JPH0519940A - タブレツト装置 - Google Patents
タブレツト装置Info
- Publication number
- JPH0519940A JPH0519940A JP17097691A JP17097691A JPH0519940A JP H0519940 A JPH0519940 A JP H0519940A JP 17097691 A JP17097691 A JP 17097691A JP 17097691 A JP17097691 A JP 17097691A JP H0519940 A JPH0519940 A JP H0519940A
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- Japan
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- tablet
- pen
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 手書き入力用タブレット装置において、タブ
レット上のペン位置の座標に対して、その位置に対応し
た誤差を含んだタブレット出力座標のデータを修正し
て、ペンで接触した実際の位置とタブレット出力座標を
一致させることを可能とするタブレット装置を提供する
こと。 【構成】 タブレット１の面上をペンで押すことによ
り、そのペンの位置を電流変化とするアナログ信号が発
生され、このアナログ信号を検出回路２がＸ方向とＹ方
向からなる１組のディジタル値に変換して位置データと
して補正装置３へ出力する。補正装置３内部では、その
全てのタブレット出力位置データと実際の位置データと
を１対１に対応させる変換テーブル４によって、そのタ
ブレット出力位置を誤差のない正しい値に変換して出力
する。
レット上のペン位置の座標に対して、その位置に対応し
た誤差を含んだタブレット出力座標のデータを修正し
て、ペンで接触した実際の位置とタブレット出力座標を
一致させることを可能とするタブレット装置を提供する
こと。 【構成】 タブレット１の面上をペンで押すことによ
り、そのペンの位置を電流変化とするアナログ信号が発
生され、このアナログ信号を検出回路２がＸ方向とＹ方
向からなる１組のディジタル値に変換して位置データと
して補正装置３へ出力する。補正装置３内部では、その
全てのタブレット出力位置データと実際の位置データと
を１対１に対応させる変換テーブル４によって、そのタ
ブレット出力位置を誤差のない正しい値に変換して出力
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ペンタッチ操作または
フィンガータッチ操作等を行なうタブレット装置に関す
るものである。
フィンガータッチ操作等を行なうタブレット装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、フリーハンド入力の際の位置情報
を電気信号として出力するために、縦方向および横方向
の座標を読み取る２枚の導電膜上をペンまたは指等で圧
迫して位置情報を得る感圧アナログ式タブレット装置が
知られている。
を電気信号として出力するために、縦方向および横方向
の座標を読み取る２枚の導電膜上をペンまたは指等で圧
迫して位置情報を得る感圧アナログ式タブレット装置が
知られている。
【０００３】図２はこのような感圧アナログ式タブレッ
ト装置の従来例を示している。図２において、１１はタ
ブレットであり、０．１ｍｍ以下の間隔を保って構成さ
れる２枚の導電膜１２，１３と電極１４，１５，１６，
１７とから構成されている。１８は検出回路であり、タ
ブレット１１の各電極１４，１５，１６，１７に接続さ
れている。 導電膜１２の上から任意の点をペンで押す
ことにより、その位置で導電膜１２と１３が接触し、検
出回路１８からの電流が電極１４と１５とに分流されて
導電膜１２，１３を通り、さらに電極１６，１７から分
流されてＸ，Ｙ座標の組み合せとして検出回路１８に戻
る。検出回路１８は、ペンが接触した導電膜１２上の
Ｘ、Ｙ座標に対応したそれぞれの電流量をディジタル値
に変換する。
ト装置の従来例を示している。図２において、１１はタ
ブレットであり、０．１ｍｍ以下の間隔を保って構成さ
れる２枚の導電膜１２，１３と電極１４，１５，１６，
１７とから構成されている。１８は検出回路であり、タ
ブレット１１の各電極１４，１５，１６，１７に接続さ
れている。 導電膜１２の上から任意の点をペンで押す
ことにより、その位置で導電膜１２と１３が接触し、検
出回路１８からの電流が電極１４と１５とに分流されて
導電膜１２，１３を通り、さらに電極１６，１７から分
流されてＸ，Ｙ座標の組み合せとして検出回路１８に戻
る。検出回路１８は、ペンが接触した導電膜１２上の
Ｘ、Ｙ座標に対応したそれぞれの電流量をディジタル値
に変換する。
【０００４】図３はタブレット１１と検出回路１８の等
価回路である。図３の検出回路１８において、１９，２
０は差動増幅器であり、２１はマルチプレクサ、２２は
Ａ／Ｄコンバータ、２３は定電流電源である。
価回路である。図３の検出回路１８において、１９，２
０は差動増幅器であり、２１はマルチプレクサ、２２は
Ａ／Ｄコンバータ、２３は定電流電源である。
【０００５】２枚の導電膜１２，１３はペンで押される
ことにより１点で短絡し、これにより定電流電源２３か
ら出力された電流が電極１４と１５に分流されて導電膜
１２，１３を通り、電極１６，１７から分流して出力さ
れ、検出回路１８に戻る。ここで電流は、導電膜１２，
１３上の接触点のＸ，Ｙ座標に対応する。差動増幅器１
９，２０は、電流量を電圧に変換してマルチプレクサ２
１に入力し、マルチプレクサ２１は、Ｘ，Ｙ座標に対応
するそれぞれの電圧値をＡ／Ｄコンバータ２２に入力
し、Ａ／Ｄコンバータ２２は、それぞれの電圧値をディ
ジタル値に変換する。したがって、このタブレット装置
は、導電膜１２，１３上の接触点のＸ，Ｙ座標に対応し
たディジタル値を得ることができる。
ことにより１点で短絡し、これにより定電流電源２３か
ら出力された電流が電極１４と１５に分流されて導電膜
１２，１３を通り、電極１６，１７から分流して出力さ
れ、検出回路１８に戻る。ここで電流は、導電膜１２，
１３上の接触点のＸ，Ｙ座標に対応する。差動増幅器１
９，２０は、電流量を電圧に変換してマルチプレクサ２
１に入力し、マルチプレクサ２１は、Ｘ，Ｙ座標に対応
するそれぞれの電圧値をＡ／Ｄコンバータ２２に入力
し、Ａ／Ｄコンバータ２２は、それぞれの電圧値をディ
ジタル値に変換する。したがって、このタブレット装置
は、導電膜１２，１３上の接触点のＸ，Ｙ座標に対応し
たディジタル値を得ることができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、タブレット導電膜上の実際の位置
座標と、その導電膜の電気抵抗値との関係が、導電膜面
内の抵抗のばらつきにより、図４の点線で示すような実
測値例のとおりリニアリティ誤差がある。
うな従来の構成では、タブレット導電膜上の実際の位置
座標と、その導電膜の電気抵抗値との関係が、導電膜面
内の抵抗のばらつきにより、図４の点線で示すような実
測値例のとおりリニアリティ誤差がある。
【０００７】図４は縦１００ｍｍ、横１６０ｍｍのタブ
レット面に１ｃｍ間隔のマトリックスを描いた場合のタ
ブレット出力であり、導電膜面内の抵抗のばらつきによ
る誤差を持つ。
レット面に１ｃｍ間隔のマトリックスを描いた場合のタ
ブレット出力であり、導電膜面内の抵抗のばらつきによ
る誤差を持つ。
【０００８】このため、図３のＡ／Ｄコンバータ２２の
出力（Ｘ，Ｙ）の組み合せによる位置データは誤差を含
んだものとなる。
出力（Ｘ，Ｙ）の組み合せによる位置データは誤差を含
んだものとなる。
【０００９】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、誤差を含んだタブレット座標出力データ
を補正して正しい座標出力を得ることができる優れたタ
ブレット装置を提供することを目的とする。
るものであり、誤差を含んだタブレット座標出力データ
を補正して正しい座標出力を得ることができる優れたタ
ブレット装置を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のタブレット装置は、タブレット導電膜の抵
抗値のばらつきによる誤差を含んだタブレットからの出
力を、検出回路によりディジタル変換し、その全てのタ
ブレット出力位置データのディジタル値と実際の位置デ
ータとを１対１に対応させた変換テーブルによって、そ
のタブレット出力位置を誤差のない正しい値に変換する
ようにしたものである。
に、本発明のタブレット装置は、タブレット導電膜の抵
抗値のばらつきによる誤差を含んだタブレットからの出
力を、検出回路によりディジタル変換し、その全てのタ
ブレット出力位置データのディジタル値と実際の位置デ
ータとを１対１に対応させた変換テーブルによって、そ
のタブレット出力位置を誤差のない正しい値に変換する
ようにしたものである。
【００１１】
【作用】本発明は、上記構成によって、タブレット導電
膜の抵抗値のばらつきによる誤差を含んだタブレット出
力位置データを、その位置データに対応した実際の修正
データを持つ変換テーブルによって修正するので、誤差
を補正した正しい位置出力を得ることができる。
膜の抵抗値のばらつきによる誤差を含んだタブレット出
力位置データを、その位置データに対応した実際の修正
データを持つ変換テーブルによって修正するので、誤差
を補正した正しい位置出力を得ることができる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図１はタブレットと検出回路と補
正装置とを備えたタブレット装置の概略ブロック図であ
る。図１において、１はタブレットであり、面内をペン
で押すと、そのペンのＸ，Ｙ座標位置を電流変化とする
アナログ信号として出力する。２は検出回路であり、タ
ブレット１から入力されたアナログ信号をＸ方向とＹ方
向からなる１組のディジタル値（Ｘ，Ｙ）に変換する。
３は補正装置であり、実際の位置データを集積した変換
テーブル４を備えている。変換テーブル４には、同一ロ
ット内のタブレット直線性特性を測定した結果のタブレ
ット出力座標対実際座標のデータを格納してあり、タブ
レット出力座標（Ｘ，Ｙ）を入力するとそれに対応した
補正された実際座標（ＸＨ，ＹＨ）を出力するようにな
っている。
照しながら説明する。図１はタブレットと検出回路と補
正装置とを備えたタブレット装置の概略ブロック図であ
る。図１において、１はタブレットであり、面内をペン
で押すと、そのペンのＸ，Ｙ座標位置を電流変化とする
アナログ信号として出力する。２は検出回路であり、タ
ブレット１から入力されたアナログ信号をＸ方向とＹ方
向からなる１組のディジタル値（Ｘ，Ｙ）に変換する。
３は補正装置であり、実際の位置データを集積した変換
テーブル４を備えている。変換テーブル４には、同一ロ
ット内のタブレット直線性特性を測定した結果のタブレ
ット出力座標対実際座標のデータを格納してあり、タブ
レット出力座標（Ｘ，Ｙ）を入力するとそれに対応した
補正された実際座標（ＸＨ，ＹＨ）を出力するようにな
っている。
【００１３】次に上記実施例の動作について説明する。
まず変換テーブル４の作成について述べる。変換テーブ
ル４は、タブレット１の出力をディジタル変換したタブ
レット出力位置データのＸ，Ｙ座標の組み合せを（Ｘ，
Ｙ）とし、ペンで接触した実際位置のＸ，Ｙ座標の組み
合せを（ＸＨ，ＹＨ）とし、タブレット出力位置と、ペ
ンで接触した実際位置との差で表わされる誤差量を（Δ
Ｘ，ΔＹ）と記述する。このようにして、タブレット全
面の誤差分布を予め測定しておき、全ての（Ｘ，Ｙ）と
実際位置（ＸＨ，ＹＨ）の対応を把握しておき、（Ｘ，
Ｙ）を入力するとその入力に対応した実際位置（ＸＨ，
ＹＨ）を出力するようにしておく。
まず変換テーブル４の作成について述べる。変換テーブ
ル４は、タブレット１の出力をディジタル変換したタブ
レット出力位置データのＸ，Ｙ座標の組み合せを（Ｘ，
Ｙ）とし、ペンで接触した実際位置のＸ，Ｙ座標の組み
合せを（ＸＨ，ＹＨ）とし、タブレット出力位置と、ペ
ンで接触した実際位置との差で表わされる誤差量を（Δ
Ｘ，ΔＹ）と記述する。このようにして、タブレット全
面の誤差分布を予め測定しておき、全ての（Ｘ，Ｙ）と
実際位置（ＸＨ，ＹＨ）の対応を把握しておき、（Ｘ，
Ｙ）を入力するとその入力に対応した実際位置（ＸＨ，
ＹＨ）を出力するようにしておく。
【００１４】図４に示すようなタブレットの誤差分布
は、タブレットの製造手段に依存しており、同一ロット
内の各タブレットにおいては同様の分布を示すので、一
つのタブレットの誤差を把握することにより全タブレッ
トに対応することができる。
は、タブレットの製造手段に依存しており、同一ロット
内の各タブレットにおいては同様の分布を示すので、一
つのタブレットの誤差を把握することにより全タブレッ
トに対応することができる。
【００１５】タブレット１の面上をペンで押すことによ
り、そのペンの位置を電流変化とするアナログ信号が発
生され、このアナログ信号を検出回路２がＸ方向とＹ方
向からなる１組のディジタル値に変換して位置データと
して補正装置３へ出力する。補正装置３内部では、その
全てのタブレット出力位置データと実際の位置データと
を１対１に対応させる変換テーブル４によって、そのタ
ブレット出力位置を誤差のない正しい値に変換して出力
する。
り、そのペンの位置を電流変化とするアナログ信号が発
生され、このアナログ信号を検出回路２がＸ方向とＹ方
向からなる１組のディジタル値に変換して位置データと
して補正装置３へ出力する。補正装置３内部では、その
全てのタブレット出力位置データと実際の位置データと
を１対１に対応させる変換テーブル４によって、そのタ
ブレット出力位置を誤差のない正しい値に変換して出力
する。
【００１６】このように、上記実施例によれば、タブレ
ット１の導電膜の抵抗値のばらつきによる誤差を含んだ
タブレット１からの出力を、検出回路２によりＸ方向と
Ｙ方向からなる１組のディジタル値に変換し、その全て
のタブレット出力位置データのディジタル値と実際の位
置データとを１対１に対応させた変換テーブル４を用い
て、補正回路３がタブレット出力位置データを補正して
出力するので、正しい位置データを得ることができる。
ット１の導電膜の抵抗値のばらつきによる誤差を含んだ
タブレット１からの出力を、検出回路２によりＸ方向と
Ｙ方向からなる１組のディジタル値に変換し、その全て
のタブレット出力位置データのディジタル値と実際の位
置データとを１対１に対応させた変換テーブル４を用い
て、補正回路３がタブレット出力位置データを補正して
出力するので、正しい位置データを得ることができる。
【００１７】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、タブレ
ット導電膜の電気抵抗の非直線性による誤差を含んだ位
置出力データに対して、予め設けた誤差データを基にし
た変換テーブルのデータを用いて補正するので、誤差の
ない正しい位置データを得ることができる。
ット導電膜の電気抵抗の非直線性による誤差を含んだ位
置出力データに対して、予め設けた誤差データを基にし
た変換テーブルのデータを用いて補正するので、誤差の
ない正しい位置データを得ることができる。
【図１】本発明の一実施例におけるタブレット装置の構
成を示す概略ブロック図
成を示す概略ブロック図
【図２】従来のタブレット装置の構成を示す概略ブロッ
ク図
ク図
【図３】図２に示すタブレット装置における等価回路図
【図４】従来のタブレット装置におけるタブレット導電
膜抵抗値の実測データ例を示すグラフ
膜抵抗値の実測データ例を示すグラフ
１ タブレット ２ 検出回路 ３ 補正装置 ４ 変換テーブル
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 導電膜上の任意の点を押すことによりそ
のＸ，Ｙ座標位置を電流変化のアナログ信号として出力
するタブレットと、前記タブレットからのアナログ信号
をＸ方向とＹ方向からなる１組のディジタル値に変換し
て位置データとして出力する検出回路と、前記検出回路
から出力された誤差を含む位置データを変換テーブルに
格納された実際の位置データと１対１に対応させて正し
い値を出力する補正装置とを備えたタブレット装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17097691A JPH0519940A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | タブレツト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17097691A JPH0519940A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | タブレツト装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0519940A true JPH0519940A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15914843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17097691A Pending JPH0519940A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | タブレツト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0519940A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0942390A2 (en) * | 1998-03-12 | 1999-09-15 | Samuel G. Hurst | Resistive touch screen |
| EP1010156A1 (en) * | 1996-10-29 | 2000-06-21 | G Samuel Hurst | Touch screen based upon topological mapping |
| US6650319B1 (en) | 1996-10-29 | 2003-11-18 | Elo Touchsystems, Inc. | Touch screen based topological mapping with resistance framing design |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP17097691A patent/JPH0519940A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1010156A1 (en) * | 1996-10-29 | 2000-06-21 | G Samuel Hurst | Touch screen based upon topological mapping |
| EP1010156A4 (en) * | 1996-10-29 | 2002-02-27 | G Samuel Hurst | TOUCH SCREEN REALIZED ON THE BASIS OF A TOPOGRAPHIC MAP |
| US6650319B1 (en) | 1996-10-29 | 2003-11-18 | Elo Touchsystems, Inc. | Touch screen based topological mapping with resistance framing design |
| EP0942390A2 (en) * | 1998-03-12 | 1999-09-15 | Samuel G. Hurst | Resistive touch screen |
| EP0942390A3 (en) * | 1998-03-12 | 2001-10-31 | Samuel G. Hurst | Resistive touch screen |
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