JPH05198845A - 発光ダイオード素子の封止方法 - Google Patents

発光ダイオード素子の封止方法

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JPH05198845A
JPH05198845A JP4020727A JP2072792A JPH05198845A JP H05198845 A JPH05198845 A JP H05198845A JP 4020727 A JP4020727 A JP 4020727A JP 2072792 A JP2072792 A JP 2072792A JP H05198845 A JPH05198845 A JP H05198845A
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JP
Japan
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resin composition
emitting diode
acrylate
meth
light emitting
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JP4020727A
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English (en)
Inventor
Shoji Kudo
庄司 工藤
Kenji Kunikata
賢治 国方
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HAISOOLE KK
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
HAISOOLE KK
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】生産性が高く、しかも、内部歪やクラック、変
色がなく、輝度の劣化も少ない無色透明の発光ダイオ−
ド及び染料で着色したカラ−の発光ダイオ−ドを容易に
製造する。 【構成】本発明の発光ダイオ−ド素子の封止方法は、容
器に充填した封止用紫外線硬化型樹脂組成物中に発光ダ
イオ−ド素子を埋設させて、紫外線で硬化させる前に該
発光ダイオ−ド素子をチップコ−ト用紫外線硬化型樹脂
組成物で濡らすことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発光ダイオ−ドの樹脂に
よる封止方法に関する。更に詳しくは発光ダイオ−ド素
子を樹脂組成物で封止するに先立ちチップコ−トを施す
工程を含む樹脂封止型発光ダイオ−ドの封止方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、発光ダイオ−ド素子はこれを外部
環境より保護するために、樹脂封止する方法が行われ、
主としてエポキシ樹脂等を用い、熱硬化する方法が採用
されている。叉、硬化物の着色をさける目的で酸硬化法
も行われているが、酸硬化法はエポキシ樹脂の最終硬化
迄の時間が長く、生産性が極めて悪いという欠点があ
る。硬化時間を短縮するために、加熱温度を上げたり、
硬化剤の使用量を調整しても、硬化収縮が急速におこる
ために、硬化物に亀裂が入りやすく、信頼性の高い樹脂
封止型発光ダイオ−ドを作成することが困難である。
【0003】他方、エポキシアクリレ−ト、ポリエステ
ルアクリレ−ト等のオリゴマ−とエチレングリコ−ルジ
アクリレート、トリメチロ−ルプロパントリアクリレ−
ト等の希釈性或は架橋性のモノマ−、及び光開始剤から
なる紫外線硬化型樹脂組成物を使って発光ダイオ−ド素
子を封止する方法も知られている。しかし、紫外線硬化
時に黄変化したり、また、紫外線硬化時に黄変化しなく
とも、熱により黄変したり、耐水性が悪かったりする欠
点があり、総じて満足出来る性能を持つ樹脂封止型発光
ダイオ−ドは得られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】耐クラック性、耐ヒ−
トショック性、光学特性等に優れ、変色の少ない樹脂封
止型発光ダイオ−ドを得る方法を確立する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、封止用樹
脂組成物をポリメチルペンテン製の透明な容器に注入
し、発光ダイオ−ド素子がボンディングされ、リ−ド線
が連結されたコムを定位置に挿入し、容器の低部から紫
外線を照射することにより得られた発光ダイオ−ドの耐
クラック性、耐ヒ−トショック性、光学特性を測定した
結果、封止用の樹脂組成物の検討だけでは、発光ダイオ
−ドの性能を全て満足することが難しく、発光ダイオ−
ド素子を封止用樹脂組成物に埋設させる前に、該発光ダ
イオ−ド素子を、チップコ−ト用紫外線硬化型樹脂組成
物で濡らす(コ−ト)ことにより、極めて優れた樹脂封
止型発光ダイオ−ドが得られることがわかり、本発明を
完成するに至った。
【0006】即ち、本発明は、 (1)発光ダイオ−ド素子を樹脂組成物で封止するにあ
たり、発光ダイオ−ド素子をチップコ−ト用紫外線硬化
型樹脂組成物で濡らし、次いで必要により紫外線硬化し
たのち、容器に充填した封止用樹脂組成物中に埋設させ
紫外線、電子線叉は熱により硬化させることを特徴とす
る発光ダイオ−ド素子の封止方法 (2)発光ダイオ−ド素子を紫外線硬化型樹脂組成物で
樹脂封止するにあたり、発光ダイオ−ドをチップコ−ト
用紫外線硬化型樹脂組成物で濡らした後、紫外線透過性
の材料よりなる容器に充填した封止用紫外線硬化型樹脂
組成物中に埋設させ紫外線叉は電子線で硬化させること
を特徴とする発光ダイオ−ド素子の封止方法 (3)チップコ−ト用紫外線硬化型樹脂組成物の硬化物
と封止用樹脂組成物の硬化物の屈折率の差が0.01以
内であるような紫外線硬化型樹脂組成物を使用する前項
(2)に記載の発光ダイオ−ド素子の封止方法 (4)A)1官能(メタ)アクリレ−ト及び/又は、
B)2官能以上の(メタ)アクリレ−ト、並びに、C)
光重合開始剤からなることを特徴とするチップコ−ト用
紫外線硬化型樹脂組成物を提供する。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。発光ダイ
オ−ド素子をチップコ−ト用紫外線硬化型樹脂組成物で
濡らすことは、発光ダイオ−ド素子を封止用樹脂組成物
に埋設させるときに生じる気泡の巻き込みを防止するば
かり出なく、発光ダイオ−ド素子と封止用樹脂との境界
に薄い膜を形成し、発光ダイオ−ド素子を保護する重要
な機能を持つ。チップコ−ト用樹脂が熱硬化性樹脂の場
合は、せっかくチップ素子の周辺に薄膜を形成しても、
熱硬化時、対流により、封止用樹脂と混ざり、本来の機
能を果たさないが、紫外線硬化性樹脂の場合は、瞬間的
に硬化するため、対流を起こさず、硬化後も、薄膜を保
持している。発光ダイオ−ド素子をチップコ−ト用紫外
線硬化型樹脂組成物で濡らし、紫外線(叉は電子線、以
下同様)硬化して、素子の周りに、紫外線硬化樹脂の薄
い硬化膜を形成した後、発光ダイオ−ド素子を封止用樹
脂組成物に埋設させても良い。
【0008】チップコ−トの方法としては、特に制限は
なく、要するにチップ素子全体が出来るだけ均一にチッ
プコ−ト用紫外線硬化型樹脂組成物により濡れればよ
い。チップコ−ト用紫外線硬化型樹脂組成物の粘度につ
ては、特に制限はないが、25℃で10−70000C
PSが好ましく、70000CPSを越えると、発光ダ
イオ−ド素子を充分に濡らすことが難しく、叉、10C
PS未満であると、膜が薄過ぎて、発光ダイオ−ド素子
を保護する機能が薄れる傾向にある。より好ましい粘度
は、25℃で500−10000CPSであり、とくに
1000−7000CPSが好ましい。チップコ−ト用
紫外線硬化型樹脂組成物の硬化物と封止用紫外線硬化型
樹脂組成物の屈折率は、通常異なるので、その境界がは
っきり観察されるが、境界が観察されることを好まない
場合には、それらの硬化物の屈折率の差が0.01以内
に収まるようにチップコ−ト用紫外線硬化型樹脂組成物
及び封止用紫外線硬化型樹脂組成物を選択すればよい。
【0009】チップコ−ト用の紫外線硬化型樹脂組成物
としては、エチレン性不飽和二重結合を持つ化合物、例
えば(メタ)アクリル化合物、ビニル化合物等が使用さ
れうるが、好ましいものは次の紫外線硬化型樹脂組成物
である。 A)1官能(メタ)アクリレ−ト及び/又は B)2官能以上の(メタ)アクリレ−ト並びに C)光重合開始剤 を含有する樹脂組成物。ここに、A)、B)、C)の各
成分につき説明する。 A)1官能(メタ)アクリレ−トとしては、ジシクロペ
ンタニル(メタ)アクリレ−ト、ジシクロペンテニルオ
キシエチル(メタ)アクリレ−ト、イソボルニル(メ
タ)アクリレ−ト、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
−ト、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ−ト等であ
り、特に、フェニ−ルグリシジルエ−テルの(メタ)ア
クリレ−トやエチレンオキサイド変性フェノ−ルの(メ
タ)アクリレ−トが好ましい例として挙げられる。
【0010】B)2官能以上の(メタ)アクリレ−トと
しては、ビスAタイプのエポキシ(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコ−ルジ(メタ)アクリレ−ト、
ポリプロピレングリコ−ルジ(メタ)アクリレ−ト、エ
チレンオキサイド変性ビスフェノ−ルAの(メタ)アク
リレ−ト、プロピレンオキサイド変性ビスフェノールA
の(メタ)アクリレ−ト、ノナンジオ−ルジ(メタ)ア
クリレ−ト等が好ましい例として挙げられる。又、ポリ
カ−ボネ−トジオ−ル[1]及び/叉はポリカプロラク
トンジオ−ル[2]及び/叉はポリテトラメチレンエ−
テルグリコ−ル[3]より得られるジ(メタ)アクリレ
−トも好ましい例として挙げられる。
【0011】ポリカ−ボネ−トジオ−ル[1]として
は、(1)1,4−ブタンジオ−ル、1,5−ペンタン
ジオ−ル、1,6−ヘキサンジオ−ル、1,8−オクタ
ンジオ−ル等のジオ−ル化合物とジアリ−ルカ−ボネ−
ト又はジアルキルカ−ボネ−トとのエステル交換反応等
によって得られる両末端に水酸基を持ち、数平均分子量
が500−3000のポリマ−、(2)1,4−ブタン
ジオール、1,5−ペンタンジオ−ル、1,6−ヘキサ
ンジオ−ル、1,8−オクタンジオ−ル等のジオ−ル化
合物とε−カプロラクトンの付加物とジアリ−ルカ−ボ
ネ−ト又はジアルキルカ−ボネ−トとのエステル交換反
応等によって得られる両末端に水酸基を持ち、数平均分
子量が500−3000のポリマ−等が挙げられる。
(1)、(2)で使われるジオ−ルとしては、1、6−
ヘキサンジオ−ルが特に好ましく、これらは市場より容
易に入手することが出来る。例えば、(1)としては、
例えば、ニッポラン980(日本ポリウレタン(株)、
平均分子量 約2000)、ニッポラン981(日本ポ
リウレタン(株)、平均分子量 約1000)、カルボ
ジオ−ルD−1000(東亞合成化学工業(株)、平均
分子量 約1000)、カルボジオ−ルD−2000
(東亞合成化学工業(株)、平均分子量 約200
0)、(2)としては、例えば、ニッポラン982(日
本ポリウレタン(株)、平均分子量 約2000)、ニ
ッポラン983(日本ポリウレタン(株)平均分子量
約1000)等が挙げられる。
【0012】ポリカプロラクトンジオ−ル[2]として
は、アルキレングリコ−ル、ネオペンチルグリコ−ルヒ
ドロキシピバレ−ト、等のジオ−ル化合物にε−カプロ
ラクトンを縮合させて得られる両末端に水酸基を持ち、
平均分子量が500−3000のポリマ−が挙げられ、
これらは市場より容易に入手することが出来る。例え
ば、プラクセル208(ダイセル化学工業(株)、平均
分子量 約850)、プラクセル210(ダイセル化学
工業(株)、平均分子量 約1000)、プラクセル2
12(ダイセル化学工業(株)、平均分子量 約125
0)、プラクセル220(ダイセル化学工業(株)、平
均分子量 約2000)等が挙げられる。
【0013】ポリテトラメチレンエ−テルグリコ−ル
[3]は市場より、容易に入手出来る。例えば、PTG
1000(保土谷化学工業(株)、平均分子量 約1
000、PTG 1000SN(保土谷化学工業
(株)、平均分子量 約1000)、PTG 2000
(保土谷化学工業(株)、平均分子量 約2000)、
PTG2000SN(保土谷化学工業(株)、平均分子
量 約2000)等が挙げられる。
【0014】ポリカ−ボネ−トジオ−ル[1]及び/又
はポリカプロラクトンジオ−ル[2]及び/又はポリテ
トラメチレンエ−テルグリコ−ル[3]は上記で説明さ
れた物質以外に、エチレンオキサイド及び/又はプロピ
レンオキサイドで変性された物質を含みうる。ポリカ−
ボネ−トジオ−ル[1]及び/又はポリカプロラクトン
ジオ−ル[2]及び/又はポリテトラメチレンエ−テル
グリコ−ル[3]より得られるジ(メタ)アクリレ−ト
としては、(1)[1]より得られるウレタン(メタ)
アクリレ−ト、(2)[2]より得られるウレタン(メ
タ)アクリレ−ト、(3)[3]より得られるウレタン
(メタ)アクリレ−ト、(4)[1]と[2]と[3]
を混合したジオ−ルより得られるウレタン(メタ)アク
リレ−ト、(5)[1]及び、又は[2]及び、又は
[3]より得られるウレタン(メタ)アクリレ−ト、
(6)[1]又は[2]又は[3]の両端の水酸基と
(メタ)アクリル酸を反応させて得られるジ(メタ)ア
クリレート、等が挙げられる。
【0015】ウレタン(メタ)アクリレートとは、ジオ
ール1モルに対して、1.10−2.05モルジイソシ
アネートを反応させて分子両末端にイソシアネ−ト基を
有するプレポリマ−を製造し、これを更に分子中に水酸
基を有する(メタ)アクリレ−ト1.1−2.3モルと
反応させて得られるものである。原料のジイソシアネ−
ト化合物としては、イソホロンジイソシアネ−ト、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン
ジイソシアネート、トリレンジイソシアネ−ト等が挙げ
られる。又、水酸基を有する(メタ)アクリレ−トとし
ては、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−ト、1,2
−プロピレングリコ−ルモノ(メタ)アクリレ−ト、
1,4−ブタンジオ−ルモノ(メタ)アクリレ−ト等が
挙げられる。複数のジオ−ルを混ぜて、ウレタン(メ
タ)アクリレ−トを作っても良いし、個々のジオ−ルか
ら作ったウレタン(メタ)アクリレ−トを混ぜても良
い。(6)の具体例としてKAYARAD HX−22
0(日本化薬(株))、KAYARAD−HX−620
(日本化薬(株))等が挙げられる。これらA)成分の
樹脂組成物中の割合は5〜95%好ましくは30〜90
%であり、B)成分の樹脂組成物中の割合は5〜70%
好ましくは10〜40%である。
【0016】C)光重合開始剤としては、紫外線の照射
により励起されてラジカルを発生する化合物が使用さ
れ、そのような化合物の具体例としてはジエトキシアセ
トフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニ
ルプロパン−1−オン、1−(4−イソプロピルフェニ
ル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オ
ン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2
−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−
モルホリノプロパン−1等のアセトフェノン系化合物、
ベンゾイン、ベンゾイルメチルエ−テル、ベンゾインエ
チルエ−テル、ベンゾインイソプロピルエ−テル、ベン
ゾインイソブチルエ−テル、ベンジルメチルケタ−ル等
のベンゾイン系化合物、ベンゾフェノン、ベンゾイル安
息香酸メチル等のベンゾフェノン系化合物があげられ
る。これらは例えば、イルガキュア184、ダロキュア
1173等として市販されているものが使用出来る。こ
れらの光重合開始剤は、A)成分及びB)成分の合計に
対し、通常0.2−3%、好ましくは0.5−1.5%
添加される。
【0017】上記A)、B)、C)以外にチップコ−ト
用紫外線硬化型樹脂組成物は、分子中にアクリル基を持
たないデッドポリマ−、その他、種々の添加剤を加えて
も良い。紫外線の代わりに、電子線で硬化をする時は、
C)を省くことが出来る。チップコ−ト用紫外線硬化型
樹脂組成物は前記したA)、B)、C)(必要により)
及びその他の添加剤を混合し、必要によりろ過処理を施
し不純物を除いて、調製される。
【0018】次に封止用樹脂組成物につき説明する。本
発明において封止用樹脂としては、熱硬化型樹脂あるい
は紫外線硬化型樹脂のいずれであってもよい。熱硬化型
樹脂としてのエポキシ樹脂等が使用可能であるが、封止
用樹脂として好ましいものは紫外線硬化型樹脂である。
紫外線硬化型樹脂のうちで好ましいものは次の樹脂組成
物である。A)ウレタン(メタ)アクリレ−ト、エポキ
シ(メタ)アクリレ−ト、ポリエステル(メタ)アクリ
レ−ト、ポリエ−テル(メタ)アクリレ−ト、ポリカ−
ボネ−ト(メタ)アクリレ−トから選ばれた1種以上の
(メタ)アクリレ−トオリゴマ−、及び/又はB)オリ
ゴマ−A)を溶解する(メタ)アクリレ−トから選ばれ
た1種以上の(メタ)アクリレ−ト、並びにC)光重合
開始剤を含有する紫外線硬化型樹脂組成物。A)、
B)、C)の成分以外にも、例えば、カラ−用の発光ダ
イオ−ドには、染料叉は顔料を、黄変を防止するために
は、酸化防止剤を、クラックを防止するためには、(メ
タ)アクリル基を持たないデッドポリマ−を、熱硬化を
併用するときには、熱重合開始剤を、加えるというよう
にそれぞれの目的に応じて種々の添加剤を加えることが
できる。尚、紫外線の代わりに、電子線で硬化をする時
は、C)を省くことが出来る。
【0019】封止用紫外線硬化型樹脂組成物の粘度は、
25℃で、70000CPS以下が好ましく、さらに、
10000CPS以下が好ましく、特に、6000CP
S以下が好ましい。A)だけで、上記の好ましい粘度が
達成できる場合は、B)を省略することができる場合が
ある。
【0020】A)のなかでも特に、ポリカ−ボネ−トジ
オ−ル[1]及び、またはポリカプロラクトンジオ−ル
[2]及び、またはポリテトラメチレンエ−テルグリコ
−ル[3]より得られるジ(メタ)アクリレ−トが好ま
しい。ポリカ−ボネ−トジオ−ル[1]としては、
(1)1,4−ブタンジオ−ル、1,5−ペンタンジオ
−ル、1,6−ヘキサンジオ−ル、1,8−オクタンジ
オ−ル等のジオ−ル化合物とジアリ−ルカ−ボネ−ト又
はジアルキルカ−ボネ−トとのエステル交換反応等によ
って得られる両末端に水酸基を持ち、数平均分子量が5
00−3000のポリマ−、(2)1,4−ブタンジオ
ール、1,5−ペンタンジオ−ル、1,6−ヘキサンジ
オ−ル、1,8−オクタンジオ−ル等のジオ−ル化合物
とε−カプロラクトンの付加物とジアリ−ルカ−ボネ−
ト又はジアルキルカ−ボネ−トとのエステル交換反応等
によって得られる両末端に水酸基を持ち、数平均分子量
が500−3000のポリマ−等が挙げられる。
【0021】(1)、(2)で使われるジオ−ルとして
は、1、6−ヘキサンジオ−ルが特に好ましく、市場よ
り容易に入手することが出来る。即ち、(1)として
は、例えば、ニッポラン980(日本ポリウレタン
(株)、平均分子量 約2000)、ニッポラン981
(日本ポリウレタン(株)、平均分子量 約100
0)、カルボジオ−ルD−1000(東亞合成化学工業
(株)、平均分子量約1000)、カルボジオ−ルD−
2000(東亞合成化学工業(株)、平均分子量約20
00)、が、叉(2)としては、例えば、ニッポラン9
82(日本ポリウレタン(株)、平均分子量 約200
0)、ニッポラン983(日本ポリウレタン(株)平均
分子量約1000)等がそれぞれ挙げられる。
【0022】ポリカプロラクトンジオ−ル[2]とは、
アルキレングリコ−ル、ネオペンチルグリコ−ルヒドロ
キシピバレ−ト、等のジオ−ル化合物にε−カプロラク
トンを縮合させて得られる両末端に水酸基を持を持ち、
平均分子量が500−3000のポリマ−で、市場より
容易に入手することが出来る。例えば、プラクセル20
8(ダイセル化学工業(株)、平均分子量 約85
0)、プラクセル210(ダイセル化学工業(株)、平
均分子量 約1000)、プラクセル212(ダイセル
化学工業(株)、平均分子量 約1250)、プラクセ
ル220(ダイセル化学工業(株)、平均分子量 約2
000)等である。
【0023】ポリテトラメチレンエ−テルグリコ−ル
[3]は市場より、容易に入手出来る。例えば、PTG
1000(保土谷化学工業(株)、平均分子量 約1
000)、PTG 1000SN(保土谷化学工業
(株)、平均分子量 約1000)、PTG 2000
(保土谷化学工業(株)、平均分子量 約2000)、
PTG 2000SN(保土谷化学工業(株)、平均分
子量 約2000)等である。
【0024】ポリカ−ボネ−トジオ−ル[1]及び/又
はポリカプロラクトンジオ−ル[2]及び/又はポリテ
トラメチレンエ−テルグリコ−ル[3]は上記の説明さ
れた物質以外に、エチレンオキサイド及び/又はプロピ
レンオキサイドで変性された物質を含みうる。 ポリカ
−ボネ−トジオ−ル[1]及び/又はポリカプロラクト
ンジオ−ル[2]及び/又はポリテトラメチレンエ−テ
ルグリコ−ル[3]より得られるジ(メタ)アクリレ−
トとしては、(1)[1]より得られるウレタン(メ
タ)アクリレ−ト、(2)[2]より得られるウレタン
(メタ)アクリレ−ト、(3)[3]より得られるウレ
タン(メタ)アクリレ−ト、(4)[1]と[2]と
[3]を混合したジオ−ルより得られるウレタン(メ
タ)アクリレ−ト、(5)[1]及び/又は[2]及び
/又は[3]より得られるウレタン(メタ)アクリレ−
ト、(6)[1]又は[2]又は[3]の両端の水酸基
と(メタ)アクリル酸を反応させて、得られるジ(メ
タ)アクリレート、等が挙げられる。
【0025】ウレタン(メタ)アクリレートとは、ジオ
ール1モルに対して、1.10−2.05モルジイソシ
アネートを反応させて分子両末端にイソシアネ−ト基を
有するプレポリマ−を製造し、これを更に分子中に水酸
基を有する(メタ)アクリレ−ト1.1−2.3モルと
反応させて得られるものである。原料のジイソシアネ−
ト化合物としては、イソホロンジイソシアネ−ト、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン
ジイソシアネート、トリレンジイソシアネ−ト等が挙げ
られる。又、水酸基を有する(メタ)アクリレ−トとし
ては、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−ト、1,2
−プロピレングリコールモノ(メタ)アクリレ−ト、
1,4−ブタンジオ−ルモノ(メタ)アクリレ−ト等が
挙げられる。複数のジオ−ルを混ぜて、ウレタン(メ
タ)アクリレ−トを作っても良いし、個々のジオ−ルか
ら作ったウレタン(メタ)アクリレ−トを混ぜても良
い。例えば、(6)として、KAYARAD HX−2
20(日本化薬(株))、KAYARAD HX−62
0(日本化薬(株))、がその具体例として挙げられ
る。
【0026】B)としては、A)を溶解し、且つ耐湿性
があり、耐候性が良好でTG点の高い紫外線硬化性モノ
マーが用いられる。このようなモノマ−は、市場より容
易に入手出来る。例えば、KAYARAD R−604
(日本化薬(株))、KAYARAD R−526(日
本化薬(株))、KAYARAD HDDA(日本化薬
(株))、KAYARAD MANDA(日本化薬
(株))、KAYARADNPGDA、KAYARAD
TMPTA(日本化薬(株))等があげられる。その
他、1、4−ブタンジオ−ルジ(メタ)アクリレ−ト、
1,3−ブチレングリコ−ルジ(メタ)アクリレート、
ジシクロペンタニル(メタ)アクリレ−ト、イソボルニ
ル(メタ)アクリレ−トを使用してもよい。これらのモ
ノマ−の中でも特に、KAYARAD R−604が好
ましい。
【0027】B)の封止用樹脂組成物中の割合は、95
−40%が好ましい。95%を越えると、TG点が高く
なりすぎて、クラックが生じる。40%未満だと、耐熱
性が悪くなり、又粘度が高くなって、脱泡性が悪くな
り、成形時にトラブルが生じやすくなる。85−70%
が特に好ましい。
【0028】C)の光重合開始剤としてはチップ用紫外
線硬化型樹脂組成物の硬化に使用される前記開始剤雅使
用が使用でき、その具体例としては、イルガキュア18
4、ダロキュア1173等が挙げられ、これらは紫外線
硬化樹脂の全量に対し、0.2−3%、好ましくは0.
5−1.5%添加される。封止用紫外線硬化型樹脂組成
物は前記したA)、B)、C)(必要により)及び、所
望により、その他の添加剤を混合し、必要により、ろ過
処理を施し不純物を除いて調製される。
【0029】発光ダイオ−ド素子をチップコ−ト用紫外
線硬化型樹脂組成物で濡らした後、ガラスやポリメチル
ペンテン等の紫外線透過可能な透明容器に注入した、封
止用紫外線硬化型樹脂組成物中に、リ−ドフレームに接
合した発光ダイオ−ド素子を定位置に挿入し、紫外線を
容器の低部より照射して硬化させた後脱型することによ
り発光ダイオードを作ることが出来る。容器の形状は、
発光ダイオ−ドの発光が充分に利用できる物であれば、
どのような形状のものでもよく、例えば、鐘状、レンズ
状のものなどが使用される。叉紫外線叉は電子線を用い
て樹脂組成物を硬化するに当たっては通常、紫外線照射
の場合、80〜240W/cmの出力で、100〜20
00mj/cm2 の光量で、また電子線照射の場合、2
00〜1000KVの出力で1〜5メガラッドの線量で
照射、硬化される。本発明の方法によれば、短時間で樹
脂組成物を硬化することが出来、また熱による黄変がな
く、且つ、ヒ−トショク性、耐水性に優れた樹脂封止型
発光ダイオ−ドを容易に得ることが出来る。
【0030】本発明の方法によって得られる樹脂封止型
発光ダイオ−ドは、ディスプレ−、シグナル、光通信用
の光源などの用途に使用される。
【0031】
【実施例】実施例によって本発明を更に具体的に説明す
るが、本発明がこれらの実施例に限定されるものでな
い。
【0032】製造例1 カプロラクトン変性ポリカ−ボネ−トジオ−ル(ニッポ
ラン983(日本ポリウレタン(株)平均分子量 10
00) 0.70モル、ポリテトラメチレンエ−テルグ
リコール(PTG 1000(保土谷化学工業(株)、
平均分子量 971)0.30モルを仕込み、ついで
2.0モルのイソホロンジイソシアネ−トを仕込み、7
0−80℃で10時間反応させた。この反応物に、更
に、ヒドロキシエチルアクリレ−トを2.06モル、重
合禁止剤としてメトキノンを全体量の500ppm となる
ように加え、触媒としてジオクチルスズラウレ−トを全
体量に対して1000ppm加え、70−80℃で10
時間反応させウレタンアクリレ−ト(U1)を得た。
【0033】製造例2 ポリカ−ボネ−トジオ−ル(ニッポラン981(日本ポ
リウレタン(株)平均分子量 1011)1モルを仕込
み、ついで2.0モルのイソホロンジイソシアネ−トを
仕込み、70−80℃で10時間反応させた。この反応物
に、更に、ヒドロキシエチルアクリレ−トを2.06モ
ル、重合禁止剤としてメトキノンを全体量の500pp
mとなるように加え、触媒としてジオクチルスズラウレ
−トを全体量に対して1000ppm加え、70−80
℃で10時間反応させウレタンアクリレ−ト(U2)を
得た。
【0034】製造例3 ポリカプロラクトンジオ−ル(プラクセル208(ダイ
セル化学工業(株)、分子量 814)1モルを仕込
み、ついで2.0モルのイソホロンジイソシアネ−トを
仕込み、70−80℃で10時間反応させた。この反応
物に、更に、ヒドロキシエチルアクリレ−トを2.06
モル、重合禁止剤としてメトキノンを全体量の500p
pmとなるように加え、触媒としてジオクチルスズラウ
レ−トを全体量に対して1000ppm加え、70−8
0℃で10時間反応させウレタンアクリレ−ト(U3)
を得た。
【0035】製造例4 ポリテトラメチレンエ−テルグリコ−ル(PTG 10
00SN(保土谷化学工業(株)、平均分子量 100
8)1モルを仕込み、ついで2.0モルのイソホロンジ
イソシアネ−トを仕込み、70−80℃で10時間反応
させた。この反応物に、更にヒドロキシエチルアクリレ
−トを2.06モル、重合禁止剤としてメトキノンを全
体量の500ppmとなるように加え、触媒としてジオ
クチルスズラウレ−トを全体量に対して1000ppm
加え、70−80℃で10時間反応させウレタンアクリ
レ−ト(U4)を得た。
【0036】実施例1 チップコ−ト用紫外線硬化型樹脂組成物 T−1:フェ
ニ−ルグリシジルエ−テルのアクリレ−ト(KAYAR
AD R−128H(日本化薬(株))80g,ビスフ
ェノ−ルA型のエポキシアクリレ−ト(ビスフェノ−ル
A型エポキシ樹脂(分子量 約1800、エポミック
R−304(三井石油化学(株))のアクリレ−ト化
物)20g、光開始剤 イルガキュア−184(チバガ
イギ−社)1.0gを加え充分に撹はん、溶解し均一な
混合物とした。 封止用紫外線硬化型樹脂組成物 H−1:製造例2のウ
レタンアクリレ−ト U2 7.5g、製造例3のウレ
タンアクリレ−ト U3 22.5g、ヒドロキシピバ
ルアルデヒドとトリメチロ−ルプロパンの縮合物のジア
クリレート(KAYARAD R−604(日本化薬
(株))70g、光開始剤 イルガキュア−184(チ
バガイギ−社)1.0gを加え充分に撹はん、溶解し均
一な混合物とした。この封止用紫外線硬化型樹脂組成物
H−1をポリメチルペンテン製の容器に注入し、あら
かじめ、チップコ−ト用紫外線硬化型樹脂組成物 T−
1で濡らして置いた発光ダイオ−ド素子を定位置に挿入
し、容器の底部より147w/cm高圧水銀灯を用いて
紫外線を600mj/cm2 照射した。その後脱型させ
ることにより樹脂封止された発光ダイオ−ドを得た。こ
のようにして製造した発光ダイオ−ドの特性は第1表の
通りである。
【0037】
【0038】実施例2 チップコ−ト用紫外線硬化型樹脂組成物 T−2:フェ
ニ−ルグリシジルエ−テルのアクリレ−ト(KAYAR
AD R−128H(日本化薬(株))70g、製造例
4のウレタンアクリレ−ト U4 30g、光開始剤
イルガキュア−184(チバガイギ−社製)1.0gを
加え充分に撹はん、溶解し均一な混合物とした。 封止用紫外線硬化型樹脂組成物 H−2:製造例1のウ
レタンアクリレ−ト U1 30g、ヒドロキシピバル
アルデヒドとトリメチロ−ルプロパンの縮合物のジアク
リレート(KAYARAD R−604(日本化薬
(株))70g、光開始剤 イルガキュア−184(チ
バガイギ−社)1.0gを加え充分に撹はん、溶解し均
一な混合物とした。発光ダイオ−ド素子を実施例1と同
様に処理し、樹脂封止された発光ダイオ−ドを得た。こ
のようにして製造した発光ダイオ−ドの特性は第2表の
通りである。
【0039】
【0040】実施例3 チップコ−ト用紫外線硬化型樹脂組成物 T−3:フェ
ニ−ルグリシジルエ−テルのアクリレ−ト(KAYAR
AD R−128H(日本化薬(株))30g、エチレ
ンオキサイド変性フェノ−ルのアクリレ−ト(KAYA
RAD R−564(日本化薬(株))20g,ジシク
ロペンタニルアクリレ−ト(FA−513A(日立化成
(株))20g,製造例3のウレタンアクリレ−ト U
3 30g、光開始剤 イルガキュア−184(チバガ
イギ−社)1.0gを加え充分に撹はん、溶解し均一な
混合物とした。 封止用紫外線硬化型樹脂組成物 H−3:製造例2のウ
レタンアクリレ−ト U2 14g、製造例3のウレタ
ンアクリレ−ト U3 7g、製造例4のウレタンアク
リレ−ト U4 9g、ヒドロキシピバルアルデヒドと
トリメチロ−ルプロパンの縮合物のジアクリレート(K
AYARAD R−604(日本化薬(株))70g、
光開始剤 イルガキュア−184(チバガイギ−社製)
1.0gを加え充分に撹はん、溶解し均一な混合物とし
た。発光ダイオ−ド素子を実施例1と同様に処理し、樹
脂封止された発光ダイオ−ドを得た。このようにして製
造した発光ダイオ−ドの特性は第3表の通りである。
【0041】
【0042】実施例4 チップコ−ト用紫外線硬化型樹脂組成物 T−4:フェ
ニ−ルグリシジルエ−テルのアクリレ−ト(KAYAR
AD R−128H(日本化薬(株))30g、エチレ
ンオキサイド変性フェノ−ルのアクリレ−ト(KAYA
RAD R−564(日本化薬(株))20g,ジシク
ロペンタニルアクリレ−ト(FA−513A(日立化成
(株))20g,製造例4のウレタンアクリレ−ト U
4 30g、光開始剤 イルガキュア−184(チバガ
イギ−社製)1.0gを加え充分に撹はん、溶解し均一
な混合物とした。 封止用紫外線硬化型樹脂組成物 H−4:製造例2のウ
レタンアクリレ−ト U2 15g、製造例3のウレタ
ンアクリレ−ト U3 5g、ヒドロキシピバルアルデ
ヒドとトリメチロ−ルプロパンの縮合物のジアクリレー
ト(KAYARAD R−604(日本化薬(株))8
0g、光開始剤 イルガキュア−184(チバガイギ−
社製)0.5g、顔料 KAYASET RED B
(日本化薬(株)) 0.05gを加え充分に撹はん、
溶解し均一な混合物とした。この封止用紫外線硬化型樹
脂組成物 H−4をポリメチルペンテン製の容器に注入
し、あらかじめ、チップコ−ト用紫外線硬化型樹脂組成
物 T−4で濡らして置いた発光ダイオ−ド素子を定位
置に挿入し、容器の底部より240w/cm高圧水銀灯
を用いて紫外線を1200mj/cm2 照射した。その
後脱型させることにより樹脂封止された発光ダイオ−ド
を得た。このようにして製造した発光ダイオ−ドの特性
は第4表の通りである。
【0043】
【0044】
【発明の効果】生産性が高く、しかも、内部歪やクラッ
ク、変色がなく、輝度の劣化も少ない無色透明の発光ダ
イオ−ドを得る方法が確立された。叉本発明の方法によ
ると、染料、顔料で着色されたカラ−発光ダイオ−ドも
容易に得ることが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 23/31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光ダイオ−ド素子を樹脂組成物で封止す
    るにあたり、発光ダイオ−ド素子をチップコ−ト用紫外
    線硬化型樹脂組成物で濡らし、次いで必要により紫外線
    硬化したのち、容器に充填した封止用樹脂組成物中に埋
    設させ紫外線、電子線叉は熱により硬化させることを特
    徴とする発光ダイオ−ド素子の封止方法
  2. 【請求項2】発光ダイオ−ド素子を紫外線硬化型樹脂組
    成物で樹脂封止するにあたり、発光ダイオ−ドをチップ
    コ−ト用紫外線硬化型樹脂組成物で濡らした後、紫外線
    透過性の材料よりなる容器に充填した封止用紫外線硬化
    型樹脂組成物中に埋設させ紫外線叉は電子線で硬化させ
    ることを特徴とする発光ダイオ−ド素子の封止方法
  3. 【請求項3】チップコ−ト用紫外線硬化型樹脂組成物の
    硬化物と封止用樹脂組成物の硬化物の屈折率の差が0.
    01以内である紫外線硬化型樹脂組成物を使用する請求
    項2に記載の発光ダイオ−ド素子の封止方法
  4. 【請求項4】A)1官能(メタ)アクリレ−ト及び/又
    は、B)2官能以上の(メタ)アクリレ−ト、並びに、
    C)光重合開始剤からなることを特徴とするチップコ−
    ト用紫外線硬化型樹脂組成物
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9081167B2 (en) 2004-11-15 2015-07-14 Koninklijke Philips N.V. Lens compression molded over LED die

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