JPH05197966A - 記録媒体及びその情報再生装置 - Google Patents
記録媒体及びその情報再生装置Info
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- JPH05197966A JPH05197966A JP4006887A JP688792A JPH05197966A JP H05197966 A JPH05197966 A JP H05197966A JP 4006887 A JP4006887 A JP 4006887A JP 688792 A JP688792 A JP 688792A JP H05197966 A JPH05197966 A JP H05197966A
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- polarized light
- pits
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
- G11B7/2407—Tracks or pits; Shape, structure or physical properties thereof
- G11B7/24085—Pits
- G11B7/24088—Pits for storing more than two values, i.e. multi-valued recording for data or prepits
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/004—Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B7/005—Reproducing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
- G11B7/2407—Tracks or pits; Shape, structure or physical properties thereof
- G11B7/24085—Pits
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高密度に情報を記録できる記録媒体及びその
情報再生装置を提案することを目的とする。 【構成】 情報ピットを複数配列した情報ピット列によ
り情報が記録され、前記情報ピットに情報再生用の読出
光が投射されて記録情報が再生される記憶媒体であっ
て、読出し単位の前記情報ピットが、格子形状の異なる
複数の所定格子パターンの内の記録情報に対応した格子
パターンにより形成されている記録媒体。記録媒体の情
報ピットを形成する格子パターンの反射光をE偏光とH
偏光に分光する分光手段と、反射光から格子パターンを
判別するパターン判別手段と、を備えた情報再生装置。
情報再生装置を提案することを目的とする。 【構成】 情報ピットを複数配列した情報ピット列によ
り情報が記録され、前記情報ピットに情報再生用の読出
光が投射されて記録情報が再生される記憶媒体であっ
て、読出し単位の前記情報ピットが、格子形状の異なる
複数の所定格子パターンの内の記録情報に対応した格子
パターンにより形成されている記録媒体。記録媒体の情
報ピットを形成する格子パターンの反射光をE偏光とH
偏光に分光する分光手段と、反射光から格子パターンを
判別するパターン判別手段と、を備えた情報再生装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像情報等の各種情報
の信号が記録され光学的に記録情報を再生する記録媒体
と、この記録媒体に記録された情報を再生する情報再生
装置に関し、特に高密度に情報を記録する記録媒体及び
その情報再生装置に関する。
の信号が記録され光学的に記録情報を再生する記録媒体
と、この記録媒体に記録された情報を再生する情報再生
装置に関し、特に高密度に情報を記録する記録媒体及び
その情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、記録媒体は記録ディスクとして
形成されて中央部にセンターホールを有し、このセンタ
ーホールの外周に螺線状につながった1本のトラックと
して情報が記録される。従来、この種の記録ディスク
は、図10(A)に示すように、アクリル樹脂(Polyme
thyl methacrylate;PMMA)等の透明なディスク基板15
上に情報に対応する凹凸形状の情報ピット部10が形成
され、この情報ピット部10が形成されたディスク基板
15上に高い反射率のアルミニウム膜12が蒸着され、
このアルミニウム膜12上にプラスチック等の保護層1
1を形成して構成される。
形成されて中央部にセンターホールを有し、このセンタ
ーホールの外周に螺線状につながった1本のトラックと
して情報が記録される。従来、この種の記録ディスク
は、図10(A)に示すように、アクリル樹脂(Polyme
thyl methacrylate;PMMA)等の透明なディスク基板15
上に情報に対応する凹凸形状の情報ピット部10が形成
され、この情報ピット部10が形成されたディスク基板
15上に高い反射率のアルミニウム膜12が蒸着され、
このアルミニウム膜12上にプラスチック等の保護層1
1を形成して構成される。
【0003】上記構成に基づく記録ディスクから情報を
再生する場合には、透明なディスク基板15側からレー
ザ光等の光ビームLBが、再生の対象となるトラックの
情報ピット部10に投射され、図10(B)に示すよう
に情報ピット部10のないピット間鏡面部で反射された
反射光LBR が「明」として検出され、また情報ピット
部10で反射された反射光LBR はピットによる乱反射
により反射率が変化して検出の反射光量が減少するため
「暗」として検出される。このように「明」、「暗」の
反射光により情報ピット部2の各記録ピット20a,2
0b、21、…(図10(C)参照)に対応する情報が
再生されることとなる。
再生する場合には、透明なディスク基板15側からレー
ザ光等の光ビームLBが、再生の対象となるトラックの
情報ピット部10に投射され、図10(B)に示すよう
に情報ピット部10のないピット間鏡面部で反射された
反射光LBR が「明」として検出され、また情報ピット
部10で反射された反射光LBR はピットによる乱反射
により反射率が変化して検出の反射光量が減少するため
「暗」として検出される。このように「明」、「暗」の
反射光により情報ピット部2の各記録ピット20a,2
0b、21、…(図10(C)参照)に対応する情報が
再生されることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の記録ディス
ク及びその情報再生方法は、情報ピット部に対して投射
される読出光の光ビームの反射率変化により光学的な振
幅変調が加えられた信号光として検出されるため、この
信号光の「明」、「暗」で二値信号が記録され、また再
生されることとなる。このように情報ピット部がその有
無により単に1ビットの二値信号として記録されること
から、たとえばトラック間やピット間のピッチを狭めて
高密度化しようとしても、投射する光ビームのスポット
径を縮小できなければ、図10(C)に示すように、隣
接する情報ピット部を同時に読み出してしまうため再生
を正確に行なうことが困難となる。このように従来の記
録媒体への情報記録では、単位面積当りの情報集積密度
には限界があり、高密度化が困難であるという課題を有
していた。
ク及びその情報再生方法は、情報ピット部に対して投射
される読出光の光ビームの反射率変化により光学的な振
幅変調が加えられた信号光として検出されるため、この
信号光の「明」、「暗」で二値信号が記録され、また再
生されることとなる。このように情報ピット部がその有
無により単に1ビットの二値信号として記録されること
から、たとえばトラック間やピット間のピッチを狭めて
高密度化しようとしても、投射する光ビームのスポット
径を縮小できなければ、図10(C)に示すように、隣
接する情報ピット部を同時に読み出してしまうため再生
を正確に行なうことが困難となる。このように従来の記
録媒体への情報記録では、単位面積当りの情報集積密度
には限界があり、高密度化が困難であるという課題を有
していた。
【0005】上記課題を解消するものとして、特開昭5
0−119517号公報に開示された記録キャリア(記
録媒体)がある。この記録媒体はトラック状に配置した
領域部に少なくとも2個の型式の回折格子を設け、この
回折格子の型式を格子線の方向が異なる構成とし、1個
のトラック読取り時にこのトラックの両面に位置する隣
接トラックが中間帯域となり、ほぼ2倍の密度の情報を
記録する。
0−119517号公報に開示された記録キャリア(記
録媒体)がある。この記録媒体はトラック状に配置した
領域部に少なくとも2個の型式の回折格子を設け、この
回折格子の型式を格子線の方向が異なる構成とし、1個
のトラック読取り時にこのトラックの両面に位置する隣
接トラックが中間帯域となり、ほぼ2倍の密度の情報を
記録する。
【0006】しかしながら、上記記録キャリアの場合
は、複数の型式の回折格子により情報の内容を記録する
ことから、再生時においては回折格子の型式の相違によ
り回折方向も異なることとなり、このため回折方向に対
応する個数の信号光検出部を設けなければならなかっ
た。また、記録密度も2倍程度の増加にとどまり、情報
集積密度を大幅に増加させるものではなかった。
は、複数の型式の回折格子により情報の内容を記録する
ことから、再生時においては回折格子の型式の相違によ
り回折方向も異なることとなり、このため回折方向に対
応する個数の信号光検出部を設けなければならなかっ
た。また、記録密度も2倍程度の増加にとどまり、情報
集積密度を大幅に増加させるものではなかった。
【0007】本発明は、このような課題を解消するため
になされたもので、読出し単位の情報ピットで複数の情
報が判別できるようにピットを形成することにより、高
密度に情報を記録できる記録媒体及びその情報再生装置
を提案することを目的としている。
になされたもので、読出し単位の情報ピットで複数の情
報が判別できるようにピットを形成することにより、高
密度に情報を記録できる記録媒体及びその情報再生装置
を提案することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる記録媒体
は、情報ピットを複数配列した情報ピット列により情報
が記録され、前記情報ピットに情報再生用の読出光が投
射されて記録情報が再生される記録媒体であって、読出
し単位の前記情報ピットが、格子形状の異なる複数の所
定格子パターンの内の記録情報に対応し、凸部または凹
部を有した格子パターンにより形成されているものであ
る。
は、情報ピットを複数配列した情報ピット列により情報
が記録され、前記情報ピットに情報再生用の読出光が投
射されて記録情報が再生される記録媒体であって、読出
し単位の前記情報ピットが、格子形状の異なる複数の所
定格子パターンの内の記録情報に対応し、凸部または凹
部を有した格子パターンにより形成されているものであ
る。
【0009】本発明に係わる情報再生装置は、読出し単
位の情報ピットが格子形状の異なる複数の所定格子パタ
ーンの内の記録情報に対応した格子パターンにより形成
され、その情報ピットを複数配列した情報ピット列によ
り情報が記録された記録媒体の情報再生装置であって、
前記読出し単位の情報ピットに順次読出光を照射する光
照射手段と、前記読出光が照射された情報ピットの反射
光または透過光を集光する集光レンズと、この集光レン
ズにより集光された前記反射光または透過光をE偏光と
H偏光とに分光する分光手段と、分光された前記E偏光
を受光して光電変換するE偏光受光手段と、分光された
前記H偏光を受光して光電変換するH偏光受光手段と、
前記E偏光受光手段と前記H偏光受光手段のそれぞれの
出力から前記情報ピットの格子パターンを判別し、判別
した格子パターンに対応する複数のビットデータを出力
するパターン判別手段と、を備えて構成される。
位の情報ピットが格子形状の異なる複数の所定格子パタ
ーンの内の記録情報に対応した格子パターンにより形成
され、その情報ピットを複数配列した情報ピット列によ
り情報が記録された記録媒体の情報再生装置であって、
前記読出し単位の情報ピットに順次読出光を照射する光
照射手段と、前記読出光が照射された情報ピットの反射
光または透過光を集光する集光レンズと、この集光レン
ズにより集光された前記反射光または透過光をE偏光と
H偏光とに分光する分光手段と、分光された前記E偏光
を受光して光電変換するE偏光受光手段と、分光された
前記H偏光を受光して光電変換するH偏光受光手段と、
前記E偏光受光手段と前記H偏光受光手段のそれぞれの
出力から前記情報ピットの格子パターンを判別し、判別
した格子パターンに対応する複数のビットデータを出力
するパターン判別手段と、を備えて構成される。
【0010】また、本発明に係わる情報記録再生方式
は、記録する読出し単位の情報ピットを、格子形状の異
なる複数の所定格子パターンの内の記録情報に対応した
格子パターンにより形成し、その情報ピットを複数配列
した情報ピット列により記録情報を形成して記録媒体に
情報を記録し、その記録媒体に記録した情報の再生を、
前記情報ピットに順次読出光を照射してその反射光また
は透過光を集光し、その集光した前記情報ピットの反射
光または透過光をE偏光とH偏光とに分光し、それぞれ
を光電変換して前記格子パターンを判別し、その判別し
た格子パターンに対応する所定の情報を生成して行うも
のである。
は、記録する読出し単位の情報ピットを、格子形状の異
なる複数の所定格子パターンの内の記録情報に対応した
格子パターンにより形成し、その情報ピットを複数配列
した情報ピット列により記録情報を形成して記録媒体に
情報を記録し、その記録媒体に記録した情報の再生を、
前記情報ピットに順次読出光を照射してその反射光また
は透過光を集光し、その集光した前記情報ピットの反射
光または透過光をE偏光とH偏光とに分光し、それぞれ
を光電変換して前記格子パターンを判別し、その判別し
た格子パターンに対応する所定の情報を生成して行うも
のである。
【0011】
【作用】たとえば、所定の間隔で4本の凸部を形成した
ものを1つの格子パターンとすると、それぞれの凸部の
有無による凸部の数、凸部の幅あるいは凸部の位置等の
格子形状の異なる格子パターンが格子のないパターンを
含めて16個できることになる。すなわちその格子パタ
ーンにより4ビットの情報が判別されることとなる。
ものを1つの格子パターンとすると、それぞれの凸部の
有無による凸部の数、凸部の幅あるいは凸部の位置等の
格子形状の異なる格子パターンが格子のないパターンを
含めて16個できることになる。すなわちその格子パタ
ーンにより4ビットの情報が判別されることとなる。
【0012】本発明の記録媒体においては、記録情報に
対応してそのような格子形状の異なる格子パターンが微
細加工されて1つの読出し単位となる情報ピットが形成
され、その情報ピットを複数配列した情報ピット列にし
て一連の情報が記録される。情報ピットを形成する微細
加工された格子パターンは、読出光が照射されると格子
パターンにより、光反射型の記録媒体であれば異なる反
射光を、また光透過型の記録媒体であれば異なる透過光
のパターンを生じさせる。したがってその反射光または
透過光を判別することにより情報は再生される。
対応してそのような格子形状の異なる格子パターンが微
細加工されて1つの読出し単位となる情報ピットが形成
され、その情報ピットを複数配列した情報ピット列にし
て一連の情報が記録される。情報ピットを形成する微細
加工された格子パターンは、読出光が照射されると格子
パターンにより、光反射型の記録媒体であれば異なる反
射光を、また光透過型の記録媒体であれば異なる透過光
のパターンを生じさせる。したがってその反射光または
透過光を判別することにより情報は再生される。
【0013】これにより、たとえば情報ピットを形成す
る格子パターンが4ビット情報であれば、従来なら4つ
の情報ピットが必要な情報を1つの情報ピットで表わす
ことができるため、従来に比して4倍の情報集積密度を
達成することができることになる。また、格子パターン
のパターン数を多くすればそれに比して情報集積密度を
高くすることができる。
る格子パターンが4ビット情報であれば、従来なら4つ
の情報ピットが必要な情報を1つの情報ピットで表わす
ことができるため、従来に比して4倍の情報集積密度を
達成することができることになる。また、格子パターン
のパターン数を多くすればそれに比して情報集積密度を
高くすることができる。
【0014】また、その記録媒体に記録された情報を再
生する本発明の情報再生装置においては、微細加工され
た格子パターンからなる情報ピットの反射光または透過
光のパターンの判別を容易にするために、集光した反射
光または透過光を、E偏光とH偏光に分光して光電変換
を行い、一方の出力から、または両方の出力から格子パ
ターンの判別を行う。すなわち、集光レンズにより集光
された情報ピットの反射光または透過光は、分光手段に
よりE偏光とH偏光に分光され、それぞれE偏光受光手
段とH偏光受光手段により受光されて光電変換される。
両受光手段はたとえば複数の受光素子により構成し、パ
ターン判別手段においてそれぞれの受光素子の受光した
光強度による出力分布を計測すれば、パターンは容易に
判別できる。そしてさらにパターン判別手段では、情報
ピットの格子パターンを判別する度に格子パターンに対
応してあらかじめ定められている複数のビットデータを
出力する。
生する本発明の情報再生装置においては、微細加工され
た格子パターンからなる情報ピットの反射光または透過
光のパターンの判別を容易にするために、集光した反射
光または透過光を、E偏光とH偏光に分光して光電変換
を行い、一方の出力から、または両方の出力から格子パ
ターンの判別を行う。すなわち、集光レンズにより集光
された情報ピットの反射光または透過光は、分光手段に
よりE偏光とH偏光に分光され、それぞれE偏光受光手
段とH偏光受光手段により受光されて光電変換される。
両受光手段はたとえば複数の受光素子により構成し、パ
ターン判別手段においてそれぞれの受光素子の受光した
光強度による出力分布を計測すれば、パターンは容易に
判別できる。そしてさらにパターン判別手段では、情報
ピットの格子パターンを判別する度に格子パターンに対
応してあらかじめ定められている複数のビットデータを
出力する。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1に、本発明の記録媒体の一実施例であ
る光ディスクに形成される情報ピットの説明図を示す。
同図(1)は、トラック上に形成した情報ピット列の一
部上面図、(2)は(1)に示す情報ピット列のX−Y
断面図、(3)は1つの情報ピットの寸法を示す。図
中、Pは情報ピット、Sは情報ピットに照射される読出
光の光スポットを示している。
に説明する。図1に、本発明の記録媒体の一実施例であ
る光ディスクに形成される情報ピットの説明図を示す。
同図(1)は、トラック上に形成した情報ピット列の一
部上面図、(2)は(1)に示す情報ピット列のX−Y
断面図、(3)は1つの情報ピットの寸法を示す。図
中、Pは情報ピット、Sは情報ピットに照射される読出
光の光スポットを示している。
【0016】同図に示すように、本実施例の光ディスク
は、記録情報の読出し単位となる情報ピットが、複数の
凸部からなる格子パターンにより形成されている。凸部
は情報記録面上に形成されその凸部からなる格子パター
ンは、所定の間隔で4本の凸部を形成したものを1つの
格子パターンとして、それぞれの凸部の有無による凸部
の数、凸部間の間隔あるいは凸部の位置の違いにより、
格子のないパターンを含めて16の格子パターンがあら
かじめ定められている。そしてその格子パターンの内の
1つを記録情報に対応して選択して順次情報ピットを形
成するようにし、光ディスク上にその情報ピット列を螺
旋状に形成して、一連の情報が記録されるようにしてい
る。また、この光ディスクの情報記録面はアルミニウム
膜が蒸着され、反射により情報を読み取るようにされて
いる。
は、記録情報の読出し単位となる情報ピットが、複数の
凸部からなる格子パターンにより形成されている。凸部
は情報記録面上に形成されその凸部からなる格子パター
ンは、所定の間隔で4本の凸部を形成したものを1つの
格子パターンとして、それぞれの凸部の有無による凸部
の数、凸部間の間隔あるいは凸部の位置の違いにより、
格子のないパターンを含めて16の格子パターンがあら
かじめ定められている。そしてその格子パターンの内の
1つを記録情報に対応して選択して順次情報ピットを形
成するようにし、光ディスク上にその情報ピット列を螺
旋状に形成して、一連の情報が記録されるようにしてい
る。また、この光ディスクの情報記録面はアルミニウム
膜が蒸着され、反射により情報を読み取るようにされて
いる。
【0017】格子パターンに対応する情報としては、図
中のnの示すパターンであれば“0111”、n+1の
示すパターンは“1011”、n+2の示すパターンは
“1001”、n+3の示すパターンは“1111”と
いうように、凸部があれば“1”で凸部が所定のところ
になければ“0”として、1つの情報ピットで4ビット
の情報を表わすことができるようにしている。
中のnの示すパターンであれば“0111”、n+1の
示すパターンは“1011”、n+2の示すパターンは
“1001”、n+3の示すパターンは“1111”と
いうように、凸部があれば“1”で凸部が所定のところ
になければ“0”として、1つの情報ピットで4ビット
の情報を表わすことができるようにしている。
【0018】情報ピットを形成する格子パターンの寸法
は、(3)に示すように、凸部と凸部の間を0.1μ
m、凸部の長さを1μm、高さを0.1μmとしてい
る。また、凸部の間隔が読出光の波長λの1/2以下に
なるように凸部の幅は決められる。これにより、この格
子パターンは回折格子にもなることから光束が分離され
て、後述するようにそれぞれの反射光のパターンの違い
が顕著になり、情報ピットを形成する格子パターンの反
射光による判別が容易になる。
は、(3)に示すように、凸部と凸部の間を0.1μ
m、凸部の長さを1μm、高さを0.1μmとしてい
る。また、凸部の間隔が読出光の波長λの1/2以下に
なるように凸部の幅は決められる。これにより、この格
子パターンは回折格子にもなることから光束が分離され
て、後述するようにそれぞれの反射光のパターンの違い
が顕著になり、情報ピットを形成する格子パターンの反
射光による判別が容易になる。
【0019】次に、上述した光ディスクの記録情報を再
生する本発明の情報再生装置を構成する光ピックアップ
装置について説明する。図2に、本発明の一実施例の光
ピックアップ装置の構成を示す。
生する本発明の情報再生装置を構成する光ピックアップ
装置について説明する。図2に、本発明の一実施例の光
ピックアップ装置の構成を示す。
【0020】同図に示すように、本実施例の光ピックア
ップ装置は、半導体レーザー等のレーザービームを放射
する光源1と、光源1から放射されたレーザービームの
光束を生成する光束生成レンズ2と、光束生成レンズ2
により生成された光束を光ディスクD上に収束して読出
光のスポットを生成するとともに、その反射光を集光す
る対物レンズ3と、光束生成レンズ2からの光束を反射
して対物レンズ3へ導き、対物レンズ3により集光され
た反射光を透過するハーフミラー4と、対物レンズ3に
より集光された反射光をE偏光とH偏光に分光する分光
手段である偏光プリズム5と、E偏光を受光して光電変
換するE偏光受光部6と、H偏光を受光して光電変換す
るH偏光受光部7と、E偏光受光部6およびH偏光受光
部7の出力を入力して、16種類の内のいずれの格子パ
ターンであるかを判別し、判別した格子パターンに対応
する4ビットデータを出力するパターン判別手段である
演算回路8と、を備えて構成される。
ップ装置は、半導体レーザー等のレーザービームを放射
する光源1と、光源1から放射されたレーザービームの
光束を生成する光束生成レンズ2と、光束生成レンズ2
により生成された光束を光ディスクD上に収束して読出
光のスポットを生成するとともに、その反射光を集光す
る対物レンズ3と、光束生成レンズ2からの光束を反射
して対物レンズ3へ導き、対物レンズ3により集光され
た反射光を透過するハーフミラー4と、対物レンズ3に
より集光された反射光をE偏光とH偏光に分光する分光
手段である偏光プリズム5と、E偏光を受光して光電変
換するE偏光受光部6と、H偏光を受光して光電変換す
るH偏光受光部7と、E偏光受光部6およびH偏光受光
部7の出力を入力して、16種類の内のいずれの格子パ
ターンであるかを判別し、判別した格子パターンに対応
する4ビットデータを出力するパターン判別手段である
演算回路8と、を備えて構成される。
【0021】上記E偏光受光部6およびH偏光受光部7
は、それぞれ複数に分割された受光素子により構成され
ていて、それぞれの分割受光素子において光電変換の出
力がなされ、演算回路8はそれぞれの分割受光素子の出
力を入力して格子パターンの判別を行う。なお、パター
ンの判別に当たっては、それぞれの格子パターンによる
散乱の変化は、光の入射に対して15°〜20°が最も
顕著であることから、少なくとも分割した受光素子の内
の一つは対応する15°〜20°の位置に配置すること
が望ましい。また、上記構成において、E偏光およびH
偏光から信号検出を行うためには情報ピットに照射する
読出光は円偏光が望ましく、そのために光源1とハーフ
ミラー4とを配置する構成としている。また、円偏光と
ほぼ同様な効果を得るために、光源が直線偏光の場合
に、格子パターンに対してその偏光方向を略45度に配
置するようにすることが好ましい。
は、それぞれ複数に分割された受光素子により構成され
ていて、それぞれの分割受光素子において光電変換の出
力がなされ、演算回路8はそれぞれの分割受光素子の出
力を入力して格子パターンの判別を行う。なお、パター
ンの判別に当たっては、それぞれの格子パターンによる
散乱の変化は、光の入射に対して15°〜20°が最も
顕著であることから、少なくとも分割した受光素子の内
の一つは対応する15°〜20°の位置に配置すること
が望ましい。また、上記構成において、E偏光およびH
偏光から信号検出を行うためには情報ピットに照射する
読出光は円偏光が望ましく、そのために光源1とハーフ
ミラー4とを配置する構成としている。また、円偏光と
ほぼ同様な効果を得るために、光源が直線偏光の場合
に、格子パターンに対してその偏光方向を略45度に配
置するようにすることが好ましい。
【0022】上記構成の光ピックアップ装置に加え情報
再生装置は、図示しないが従来と同じく光ディスクDを
回転制御するディスク駆動系と、光ピックアップ装置を
トラック方向に位置決め制御するトラッキング駆動系
と、対物レンズ3を駆動してフォーカスの制御を行うフ
ォーカス駆動系等を備えて構成される。本発明の光照射
手段は、そのディスク駆動系、トラッキング駆動系、フ
ォーカス駆動系、光ピックアップ装置の光源1、光束生
成レンズ2、対物レンズ3、およびハーフミラー4によ
り構成される。
再生装置は、図示しないが従来と同じく光ディスクDを
回転制御するディスク駆動系と、光ピックアップ装置を
トラック方向に位置決め制御するトラッキング駆動系
と、対物レンズ3を駆動してフォーカスの制御を行うフ
ォーカス駆動系等を備えて構成される。本発明の光照射
手段は、そのディスク駆動系、トラッキング駆動系、フ
ォーカス駆動系、光ピックアップ装置の光源1、光束生
成レンズ2、対物レンズ3、およびハーフミラー4によ
り構成される。
【0023】図3〜図6に、上述した本実施例の光ディ
スクの情報ピットを形成する16の格子パターンの反射
光による散乱パターンの例を示す。このパターン例は、
読出光の波長λ=800nm、対物レンズ3の開口率N
A=0.5の条件によるものである。それぞれの図中、
(1)には情報ピットの格子パターンと対応する4ビッ
トデータを示し、(2)には(1)に示すそれぞれの格
子パターンの反射光のE偏波によるパターンを示し、
(3)には(1)に示すそれぞれの格子パターンの反射
光のH偏波によるパターンを示す。(2)、(3)の図
において、半径方向は光の強度(0dB〜−50dB)
であり、90°から光が当たったときのそれぞれの格子
パターンの反射光の散乱パターンが示されている。
スクの情報ピットを形成する16の格子パターンの反射
光による散乱パターンの例を示す。このパターン例は、
読出光の波長λ=800nm、対物レンズ3の開口率N
A=0.5の条件によるものである。それぞれの図中、
(1)には情報ピットの格子パターンと対応する4ビッ
トデータを示し、(2)には(1)に示すそれぞれの格
子パターンの反射光のE偏波によるパターンを示し、
(3)には(1)に示すそれぞれの格子パターンの反射
光のH偏波によるパターンを示す。(2)、(3)の図
において、半径方向は光の強度(0dB〜−50dB)
であり、90°から光が当たったときのそれぞれの格子
パターンの反射光の散乱パターンが示されている。
【0024】反射光の散乱パターンは、たとえば図6に
示すように、凸部のない格子パターンP15の反射光は
全反射のパターンとなり、E偏光とH偏光のいずれにお
いても判別でき、格子パターンP13、P12はE偏光
においてより判別でき、凸部が4本すべて形成されてい
る格子パターンP16は、H偏光においてより明確に判
別できる。図4、図5にも示すように、いずれの格子パ
ターンにおいても、E偏波の散乱パターンだけでも情報
は16通り認識できるが、H偏波を参照するとさらに判
別が明確になる。
示すように、凸部のない格子パターンP15の反射光は
全反射のパターンとなり、E偏光とH偏光のいずれにお
いても判別でき、格子パターンP13、P12はE偏光
においてより判別でき、凸部が4本すべて形成されてい
る格子パターンP16は、H偏光においてより明確に判
別できる。図4、図5にも示すように、いずれの格子パ
ターンにおいても、E偏波の散乱パターンだけでも情報
は16通り認識できるが、H偏波を参照するとさらに判
別が明確になる。
【0025】このように本実施例では、読出し単位とな
る情報ピットには4ビット情報が記録されるため、従来
なら4つの情報ピットが必要な情報を1つの情報ピット
で表わすことができるため、従来に比して4倍の情報集
積密度を達成することができることになる。
る情報ピットには4ビット情報が記録されるため、従来
なら4つの情報ピットが必要な情報を1つの情報ピット
で表わすことができるため、従来に比して4倍の情報集
積密度を達成することができることになる。
【0026】なお、上記実施例においては、情報ピット
を形成する格子パターンを凸部により形成したが、図7
(1)に示すように、凹部により形成してもよい。この
場合反射型の光ディスクのみではなく、透過型の光ディ
スクにおいても同様とすることができる。さらに、凸部
または凹部により格子パターンを形成するのではなく、
光反射部と光を吸収または透過する非反射部により、同
様に格子パターンを形成してもよい。
を形成する格子パターンを凸部により形成したが、図7
(1)に示すように、凹部により形成してもよい。この
場合反射型の光ディスクのみではなく、透過型の光ディ
スクにおいても同様とすることができる。さらに、凸部
または凹部により格子パターンを形成するのではなく、
光反射部と光を吸収または透過する非反射部により、同
様に格子パターンを形成してもよい。
【0027】また、格子パターンの寸法も上記実施例に
限定されるものではなく、光の散乱等により反射光のパ
ターンが判別できる寸法であればよい。同様に反射光に
よりパターンが判別できる範囲で格子数をさらに多くし
て格子パターンの種類を増やせば、情報集積密度をさら
に高めることができる。さらには、格子パターンを形成
する要素の形状も上記実施例に限定されるものではな
く、反射光によりパターンが判別できればよい。格子パ
ターンを形成する格子形状の他の例を、図7(2)b、
図8、および図9に示す。
限定されるものではなく、光の散乱等により反射光のパ
ターンが判別できる寸法であればよい。同様に反射光に
よりパターンが判別できる範囲で格子数をさらに多くし
て格子パターンの種類を増やせば、情報集積密度をさら
に高めることができる。さらには、格子パターンを形成
する要素の形状も上記実施例に限定されるものではな
く、反射光によりパターンが判別できればよい。格子パ
ターンを形成する格子形状の他の例を、図7(2)b、
図8、および図9に示す。
【0028】図7(2)bは、aに示すパターンの隣接
する格子を間隔なしに一体に形成した例である。このよ
うに形成したパターンでもaに示すパターンと同様の情
報判別が可能である。図8(1)は、格子の間隔に情報
を持たせる例である。図では間隔をdと2dにしてある
が、この割合は必ずしも2対1にする必要はなく、また
複数種類の間隔を混在させても判別可能なパターンとす
ることができる。図8(2)は、格子の間隔ではなく幅
に情報を持たせた例である。図8(3)は、格子の長さ
方向の位置に情報を持たせた例である。図9(1)は、
格子の高さに情報を持たせた例である。図9(2)は、
格子それぞれの形状を変えて情報を持たせた例である。
また、反射光の散乱パターンによりパターンが認識でき
ればよいため、上述した各パターン例を組み合わせて判
別に最も適したパターンを形成してもよい。
する格子を間隔なしに一体に形成した例である。このよ
うに形成したパターンでもaに示すパターンと同様の情
報判別が可能である。図8(1)は、格子の間隔に情報
を持たせる例である。図では間隔をdと2dにしてある
が、この割合は必ずしも2対1にする必要はなく、また
複数種類の間隔を混在させても判別可能なパターンとす
ることができる。図8(2)は、格子の間隔ではなく幅
に情報を持たせた例である。図8(3)は、格子の長さ
方向の位置に情報を持たせた例である。図9(1)は、
格子の高さに情報を持たせた例である。図9(2)は、
格子それぞれの形状を変えて情報を持たせた例である。
また、反射光の散乱パターンによりパターンが認識でき
ればよいため、上述した各パターン例を組み合わせて判
別に最も適したパターンを形成してもよい。
【0029】また、上記実施例において、E偏光または
H偏光のみを用いて情報検出を行う場合には、光源に略
直線偏光性を持つものを用いるか、光源とハーフミラー
の間に偏光板を配置する構成とし、格子パターンと略平
行または垂直方向にその偏光方向を配置するようにし
て、分光手段である偏光プリズムを用いずに1つの偏光
受光部のみで信号検出をすることも可能である。
H偏光のみを用いて情報検出を行う場合には、光源に略
直線偏光性を持つものを用いるか、光源とハーフミラー
の間に偏光板を配置する構成とし、格子パターンと略平
行または垂直方向にその偏光方向を配置するようにし
て、分光手段である偏光プリズムを用いずに1つの偏光
受光部のみで信号検出をすることも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録媒体
およびその情報再生装置によれば、読み出し単位の情報
ピットに複数種類の情報を持たせる構成としているた
め、情報集積密度を大幅に高めることができる。
およびその情報再生装置によれば、読み出し単位の情報
ピットに複数種類の情報を持たせる構成としているた
め、情報集積密度を大幅に高めることができる。
【図1】本発明の記録媒体の一実施例である光ディスク
に形成される情報ピットの説明図である。
に形成される情報ピットの説明図である。
【図2】本発明の情報再生装置を構成する光ピックアッ
プ装置の一実施例の構成図である。
プ装置の一実施例の構成図である。
【図3】実施例の光ディスクの情報ピットを形成する1
6の格子パターンによる反射光のパターン例1である。
6の格子パターンによる反射光のパターン例1である。
【図4】実施例の光ディスクの情報ピットを形成する1
6の格子パターンによる反射光のパターン例2である。
6の格子パターンによる反射光のパターン例2である。
【図5】実施例の光ディスクの情報ピットを形成する1
6の格子パターンによる反射光のパターン例3である。
6の格子パターンによる反射光のパターン例3である。
【図6】実施例の光ディスクの情報ピットを形成する1
6の格子パターンによる反射光のパターン例4である。
6の格子パターンによる反射光のパターン例4である。
【図7】実施例における格子パターンの他の例である。
【図8】実施例における格子パターンの他の例である。
【図9】実施例における格子パターンの他の例である。
【図10】従来の情報ピットの説明図である。
P…情報ピット S…読出光のスポット 1…光源 2…光束生成レンズ 3…対物レンズ 4…ハーフミラー 5…偏光プリズム 6…E偏光受光部 7…H偏光受光部 8…演算回路
Claims (3)
- 【請求項1】 情報ピットを複数配列した情報ピット列
により情報が記録され、前記情報ピットに情報再生用の
読出光が投射されて記録情報が再生される記録媒体であ
って、 読出し単位の前記情報ピットが、格子形状の異なる複数
の所定格子パターンの内の記録情報に対応し、凸部また
は凹部を有した格子パターンにより形成されている、 ことを特徴とする記録媒体。 - 【請求項2】 読出し単位の情報ピットが格子形状の異
なる複数の所定格子パターンの内の記録情報に対応した
格子パターンにより形成され、その情報ピットを複数配
列した情報ピット列により情報が記録された記録媒体の
情報再生装置であって、 前記読出し単位の情報ピットに順次読出光を照射する光
照射手段と、 前記読出光が照射された情報ピットの反射光または透過
光を集光する集光レンズと、 この集光レンズにより集光された前記反射光または透過
光をE偏光とH偏光とに分光する分光手段と、 分光された前記E偏光を受光して光電変換するE偏光受
光手段と、 分光された前記H偏光を受光して光電変換するH偏光受
光手段と、 前記E偏光受光手段と前記H偏光受光手段のそれぞれの
出力から前記情報ピットの格子パターンを判別し、判別
した格子パターンに対応する複数のビットデータを出力
するパターン判別手段と、を備えることを特徴とする情
報再生装置。 - 【請求項3】 記録する読出し単位の情報ピットを、格
子形状の異なる複数の所定格子パターンの内の記録情報
に対応した格子パターンにより形成し、その情報ピット
を複数配列した情報ピット列により記録情報を形成して
記録媒体に情報を記録し、 その記録媒体に記録した情報の再生を、前記情報ピット
に順次読出光を照射してその反射光または透過光を集光
し、その集光した前記情報ピットの反射光または透過光
をE偏光とH偏光とに分光し、それぞれを光電変換して
前記格子パターンを判別し、その判別した格子パターン
に対応する所定の情報を生成して行う、 ことを特徴とする情報記録再生方式。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00688792A JP3173839B2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 記録媒体用情報再生装置及び再生方法 |
US07/991,748 US5337301A (en) | 1992-01-17 | 1992-12-17 | Optical recording medium, apparatus for reproducing the same and method of recording and reproducing the same |
DE69227440T DE69227440T2 (de) | 1992-01-17 | 1992-12-18 | Vorrichtung zur Wiedergabe sowie Verfahren zur Aufnahme und Wiedergabe |
EP92311609A EP0551753B1 (en) | 1992-01-17 | 1992-12-18 | Apparatus for reproducing and method of recording and reproducing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00688792A JP3173839B2 (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 記録媒体用情報再生装置及び再生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05197966A true JPH05197966A (ja) | 1993-08-06 |
JP3173839B2 JP3173839B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=11650747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5337301A (ja) |
EP (1) | EP0551753B1 (ja) |
JP (1) | JP3173839B2 (ja) |
DE (1) | DE69227440T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7719953B2 (en) | 2004-10-19 | 2010-05-18 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Optical recording medium, optical recording method, optical reproducing method, optical recording apparatus, and optical reproducing apparatus |
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JP3175326B2 (ja) * | 1992-08-28 | 2001-06-11 | 凸版印刷株式会社 | 光情報記録媒体およびその情報読取り方法 |
JP3224901B2 (ja) * | 1993-05-06 | 2001-11-05 | パイオニア株式会社 | 光ディスク、光ディスク再生装置及び光ディスクの記録再生方法 |
JP3267752B2 (ja) * | 1993-07-05 | 2002-03-25 | パイオニア株式会社 | 光ディスク、光ディスク再生装置及び光ディスクの記録再生方法 |
JP3355043B2 (ja) * | 1994-08-29 | 2002-12-09 | シャープ株式会社 | 光磁気記録媒体の記録再生装置 |
US5754520A (en) * | 1994-12-22 | 1998-05-19 | Landis & Gyr Technology Innovation Ag | Optical data carriers and reading devices therefor |
JPH08212598A (ja) * | 1995-02-01 | 1996-08-20 | Pioneer Electron Corp | 光ディスク及び光ディスク再生装置 |
US5808988A (en) * | 1995-02-15 | 1998-09-15 | Hitachi, Ltd. | Reproduction of optical information by one-beam optics with reduced crosstalk as recorded in multi-phases and multi-levels at staggered lattice points, and apparatus and recording medium therefor |
WO2003083848A1 (en) * | 2002-03-29 | 2003-10-09 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Writing scheme for an optical recording medium |
US7680024B2 (en) * | 2005-03-08 | 2010-03-16 | Shanghai Xiangzhang Electronics Co., Ltd. | Multilevel read-only optical disk and method for producing the same |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1903822C3 (de) * | 1969-01-23 | 1973-12-13 | Ted Bildplatten Ag Aeg-Telefunkenteldec, Zug (Schweiz) | Vorrichtung zur Wiedergabe auf einem Trager gespeicherter Signale, Aufzeichnungs verfahren für einen Trager sowie Trager zur Wiedergabe mit der Vorrichtung |
US4025731A (en) * | 1971-04-20 | 1977-05-24 | Thomson-Csf | Optical record, and associated recording and reading-out devices |
US4084185A (en) * | 1974-02-12 | 1978-04-11 | U.S. Philips Corporation | Record carrier on which information is stored in an optically readable structure |
US4236823A (en) * | 1978-09-18 | 1980-12-02 | Rca Corporation | Diffractometer for measuring signal depth and width |
US4310910A (en) * | 1978-09-19 | 1982-01-12 | Rca Corporation | Optimal polarization for the optical readout of high density video recording |
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JPS59207438A (ja) * | 1983-05-12 | 1984-11-24 | Sony Corp | デイジタル信号の記録再生装置 |
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JPS63302425A (ja) * | 1987-06-03 | 1988-12-09 | Canon Inc | 光学的情報記録担体 |
JP2760812B2 (ja) * | 1988-09-28 | 1998-06-04 | 株式会社日立製作所 | 光再生装置及び光再生方法 |
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US5056080A (en) * | 1989-09-22 | 1991-10-08 | Russell James T | Optical recording/reproducing system using interference techniques |
JPH03157843A (ja) * | 1989-11-16 | 1991-07-05 | Sony Corp | 光学ピックアップ装置 |
-
1992
- 1992-01-17 JP JP00688792A patent/JP3173839B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-17 US US07/991,748 patent/US5337301A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-12-18 DE DE69227440T patent/DE69227440T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-18 EP EP92311609A patent/EP0551753B1/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7719953B2 (en) | 2004-10-19 | 2010-05-18 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Optical recording medium, optical recording method, optical reproducing method, optical recording apparatus, and optical reproducing apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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EP0551753B1 (en) | 1998-10-28 |
DE69227440D1 (de) | 1998-12-03 |
EP0551753A1 (en) | 1993-07-21 |
DE69227440T2 (de) | 1999-08-26 |
JP3173839B2 (ja) | 2001-06-04 |
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