】このスクリーン11の形状は、フロントカ
ウリングとしての基本曲面形状の一部をなし、ライダー
8のヘルメット9の前方に位置する部分のスクリーン1
1の上方位置に前記基本曲面形状とは異なる曲面形状を
有する隆起面12が一体(または別体としての取付でも
よい)に形成されている。この隆起面12の構成は、正
面よりみて図2のようにスクリーン11の上端縁11a
のカーブより上方に突出する形状であり、側面よりみる
と図3のようにスクリーン11の表面の延長線よりやや
上方へ向く曲面とされてヘルメット9の上面へ向かうよ
うに形成されている。
【0010】従って図4に示すようにスクリーン11の
表面からライダー8のヘルメット9の上面へ流線がスム
ーズにつながり、ヘルメット9の前部で急激な乱れが生
じず、そのため空力特性が大幅に改善される。
【0011】また図5のようにシートカウル13の上面
前方位置に前記隆起面12を前後逆向きとしたものに相
当する隆起面14を設ければ、図4のようにライダー8
の背中を流れた空気の流れがシートカウル13上で乱れ
ることがなく、一層空力特性を改善することが可能であ
る。
【0012】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、フロン
トカウリングのスクリーンにライダーのヘルメットに至
る空気流をスムーズにヘルメットへ導くための隆起面を
設けたので、ヘルメットの前部における乱流の発生がな
くなり、走行時の空力特性を大巾に向上させることがで
き、最高速度の増大をはかることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による自動2輪車のフロントカウリン
グの一実施例を示す斜視図。
【図2】このフロントカウリングを取付けた自動2輪車
の走行時の正面図。
【図3】図2に示す自動2輪車の側面図。
【図4】自動2輪車の走行時における流線の状態を示す
側面図。
【図5】図4のシートカウルの斜視図。
【図6】従来の自動2輪車のフロントカウリングを示す
斜視図。
【図7】従来のフロントカウリングを取付けた自動2輪
車の走行時の正面図。
【図8】図7に示す自動2輪車の走行時における流線の
状態を示す側面図。
【符号の説明】
1 車体フレーム 3 エンジン 4,10 カウリング 6,11 スクリーン 8 ライダー 9 ヘルメット 12 隆起面 13 シートカウル 14 隆起面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前部をカウリングで覆った自動2輪
    車において、カウリングの上部に連設されるスクリーン
    をカウリングとしての基本曲面形状とし、このスクリー
    ンのライダーのヘルメットの前方に位置する部位に前記
    曲面形状とは異なる曲面形状の隆起面を形成したことを
    特徴とする自動2輪車のフロントカウリング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8178174B2 (en) * 2002-08-08 2012-05-15 Kobe Steel, Ltd. Ag base alloy thin film and sputtering target for forming Ag base alloy thin film
EP3059149A1 (en) 2015-02-18 2016-08-24 Honda Motor Co., Ltd. Front structure of straddle-type vehicle

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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