JPH05199840A - 食品およびその製造方法 - Google Patents
食品およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH05199840A JPH05199840A JP3271304A JP27130491A JPH05199840A JP H05199840 A JPH05199840 A JP H05199840A JP 3271304 A JP3271304 A JP 3271304A JP 27130491 A JP27130491 A JP 27130491A JP H05199840 A JPH05199840 A JP H05199840A
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- JP
- Japan
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- food
- shaped
- food product
- plate
- cut
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- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明はいずれの部分で切断しても異なる
模様が現われるような食品およびその製造方法を提供す
ることを主要な特徴とする。 【構成】 食品を薄板シート3に形成し、この薄板シー
ト3上に食用塗料を塗布して複数の異なるパターン6を
形成し、各パターンの形成された薄板シートを積層し、
カッター7によって所定の大きさに切断する。
模様が現われるような食品およびその製造方法を提供す
ることを主要な特徴とする。 【構成】 食品を薄板シート3に形成し、この薄板シー
ト3上に食用塗料を塗布して複数の異なるパターン6を
形成し、各パターンの形成された薄板シートを積層し、
カッター7によって所定の大きさに切断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は食品およびその製造方
法に関し、特に、切断するごとにその断面に現われる模
様が変化するような飴やカマボコのような食品およびそ
の製造方法に関する。
法に関し、特に、切断するごとにその断面に現われる模
様が変化するような飴やカマボコのような食品およびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、金太郎飴やカマボコのように、いずれの部分を切
断しても同じ模様が現われる食品がある。しかしなが
ら、このような食品は、いずれの断面も同じ模様ばかり
であり、変化に乏しいという欠点がある。
より、金太郎飴やカマボコのように、いずれの部分を切
断しても同じ模様が現われる食品がある。しかしなが
ら、このような食品は、いずれの断面も同じ模様ばかり
であり、変化に乏しいという欠点がある。
【0003】それゆえに、この発明の主たる目的は、い
ずれの部分で切断しても異なる模様が現われるような食
品およびその製造方法を提供することである。
ずれの部分で切断しても異なる模様が現われるような食
品およびその製造方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
それぞれが異なる模様の形成された板状食品を積み重ね
て食品が構成される。
それぞれが異なる模様の形成された板状食品を積み重ね
て食品が構成される。
【0005】請求項2に係る発明は、食品を板状にした
複数の板状食品を形成し、各板状の食品に食用塗料を塗
布して異なる模様を形成し、各模様の形成された板状食
品を積層し、積層された食品を所定の大きさに切断す
る。
複数の板状食品を形成し、各板状の食品に食用塗料を塗
布して異なる模様を形成し、各模様の形成された板状食
品を積層し、積層された食品を所定の大きさに切断す
る。
【0006】請求項3に係る発明は、食品を薄い帯状に
形成し、帯状の食品の表面に食用塗料を塗布して複数の
模様を形成し、模様の形成された帯状食品を各模様ごと
に切断し、切断された食品を積層する。
形成し、帯状の食品の表面に食用塗料を塗布して複数の
模様を形成し、模様の形成された帯状食品を各模様ごと
に切断し、切断された食品を積層する。
【0007】請求項4に係る発明は、それぞれの断面に
異なる模様が形成された複数の棒状の食品を形成し、各
棒状の食品をその厚みが薄くなるように板状に切断し、
切断された板状の食品を積層する。
異なる模様が形成された複数の棒状の食品を形成し、各
棒状の食品をその厚みが薄くなるように板状に切断し、
切断された板状の食品を積層する。
【0008】
【作用】この発明に係る食品およびその製造方法は、そ
れぞれが異なる模様の形成された板状食品を積み重ねる
ことによって、切断する都度その断面に異なる模様が現
われ、従来にない食品を得ることができる。
れぞれが異なる模様の形成された板状食品を積み重ねる
ことによって、切断する都度その断面に異なる模様が現
われ、従来にない食品を得ることができる。
【0009】
【実施例】図1〜図5はこの発明の一実施例の製造方法
を説明するための図である。まず、図1を参照して、ロ
ーラ1と2とによって、飴やガムその他の食用材料をシ
ート状に形成し、必要な大きさに切断して薄板シート3
を形成する。ローラ1,2によることなくプレス加工で
薄板シート3を形成してもよい。次に、図2に示すよう
に、薄板シート3上にパターン6の形成されたスクリー
ン4を載せ、ドクタ5により食用塗料を塗布して、異な
る複数の模様を形成する。
を説明するための図である。まず、図1を参照して、ロ
ーラ1と2とによって、飴やガムその他の食用材料をシ
ート状に形成し、必要な大きさに切断して薄板シート3
を形成する。ローラ1,2によることなくプレス加工で
薄板シート3を形成してもよい。次に、図2に示すよう
に、薄板シート3上にパターン6の形成されたスクリー
ン4を載せ、ドクタ5により食用塗料を塗布して、異な
る複数の模様を形成する。
【0010】次に、図3に示すように、異なるパターン
6がそれぞれの表面に形成された薄板シート3a,3
b,3cを積層し、上下より圧力をかけて圧接する。さ
らに、図4に示すように、積層して圧接したシート3
a,3b,3cをパターンに合わせてカッター7によっ
て切断する。切断の形状は角柱や円柱に限らず、どのよ
うな形状であってもよい。図5に示すように、角柱3A
や円柱3Bに切断された食品は、その外周面に液状の食
品材料を浸すかあるいは塗布して固められ、乾燥され
る。ただし、外周面に塗布される食品材料の厚みを任意
の部分で折れる程度の厚みにされる。
6がそれぞれの表面に形成された薄板シート3a,3
b,3cを積層し、上下より圧力をかけて圧接する。さ
らに、図4に示すように、積層して圧接したシート3
a,3b,3cをパターンに合わせてカッター7によっ
て切断する。切断の形状は角柱や円柱に限らず、どのよ
うな形状であってもよい。図5に示すように、角柱3A
や円柱3Bに切断された食品は、その外周面に液状の食
品材料を浸すかあるいは塗布して固められ、乾燥され
る。ただし、外周面に塗布される食品材料の厚みを任意
の部分で折れる程度の厚みにされる。
【0011】上述のごとく、食品を形成し、任意の位置
で折る都度、その断面から異なる形状の模様が現われ、
その食品を食べる楽しさを倍増できる。
で折る都度、その断面から異なる形状の模様が現われ、
その食品を食べる楽しさを倍増できる。
【0012】図6〜図8はこの発明の他の実施例を示す
図である。図6を参照して、液状の食品10を引上げ、
ローラ11,11によって薄い帯状のシート12を形成
する。図7に示すように、模様の形成された金型13,
14に食品材料を塗布し、帯状のシート12の上下面に
印刷する。金型13,14は模様の異なるものを多数用
意しておき、帯状シート12に異なる模様を順次印刷す
る。印刷された部分を金型15でたとえば円板状に打抜
き、打抜いた円板状の食品16を図8に示すように積層
し、図9に示すように圧力を加えて圧着する。そして、
その外周に食品材料を塗布し、図10に示すように完成
させる。
図である。図6を参照して、液状の食品10を引上げ、
ローラ11,11によって薄い帯状のシート12を形成
する。図7に示すように、模様の形成された金型13,
14に食品材料を塗布し、帯状のシート12の上下面に
印刷する。金型13,14は模様の異なるものを多数用
意しておき、帯状シート12に異なる模様を順次印刷す
る。印刷された部分を金型15でたとえば円板状に打抜
き、打抜いた円板状の食品16を図8に示すように積層
し、図9に示すように圧力を加えて圧着する。そして、
その外周に食品材料を塗布し、図10に示すように完成
させる。
【0013】図11〜図16はこの発明のさらに他の実
施例を示す図である。この実施例では、図11に示すよ
うに、断面の模様の異なる円柱状の飴などの食品を複数
種類予め作っておき、加熱して軟化させる。図12に示
すように、適度に軟化させた円柱状の食品をカッター2
5によってなるべく薄くスライスして円板状の食品26
を形成する。次に、図13に示すように、スライスした
円板状の食品26を積層し、飴と同じ食品材料の皮膜2
7でラッピングするか、あるいはチューブ状の皮膜28
を被せる。あるいは、図14に示すように、積層した円
板状の食品26の外周面に飴と同じ食品材料をバーナー
29によってじかに融着して皮膜28を形成してもよ
い。さらに、図15に示すように、皮膜27の外周面に
積層の厚みに合わせてカッター30で浅い溝31を形成
し、断面に沿って折りやすくあるいは切断しやすくす
る。このようにして、図16に示すように食品が完成す
る。
施例を示す図である。この実施例では、図11に示すよ
うに、断面の模様の異なる円柱状の飴などの食品を複数
種類予め作っておき、加熱して軟化させる。図12に示
すように、適度に軟化させた円柱状の食品をカッター2
5によってなるべく薄くスライスして円板状の食品26
を形成する。次に、図13に示すように、スライスした
円板状の食品26を積層し、飴と同じ食品材料の皮膜2
7でラッピングするか、あるいはチューブ状の皮膜28
を被せる。あるいは、図14に示すように、積層した円
板状の食品26の外周面に飴と同じ食品材料をバーナー
29によってじかに融着して皮膜28を形成してもよ
い。さらに、図15に示すように、皮膜27の外周面に
積層の厚みに合わせてカッター30で浅い溝31を形成
し、断面に沿って折りやすくあるいは切断しやすくす
る。このようにして、図16に示すように食品が完成す
る。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、それ
ぞれが異なる模様の形成された板状食品を積み重ねて食
品を構成したことによって、任意の位置で折る都度その
断面から異なる形状の模様が現われ、その食品を食べる
楽しさを増倍できる。
ぞれが異なる模様の形成された板状食品を積み重ねて食
品を構成したことによって、任意の位置で折る都度その
断面から異なる形状の模様が現われ、その食品を食べる
楽しさを増倍できる。
【図1】この発明の一実施例において、薄板シートを製
造する方法を示す図である。
造する方法を示す図である。
【図2】薄板シート上にパターンを形成する方法を説明
するための図である。
するための図である。
【図3】薄板シートを積層する方法を説明するための図
である。
である。
【図4】積層した薄板シートを切断する方法を示す図で
ある。
ある。
【図5】完成された食品を示す図である。
【図6】この発明の他の実施例における薄い帯状のシー
トを形成する方法を示す図である。
トを形成する方法を示す図である。
【図7】帯状のシート上に模様を印刷して切断する方法
を示す図である。
を示す図である。
【図8】打抜いた円板状の食品を積層する方法を示す図
である。
である。
【図9】積層した食品を圧着する方法を示す図である。
【図10】この発明の他の実施例によって完成された食
品を示す図である。
品を示す図である。
【図11】この発明のさらに他の実施例において、断面
の模様の異なる円柱状の食品を準備する方法を示す図で
ある。
の模様の異なる円柱状の食品を準備する方法を示す図で
ある。
【図12】円柱状の食品を切断する方法を示す図であ
る。
る。
【図13】積層した食品に皮膜を形成する方法を示す図
である。
である。
【図14】積層した食品の外周面に食品材料を融着する
方法を示す図である。
方法を示す図である。
【図15】食品の外周面に浅い溝を形成する方法を示す
図である。
図である。
【図16】この発明のさらに他の実施例によって完成さ
れた食品を示す図である。
れた食品を示す図である。
1,2,11 ローラ 3,3a,3b,3c 薄板シート 4 パターン 5 ドクタ 7,25,30 カッター 10 液状食品 12 帯状シート 13,14,15 金型 16,26 円板状食品 21〜24 円柱状食品 31 溝
Claims (4)
- 【請求項1】 それぞれが異なる模様の形成された板状
食品を積み重ねたことを特徴とする、食品。 - 【請求項2】 食品を板状に形成するステップ、 前記板状の食品に食用塗料を塗布して複数の模様を形成
するステップ、 前記模様の形成された板状食品を積層するステップ、お
よび前記積層された食品を所定の大きさに切断するステ
ップを含む、食品の製造方法。 - 【請求項3】 食品を薄い帯状に形成するステップ、 前記帯状の食品の表面に食用塗料を塗布して複数の模様
を形成するステップ、 前記模様の形成された帯状食品を各模様ごとに切断する
ステップ、および前記切断された食品を積層するステッ
プを含む、食品の製造方法。 - 【請求項4】 それぞれの断面に異なる模様が形成され
た複数の棒状の食品を形成するステップ、 前記複数の棒状の食品を、その厚みが薄くなるように板
状に切断するステップ、および前記切断された板状の食
品を積層するステップを含む、食品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3271304A JPH05199840A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 食品およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3271304A JPH05199840A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 食品およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05199840A true JPH05199840A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=17498183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3271304A Pending JPH05199840A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 食品およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05199840A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2890830A1 (fr) * | 2005-09-22 | 2007-03-23 | Com Edit Entpr Unipersonnelle | Livre comestible. |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5799154A (en) * | 1980-12-05 | 1982-06-19 | Minagawa Seika:Kk | Preparation of japanese cracker with letter and pattern |
JPS59140500A (ja) * | 1984-01-20 | 1984-08-11 | 株式会社日立製作所 | 音声認識装置 |
JPS6158263A (ja) * | 1984-08-29 | 1986-03-25 | Hitachi Micro Comput Eng Ltd | 半導体装置の製造法 |
JPS61115449A (ja) * | 1984-11-08 | 1986-06-03 | Abekou Seika Kk | 重合あられ |
JPH03180145A (ja) * | 1989-07-25 | 1991-08-06 | Kanebo Ltd | ソフトキャンディの製法 |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP3271304A patent/JPH05199840A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5799154A (en) * | 1980-12-05 | 1982-06-19 | Minagawa Seika:Kk | Preparation of japanese cracker with letter and pattern |
JPS59140500A (ja) * | 1984-01-20 | 1984-08-11 | 株式会社日立製作所 | 音声認識装置 |
JPS6158263A (ja) * | 1984-08-29 | 1986-03-25 | Hitachi Micro Comput Eng Ltd | 半導体装置の製造法 |
JPS61115449A (ja) * | 1984-11-08 | 1986-06-03 | Abekou Seika Kk | 重合あられ |
JPH03180145A (ja) * | 1989-07-25 | 1991-08-06 | Kanebo Ltd | ソフトキャンディの製法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2890830A1 (fr) * | 2005-09-22 | 2007-03-23 | Com Edit Entpr Unipersonnelle | Livre comestible. |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950718 |