JPH05197714A - 数式入力処理装置 - Google Patents

数式入力処理装置

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JPH05197714A
JPH05197714A JP4008985A JP898592A JPH05197714A JP H05197714 A JPH05197714 A JP H05197714A JP 4008985 A JP4008985 A JP 4008985A JP 898592 A JP898592 A JP 898592A JP H05197714 A JPH05197714 A JP H05197714A
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JP4008985A
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English (en)
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Eiichirou Nomitsu
栄一郎 野満
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
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NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力が困難な数式を容易に迅速に作成する。 【構成】 該当関数基本構造格納エリア(5b)には、
各種関数に関する改行ピッチ情報、入力順情報、および
入力サイズ情報が格納されている。該当関数探索部(5
a)は上記格納エリア(5b)から入力を必要としてい
る関数を探索してその探索された関数の改行ピッチ情
報、入力順情報、および入力サイズ情報を関数設定テー
ブル(5c)に設定する。該当関数要素制御部(5d)
は関数設定テーブル(5c)から送出されたデータに基
づいて各関数要素を制御する。カーソル制御部(5e)
は該当関数要素の入力順情報および改行ピッチ情報か
ら、各関数要素の入力すべき位置を計算して入力用のカ
ーソルを移動させ、各関数要素の入力サイズ情報に合わ
せて入力サイズを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサ等の
文書作成装置に関し、特に、必要なデータや数式入力を
処理することが可能な数式入力処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、ワードプロセッサ等の文書作
成装置において、文字データの各行の改行幅である改行
ピッチを変更したり、文字データのサイズを変えること
によって簡単な数式を作成可能にしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】入力する数式によって
は、オペレータが自ら各関数固有の要素の入力位置を計
算して、各要素間の改行ピッチの変更をしたり、またそ
の各要素の入力サイズを変更する必要が生じるので、非
常に入力が困難となる場合がある。すなわち、入力する
数式によっては、各要素間の改行ピッチの計算や文字デ
ータの入力サイズ等で、あるいはその入力法自体の複雑
さでオペレータにかかる負担が大きい場合がある。ま
た、上記の計算が不要な装置を使用した場合も、イメー
ジのまま入力ができなかったり、各関数の要素を入力す
るときの入力用カーソルを移動する場合、やはりオペレ
ータが自ら入力要素の位置に移動させなければならない
等の困難さが生じていた。
【0004】複雑な数式を入力する場合、各関数が複雑
に絡み合っている可能性が高い為、その入力は各関数間
の改行ピッチの計算や各要素の位置計算、また入力要素
のサイズの計算等で非常に困難となる。換言すれば、複
雑な数式の場合、各要素間の改行ピッチの計算や文字デ
ータの入力サイズ等の計算も複雑になり、入力が困難で
あったり、あるいは複雑な数式の組合わせは入力不可能
な場合がある。また、上記の計算が不要な装置を使用し
た場合も複雑な数式の組合わせができない等の問題が生
じていた。
【0005】更に、画像を利用する数式入力装置の場
合、文字データと画像の混在後は画像が保護され、画像
データの修正や削除が困難になる。すなわち、画像処理
等の場合、文字データとの混在で多くの制限がある。
【0006】したがって本発明の目的は、入力が困難な
数式を容易に迅速に作成することができ数式入力処理装
置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、非常に複雑な2つの
数式における整合を取り1つの数式にすることが可能な
数式入力処理装置を提供することにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、作成した数式を
文書と混在して文書保存することができる数式入力処理
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
る数式入力処理装置は、表示装置と入力装置とを有し、
前記入力装置からの指示により文字および図形を前記表
示装置へ表示すると共に、必要なデータや数式入力を処
理することが可能な数式入力処理装置において、各種関
数を構成する各関数要素の入力位置を決定するために必
要とされる改行幅である改行ピッチ情報、前記各関数要
素の入力する順番を表わす入力順情報、および前記各関
数要素の入力サイズ情報からなる基本構造を格納した該
当関数基本構造格納エリアを備えた基本構造記憶手段
と、前記基本構造記憶手段から入力を必要としている1
つの関数を探索する該当探索手段と、該該当探索手段で
探索された関数に関する前記改行ピッチ情報、前記入力
順情報および前記各関数要素の入力サイズ情報を格納す
る関数設定テーブルを備えた関数設定記憶手段と、前記
関数設定記憶手段に格納されたデータに基づいて入力す
べき各関数要素を制御する該当関数要素制御手段と、前
記関数設定記憶手段に格納された該当関数要素の入力順
情報および改行ピッチ情報より、各関数要素の入力すべ
き位置を計算し入力用のカーソルを移動させ、各関数要
素の入力サイズ情報にあわせて入力サイズを変更するカ
ーソル制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】本発明の第2の態様による数式入力処理装
置は、関数を構成する各要素データの各行の改行幅であ
る改行ピッチを変更することによって数式入力を処理す
ることが可能な数式入力処理装置であって、第1の数式
と第2の数式とを整合して1つの数式を得る数式入力処
理装置において、各数式を整合するための規則を格納し
た整合規則格納テーブルを備えた整合規則記憶手段と、
前記第1の数式と前記第2の数式の構造に基づいて整合
するための規則を前記整合規則記憶手段から探索する規
則探索手段と、該規則探索手段によって探索された規則
に基づいて前記第1の数式と前記第2の数式間の整合の
ための改行幅である改行ピッチを変更する改行ピッチ変
更手段と、前記整合規則記憶手段から送出されたデータ
に基づいて前記第1の数式と前記第2の数式間の整合の
ための空白行を挿入する空白行挿入手段と、前記改行ピ
ッチ変更手段と前記空白行挿入手段とを制御して前記第
1の数式と前記第2の数式とを整合する整合制御手段と
を備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の第1の態様による数式入力処理装置
は、各関数固有のデータの基本的構造をもっている格納
エリアを持つ。オペレータが各関数を指定すると、格納
エリアよりその指定された関数に固有のデータを引き出
す。そして、自動的に各要素の入力順と改行ピッチデー
タより要素入力のカーソル位置を計算することによって
カーソルを当該関数の各要素の位置に移動させる。要素
によっては、自動的にカーソルの入力サイズを変更する
ことで操作性を向上する。この結果、数式の作成時間の
短縮を図り、オペレータの負担を軽減できる。
【0012】本発明の第2の態様による数式入力処理装
置は、2つ以上の複雑な数式を整合して1つの数式にす
るための整合規則テーブルを持つ。この整合規則より整
合パターンを割り出して、整合パターンにより各数式の
改行ピッチを変更する。必要によっては、空白行を挿入
することで数式を整合する。これにより、複雑な数式を
作成することを可能とした。
【0013】
【実施例】次に、本発明をワードプロセッサに適用した
場合の実施例について図面を参照して説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例による数式入
力処理装置を示すブロック図である。数式入力処理装置
は、表示装置1と、操作部2と、キー入力制御部3と、
数式入力制御部4と、関数入力処理部5と、数式データ
格納部6とを有する。
【0015】関数入力処理部5は、該当関数探索部5a
と、該当基本構造記憶手段の関数基本構造格納エリア5
bと、関数設定記憶手段の関数設定テーブル5cと、該
当関数要素制御部5dと、カーソル制御部5eとを有す
る。
【0016】オペレータは、表示装置1に表示される後
述するようなメッセージに従い、操作部2を操作する
と、操作部2からキー入力制御部3にキーコードが送ら
れる。キー入力制御部3は、このキーコードが数式入力
に関するデータを示している場合、キーコードを数式入
力制御部4へ渡す。数式入力制御部4は、この渡された
キーコードに従って、後述するように、関数入力処理部
5を制御する。関数入力処理部5は各種関数の選択待ち
となる。この状態で、オペレータがいずれかの関数を操
作部2による操作で選択することにより、後述するよう
に、数式が作成されていく。
【0017】図2にオペレータが使用する表示装置1の
表示画面(インターフェース)の一例を示す。表示画面
は、数式を入力するための数式入力エリア1Aと、メッ
セージを表示するためのメッセージ表示エリア1Bとに
分けられている。このメッセージ表示エリア1Bに表示
されたメッセージに従って、オペレータは操作部2を操
作する。
【0018】図3(A)に数式入力処理装置の大きな流
れを示す。数式入力処理装置が起動されると、数式入力
処理装置はオペレータが関数入力のキーを押すのを待つ
キー入力待ち状態となる(ステップS1)。操作部2か
らオペレータによって関数選択キーがキー入力されると
(ステップS2のYES)、図3(B)に示すフローチ
ャートに従って、後述する関数入力処理が行われる。こ
の図3(B)の関数入力処理が終了すると、図3(A)
のステップS3に移り、ここで作成された数式データを
保存するか否かを判断する。数式データを保存する場合
(ステップS3のYES)、数式入力制御部4は作成さ
れた数式データを数式データ格納部6へ保存する(ステ
ップS4)。そうでないなら(ステップS3のNO)、
数式データを保存することなく処理を終了する。
【0019】図4に関数入力処理部5で入力処理される
各種関数の選択メニューの一例を示す。本実施例では、
関数として、『分数』、『ルート』、『Σ』、『lim
』、『log 』、『インテグラル』、『Π』、『添
字』、『三角関数』、および『行列』の10の関数が選
択可能である。これらは、この順に、“1”〜“10”
の数字が割り当てられている。すなわち、この数字に対
応した数値キーをキー入力することにより、上記関数の
対応の1つが選択される。
【0020】図5に該当関数基本構造格納エリア5bに
格納されている関数の基本構造と各種データの具体例を
示す。図5において、(A)は『分数』入力用の基本構
造および各種データを示し、(B)は『ルート』入力用
の基本構造および各種データを示し、(C)は『Σ』入
力用の基本構造および各種データを示し、(D)は『li
m 』入力用の基本構造および各種データを示し、(E)
は『log 』入力用の基本構造および各種データを示し、
(F)は『インテグラル』入力用の基本構造および各種
データを示す。図5から明らかなように、各種データ
は、改行ピッチ、入力順、および入力サイズを表すデー
タである。
【0021】図5(A)を参照して、『分数』入力用の
基本構造および各種データを例にとって具体的に説明す
る。分数を入力する場合、最初に入力されるべき要素は
入力順ので示されるように、基本構造の4行目の分母
である。このため、実際に入力用のカーソルとして表示
される表示行の位置は、各行の改行ピッチを計算して、
“重ね書き(0行分)+半改行(1/2行)+半改行
(1/2行)+全改行(1行)=2行目”の位置とな
る。また、入力サイズは『全角』である。次に2つめの
要素は入力順ので示す分子である。実際に入力用のカ
ーソルが表示される表示行の位置は、計算すると、“1
行目”の位置となる。また、入力サイズは『全角』であ
る。このように、分数を入力する場合、入力すべき要素
はとの2個であり、オペレータがこの2つの要素を
入力すると、分数の基本構造に従って自動的に分数が完
成する。
【0022】図3(B)に関数入力処理部5での関数入
力処理の動作を示す。また、図6(A)〜(G)は、オ
ペレータが図4に示す関数の選択メニューから“3”の
数値キーをキー入力することにより『Σ』を選択した場
合の動作を示す図である。以下、図3(B)および図6
(A)〜(G)を参照して、関数入力処理部5での関数
入力処理の動作について説明する。
【0023】ステップS5の関数入力の選択待ち状態に
おいて、オペレータが図4に示す各種関数のうち、上述
したようにして『Σ』を選択すると、該当関数探索部5
aが該当関数基本構造格納エリア5bから該当関数を探
索し(ステップS6)、その各要素の基本構造を探索し
て(ステップS7)、図5(C)に示す『Σ』入力用の
基本構造および各種データ(各要素の改行幅を示す改行
ピッチ情報、各要素の入力する順番を示す入力順情報、
および各要素の入力するサイズを示す入力サイズ情報)
を、関数設定テーブル5cに格納する(ステップS
8)。
【0024】関数設定テーブル5cに格納された情報は
該当関数要素制御部5dに送られる。該当関数要素制御
部5dは、改行ピッチ情報と入力順情報より各要素入力
の現在位置を決定する(ステップS9)。この状態を図
6(A)および(B)に示す。すなわち、1番目の要素
は入力順情報に示すように基本構造の3行目にある。従
って、図6(B)に示すように、その入力位置へカーソ
ルを移動し(ステップS10)、「要素(1)」の入力
待ちの状態となる(ステップS11)。
【0025】もっと詳細に説明すると、図6(A)に示
すように、この行の改行ピッチは『全改行』であり、入
力サイズは『1/4倍角上』となっている。入力順は基
本構造の3行目であり、改行ピッチは1行目、2行目と
もに『全改行』なので、入力用カーソルの表示行の現在
位置は“全改行(1行分)+全改行(1行分)+全改行
(1行分)=3行目”の位置と計算される。従って、図
6(B)に示すように、実際の入力用カーソルの表示行
の位置は“3行目”の位置に配置される。また、図6
(B)に示すようなメッセージを表示装置1(図1)に
表示して、オペレータに要素を入力するように促し、キ
ー入力制御部3は操作部2からの入力待ちの状態とな
る。
【0026】オペレータが「要素(1)」を入力する
と、基本構造の3行目の「要素(1)」は入力済みとな
る。このとき、該当関数要素制御部5dは関数要素が終
わりかどうかを調べ(ステップS12)、関数要素の入
力が終了か否かを判断する(ステップS13)。この時
点では、まだ関数要素の入力が終了していなので(ステ
ップS13のNo)、ステップS9へ戻る。すなわち、
図6(C)および(D)に示すように、入力順情報によ
って基本構造の1行目の「要素(2)」の入力待ちの状
態となる。ここで、「要素(2)」は基本構造の1行目
にある。従って、図6(D)に示すように、入力用カー
ソルの表示行の現在位置は“3行目”の位置となる。ま
た、図6(C)に示すように、このときの入力サイズ
は、入力サイズ情報より『1/4倍角下』となる。カー
ソル制御部5eは入力用カーソルのサイズを1/4倍角
下に変更し、該当関数要素制御部5dは図6(D)に示
すようなメッセージを表示して、オペレータの入力待ち
状態となる。
【0027】このようにして、「要素(1)」と「要素
(2)」とは入力済みとなる。今度は、図6(E)およ
び(F)に示すように、入力順情報によって基本構造の
2行目の「式」の入力待ちの状態となる。基本構造の2
行目の要素である入力用カーソルの表示行の現在位置は
“全改行(1行分)+全改行(1行分)=2行目”の位
置と計算される。また、入力サイズは『全角』である。
従って、カーソル制御部5eは、図6(F)に示すよう
な表示行2行目の位置に全角の入力用カーソルを表示
し、該当関数要素制御部5dは、図6(F)に示すよう
なメッセージを表示する。これにより、基本構造2行目
の要素である「式」の入力待ち状態となる。
【0028】図6(G)に「式」入力を決定しようとし
ている直前の状態を示す。このようにして、「式」が決
定されると、該当関数要素制御部5dは、ステップS1
3において、入力順情報より該当関数入力が終了したと
判断し(ステップS13のYes)、図3(A)のステ
ップS3へ移る。ステップS3において、オペレータが
数式の保存を選択すると(ステップS3のYes)、数
式入力制御部4が完成した数式を数式データ格納部6に
格納し(ステップS4)、処理を終了する。
【0029】図7は本発明の第2の実施例による数式入
力処理装置を示すブロック図である。図示の数式入力処
理装置は、2つの数式を1つの数式に整合するためのも
のである。これら整合すべき2つの数式を、ここでは、
それぞれ、前部数式および後部数式と呼ぶ。数式入力処
理装置は、前部数式データ格納部11と、後部数式デー
タ格納部12と、カーソル制御部13と、カーソル位置
記憶部14と、改行ピッチ記憶部15と、整合制御部1
6と、該当整合規則探索部17と、整合規則記憶手段の
整合規則格納テーブル18と、改行ピッチ変更部19
と、空白行挿入部20と、数式データ挿入部21とを有
する。
【0030】前部数式データ格納部11は前部数式を表
す前部数式データを格納している。後部数式データ格納
部12は後部数式を表す後部数式データを格納してい
る。カーソル制御部13は各数式データの整合を行ごと
にとっていくための各現在位置にカーソルを移動させる
制御を行う。カーソル位置記憶部14はカーソルの各現
在位置を保存している。改行ピッチ記憶部15は現在位
置の数列行の各改行ピッチを保存している。整合制御部
16は各改行ピッチを比較して整合命令を出力する。該
当整合規則探索部17は整合命令に応答して該当する整
合規則を探索する。整合規則格納テーブル18は整合規
則から導出すべき整合規則パターンを記憶している。改
行ピッチ変更部19は整合規則パターンと後部数式デー
タ格納部12の現在のカーソル位置と初期のカーソル位
置との位置関係により各数式データの改行ピッチを変更
する。空白行挿入部20は整合規則パターンにより空白
行を挿入する。数式データ挿入部21は整合をとった後
に後部数式データを前部数式データに挿入する。
【0031】図8(A)に前部数式データの一例を示
し、図8(B)に後部数式データの一例を示し、図8
(C)に整合規則テーブルの一例を示す。図8(A)お
よび(B)に示すように、前部数式データおよび後部数
式データの各々で表される数式のデータ構造は、各行ご
とに要素データ、改行ピッチから成り、カーソル位置は
現在のカーソル位置および初期値を示している。図8
(A)に示す前部数式データは下記の数式1で表される
『分数』の要素データの構造を表している。
【0032】
【数1】
【0033】一方、図8(B)に示す後部数式データは
下記の数式2で表される『平方根(ルート)』の要素デ
ータの構造を表している。
【0034】
【数2】
【0035】また、図8(C)に示す整合規則テーブル
は、前部数式データおよび後部数式データの現在位置で
あるカーソル位置の示す各行の整合をとる場合に、それ
ぞれの改行ピッチの組合わせによって3つのパターン、
すなわち、パターン「1」、パターン「2」、およびパ
ターン「3」に分けられることを示している。この例で
は、パターン「1」は改行ピッチの組合わせが『半改
行』と『全改行』の場合を示しており、パターン「2」
は改行ピッチの組合わせが『全改行』と『重ね書き』の
場合を示しており、パターン「3」は改行ピッチの組合
わせが『半改行』と『重ね書き』の場合を示している。
【0036】図9乃至図13は本発明による数式入力処
理装置の整合処理の過程の一例を表すフローチャートで
ある。以下、図9乃至図13を参照して、本発明による
数式入力処理装置の整合処理の動作について説明する。
【0037】図9を参照して、先ず、図8(A)で示す
前部数式データのカーソル位置として初期値1をカーソ
ル位置記憶部14に格納し(ステージSa1)、引き続
いて、図8(B)で示す後部数式データのカーソル位置
として初期値2をカーソル位置記憶部14に格納する
(ステージSa2)。各カーソル位置の各改行ピッチを
取り出して改行ピッチ記憶部15に格納する(ステージ
Sa3)。整合制御部16は各改行ピッチを比較する
(ステージSa4)。各改行ピッチが等しければ(ステ
ージSa4のYes)、図13に示すステージ(後述す
る)へ移り、そうでなければ(ステージSa4のN
o)、該当整合規則探索部17が整合規則格納テーブル
18より該当整合規則を探索し(ステージSa5)、整
合規則パターンとして図8(C)に示されるパターン
「1」〜「3」から1つを選択する(ステージSa
6)。整合規則パターンがパターン「1」のときは図1
0に示すステージへ移り、パターン「2」のときは図1
1に示すステージへ移り、パターン「3」のときは図1
2に示すステージへ移る。
【0038】図10乃至図12は、それぞれ、整合規則
格納テーブル18からパターン分けされたパターン
「1」〜「3」に相当するフローチャートである。
【0039】図10を参照すると、パターン「1」は前
部数式の整合をとりたい行の改行ピッチと後部数式の整
合をとりたい行の改行ピッチのどちらかが『半改行』
で、もう一方が『全改行』のときである。この場合の処
理は、図10に示すように、改行ピッチ変更部19が改
行ピッチが『全改行』である数式データ行の改行ピッチ
を『半改行』に変更する(ステージSa7)。その後、
空白行挿入部20が『半改行』に変更した数式データ行
の1行下に『半改行』の改行ピッチを持つ空白行を挿入
する(ステージSa8)。その後、図13に示すステー
ジへ移る。
【0040】図14にパターン「1」の一例を示す。図
14の例は前部数式2行目の“分数ケイ”と後部数式1
行目の“ ”との整合をとった場合の変化を示す。この
場合、図10のフローチャートによると、図14の矢印
の下に示すように、後部数式の1行目の改行ピッチを
『半改行』に変更して、後部数式の1行目と2行目の間
に改行ピッチを『半改行』を挿入する。
【0041】図11を参照すると、パターン「2」は前
部数式の整合をとりたい行の改行ピッチと後部数式の整
合をとりたい行の改行ピッチのどちらかが『全改行』
で、もう一方が『重ね書き』のときである。この場合の
処理は、図11に示すように、整合制御部16が後部数
式データのカーソル位置と初期値2とを比較する(ステ
ージSa9)。カーソル位置が初期値2より上側にある
ときは(ステージSa10のYes)、空白行挿入部2
0が改行ピッチが『全改行』の方の数式データ行の現在
位置の1行下に『重ね書き』の改行ピッチを持つ空白行
を挿入する(ステージSa11)。一方、カーソル位置
が初期値2と等しいか下側にあるときは(ステージSa
10のNo)、改行ピッチ変更部19が改行ピッチが
『全改行』の方の数式データ行の現在位置の改行ピッチ
を『重ね書き』に変更する(ステージSa12)。その
後、空白行挿入部20が改行ピッチを『重ね書き』に変
更した行の1行下に『全改行』の改行ピッチを持つ空白
行を挿入する(ステージSa13)。ステージSa11
および13の後は図13に示すステージへ移る。
【0042】図15にパターン「2」の一例を示す。図
15の例は前部数式2行目の“ΣXn ”と後部数式2行
目の“3”との整合をとった場合の変化を示す。この場
合、図11のフローチャートによると、図15の矢印の
上に示すように、後部数式のカーソル位置は初期値2と
同じ位置にあるので、図15の矢印の下に示すように、
前部数式の2行目の改行ピッチを『重ね書き』に変更し
て、前部数式の2行目と3行目との間に改行ピッチが
『全改行』である空白行を挿入する。
【0043】図12を参照すると、パターン「3」は前
部数式の整合をとりたい行の改行ピッチと後部数式の整
合をとりたい行の改行ピッチのどちらかが『半改行』
で、もう一方が『重ね書き』のときである。この場合の
処理は、図12に示すように、整合制御部16が後部数
式データのカーソル位置と初期値2とを比較する(ステ
ージSa14)。カーソル位置が初期値2より上側にあ
るときは(ステージSa15のYes)、空白行挿入部
20が改行ピッチが『半改行』の方の数式データ行の現
在位置の1行下に『重ね書き』の改行ピッチを持つ空白
行を挿入する(ステージSa16)。一方、カーソル位
置が初期値2と等しいか下側にあるときは(ステージS
a15のNo)、改行ピッチ変更部19が改行ピッチが
『半改行』の方の数式データ行の現在位置の改行ピッチ
を『重ね書き』に変更する(ステージSa17)。その
後、空白行挿入部20が改行ピッチを『重ね書き』に変
更した行の1行下に『半改行』の改行ピッチを持つ空白
行を挿入する(ステージSa18)。ステージSa16
および18の後は図13に示すステージへ移る。
【0044】図16および図17に、それぞれ、パター
ン「3」の例1および例2を示す。図16に示す例1は
パターン「3」において後部数式の場合の対象となって
いる行が初期値2と等しいか下側にある場合の例であ
る。一方、図17に示す例2はパターン「3」において
後部数式の場合の対象となっている行が初期値2より上
側にある場合の例である。
【0045】図16の例は前部数式の3行目の空白行と
後部数式の2行目の“+ 3”との整合をとった場合の
変化を示す。この場合、図12のフローチャートによる
と、図16の矢印の上に示すように、後部数式のカーソ
ル位置は初期値2と同じ位置にあるので、図16の矢印
の下に示すように、前部数式の3行目の改行ピッチを
『重ね書き』に変更して、前部数式の2行目と3行目と
の間に改行ピッチが『半改行』である空白行を挿入す
る。
【0046】図17の例は前部数式の1行目の“1”と
後部数式の1行目の“ ”との整合をとった場合の変
化を示す。この場合、図12のフローチャートによる
と、図17の矢印の上に示すように、後部数式のカーソ
ル位置は初期値2より上側にあるので、図17の矢印の
下に示すように、後部数式の1行目と2行目との間に改
行ピッチが『重ね書き』である空白行を挿入する。
【0047】図13を参照して、各パターン処理終了後
の処理の動作について説明する。カーソル制御部13が
各カーソル位置を後述するように新しい位置に移動さ
せ、整合を継続する。各数式データのカーソル位置がと
もに最下行になると整合が終了し、数式データ挿入部2
1が後部数式データを前部数式データに挿入して1つの
数式を得る。これによって、すべの処理が終了する。
【0048】各パターン処理終了後の処理について、更
に詳細に説明する。先ず、前部数式データおよび後部数
式データのカーソル位置がデータの一番上か否かを判断
する(ステージSa19)。もし、カーソル位置がデー
タの一番上であるなら(ステージSa19のYes)、
前部数式データのカーソル位置を初期値1より1つ下の
行に移動する(ステージSa20)。その後、後部数式
データのカーソル位置を初期値2より1つ下の行に移動
する(ステージSa21)。そして、図9のステージS
a3へ移る。
【0049】一方、ステージSa19において、カーソ
ル位置がデータの一番上でないと判断されたなら(ステ
ージSa19のNo)、ステージSa22へ移り、ここ
で、後部数式データのカーソル位置が初期値2より上側
の行にあるか否かを判断する。もし、後部数式データの
カーソル位置が初期値2より上側の行にあるなら(ステ
ージSa22のYes)、前部数式データのカーソル位
置を現在位置より1つ上の行に移動する(ステージSa
23)。その後、後部数式データのカーソル位置を現在
位置より1つ上の行に移動する(ステージSa24)。
そして、図9のステージSa3へ移る。
【0050】ステージSa22において、後部数式デー
タのカーソル位置が初期値2より上側の行にないと判断
されたなら(ステージSa22のNo)、ステージSa
25へ移り、ここで、前部数式データおよび後部数式デ
ータのカーソル位置がともにデータの最下行であるか否
かを判断する。もし、カーソル位置がともにデータの最
下行でないなら(ステージSa25のNo)、前部数式
データのカーソル位置を現在位置より1つ下の行に移動
する(ステージSa26)。その後、後部数式データの
カーソル位置を現在位置より1つ下の行に移動する(ス
テージSa27)。そして、図9のステージSa3へ移
る。
【0051】一方、ステージSa25において、カーソ
ル位置がともにデータの最下行であると判断されたなら
(ステージSa25のYes)、後部数式データを数式
データ挿入部21により前部数式データに挿入する(ス
テージSa28)。この結果、すべての処理が終了す
る。
【0052】図18に上記数式1と上記数式2によって
それぞれ表される前部数式データと後部数式データとを
整合して、下記の数式3によって表される1つの数式デ
ータを得る場合の一通りの流れを表した図である。
【0053】
【数3】
【0054】図18(A)は整合する前の前部数式デー
タおよび後部数式データを表している。図18(A)か
ら図18(B)への変化は、初期値1である前部数式3
行目の空白行と初期値2である後部数式2行目の“+
3”との整合を図示したものである。整合する対象とな
っている各行の改行ピッチよりパターン「3」を割り出
し、図18(B)に示すように、前部数式3行目の改行
ピッチが『重ね書き』に変更され、前部数式4行目に
『半改行』の改行ピッチを持つ空白行が挿入される。そ
の後、図13に示すフローチャートに従って前部数式と
後部数式のカーソル位置をそれぞれ1つ上の行へ移動さ
せると、図18(B)に示すように、カーソル位置は前
部数式では2行目に後部数式では1行目に移る。
【0055】図18(B)は、このようにしてカーソル
が移動し、データが変更された状態を示している。図1
8(B)から図18(C)への変化は、前部数式2行目
の“分数ケイ”と後部数式1行目の“ ”との整合を
図示したものである。整合する対象となっている各行の
改行ピッチよりパターン「1」を割り出し、図18
(C)に示すように、後部数式1行目の改行ピッチが
『半改行』に変更され、後部数式1行目と2行目との間
に『半改行』の改行ピッチを持つ空白行が挿入される。
その後、図13に示すフローチャートに従って前部数式
と後部数式のカーソル位置をそれぞれ1つ上の行へ移動
させると、図18(C)に示すように、カーソル位置は
前部数式では1行目に後部数式でも1行目に移る。
【0056】図18(C)は、このようにしてカーソル
が移動し、データが変更された状態を示している。図1
8(C)から図18(D)への変化は、前部数式1行目
の“1”と後部数式1行目の“ ”との整合を図示し
たものである。整合する対象となっている各行の改行ピ
ッチよりパターン「3」を割り出し、図18(D)に示
すように、後部数式2行目に『重ね書き』の改行ピッチ
を持つ空白行が挿入される。そのとき、前部数式と後部
数式のカーソル位置はともに1行目にあるので、図13
に示すフローチャートに従って前部数式と後部数式のカ
ーソル位置をそれぞれの初期値1、初期値2の1つ下の
行に移動させる。この結果、図18(D)に示すよう
に、カーソル位置は前部数式では4行目に後部数式では
5行目に移る。
【0057】図18(D)は、このようにしてカーソル
が移動し、データが変更された状態を示している。図1
8(D)から図18(E)への変化は、前部数式4行目
の空白行と後部数式5行目の“ルート”との整合を図示
したものである。整合する対象となっている各行の改行
ピッチよりパターン「1」を割り出し、図18(E)に
示すように、後部数式5行目の改行ピッチが『半改行』
に変更され、後部数式6行目に『半改行』の改行ピッチ
を持つ空白行が挿入される。その後、図13に示すフロ
ーチャートに従って前部数式と後部数式のカーソル位置
をそれぞれ1つ下の行へ移動させると、図18(E)に
示すように、カーソル位置は前部数式では5行目に後部
数式では6行目に移る。
【0058】図18(E)は、このようにしてカーソル
が移動し、データが変更された状態を示している。図1
8(E)から図18(F)への変化は、前部数式5行目
の“2”と後部数式6行目の空白行との整合を図示した
ものである。整合する対象となっている各行の改行ピッ
チよりパターン「1」を割り出し、図18(F)に示す
ように、前部数式5行目の改行ピッチが『半改行』に変
更され、後部数式6行目に『半改行』の改行ピッチを持
つ空白行が挿入される。前部数式および後部数式の現在
位置が最下行であるので、すべての行のデータの整合が
終了する。
【0059】図18(G)は図18(F)に示すように
整合の終わった2つの数式に対して、後部数式を前部数
式に挿入して1つの数式にした状態を示したものであ
る。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の態
様によれば、オペレータは要素の入力を表示画面上に表
示されたメッセージにしたがって順次行なうだけで各関
数の入力が可能になる。これにより、数式入力の負担が
軽減し、極めて短い時間で複雑な数式の入力が可能とな
る。また、数式の構成にはワードプロセッサで使用して
いるような文字データを使い、その改行幅である改行ピ
ッチを変更することで数式を作成している。この結果、
文書などの文字データとの親和性が高く、画像を使用し
て数式を作成した場合のような文字データと画像の混在
後は画像が保護され画像データの修正や削除が困難にな
るという制限がない。従って、作成した数式を文書と混
在して文書保存ができるという効果がある。
【0061】また、本発明の第2の態様によれば、さま
ざまな関数同志を整合できるので、複雑な数式間の組合
わせが入力可能となる。また、数式の構成にはワードプ
ロセッサで使用しているような文字データを使い、その
改行幅である改行ピッチを変更することで数式を作成し
ている。この結果、文書などの文字データとの親和性が
高く、画像を使用して数式を作成した場合のような文字
データと画像の混在後は画像が保護され画像データの修
正や削除が困難になるという制限がない。従って、作成
した数式を文書と混在して文書保存ができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による数式入力処理装置
を示すブロック図である。
【図2】本発明においてオペレータが使用する表示装置
の表示画面(インターフェース)の一例を示す図であ
る。
【図3】本発明の大きな流れと関数入力処理部の各種関
数入力の動作を表すフローチャートである。
【図4】関数入力処理部の各種関数の選択メニューの一
例を示す図である。
【図5】該当関数基本構造格納エリアに格納されている
各種データの具体例を示す図である。
【図6】特定の関数『Σ』の入力を選択した場合の動作
を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例による数式入力処理装置
を示すブロック図である。
【図8】本発明で使用される前部数式データ、後部数式
データ、および整合規則テーブルの例を示す図である。
【図9】本発明による数式入力処理装置の整合処理の過
程の一部分を表すフローチャートである。
【図10】本発明による数式入力処理装置の整合処理の
過程の他の一部分を表すフローチャートである。
【図11】本発明による数式入力処理装置の整合処理の
過程のもっと他の一部分を表すフローチャートである。
【図12】本発明による数式入力処理装置の整合処理の
過程のさらに他の一部分を表すフローチャートである。
【図13】本発明による数式入力処理装置の整合処理の
過程のさらなる別の一部分を表すフローチャートであ
る。
【図14】パターン「1」の一例を示す図である。
【図15】パターン「2」の一例を示す図である。
【図16】パターン「3」の例1を示す図である。
【図17】パターン「3」の例2を示す図である。
【図18】前部数式データと後部数式データとを整合し
て、1つの数式データを得る場合の一通りの流れを表し
た図である。
【符号の説明】
1 表示装置 2 操作部 3 キー入力制御部 4 数式入力制御部 5 関数入力処理部 5a 該当関数探索部 5b 該当関数基本構造格納エリア 5c 関数設定テーブル 5d 該当関数要素制御部 5e カーソル制御部 6 数式データ格納部 11 前部数式データ格納部 12 後部数式データ格納部 13 カーソル制御部 14 カーソル位置記憶部 15 改行ピッチ記憶部 16 整合制御部 17 該当整合規則探索部 18 整合規則格納テーブル 19 改行ピッチ変更部 20 空白行挿入部 21 数式データ挿入部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置と入力装置とを有し、前記入力
    装置からの指示により文字および図形を前記表示装置へ
    表示すると共に、必要なデータや数式入力を処理するこ
    とが可能な数式入力処理装置において、 各種関数を構成する各関数要素の入力位置を決定するた
    めに必要とされる改行幅である改行ピッチ情報、前記各
    関数要素の入力する順番を表わす入力順情報、および前
    記各関数要素の入力サイズ情報からなる基本構造を格納
    した該当関数基本構造格納エリアを備えた基本構造記憶
    手段と、 前記基本構造記憶手段から入力を必要としている1つの
    関数を探索する該当探索手段と、 該該当探索手段で探索された関数に関する前記改行ピッ
    チ情報、前記入力順情報および前記各関数要素の入力サ
    イズ情報を格納する関数設定テーブルを備えた関数設定
    記憶手段と、 前記関数設定記憶手段に格納されたデータに基づいて入
    力すべき各関数要素を制御する該当関数要素制御手段
    と、 前記関数設定記憶手段に格納された該当関数要素の入力
    順情報および改行ピッチ情報より、各関数要素の入力す
    べき位置を計算し入力用のカーソルを移動させ、各関数
    要素の入力サイズ情報にあわせて入力サイズを変更する
    カーソル制御手段と、を備えたことを特徴とする数式入
    力処理装置。
  2. 【請求項2】 関数を構成する各要素データの各行の改
    行幅である改行ピッチを変更することによって数式入力
    を処理することが可能な数式入力処理装置であって、第
    1の数式と第2の数式とを整合して1つの数式を得る数
    式入力処理装置において、 各数式を整合するための規則を格納した整合規則格納テ
    ーブルを備えた整合規則記憶手段と、 前記第1の数式と前記第2の数式の構造に基づいて整合
    するための規則を前記整合規則記憶手段から探索する規
    則探索手段と、 該規則探索手段によって探索された規則に基づいて前記
    第1の数式と前記第2の数式間の整合のための改行幅で
    ある改行ピッチを変更する改行ピッチ変更手段と、 前記整合規則記憶手段から送出されたデータに基づいて
    前記第1の数式と前記第2の数式間の整合のための空白
    行を挿入する空白行挿入手段と、 前記改行ピッチ変更手段と前記空白行挿入手段とを制御
    して前記第1の数式と前記第2の数式とを整合する整合
    制御手段と、を備えたことを特徴とする数式入力処理装
    置。
JP4008985A 1992-01-22 1992-01-22 数式入力処理装置 Withdrawn JPH05197714A (ja)

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