JPH05201105A - ペ−ジプリンタ - Google Patents
ペ−ジプリンタInfo
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- JPH05201105A JPH05201105A JP4038632A JP3863292A JPH05201105A JP H05201105 A JPH05201105 A JP H05201105A JP 4038632 A JP4038632 A JP 4038632A JP 3863292 A JP3863292 A JP 3863292A JP H05201105 A JPH05201105 A JP H05201105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- correction
- pattern
- data
- bit data
- image
- Prior art date
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- Granted
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- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ページプリンタにおける補正量の適否を視覚
的に判定できるようにすること。 【構成】 印刷すべきビットデータを格納するイメージ
バッファ23と、イメージバッファから読み出されたデ
ータを色々な選択されたモードで補正してレーザビーム
変調手段17に出力するビットデータ補正手段25と、
レーザビームによりトナー像を形成して記録画像を出力
する電子写真機構と、テストパターン印刷指令釦30が
押下された時、矩形波状パターンを表すビットデータを
イメージバッファ23に出力するパターン記憶手段26
を備える。テストパターン印刷指令釦30を押下する
と、矩形波状パターンが今選択された補正モードで補正
を受けて印刷される。補正の形態は、矩形波状パターン
を構成している線分の段差部に顕著に現れるから、補正
の程度に応じて段差部にコントラストが付くことにな
り、したがってテストパターンを視覚検査することによ
り補正の適否を判断することができる。
的に判定できるようにすること。 【構成】 印刷すべきビットデータを格納するイメージ
バッファ23と、イメージバッファから読み出されたデ
ータを色々な選択されたモードで補正してレーザビーム
変調手段17に出力するビットデータ補正手段25と、
レーザビームによりトナー像を形成して記録画像を出力
する電子写真機構と、テストパターン印刷指令釦30が
押下された時、矩形波状パターンを表すビットデータを
イメージバッファ23に出力するパターン記憶手段26
を備える。テストパターン印刷指令釦30を押下する
と、矩形波状パターンが今選択された補正モードで補正
を受けて印刷される。補正の形態は、矩形波状パターン
を構成している線分の段差部に顕著に現れるから、補正
の程度に応じて段差部にコントラストが付くことにな
り、したがってテストパターンを視覚検査することによ
り補正の適否を判断することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷すべきデータをド
ットマトリックスからなるイメージデータに展開し、こ
のデータにより変調されたレーザビームにより感光体ド
ラムを走査する電子写真法を用いたページプリンタに関
する。
ットマトリックスからなるイメージデータに展開し、こ
のデータにより変調されたレーザビームにより感光体ド
ラムを走査する電子写真法を用いたページプリンタに関
する。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタは、光点径の小さ
なレーザビームを印刷すべき画像に対応したドットイメ
ージデータで変調して感光体ドラムを露光し、形成され
た潜像をトナーで現像することによりトナー像を形成
し、このトナー像を記録用紙に転写して印刷するように
構成され、ドットインパクト式プリンタ等のドットマト
リックス型プリンタに較べて高い解像度を備えており、
この結果、文字や画像を高い品質で印刷することができ
る。しかしながら、もともと印刷画像がドットの集合に
より構成されているため、印刷画像をドット単位でしか
表現できず、特に斜線や曲線の輪郭部分に解像度に依存
した微小な段差部や凹凸が発生することになる。このよ
うな問題を解消し、より高い印刷品質を求める場合に
は、レーザの発光時間を微小な単位に分割制御すること
で各ドットをさらに複数に分割して、折れ曲がり部分を
滑らかに表現する、いわゆるパルス幅変調を用いた補正
手法も実用化されている(米国特許第4,847,641号明細
書)。すなわち、図11に示したように水平線や垂直線
に対して角度を有する直線や、輪郭線を構成するドット
のサイズを、周囲のドットと滑らかに繋がるサイズに変
更したり(同図I)、ドットの中心位置をずらせたり
(III)、さらには段差部に別のドットを付加したり
(同図III)することが行なわれている。しかしなが
ら、レーザビームにより感光体ドラムに書込まれた潜像
は、常に一定している訳ではなく、レーザビームの光点
の形状や、トナーの帯電量、感度に代表される感光体ド
ラムの静電特性などにより種々に変化し、さらにはこの
潜像を現像することによって得られるトナー像は、潜像
の形状ばかりでなく、トナーの現像特性やトナーと感光
体ドラムとの電位差、さらには周囲の温度や時間経過と
ともに変化する。それゆえ、単一の補正手法しか用意さ
れていない場合には、このような変動を補正することが
できず、印字品質の低下を招くということになる。この
ために複数の補正モードを用意しておき、変動状態に合
せて最適な補正モードを選択するようにしたページプリ
ンタも実用化されている。
なレーザビームを印刷すべき画像に対応したドットイメ
ージデータで変調して感光体ドラムを露光し、形成され
た潜像をトナーで現像することによりトナー像を形成
し、このトナー像を記録用紙に転写して印刷するように
構成され、ドットインパクト式プリンタ等のドットマト
リックス型プリンタに較べて高い解像度を備えており、
この結果、文字や画像を高い品質で印刷することができ
る。しかしながら、もともと印刷画像がドットの集合に
より構成されているため、印刷画像をドット単位でしか
表現できず、特に斜線や曲線の輪郭部分に解像度に依存
した微小な段差部や凹凸が発生することになる。このよ
うな問題を解消し、より高い印刷品質を求める場合に
は、レーザの発光時間を微小な単位に分割制御すること
で各ドットをさらに複数に分割して、折れ曲がり部分を
滑らかに表現する、いわゆるパルス幅変調を用いた補正
手法も実用化されている(米国特許第4,847,641号明細
書)。すなわち、図11に示したように水平線や垂直線
に対して角度を有する直線や、輪郭線を構成するドット
のサイズを、周囲のドットと滑らかに繋がるサイズに変
更したり(同図I)、ドットの中心位置をずらせたり
(III)、さらには段差部に別のドットを付加したり
(同図III)することが行なわれている。しかしなが
ら、レーザビームにより感光体ドラムに書込まれた潜像
は、常に一定している訳ではなく、レーザビームの光点
の形状や、トナーの帯電量、感度に代表される感光体ド
ラムの静電特性などにより種々に変化し、さらにはこの
潜像を現像することによって得られるトナー像は、潜像
の形状ばかりでなく、トナーの現像特性やトナーと感光
体ドラムとの電位差、さらには周囲の温度や時間経過と
ともに変化する。それゆえ、単一の補正手法しか用意さ
れていない場合には、このような変動を補正することが
できず、印字品質の低下を招くということになる。この
ために複数の補正モードを用意しておき、変動状態に合
せて最適な補正モードを選択するようにしたページプリ
ンタも実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電子写真式ペ
ージプリンタは、インパクト式プリンタ等他の型式のプ
リンタに比較してその印字品質が元々極めて高いため、
上記変動に基づく印字品質の劣化や変化を判定し、複数
の補正モードから最適なものを簡便に選択することが困
難であるという不都合がある。本発明はこのような事情
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は最適な補正量を簡便に知ることができるテストパター
ンを印刷する機能を備えたページプリンタを提供するこ
とにある。
ージプリンタは、インパクト式プリンタ等他の型式のプ
リンタに比較してその印字品質が元々極めて高いため、
上記変動に基づく印字品質の劣化や変化を判定し、複数
の補正モードから最適なものを簡便に選択することが困
難であるという不都合がある。本発明はこのような事情
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は最適な補正量を簡便に知ることができるテストパター
ンを印刷する機能を備えたページプリンタを提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては印刷すべきビットデータを格
納するイメージメモリと、前記データを色々な補正形態
で補正してレーザビーム変調手段に出力するビットデー
タ補正手段と、前記変調手段で変調されたレーザビーム
によりトナー像を形成し、前記トナー像を記録用紙に転
写して記録画像を出力する電子写真機構と、テストパタ
ーン印刷指令が出力されたとき、矩形波状パターンを表
すビットデータを前記イメージメモリに出力するパター
ン記憶手段を備えるようにした。
るために本発明においては印刷すべきビットデータを格
納するイメージメモリと、前記データを色々な補正形態
で補正してレーザビーム変調手段に出力するビットデー
タ補正手段と、前記変調手段で変調されたレーザビーム
によりトナー像を形成し、前記トナー像を記録用紙に転
写して記録画像を出力する電子写真機構と、テストパタ
ーン印刷指令が出力されたとき、矩形波状パターンを表
すビットデータを前記イメージメモリに出力するパター
ン記憶手段を備えるようにした。
【0005】
【作用】テストパターン印刷指令が出力されたとき、パ
ターン記憶手段の矩形波状パターンをデータ補正手段に
より補正させて印刷させる。この結果、段差部を補正し
た後の印刷状態が複数用意された補正モードの違いによ
り変化し、これに伴い矩形波状パターン全体の濃度が変
化してテストパターンの内、補正が掛からない部分に対
してコントラストが付くことになる。したがって、この
コントラストの相違が一番小さくなる補正モードを選択
することにより、ページプリンタの印刷品質を最大限に
引出すことができる。
ターン記憶手段の矩形波状パターンをデータ補正手段に
より補正させて印刷させる。この結果、段差部を補正し
た後の印刷状態が複数用意された補正モードの違いによ
り変化し、これに伴い矩形波状パターン全体の濃度が変
化してテストパターンの内、補正が掛からない部分に対
してコントラストが付くことになる。したがって、この
コントラストの相違が一番小さくなる補正モードを選択
することにより、ページプリンタの印刷品質を最大限に
引出すことができる。
【0006】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。図2は、本発明の一実施例を示す
ものであって、感光体ドラム1は、図中矢印Aにより示
す方向にモータにより駆動されるドラムの表面に光導電
材料層を形成して構成されている。感光体ドラム1は、
印刷データの書込みを受ける前に、その表面に残留して
いるトナーをゴム製のブレード2により除去され、また
残留している電荷をイレーズランプ3からの均一な光照
射により放電されて除去されている。清掃後、感光体ド
ラム1は帯電ユニット4で発生したイオンの供給を受け
て一定の負極性の表面電位に帯電される。このような準
備が終了した段階で、感光体ドラム1は、レーザビーム
発生手段5からのレーザビームの照射を受けて選択され
た領域にデータの書込が行われる。
に基づいて説明する。図2は、本発明の一実施例を示す
ものであって、感光体ドラム1は、図中矢印Aにより示
す方向にモータにより駆動されるドラムの表面に光導電
材料層を形成して構成されている。感光体ドラム1は、
印刷データの書込みを受ける前に、その表面に残留して
いるトナーをゴム製のブレード2により除去され、また
残留している電荷をイレーズランプ3からの均一な光照
射により放電されて除去されている。清掃後、感光体ド
ラム1は帯電ユニット4で発生したイオンの供給を受け
て一定の負極性の表面電位に帯電される。このような準
備が終了した段階で、感光体ドラム1は、レーザビーム
発生手段5からのレーザビームの照射を受けて選択され
た領域にデータの書込が行われる。
【0007】レーザビームは、図3に示したようにレー
ザダイオード6を発光させるために供給される電力を、
印刷すべきデータに一致させてONーOFFすることに
より変調される。レーザダイオード6からのレーザビー
ム7は、コリメータレンズ8によりコリメートされた
後、走査ミーラ9に収束される。走査ミラー9は、図中
符号Bで示す方向に回転するモータ10により図中符号
Cの方向にレーザビームを水平方向に移動させて感光体
ドラム1の表面を水平方向に走査する。
ザダイオード6を発光させるために供給される電力を、
印刷すべきデータに一致させてONーOFFすることに
より変調される。レーザダイオード6からのレーザビー
ム7は、コリメータレンズ8によりコリメートされた
後、走査ミーラ9に収束される。走査ミラー9は、図中
符号Bで示す方向に回転するモータ10により図中符号
Cの方向にレーザビームを水平方向に移動させて感光体
ドラム1の表面を水平方向に走査する。
【0008】レーザビームが感光体ドラム1の長さだけ
走査する間に、感光体ドラム1も矢印Dの方向に回転し
ているため、感光体ドラム1は、その記録用紙に相当す
る面がラスタイメージで覆われることになる。走査ミラ
ー9を駆動するモータ10と感光体ドラム1を駆動する
モータの回転速度とが同期するように設定されているの
で、レーザビームの1回毎の走査は、所定の間隔、例え
ば1/300インチだけ周方向にずれて、垂直方向にドット
が繋がる程度にオフセットされていく。またレーザダイ
オード6は、必要とする解像度、例えば感光体ドラム1
の表面を1インチ(25.4mm)進む間に、修正用デ
ータを形成するのに必要となる解像度、例えばイメージ
バッファから出力される1つのドットを1/300インチで
印刷する場合には、これの4倍の解像度で修正するため
にレーザビームが1インチ進む時間に1200回のON
ーOFFを受けるようになっている。これにより、感光
体ドラム全体としては実質的に周方向300DPI×水
平方向1200DPIの解像度での印刷が可能となる。
走査する間に、感光体ドラム1も矢印Dの方向に回転し
ているため、感光体ドラム1は、その記録用紙に相当す
る面がラスタイメージで覆われることになる。走査ミラ
ー9を駆動するモータ10と感光体ドラム1を駆動する
モータの回転速度とが同期するように設定されているの
で、レーザビームの1回毎の走査は、所定の間隔、例え
ば1/300インチだけ周方向にずれて、垂直方向にドット
が繋がる程度にオフセットされていく。またレーザダイ
オード6は、必要とする解像度、例えば感光体ドラム1
の表面を1インチ(25.4mm)進む間に、修正用デ
ータを形成するのに必要となる解像度、例えばイメージ
バッファから出力される1つのドットを1/300インチで
印刷する場合には、これの4倍の解像度で修正するため
にレーザビームが1インチ進む時間に1200回のON
ーOFFを受けるようになっている。これにより、感光
体ドラム全体としては実質的に周方向300DPI×水
平方向1200DPIの解像度での印刷が可能となる。
【0009】このようにしてレーザビームによる書込み
が終了すると、レーザビームの照射を受けなかった部分
は、依然として負の高い電圧を維持し、また照射を受け
た部分は帯電粒子を放電して負の低い電圧に降下する。
現像ユニット11では、感光体ドラム表面の電位差に基
づいて、書込が行なわれた部分にだけトナースリーブ1
2によりトナーを摺り付けて選択的にトナーを吸着さ
せ、潜像をトナーイメージに変換する。転写ユニット1
3では、感光体ドラム表面のトナーイメージを記録用紙
に転写する。記録用紙は、感光体ドラム1に接触しなが
ら感光体ドラム1の周速度と同一の速度で搬送され、記
録用紙の裏面から印加されている電界により感光体ドラ
ム1のトナーを引寄せて表面に吸着する。感光体ドラム
1はそのまま更に回転して前述の清掃工程を受けて次の
静電像を形成するための準備を行なう。熱定着ユニット
14では、記録用紙に転写されたトナー像を熱溶融させ
て記録用紙に固定する。熱定着ユニット14は、ローラ
15内にヒータ16を内蔵させて構成されており、記録
用紙のトナー像を加圧しながら加熱して、トナー粒子を
溶融させて記録用紙に溶着させるようになっている。
が終了すると、レーザビームの照射を受けなかった部分
は、依然として負の高い電圧を維持し、また照射を受け
た部分は帯電粒子を放電して負の低い電圧に降下する。
現像ユニット11では、感光体ドラム表面の電位差に基
づいて、書込が行なわれた部分にだけトナースリーブ1
2によりトナーを摺り付けて選択的にトナーを吸着さ
せ、潜像をトナーイメージに変換する。転写ユニット1
3では、感光体ドラム表面のトナーイメージを記録用紙
に転写する。記録用紙は、感光体ドラム1に接触しなが
ら感光体ドラム1の周速度と同一の速度で搬送され、記
録用紙の裏面から印加されている電界により感光体ドラ
ム1のトナーを引寄せて表面に吸着する。感光体ドラム
1はそのまま更に回転して前述の清掃工程を受けて次の
静電像を形成するための準備を行なう。熱定着ユニット
14では、記録用紙に転写されたトナー像を熱溶融させ
て記録用紙に固定する。熱定着ユニット14は、ローラ
15内にヒータ16を内蔵させて構成されており、記録
用紙のトナー像を加圧しながら加熱して、トナー粒子を
溶融させて記録用紙に溶着させるようになっている。
【0010】図1は印刷データに対応したドットパター
ンデータを修正して光制御装置や感光体ドラム等の機構
の動作を制御する制御装置の一実施例を示すものであっ
て、インターフェイス21を介してホスト装置から入力
したコード信号をビットマップイメージに変換するため
のキャラクタジェネレータを内蔵したビットデータ発生
手段22と、ビットマップパターンとして直接入力する
画像データや、ビットデータ発生手段22からのビット
マップデータを格納するイメージバッファ23と、イメ
ージバッファ23に格納されているビットデータを、補
正モード選択手段24により選択されている補正モード
で補正してレーザビーム変調手段17に出力するビット
データ補正手段25を備えている。
ンデータを修正して光制御装置や感光体ドラム等の機構
の動作を制御する制御装置の一実施例を示すものであっ
て、インターフェイス21を介してホスト装置から入力
したコード信号をビットマップイメージに変換するため
のキャラクタジェネレータを内蔵したビットデータ発生
手段22と、ビットマップパターンとして直接入力する
画像データや、ビットデータ発生手段22からのビット
マップデータを格納するイメージバッファ23と、イメ
ージバッファ23に格納されているビットデータを、補
正モード選択手段24により選択されている補正モード
で補正してレーザビーム変調手段17に出力するビット
データ補正手段25を備えている。
【0011】このビットデータ補正手段25は、感光体
ドラム1の周方向に1ドット分の段差を有する画像を4
つのモードI、II、III、IVで補正する機能を備
えている。第1のモードIは、ビットデータに補正を一
切行なうことなく、イメージバッファ23のデータをそ
のまま印刷させるモードである(図4(イ)のI)。第
2のモードIIは、感光体ドラム1の感度が既定値より
も高い場合や、ユーザの好みで現像バイアス電圧が高く
設定されていて濃度の高い印刷を行なわせる場合に選択
されるもので、段差部を構成するドットをそれぞれ
D3、D4という小さなドットに置き換えて高い濃度に関
わりなく段差部が太るのを防止する補正手法である(図
4(イ)のII)。第3の補正モードIIIは、感光体
ドラム1の感度や現像バイアスなどの条件が設計時のほ
ぼ既定値を維持している場合に、最も高い品質の印刷を
可能ならしめるもので、段差部を構成しているドットを
第2の補正モードにおけるドットD1、D2よりも主走査
方向に若干長目のサイズのドットD3、D4に置き換えて
可能な限り段差部を滑らかにする手法である(図4
(イ)のIII)。第4の補正モードIVは、感光体ド
ラムの感度が低い場合や、ユーザの好みで現像バイアス
が小さく設定された場合のように印刷濃度が低い場合に
選択されるもので、段差部を構成するドットを第3の補
正モードのドットD3、D4に比較して主走査方向にさら
に長めにしたドットD5、D6に置き換えて、濃度低下に
よる段差部の細りを防止する手法である(図4(イ)の
IV)。これら第2及至第4の補正モードが的確に選択
された場合には、同図Vに示したように段差部が滑らか
な曲線により接続され、極めて高い品質での印刷が実現
されることになる。なお、レーザプリンタの解像度は本
質的に主走査方向(レーザビームの走査方向)、副走査
方向共に300DPIではあるが、主走査方向の1ドッ
ト当たりの発光時間を正規のドットの時間を1/4(図
6(ロ)Iの),2/4(図6(ロ)Iの),3/
4(図6(ロ)Iの)、及び4/4(図6(ロ)Iの
)に調整することにより同図(ロ)のIIに示したよ
うに正規ドットの1/4,2/4,3/4、及び4/4
のサイズのドットを形成させて主走査方向の解像度だけ
を実質的に1200DPIに向上させることにより、上
記各サイズのドットD1及至D6を発生させている。
ドラム1の周方向に1ドット分の段差を有する画像を4
つのモードI、II、III、IVで補正する機能を備
えている。第1のモードIは、ビットデータに補正を一
切行なうことなく、イメージバッファ23のデータをそ
のまま印刷させるモードである(図4(イ)のI)。第
2のモードIIは、感光体ドラム1の感度が既定値より
も高い場合や、ユーザの好みで現像バイアス電圧が高く
設定されていて濃度の高い印刷を行なわせる場合に選択
されるもので、段差部を構成するドットをそれぞれ
D3、D4という小さなドットに置き換えて高い濃度に関
わりなく段差部が太るのを防止する補正手法である(図
4(イ)のII)。第3の補正モードIIIは、感光体
ドラム1の感度や現像バイアスなどの条件が設計時のほ
ぼ既定値を維持している場合に、最も高い品質の印刷を
可能ならしめるもので、段差部を構成しているドットを
第2の補正モードにおけるドットD1、D2よりも主走査
方向に若干長目のサイズのドットD3、D4に置き換えて
可能な限り段差部を滑らかにする手法である(図4
(イ)のIII)。第4の補正モードIVは、感光体ド
ラムの感度が低い場合や、ユーザの好みで現像バイアス
が小さく設定された場合のように印刷濃度が低い場合に
選択されるもので、段差部を構成するドットを第3の補
正モードのドットD3、D4に比較して主走査方向にさら
に長めにしたドットD5、D6に置き換えて、濃度低下に
よる段差部の細りを防止する手法である(図4(イ)の
IV)。これら第2及至第4の補正モードが的確に選択
された場合には、同図Vに示したように段差部が滑らか
な曲線により接続され、極めて高い品質での印刷が実現
されることになる。なお、レーザプリンタの解像度は本
質的に主走査方向(レーザビームの走査方向)、副走査
方向共に300DPIではあるが、主走査方向の1ドッ
ト当たりの発光時間を正規のドットの時間を1/4(図
6(ロ)Iの),2/4(図6(ロ)Iの),3/
4(図6(ロ)Iの)、及び4/4(図6(ロ)Iの
)に調整することにより同図(ロ)のIIに示したよ
うに正規ドットの1/4,2/4,3/4、及び4/4
のサイズのドットを形成させて主走査方向の解像度だけ
を実質的に1200DPIに向上させることにより、上
記各サイズのドットD1及至D6を発生させている。
【0012】26は、テストパターン記憶回路で、補正
モード選択後にテスト印刷指令釦30が押下されると、
パターン呼出手段27により読み出され、ビットデータ
発生手段22により後述するテスト用のパターンを表す
データを格納して構成されている。なお、図中符号31
は、ビットデータ補正手段25が備える複数の補正モー
ドの1つを選択するための補正モード選択釦を示す。
モード選択後にテスト印刷指令釦30が押下されると、
パターン呼出手段27により読み出され、ビットデータ
発生手段22により後述するテスト用のパターンを表す
データを格納して構成されている。なお、図中符号31
は、ビットデータ補正手段25が備える複数の補正モー
ドの1つを選択するための補正モード選択釦を示す。
【0013】図5は、前述したテストパターンの一実施
例を模式的に示したものであって、全画像エリア40の
一部に矩形状の窓領域41が設けられ、窓領域41の外
側には1ドット程度の太さを備えた水平線42,42,
42‥‥を一定の間隔で描画できる第1のデータを、ま
た窓領域41には水平方向の長さが1mm程度の周期で副
走査方向に1ドット分ずれた矩形波状のパターン43,
43,43‥‥を一定間隔で描画できる第2のデータを
格納させて構成されている。この第2のデータは、図6
に示したように水平線を7ドットで表現し、上下方向に
1ドット文の段差Fを持つ矩形波状の図形を副走査方向
に4ドットの周期で繰り返すように構成されている。
例を模式的に示したものであって、全画像エリア40の
一部に矩形状の窓領域41が設けられ、窓領域41の外
側には1ドット程度の太さを備えた水平線42,42,
42‥‥を一定の間隔で描画できる第1のデータを、ま
た窓領域41には水平方向の長さが1mm程度の周期で副
走査方向に1ドット分ずれた矩形波状のパターン43,
43,43‥‥を一定間隔で描画できる第2のデータを
格納させて構成されている。この第2のデータは、図6
に示したように水平線を7ドットで表現し、上下方向に
1ドット文の段差Fを持つ矩形波状の図形を副走査方向
に4ドットの周期で繰り返すように構成されている。
【0014】次にこのように構成した装置の動作につい
て説明する。印刷に先立って、テスト印刷指令釦30が
押下されると、テストパターン呼出手段27は、テスト
パターン記憶手段26からのテストパターンデータを読
み出してビットデータ発生手段22に出力する。これに
より図5に示したテストパターンがドットパターンとし
てイメージバッファ23に展開される。イメージバッフ
ァに格納されたテストパターンのデータは、通常の印刷
時と同様の手順で読み出されてビットデータ補正手段2
5に入力し、ビットデータ補正手段25に設定されてい
る補正モードでの補正を受けた後、変調手段17に出力
され、レーザダイオード6の出力光を変調する。レーザ
ビームの走査により感光体ドラムへのテストパターンの
潜像が形成し終わると、現在設定されている現像バイア
スにより規定される濃度でトナーが潜像に吸引され、次
いで記録用紙に転写され、さらにトナーが転写された記
録用紙が定着ユニット14に進入して表面のトナーが熱
溶着を受けるといった通常のゼログラフィ法による印刷
と同様の印刷プロセスを経て、テストパターンを印刷し
た記録用紙が排紙される。
て説明する。印刷に先立って、テスト印刷指令釦30が
押下されると、テストパターン呼出手段27は、テスト
パターン記憶手段26からのテストパターンデータを読
み出してビットデータ発生手段22に出力する。これに
より図5に示したテストパターンがドットパターンとし
てイメージバッファ23に展開される。イメージバッフ
ァに格納されたテストパターンのデータは、通常の印刷
時と同様の手順で読み出されてビットデータ補正手段2
5に入力し、ビットデータ補正手段25に設定されてい
る補正モードでの補正を受けた後、変調手段17に出力
され、レーザダイオード6の出力光を変調する。レーザ
ビームの走査により感光体ドラムへのテストパターンの
潜像が形成し終わると、現在設定されている現像バイア
スにより規定される濃度でトナーが潜像に吸引され、次
いで記録用紙に転写され、さらにトナーが転写された記
録用紙が定着ユニット14に進入して表面のトナーが熱
溶着を受けるといった通常のゼログラフィ法による印刷
と同様の印刷プロセスを経て、テストパターンを印刷し
た記録用紙が排紙される。
【0015】第1の補正モードでのテストパターンの印
刷が終了した段階で、補正モード選択釦31により次の
補正モードを選択し、次いでテストパターン印刷指令釦
30を押下する。これにより、前述した工程と同様の工
程により新しく選択された例えば第2の補正モードによ
るテストパターンが印刷される。このようにして内蔵し
ている補正モードによるテストパターン像を全て印刷さ
せた段階で、各記録用紙のテストパターンを視覚検査し
て窓領域41内の濃度と水平線42で表される領域の濃
度との間に最も濃度差が少ない、つまり両者のコントラ
ストの差が小さな補正モードを選択し、これを補正モー
ド選択釦31により設定する。
刷が終了した段階で、補正モード選択釦31により次の
補正モードを選択し、次いでテストパターン印刷指令釦
30を押下する。これにより、前述した工程と同様の工
程により新しく選択された例えば第2の補正モードによ
るテストパターンが印刷される。このようにして内蔵し
ている補正モードによるテストパターン像を全て印刷さ
せた段階で、各記録用紙のテストパターンを視覚検査し
て窓領域41内の濃度と水平線42で表される領域の濃
度との間に最も濃度差が少ない、つまり両者のコントラ
ストの差が小さな補正モードを選択し、これを補正モー
ド選択釦31により設定する。
【0016】すなわち、補正を行なわない第1のモード
ではパターン記憶手段26に格納されている通りのパタ
ーンがそのまま印刷出力される(図7のI、図8の
I)。第2のモードによる補正が行なわれた場合には、
段差部近傍のドットのサイズが縮小されたものが出力さ
れる(図7のII、図8のII)。また第3のモ−ドに
よる補正が行なわれた場合には段差部近傍に小さなドッ
トを付加したものが出力される(図7のIII、図8の
III)。さらには第4のモ−ドによる補正が選択され
た場合には段差部に比較的大きなドットを付加したもの
が出力される(図7のIV、図8のIV)。このような
複数の補正モードの内、感光体ドラム1の感度や現像バ
イアス電圧の設定が既定値のとき、印刷すべきデータの
段差部を痩せさせた第2の補正モードを選択した場合
(図4のII)には段差部が波頭部に較べて痩せたるた
め、テストパターンの窓領域41が周囲に比較して濃度
が低下し、コントラストが変化することになり目立つよ
うになる。また反対に段差部Fのドットを大きくする第
4のモードでの補正を選択すると(図4のIV)、この
部分が太って窓領域41が周囲に比較して濃度が上昇
し、コントラストが付くことになる。一方、最適な第3
の補正モードが選択されている場合(この実施例では図
4のIII)には、テストパターンの段差部が両側の波
頭部と滑らかに繋がることになるから、濃度差に起因す
るコントラストが生ぜず、したがって窓領域41が周囲
に隠されることになる。したがって、テストパターンの
像が最も目立たない補正モードを選択しさえすれば、印
刷装置が備えている最高の印刷品質を引出すことができ
る。
ではパターン記憶手段26に格納されている通りのパタ
ーンがそのまま印刷出力される(図7のI、図8の
I)。第2のモードによる補正が行なわれた場合には、
段差部近傍のドットのサイズが縮小されたものが出力さ
れる(図7のII、図8のII)。また第3のモ−ドに
よる補正が行なわれた場合には段差部近傍に小さなドッ
トを付加したものが出力される(図7のIII、図8の
III)。さらには第4のモ−ドによる補正が選択され
た場合には段差部に比較的大きなドットを付加したもの
が出力される(図7のIV、図8のIV)。このような
複数の補正モードの内、感光体ドラム1の感度や現像バ
イアス電圧の設定が既定値のとき、印刷すべきデータの
段差部を痩せさせた第2の補正モードを選択した場合
(図4のII)には段差部が波頭部に較べて痩せたるた
め、テストパターンの窓領域41が周囲に比較して濃度
が低下し、コントラストが変化することになり目立つよ
うになる。また反対に段差部Fのドットを大きくする第
4のモードでの補正を選択すると(図4のIV)、この
部分が太って窓領域41が周囲に比較して濃度が上昇
し、コントラストが付くことになる。一方、最適な第3
の補正モードが選択されている場合(この実施例では図
4のIII)には、テストパターンの段差部が両側の波
頭部と滑らかに繋がることになるから、濃度差に起因す
るコントラストが生ぜず、したがって窓領域41が周囲
に隠されることになる。したがって、テストパターンの
像が最も目立たない補正モードを選択しさえすれば、印
刷装置が備えている最高の印刷品質を引出すことができ
る。
【0017】ところで、窓領域に印刷する矩形波状の波
頭の主走査方向の長さを2ドット以下や11ドット以上
に設定すると、補正による印刷状態の変化が認識し難く
なることが確認された。また、副走査方向の繰り返し周
期を3ドット以下にすると、紙送り機構の影響を受けて
補正量以外の要因に起因したコントラストが生じるよう
になり、また6ドット以上に選択すると、補正量の不適
合によるコントラストの発生が認識し難くなるという問
題がある。以上の結果から波頭部の線分長が3ドット及
至10ドットとしこれを副走査方向に1ドット分ずらせ
たものを、副走査方向に4ドット及至5ドットの周期で
繰り返すパターンが最適であることが確認できた。な
お、この実施例においては第3の補正モードが最適な場
合を例にとって説明したが、感光体ドラムの感度特性
や、レーザ光のスポット形状や、トナーの現像特性、さ
らには現像バイアス電圧などにより他の第2、第4の補
正モードが最適となる場合もある。
頭の主走査方向の長さを2ドット以下や11ドット以上
に設定すると、補正による印刷状態の変化が認識し難く
なることが確認された。また、副走査方向の繰り返し周
期を3ドット以下にすると、紙送り機構の影響を受けて
補正量以外の要因に起因したコントラストが生じるよう
になり、また6ドット以上に選択すると、補正量の不適
合によるコントラストの発生が認識し難くなるという問
題がある。以上の結果から波頭部の線分長が3ドット及
至10ドットとしこれを副走査方向に1ドット分ずらせ
たものを、副走査方向に4ドット及至5ドットの周期で
繰り返すパターンが最適であることが確認できた。な
お、この実施例においては第3の補正モードが最適な場
合を例にとって説明したが、感光体ドラムの感度特性
や、レーザ光のスポット形状や、トナーの現像特性、さ
らには現像バイアス電圧などにより他の第2、第4の補
正モードが最適となる場合もある。
【0018】図9は、本発明の第2実施例を示すもので
あって、図中符号50は、テストパターン呼出手段で、
ビットデータ補正手段25が備えている数と同じ回数だ
け、時間間隔をおいてパターン記憶回路26からデータ
を読み出すものである。51は、補正モード切替手段
で、イメージバッファ23に展開されている1つのテス
トパターンの出力が終わる度毎に順次、補正モード選択
手段24に信号を出力して補正モードを切替えるように
構成されている。
あって、図中符号50は、テストパターン呼出手段で、
ビットデータ補正手段25が備えている数と同じ回数だ
け、時間間隔をおいてパターン記憶回路26からデータ
を読み出すものである。51は、補正モード切替手段
で、イメージバッファ23に展開されている1つのテス
トパターンの出力が終わる度毎に順次、補正モード選択
手段24に信号を出力して補正モードを切替えるように
構成されている。
【0019】この実施例において、印刷に先立って、テ
スト印刷指令釦30が押下されると、テストパターン呼
出手段50は、テストパターン記憶手段26からのテス
トパターンデータを読み出してビットデータ発生手段2
6に出力する。これによりテストパターンに対応するド
ットパターンがイメージバッファ23に展開される。一
定時間の経過後、再びテストパターン呼出手段50はこ
のドットパターンは、テストパターン記憶手段26から
のテストパターンデータを読み出して、紙送り方向に第
2のテストパターンをイメージバッファ23に展開す
る。このようにして補正モードと同数のテストパターン
のイメージを展開し終えた時点で、イメージバッファ2
3から順番にデータが読み出される。
スト印刷指令釦30が押下されると、テストパターン呼
出手段50は、テストパターン記憶手段26からのテス
トパターンデータを読み出してビットデータ発生手段2
6に出力する。これによりテストパターンに対応するド
ットパターンがイメージバッファ23に展開される。一
定時間の経過後、再びテストパターン呼出手段50はこ
のドットパターンは、テストパターン記憶手段26から
のテストパターンデータを読み出して、紙送り方向に第
2のテストパターンをイメージバッファ23に展開す
る。このようにして補正モードと同数のテストパターン
のイメージを展開し終えた時点で、イメージバッファ2
3から順番にデータが読み出される。
【0020】これにより第1のテストパターンは、ビッ
トデータ補正手段25に入力し、ビットデータ補正手段
25に設定されている第1の補正モードでの補正を受け
た後、変調手段17に出力される。第1のテストパター
ンの印刷が終了して、イメージバッファ23の第2のテ
ストパターンが読み出される時点で、補正モード切替手
段51がビットデータ補正手段25の補正モードを別の
ものに切替える。これにより前述と同一のテストパター
ンが別の補正モードによる補正を受けて変調手段17に
出力される。以下、このようにして異なる補正モードに
よる補正を受けたテストパターンの潜像が順次、感光体
ドラムに形成される。
トデータ補正手段25に入力し、ビットデータ補正手段
25に設定されている第1の補正モードでの補正を受け
た後、変調手段17に出力される。第1のテストパター
ンの印刷が終了して、イメージバッファ23の第2のテ
ストパターンが読み出される時点で、補正モード切替手
段51がビットデータ補正手段25の補正モードを別の
ものに切替える。これにより前述と同一のテストパター
ンが別の補正モードによる補正を受けて変調手段17に
出力される。以下、このようにして異なる補正モードに
よる補正を受けたテストパターンの潜像が順次、感光体
ドラムに形成される。
【0021】この結果、記録用紙60には図10に示し
たように同一のテストパターンを異なるモードで補正し
た複数のパターンを1頁内に印刷することが可能とな
る。例えばパターン61は、前述の第2の補正モードで
の、パターン62は第3の補正モードでの、そしてパタ
ーン63は第4の補正モードでの補正結果を示すものと
して同一ページに印刷されることになる。この実施例に
よれば、プリンタに内蔵されている複数の補正モードで
の印刷結果を1回のテスト印刷で知ることができるばか
りでなく、同一面に記録させて最適な補正モードの判定
を容易に行なうことができる。
たように同一のテストパターンを異なるモードで補正し
た複数のパターンを1頁内に印刷することが可能とな
る。例えばパターン61は、前述の第2の補正モードで
の、パターン62は第3の補正モードでの、そしてパタ
ーン63は第4の補正モードでの補正結果を示すものと
して同一ページに印刷されることになる。この実施例に
よれば、プリンタに内蔵されている複数の補正モードで
の印刷結果を1回のテスト印刷で知ることができるばか
りでなく、同一面に記録させて最適な補正モードの判定
を容易に行なうことができる。
【0022】なお、この実施例においては、印刷すべき
ドットマトリックスデータに対する補正機能を備えたも
のに例を採って説明したが、現像バイアスや、光ビーム
機構等のように印刷濃度の調整機構しか備えないものに
適用することにより、現像濃度を簡単に最適な値に設定
することが可能となる。
ドットマトリックスデータに対する補正機能を備えたも
のに例を採って説明したが、現像バイアスや、光ビーム
機構等のように印刷濃度の調整機構しか備えないものに
適用することにより、現像濃度を簡単に最適な値に設定
することが可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
印刷データを色々な補正形態で補正してレーザビーム変
調手段に出力するビットデータ補正手段と、補正された
データを記録用紙に転写して記録画像を出力する電子写
真機構とを備え、テストパターン印刷指令が出力された
とき、パターン記憶手段の矩形波状パターンをデータ補
正手段により補正させて印刷させるようにしたので、補
正モードの違いによる印刷結果の微妙な相違をコントラ
ストの違いとして表現することができて、最適な補正モ
ードを簡単に見つけることができ、ページプリンタの印
刷品質を最大限に引出すことができる。また、本発明に
おいてはテストパターンとして矩形波状の線分を用いる
ようにしたので、印刷結果に影響を及ぼさない程度の補
正量の差異については、テストパターンに印刷結果とし
て表現しないため、補正モードの選択に無用の混乱を与
える事がない。
印刷データを色々な補正形態で補正してレーザビーム変
調手段に出力するビットデータ補正手段と、補正された
データを記録用紙に転写して記録画像を出力する電子写
真機構とを備え、テストパターン印刷指令が出力された
とき、パターン記憶手段の矩形波状パターンをデータ補
正手段により補正させて印刷させるようにしたので、補
正モードの違いによる印刷結果の微妙な相違をコントラ
ストの違いとして表現することができて、最適な補正モ
ードを簡単に見つけることができ、ページプリンタの印
刷品質を最大限に引出すことができる。また、本発明に
おいてはテストパターンとして矩形波状の線分を用いる
ようにしたので、印刷結果に影響を及ぼさない程度の補
正量の差異については、テストパターンに印刷結果とし
て表現しないため、補正モードの選択に無用の混乱を与
える事がない。
【図1】本発明のページプリンタに用いる制御装置の一
実施例を示すブロック図である。
実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す装置の構成図である。
【図3】同上装置における潜像形成機構の一実施例を示
す図である。
す図である。
【図4】同図(イ)のI及至Vは、それぞれ同上装置に
用いられている補正手段が備えている補正モードを示す
説明図であり、また同図(ロ)のI及至IIは異なるサ
イズのドットを形成するための手法を示す図である。
用いられている補正手段が備えている補正モードを示す
説明図であり、また同図(ロ)のI及至IIは異なるサ
イズのドットを形成するための手法を示す図である。
【図5】テストパターンの一実施例を拡大して示す図で
ある。
ある。
【図6】テストパターンをドットマトリックスにより表
した説明図である。
した説明図である。
【図7】同図I及至IVは、それぞれテストパターンに
異なるモードでの補正を実施して印刷させたテストパタ
ーンの印刷結果を示す図である。
異なるモードでの補正を実施して印刷させたテストパタ
ーンの印刷結果を示す図である。
【図8】同図I及至IVは、それぞれ印刷されたテスト
パターンを拡大して示す図である。
パターンを拡大して示す図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す装置の構成図であ
る。
る。
【図10】第2実施例の装置によるテストパターンの印
刷結果を模式的に示す図である。
刷結果を模式的に示す図である。
【図11】同図I及至IIIは、それぞれ段差部を滑ら
かに印刷するための補正の原理を示す図である。
かに印刷するための補正の原理を示す図である。
1 感光体ドラム 2 ブレード 3 イレーズランプ 4 帯電ユニット 5 レーザビーム発生手段 14 熱定着ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/04 116 9122−2H H04N 1/23 103 Z 9186−5C 1/29 Z 9186−5C
Claims (2)
- 【請求項1】 印刷すべきビットデータを格納するイメ
ージメモリと、前記データを色々な補正形態で補正して
レーザビーム変調手段に出力するビットデータ補正手段
と、前記変調手段で変調されたレーザビームによりトナ
ー像を形成し、前記トナー像を記録用紙に転写して記録
画像を出力する電子写真機構と、テストパターン印刷指
令が出力されたとき、矩形波状パターンを表すビットデ
ータを前記イメージメモリに出力するパターン記憶手段
を備えてなるページプリンタ。 - 【請求項2】 前記窓領域は、波頭部が3ドット及至1
0ドットの線分を副走査方向に1ドット分ずらせ、かつ
4ドット及至5ドットの周期で副走査方向に繰り返すよ
うに構成されている請求項1のページプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03863292A JP3191824B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | ページプリンタ、及びページプリンタの印刷濃度補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03863292A JP3191824B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | ページプリンタ、及びページプリンタの印刷濃度補正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05201105A true JPH05201105A (ja) | 1993-08-10 |
JP3191824B2 JP3191824B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=12530619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03863292A Expired - Fee Related JP3191824B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | ページプリンタ、及びページプリンタの印刷濃度補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3191824B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009060246A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
WO2015129906A1 (en) * | 2014-02-27 | 2015-09-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having light scanning apparatus |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP03863292A patent/JP3191824B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009060246A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
WO2015129906A1 (en) * | 2014-02-27 | 2015-09-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having light scanning apparatus |
JP2015161775A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US9835972B2 (en) | 2014-02-27 | 2017-12-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having light scanning apparatus, and including a plurality of image formation modes |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3191824B2 (ja) | 2001-07-23 |
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