JP3267752B2 - 光ディスク、光ディスク再生装置及び光ディスクの記録再生方法 - Google Patents

光ディスク、光ディスク再生装置及び光ディスクの記録再生方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク、光ディス
ク再生装置及び光ディスクの記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図11に示すような光ディスク9
2に音楽情報や映像情報を記録する際には、情報記録面
95上における情報ピット91のピット長及びピット間
の長さを情報として記録していた。また、この光ディス
ク92から音楽情報や映像情報を再生する際には、情報
ピット91に所定のビームスポットLS径を有するレー
ザ光を照射し、その反射回折光をフォトダイオード等か
ら成る光検出器で検出して電気信号として出力し、この
電気信号を記録時とは逆の変換を施して記録されていた
音楽情報や映像情報を再生する。
【0003】この様に用いる光ディスクとして、コンパ
クトディスク(CD)やレーザビジョンディスク(LV
D)等が知られている。なお、図11において、93は
ポリカーボネート樹脂等から成る基板を、94は保護層
を示している。
【0004】これらの光ディスクの情報記録密度は、図
12に示すトラックピッチP1 の値と、レーザ光のビー
ムスポット径LSの値によって大きく左右される。現
在、より多くの情報を光ディスクに記録するために、ト
ラックピッチを狭めたり、レーザ光のビームスポット径
を縮小するなどの試みがなされているが、大きな進展は
みられていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、トラ
ックピッチを狭めたり、ビームスポット径を縮小する方
法では、現在のところ高密度化の見通しは暗い。
【0006】そこで、他の光ディスクを高密度化する方
法として、複数の形状を持つピットにレーザ光を照射
し、ピットからの反射回折光分布を光検出器で読み取る
という方法がある。これは1ピットあたりの情報量を現
行の1ビット(ピットの有無)からnビットに増やすこ
とにより、記録密度を高めようとするものである。しか
し、この方法は読み取ろうとするピットの周辺のピット
形状や、情報ユニットの中心とビームスポットの中心と
の間にずれがあると、正しいピットの形状が検出できな
い場合がある。
【0007】本発明の目的は、複数の形状を有するピッ
トにより記録密度を高める場合に、ピット形状誤検出の
確率を低減させることができる光ディスク、光ディスク
再生装置及び光ディスクの記録再生方法を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
第1の発明は、所定のピッチを有する螺旋または同心円
状のトラックが設けられ、情報ユニットが前記トラック
上に複数個設けられ、記録情報が前記情報ユニット内に
形成されたピットに変換されて記録されている光ディス
クであって、前記情報ユニットは、当該光ディスクの円
周方向及び半径方向にそれぞれ所定のユニット長さを有
した四角形で構成され、前記ピットは、4個のピット片
の有無の組合せによる複数の形状を有し、当該各々のピ
ット片は、前記情報ユニットを対角線で区分した4つの
領域内のいずれかに配置され、かつ、互いに前記領域が
異なるように隔離された状態で配置されている。
【0009】第2の発明は、第1の発明の光ディスクか
ら前記記録情報を再生する光ディスク再生装置であっ
て、再生光を前記光ディスクのピットに照射する光照射
手段と、当該ピットより反射及び回折されて戻ってきた
再生光が、N(N=8n;n=2、3、…)分割された
光検出器の受光面に入射するよう構成された光学系と、
前記N分割検出器の個々の受光面からの光検出信号に基
づき、ピット形状に対応する情報信号を演算して出力す
る演算手段と、当該情報信号に応じて前記ピット形状を
特定し、前記記録情報を再生する手段と、を備えて構成
する。
【0010】第3の発明は、所定のピッチを有する螺旋
または同心円状のトラックが設けられ、情報ユニットが
前記トラック上に複数個設けられ、前記情報ユニット
は、当該光ディスクの円周方向及び半径方向にそれぞれ
所定のユニット長さを有した四角形で構成された光ディ
スクにおいて、記録情報が前記情報ユニット内に形成さ
れたピットに変換されて記録される場合には、前記ピッ
トは、4個のピット片の有無の組合せによる複数の形状
を有し、当該各々のピット片は、前記情報ユニットを対
角線で区分した4つの領域内のいずれかに配置され、か
つ、互いに前記領域が異なるように隔離された状態で配
置するように構成して情報記録を行い、光ディスクから
前記記録情報を再生する場合には、再生光を前記光ディ
スクのピットに照射し、当該ピットより反射及び回折さ
れて戻ってきた再生光をN(N=8n;n=2、3、
…)分割された光検出器の受光面に入射させ、前記N分
割検出器の個々の受光面からの光検出信号に基づき、ピ
ット形状に対応する情報信号を演算して出力し、当該情
報信号に応じて前記ピット形状を特定し、前記記録情報
を再生するように構成する。
【0011】
【作用】第1の発明によれば、光ディスクの円周方向及
び半径方向にそれぞれ所定の長さを有した四角形の情報
ユニットを光ディスクトラック上に複数個設け、記録情
報を当該情報ユニット内に形成したピット形状に変換し
て記録するとともに前記ピットは、4個のピット片の
有無の組み合わせにより複数の形状を持たせ、当該各々
のピット片は前記情報ユニットを対角線で区分した4つ
の領域内のいずれかに配置され、かつ、互いに前記領域
が異なるように隔離された状態で配置する。したがっ
て、ピットは4個のピット片の有無の組合せにより16
通りの情報(4ビット相当)を表現することができる。
さらに当該各々のピット片は、前記情報ユニットを対角
線で区分した4つの領域内のいずれかに配置され、か
つ、互いに前記領域が異なるように隔離された状態で配
置されているので、ユニット中心とビームスポット中心
との間にずれがあった時のピット形状の誤検出を低減す
ることができる。
【0012】また、第2の発明によれば、まず前記光デ
ィスクのピットに再生光を照射し、当該ピットより反射
及び回折されて戻ってきた再生光がN分割された受光面
を持つ光検出器に垂直に入射するよう光学系を調節す
る。次に、前記N分割受光面に入射した光を各々電気信
号に変換して光検出信号を出力し、当該光検出信号に基
づいてピット形状に対応する情報信号を演算する。そし
て、当該情報信号に基づいて前記ピット形状を特定し、
前記記録情報を再生する。N分割受光面を有した光検出
器の個々の受光面からの光検出信号に基づき、ピット形
状に対応する情報信号を演算してピット形状を特定し、
記録情報を再生することができる。
【0013】また、第3の発明によれば、単位面積あた
りの記録情報量を現状よりも増やすことができ、光ディ
スクを高密度化することができるとともに、位置ずれの
影響を低減してピット形状に応じた情報再生を行うこと
ができる。
【0014】
【実施例】次に図面を参照して本発明の好適な実施例を
説明する。第1実施例 図1乃至図4に、本発明をデジタルオーディオディスク
について開示した第1実施例の構成を示す。図1(A)
は、このデジタルオーディオディスク2の外観を示した
図である。図1(A)に示すように、ディスク2には、
螺旋状のトラックTが設けられている。図1(B)は、
図1(A)のディスク2の部分Mの拡大図であり、Uは
情報ユニットを示している。
【0015】図2は、図1(B)をさらに拡大したもの
である。図2に示すように、ピット1は、ディスクの円
周及び半径方向に各々L1 、L2 のユニット長さを有す
る情報ユニットUの内部に設けられている。
【0016】次に、図3の断面図に示すように、ディス
ク2は、ポリカーボネート樹脂等からなる透明な基板3
と、この基板3の一方の表面上にピット(上向き又は下
向き)を形成し、このピット及びそれ以外の平坦な面を
アルミニウム等の金属蒸着膜で覆った情報記録面5と、
この情報記録面5を覆う保護層4と、を備えている。こ
こに、金属蒸着膜で形成された凸又は凹部がピット片1
Pである。
【0017】このピット片1Pを組み合わせて構成され
るピット1の種類としては、図4(0)〜(F)に示す
ように16通りあり、図4に示したピット形状により、
1ピットあたり4ビットの情報量の情報を表現すること
ができる。第2実施例 次に、本発明をディジタルオーディオディスクプレーヤ
について開示した第2実施例を図5に示す。
【0018】プレーヤ100は、ディジタルオーディオ
ディスク(DAD)2からの情報を読み出す光ピックア
ップ11と、読み出された情報信号を処理する信号処理
部12と、光ピックアップ11を制御するピックアップ
制御部13と、プレーヤ100全体を統括制御するシス
テムコントローラ14と、入力・表示部15と、記憶部
16と、を備えて構成される。
【0019】また、光ピックアップ11は、レーザ光を
発生して射出する半導体レーザ21と、射出されたレー
ザ光を平行ビームにするコリメータレンズ22と、平行
ビームを通過させるビームスプリッタ23と、ビームス
プリッタ23からの平行ビームを直線偏光から円偏光に
変換する1/4波長板24と、1/4波長板24からの
レーザ光をディスク2の情報記録面5上に集光させる対
物レンズ25と、反射膜5により反射され対物レンズ2
5と1/4波長板24を経て今度はビームスプリッタ2
3の反射面で直角に光路を曲げられた反射レーザ光を集
光する集光レンズ28と、非点収差を発生させるための
シリンドカルレンズ29と、シリンドカルレンズ29を
通過した反射レーザ光を受光する8分割フォトディテク
タ30と、を有している。ここに、レーザ光は、ディジ
タルオーディオディスク2の基板側から照射される。
【0020】信号処理部12は、8分割フォトディテク
タ30からの出力信号を受けこの出力信号に所定の演算
を施して出力する演算回路32と、演算回路32からの
出力の一つを受けディジタル信号処理を施し、情報信号
を復調して出力するディジタル信号処理回路34と、こ
のディジタル信号処理回路34からのディジタル出力を
アナログ信号に変調するD/Aコンバータ35と、D/
Aコンバータ35からの出力を外部出力するための出力
端子36L、36R、半導体レーザ21を駆動する半導
体レーザ駆動回路39Dと、この半導体レーザ駆動回路
39Dを制御するレーザ出力制御回路39と、を有して
いる。
【0021】また、ピックアップ制御部13は、演算回
路32からの出力であるトラッキングエラー信号TEを
受けトラッキングアクチュエータ26を制御するトラッ
キング駆動回路37と、演算回路32の他方の出力であ
るフォーカスエラー信号FEに基づきフォーカシングア
クチュエータ27を制御するフォーカシング駆動回路3
8と、を有している。
【0022】システムコントローラ14は、入力・表示
部15からの指令等に基づき、ディジタル信号処理回路
34とトラッキング駆動回路37とレーザ出力制御回路
39とを制御し、データを記憶部16との間で授受す
る。
【0023】次に8分割フォトディテクタ30と演算回
路32のより詳細な構成を図6に示す。図に示すよう
に、この8分割フォトディテクタ30は8つの受光領域
1 〜D 8 を有し、演算回路32は情報信号演算部40
〜49、フォーカスエラー信号演算部50及びトラッキ
ングエラー演算部51に接続されている。この場合にお
いて、各情報信号演算部40〜49からは情報信号S0
〜S9 が出力され、フォーカスエラー演算部50からは
フォーカスエラー信号FEが出力され、トラッキングエ
ラー演算部51からはトラッキングエラー信号TEが出
力される。ここにおいて、8分割フォトディテクタ30
の分割線X−Xの方向は、ディスクの円周方向と平行で
あり、対物レンズからのレーザビームスポットの中心が
いずれかのトラックの中心線上に照射された場合にその
反射光スポットは、その中心が8分割フォトディテクタ
の中央点と一致するように光学系が構成されている。
【0024】図6に示すように、8分割フォトディテク
タ30の各8分割受光面D1 〜D8からは、それぞれ、
光電変換された光検出信号R1 〜R8 が出力され、各情
報信号演算部40〜49、フォーカスエラー信号演算部
50及びトラッキングエラー信号演算部51に入力され
る。ここにおいて、情報信号演算部40は、 S0 =R1 +R2 +R3 +R4 +R5 +R6 +R7 +R8 …(4) で表される情報信号S0 を出力する。
【0025】また、情報信号演算部41は、 S1 =|(R1 +R2 +R3 +R4 )−(R5 +R6 +R7 +R8 )| …(5) で表される情報信号S1 を出力する。
【0026】以下、情報信号演算部42〜49は、 S2 =|(R2 +R3 +R4 +R5 )−(R6 +R7 +R8 +R1 )| …(6) S3 =|(R3 +R4 +R5 +R6 )−(R7 +R8 +R1 +R2 )| …(7) S4 =|(R4 +R5 +R6 +R7 )−(R8 +R1 +R2 +R3 )| …(8) S5 =(R7 +R8 +R1 +R2 )−(R3 +R4 +R5 +R6 ) …(9) S6 =(R8 +R1 +R2 +R3 )−(R4 +R5 +R6 +R7 ) …(10) S7 =(R1 +R2 +R3 +R4 )−(R5 +R6 +R7 +R8 ) …(11) S8 =(R2 +R3 +R4 +R5 )−(R6 +R7 +R8 +R1 ) …(12) S9 =(R8 +R1 +R4 +R5 )−(R2 +R3 +R6 +R7 ) …(13) で表される情報信号S2 〜S9 をそれぞれ出力する。
【0027】また、フォーカスエラー信号演算部50及
びトラッキングエラー信号演算部51は、 FE=(R1 +R2 +R5 +R6 )−(R3 +R4 +R7 +R8 ) …(14) TE=(R1 +R2 +R3 +R4 )−(R5 +R6 +R7 +R8 ) …(15) で表されるフォーカスエラー信号FE及びトラッキング
エラー信号TEを出力する。
【0028】次に、光検出信号R1 〜R8 を用いて式
(4)〜(13)より演算される各情報信号S0 〜S9
から、図4の16種類のピット(0)〜(F)の形状を
特定する方法について説明する。
【0029】まず、16種類のピット(0)〜(F)は
ピット片数とその配置によって、図7に示す6つのグル
ープG1 〜G6 に分かれる。各グループごとにピットか
らの反射光量が異なるので、情報信号S0 を適当な大き
さで区切ることにより、ピットがどのグループに属する
かがわかる(ステップ1)。グループG1 及びグループ
6 の場合、ピットはそれぞれ1種類ずつしかないの
で、ステップ1だけでピット形状の特定ができる。
【0030】次に、グループG3 に属する2種類のピッ
ト(5)及び(A)の特定について述べる。この場合
は、まずステップ1でグループを特定し、その後、情報
信号S 9 の符号を調べることによりピット形状を特定す
る(ステップ2)。S9 >0ならばピットピット(5)
であり、S9 <0ならばピット(A)であるということ
になる。
【0031】今度は、グループG2 に属する4種類のピ
ットの特定について説明する。グループG3 の場合と同
様、まず、ステップ1でグループを特定し、その後は、
情報信号S1 と情報信号S3 の大小関係及び情報信号S
5 、S7 の符号を調べる(ステップ3)。
【0032】その結果、S1 <S3 かつS5 >0ならば
ピット(1)、S1 <S3 かつS5<0ならばピット
(4)、S1 >S3 かつS7 >0ならばピット(2)、
1 >S3 かつS7 <0ならばピット(8)と特定す
る。
【0033】グループG5 も同様の手順で行う。残った
グループG4 の特定は、グループG2 の場合に使用した
情報信号S1 、S3 、S5 、S7 の代わりに、情報信号
2 、S4 、S6 、S8 を使用することで同様に求めら
れる。
【0034】次に、特定したいピット(図中、太枠で示
す)の周りに任意パターンでピットを配置し(図8
(b)、図9(b)参照)、情報ユニットの中心とビー
ムスポットの中心との間にずれがあった場合の受光面に
おける光強度分布(図8(a)、図9(a)参照)及び
その特定結果について図8及び図9を参照して説明す
る。
【0035】図9(b)のようにピット片同志を接近さ
せた場合、、ずれの方向により誤った検出をするときが
あるが、図8(b)のようにピット片を互いに適当な距
離だけ離間することによって改善されることがわかる
(図8(a)参照)。この場合の情報ユニットの大きさ
は1.2×1.2(μm2 )であり、ピット形状は16
通りなので、記録密度はCDのおよそ2.5倍となる。
【0036】以上説明したピット判別方法は一例であ
り、他の計算方法またはパターン認識方法によっても1
6種類のピットの判別は可能である。第3実施例 本発明のピット形状を有する光ディスクを生産するため
のマスタリング(マスタディスクの製作)方法として
は、図10に示すように、フォトレジスト膜PRを最適
膜厚になるようにガラス原盤上に塗布し4つの半導体レ
ーザ61〜64を有する光ヘッド60により矢印AW方
向に移動するレーザビームLBを照射して感光させるこ
とにより、4つのピット片による情報ピット1Aを形成
する方法が考えられる。この場合において、4つのピッ
ト片の形状は完全に等しくなくてもピット信号の読取り
には問題はない。
【0037】上記実施例では、光ディスクとしてディジ
タルオーディオディスクの例について説明したが、これ
はディジタル方式をとるものであれば、どのような光デ
ィスクであってもよい。
【0038】さらに、情報ピットは入射するレーザ光に
対し凸形を呈してもよいし、凹形を呈していてもよい。
また、上記説明では、フォトディテクタとして8分割フ
ォトディテクタを用いていたが、N(N=8n;n=
2、3、…)分割フォトディテクタとしても同様の効果
が得られる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明のように、第1の発明によれ
ば、ピットは4個のピット片の有無の組み合わせによ
り、16通りの情報(4ビット相当)を表現することが
できる。さらに当該各々のピット片は、前記情報ユニッ
トを対角線で区分した4つの領域内のいずれかに配置さ
れ、かつ、互いに前記領域が異なるように隔離された状
態で配置されているので、ユニット中心とビームスポッ
ト中心との間のずれがあった時のピット形状の誤検出を
低減することができる。
【0040】また、第2の発明によれば、N分割受光面
を有した光検出器の個々の受光面からの光検出信号に基
づき、再生光の照射位置の位置ずれの影響を低減してピ
ット形状に対応する情報信号を演算してピット形状を特
定し、記録情報を再生することができる。
【0041】そして、第3の発明によれば、単位面積当
たりの情報量を現状よりも増やすことができ、光ディス
クを高密度化することができるとともに、再生光の照射
位置の位置ずれの影響を低減してピット形状に応じた情
報再生が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例の具体的な構成を示す図
(1)である。
【図3】本発明の第1実施例の具体的な構成を示す図
(2)である。
【図4】本発明の第1実施例におけるピットパターンを
示す図である。
【図5】本発明の第2実施例の構成を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例における光検出器及び演算
回路の詳細構成を示す図である。
【図7】本発明の第2実施例におけるピットパターンの
分類の説明図である。
【図8】ピット片を離したときの光検出器の強度分布を
示す図である。
【図9】ピット片を接近させたときの光検出器の強度分
布を示す図である。
【図10】本発明による光ディスクのマスタリング方法
の一例を示す図である。
【図11】従来の光ディスクの構成を示す図である。
【図12】従来の光ディスクのトラックピッチを示す図
である。
【符号の説明】
1、1A…情報ピット 2…光ディスク 3…基板 4…保護層 5…反射膜 11…光ピックアップ 12…信号処理部 13…ピックアップ制御部 14…システムコントローラ 15…入力・表示部 16…記憶部 21…半導体レーザ 22…コリメータレンズ 23…ビームスプリッタ 24…1/4波長板 25…対物レンズ 26…トラッキングアクチュエータ 27…フォーカシングアクチュエータ 28…集光レンズ 29…シリンドリカルレンズ 30…8分割フォトディテクタ 32…演算回路 34…ディジタル信号処理回路 35…D/Aコンバータ 36L、36R…出力端子 37…トラッキング駆動回路 38…フォーカシング駆動回路 39…レーザ出力制御回路 39D…半導体レーザ駆動回路 40〜49…情報信号演算部 50…フォーカスエラー信号演算部 51…トラッキングエラー信号演算部 60…光ヘッド 61〜64…半導体レーザ 91…情報ピット 92…光ディスク 93…基板 94…保護層 95…情報記録面 100…ディジタルオーディオディスクプレーヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のピッチを有する螺旋または同心円
    状のトラックが設けられ、情報ユニットが前記トラック
    上に複数個設けられ、記録情報が前記情報ユニット内に
    形成されたピットに変換されて記録されている光ディス
    クであって、 前記情報ユニットは、当該光ディスクの円周方向及び半
    径方向にそれぞれ所定のユニット長さを有した四角形で
    構成され、 前記ピットは、4個のピット片の有無の組合せによる複
    数の形状を有し、当該各々のピット片は、前記情報ユニ
    ットを対角線で区分した4つの領域内のいずれかに配置
    され、かつ、互いに前記領域が異なるように隔離された
    状態で配置されていることを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ディスクから前記記録
    情報を再生する光ディスク再生装置であって、 再生光を前記光ディスクのピットに照射する光照射手段
    と、 当該ピットより反射及び回折されて戻ってきた再生光
    が、N(N=8n;n=2、3、…)分割された光検出
    器の受光面に入射するよう構成された光学系と、 前記N分割検出器の個々の受光面からの光検出信号に基
    づき、ピット形状に対応する情報信号を演算して出力す
    る演算手段と、 当該情報信号に応じて前記ピット形状を特定し、前記記
    録情報を再生する手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 所定のピッチを有する螺旋または同心円
    状のトラックが設けられ、 情報ユニットが前記トラック上に複数個設けられ、 前記情報ユニットは、当該光ディスクの円周方向及び半
    径方向にそれぞれ所定のユニット長さを有した四角形で
    構成された光ディスクにおいて、 記録情報が前記情報ユニット内に形成されたピットに変
    換されて記録される場合には、 前記ピットは、4個のピット片の有無の組合せによる複
    数の形状を有し、当該各々のピット片は、前記情報ユニ
    ットを対角線で区分した4つの領域内のいずれ かに配置
    され、かつ、互いに前記領域が異なるように隔離された
    状態で配置するように構成して情報記録を行い、 光ディスクから前記記録情報を再生する場合には、 再生光を前記光ディスクのピットに照射し、 当該ピットより反射及び回折されて戻ってきた再生光を
    N(N=8n;n=2、3、…)分割された光検出器の
    受光面に入射させ、 前記N分割検出器の個々の受光面からの光検出信号に基
    づき、ピット形状に対応する情報信号を演算して出力
    し、 当該情報信号に応じて前記ピット形状を特定し、前記記
    録情報を再生することを特徴とする光ディスクの記録再
    生方法。
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