JPH0519861B2 - - Google Patents

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JPH0519861B2
JPH0519861B2 JP58180553A JP18055383A JPH0519861B2 JP H0519861 B2 JPH0519861 B2 JP H0519861B2 JP 58180553 A JP58180553 A JP 58180553A JP 18055383 A JP18055383 A JP 18055383A JP H0519861 B2 JPH0519861 B2 JP H0519861B2
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Yasuto Suzuki
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Canon Inc
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Publication of JPH0519861B2 publication Critical patent/JPH0519861B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J5/00Devices or arrangements for controlling character selection
    • B41J5/30Character or syllable selection controlled by recorded information

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、必要に応じてシートの裏面にも記録
をなし得るよう構成した記録装置に関する。
[従来技術] 従来から知られている両面印刷装置では、ペー
ジ作成順序ならびにページ印刷順序を調整、制御
する手段と、ページ情報を蓄える手段とが同一の
ハードウエアにより構成されていた。その結果、
かかる調整等を行うために、ページ情報を単に蓄
えるよりも更に多くのページ情報を蓄える手段が
必要となり、メモリの使用効率が悪くなるという
不都合がみられた。
例えば特開昭56−121056号公報には、全頁の画
像データをフアイルしておき、2n+1,2n−1,
…,3,1頁の順に記録紙の第1面にプリントし
て中間トレイに第1面記録された記録紙を順次貯
蔵し、その後中間トレイからの記録紙の第2面に
2n,2n−2,…,4,2頁の順にプリントする
両面記録装置が開示される。しかしながら、かか
る装置では全頁の記録データを偶数頁と奇数頁に
分けてフアイルしなければならないし、記憶容量
を越える頁数の両面記録が面倒であるという問題
がある。また、多数の記録紙を貯蔵可能な中間ト
レイ、およびその中間トレイから1枚ずつ記録紙
をピツクアツプする構成が必須となるという問題
が生じる。
また、特開昭57−89771号公報には、1枚目の
記録紙の第1面にプリントした後、2,4,6…
枚目の第1面記録と、1,3,5…枚目の第2面
記録とを交互に行う両面記録装置が開示される
が、かかる装置にデータを供給する手段について
は開示されていない。
[目的] 本発明の目的は、上述の点に鑑み、必要に応じ
て記録紙の両面に記録をなし得ると共に、ページ
情報蓄積手段の大きさを極力小さくして優れたメ
モリ使用効率を達成するようにした記録装置を提
供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明では、記
録情報を登録するバツフアメモリと、バツフアメ
モリへ記録情報を書き込む第1手段と、書き込み
に並行してバツフアメモリから書き込み時とは異
なる所定の順番パターンで記録情報を読み出す第
2手段とを備える。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例である両面印刷装
置の枚葉紙搬送系を示す。本図において、1−1
は給紙部、1−2は転写前搬送路、1−3は公知
の電子写真技術を用いて枚葉紙の表面に転写すべ
きトナー像を形成するドラム、1−4はドラム1
−3上のトナー像を枚葉紙上に転写する転写帯電
器、1−5は定着前搬送路、1−6は枚葉紙上に
転写されたトナー画像を熱および圧力により定着
する定着器、1−7は定着後搬送路、1−8は枚
葉紙の搬送路を分岐する分岐機構、1−9は反転
前搬送路、1−10は枚葉紙の表裏を反転するた
めに公知の3本ローラを用いた反転機構、1−1
1は反転後搬送路、1−12はスタツカ前搬送
路、1−13はスタツカである。
両面印刷時において、給紙部1−1から給紙さ
れた枚葉紙は、転写前搬送路1−2を介してドラ
ム1−3へと搬送される。そして、公知の電子写
真技術を用いてドラム1−3上に形成されたトナ
ー像は、転写帯電器1−4におけるコロナ放電に
より枚葉紙上に転写され、その後、定着前搬送路
1−5を介して定着器1−6へ搬送される。定着
器1−6において第1面の画像定着を終えた紙
は、定着後搬送路1−7を介して搬送され、分岐
機構1−8および反転前搬送路1−9を経て反転
機構1−10へ送られる。
反転機構1−10において表裏を反転された片
面印刷済の枚葉紙は、反転後搬送路1−11を介
して転写前搬送路1−2に送られ、ドラム1−3
および転写帯電器1−4により先の片面印刷時と
同様に裏面(第2面)の画像転写が行われる。そ
の後、定着前搬送路1−5を経て定着器1−6に
送られ、そこで第2面の画像定着が行われる。こ
の時点をもつて、両面印刷が完了したことにな
る。
両面印刷された枚葉紙は、定着後搬送路1−7
から分岐機構1−8およびスタツカ前搬送路1−
12を経て、スタツカ1−13に積載される。
一枚の枚葉紙に両面印刷する場合の動きは以上
のようであるが、実際に、一枚の両面印刷の終了
を待つて次の枚葉紙における印刷を開始するので
は、搬送路が枚葉紙の長さに比べてかなり長いこ
とに起因して、スループツトの低下が生じる。
そこで、片面印刷時と同程度のスループツト
(すなわち、単位時間内に印刷し得る面数)を得
るためには、片面印刷時と同じ間隔でドラム1−
3に枚葉紙を通過させる必要がある。かかる機能
を実現する方法として、第1図に示す本実施例で
は、給紙部1−1からの給紙の時間間隔を片面印
刷時における間隔の2倍にする。更に、本実施例
では、片面お印刷を終了した後に反転機構1−1
0により反転された枚葉紙が反転後搬送路1−1
1から転写前搬送路1−2に流入する際、給紙部
1−1から送られた直後の未印刷紙と未印刷紙と
のちようど中間になるよう構成する。
このように動作させることにより、転写前搬送
路1−2からドラム1−3、転写帯電器1−4、
定着前搬送路1−5、定着器1−6、定着後搬送
路1−7、分岐機構1−8までの搬送経路には、
裏面に既に印刷済の枚葉紙と第1面にのみ印刷を
行つた枚葉紙が交互に流れることになる。
分岐機構1−8は、交互に到来する両面印刷済
の枚葉紙と片面だけ印刷済の枚葉紙とをそれぞれ
スタツカ前搬送路1−12または反転前搬送路1
−9へ分岐させる。
この場合、転写前搬送路1−2、ドラム1−
3、定着前搬送路1−5、定着器1−6、定着後
搬送路1−7、分岐機構1−8、反転前搬送路1
−9、反転機構1−10、反転後搬送路1−11
からなる一巡の搬送ループの長さが、枚葉紙の搬
送方向の長さと枚葉紙間の間隔との和の奇数倍で
なければならない。もし、偶数倍であるとする
と、給紙部1−1から給紙された枚葉紙と、反転
後搬送路1−11からの枚葉紙とが、転写前搬送
路1−2上で重なつてしまうという不都合が生じ
る。換言すれば、ある枚葉紙の第1面がドラム1
−3の位置に到来してから奇数面目に、その枚葉
紙の第2面が再びドラム1−3お位置に戻つて来
るということである。
上述した本実施例では、枚葉紙の両面間隔(す
なわち、ある第1面お印刷を終了した枚葉紙が再
びドラム1−3に戻つてきて第2面の印刷を行う
のは、ドラム1−3を通過した後、第何番目の枚
葉紙に該当するかを表わす)をMとする。従つ
て、例えば、M=5のときには、第1面の印刷終
了後、再び第2面の印刷を行うまでに新たな4枚
の印刷を行うことになる。
また、片面のみの印刷を行う場合には、枚葉紙
のページ順を正しく保持させるために、印刷面を
下に向けてスタツカ1−13に積載する必要があ
る。他方、両面印刷時には、2回目に印刷された
面を下に向けて積載する必要がある。すなわち、
両面印刷時にページ順を正しく整えるためには、
ある枚葉紙の両面に印刷されるページのうち、後
のページを1回目に印刷する必要がある。もし、
1ページ目から印刷すると考えると、偶数番目の
ページの印刷が奇数ページに先行することにな
る。
第2図は、第1図に示した搬送系とその上を流
れる枚葉紙の状態を、両面間隔が5の場合につい
て表わした模式図である。本図では、反転機構1
−10として、“この間を通る間に枚葉紙が反転
される区間”という意味で模式的に表わした。ま
た、2−1は枚葉紙の搬送ループ、2−2−1〜
2−2−5は搬送されている枚葉紙である。ここ
で、各枚葉紙の両面に記載したかつこなしの数字
は、その面に印刷済または印刷中のページ番号で
あり、かつこ内の数字は印刷予定のページ番号を
示す。
第2図中、ハツチングしてない枚葉紙2−2−
2および2−2−4は未だ反転されておらず、ま
たハツチングしてある枚葉紙2−2−1および2
−2−3は反転済であることを示す。更に、途中
までハツチングしてある枚葉紙2−2−5は、反
転機構1−10により現在反転されている途中で
あることを示している。
第3図は、本発明を適用したオフライン印刷シ
ステムの概略図を示す。
本図中、3−1は印刷情報、制御情報等の記録
された磁気テープ(以下、MTと略す)、 3−2はMT3−1上の情報を電気信号に変換
する磁気情報変換装置、 3−3は本システム全体の制御を司どる中央処
理装置(以下、CPUと略す)、 3−4は各ページの印刷情報を1ページずつ蓄
えるページバツフア、 3−5はCPU3−3の制御のもとにページバ
ツフア3−4上の印刷情報を転送する印刷ハード
ウエア、 3−6は実際の印刷を行う印刷装置、 3−7は実際に印刷すべきページ順序を管理す
るリング上の印刷順レジスタ群、 3−8は最新のページ情報が作成されているペ
ージバツフア、若しくは作成中のページバツフア
を示すバツフアセツトポインタ、 3−9はページバツフア3−4上に作成された
ページ情報の数を表わすページ数カウンタ、 3−10は印刷順レジスタ群3−7のうち、次
に作成されるページをセツトする印刷順レジスタ
を示すレジスタセツトポインタ、 3−11は印刷順レジスタ群3−7のうち、印
刷中または次に印刷するページを示す印刷ポイン
タである。
MT3−1から読み出された情報に基づいて、
ページバツフア3−4上に作成されるページ情報
は、第1ページ、第2ページ、第3ページの如く
連続的に作られる。ところが、本実施例のように
第1面の印刷を行なう枚葉紙と、第2面の印刷を
行う枚葉紙とが交互に流れるシステムにおいて
は、印刷すべきページの順番は連続とならない。
従つて、この違いを吸収すると共に調整する手段
を必要とする。
第4図は、本実施例における両面印刷のページ
順制御を示す概念図である。本図は両面間隔M=
3とした場合の一例を示し、第4ページまで作成
した状態を表わしている。ここで、6個(=2M
個)の印刷順レジスタ群3−7内に記載した6本
の矢印群4−1はページ情報を作成すべき順序を
表わしている。また、印刷順レジスタ群3−7の
リング内に記載した数字はページの番号を示す。
矢印4−2は、最初にページ情報を作成すべき印
刷順レジスタを示すページ作成開始位置(すなわ
ち、レジスタセツトポインタ3−10の初期値)
を表わしている。
ページ番号5および6をかつこで囲んでいるの
は、現時点では未作成であるものの、このページ
バツフアに第5ページまたは第6ページが作成さ
れる予定であることを表わしている。ページ情報
が4ページ(一般にM+1ページ)作成された時
点で印刷が開始される。
また、太い矢印4−3は印刷ポインタ3−11
を表わす。すなわち、太い矢印4−3が指す印刷
順レジスタの示すページバツフア中のページ情報
が印刷されることになる。太い矢印4−3の最初
の位置(すなわち、印刷ポインタ3−11の初期
値)は、ページ作成開始位置4−2から、印刷順
レジスタ群3−7上においてMページだけ離れた
位置でなければならない。この太い矢印4−3
は、矢印4−4の方向(すなわち、時計方向)に
進む。
ページの印刷順序は、2ページ、空白ページ、
4ページ、1ページ(2ページの裏面)、…とな
る。第1面目と第2面目とを交互に印刷する両面
印刷システムにおいて、このように所定のページ
印刷順序が決定される。ここで、空白ページの印
刷とは、全面に空白ページを印刷するか若しくは
1ページの印刷に相当する時間だけ印刷を行わな
いことを意味する。
本実施例においては、給紙部1−1から給紙さ
れた直後の枚葉紙(第一面・偶数ページを印刷す
る)と、反転機構を含む搬送ループを一巡してき
た枚葉紙(第二面・奇数ページを印刷する)とが
交互にドラム1−3を通過するので、給紙部1−
1は1枚おきに給紙を行うよう予め構成してお
く。
印刷を開始してしばらくの期間は、搬送ループ
上には枚葉紙が無く、給紙直後の枚葉紙だけが1
枚おきのタイミングでドラム1−3を通過するこ
とになる。従つて、印刷を開始してしばらくの期
間は、偶数ページの印刷と空白ページの印刷とを
交互に行わなければならない。また、印刷の最終
段階において、給紙の終了後に搬送ループを一巡
して来た枚葉紙に対する奇数ページの印刷を必要
とする。従つてこの場合には、空白ページと奇数
ページを交互に印刷する。
第5図は、両面間隔Mを5とした場合のページ
順制御を示す概念図である。本図中、矢印群5−
1はページ作成順序を示し、ここで実線は奇数ペ
ージから偶数ページに、破線は偶数ページから奇
数ページに移る場合を表わしている。また、矢印
5−2はページ作成開始位置を、太矢印5−3は
印刷ポインタ3−11を、矢印5−4は太矢印5
−3の進行方向を表わす。
2M個、すなわち10個のリング状印刷順レジス
タ群3−7内に書かれた数字はページ番号であ
る。また、ページ番号7,8,9,10をかつこで
囲んでいるのは、これらのページが未作成である
ことを表わしている。従つて、この場合のページ
印刷順序は、2ページ、空白ページ、4ページ、
空白ページ、6ページ、1ページ(2ページの裏
面)となり、もつて両面印刷におけるページ印刷
順序としている。
なお、第2図と第5図とを比較することから明
らかなように、リング状印刷順レジスタ群3−7
は、搬送ループ2−1上にある枚葉紙のページを
模したものである。すなわち、矢印群5−1のう
ち、実線の矢印で結ばれた両ページが一枚の枚葉
紙の両面に対応する。
以上の説明は、第4図および第5図を用いて両
面間隔Mが3または5の場合について述べたもの
である。
次に、両面間隔Mが3以上の任意の奇数である
とき、そのページ作成について説明する。ここ
で、リング状印刷順レジスタ群の数は、2M個
(2Mページ分)必要である。
本実施例において、両面印刷を行うためのペー
ジ印刷の順序は、 (イ) 偶数ページから始まり、交互に偶数ページ、
奇数ページと印刷する。
(ロ) ある偶数ページ(nページとする)を印刷し
た後、Mページ目に、先の偶数ページの裏面に
あたる奇数ページ(n−1ページ)を印刷す
る。
(ハ) ページの印刷順を1つおきに見て、偶数ペー
ジだけ若しくは奇数ページだけに着目して連続
的に印刷する。
ことにある。
上述した(イ)〜(ハ)を換言すれば、「偶数ページを
最初として、偶数ページを奇数ページよりMペー
ジだけ進ませ、偶数ページ、奇数ページと交互に
印刷していく。」ことになる。このMページのず
れは、枚葉紙が搬送ループを一巡してくるために
生ずるものである。よつて、本実施例におけるペ
ージ印刷の順序を実現するためには、偶数ページ
群が奇数ページ群によりMページだけ位相の進ん
だ形をもつて、交互にリング状印刷順レジスタ群
3−7上に作成すればよいことになる。
上述した要件を満たすためのページ作成手順を
以下に述べる。
奇数ページの作成を終了して偶数ページの作
成に移る時は、ページ印刷順序とは逆方向に数
えて、M個目の印刷順レジスタに偶数ページを
セツトする。
偶数ページから奇数ページの作成に移る時
は、ページ印刷手順に数えて、M+2個目の印
刷順レジスタ群に奇数ページをセツトする。
この手順により、偶数ページを奇数ページよ
りMページだけ進ませることができる。また、手
順により、奇数ページ群および偶数ページにお
いて、ページの順序を正しく連続させることがで
きる。更に、リング状印刷順レジスタ群3−7の
印刷順レジスタ数は偶数であり、両面間隔Mは奇
数であるので、偶数ページと奇数ページとを交互
に印刷し得るよう制御することが保証される。
すなわち、これら手順およびによつて、本
実施例の両面印刷が正しく実現されることにな
る。
第6図1〜18は、本実施例によるページ作成
および両面印刷の様子を示す模式図である。すな
わち、本図はM=5の場合についてページを作成
し、印刷する様子を模式的に示す。
ここで、リング状の印刷順レジスタ群3−7の
各レジスタに書かれた数字は、そのレジスタの対
応するページ番号を表わす。
カツコ( )で囲まれている数字は、その時点
において、この次に作成すべきページ番号を示
す。
逆スラツシユ“\”で消されているページ番号
は、そのページ番号が印刷済となり、そのページ
が開放されたことを示す。ページの開放とは、そ
のページの情報が蓄えられていたページバツフア
へのページ作成禁止を解き、新しいページの作成
を許すことを意味する。
リングの中心における数字6−1−1は、その
時点において作成済のページ数すなわちページ数
カウンタ3−9の値を表わす。
リングの中に書かれた矢印6−1−2はレジス
タセツトポインタ3−10を表わし、次に作成す
べきページをセツトする印刷順レジスタを示す。
太矢印6−1−3は印刷ポインタ3−11を表
わし、印刷中のページを示す。
太矢印6−1−3の中に示す数字は印刷中のペ
ージ番号を、また“〓”はブランク(すなわち空
白ページ)を表わす。
第6図1は印刷開始時の状態を示し、第1ペー
ジないし第6ページが既に作成済みである。そし
て、第2ページが最初に印刷される。作成済みペ
ージ数は最大値Lに等しい“6”であるので、第
2ページの印刷中にページは作成されない。
第6図2は、2番目に空白ページの印刷を行つ
ているところである。すなわち、第2ページの印
刷が終了したので同ページを開放し(ページ数
「2」が逆スラツシユで消してあるのは、第2ペ
ージが開放直後であることを表わす)ページ数カ
ウンタ3−9から1を減じる。ここで、ページ数
カウンタ3−9の値(作成済みページ数)が作成
済みページ数の最大値Lより小さくなつている
が、この場合には印刷ポインタ3−11およびレ
ジスタセツトポインタ3−10が同じページを指
しているので、印刷優先となり、ページ作成が待
たされる。このように、印刷とページ作成が競合
した時には、必ず印刷優先とする。その理由は、
同時進行を許したり、あるいはページ作成を優先
したりすると、印刷すべきページ情報の破壊、ペ
ージ抜け、ページ順の狂いなどが生じるからであ
る。第6図4についても同様であるので、説明を
省略する。
なお、第6図示の例では最終ページが第14ペー
ジであり、第6図11以降においてページ作成は
行なわれない。すなわち、第6図1〜5が印刷開
始直後の過渡的状態を、第6図6〜11が定常的
な両面印刷状態を、第6図12以降が印刷終了に
至る過渡的状態を示す。また、第6図1〜5では
偶数ページと空白ページが、第6図14〜18で
は奇数ページと空白ページが交互に印刷されてい
る。
第7図は印刷順レジスタ群3−7、ページバツ
フア3−4の構造及びそれらと各ポインタ、カウ
ンタの関係を模式的に示す図である。
ここで、7−1は印刷順レジスタ群3−7に含
まれる1つの印刷順レジスタ、 7−1−1はその印刷順レジスタに対応するペ
ージが偶数ページであるか若しくは奇数ページで
あるかを示すページ偶奇指標、 7−1−2は印刷順レジスタ7−1に対応する
ページバツフアを示すページバツフアポインタ、 7−1−3は印刷順レジスタ7−1に対応する
ページの有無を示す印刷ページ有無フラグ、 7−2はページバツフア3−4に含まれる1つ
のページバツフア、 7−2−1はそのページバツフア7−2にペー
ジが作成されているか否かを示すバツフアページ
有無フラグであり、「有」または「無」のいずれ
かにセツトされる。
7−2−2は、ページ印刷情報を示す。
次に、実際の印刷情報を説明する。まず、印刷
およびページ作成に先立つてシステムの初期化を
行う。CPU3−3によりページバツフア3−4、
印刷順レジスタ群3−7、バツフアセツトポイン
タ3−8、ページ数カウンタ3−9、レジスタセ
ツトポインタ3−10、印刷ポインタ3−11を
初期化する。
第8図は、上述した初期化の手順を示すフロー
チヤートである。各々の制御ステツプ8−1〜8
−10については、図示したとおりであるので、
説明を省略する。かかる初期化を終了すると、
CPU3−3はページの作成を開始する。
第9図は、ページ作成の手順を示すフローチヤ
ートである。
ここで、条件判断ステツプ9−1〜9−3は、
未印刷ページの上に新たなページを作成してしま
わないようにするための判断ステツプである。
ステツプ9−1〜9−3により、ページ作成が
可であると判断されると、制御ステツプ9−4へ
移す。
ステツプ9−4では、バツフアセツトポインタ
3−8の示すページバツフア7−2から、バツフ
アページ有無フラグ7−2−1が「無」のページ
バツフア(すなわち、新たにページを作成すべき
ページバツフア)をバツフアセツトポインタ3−
8に示させる。
ステツプ9−5はページ作成終了の判断ステツ
プであり、未だデータが残つていればステツプ9
−6へ移る。
ステツプ9−6において、CPU3−3は磁気
情報変換器3−2によつてMT3−1上のデータ
を読み取り、解析を行い、ステツプ9−4で指定
したページバツフア上へページ情報を作成する。
ページの作成が終了すると、ステツプ9−7に
おいてページ数カウンタ3−9の値を1だけ増
す。
ステツプ9−8では、作成したページの偶、奇
に応じて各ポインタをセツトする(記述のページ
作成の原則、に準じて行なう)。
ステツプ9−8に至つて1ページの作成が終了
すると、先頭のに戻り、次のページの作成にか
かる。
ステツプ9−1では作成済みページ数(すなわ
ち、ページ数カウンタ3−9の値)とページバツ
フア上に同時存在が許される最大値Lとを比較
し、ページバツフア上に同時に存在するページ数
がLを超えないようにする。
ステツプ9−2では、ページを作る領域が空い
ているか否かを判断する。もし、空いていなけれ
ば、そのページは未印刷であるので、その上にペ
ージを作成しない。具体的には、レジスタセツト
ポインタ3−10の示す印刷順レジスタ7−1の
印刷ページ有無フラグ7−1−3を調べる。そし
て、「有」ならばページ作成が不可であると判断
する。
ステツプ9−3では、ページの作成と印刷との
競合をチエツクする。第6図の説明で述べたよう
に、競合時は印刷が優先であり、ページ作成は行
わない。ここで、本実施例におけるページの作成
と印刷の競合とは、ページセツトポインタ3−1
0および印刷ポインタ3−11が同じ印刷順ポイ
ンタを示すことである。
ステツプ9−1〜9−3により、ページ作成が
不可であると判断された場合には、制御をステツ
プ9−9へ移す。
ステツプ9−9では、1ページの印刷がなされ
る間だけページ作成を休止し、1ページ印刷終了
後に再びページ作成手順の先頭へ戻る。
ステツプ9−5においてMT3−1上にデータ
が無くなつていればステツプ9−10の判断に移
る。
ステツプ9−10では、今度作成すべきページ
の偶奇を判断する。すなわち、レジスタセツトポ
インタ3−10が示す印刷順レジスタ7−1のペ
ージ偶奇指標7−1−1を見る。今度作成すべき
ページが奇数ページならば、最後に作成されたの
は偶数ページであり、全ページについて枚葉紙の
両面に相当するペアが完了したものとしてページ
作成を終了する。
もし、今度作成すべきページが偶数ページなら
ばステツプ9−11へ移り、偶数ページとして全
面空白のダミーページを作成する。換言すれば、
最後に作成された第kページが奇数ページであれ
ば、ダミーの第k+1ページ(偶数ページ)を作
成することになる。
上述したように、本実施例においては、一枚の
両面に印刷される2ページのうち偶数ページ(後
のページ)の印刷が奇数ページより先に行われ、
給紙も偶数ページの印刷時に行われる。従つて、
先行して印刷される(k+1)ページが無いと、
kページ、k+1ページが印刷されるべき枚葉紙
が給紙されないので、kページを印刷する時に枚
葉紙が無く、結果的にkページが印刷されないこ
とになつてしまう。
ステツプ9−10における判断ならびにステツ
プ9−11における処理により、奇数ページまで
しかデータが無い場合にもダミーの偶数ページを
作成することができるので、かかるページ抜けを
防止することができる。
このように、データの最後が奇数ページであつ
ても、あるいは偶数ページであつても正しく最後
のページまで印刷することが可能となる。
第10図は、第9図に示したステツプ9−8に
おけるポインタ等の再セツトを示すフローチヤー
トである。今作成したページが偶数ページか奇数
ページかによつてページ作成の原則、に従つ
て、次に作成するページをセツトする領域を決め
る。
ステツプ10−1では、レジスタセツトポイン
タ3−10が示すレジスタの偶奇を判断する。
もし偶数ページであるならばステツプ10−2
へ制御を移し、また奇数ページであるならばステ
ツプ10−3へ制御を移して、それぞれ図示の如
き処理を行う。
CPU3−3は印刷に先立つて、Lページのペ
ージ作成を行う。これは、本実施例において作成
されるページ順序と印刷されるページの順序との
違いを吸収するための処置である。
ページの作成が終了すると、ページの印刷を始
める。このLは条件判断ステツプ9−1における
基準値(すなわちページバツフア中に同時存在が
許されるページ数の最大値)である。このLが満
たすべき条件を以下に述べる。但し、印刷順レジ
スタ群3−7のレジスタは2M個であるものとす
る。
本実施例においては、ページの作成およびペー
ジの印刷は並行して行われる。そのために、ペー
ジバツフア中に同時に存在するページ数を制限し
ないと、未だ印刷していないページのページバツ
フア上に新たなページを作成してしまい、もつて
ページ抜け、ページ順の狂いが生じることにな
る。そこで、ページバツフア中に同時に存在を許
すページ数の最大値を考える必要がある。本実施
例においては、偶数ページの印刷が奇数ページの
印刷に先行するので、ページの作り過ぎは未印刷
の奇数ページ上に新ページを作ることになる。
ある奇数ページlの上に作られる新ページは、
本実施例において第(l+2M)ページ(奇数)
である。
この第lページが未印刷のまま破壊されないよ
うにするためには、第lページ自身の印刷中に、
第(l+2M)ページが作成されないようにすれ
ば良い。
次に示す第1表は、第lページの印刷中におい
てページバツフア上に存在が許されるページを、
作成順に並べたものである。この場合、ページバ
ツフア上に存在するページは、第lページ(奇
数)から第(l+M−1)ページ(奇数)に至る
奇数ページ小計(M+1)/2ページと、第(l
+M+1)ページ(偶数)から第(l+2M−1)
ページ(偶数)に至るまでの連続した小計(M−
1)ページとの合計3M/2−1/2ページであ
る。
次に、同時にページバツフア上に作成されるペ
ージ数の最小値を考える。
以下に示す第2表は、mページ(奇数)の印刷
中に最小限存在すべきページを作成順に並べたも
のである。
本実施例によるページ作成順序および印刷順序
において、ある奇数ページ番号mを考えると、こ
のmページ前後のページ順は、 m+Mページ(偶数)、mページ(奇数)、m+
M+2ページ(偶数)、… となる。
m+Mページ(偶数)を印刷中において、ペー
ジバツフア中に最小限存在しなければならないペ
ージは、ページバツフア中に作成されており未だ
印刷されていない奇数ページ群および現在印刷中
の偶数ページである。これは、第mページ(奇
数)から第m+M−1ページ(奇数)に至るまで
の奇数ページ計(M+1)/2ページと、第m+
Mページ(偶数)との合計(M+1)/2+1ペ
ージである。なお、第(m+M−2)ページ(偶
数)以前の偶数ページ、ならびに第(m−2)ペ
ージ(奇数)以前の奇数ページは全て印刷済であ
るので、ページバツフア上に存在する必要はな
い。
次いで、mページ(奇数)を印刷中においてペ
ージバツフア中に最小限存在しなければならない
ページを考える。
mページ(奇数)の次に(m+M+2)ページ
(偶数)を印刷するためには、mページ(奇数)
印刷終了時に、第mページ(奇数)以降第(m+
M+1)ページ(奇数)までの奇数ページ群(印
刷中又は未印刷の奇数ページ)計(m+3)/2
ページと、第(m+M+2)ページ(偶数)との
合計(M+3)/2+1ページがページバツフア
中に存在しなければならない。
以上の理由に基づき、ページバツフア中に同時
に存在するページ数の最小値は(M+1)/2+
2となる。すなわち、偶数ページ印刷時に、この
数のページがページバツフア中に存在しなければ
連続的な両面印刷を行うことができない。
従つて、条件判断ステツプ9−1においてペー
ジを作成するか否かを決定する基準値(すなわ
ち、ページバツフア中に同時に存在を許すページ
数の範囲)は (M+1)/2+2以上 3M/2−1/2以
下 でなければならない。換言すれば、ページバツ
フア7−2としては上述の範囲内であるL個であ
れば良いことになる。
本実施例において、レジスタページ有無フラグ
7−1−3が「有」である印刷順レジスタ7−1
は、必ずバツフアページ有無フラグ7−2−1が
「有」であるページバツフアに対応している。従
つて、各ページバツフアにページ有無指標を設け
てページバツフアを2M個にすることにより、ペ
ージバツフアに対して印刷順レジスタの役割(す
なわち、作成されたページの偶数ページ群と奇数
ページ群との分離)およびページ作成順と印刷順
との違いの吸収、調整をさせることもできる。と
ころが、この場合には2M個のページバツフアが
必要となり、常に(2M−L)個のページバツフ
アが空であるということになる。
1ページ分のページバツフアの容量はかなりの
大きさになるので、ページバツフアの使用効率は
できるだけ高いことが望ましい。一方、印刷順レ
ジスタはフラグ、指標、ポインタをそれぞれ1個
有するのみであり、ページバツフアに比べてはる
かに容量が小さい。そこで、印刷順レジスタをペ
ージバツフアから分離し、ページバツフアにはペ
ージ情報を蓄積することのみの機能を果たさせる
ことにより、ページバツフアの数を最小限度(最
小値は(M+1)/2+2個)に留め、もつてメ
モリ全体の容量を節約することができる。
第11図は、本実施例における印刷手順のフロ
ーチヤートを示す。本実施例の印刷手順において
ページバツフアは常に印刷順レジスタを介してア
クセスされる。従つて、本図において「印刷ポイ
ンタの示すページバツフア」とは「印刷ポインタ
3−11の示す印刷順ポインタ7−1におけるペ
ージバツフアポインタ7−1−2の示すページバ
ツフア」を意味する。本実施例の印刷手順におい
ては、このページバツフア中のページ情報が印刷
される。
ステツプ11−1において、CPU3−3は印
刷ポインタ3−11が示す印刷順レジスタ7−1
のページ有無フラグ7−1−3を調べ、ページが
「有」ならばステツプ11−2以下により印刷を
行う。
ステツプ11−2では印刷ポインタから印刷す
べきページバツフアを求め、印刷リードウエア3
−5へ指示する。
ステツプ11−3において、CPU3−3は印
刷ハードウエア3−5および印刷装置3−6に印
刷指令を送出する。この時、CPU3−3は同様
に印刷ポインタ3−11が示す印刷順レジスタ7
−1のページ偶奇指標7−1−1を見て、偶数ペ
ージの印刷であれば給紙指令を印刷装置3−6に
送出する。
ステツプ11−4において、印刷ハードウエア
3−5はステツプ12−2によりCPU3−3か
ら指示されたページバツフアの情報を印刷装置3
−6に転送する。そして、印刷装置3−6は印刷
ハードウエア3−5からの印刷情報を印刷する。
なお、この印刷は印刷ハードウエア3−5と印刷
装置3−6とにより自律的に行われ、CPU3−
3は関与しない。そしてCPU3−3は、1ペー
ジの印刷が行われている間に、ページ作成手順を
行う。1ページの印刷が終了すると、制御をステ
ツプ11−5へ移す。
ステツプ11−5では、いま印刷されたページ
の開放を行う。すなわち、印刷ポインタ3−11
が示す印刷レジスタ7−1のレジスタページ有無
フラグ7−1−3、ならびにページバツフアポイ
ンタ7−1−2が示すページバツフア7−2のバ
ツフアページ有無フラグ7−2−1の両フラグを
「無」にセツトする。
ステツプ11−6において、ページ数カウンタ
3−9のカウント値を1だけ減少させる。かくし
て、ステツプ13−5および13−6により、印
刷したページは開放され、同ページの入つていた
ページバツフアはページ作成可となる。
ステツプ11−7においてページ数カウンタの
値を調べ、“0”ならば印刷すべきページがもは
や無いことを示すので、印刷を終了する。また、
“0”でなければ、次のページを印刷するために、
ステツプ13−8において印刷ポインタ3−11
の更新(すなわち、印刷ポインタ3−11に次の
印刷順レジスタの値をセツト)して、制御を印刷
手順の先頭に戻す。
ステツプ11−1の条件判断において、印刷ポ
インタ3−11が示す印刷順レジスタ7−1のレ
ジスタページ有無指標7−1−3が「無」(すな
わち、印刷すべきページ情報が無い)の場合には
制御をステツプ13−9に移す。
ステツプ11−9において、CPU3−3は印
刷ハードウエア3−5および印刷装置3−6に対
して空白ページの印刷(または印刷の一時中断)
を指示する。この時、CPU3−3は印刷すべき
ページの偶数、奇数によらず、給紙指令を出さな
い。
このようにすることにより偶数ページの印刷が
全て終了した後に、印刷すべきページの無い紙が
無駄に給紙されるのを防止することができる。但
し、ここでいう空白ページには第9図の説明で述
べたダミーページは含まれない。なお、ステツプ
9−11において作成されるダミーページに対し
ては、ページ有無フラグは共に「有」となつてい
るので、印刷手順においては全く通常のページと
同様に扱われる。
ステツプ11−10において、印刷ハードウエ
ア3−5および印刷装置は空白ページの印刷(ま
たは印刷の一時中断)を行う。この間に、CPU
3−3はステツプ11−4と同様、ページ作成手
順を行う。
なお、ステツプ11−1,11−9,11−1
0により空白のページの印刷(または印刷の一時
中断)を行うのは、第4図の説明において述べた
ように、印刷の開始後もしくは印刷終了前の過渡
状態において正しいページ順を保つようにするた
めである。
印刷順レジスタ群3−7に含まれる各印刷順レ
ジスタについて、本実施例では次にページをセツ
トすべき印刷順レジスタを固定とする。これは、
両面間隔Mおよびその印刷順レジスタにおけるペ
ージの偶数/奇数に基づき、既述のページ作成手
順により決定されるからである。従つて、各印刷
レジスタに対して、次にページを作成する印刷レ
ジスタを示すリンク情報を設け、そのリンクをた
どつてレジスタセツトポインタ3−10の更新を
行うようにすることも可能である。
第12図は、かかる第2の実施例における印刷
順レジスタの構造を示す模式図である。図示した
12−1〜12−3は、それぞれ第7図に示した
7−1−1〜7−1−3と同じ構造を有する。
すなわち、12−1は印刷順レジスタに対応す
るページが偶数ページであるか、あるいは奇数ペ
ージであるかを示すページ偶奇指標、 12−2は印刷順レジスタに対応するページバ
ツフアを示すページバツフアポインタ、 12−3は印刷順レジスタに対応するページの
有無を示す印刷ページ有無フラグ、 12−4は次にページを作成する印刷順レジス
タを示す作成順リンクポインタ、 12−5は次に印刷するページの印刷順レジス
タを示す印刷順リンクポインタである。
これらリンクポインタの追加によつて、ページ
作成手順のうちレジスタセツトポインタ3−10
の再セツト手順9−8を、 「レジスタセツトポインタ3−10が示す印
刷手順レジスタの作成順リンクポインタ12−4
における内容を、レジスタセツトポインタ3−1
0にセツトする」 と変更し、ページの偶奇判断を不要とする。ま
た、印刷ポインタの更新13−8も 「印刷ポインタ3−11が示す印刷順レジスタ
の印刷順リンクポインタ14−5における内容
を、印刷ポインタ3−11にセツトする」 と変更する。
各印刷順レジスタにおける作成順リンクポイン
タの内容は、その印刷順ポインタのページ偶奇指
標12−1および両面間隔Mから一義的に決定さ
れる。すなわち、偶数ページの印刷順レジスタに
対してはそのレジスタから印刷順方向に数えてM
+2番目の印刷順レジスタを、また奇数ページの
印刷順レジスタに対してはそのレジスタから印刷
順の逆方向に数えて、M番目の印刷順レジスタを
作成順リンクポインタ14−4にセツトすればよ
い。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、ページ
バツフアと印刷順レジスタとをそれぞれ別個のハ
ードウエアにより構成して両面記録をもなし得る
ようにしたので、ページ情報蓄積手段の大きさを
小さくしてメモリの有効利用を図つた記録装置を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である両面印刷装置
の枚葉紙搬送系を示す概略図、第2図は第1図に
示した搬送系とその上を流れる枚葉紙の状態を示
す模式図、第3図は本発明を適用したオフライン
印刷システムの概略図、第4図および第5図は両
面印刷時のページ順制御を示す概念図、第6図1
〜18は本実施例によるページ作成および両面印
刷の様子を示す模式図、第7図は第3図に示した
印刷順レジスタ群およびページバツフアの詳細構
成図、第8図は初期化手順を示すフローチヤー
ト、第9図はページ作成手順を示すフローチヤー
ト、第10図はページ作成手順のうちレジスタセ
ツトポインタの更新手順を示すフローチヤート、
第11図は本実施例における印刷手順を示すフロ
ーチヤート、第12図は本発明による第2の実施
例を説明する図である。 1−1……給紙部、1−2……転写前搬送路、
1−3……ドラム、1−4……転写帯電器、1−
5……定着前搬送路、1−6……定着器、1−7
……定着後搬送路、1−8……分岐機構、1−9
……反転前搬送路、1−10……反転機構、1−
11……反転後搬送路、1−12……スタツカ前
搬送路、1−13……スタツカ、2−1……枚葉
紙の搬送ループ、2−2−1〜2−2−5……搬
送されている枚葉紙、3−1……磁気テープ
(MT)、3−2……磁気情報変換器、3−3……
中央処理装置(CPU)、3−4……ページバツフ
ア、3−5……印刷ハードウエア、3−6……印
刷装置、3−7……印刷順レジスタ群、3−8…
…バツフアセツトポインタ、3−9……ページ数
カウンタ、3−10……レジスタセツトポイン
タ、3−11……印刷ポインタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数頁の記録情報を記憶可能なバツフアメモ
    リを有し、該バツフアメモリに記憶可能な頁数を
    越える頁数の記録情報を、記録情報発生手段から
    受けて記録用シートの両面に記録可能な記録装置
    であつて、 1〜M枚目の記録用シート(Mは自然数であ
    り、一定の値)の第1面の記録を行つた後、M+
    i枚目の記録用シート(iは順次増加する自然
    数)に対する第1面の記録と、i枚目の記録用シ
    ートに対する第2面の記録とを交互に行う両面記
    録手段、 前記記録情報発生手段で頁順に発生された頁毎
    の記録情報を順次前記バツフアメモリに書き込む
    書込手段、 前記バツフアメモリから頁毎に記録情報を読み
    出し前記両面記録手段に供給する手段であつて、
    前記両面記録手段で記録され出力された記録物が
    正しい頁順序になるような所定の順序で前記バツ
    フアメモリから記録情報を読み出し、前記両面記
    録手段に供給する読出手段とを有し、 前記読出手段による読出動作と、前記書込手段
    による新たな頁の書込動作とを並行して行うこと
    を特徴とする記録装置。
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