JPH0257517B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0257517B2
JPH0257517B2 JP60050966A JP5096685A JPH0257517B2 JP H0257517 B2 JPH0257517 B2 JP H0257517B2 JP 60050966 A JP60050966 A JP 60050966A JP 5096685 A JP5096685 A JP 5096685A JP H0257517 B2 JPH0257517 B2 JP H0257517B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
roller
transfer film
decorative board
embossing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60050966A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61209200A (ja
Inventor
Makoto Tanaka
Hiroshi Nishitani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukubi Kagaku Kogyo KK
Original Assignee
Fukubi Kagaku Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Fukubi Kagaku Kogyo KK filed Critical Fukubi Kagaku Kogyo KK
Priority to JP60050966A priority Critical patent/JPS61209200A/ja
Publication of JPS61209200A publication Critical patent/JPS61209200A/ja
Publication of JPH0257517B2 publication Critical patent/JPH0257517B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建築物の巾木、廻り縁等の造作材も
しくは仕上用板材等として使用される合成樹脂製
化粧板の製造方法の改良に関するものである。
(従来技術) 従来、例えば実開昭50−67168号公報に示され
るように、成形品の上に転写フイルムを重ねて転
写フイルムに供給することにより、転写フイルム
に予め塗着した模様形成用のインク材を成形品の
表面に転写して化粧板を形成することが行なわれ
ている。また、上記化粧板のデザイン的価値をよ
り向上させるためには化粧板の表面にエンボス加
工を施すことが望ましい。この場合、製造ライン
の長さを短くして製造装置を小型化するために、
例えば第5図に示すように、転写ローラ2および
エンボスローラ3を隣接させて配設し、押出成形
機1から押出された所定形状の板材4の表面に転
写フイルム5を重ねた状態で上記転写ローラ2を
用いて模様を転写し、この転写フイルム5を板材
4の表面から剥離した後、その転写面上にエンボ
スローラ3を用いて凹凸模様を形成することが考
えられる。
しかしながら、薄肉の板材4の片面のみにエン
ボス加工を施した場合には、凹凸模様を形成する
際の楔効果によつてエンボス加工面が伸長し、化
粧板が湾曲することとなるという問題があつた。
(発明の目的) 本発明は、上記問題点を解決するためになされ
たものであり、薄肉の板材の片面のみにエンボス
加工を施した場場合においても化粧板を湾曲させ
ることなく所定形状に正確に形成することができ
る合成樹脂製化粧板の製造方法を提供するもので
ある。
(発明の構成) 本発明は、合成樹脂材からなる板材の表面に模
様転写用の転写フイルムを重ねた状態で転写ロー
ラに導入して模様等を転写するとともに、上記転
写フイルムの上から板材の表面にエンボスローラ
によつてエンボス加工を施すようにしたものであ
る。
(実施例) 第1図は本発明を実施するための製造装置の実
施例を示し、同図において、1は押出成形機、2
はローラ21および下部ローラ22からなる転写
ローラ、3は型押ローラ31および押圧ローラ3
2からなるエンボスローラである。
この製造装置によつて化粧板を製造するには、
まず押出成形機1から押出された合成樹脂板の板
材4をその表面にフイルムリール51から繰出さ
れた転写フイルム5を重ねた状態で転写ローラ2
に導入し、板材4の表面に転写フイルム5を密着
させるとともに木目等の模様を転写させる。すな
わち、転写ローラ2の上部ローラ21を内部に設
けたヒータにより所定の温度に加熱した状態で、
上部ローラ21と下部ローラ22との間に上記板
材4および転写フイルム5を導入することによ
り、転写フイルム5の下面に予め塗着した模様形
成用のインク材を加圧および加熱して板材4の表
面に溶着させて転写するとともに、このインク材
を介して板材4と転写フイルム5とを密着させ
る。
次いで、上記板材4および転写フイルム5をエ
ンボスローラ3に導入し、上方の型押ローラ31
によつて転写フイルム5の上から板材4の表面に
エンボス加工を施し、凹凸模様を形成する。そし
て、図外の引取機によつて上記板材4および転写
フイルム5を一体に重ねた状態で引取つて所定寸
法に切断することにより、第2図に示すように、
合成樹脂材からなる板材4の表面に模様形成用の
インク材6が転写されるとともに凹凸模様7が形
成され、かつ上記インク材6を介して板材4の表
面に転写フイルム5が密着されてなる化粧板8が
得られる。
以上のように板材4の表面に転写フイルム5を
密着させた状態でその上からエンボス加工を施す
ようにしているため、上記エンボスローラ3によ
つて凹凸模様7を刻み込む際の楔効果で板材4の
表面が伸長するのを転写フイルム5によつて抑制
でき、化粧板8の湾曲を効果的に防止することが
できる。
また、板材4の表面に転写フイルム5を密着さ
せた状態で化粧板8の搬送および保管を行ない、
使用に際して現場で上記転写フイルム5を剥離す
るように構成すれば、模様形成用のインク材6が
転写され、かつ凹凸模様7が形成された板材4の
表面を転写フイルム5によつて被覆して保管する
ことができるため、上記表面が傷付けられて化粧
板8の商品価値が低下するのを防止することがで
きる。
なお、必ずしも上記板材4の表面に転写フイル
ム5を密着させた状態で引取機によつて引き取る
ように構成する必要はなく、第3図に示すよう
に、転写フイルム5の上から板材4の表面にエン
ボスローラ3によつてエンボス加工を施した後、
上記転写フイルム5を剥離ローラ52および巻取
リール53により巻取つて、板材4から剥離した
状態で引取機により引取るように構成してもよ
い。
また、上記実施例では、それぞれ別体に形成さ
れた転写ローラ2およびエンボスローラ3によつ
てインク材6の転写および凹凸模様7の形成を行
つているが、第4図に示すように、外周面にエン
ボス加工用の凹凸部が形成されるとともに内部に
ヒータが設けられてなる型押転写ローラ9とその
下方に押圧ローラ10との間に板材4および転写
フイルム5を導入することによつて上記インク材
6の転写および凹凸模様7の形成を同時に行なう
ように構成してもよい。この構成によれば、化粧
板の製造ラインの長さを短くして製造装置をより
小型化できるという利点がある。
また、特殊形状の転写ローラもしくは複数列の
転写ローラを設けることにより、上記板材4の側
端面にも転写フイルム3を密着させることができ
る。さらに、上記板材4は平板状に限らず、異形
押出成形品によつても構成することができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、合成樹脂材から
なる板材の表面に転写フイルムを重ねた状態で転
写ローラに導入して模様等を転写するとともに、
上記転写フイルムの上から板材の表面にエンボス
加工を施すようにしているため、凹凸模様が刻み
込まれる際の楔効果によつて板材の表面が伸長す
るのを抑制することができる。従つて、薄肉の化
粧板の片面のみにエンボス加工を施すようにして
化粧板を湾曲させることなく所定形状に正確に形
成できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するための製造装置の実
施例を示す概略正面図、第2図は上記製造装置に
よつて得られた化粧板の実施例を示す斜視図、第
3図および第4図はそれぞれ本発明を実施するた
めの製造装置の他の実施例を示す概略正面図、第
5図は従来例を示す概略正面図である。 2…転写ローラ、3…エンボスローラ、4…板
材、5…転写フイルム、8…化粧板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 合成樹脂材からなる板材の表面に模様転写用
    の転写フイルムを重ねた状態で転写ローラに導入
    して模様等を転写するとともに、上記転写フイル
    ムの上から板材の表面にエンボスローラによつて
    エンボス加工を施すようにしたことを特徴とする
    合成樹脂製化粧板の製造方法。
JP60050966A 1985-03-14 1985-03-14 合成樹脂製化粧板の製造方法 Granted JPS61209200A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60050966A JPS61209200A (ja) 1985-03-14 1985-03-14 合成樹脂製化粧板の製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS61209200A JPS61209200A (ja) 1986-09-17
JPH0257517B2 true JPH0257517B2 (ja) 1990-12-05

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005081676A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Yamaha Livingtec Corp エンボス化粧シート
JP5245490B2 (ja) * 2008-03-27 2013-07-24 大日本印刷株式会社 表面材の製造方法

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JPS61209200A (ja) 1986-09-17

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