JPH05198737A - 積層マルチチップ半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

積層マルチチップ半導体装置及びその製造方法

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JPH05198737A
JPH05198737A JP4007268A JP726892A JPH05198737A JP H05198737 A JPH05198737 A JP H05198737A JP 4007268 A JP4007268 A JP 4007268A JP 726892 A JP726892 A JP 726892A JP H05198737 A JPH05198737 A JP H05198737A
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和夫 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】はんだ接続部の厚さを十分厚く形成すること及
び接続部をモジュール端部に配置することにより、接続
信頼性と接続歩留りの向上を図る。 【構成】TCPのリード上に絶縁膜からなる凸起を形成
し、この絶縁凸起膜を介して、TCPリード間をはんだ
で接続する。また、TCPリードをコネクタ枠の端子部
に露出させ、溶融はんだによる一括はんだ付けが可能な
構造とする。 【効果】凸起によるはんだ層の厚さ確保と浸漬はんだ付
けの実現により、はんだ接続部のはんだ充填率の向上及
び接続部の金含有率低減が可能となり、工程の簡略化、
接続歩留及び接続信頼性の向上が図れる。また、TCP
リードをコネクタ枠の端部に露出させ構造とすることに
より接続状態の外観検査が一目瞭然で行えるようにな
り、品質の向上と生産性の向上が図れるようになった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の構造とその
製造法に係り、特に従来のICパッケージと同じ実装面
積に対し複数個のメモリ容量を有する大容量の積層マル
チチップ半導体装置の構造及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリは、大型コンピューター,
ワークステーション,パソコン,ワープロ等の情報機器
に多量に使用されており、今後これらの機器の高性能
化,多機能化,製品拡大がさらに進むことから、ここに
使用される半導体メモリの需要も加速度的に増大してい
くものと予想される。これに対し、大容量のメモリを必
要とする装置では、機器内での半導体メモリが占める実
装面積は益々増大する傾向にあり、機器の小型,軽量化
を阻害する最大の要因となっている。この問題の解決法
として、その一つは従来から強力に押し進められている
チップ内素子の高集積化による1チップ当りのメモリ容
量増大である。また他の一つは、パッケージされたメモ
リモジュールをプリント配線板に高密度に実装する方法
であり、さらに他の一つは、特開昭59−194460
及び特開昭61−185958に述べられているよう
に、複数個の半導体チップを厚さ方向に積み重ねて高密
度化を図るものである。これらのうち、チップ内素子の
高密度化は従来技術の延長では解決できない新しい局面
にきており、新技術,新生産設備の開発が必要になって
きている。
【0003】またプリント配線板への高密度実装は、モ
ジュールの小型化、プリント配線板への両面実装、ZI
P(zigzag in-line-package)部品の採用などが行われ
ているが、1個のチップを1パッケージとしたモジュー
ルを使う範囲においてはこれ以上の大幅な高密度化は困
難な状況にある。
【0004】これに対し、複数個のICチップを厚さ方
法に積み重ねる方法が非常に有利であり、種々提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の複数個
のICチップを積み重ねる方法では各層の端子を密着し
て接続する構造であるため、接続信頼性が十分に確保で
きない、また接合部がモジュール内に配置される構造の
ため、組立後の接合状態の検査が困難という不具合点が
あった。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の欠点を取
り除き、外観検査が容易に行え、接続信頼性を十分確保
した積層マルチチップ半導体装置の構造及び製造方法を
提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、TCPリー
ドをコネクタ枠端部に沿って折り曲げ、接続部をモジュ
ールの端面部に配置すること及び、各層間の接合はんだ
厚さを十分に厚くすることにより達成される。
【0008】
【作用】本発明は、少なくとも一面に配線パターンを有
するフィルムキャリアテープに半導体チップを電気的に
接続したテープキャリアパッケージを、コネクタ枠を介
して複数個積層接続した積層マルチチップ半導体装置に
おいて、該フィルムキャリアテープの少なくとも一面に
該配線パターンより厚く絶縁膜を形成したテープキャリ
アパッケージによって構成されることを特徴とする積層
マルチチップ半導体装置である。
【0009】本発明の構造によれば、TCPの上面に凸
起を設ける構造あるいはコネクタ枠上面にアウターリー
ドより深い凹部を形成し、下面リードを該凹部より幅広
の構造にすることにより、枠付きTCP積層時にリード
間を接続するはんだ層の厚さを十分厚く一定の厚さに保
つことができる浸漬はんだ付け法が採用でき、接続信頼
性の大幅な向上が図れた。また、アウターリードが完全
に端面に露出する構造であることから、接続状態の外観
検査が一目瞭然で行えるようになり、品質の向上と生産
性の向上が図れるようになった。さらに、TCPのアウ
ターリードをコネクタ枠の端部から下面に沿って折り曲
げてコネクタ枠の上下面を接続することが出来ることか
ら配線パターンのいらないコネクタ枠が利用できるよう
になり、部材コストの大幅な低減を図ることが出来た。
また、リード間に一定の間隔を設けることができること
から、はんだ溶融接続時のはんだ浸透性の向上、さらに
は接続部のはんだ中に占める金の含有率を大幅に低下さ
せることが出来、接続信頼性の大幅な向上が図れる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面によって説明す
る。
【0011】まず、実施例1について図1〜16によっ
て説明する。なお、各図において同一符号は同一内容を
示している(以下の説明においても同じ)。また、TC
P及びコネクタ枠を複数段積み重ねた図においては、下
段から上段へ各数字符号の後にa,b,c,dを付して
区分するものとする。
【0012】図1はテープキャリアパッケージ(以下T
CPと略する)1とコネクタ枠2を4段交互に積み重
ね、最上層に蓋3を付けて電気的に接続した本発明にな
るマルチチップ半導体装置4をマザーボード5上にはん
だ6によって接続した断面図を示すものである。
【0013】図2はTCP1の平面図で一部を切り欠き
破断した図、図3は図2のA−A部の断面図である。
【0014】この図2,図3において、半導体チップ1
0の上面にはバンプ11が形成されており、このバンプ
11にフィルムキャリアテープ12上に形成されたイン
ナリード13が電気的に接続されている。
【0015】フィルムキャリアテープ12の基材の一部
で構成されるサポートリング14はリードを保持すると
ともに、インナリード13からアウターリード15への
リードピッチを広げるための配線エリアの役目をもって
いる。また、アウターリード15の端部にはリード保持
テープ16がある。
【0016】半導体チップ10の表面及びインナリード
ボンディング部を含めたサポートリング14部にかけて
保護コート樹脂17が塗布されている。
【0017】短手方向に配置されるリードにはチップ選
択バンブ18につながるチップ選択リード19、その他
のバンプ11につながる共通リード15、さらにバンプ
とはつながらないダミーリード20,21,22があ
る。また、インナリード部とアウターリード部の中間位
置には有機絶縁樹脂からなる凸起23が形成されてい
る。
【0018】図4はコネクタ枠2の平面図、図5は実施
例の応用例におけるコネクタ枠の一部を拡大した図であ
り、(a)は平面図、(b)は(a)の側面図である。
【0019】図4において、コネクタ枠2は短手部材3
0と長手部材31が一体となって中央部がくり抜かれた
額縁状をしたもので、前記TCP1より若干厚く形成さ
れている。図5(a),(b)において、短手部材30
の表面には凹部32が形成されている。
【0020】図6はTCP1とコネクタ枠2を組合せた
枠付きTCP35の斜視図で、図7は図1に示したマル
チチップ半導体装置4の層間接続及びマザーボード5と
の接続部の一部拡大断面図で、積層接続の詳細を説明す
るための図である。
【0021】図6と図7において、コネクタ枠2の短手
部材30の上面にTCP1のサポートリング14部が配
置され、アウターリード15部のサポートリング14の
上部は上面リード36となり、テープ部材のない部分は
コネクタ枠2の端面に沿って折り曲げられて端面リード
37となり、さらにリード保持テープ16はコネクタ枠
2の下面に配置されて、リード保持テープ16上のリー
ド部分は下面リード38を形成する。コネクタ枠2の上
面とサポートリング14は上部接着剤39に、リード保
持テープ16とコネクタ枠2の下面は下部接着剤40に
よって接着固定されている。サポートリング14上及
び、アウターリード15のチップ側位置には凸起23が
形成されている。マザーボード4の上面には、基板端子
41が形成され、基板端子41の上面のチップ側位置に
は基板凸起42が形成されている。はんだ43aは、第
1段枠付きTCP35aの上面リード36aと第2段枠
付きTCP35bの下面リード38bを接続している。
はんだ6は、基板端子41と第1段枠付きTCP35a
の下面リード38aを接続している。
【0022】図8はマルチチップ半導体装置4の動作を
説明するための回路ブロック図である。この図におい
て、半導体チップ10a,10b,10c,10dには
アドレス端子50、データ入出力端子51、ライトイネ
ーブル端子52、アウトイネーブル端子53、電源端子
54、グランド端子55、チップ選択端子56a,56
b,56c,56dが電気的につながっている。これら
の端子のうち、チップ選択端子56a〜56dはそれぞ
れの半導体チップ10a〜10dに独立に接続されてい
るが、その他の端子は半導体チップ10a〜10dに共
通に接続されている。なお、図8においてアドレス端子
50及びデーター入出力端子51は1本のラインで示さ
れているが実際の配線では複数本で構成されている。こ
れに対し、ライトイネーブル端子52、アウトイネーブ
ル端子53、電源端子54、グランド端子55及びチッ
プ選択端子56a〜56dは実際の配線ではそれぞれ各
1本の場合が多い。
【0023】この回路において、まず半導体チップ10
への書き込みはアドレス端子50とデーター入出力端子
51に必要な情報を電気信号として与えておき、ライト
イネーブル端子52をonにしておいて、情報を記憶し
たいチップのチップ選択端子56をonにすることによ
り、選択されたチップの希望のアドレスに必要な情報が
記憶される。他の3個のチップは、それぞれのチップ選
択端子56がoffに保たれているため、チップ内部の
情報の変化はない。
【0024】同様に、チップからの情報の読み出しは、
情報を取り出したいアドレスを示す信号をアドレス端子
50に与えておき、アウトイネーブル端子53をonに
しておいて、情報を取り出したいチップ選択端子56を
onにすることにより、選択したチップの希望するアド
レスからの情報がデーター入出力端子51に出力され
る。
【0025】図9は、マルチチップ半導体装置4におけ
るチップ選択端子配置部を各段別に示した斜視図であ
る。この図において、マザーボード5上にはチップ選択
基板端子60a〜60d及び共通基板端子41が形成さ
れている。TCP1側には各段の半導体チップ10の同
じ位置にそれぞれのチップ選択バンプ18a〜18d及
び共通端子用のバンプ11が形成されており、このうち
チップ選択バンプ18a〜18dにつながって各段によ
ってアウターリード配置位置の異なるチップ選択リード
19a〜19dが形成されている。TCP1のフィルム
上には各々のTCPに対し、チップ上のバンプと接続さ
れない3個のダミーリード20,21,22が形成され
ている。
【0026】図10,11は、各々のTCP間及びマル
チチップ半導体装置4とマザーボード5との接続状態を
示す接続部の断面図で、図10は共通端子部(図8のA
−A部位置)、図11は第4段目の半導体チップ10d
がマザーボード5とつながっている(図8のB−B位
置)チップ選択位置の接続部の拡大断面図である。図1
0において、マザーボード5の表面には基板端子が形成
されており、基板端子41上には基板凸起42が形成さ
れている。TCP1aとTCP1bははんだ43aによ
って接続されている。同様にTCP1bとTCP1cは
はんだ43bによって、TCP1cとTCP1dははん
だ43cによって、TCP1dと蓋3ははんだ43dに
よって接続されている。TCP1aとマザーボード5は
はんだ6によって接続されている。TCP1には図2,
図3で説明したようにアウターリード15,インナリー
ド13,バンプ11,半導体チップ10が形成され、電
気的につながっている。
【0027】図11において、第4段目のTCP1dに
配置されているチップ選択バンプ18dはチップ選択リ
ード19dと接続されており、また各TCP間はそれぞ
れのダミーリード22a〜22cを間に挾んではんだ4
3a〜43cによってつながっており、さらにマザーボ
ード5上に配置されたチップ選択基板端子60dと電気
的に接続される。これに対し、第1段〜第3段のTCP
1a〜1cに配置されるチップ選択バンプ18a〜18
cは、この断面位置ではアウターリードとはつながって
いない。
【0028】このような構成において、本発明になるマ
ルチチップ半導体装置の各部の詳細構造について説明す
る。
【0029】まず、図1においてマザーボード5は単層
及び多層の配線を有するプリント配線板であって、その
表面には本図に示すマルチチップ半導体装置4と共にそ
の他の半導体部品及び一般電気部品が搭載されており
(配線及びその他の部品は図示せず)、入出力,演算,
記憶,表示などの機能を備えた電子デバイスの一部であ
る。このマザーボード5とマルチチップ半導体装置4は
はんだ6によって電気的に接続されている。マルチチッ
プ半導体装置4は、メモリ用の半導体チップを有するT
CP1と各TCP間の間隔を一定に保持するためのコネ
クタ枠2を交互に積み重ね、各TCP間のリードをはん
だによって電気的に接続している。蓋3は内部の半導体
チップを保護すると同時にその上面に、最上層TCPの
リードと電気的につながる配線パターンを有し、マルチ
チップ半導体装置の電気特性検査が可能な構造になって
いる。
【0030】図2,3において、半導体チップ10はシ
リコンからなり内部にメモリ素子を形成したもので、4
Mビットの記憶容量を有するダイナミック・ランダム・
アクセスメモリである。半導体チップ10の表面には信
号の入出力用の端子としてめっき法によって形成された
金バンプ11及び18が配置されている。フィルムキャ
リアテープ12は、ポリイミドによるフィルムと該フィ
ルム上に銅箔を固着してその銅箔をパターニングしてリ
ードとしたものの組合せで構成されており、パターニン
グ後のリード表面にはニッケルを下地とした金めっきを
施している。半導体チップ10上のバンプ11に、フィ
ルムキャリアテープ12上に形成されたインナリード1
3が位置合わせされ、インナリード13の上から加熱ブ
ロックを押し当てて、金−金の熱圧着ボンディング法に
てバンプ11とインナリード13が接続される。
【0031】ここで、半導体チップ10上のバンプ11
の形成は特にめっきによる方法に限定されるものではな
く、予め別の工程で形成しておいた金の小片を固着させ
る方法、あるいはワイヤボンディングの原理を用いて金
線をバンプ11の形状に熱圧着するなどの方法も使うこ
とができる。また材質は金に限定されるものでなく銅,
ニッケル及びこれらの合金等であってもよいことはもち
ろんである。
【0032】またフィルムキャリアテープ12上リード
の表面処理についても金めっきに限定されるものではな
く、すずめっき,はんだめっき等も充分適用可能であ
る。またリードの材質も銅に限定するものではなく、銅
合金,鉄,鉄合金等が適用できることは勿論である。
【0033】保護コート樹脂17は、チップ10の表面
及びインナリード13を含むボンディング部を保護する
もので、有機系樹脂をポッティング法で塗布している
が、樹脂材料として特に有機系に限定するものではなく
無機系あるいは有機と無機の混合物であってもよい。ま
た、樹脂の塗布方法についても、ポッティング法に限定
されるものではなく、ディッピィングあるいはトランス
ファモールド法等も十分適用できる。
【0034】チップ10上のバンプ11の配置は、図2
においてはチップ10の短辺部に配置されたものを示し
たが、チップ10上の長辺部に配置されるもの、4辺に
配置されるもの、またチップの中央部に配置されるもの
も当然適用できる。
【0035】アウターリード保持テープ16は、アウタ
ーリード15を長尺のテープから成形切断する時及びそ
の後の取扱時に変形しないようにするためと、リードを
折り曲げた後コネクタ枠の裏面に接着固定する時のアウ
ターリードの保持と乱れ防止を図るためのものである。
【0036】凸起23はTCP1を多段に積層接続する
時にはんだ接続層の厚さを確保し、かつ、接続部のはん
だがリードを伝わってチップ側に浸入しないようにする
ためのもので、はんだ付け温度に十分耐えるエポキシ系
の樹脂を用いたが、これもエポキシ系の樹脂に限定する
ものではなく、その他の有機樹脂あるいは無機系材料を
用いることもできる。また、アウターリードの形成時
に、図に示す凸起配置位置のリードの一部を凸状にめっ
きあるいはエッチング処理によって形成することも可能
である。
【0037】図4,図5に示すコネクタ枠2は、TCP
1を複数個積層接続する時の各TCP1間の間隔を一定
に保つためのものである。
【0038】図4,5において、コネクタ枠2はガラス
エポキシ基材を用いているが、材質はこれに限定するも
のではなく、その他の有機樹脂を用いたもの、あるいは
セラミック基板等の無機系材料を用いることもできる。
【0039】図4においては、コネクタ枠2上にパター
ン及び凹部,凸部のないものを示しているが、パターン
及び凹部,凸部が形成されているものも十分適用できる
ことは云うまでもない。
【0040】図5に示す凹部32はその一例で、TCP
1のアウターリードを配置するときの案内溝の役目と、
アウターリードの厚さより凹部32の深さを大きくする
ことにより、TCP1上の凸起がなくても積層接着時の
はんだ厚さを十分確保できるようにしたものである。
【0041】図6及び図7において、端面リード37部
はフィルム部分を無くすることによってリードの折り曲
げを容易にし、折り曲げ後の寸法精度の向上を図るよう
にしたものである。凸起23は一方のTCPの上面リー
ド36と相対する他方のTCPの下面リード38との間
隔を一定に保つことによって、はんだ付け時の接続部へ
のはんだの侵入を容易にして、良好なはんだ接続を可能
にしている。また、端面リード37がTCPの上の上面
リード36と下面リード36をつなぐ役目をしている。
【0042】図8〜図11によって電気信号の流れを説
明する。まず、共通端子に対する信号の流れは、図9及
び図10において、マザーボード5の基板端子41に印
加された信号は、はんだ6を通ってTCP1aのアウタ
ーリード15a,インナリード13a,バンプ11aを
通って半導体チップ10aにつながる。これと同時に、
TCP1b,TCP1c,TCP1dに対しても同様に
信号が伝達されて、それぞれの半導体チップに同じ信号
が送られる。これに対し、チップ選択端子の信号は、図
9,図11において、基板端子60dに印加された信号
は、はんだ60dを通ってTCP1aのダミーリード2
2a,はんだ43a,ダミーリード22b,はんだ43
b,ダミーリード22c,はんだ43cを通り、TCP
1dのチップ選択端子19dに達しチップ選択バンプ1
8dを経て、半導体チップ10dにつながる。ここで、
ダミーリード22a〜22cはいずれのチップとも接続
していないため、本信号はTCP1a〜1cには伝達さ
れず、TCP1dのみに選択的に伝達されることにな
る。このことによって、複数個のチップのうち1個のチ
ップにのみ選択的に信号の入出力が行なえる。
【0043】図9において、マルチチップ半導体装置4
上のチップ選択用バンプ18はチップ10上の定位置に
配置されるため、チップの種類は積層される段に影響さ
れることなく一種類でよい。また、コネクタ枠2も各段
において同じものが使用でき、これも一種類でよい。こ
れに対し、フィルムキャリアテープ12は各段に対して
リードパターンの形状が異なるため、それぞれのパター
ンに応じた4種類のものを用意している。
【0044】TCP1上のダミーリード20,21,2
2は図11に示すようにチップ選択端子部の各段のコネ
クタ枠2間の接続を行なうためのものである。
【0045】図1及び図9に示す蓋は内部のくり抜きが
無い印刷配線板を用いることによって、マルチチップ半
導体装置6をマザーボード4に実装した時の内部保護を
行うとともに、表面に形成した端子の面積を広くとるこ
とによって4段積層した時点での電気的特性検査を容易
に行えるようにしたものである。
【0046】ここで、TCP1とコネクタ枠2の積層接
続方法について説明する。TCP1とコネクタ枠2の積
層接続は、まず各段のTCP1とコネクタ枠2を固定し
枠付きTCP35とした後、この枠付きTCP35の4
段と、この上に蓋3を位置合わせして積層接続する。
【0047】まず最初に枠付きTCP35の組立法につ
いて説明する。コネクタ枠2の短辺部30の表裏両面に
半硬化状の熱硬化性接着剤39,40を塗布し、このコ
ネクタ枠2の上に外形切断を行って個片にしたTCP1
を配置し、専用治具によってアウターリード15を折り
曲げ、リード保持テープ16をコネクタ枠2の裏面に配
置し、前記接着剤を加熱処理によって硬化させ、TCP
1とコネクタ枠2を固定し、枠付きTCP35を組み立
てる。
【0048】次に、この枠付きTCP35を4個と最上
層の蓋3を順次第一段目から一段づつ位置合わせし、リ
ード配置の無いコネクタ枠2の長辺方向に塗布した接着
剤で仮固定しながら積層していく。位置合わせは、下段
のTCPの上面の位置合わせパターンと、その上に配置
される上段のTCPの下面位置合わせパターンを光学的
に読み取り位置合わせする方法によった。積層工程にお
いては、各接続層の厚さがTCP1上に形成した凸起に
よって決まる一定の厚さになるよう接着剤の硬化時に上
段の枠付きTCP35を一定荷重で押し付ける方法をと
った。
【0049】枠付きTCP1を4個と最上層の蓋3を位
置合わせし仮固定した後、接続部にはんだ付け用のフラ
ックスを塗布し、端面リード37部を溶融はんだに浸漬
することによって接続部のはんだ付けを行った。
【0050】このようにしてはんだ接続したマルチチッ
プ半導体装置4を、はんだ印刷を施したマザーボード5
上に位置合わせ配置し、ベーパーリフロソルダリングに
てはんだ接続を行って、マルチチップ半導体モジュール
とした。
【0051】以上説明したように、TCP1のリードを
コネクタ枠2の端部に沿って折り曲げた構造にすること
によって、TCP1のアウターリード15が枠付きTC
P35の上面の接続端子、下面の接続端子、上下の端子
の接続の役目をすべて受け持つことになり、コネクタ枠
2にはパターンを形成する必要がなくなる。このことか
らコネクタ枠の製造コストを大幅に低減することが出
来、さらに、枠付きTCPの組立においてTCPとコネ
クタ枠2の位置合わせ精度を考慮する必要がなくなり、
部材形成の単純化、組立工程の簡略化が図れる。また、
アウターリードがTCPの端面部に露出している構造
と、TCP上に設けた凸起による接続部間隙構造によっ
て、接続部を溶融はんだに浸漬する溶融はんだ付け工法
が採用でき、接続プロセスの簡略化が図れた。
【0052】また、TCP上に形成した凸起による接続
はんだ層の厚さ確保と、溶融はんだ法の採用の組合せに
よって、TCPリードの表面メタライズの金を溶融はん
だ中に十分拡散させることができ、接続部の金含有量を
非常に少なく押さえることができることから、金が含有
することによる接続部の強度劣化を防止して、接続の信
頼性を大幅に向上させることができる。さらに、接続部
を露出させることにより接続状態の外観検査が一目瞭然
で行えるようになり、品質の向上と生産性の向上が図れ
るようになった。
【0053】また、凸起にソルダレジスト膜を用いるこ
とにより、チップ近傍へはんだ浸入を防止できる。
【0054】次に実施例1の応用例について図12,図
13によって説明する。
【0055】図12は応用例によるTCP1とコネクタ
枠2を組み合わせた枠付きTCP35のリード部の断面
図、図13は図12の斜視図である。
【0056】本応用例は、コネクタ枠2の端部に端面凹
部70を形成したことを特徴とするもので、その他の構
成は実施例1と同じである。
【0057】図12,図13において、コネクタ枠2の
端面部に設けた端面凹部70がTCP1のアウターリー
ド部折り曲げ時に、アウターリードがこの端面凹部70
にはまり込むようにして折り曲げられるため、コネクタ
枠2とTCP1のずれが発生しない。また、アウターリ
ードの上面リードと下面リードはこの端面凹部の作用に
よって精度よく折り曲げられ、上面から投影してみた場
合、重なりよく配置されることになり、枠付きTCPの
積層時の位置合わせが容易に行えるようになる。
【0058】なお、本応用例ではコネクタ枠2の端部に
のみ凹部を設けているが、コネクタ枠2の上面及び下面
に凹部を設けてもよい。
【0059】また、凹部の底面及び側面にメタライズ処
理を施すことによって、アウターリードと凹部をはんだ
接続する等の構造も有効である。
【0060】次に実施例2について図14〜図16によ
って説明する。
【0061】図14は実施例2の枠付きTCPの断面
図、図15は同じく斜視図、図16は前記枠付きTCP
を2段積層した状態のアウターリードに直角方向の断面
図である。
【0062】図14,図15において、コネクタ枠2に
は上面及び端面部に上面凹部72及び端面凹部70が形
成されている。また、サポートリング14は、コネクタ
枠2の上面までは達しない構造としており、アウターリ
ード15は上面凹部72及び端面凹部70にはまり込ん
で下面に折り曲げられる。
【0063】図16において、コネクタ枠2の上面に設
けられた上面凹部72の深さは上面リード36の厚さよ
り深く形成されており、また、下面リード38は、上面
凹部72より幅広く形成されている。
【0064】以上の結果、図16に示すように枠付きT
CPを2段以上に積み重ねたとき、下段の枠付きTCP
2aの上面リード36aと上段の枠付きTCP2bの下
面リード38b間に一定の間隔を設けることができ、実
施例1で示したTCP上に形成した凸起と同様のはんだ
接続厚さを一定に保つという効果を得ることが出来る。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外観検査が容易に行え、接続信頼性を十分確保した積層
マルチチップ半導体装置の構造及び製造方法が得られる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチチップ半導体装置とマザーボードとの接
続部の断面図
【図2】TCPの平面図
【図3】図2のA−A部の断面図
【図4】コネクタ枠の平面図
【図5】コネクタ枠の一部を拡大した平面図及び側面図
【図6】枠付きTCPの斜視図
【図7】マルチチップ半導体装置とマザーボードとの接
続部の断面図
【図8】マルチチップ半導体装置の回路ブロック図
【図9】チップ選択端子部の斜視図
【図10】共通端子部の接続部の断面図
【図11】チップ選択端子部の接続部の断面図
【図12】枠付きTCPのリード部の断面図
【図13】枠付きTCPのリード部の斜視図
【図14】枠付きTCPのリード部の断面図
【図15】枠付きTCPのリード部の斜視図
【図16】枠付きTCPを2段積層した状態の断面図
【符号の説明】
1…TCP(テープキャリヤパッケージ)、2…コネク
タ枠、4…マルチチップ半導体装置、5…マザーボー
ド、6,43…はんだ、10…半導体チップ、15…ア
ウターリード、19…チップ選択リード、20,21,
22…ダミーリード、23…凸起、35…枠付きTC
P、36…上面リード、37…端面リード、38…下面
リード、60…チップ選択基板端子、70…端面凹部、
72…上面凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮野 一郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 山崎 和夫 東京都小平市上水本町五丁目20番1号株式 会社日立製作所半導体設計開発センタ内 (72)発明者 山田 宗博 東京都小平市上水本町五丁目20番1号株式 会社日立製作所半導体設計開発センタ内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一面に配線パターンを有するフ
    ィルムキャリアテープに半導体チップを電気的に接続し
    たテープキャリアパッケージを、コネクタ枠を介して複
    数個積層接続した積層マルチチップ半導体装置におい
    て、該フィルムキャリアテープの少なくとも一面に該配
    線パターンより厚く絶縁膜を形成したテープキャリアパ
    ッケージによって構成されることを特徴とする積層マル
    チチップ半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、絶縁膜に有機系樹脂を
    用いたことを特徴とする積層マルチチップ半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、絶縁膜に無機系絶縁物
    を用いたことを特徴とする積層マルチチップ半導体装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1〜2のいずれかにおいて、絶縁膜
    をソルダーレジスト膜にて形成したことを特徴とする積
    層マルチチップ半導体装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、半導体
    チップと電気的につながらないダミーリードを有するT
    CPを用いたことを特徴とする積層マルチチップ半導体
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかにおいて、該テー
    プキャリアパッケージのアウターリード部を該コネクタ
    枠の一端を挾んで折り曲げ、該コネクタ枠の裏面に配置
    することによって、表裏パターンの導通を図るようにし
    た枠付きテープキャリアパッケージによって構成される
    ことを特徴とする積層マルチチップ半導体装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかにおいて、テープ
    キャリアパッケージのコネクタ枠端面部に位置するリー
    ド部のテープ材を除去したことを特徴とする積層マルチ
    チップ半導体装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかにおいて、該コネ
    クタ枠の少なくとも一面に凹部を設け、テープキャリア
    パッケージのアウターリード部を該凹部に配置し、該リ
    ードの一端を該コネクタ枠の側面を経由して下面に折り
    曲げ、配置したことを特徴とする積層マルチチップ半導
    体装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかにおいて、該コネ
    クタ枠に形成した凹部の少なくとも一面にメタライズ処
    理を施したことを特徴とする積層マルチチップ半導体装
    置。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれかにおいて、前記
    リードの下面リードの幅を該コネクタ枠の上面に形成し
    た凹部の幅より広くしたことを特徴とする積層マルチチ
    ップ半導体装置。
  11. 【請求項11】少なくとも一面に配線パターンを有する
    フィルムキャリアテープに半導体チップを電気的に接続
    したテープキャリアパッケージを、コネクタ枠を介して
    複数個積層接続した積層マルチチップ半導体装置におい
    て、該コネクタ枠の少なくとも上面にフィルムキャリア
    テープのリードの厚さより深い凹部を設け、該凹部に前
    記リードを配置するとともに、該リードの一端を該コネ
    クタ枠の側面を経由して下面に折り曲げ、配置した枠付
    きテープキャリアパッケージによって構成されることを
    特徴とする積層マルチチップ半導体装置。
  12. 【請求項12】請求項11において、前記リードの下面
    リードの幅を該コネクタ枠の上面に形成した該凹部の幅
    より広くしたことを特徴とする積層マルチチップ半導体
    装置。
  13. 【請求項13】請求項1〜12のいずれかにおいて、該
    枠付きテープキャリアパッケージ間を接着剤により固定
    したことを特徴とする積層マルチチップ半導体装置。
  14. 【請求項14】請求項1〜12のいずれかにおいて、該
    枠付きテープキャリアパッケージ間を電気的に接続を行
    なったのち、全体を絶縁樹脂でモールドしたことを特徴
    とする積層マルチチップ半導体装置。
  15. 【請求項15】請求項1〜14のいずれかにおいて、複
    数個の枠付きTCPを積層した最上層に前記最上層枠付
    きTCPの各アウターリードと電気的につながる表面パ
    ターンを有する蓋を取り付けたことを特徴とする積層マ
    ルチチップ半導体装置。
  16. 【請求項16】請求項1〜15のいずれかにおいて、該
    枠付きテープキャリアパッケージのリード間接続にSn
    −Pb系のはんだを用いたことを特徴とする積層マルチ
    チップ半導体装置。
  17. 【請求項17】少なくとも一面に配線パターンを有する
    フィルムキャリアテープに半導体チップを電気的に接続
    したテープキャリアパッケージを、コネクタ枠を介して
    複数個積層接続した積層マルチチップ半導体装置の製造
    方法において、コネクタ枠の辺部の表裏両面に接着剤を
    塗布し、このコネクタ枠の上に外形切断を行って個片に
    したTCPを配置し、アウターリードを折り曲げ、リー
    ド保持テープをコネクタ枠の裏面に配置し、前記接着剤
    を硬化させることを特徴とする枠付きTCPの製造方
    法。
  18. 【請求項18】少なくとも一面に配線パターンを有する
    フィルムキャリアテープに半導体チップを電気的に接続
    したテープキャリアパッケージを、コネクタ枠を介して
    複数個積層接続した積層マルチチップ半導体装置の製造
    方法において、前記枠付きTCPの一面に他の枠付きT
    CPを位置合わせし配置,積層し、前記積層された枠付
    きTCPの層間接続位置にフラックスを塗布し、該接続
    部を溶融はんだに浸漬することを特徴とする積層マルチ
    チップ半導体装置の製造方法。
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