JPH0520080Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0520080Y2 JPH0520080Y2 JP12702986U JP12702986U JPH0520080Y2 JP H0520080 Y2 JPH0520080 Y2 JP H0520080Y2 JP 12702986 U JP12702986 U JP 12702986U JP 12702986 U JP12702986 U JP 12702986U JP H0520080 Y2 JPH0520080 Y2 JP H0520080Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control circuit
- speed
- vehicle
- balance
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Stereophonic Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は車載用音響再生装置のバランスコント
ロール回路に関し車室内に設けた複数のスピーカ
より再生されるオーデイオ信号を乗車位置、車の
速度によつて総合的に制御するものである。
ロール回路に関し車室内に設けた複数のスピーカ
より再生されるオーデイオ信号を乗車位置、車の
速度によつて総合的に制御するものである。
従来の車載用音響再生装置のバランスコントロ
ール回路とフエダーコントロール回路では、任意
に設定したバランスコントロール位置とフエダー
コントロール位置は一定のままであり人の乗車位
置や車の速度によつて変化するものではなくその
ままでは車速や車室内における聴取位置の変化に
応じる事が出来ない。
ール回路とフエダーコントロール回路では、任意
に設定したバランスコントロール位置とフエダー
コントロール位置は一定のままであり人の乗車位
置や車の速度によつて変化するものではなくその
ままでは車速や車室内における聴取位置の変化に
応じる事が出来ない。
上記の従来例においては人の乗車位置や車の速
度の変化にバランスコントロール、フエダーコン
トロールが応じることが出来ず乗車している人の
耳に複数のスピーカから伝わるオーデイオ信号が
速度の変化や乗車位置の変化を受けることにより
変わるため、乗員にとつて聴感上最適な聴取状態
が損なわれてしまう。そして、周りの変化の状況
に応じてバランスコントロールとフエダーコント
ロールをその都度再設定することは面倒であり、
なお且つ運転者の安全運転を損なうものである。
度の変化にバランスコントロール、フエダーコン
トロールが応じることが出来ず乗車している人の
耳に複数のスピーカから伝わるオーデイオ信号が
速度の変化や乗車位置の変化を受けることにより
変わるため、乗員にとつて聴感上最適な聴取状態
が損なわれてしまう。そして、周りの変化の状況
に応じてバランスコントロールとフエダーコント
ロールをその都度再設定することは面倒であり、
なお且つ運転者の安全運転を損なうものである。
前記問題点を解決する為に本考案の車載用音響
再生装置は、車室内に設けた複数のスピーカより
再生するオーデイオ信号をバランスコントロール
回路とフエダーコントロール回路を用いて調整す
る車載用音響再生装置において、人の乗車位置を
検知する座席センサと車の速度を検知する速度セ
ンサと、前記座席センサより得られる座席センサ
信号のデータと、該速度センサより得られる速度
センサ信号のデータに基づいてバランスコントロ
ール回路とフエダーコントロール回路を制御する
バランス・フエダー制御回路とを備えた事を特徴
とする。
再生装置は、車室内に設けた複数のスピーカより
再生するオーデイオ信号をバランスコントロール
回路とフエダーコントロール回路を用いて調整す
る車載用音響再生装置において、人の乗車位置を
検知する座席センサと車の速度を検知する速度セ
ンサと、前記座席センサより得られる座席センサ
信号のデータと、該速度センサより得られる速度
センサ信号のデータに基づいてバランスコントロ
ール回路とフエダーコントロール回路を制御する
バランス・フエダー制御回路とを備えた事を特徴
とする。
バランスコントロール回路とフエダーコントロ
ール回路を介して車載用音響再生装置から出力さ
れるオーデイオ信号が、人の乗車位置を検知する
座席センサより得られる信号データと車の速度を
検出する速度センサより得られる信号データとに
基づいてバランス・フエダー制御回路によつて総
合的に制御されることになる。
ール回路を介して車載用音響再生装置から出力さ
れるオーデイオ信号が、人の乗車位置を検知する
座席センサより得られる信号データと車の速度を
検出する速度センサより得られる信号データとに
基づいてバランス・フエダー制御回路によつて総
合的に制御されることになる。
以下本考案の実施例を第１図及び第２図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第１図は本考案の１実施例構成図、第２図は本
考案は１実施例の基本動作説明図、第３図は本考
案の他の実施例における応用動作説明図を示す。
第１図において、音楽ソース１より出力された
Ｌ・Ｒ両チヤンネルから成るオーデイオ信号が、
バランスコントロール回路２を経て、フエダーコ
ントロール回路３を通り車室内に設けた複数のス
ピーカFL（前方左に設置）７−１、FR（前方右に
設置）７−２、RL（後方左に設置）７−３、RR
（後方右に設置）７−４により出力される。例え
ば車の各座席に設けたスイツチより成る座席セン
サ５で人の数とその乗車位置を検知し、また例え
ば車の速度計器に設けた速度センサ６で車の速度
を検出する。そして座席センサ５で得た座席セン
サ信号データと速度センサ６で得た速度センサ信
号データに基づいて、バランス・フエダー制御回
路４がバランスコントロール回路２を制御する事
により人の乗車位置に応じて左右から聴える音の
バランスを補正すると共にフエダーコントロール
回路３を制御する事により車の速度に応じて前後
から聴こえる音のバランスを補正し、たとえば車
室内に前後１組づつ設けた複数のスピーカから出
力されるオーデイオ信号を総合的に制御するもの
である。
考案は１実施例の基本動作説明図、第３図は本考
案の他の実施例における応用動作説明図を示す。
第１図において、音楽ソース１より出力された
Ｌ・Ｒ両チヤンネルから成るオーデイオ信号が、
バランスコントロール回路２を経て、フエダーコ
ントロール回路３を通り車室内に設けた複数のス
ピーカFL（前方左に設置）７−１、FR（前方右に
設置）７−２、RL（後方左に設置）７−３、RR
（後方右に設置）７−４により出力される。例え
ば車の各座席に設けたスイツチより成る座席セン
サ５で人の数とその乗車位置を検知し、また例え
ば車の速度計器に設けた速度センサ６で車の速度
を検出する。そして座席センサ５で得た座席セン
サ信号データと速度センサ６で得た速度センサ信
号データに基づいて、バランス・フエダー制御回
路４がバランスコントロール回路２を制御する事
により人の乗車位置に応じて左右から聴える音の
バランスを補正すると共にフエダーコントロール
回路３を制御する事により車の速度に応じて前後
から聴こえる音のバランスを補正し、たとえば車
室内に前後１組づつ設けた複数のスピーカから出
力されるオーデイオ信号を総合的に制御するもの
である。
第２図においては、第１図の構成図に基づいて
実際どの様に車室内に設けた複数のスピーカから
出力されるオーデイオ信号が調整される説明する
ために基本的な制御状態として図示したものであ
る。第２図Ａは、乗車位置が前席右側のみ（運転
車だけ）の場合で、人が右側にいる為左側の前後
に設けたスピーカから出る音を右側のスピーカよ
りも全体的に強める様にバランスコントロール回
路を制御するものである。第２図Ｂでは、車の速
度が低速の場合、通常運転者を含め前座席にいる
場合が多くスピーカから出る音が前から出力され
る方が聴き易く運転にあまり支障をきたさない
為、全体的に後方から出る音よりも前方から出る
音を強める様フエダーコントロール回路を制御す
るものである。逆に第２図Ｃでは、車の速度が高
速の場合、前方より出る音の方が後方より出る音
より強いと高速時の運転に支障をきたし、聴きに
くい為、全体的に前方より出る音よりも後方から
出る音を強める様にフエダーコントロール回路を
制御するものである。
実際どの様に車室内に設けた複数のスピーカから
出力されるオーデイオ信号が調整される説明する
ために基本的な制御状態として図示したものであ
る。第２図Ａは、乗車位置が前席右側のみ（運転
車だけ）の場合で、人が右側にいる為左側の前後
に設けたスピーカから出る音を右側のスピーカよ
りも全体的に強める様にバランスコントロール回
路を制御するものである。第２図Ｂでは、車の速
度が低速の場合、通常運転者を含め前座席にいる
場合が多くスピーカから出る音が前から出力され
る方が聴き易く運転にあまり支障をきたさない
為、全体的に後方から出る音よりも前方から出る
音を強める様フエダーコントロール回路を制御す
るものである。逆に第２図Ｃでは、車の速度が高
速の場合、前方より出る音の方が後方より出る音
より強いと高速時の運転に支障をきたし、聴きに
くい為、全体的に前方より出る音よりも後方から
出る音を強める様にフエダーコントロール回路を
制御するものである。
尚、上記実施例においてバランスコントロール
とフエダーコントロールを別個に調整する様に構
成したが１つのコントロール部により４つのスピ
ーカから出力される音量を独立に調整するように
することもできる。第３図はそのように独立に調
整できるようにした場合の調整例を示した。
とフエダーコントロールを別個に調整する様に構
成したが１つのコントロール部により４つのスピ
ーカから出力される音量を独立に調整するように
することもできる。第３図はそのように独立に調
整できるようにした場合の調整例を示した。
第３図Ａは、乗員位置は前席右と後席左でかつ
車の速度は高速の場合を示し、このときには後方
より出る音は前方より出る音より強め、且つ前方
左より出る音は前方右より強めなお且つ後方右よ
り出る音は後方左より出る音より強める様に制御
するものである。第３図Ｂは、乗員位置は前席右
と左で車の速度は高速の場合を示し、この時には
後方より出る音は前方より出る音より強め、且つ
前方左より出る音と前方右より出る音とは同出力
される様に制御するものである。第３図Ｃは、乗
員位置は前席右と左と後方席左で車の速度は低速
の場合を示し、このときは前方より出る音は後方
より出る音より強め、且つ前方左より出る音と前
方右より出る音とは同出力ではなお且つ後方右よ
り出る音は後方左より出る音より強める様に制御
するものである。
車の速度は高速の場合を示し、このときには後方
より出る音は前方より出る音より強め、且つ前方
左より出る音は前方右より強めなお且つ後方右よ
り出る音は後方左より出る音より強める様に制御
するものである。第３図Ｂは、乗員位置は前席右
と左で車の速度は高速の場合を示し、この時には
後方より出る音は前方より出る音より強め、且つ
前方左より出る音と前方右より出る音とは同出力
される様に制御するものである。第３図Ｃは、乗
員位置は前席右と左と後方席左で車の速度は低速
の場合を示し、このときは前方より出る音は後方
より出る音より強め、且つ前方左より出る音と前
方右より出る音とは同出力ではなお且つ後方右よ
り出る音は後方左より出る音より強める様に制御
するものである。
以上説明した様に、本考案によれば座席センサ
と速度センサによつて検出される人の乗車位置と
車の速度に基づいて、バランスコントロール回路
とフエダーコントロール回路を自動的になお且つ
総合的に制御して車室内に設けた複数のスピーカ
から出るオーデイオ信号が調整されるので、いろ
いろな場合の乗車位置や車の速度の変化に対応し
て乗車中の各個人に聞こえる音量やステレオ感を
自動的に調整でき、聴感上最適な聴取状態を常に
保つことができるという実用上顕著な作用効果を
得ることができる。
と速度センサによつて検出される人の乗車位置と
車の速度に基づいて、バランスコントロール回路
とフエダーコントロール回路を自動的になお且つ
総合的に制御して車室内に設けた複数のスピーカ
から出るオーデイオ信号が調整されるので、いろ
いろな場合の乗車位置や車の速度の変化に対応し
て乗車中の各個人に聞こえる音量やステレオ感を
自動的に調整でき、聴感上最適な聴取状態を常に
保つことができるという実用上顕著な作用効果を
得ることができる。
第１図は本考案の１実施例構成図、第２図は本
考案の１実施例の基本動作説明図、第３図は本考
案の他の実施例における応用動作説明図を示す。 １……音楽ソース、２……バランスコントロー
ル回路、３……フエダーコントロール回路、４…
…バランス・フエダー制御回路、５……座席セン
サ、６……速度センサ、７−１……前方左スピー
カ、７−２……前方右スピーカ、７−３……後方
左スピーカ、７−４……後方右スピーカ。
考案の１実施例の基本動作説明図、第３図は本考
案の他の実施例における応用動作説明図を示す。 １……音楽ソース、２……バランスコントロー
ル回路、３……フエダーコントロール回路、４…
…バランス・フエダー制御回路、５……座席セン
サ、６……速度センサ、７−１……前方左スピー
カ、７−２……前方右スピーカ、７−３……後方
左スピーカ、７−４……後方右スピーカ。
Claims (1)
- 車室内に設けた複数のスピーカより再生するオ
ーデイオ信号をバランスコントロール回路とフエ
ダーコントロール回路を用いて調整する車載用音
響再生装置において、人の乗車位置を検知する座
席センサと、車の速度を検出する速度センサと、
前記座席センサより得られる座席センサ信号のデ
ータと、該速度センサより得られる速度センサ信
号のデータに基づいて前記バランスコントロール
回路とフエダーコントロール回路を制御するバラ
ンス、フエダー制御回路とを備えた事を特徴とす
る車載用音響再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12702986U JPH0520080Y2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12702986U JPH0520080Y2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63114599U JPS63114599U (ja) | 1988-07-23 |
| JPH0520080Y2 true JPH0520080Y2 (ja) | 1993-05-26 |
Family
ID=31021389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12702986U Expired - Lifetime JPH0520080Y2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0520080Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-20 JP JP12702986U patent/JPH0520080Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63114599U (ja) | 1988-07-23 |
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