JPH0519771Y2 - - Google Patents

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JPH0519771Y2
JPH0519771Y2 JP1985027878U JP2787885U JPH0519771Y2 JP H0519771 Y2 JPH0519771 Y2 JP H0519771Y2 JP 1985027878 U JP1985027878 U JP 1985027878U JP 2787885 U JP2787885 U JP 2787885U JP H0519771 Y2 JPH0519771 Y2 JP H0519771Y2
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JP
Japan
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circuit
counter
time
vehicle
destination
Prior art date
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JP1985027878U
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JPS61143012U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両が目的地の方向に向かつて走行
しているかどうかを検出できる方位計に関するも
のである。
(従来技術) 従来から車両の運転席のパネル上に走行開始起
点から見て到達目的地の方向を表示することが提
案されており、例えば特開昭58−193416号などが
それである。これによると、走行中においても目
的地の方向がわかるから、使用者は目的地に迷わ
ずに到達することがより簡単になり、これらは車
両にはますます不可欠の装備となりつつある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来方式によると、走行開
始地点から見た目的地の方角を表示するだけであ
るため、ハンドルを切つて走行方向が変わる毎に
表示が変化するため、運転者はそのたびに注意を
払わねばならなかつた。こうした運転中の注意の
分散は非常に危険であつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するために、車両の
走行方向が予め定められた方向に向いているかど
うか検出し、もし定められた方向と一定期間以上
一致していないときは報知することを特徴とす
る。
(実施例) 第1図は、本考案の一実施例に係る方位計のブ
ロツク図である。
車両の走行方向を検出する走行方向検出回路2
は、検出コイル4、X方向検出器6、Y方向検出
器8、演算回路10および発振器12から成る。
検出コイル4は、ジヤイロスコープ等に取り付け
られ車両の向きによつて発生する起電力が異なる
ように構成され、発生した起電力はX方向検出器
6およびY方向検出器8によつてX方向の成分と
Y方向の成分に分離され、さらに演算回路10に
よつて必要な走行方向データに演算される。また
発振回路12はこの前記演算回路10の演算に必
要な信号および検出コイル4の動作に必要な信号
を出力する。
走行方向検出回路2からの走行方向データは比
較回路14に入力する。比較回路14には他に走
行開始地点から見た目的地の方向データを記憶し
た指定方向記憶器16も接続されており、比較回
路14はこの2つの方向データが一致しているか
どうかを検出する回路であり、もし一致していれ
ば出力信号Aは「H」となり、一致していなけれ
ば出力信号Aは「L」となる。
比較回路14の出力信号Aは方向ずれ検出回路
18に入力する。この方向ずれ検出回路18は、
走行方向と指定方向記憶器16に記憶されている
方向が一定時間以上ずれている状態にあるときに
報知信号Bを出力する回路である。
比較回路14の出力信号はインバータ20を介
して走行方向が連続して一致している時間をカウ
ントする第1カウンタ22のリセツト入力Rに入
力する。この第1カウンタ22の桁上げ出力信号
は走行方向が一致していない時間をカウントする
第2カウンタ24のリセツト入力Rに入力する。
第2カウンタ24の出力信号Bは発音回路26お
よび表示器28に入力する。第2カウンタ24の
クロツク入力φにはアンドゲート30が接続さ
れ、このアンドゲート30にはインバータ20を
介した比較回路14の出力信号Aおよびインバー
タ32を介した第2カウンタ24の出力信号Bお
よび一定周期信号φが入力している。
以下、この回路の動作を第2図のタイムチヤー
トを用いて説明する。第2図において、T2は第
1カウンタ22のカウント時間であり、T1は第
2カウンタ24のカウント時間である。
車両が目的地の方向に向かつて走行している間
は、第1カウンタ22のリセツトは解除され、ア
ンドゲート30が閉じているために第1カウンタ
22のカウントは行なわれ、第2カウンタ24の
カウントは行なわれない。
ところが、車両が目的地の方向からはずれると
(時刻t1)出力信号Aは「L」となり、インバー
タ22の出力信号は「H」となつてアンドゲート
30は開き、第1カウンタ22はリセツトされ
る。またこれによつて第2カウンタ24はカウン
トを開始する。
このカウントを開始してからT1時間たたない
うちに車両が再び目的地の方向に向かうと(時刻
t2)、インバータ20の出力信号は再び「L」と
なり、第2カウンタ24のカウントは停止し、か
つ第1カウンタ22は再びカウントを開始する。
そしてこの第1カウンタ22がカウントを開始し
てからT2時間経過しないうちに、つまり第1カ
ウンタ22がカウントアツプしないうちに再び車
両の走行方向が目的地の方向からはずれると、第
2カウンタ24はカウントを開始し、第1カウン
タ22はリセツトされる。そして時刻t4において
第2カウンタ24がカウントアツプされて出力信
号Bは「H」となる。これによつて発音回路26
は警報音を発生し、表示器28は点灯する。これ
によつて運転者は目的地の方向へ走行していない
ことが認識できる。また、発音回路26は外部リ
セツトスイツチ(図示せず)によつて停止させる
ことができる。
そして、運転者が目的地の方向へ向けて(時刻
t5)からT2時間経過すると(時刻t6)、第1カウ
ンタ22がカウントアツプして第2カウンタ24
をリセツトする。この結果表示器28の表示は消
える。
また、時刻t7〜t8に示すように、車両が目的地
と異なる方向に走行する状態をT1時間以上続け
た時も第2カウンタ24の出力信号Bは「H」と
なり、警報音が発生し、表示が点灯する。
このように本実施例によれば、車両が目的地の
方向と異なる方向に一定時間以上連続して走行し
続ける場合、あるいは途中で目的地の方向へと切
り替えても一定時間以上目的地へ向かつて走行し
なければ、再び走行方向がずれてその走行状態の
総計が一定時間以上となれば警報音を発生し、表
示が為される。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によれば、車両の走行
方向が目的地の方向とは異なつた方向に第1カウ
ンタがカウントアツプするまで誤つた方向に走行
している時間が蓄積され一定時間以上蓄積される
と警報が発するため、使用者は、誤まつた方向に
走行していることが特別注意を払わなくても認識
することができる。また、道路の関係上きわめて
短時間目的地の方向とはずれた方向に走行したと
しても警報を発したりしないため、よけいな注意
を払わなくてもすむため、安全走行が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係る方位計のブ
ロツク回路図。第2図は、第1図の動作を示すタ
イムチヤート図。 2……走行方向検出回路、14……比較回路、
16……指定方向記憶器、18……方向ずれ検出
回路、26……発音回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両の走行方向を検出する走行方向検出回路
    と、走行開始地点から見た到達目的地の方向を予
    め記憶した指定方向記憶回路と、前記走行方向検
    出回路により検出された方向が前記指定方向記憶
    回路にて記憶された方向と一致しているか否かを
    検出する比較回路と、前記比較回路からの出力に
    より走行方向が指定方向と一致している時間をカ
    ウントして一定時間カウント後にクリア信号を出
    力する第1のカウンタと一致していない状態のと
    きにその時間をカウントするとともに前記クリア
    信号によりカウント値をクリアし一定時間以上カ
    ウントしたときには報知信号を出力する第2のカ
    ウンタとからなる方向ずれ検出回路と、前記報知
    信号により作動する発音回路と、を有することを
    特徴とする方位計。
JP1985027878U 1985-02-26 1985-02-26 Expired - Lifetime JPH0519771Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985027878U JPH0519771Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

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JP1985027878U JPH0519771Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

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JPS61143012U JPS61143012U (ja) 1986-09-04
JPH0519771Y2 true JPH0519771Y2 (ja) 1993-05-25

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ID=30525239

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JP1985027878U Expired - Lifetime JPH0519771Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

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JP (1) JPH0519771Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601512A (ja) * 1983-06-20 1985-01-07 Nippon Denso Co Ltd 車載用地図表示装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601512A (ja) * 1983-06-20 1985-01-07 Nippon Denso Co Ltd 車載用地図表示装置

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JPS61143012U (ja) 1986-09-04

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