JPH05200099A - 活性成分を含有する予め成形された微小粒子より製造される機械的に安定でかつ容易に分解し得る錠剤 - Google Patents

活性成分を含有する予め成形された微小粒子より製造される機械的に安定でかつ容易に分解し得る錠剤

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JPH05200099A
JPH05200099A JP4176829A JP17682992A JPH05200099A JP H05200099 A JPH05200099 A JP H05200099A JP 4176829 A JP4176829 A JP 4176829A JP 17682992 A JP17682992 A JP 17682992A JP H05200099 A JPH05200099 A JP H05200099A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 錠剤に包含される粒子又はペレットに含まれ
る活性成分の放出特性に影響を及すことのないような砕
けやすさを有する錠剤の製造方法を提供する。 【構成】 活性成分を含有する予め成形された、微小粒
子又はペレットから構成される機械的に安定でかつ容易
に分解し得る錠剤の製造方法であって、圧縮成形前に、
粒子又はペレットを、エステル含量19.4〜6.7%
を有する水溶性ポリビニルアルコール、崩壊剤、微細化
セルロース、ならびに、付加的なコロイド、アジュバン
ト、着色剤および/または着香剤のような添加剤および
懸濁用流体からなる残部を含有する水系または水−有機
溶媒系懸濁液を前記粒子またはペレットに適用し、そし
て乾燥、圧縮成形する製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、活性成分を含有する予
め成形された微小粒子または微小ペレットからなる錠剤
の製造方法、このようにして製造された錠剤、およびこ
のような錠剤を用いる活性成分供給方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】長期間にわたり薬剤成分を連続的に放出
する薬学的組成物の製造に関し種々の方法が開示されて
いる。このような方法の1つは、活性成分と、例えば水
不溶性コロイド(これは水溶性または水膨潤性コロイド
と混合され得る。)のような適当な生理学的に許容され
得る賦形剤との混合物を調製し、そしてこの混合物を直
径0.5〜3mmの糸状体として押出し、これらの糸状
体を長さ1〜3mmの円柱状粒子へと分けることであ
る。また第2の方法は、生理学的に適当な賦形剤をペレ
ットまたは粒子の形態において活性成分で浸すまたはコ
ーチングすることである。
【0003】しかしながら、このような薬剤含有粒子ま
たはペレットを圧縮した場合に、予期せぬ困難性が生じ
てくることは見い出されていなかった。比較的低い圧力
で圧縮した場合、錠剤は液体に曝された際にそれの個々
の構成要素に容易に分解されるが、極めて低い機械的安
定性および耐磨滅性を示す。このことは、ブリスターパ
ック中に装填する間あるいはその他の容器中での移送の
間のような市場への更なる準備の間における損傷という
結果をもたらす。一方、圧縮過程において高い圧力が用
いられた場合、機械的に安定な錠剤が得られるが、この
錠剤は相当遅延化された分解特性を示し、これゆえこの
錠剤の薬動力学的特性は、個々の粒子のそれとは実質的
に異なるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、十分
な耐磨滅性を有する一方で、液体に曝された際、特に経
口接種された際において、錠剤に包含される個々の粒子
またはペレット中に含まれる活性成分の放出特性に影響
を及すことのないような適当な砕けやすさを有する錠剤
の改良された製造方法を提供することである。本発明の
別の目的は、活性成分を含有する予め成形された微小粒
子または微小ペレット粒子から構成され、好ましくは丸
め処理され、そして上記したような改良された特性を発
揮する錠剤の提供である。本発明の別の目的は、本発明
に係わる錠剤中に包含される予め成形された微小粒子ま
たは微小ペレット中に含まれる活性成分の供給方法であ
る。本発明のまた別の目的群は、以下の記載に表される
であろうし、さらに別の目的は当業者にとって明かなも
のであろう。
【0005】
【課題を解決しようとするための手段および作用】本発
明は、とりわけ、以下に示す構成を単独であるいは組合
せて有してなるものである。
【0006】活性成分を含有する予め成形された微小な
粒子またはペレットから構成される機械的に安定でかつ
容易に分解し得る錠剤の製造方法であって、 A.本質的に次の成分を有する水系または水−有機溶媒
系懸濁液を前記粒子またはペレットに適用し、その後 a) エステル含量19.4〜6.7%を有する水溶性
ポリビニルアルコール、 b) 薬理学的に許容される崩壊剤、 c) 微細化セルロース、ならびに d) 薬理学的に許容される添加剤 (なお、この懸濁液における各成分の重量%は、懸濁液
の総重量に対して、a)成分1〜20重量%、b)成分
1〜20重量%、c)成分1〜20重量%、d)成分0
〜37重量%であり、かつa)、b)、c)およびd)
の各成分の合計量は、懸濁液の総重量に対して3〜40
重量%であり、残部は懸濁用流体である。) B.コーチングされた粒子またはペレットを乾燥し、そ
して、 C.乾燥されたコーチング粒子またはペレットを、錠剤
へと圧縮成形することでなり、 前記コーチングの重量が、コーチング粒子またはペレッ
トの重量の3〜60%であることを特徴とする錠剤の製
造方法。
【0007】前記個々の粒子またはペレットが丸め処理
された円柱状ペレットまたは粒子である上記のごとき製
造方法。
【0008】前記崩壊剤が架橋ポリビニルピロリドン
で、前記セルロースがセルロース粉末または微結晶セル
ロースの形態にある上記のごとき製造方法。
【0009】前記懸濁液中におけるa)、b)、c)お
よびd)成分の合計量が約15〜25重量%である上記
のごとき製造方法。
【0010】前記懸濁液中におけるa)成分、b)成分
およびc)成分の量が、懸濁液の総重量のそれぞれ約4
〜7重量%である上記のごとき製造方法。
【0011】前記懸濁液が、約4〜7重量%のa)成
分、約4〜7重量%のb)成分、約4〜7重量%のc)
成分を含有し、また前記懸濁液中におけるa)、b)、
c)およびd)成分の合計量が約15〜25重量%であ
る上記のごとき製造方法。
【0012】前記コーチングの重量が、コーチング粒子
またはペレットの重量の5〜60%である上記のごとき
製造方法。
【0013】前記コーチングの重量が、コーチング粒子
またはペレットの重量の少なくとも10%である上記の
ごとき製造方法。
【0014】乾燥された粒子またはペレットが、偏心プ
レスまたはロータリープレスにおいて2〜20kNの圧
力をかけられて錠剤へと圧縮されるものである上記のご
とき製造方法。
【0015】乾燥された粒子またはペレットが、偏心プ
レスまたはロータリープレスにおいて2〜10kNの圧
力をかけられて錠剤へと圧縮されるものである上記のご
とき製造方法。
【0016】適用される圧力が2.5〜5kNである上
記のごとき製造方法。
【0017】前記添加剤d)が微溶性ポリメチルメタク
リレート、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレ
ングリコールおよびこれらの混合物からなる群から選ば
れてなる物質を含むものである上記のごとき製造方法。
【0018】前記添加剤d)がアニオン性ポリメタクリ
レート、酢酸フタル酸セルロースおよびフタル酸ヒドロ
キシプロピルメチルセルロースからなる群から選ばれて
なる耐消化性でかつフィルム形成性の物質を含むもので
ある上記のごとき製造方法。
【0019】前記添加剤d)がエチルセルロース、酢酸
セルロース、ポリ酢酸ビニルおよびカチオン性アンモニ
ウム基含有ポリメタクリレートからなる群から選ばれて
なる微溶性ポリマーを含むものである上記のごとき製造
方法。
【0020】錠剤が色素、糖、その他の甘味料、着色
剤、着香剤、滑剤および軟化剤からなる群から選ばれて
なる少なくとも1つの付加的成分を含有してなるフィル
ム形成性物質でコーチングされるものである上記のごと
き製造方法。
【0021】崩壊剤b)が架橋ポリビニルピロリドンで
セルロースがセルロース粉末または微結晶セルロースで
ある上記のごとき製造方法。
【0022】a) エステル含量19.4〜6.7%を
有する水溶性ポリビニルアルコール、 b) 薬理学的に許容される崩壊剤、 c) 微細化セルロース、ならびに d) 薬理学的に許容される添加剤 (なお、この懸濁液における各成分の重量%は、懸濁液
の総重量に対して、a)成分1〜20重量%、b)成分
1〜20重量%、c)成分1〜20重量%、d)成分0
〜37重量%であり、かつa)、b)、c)およびd)
の各成分の合計量は、懸濁液の総重量に対して3〜40
重量%であり、残部は懸濁用流体である。)を有する水
系または水−有機溶媒系懸濁液をコーチングされた、活
性成分を含有する予め成形された微小な粒子またはペレ
ットから構成され、このコーチング粒子またはペレット
が乾燥後、2〜20kNの圧力下に錠剤に圧縮成形され
てなるものであり、前記錠剤が耐磨滅性を有するが水中
で5〜300秒以内に迅速に分解すること、および前記
錠剤が約25〜125kNの硬度を有することを特徴と
する機械的に安定でかつ容易に分解し得る錠剤。
【0023】前記懸濁液が、約4〜7重量%のa)成
分、約4〜7重量%のb)成分、約4〜7重量%のc)
成分を含有し、また前記懸濁液中におけるa)、b)、
c)およびd)成分の合計量が約15〜25重量%であ
り、前記コーチングの重量が、コーチング粒子またはペ
レットの重量の5〜60%であり、前記崩壊剤が架橋ポ
リビニルピロリドンで、前記セルロースがセルロース粉
末または微結晶セルロースであり、約2.5〜5kNの
圧力をかけられて錠剤へと圧縮成形されたものであり、
そして水中における分解時間が約15〜60秒であり、
また約40〜80kNの硬度を有するものである上記の
ごとき錠剤。
【0024】ある活性成分を必要とする患者に対し、上
記のごとき錠剤を経口投与する段階を有することを特徴
とする患者への活性成分の供与方法。
【0025】以下、本発明をより具体的に説明する。本
発明の課題は、薬剤含有微小粒子または微小ペレットを
包含し、迅速にこれらの個々の微小粒子ないし微小ペレ
ットに分解する錠剤の製造方法である。この研究の課題
は、機械的に安定ではあるが、経口摂取において個々の
粒子それ自体からの活性成分の放出特性に影響を及すこ
とのないような十分な砕けやすさを有するように十分な
耐磨滅性を有する錠剤を製造することであった。驚くべ
きことに、この問題は次の成分で微小な活性成分含有粒
子またはペレットをコーチングすることによって解決で
きることが見出された:エステル含量(ポリ酢酸ビニ
ル)19.4〜6.7%を有する水溶性ポリビニルアル
コール、崩壊剤[disintegrator] および微細化セルロー
ス、ならびに必要に応じて任意に添加することのできる
コロイド、アジュバント、着色剤および/または着香
剤。
【0026】個々の薬剤含有粒子またはペレットは、そ
の最長部が約3mm以下の大きさを通常有する微細なも
のであり、好ましくは丸め処理され、そしてその最長部
が約0.2〜3mmの大きさを有するもの、より好まし
くはその最長部が約0.4〜2mm、特に0.5〜1.
5mmの大きさを有するものである。
【0027】このような粒子またはペレットは、前述し
た成分を、水性または水−エタノールのような水/有機
性懸濁液の形態において公知の手法によりコーチングさ
れる。この懸濁液中には、ポリビニルアルコール1〜2
0重量%、好ましくは4〜7重量%、崩壊剤約1〜20
重量%、好ましくは4〜7重量%、微細化セルロース1
〜20重量%、好ましくは4〜7重量%、ならびに0〜
37重量%の医薬品添加物が含まれ、そして例えば少な
くとも60重量%、好ましくは約75〜85重量%であ
る残部は、懸濁液中に存在する懸濁用流体ないし液体で
ある。そして前記医薬品添加物は、1ないしそれ以上の
付加的なコロイドおよび/またはその他のアジュバンド
または添加剤0〜20重量%、着香剤および/または着
色剤から選ばれた1ないしそれ以上の添加剤0〜20重
量%から選ばれるものである。コーチングは、例えば、
中間に乾燥段階を配してコーチングパン中で噴霧するな
どのような数段階において行なわれる、あるいは連続的
に噴霧しその後乾燥することにより行なわれる。乾燥の
ための導入空気の温度は、活性成分の感度に応じて選択
される。コーチング層はコーチングされる粒子またはペ
レットの3〜60重量%、好ましくは5〜60重量%、
より好ましくは少なくとも約10重量%であるべきであ
る。
【0028】続いて、コーチングされ乾燥された粒子ま
たはペレットは、偏心プレスまたはロータリープレスに
おいて、所望の活性成分を含有する錠剤へと圧縮され得
る。用いられる圧力範囲は、2〜20kN、好ましくは
2〜10kN、特に2.5〜5kNである。このように
して製造された圧縮化錠剤は、十分な破壊および磨滅耐
性を有しているとともに、水中で迅速に、すなわち5〜
300秒以内、好ましくは15〜60秒以内で元の粒子
へと分解する特性を有し、そして通常約25〜125k
N、好ましくは約40〜80kNの硬度を有している。
従ってこの錠剤の薬動力学的特性は、個々の粒子の薬動
力学的特性あるいは同じ個々の粒子を硬質カプセルに充
填したものの薬動力学的特性と同一のものであり、所望
するところのものとなる。
【0029】本発明に係わる製造方法の顕著な特徴は、
粒子コーチングの表面が、電子顕微鏡下において観察で
きるように、完全に平滑であるというよりはむしろかな
り粗いということである。この粗さが、低い圧力におい
ても、錠剤へと圧縮される際に個々の粒子またはペレッ
トの良好なからみ合いを保証するものである。
【0030】もし所望するのであれば、このようにして
製造された圧縮化錠剤をさらにまたコーチングすること
ができる。このようなコーチングは、数多くのものが知
られている適当な薬理学的に許容されるフィルム形成性
物質によって構成される、あるいはこれを含み得る。こ
のようなフィルム形成性物質としては例えば、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、酢酸フタル酸セルロース、メチルメタクリレー
トなどがある。また必要に応じてあるいは所望すれば、
軟化剤、滑剤およびその他のアジュバント、例えば色
素、糖ないしその他の甘味料、着色剤および/または着
香剤を添加することもできる。
【0031】本発明において用いられる崩壊剤として
は、好ましくは架橋ポリビニルピロリドンである。微細
化セルロースは、セルロース粉末および/または微結晶
セルロースの形態において好ましく用いられる。
【0032】用いられる医薬用添加剤としては、付加的
なコロイドが含まれる。付加的なコロイドは、好ましく
は、微溶性ポリメタクリレート、ポリエチレングリコー
ル(PEG)もしくはポリオキシエチレングリコール
(PEOG)または、Macrogol(商標名)、例えばMacr
ogol 6000 (商標名)、のようなこれらの混合物であ
る。Macrogol類は、各種の分子量のPEGとPOEGと
の混合物であり、その商品名における番号(例えば上記
Macrogol 6000 における6000)は、双方の成分の分
子量を示すものである。Macrogolとして、特に上記分子
量6000のものおよび分子量4000のものが好まし
い。
【0033】用いられる、付加的な薬理学的に許容され
得る添加剤またはアジュバントは、例えば、エチルセル
ロース、酢酸セルロースもしくはカチオン性アンモニウ
ム基を有するポリ酢酸ビニルのような微溶性ポリマー、
および/または、例えばアニオン性ポリメチルメタクリ
レート、酢酸フタル酸セルロースもしくはフタル酸ホド
ロキシプロピルメチルセルロースのような耐消化性物質
であり得る。
【0034】用いられる着色剤および着香剤は、当分野
において公知である。このような特定成分の選択は、通
常所望する結果に依存するものであり、そしてこれは前
記公知の知識の一部をなすものであるか当業者に知られ
ていることである。
【0035】
【実施例】以下の実施例は、本発明の説明のためにのみ
開示されるものであって、本発明を何ら限定するもので
はない。
【0036】実施例1 A. 押出成形ペレットは、以下の処方箋により調製さ
れる。 イブプロフェン 67.2g 84% カチオン性アンモニウム基を有する ポリメタクリレート(Eudragit RS 30D (商標名)) 固形分換算 8.0g 10% トリアセチン 0.8g 1% カルボキシメチルセルロースナトリウム 4.0g 5% 総湿分量 23% この湿った混合物はシリンダー粒化機において押出さ
れ、得られた円柱状粒子は直ちに丸められそして乾燥さ
れた。 B. コーチング用懸濁液 以下の成分の懸濁液が強攪拌下に調製された。 ポリビニルアルコール(Mowil 4-88(商標名)) 4.6% 架橋ポリビニルピロリドン (クロスポビドン[Crospovidone],Kollidon CL (商標名)) 7.0% セルロース粉末(Vitacel M 80 K(商標名)) 6.8% Macrogol 6000 (商標名) 0.2% バナナフレーバー 1.4% 水 80 % 100% C. コーチング粒子の調製 A段階で調製された粒子680gに、コーチングパン中
において、乾燥物質重量が120gであるB段階で調製
された懸濁液を噴霧することを数段階行なうことでコー
チングする。そして個々のコーチング段階間において注
意深く乾燥する。 D. 錠剤化 C段階より得られるコーチングされ、十分に乾燥された
粒子から、錠剤が、3〜3.5kNの圧力を用いて偏心
プレスまたはロータリープレスにおいて圧縮成形され
る。それぞれの錠剤は、コーチング粒子の700〜75
0mgに相当する、500mgの活性成分を含有する。
流体、特に合成胃液へ曝すことおいて、あるいは経口摂
取において、この実施例の錠剤は経口投与における活性
成分の供給のための供給システムとして作用させること
に非常に適したものであることが見い出された。このこ
とは、この錠剤が、十分な耐磨滅性を有する一方で、経
口摂取において個々の粒子それ自体からの活性成分の放
出特性に影響を及すことのないような十分な砕けやすさ
を有しており、これゆえ予め成形されたこの錠剤から、
予め成形された活性成分含有する個々の粒子またはペレ
ットへの迅速な分解がもたらされるということによって
特徴づけられるためである。
【0037】実施例2 A. 押出成形ペレットは、以下の処方箋により調製さ
れる。 パラセタモル[paracetamol] 、微結晶 70% 350mg Avicel RC 581 (商標名)(微結晶セルロース) 20% 100mg Avicel CL 611 (商標名) 10% 50g 脱鉱物質水 + 35% 173g この湿った混合物はシリンダー粒化機において直径1.
2mm、長さ3〜4mmの円柱状ペレットに成形され
る。そしてこれらのペレットは湿潤状態において最終的
に丸められ、そして十分に乾燥された。 B. コーチング用懸濁液 以下の成分の懸濁液が強攪拌下に調製された。 ポリビニルアルコール(Mowil 3-83(商標名)) 4.5% 16.6g 架橋ポリビニルピロリドン (Polyplasdone XL (商標名) 5.2% 19.2g セルロース粉末(Elcema P 050(商標名)) 5.1% 18.9g シクラミン酸ナトリウム 0.2% 0.8g 脱鉱物質水 85.0% 314.5g 100% C. コーチング粒子の調製 A段階で調製された粒子500gを、流動床装置(Aero
matic STREA 1(商標名))中に導入し、乾燥物質重量が
55.5g(固形分量15%に相当する。)であるB段
階で調製された懸濁液でコーチングする。ペレット物質
の総量に対するコーチング物のパーセントは約10%で
ある。続いて、ペレット物質の総量に対して0.5%と
なる最終コーチングを形成するために水溶液からMacrog
ol 6000(商標名)を噴霧する。得られたコーチング粒
子の活性成分含量は約63%である。 D. 錠剤化 C段階より得られるコーチングされ、十分に乾燥された
粒子から、錠剤が、9×15mmのプレスツールを用
い、3.0〜4.0kNの圧力を用いて偏心プレスまた
はロータリープレスにおいて圧縮成形される。それぞれ
の錠剤は、コーチング粒子の750〜800mgに相当
する、500mgの活性成分を含有する。流体、特に合
成胃液へ曝すことおいて、あるいは経口摂取において、
この実施例の錠剤は経口投与における活性成分の供給の
ための供給システムとして作用させることに非常に適し
たものであることが見い出された。このことは、この錠
剤が、十分な耐磨滅性を有する一方で、経口摂取におい
て個々の粒子それ自体からの活性成分の放出特性に影響
を及すことのないような十分な砕けやすさを有してお
り、これゆえ予め成形されたこの錠剤から、予め成形さ
れた活性成分含有する個々の粒子またはペレットへの迅
速な分解がもたらされるということによって特徴づけら
れるためである。
【0038】実施例3 A. 活性成分を含有するペレット核の調製 1000gのノンパレイル(nonpareils、糖を微小なペ
レット状にしたもの)(直径0.7〜0.9mm)をコ
ーチング皿中へ導入し、浸漬パイプを用いて50℃に加
熱した。このペレット核としてのノンパレイルに、2口
ノズルを用いて以下の組成物をコーチングパンにおいて
噴霧した。 塩酸1−エフェドリン 24% 330g 脱鉱物質水 75% 1045g 100% この溶液の噴霧は、断続的な強い乾燥の段階を配して、
断続的に行なう。得られたペレットの活性成分含量は2
5重量%である。 B. コーチング用懸濁液 以下の成分から溶液が強攪拌下に調製された。 ポリビニルアルコール(Mowil 4-88(商標名)) 6.6% 110.0g 架橋ポリビニルピロリドン 6.0% 100.0g 微結晶セルロース(Avicel PH 110 (商標名)) 6.0% 100.0g レモンフレーバー 0.98% 16.3g サッカリンナトリウム 0.40% 6.7g インジコチン ブルー 0.01% 0.16g L−イエロー 0.01% 0.16g 脱鉱物質水 80.0% 1333.0g 100% C. コーチング粒子の調製 A段階で調製された活性成分含有ペレット1330g
を、流動床装置(Aeromatic STREA 1(商標名))中に導
入し、成分含量が333.3g(固形分量20%に相当
する。)であるB段階で調製された懸濁液を噴霧する。
必要に応じて、過度に濡れることを防止するために断続
的に噴霧する。ペレットを完全に乾燥させ。そしてペレ
ット物質総量に対して0.5%となるMacrogol 6000
(商標名)を脱鉱物質水の溶液として噴霧する。得られ
たコーチング粒子は、その総重量の約20%の活性成分
および約20%のコーチングを含むものである。 D. 錠剤化 完全に乾燥されたコーチング粒子は、10mmのプレス
ツールを用い、2.3〜3.0kNの圧力を用いて偏心
プレスまたはロータリープレスにおいて、錠剤へと圧縮
成形される。それぞれの錠剤は、コーチングされた活性
成分含有ノンパレイルの250〜300mgに相当す
る、50.0mgの活性成分を含有する。流体、特に合
成胃液へ曝すことおいて、あるいは経口摂取において、
この実施例の錠剤は経口投与における活性成分の供給の
ための供給システムとして作用させることに非常に適し
たものであることが見い出された。このことは、この錠
剤が、十分な耐磨滅性を有する一方で、経口摂取におい
て個々の粒子それ自体からの活性成分の放出特性に影響
を及すことのないような十分な砕けやすさを有してお
り、これゆえ予め成形されたこの錠剤から、予め成形さ
れた活性成分含有する個々の粒子またはペレットへの迅
速な分解がもたらされるということによって特徴づけら
れるためである。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、十分
な耐磨滅性を有する一方で、液体に曝された際、特に経
口接種された際において、錠剤に包含される個々の粒子
またはペレット中に含まれる活性成分の放出特性に影響
を及すことのないような適当な砕けやすさを有する錠剤
を提供することができるものであり、また患者に対して
活性成分を経口摂取により供与するのに適当な方法が提
供できるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アベールハルド ニェルンベルグ ドイツ連邦共和国デー−8852 ウッテンロ イス/ヴァーエル、ルースタインビッヒ 18 (72)発明者 アハルド ジーレル ドイツ連邦共和国デー−6369 ニデラウ 1、モーツァルトシュトラーセ 12アー (72)発明者 ベルンド クェーン ドイツ連邦共和国デー−6000 フランクフ ルト/マイン1、ケプレルシュトラーセ 32アー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性成分を含有する予め成形された微小
    な粒子またはペレットから構成される機械的に安定でか
    つ容易に分解し得る錠剤の製造方法であって、 A.本質的に次の成分を有する水系または水−有機溶媒
    系懸濁液を前記粒子またはペレットに適用し、その後 a) エステル含量19.4〜6.7%を有する水溶性
    ポリビニルアルコール、 b) 薬理学的に許容される崩壊剤、 c) 微細化セルロース、ならびに d) 薬理学的に許容される添加剤 (なお、この懸濁液における各成分の重量%は、懸濁液
    の総重量に対して、a)成分1〜20重量%、b)成分
    1〜20重量%、c)成分1〜20重量%、d)成分0
    〜37重量%であり、かつa)、b)、c)およびd)
    の各成分の合計量は、懸濁液の総重量に対して3〜40
    重量%であり、残部は懸濁用流体である。) B.コーチングされた粒子またはペレットを乾燥し、そ
    して、 C.乾燥されたコーチング粒子またはペレットを、錠剤
    へと圧縮成形することでなり、 前記コーチングの重量が、コーチング粒子またはペレッ
    トの重量の3〜60%であることを特徴とする錠剤の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記個々の粒子またはペレットが丸め処
    理された円柱状ペレットまたは粒子であり、 前記崩壊剤b)が架橋ポリビニルピロリドンで、前記セ
    ルロースc)がセルロース粉末または微結晶セルロース
    であり、 前記懸濁液が、約4〜7重量%のa)成分、約4〜7重
    量%のb)成分、約4〜7重量%のc)成分を含有し、
    また前記懸濁液中におけるa)、b)、c)およびd)
    成分の合計量が約15〜25重量%であり、 前記コーチングの重量が、コーチング粒子またはペレッ
    トの重量の5〜60%であり、 乾燥された粒子またはペレットが、偏心プレスまたはロ
    ータリープレスにおいて2〜20kNの圧力をかけられ
    て錠剤へと圧縮されるものであることを特徴とする請求
    項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記添加剤d)が微溶性ポリメチルメタ
    クリレート、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチ
    レングリコールおよびこれらの混合物からなる群から選
    ばれてなる付加的なコロイド、 アニオン性ポリメタクリレート、酢酸フタル酸セルロー
    スおよびフタル酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース
    からなる群から選ばれてなる耐消化性でかつフィルム形
    成性の物質、またはエチルセルロース、酢酸セルロー
    ス、ポリ酢酸ビニルおよびカチオン性アンモニウム基含
    有ポリメタクリレートからなる群から選ばれてなる微溶
    性ポリマーのいずれかであることを特徴とする請求項1
    に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 本質的に以下の成分 a) エステル含量19.4〜6.7%を有する水溶性
    ポリビニルアルコール、 b) 薬理学的に許容される崩壊剤、 c) 微細化セルロース、ならびに d) 薬理学的に許容される添加剤 (なお、この懸濁液における各成分の重量%は、懸濁液
    の総重量に対して、a)成分1〜20重量%、b)成分
    1〜20重量%、c)成分1〜20重量%、d)成分0
    〜37重量%であり、かつa)、b)、c)およびd)
    の各成分の合計量は、懸濁液の総重量に対して3〜40
    重量%であり、残部は懸濁用流体である。)を有する水
    系または水−有機溶媒系懸濁液をコーチングされた、活
    性成分を含有する予め成形された微小な粒子またはペレ
    ットから構成され、このコーチング粒子またはペレット
    が乾燥後、錠剤に圧縮成形されてなるものであり、 前記コーチングの重量が、コーチング粒子またはペレッ
    トの重量の3〜60%であること、ならびに前記錠剤が
    耐磨滅性を有するが水中で5〜300秒以内に迅速に分
    解すること、および前記錠剤が約25〜125kNの硬
    度を有することを特徴とする機械的に安定でかつ容易に
    分解し得る錠剤。
  5. 【請求項5】 請求項5に記載の錠剤を経口投与する段
    階を有することを特徴とする患者への活性成分の供与方
    法。
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