JPH0519766A - 電子楽器の補間回路 - Google Patents

電子楽器の補間回路

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JPH0519766A
JPH0519766A JP3171010A JP17101091A JPH0519766A JP H0519766 A JPH0519766 A JP H0519766A JP 3171010 A JP3171010 A JP 3171010A JP 17101091 A JP17101091 A JP 17101091A JP H0519766 A JPH0519766 A JP H0519766A
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JP
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memory
waveform data
waveform
signal
data
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JP3171010A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Endo
弘之 遠藤
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Roland Corp
Original Assignee
Roland Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ハウス設置時に、ハウス本体と補助ハウスの床
板を簡単な構造および操作により面一状態となして床部
の段差をなくし、床面を有効に使用できるとともに補助
ハウスの引き出し、収納操作を容易かつ迅速に行い得る
よえにしたことを目的とする。 【構成】 一側に開口部2を有し、かつ内部に床板3を
有するハウス本体1と、このハウス本体1の開口部2に
対して挿出入自在に配設した補助ハウス4とよりなり、
しかもこの補助ハウス4内に床板5を上下動自在に配設
し、前記ハウス本体1内に補助ハウス4を収納する際、
この補助ハウス4内の床板5を上方に上昇させた状態で
収納し、前記補助ハウス4をハウス本体1から引き出し
た状態においては前記上昇状態の床板5を下降せしめ
て、前記ハウス本体の床板3と略面一状態に維持せしめ
るようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、楽音を表わす信号波形
を所定のサンプリング間隔でサンプリングすることによ
り得られた多数の波形データが記憶された波形メモリか
ら該波形データを読み出して、該波形データに基づいて
該波形メモリに記憶されていない波形データを補間演算
によって求める電子楽器の補間回路に関する。
【0002】
【従来の技術】楽音を表わす信号波形を、予め所定のサ
ンプリング間隔でサンプリングして多数の波形データを
得てこの多数の波形データを波形メモリに記憶してお
き、楽音を発生させる際に波形メモリから波形データを
読み出す技術は従来公知である。このような技術におい
ては、例えば’ド’,’レ’,’ミ’,…,’ド’,’
レ’…等の全ての音高の楽音をそのまま波形メモリに記
憶するようにすると厖大な記憶容量をもった波形メモリ
が必要となるため、例えば’ド’に対応する音高の楽音
に対応する波形データのみを記憶しておいて、ピッチ
(周波数)の異なる例えば’レ’,’ミ’等の楽音は記
憶された波形データから生成することが行われている。
【0003】このような、発生する楽音のピッチ(周波
数)を制御する方式には、いわゆる可変サンプルレート
方式と固定サンプルレート方式とがある。可変サンプル
レート方式は、波形メモリに記憶された波形データを読
み出す速度を変化させることにより周波数(音高)を変
化させる方式であるが、基本クロックと同期した速度で
読み出して処理することができないためディジタル処理
には不向きであり、近年では固定サンプルレート方式が
主流を占めている。
【0004】この固定サンプルレート方式は、楽音とし
て再生される際のサンプリング間隔が基本クロックと同
期した一定間隔となるように、波形メモリに記憶された
波形データを読み出して補間演算によりこの波形データ
にはない途中の波形データを演算により求めるようにし
た方式である(例えば特開昭62−115194号公報
参照)。以下この固定サンプルレート方式についてさら
に説明する。
【0005】図11は、楽音を表わす信号波形の一部を
表わした図であり、横軸(時間軸)方向に整数0,1,
2,…を付した各時刻に対応する波形データW0,W
1,W2…があらかじめサンプリングされて波形メモリ
(図示せず)に記憶されているものとし、ここでは0.
25間隔の各時刻の波形データを8点補間により求める
ものとする。
【0006】また図12は、FIR係数を表わした図で
ある。ここでこのFIR係数について説明する。図11
に示すような一定のサンプリング時間間隔毎にサンプリ
ングされた離散的な信号からもとの連続波形を再現する
には、サンプリング周波数の1/2のカットオフ周波数
をもつローパスフィルタを通過させればよい。周波数空
間上でサンプリング周波数の1/2の周波数以下の周波
数の信号を通過させるとともに該1/2の周波数以上の
周波数をカットする演算と等価な演算を実空間上で行う
ためのFIR型のディジタル・ローパスフィルタの係数
が上記FIR係数である。
【0007】ここで例えば、図11に示す、時間軸(横
軸)上で3.75,4,4.25に対応する波形データ
P4、P5、P6を求める際は、それぞれ3.75,
4,4.25の位置に図12のグラフの中心0を重ねた
と考えて図11に示す波形データW0,W1,…を重み
づけて加算することにより求められる。すなわち、波形
データはP4,P5,P6は、それぞれ P4=W0・f1+W1・f5+W2・f9+W3・f13 +W4・f17+W5・f21+W6・f25+W7・f29 …(1) P5=W1・f4+W2・f8+W3・f12+W4・f16 +W5・f20+W6・f24+W7・f28+W8・f32 …(2) P6=W1・f3+W2・f7+W3・f11+W4・f15 +W5・f19+W6・f23+W7・f27+W8・f31 …(3) の各演算により求められる。
【0008】このようにして波形メモリに記憶された波
形データを読み出して、この波形データに基づいて補間
演算により新たな波形データを求め、この求めた波形デ
ータを基本クロックと同期するようにして発音すること
により音高(周波数)の異なる楽音を発生させることが
できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ここで上記(1),
(2),(3)式は、波形メモリに記憶された8つの波
形データを用いて各補間演算を行う例であるが、さらに
多数の波形データを用いてより高精度の補間演算を行う
ことが好ましい。また、例えばピアノのように同時にい
くつもの楽音を発音することのできるポリフォニック音
源の場合、上記のような補間演算を行って楽音を同時に
発生することのできるチャンネルの数を多数用意してお
くことが望ましい。
【0010】ところが、上記のような補間演算を行うに
あたってはあらかじめサンプリングされた多数の波形デ
ータを記憶しておく必要があり、したがってこの波形デ
ータを記憶しておくためのかなり大容量の、例えばRO
M等の波形メモリが必要となるが、このようなメモリは
アクセスタイムが長く、このアクセスタイムがネックと
なって補間の精度を向上させることや上記チャンネルの
数を増やすことができないという問題がある。
【0011】例えば、上記の例のように、1つの波形振
幅値を補間により求めるのに8つの波形データを用いる
場合、メモリのアクセスタイムが例えば200n秒であ
れば、1回の補間演算を行うには、200n秒×8=1
600n秒=1.6μ秒の時間が必要となる。各波形振
幅値のサンプリング周波数を32KHzとすると、サン
プリング周期は約30μ秒となる。従って、1サンプリ
ング周期の間に補間によって発生させることができる楽
音の数(チャンネル数)は、30÷1.6=18〜19
となる。ここで各補間演算の際に例えば16個の波形デ
ータを用いることとするとチャンネル数はこの半分とな
ってしまい、さらにチャンネル数を増やすことが望まれ
ている。
【0012】この問題を解決するために、例えば上記
(1)〜(3)式を比較すると、(1)式ではW0〜W
7の8つの波形データが用いられ、(2)式、(3)式
ではW1〜W8の8つの波形データが用いられていてそ
の用いられる波形データのほとんどは直前の補間演算で
用いられた波形データである。このことに鑑み、波形メ
モリよりもアクセスタイムの短かい、例えばRAM等の
第二のメモリを用意し、波形メモリから読み出した波形
データを第二のメモリに転送し、次の補間演算で同じ波
形データを用いる場合はその波形データを波形メモリか
ら読み出すことに代え第二のメモリから読み出すように
することが提案されている(特開平3−69000号公
報参照)。この方法を採用することにより、波形メモリ
のアクセスタイムが長いことに起因する、より高精度の
補間演算を行ったりチャンネル数を増加させたりする際
の障害が一部緩和される。
【0013】しかし、上記特開平3−69000号公報
に記載された方式では、それ以前の場合と同様に波形デ
ータの読み出しと補間演算とが固定されたタイミングで
行われているため、高精度の補間演算やチャンネル数の
増加に対する寄与が期待するほど大きくないという問題
があり、さらにチャンネルの増加を図る必要がある。本
発明は、上記事情に鑑み、チャンネル数をさらに増やす
ことのできる電子楽器の補間回路を提供するこを目的と
する。
【0014】また上記の問題とは別に、波形データの読
み出しと補間演算とを固定したタイミングで行うと、例
えばある楽音を従来よりも高速のROM(波形メモリ)
に記録してこのROMをオプションとして提供しても、
このROMが高速であるという長所を何ら生かすことが
できず、複数の波形メモリのうち最もアクセスタイムの
長い波形メモリにそのタイミングを合わせなければなら
ないという問題点もある。
【0015】本発明は、この問題点を解決し、種々の波
形メモリが混在したときに、各種の波形メモリの特性を
それぞれ最大限に生かすことのできる電子楽器の補間回
路を提供することも目的の一つとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の電子楽
器の補間回路を表わすブロック図である。第一のメモリ
1には、楽音を表わす信号波形を所定の第一のサンプリ
ング間隔でサンプリングすることにより得られた多数の
波形データが記憶されている。この第一のメモリ1は、
単一のメモリである必要はなく、例えばピアノの楽音が
記憶されたメモリとバイオリンの楽音が記憶されたメモ
リ等複数のメモリで構成されていてもよく、この複数の
メモリアクセスタイム、一度にアクセスされるビット長
(データバス幅)等が異なっていてもよい。
【0017】また、第二のメモリ2は、読み書きが可能
な、上記第一のメモリ1よりもアクセスタイムの短い、
例えばRAM等のメモリである。また補間演算回路3
は、補間演算により、波形データに基づいて所定の第二
のサンプリング間隔でサンプリングされた波形データに
相当する波形データを求める回路である。
【0018】この補間回路には第一の制御回路が備えら
れており、この第一の制御回路4により、第一のメモリ
1に記憶された波形データが読み出され、第二のメモリ
2に順次転送される。また、この補間回路には第二の制
御回路5も備えれらており、この第二の制御回路5によ
り第二のメモリ2に書き込まれた波形メモリが読み出さ
れて補間演算回路3に送られる。
【0019】ここで、上記第一の制御回路4と第二の制
御回路5は、互いに独立したタインミングで動作すると
ともに、(1) 第二のメモリへの波形データの読み書
きが互いに競合しないこと、および(2) 第二のメモ
リ2からの波形データの読出しよりも第一のメモリ1か
ら第二のメモリ2への波形データの転送の方を先行させ
ること、の2つの点では互いにリンクされている。
【0020】
【作用】第一のメモリ(波形メモリ)1と補間演算回路
3との間にアクセスタイムの早い第二のメモリ2を介在
させた点は、前述した特開平3−69000号公報に記
載された改良に係る点であるが、本発明の電子楽器の補
間回路は、これに加え、基本的に互いに独立したタイミ
ングで動作する、第一のメモリ1から第二のメモリ2へ
の波形データの転送を担う第一の制御回路4と、第二の
メモリ2から波形データを読み出して補間演算回路3へ
送る第二の制御回路5とを備えたものであり、これによ
り、少しのあき時間も有効に活用して、波形データを第
一のメモリから第二のメモリへ転送することができ、ま
た、第二の制御回路側では、第一のメモリ1のアクセス
タイムの長さを考慮することなく第二のメモリ2から補
間演算回路3に補間演算に必要な波形データが転送さ
れ、これにより第一のメモリのアクセスタイムが長いと
いう欠点が最大限に補われ、高精度の補間演算を行うこ
とやチャンネル数を従来より一層増やすことが可能とな
る。
【0021】また、上記第一の制御回路4と第二の制御
回路5が基本的に互いに独立したタイミングで動作する
ものであることから、第一のメモリ1として互いにアク
セスタイムの異なる複数のメモリを備え、第一の制御回
路4を、該各メモリのアクセスタイムに応じたタイミン
グで該各メモリに記憶された前記波形データを該各メモ
リから読み出すように構成することもでき、また、第一
のメモリ1として互いにデータバス幅の異なる複数のメ
モリを備え、第一の制御回路4を、該各メモリのデータ
バス幅に応じて該各メモリに記憶された前記波形データ
を1ワードずつもしくは複数ワードずつ読み出すように
構成することもでき、さらに第一のメモリ1として、チ
ップセレクトと読み出しタイミングとが独立に指示され
る複数のメモリ(以下、インターリーブメモリと呼ぶ)
を備え、第一の制御回路4を、これらの複数のメモリを
互いに同時にチップセレクトするとともにこれら複数の
メモリに記憶された前記波形データを互いに相前後して
読み出すように構成することもでき、このように互いに
異なる性能を備えた複数のメモリのそれぞれの長所を最
大限に引き出して効率的な波形メモリの転送を行うこと
ができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
2は、本発明の電子楽器の補間回路の一実施例を表わす
ブロック図である。本実施例では、波形メモリ(本発明
にいう第一のメモリ)として3つのROM11,12,
13が備えられている。ここでROM11は、1回のア
クセスで2ワードのデータを出力する2ワードメモリで
あり、ROM12,13は互いにアクセスタイムの異な
る、1回のアクセスで1ワードのデータを出力する1ワ
ードメモリである。
【0023】このROM11,12,13からの波形デ
ータの読み出し制御は、ROM制御回路14によって行
われる。このROM制御回路14は、CPU15から送
信されてきた信号に応じてROM11,12,13のア
ドレス入力端子11a,12a,13aにアドレス信号
ADを送るとともにROM11,12,13のチップセ
レクト端子11b,12b,13bのいずれかにチップ
セレクト信号CS1,CS2,又はCS3を送る。
【0024】ここではROM11にチップセレクトCS
1が送られたものとする。このときROM11からは所
定のアクセスタイムの後2ワードの波形データWD1,
WD2が読み出され、それぞれデータラッチ回路16,
17に入力される。CPU15には、この補間回路に備
えられた各波形メモリ(ROM11,12,13)がど
のようなデータバス幅(1ワード長,2ワード長等)で
あって、どれだけのアクセスタイムを有するメモリであ
るかという情報があらかじめ入力されており、初期設定
時にこの情報がROM制御回路14に入力されてデータ
ラッチ回路16,17に送るラッチ信号DL1,DL2
の送出のタイミングやスイッチ切換信号SWによるスイ
ッチ18の切換方向等が定められる。ここではROM1
1から2ワードの波形データWD1,WD2が読み出さ
れてこのROM11のアクセスタイムに応じたタイミン
グでデータラッチ信号DL1,DL2が出力され、スイ
ッチ切換信号SWによりスイッチ18が順次データラッ
チ回路16側、データラッチ回路17側に切替えられて
波形データWD1,WD2が順次リングバッファ20を
構成するRAM21に入力される。
【0025】リングバッファ20を構成するキャッシュ
コントローラ22は、RAM21への書き込み、RAM
21からの読み出しを制御する回路であり、RAM21
の、次に入力される波形データを書き込むべきアドレス
を指示するライトポインタWPとRAM21の、次に読
み出される波形データが記録されたアドレスを指示する
リードポインタRPを備えている。波形データWD1,
WDのRAM21への入力の際は、キャシュコントロー
ラ22が、ROM制御回路14から指示されたタイミン
グでライトコントロール信号WPCを出力し、この信号
WPCによりライトポインタWPの指示するアドレスに
上記波形データWD1が書き込まれ、次にライトポイン
タWPがインクリメントされスイッチ18の切換と同期
して再度ライトコントロール信号WPCが出力されて今
度は波形データWD2が書き込まれる。尚、ここではR
OM11から波形データWD1,WD2が読み出される
ものとして説明したが、ROM12,ROM13から波
形データが読み出される場合も同様であり、ROM制御
回路14からアドレス信号ADが出力されるとともにチ
ップセレクト信号CS2又はCS3が出力され、これに
よりROM12又はROM13から波形メモリWDが出
力される。ROM12とROM13のアクセスタイムが
互いに異なることから、この波形メモリWDが読み出さ
れるタイミングはROM12から読み出される場合とR
OM13から読み出される場合とでは互いに異なること
となるが、CPU15の情報を受けたROM制御回路1
4により、それぞれ適切なタイミングでラッチ信号DL
2が出力されデータラッチ回路17に波形データWDが
ラッチされる。またこのときにはデータラッチ回路16
は使わないため、スイッチ18はスイッチ切換信号SW
によりデータラッチ回路17側に切換えられる。
【0026】以上のようにして、以下に説明する補間演
算のタイミングとは独立して、この補間演算のタイミン
グに先行してRAM21の記憶容量に余裕がある限り、
波形メモリ(ROM11,12,13)からRAM21
への波形データの転送が行われる。次に、補間の演算,
発音の動作について説明する。
【0027】CPU15からパーシャル制御回路31
に、前回の発音の終了を指示する発音オフ信号が書き込
まれた段階で、ROM制御回路14,補間演算回路32
が動作を停止し次の発音のための初期設定が行われる。
発音の開始を指示する発音オン信号がCPU15からパ
ーシャル制御回路31に書き込まれると、ROM制御回
路14はキャッシュコントローラ22内のライトポイン
タWPとリードポインタRPを参照してRAM21の空
きを調べ、前述したようにして波形メモリに記憶された
波形データのうち今回の発音に必要な波形データが読み
出されて順次RAM21に書き込まれていく。
【0028】所定時間経過してRAM21にある程度波
形データが蓄積されると、パーシャル制御回路31は補
間演算回路32へ発音信号PNを送出する。この発音信
号PNを受けた補間演算回路32はキャシュコントロー
ラ22内のリードポインタRPとライトポインタWPを
参照して補間に必要な数だけの波形データがRAM21
に既に蓄積されていることを確認し、このRAMから補
間演算用の波形データを読み出す。そしてキャッシュコ
ントローラ22は、補間演算回路32からリードポイン
タRPをインクリメントすべき数を得てこのリードポイ
ンタRPを更新する。補間演算回路32では上記のよう
にしてRAM21から読み出された波形データに基づい
て補間演算が行われ、これにより波形再生(発音)のた
めの波形データが求められる。
【0029】ここで、上記実施例では1チャンネル分の
み示したが、ポリフォニック音源の場合は同時に発音可
能なチャンネル数だけライトポインタWP,リードポイ
ンタRPを有し、時分割的に各チャンネルに必要な波形
データのRAMへの転送、各チャンネルに対応したリー
ドポインタRPからの波形データの読み出しが行われ
る。もちろん、発音していないチャンネルに関しては波
形メモリの転送、補間演算は行われずに次のチャンネル
に切り換えられる。
【0030】また、前述した(1),(2),(3)式
は、それぞれ図11に示す横軸(時間軸)に関し、3.
75,4,4.25の波形データを補間演算する式であ
って、この場合アドレスの進み(連続する補間演算にお
ける、図11に示す横軸(時間軸)の進み)は0.25
(このアドレスの小数値は一つのアドレス全体を表わす
ビット列のうちの例えば下位2ビットで表わされる。)
であるが、このアドレスの進みが大きい場合は連続する
補間演算で繰返し使用する波形データが少くなってそれ
だけ多くの波形データがRAM21に記録されている必
要が生じ、この場合補間に必要な波形データがその補間
のタイミングでRAM21にはまだ転送されていないと
いう事態が生じる可能性がある。この状況に対処するた
めには (1) そのチャンネルのアドレスの進みがリングバッ
ファ20の能力以上となることがないように設計してお
く (2) 全チャンネルのアドレスの進みの和を常に監視
しておき、所定の制限値を越えては新たには発音させな
いこととする (3) 発音の優先度の低いチャンネル、あるいは時間
的に古い履歴のチャンネルの発音を中止する 等が行われる。
【0031】図3は、本発明の電子楽器の補間回路の他
の実施例の全体ブロック図、図4、図5は、図3に示す
全体ブロック図のうちのそれぞれA部、B部の詳細ブロ
ック図、図6は、補間演算の動作を示すタイミングチャ
ート、図7は、図3、図4に示すFIRメモリに予め記
憶されたFIR係数を表わした図、図8、図9、図10
は、波形メモリ(ROM)に記憶された波形データをR
AMに転送する各モードにおける動作を示すタイミング
チャートである。
【0032】以下、先ず補間演算を中心に説明し、次に
波形メモリ(ROM)からRAMへの波形データの転送
について説明する。この補間回路にはRAM100から
波形データを読み出して補間演算を行う読み出し系のチ
ャンネル番号を表わすリードチャンネル信号RCH(以
下、RCH信号と呼ぶことがある。他の信号についても
同様。)を発生するRCHカウンタ41とROM75,
76,77,78からRAM100への波形メモリの転
送を行う書込み系のチャンネル番号を表わすライトチャ
ンネル信号WCHを発生するWCHカウンタ71とが備
えられている。これらRCHカウンタ41、WCHカウ
ンタ71は、用意されたチャンネルの数N(ここでは
0,1,2,3の4チャンネル)だけカウントする毎に
初期値0に戻るモジュロNのカウンタであり、したがっ
てRCH信号、WCH信号は0〜N−1の各値を順次繰
返す信号となる。
【0033】ボイスオンレジスタバンク43からは各チ
ャンネル毎の発音オン信号VONが出力され、RCH信
号により切換えられるスイッチ44により当該チャンネ
ルの発音オン信号VONが第一タイミングジェネレータ
45に供給される。ここでレジスタバンクとは多数のチ
ャンネル毎に互いに共通する目的で用意されたレジスタ
の集合をいう。上記ボイスオンレジスタバンク43およ
びその他の各種レジスタバンクは、アドレッサブルレジ
スタファイルもしくはランダムアクセスメモリ(RA
M)で構成されている。第一タイミングジェネレータ4
5に入力された当該チャンネルの発音オン信号VONが
アサート(オン)されていると、この第一タイミングジ
ェネレータ45から、図6に示すようなタイミングで、
基本クロック信号CLに同期した、クリア信号CL1,
CL2,RAM読出し信号(リードイネーブル信号)R
E,演算クロック信号MPYCK,加算クロック信号A
DDCK,リードポインタクロック信号RPCK,ライ
トチャンネルクロック信号RCHCKが出力される。こ
れら各信号の役割については後述する。尚第一タイミン
グジェネレータ45に入力された当該チャンネルのVO
N信号がネゲート(オフ)されているときは、第一タイ
ミングジェネレータ45からはCL2信号とRCHCK
信号だけが出力され、このRCHCK信号によりRCH
カウンタ41がカウントアップされる。
【0034】またボイスオンレジスタバンク43(図4
参照)から出力される各チャンネル毎のVON信号はW
CH信号により切り換えられるスイッチ72を経由して
第二タイミングジェネレータ73にも入力される。また
この第二タイミングジェネレータ73にはメモリ情報レ
ジスタバンク74から出力された、各チャンネルに対応
した波形メモリ(ROM75,76,77,78)のア
クセスタイム、データバス幅等のメモリ情報を表わす信
号ROMDEFもWCH信号により切り換えられるスイ
ッチ79を経由して入力されている。このメモリ情報レ
ジスタバンク74には初期設定の段階でCPUにより上
記メモリ情報が書込まれる。
【0035】この第二タイミングジェネレータ73は、
ROM75,76,77,78からRAM100への波
形データの転送のためのタイミングを発生するものであ
り、この第二タイミングジェネレータ73からは、図8
〜図10に示すように、チップセレクト信号CS1,C
S2,CS3、出力イネーブル信号OE1,OE2、波
形アドレス整数部クロック信号PHICK,データセレ
クト信号DSEL,ライトポイントクロック信号WPC
K,チャンネルクロック信号WCHCKが出力される。
これらの詳細については後述する。
【0036】またフェーズインクリメントレジスタバン
ク46(図4参照)は、各チャンネル毎のアドレスの進
み((1)〜(3)式の例では0.25)が記憶されて
いるレジスタバンクであり、アドレス小数部レジスタバ
ンク47は、各チャンネル毎の補間演算のためのアドレ
スの小数部を記憶しているレジスタバンクである。これ
らフェーズインクリメントレジスタバンク46とアドレ
ス小数部レジスタバンク47から出力されたアドレスの
進みおよびアドレス小数部は、RCH信号で切り換えら
れるスイッチ48,49を経由して加算器50に入力さ
れて互いに加算され、加算後の値の小数部はアドレス小
数部レジスタバンク47の当該チャンネルに対応するレ
ジスタに記憶され、整数部は第一タイミングジェネレー
タ45に入力されPRCK信号のパルス数に変換されて
出力される。またFカウンタ51はCL1信号がアサー
ト(オン;ここではLレベル(図6参照))されること
により0にクリアされ、その後MPYCK信号が立上が
る毎に1つずつカウントアップされるカウンタであり、
これによりFIRメモリ52に記憶されたFIR係数の
テーブル(FIRテーブル)のアドレスの整数部が生成
され、アドレス小数部レジスタバンク47からスイッチ
49を経由した出力されたアドレス小数部とともにFI
Rメモリ52に入力される。このFIRメモリ52には
図7に示すf0,f1,…,f32で表わされるFIR
係数が図の下部に示す0.25きざみのアドレスに記憶
されている。尚このFIRメモリ52には、補間演算回
路を簡単化するために、図12に示すFIR係数f0,
f1,…,f32の順番が図7に示すように変更されて
記憶されている。
【0037】またリードポインタレジスタバンク53
(図5参照)は、ROM75,76,77,78から転
送された波形データが記憶されたRAM100の、各チ
ャンネル毎の読み出し開始アドレスが記憶されているレ
ジスタバンクであり、この各レジスタはRCH信号によ
り切り換えられるスイッチ54を経由して入力されるR
PCK信号のクロックパルス数だけカウントアップされ
る。
【0038】このリードポインタレジスタバンク53か
ら出力された各チャンネル毎の読み出し開始アドレス
は、RCH信号により切換えられるスイッチ55、およ
びCL1信号により切換えられるスイッチ56を経由し
てバッファリードレジスタ57に入力される。スイッチ
56はCL1信号がアサート(オン;Lレベル)されて
いる間だけスイッチ55とバッファリードレジスタ57
が接続されるように切換えられ、CL1信号がネゲート
(オフ;Hレベル)されている間は、RE信号が立上が
る毎に1ずつインクリメントされるように+1加算器5
8側に切り換えられている。またこのバッファリードレ
ジスタ57の出力は、該出力が下位ビット側、RCH信
号が上位ビット側となるようにRCH信号と合成され、
RE信号がアサート(ここではHレベル)されていると
きにRE信号により切り換えられるスイッチ59を経由
してRAM100のアドレス入力端子100aに入力さ
れる。
【0039】ここで、RAM100にはROM75,7
6,77,78から必要な波形データが既に転送されて
いるものとして、このRAM100から波形データを読
み出して補間演算を行う動作について、主として図4、
図6を参照して説明する。先ず最初にCL1信号がアサ
ート(Lレベル)され、Fカウンタ51がクリアされ、
またこれとともに、リードポインタレジスタバンク53
(図5参照)からバッファリードレジスタ57に、RA
M100の、当該チャンネルの補間演算に用いられる波
形データが記憶されたアドレスの内の先頭アドレス(下
位側)が入力され、これによりRAM100のアドレス
入力端子100aに当該チャンネルに対応する先頭アド
レスが入力される。またCL2信号がアサート(Lレベ
ル)されている間、このCL2信号によって切り換えら
れるスイッチ60(図4参照)が値0の方に切り換えら
れ、これによりアキュームレータ61に初期値0がセッ
トされる。
【0040】ここで、MPYCK信号の立上がりのタイ
ミングでRAM100に記憶された当該チャンネルの先
頭の波形データ(これをW0とする)が波形レジスタ6
2に記憶される。またこれとともにFIRメモリ52に
記憶されたFIR係数のうち、Fカウンタ51から出力
された整数アドレスが0、アドレス小数部レジスタバン
ク47の当該チャンネルに対応するレジスタから出力さ
れた小数アドレスがある値(ここでは0.75とする)
に対応するFIR係数f1(図7参照)が該FIRメモ
リ52から出力されてFIRレジスタ63に入力されて
ラッチされる。波形レジスタ62とFIRレジスタ63
にラッチされた波形データW0とFIR係数f1は乗算
器64で互いに掛け算され、ADDCK信号の立上りの
タイミングで乗算器出力レジスタ65にラッチされる。
この乗算器出力レジスタ65にラッチされた乗算結果W
0・f1は、加算器66によりアキュムレータ61に記
憶された値(ここでは0)と加算され、この加算結果
(W0・f1)がアキュムレータ61にラッチされる。
【0041】次に+1加算器58(図5参照)によりバ
ッファリードレジスタ57に記憶された値が1だけイン
クリメントされ、これによりRAM100のアドレス入
力端子100aのアドレス値が1だけインクリメントさ
れ、このRAM100から次の波形データW1がロード
されて波形レジスタ62にラッチされる。またこれとと
もに、MPYCK信号の立上りでFカウンタ51の値が
0から1にカウントアップされ、したがってアドレス値
1.75がFIRメモリ52に入力され、このFIRメ
モリ52からFIR係数f5がFIRレジスタ63にロ
ードされる。これら波形レジスタ62およびFIRレジ
スタ63にラッチされた波形データW1およびFIR係
数f5は、乗算器64で互いに乗算されその乗算結果W
1・f5は乗算器出力レジスタ65を経由し、アキュム
レータ61にラッチされている前回の演算結果W0・f
1と加算され、その加算結果W0・f1+W1・f5が
再びアキュムレータ61にラッチされる。以上の動作を
繰返し、RCHCK信号の立上りのタイミングで、前述
した(1)式に示す補間演算結果 P4=W0・f1+W1・f5+W2・f9+W3・f13 +W4・f17+W5・f21+W6・f25+W7・f29 …(1) が出力レジスタ67にラッチされ、図示しない後続の信
号処理回路に入力される。
【0042】また上記の補間演算を行っている間に、フ
ェーズインクリメントレジスタバンク46から出力され
た当該チャンネルのアドレスの進み(ここでは0.25
とする)は、スイッチ48を経由して加算器50に入力
される。またこれとともにアドレス小数部レジスタバン
ク47から出力されたアドレス小数部の値(ここでは
0.75)もスイッチ49を経由して加算器50に入力
される。この加算器50では入力されたアドレス小数部
の値0.75とアドレスの進み0.25とが加算され
る。その加算結果1.00のうちの整数部1は第一タイ
ミングジェネレータ45に入力され、この値1と同じ数
だけRPCK信号にパルスが出力され、スイッチ54
(図5参照)を経由してリードポインタレジスタバンク
53の当該チャンネルに対応するレジスタの内容がRP
CK信号のパルス数(ここでは1)だけカウントアップ
される。これによりこのチャンネルに関して、次の補間
演算を行うためにRAM100から読み出される波形デ
ータの先頭アドレスは、このRPCK信号のパルス数だ
け進んだアドレス(ここでは波形データW1が記憶され
ているアドレス)となる。また加算器50から出力され
た加算結果1.00のうちの小数部00は、アドレス小
数部レジスタバンク47に戻され、RCH信号により切
り換えられるスイッチ68を経由してこのアドレス小数
部レジスタバンク47の当該チャンネルに対応するレジ
スタにRCHCK信号が入力されることにより、そのR
CHCK信号の立上りのタイミングで上記加算結果1.
00のうちの小数部00が当該チャンネルに対応するレ
ジスタに入力され記憶される。
【0043】またRCHCK信号は、RCHカウンタ4
1にも入力されており、その立上りのタイミングでRC
H信号が更新され、これにより次のチャンネルの処理に
移ることになる。RCH信号の切り換わりにより各チャ
ンネルを一巡して次に上記(1)式の演算を行った当該
チャンネルに戻った際、今度はリードポインタレジスタ
バンク53(図5参照)から1だけ更新された値がロー
ドされ、これによりRAM100から波形データW1が
出力されて波形レジスタ62にラッチされる。またこれ
とともにアドレス小数部レジスタバンク47からはアド
レスの小数部0がロードされるためFIRメモリ52か
らはアドレス0.0に記憶されているFIR係数f4
(図7参照)がFIRレジスタ63にロードされる。こ
れらの波形データW1とFIR係数f4は、乗算器64
で互いに乗算されその乗算結果W1・f4がアキュムレ
ータ63にラッチされる。
【0044】以下同様にして演算が行われ、RCHCK
信号の立上りのタイミングで、出力レジスタ67に、前
述した(2)式で表わされる補間演算結果 P5=W1・f4+W2・f8+W3・f12+W4・f16 +W5・f20+W6・f24+W7・f28+W8・f32 …(2) がラッチされる。この補間演算の間に、加算器50では
アドレス小数部レジスタバンク47からロードされたア
ドレスの小数部の値(ここでは00)とフェーズインク
リメントレジスタバンク46からロードされたアドレス
の進み(ここでは0.25)とが互いに加算されるが、
その加算結果0.25は整数部は含まないため、RPC
K信号としてパルスは出力されず、したがってリードポ
インタレジスタバンク53に記憶されている、RAM1
00に記憶された波形データの先頭アドレスは更新され
ず、一方アドレス小数部レジスタバンク47には0.2
5が記憶されることになる。
【0045】したがってRCH信号の切り換わりにより
各チャンネルを一巡して次に当該チャンネルに戻った際
は、先ずRAM100からは波形データW1,FIRメ
モリ52からはアドレス0.25に記憶されているFI
R係数f3がロードされてW1・f3の演算が行われ、
最終的に前述した(3)式 P6=W1・f3+W2・f7+W3・f11+W4・f15 +W5・f19+W6・f23+W7・f27+W8・f31 …(3) の演算が行われる。
【0046】尚、現在発音に使用されていない(当該チ
ャンネルの発音オン信号VONがネゲートされている)
チャンネルについてはCL2信号がアサート(Lレベ
ル)され続け、スイッチ60は常に0を選択し続けるた
め当該チャンネルについては補間演算出力はゼロとな
る。次に、主に図5、および図8〜図10を参照して、
ROM75,76,77,78からRAM100への波
形データの転送について説明する。
【0047】ライトポインタレジスタバンク80(図5
参照)は、ROM75,76,77,78からロードさ
れた波形データをRAM100に記録する際の記録開始
アドレス(下位ビット側)が記憶されているレジスタバ
ンクであり、この各レジスタはWCH信号により切換え
られるスイッチ81を経由して入力されるWPCK信号
のクロックパルス数だけカウントアップされる。このラ
イトポインタレジスタバンク80から出力された各チャ
ンネル毎の記録開始アドレスは、WCH信号により切り
換えられるスイッチ82を経由し、この記録開始アドレ
スが下位ビット側、WCH信号が上位ビット側となるよ
うにWCH信号と合成され、RE信号がネゲート(Lレ
ベル:図6参照)されているときにスイッチ59を経由
してRAM100のアドレス入力端子100aに入力さ
れる。
【0048】また、ライトポインタレジスタバンク80
からスイッチ82を経由して出力された記録開始アドレ
ス(下位ビット側)は、引算器83にも入力される。こ
の引算器83には、リードポインタレジスタバンク53
から出力された読出し開始アドレス(下位ビット側)
も、WCH信号により切り換えられるスイッチ84を経
由して入力される。この引算器83は入力された記録開
始アドレスから読出し開始アドレスを差し引き、この差
分を第二タイミングジェネレータ73に送るものであ
り、これにより第二タイミングジェネレータ73によ
り、当該チャンネルの記録開始アドレスを読出し開始ア
ドレスよりも常に先行させるように、また記録開始アド
レスが一周して読出し開始アドレスを追い越してしまわ
ないように、ROM75,76,77,78からRAM
100への波形データの転送が制御される。またアドレ
ス整数部レジスタバンク85は、初期設定の段階で、各
チャンネル毎の、発音される楽音に対応する波形データ
の先頭記憶アドレスがCPUより入力されるレジスタバ
ンクであり、WCH信号により切り換えられるスイッチ
86を介してPHICK信号が入力されるように構成さ
れている。アドレス整数部レジスタバンク85から出力
された波形データの先頭記憶アドレスはWCH信号によ
り切り換えられるスイッチ87、および図示しないCP
Uからの指令により切換えられるスイッチ88を経由し
て各ROM75,76,77,78のアドレス入力端子
75a,76a,77a,78aに入力される。ここで
ROM75はバス幅が8ビット(これを1ワードとす
る)の1ワードメモリであり、したがって、アドレス整
数部レジスタバンク85から出力されたアドレスはその
最下位ビットA0までROM75に入力される。またR
OM76は2ワードメモリであり、したがってアドレス
整数部レジスタバンク85から出力されたアドレスのう
ち最下位ビットA0を除く次のビットA1以上の部分が
入力される。さらにROM77,78はそれぞれが2ワ
ードメモリであるとともに、チップセレクト信号(CS
3信号)と読出しタイミング信号(OE1信号,OE2
信号)とを独立に指示することができるメモリ(インタ
ーリーブメモリ)であり、したがってアドレス整数部レ
ジスタバンク85から出力されたアドレスのうち最下位
ビットA0と次のビットA1とを除くA2以上のビット
のみが入力される。このアドレスのうちの最下位ビット
A0と次のビットA1は第二タイミングジェネレータ7
3に入力される。
【0049】図8,図9,図10は、それぞれROM7
5,ROM76,ROM77およびROM78から波形
データを読出す際に第二タイミングジェネレータ73で
発生される各信号のタイミングチャートである。第二タ
イミングジェネレータ73には、メモリ情報レジスタバ
ンク74から当該チャンネルについてのメモリ情報(波
形データを読み出すROMを特定するためのROMナン
バー、該ROMのアクセスタイム、データバス幅等)が
入力され、ボイスオンレジスタバンク43から当該チャ
ンネルの発音オン信号VONが入力されると、当該チャ
ンネルに対応する波形データがROM75,ROM7
6,ROM77,78のいずれに記憶されているかに応
じて図8,図9,図10に示すタイミングで各信号が第
二タイミングジェネレータ73から出力される。
【0050】アドレス整数部レジスタバンク85から当
該チャンネルに対応する波形データの読出しアドレスが
ROM75,76,77,78に入力された状態で図8
に示すようにCS1信号がアサート(Lレベル)される
と、これによりROM75から波形データがデータレジ
スタ90にロードされ、この波形データがOE1信号の
立上りのタイミングでデータレジスタ90にラッチされ
る。ここでCS1信号がアサートされている時間は、メ
モリ情報レジスタバンク74(図4参照)から第二タイ
ミングジェネレータ73に入力されたメモリ情報に基づ
いて定められたROM75のアクセスタイムに見合った
時間とされる。後述するCS2信号,CS3信号につい
ても同様であり、これにより各ROMに適合した最も無
駄の少ないタイミングで波形データの読出しが行われる
ことになる。またROM75から波形データが読み出さ
れると、図8に示すように、PHICK信号としてクロ
ックパルスが1つ出力され、このPHICK信号はスイ
ッチ86を経由してアドレス整数部レジスタバンク85
の当該レジスタに入力されるため、これにより当該レジ
スタの内容がこのクロックパルスの数(1つ)だけイン
クリメントされる。これにより次の読み出しの際には今
回読み出した波形データの次のアドレスに記憶された波
形データを読み出すことになる。その後DSEL信号と
して’0’を表わす信号が出力され、これによりスイッ
チ94によりデータレジスタ90が選択され、データレ
ジスタ90にラッチされた波形データが、ライトポイン
タレジスタバンク80からスイッチ82,59を経由し
てRAM100のアドレス入力端子100aに入力され
たアドレスに転送される。
【0051】上記のようにして波形データがRAM10
0に転送されると、WPCK信号の立上りのタイミング
で、ライトポインタレジスタバンク80の当該レジスタ
の記憶内容(ライトポインタ)が1だけインクリメント
される。これにより当該チャンネルについて次に波形デ
ータを記憶するアドレスが1だけ更新されることとな
る。
【0052】このようにして波形データの転送シーケン
スの最後にはWCHCK信号が立上り、これによりWC
Hカウンタ71がカウントアップされ、WCH信号が更
新されて次のチャンネルの処理に移る。一方、アドレス
整数部レジスタバンク85から当該チャンネルに対応す
る波形データの読出しアドレスがROM75,76,7
7,78に入力された状態で図9に示すようにCS2信
号がアサート(Lレベル)された場合、これによりRO
M76から2ワードの波形データ(これを波形データ
(1),波形データ(2)と呼ぶ)が出力され、OE1
信号の立上りのタイミングでデータレジスタ90とデー
タレジスタ91にそれぞれラッチされる。
【0053】またこのときにはPHICK信号として2
パルス出力され、アドレス整数部レジスタバンク85の
当該レジスタの内容(ROM76のアドレス)が2つ進
むことになる。またDSEL信号として先ず’0’が出
力されてデータレジスタ90が選択され、これによりデ
ータレジスタ90にラッチされた波形データ(1)が、
RAM100の、ライトポインタレジスタバンク80か
ら出力された当該チャンネルの書込みアドレスに記録さ
れ、またこれと同期してWPCK信号の立上りで当該チ
ャンネルの書込みアドレスが1だけ更新され、次にDS
EL信号として’1’が出力されてデータレジスタ91
が選択され、これによりデータレジスタ91にラッチさ
れた波形データ(2)が、波形データ(1)が転送され
たアドレスの次のアドレスに転送される。そして次の書
込みのためにWPCK信号としてもう1つパルスが出力
されてライトポインタがさらに1だけ更新され、WCH
CK信号の立上りにより次のチャンネルの処理に移行す
る。
【0054】またアドレス整数部レジスタバンク85か
ら当該チャンネルに対応する波形データの読出しアドレ
スがROM75,76,77,78に入力された状態で
図10に示すようにCS3信号がアサート(Lレベル)
されると、これによりROM77とROM78が選択さ
れることになり、この状態でOE1信号がアサート(レ
ベル)されるとROM77から2ワード分の波形データ
(これを波形データ(1)、波形データ(2)とする)
が出力され、OE1信号の立上りのタイミングでデータ
レジスタ90,91にそれぞれ波形データ(1),
(2)がラッチされる。またその後OE2信号がアサー
ト(Lレベル)されると、ROM78から2ワード分の
波形データ(これを波形データ(3)、波形データ
(4)とする)が出力され、OE2信号の立上りのタイ
ミングでデータレジスタ92,93にそれぞれ波形デー
タ(3),(4)がラッチされる。またPHICK信号
としてクロックパルスが4個出力され、アドレス整数部
レジスタバンク85に記憶された当該チャンネルのアド
レス値が4だけインクリメントされる。データレジスタ
90,91,92,93にラッチされた波形データ
(1),(2),(3),(4)は、DSEL信号が順
次’0’,’1’,’2’,’3’と変化する毎に順次
RAM100に転送される。このDSEL信号の変化と
同期してWPCK信号が発せられるため、ライトポイン
タレジスタバンク80に記憶された書込みのアドレス値
が1ずつ合計4更新され、これにより波形データ
(1),(2),(3),(4)はRAM100内の順
次更新されたアドレスに記憶される。またこの書込み処
理の最後にWCHCK信号が出力され、WCHカウンタ
71のカウント値(WCH信号)が更新されて次のチャ
ンネルの処理に移行される。
【0055】ここで、前述したようにアドレス整数部レ
ジスタバンク85からロードされるROMのアドレス
(下位側)のうちの下位2ビットA1,A0は第二タイ
ミングジェネレータ73に入力されているが、本実施例
ではこの下位2ビットA1,A0がそれぞれ1,0であ
る場合はROM78に記憶された波形データのみをロー
ドする必要があることを意味し、この場合、図10のO
E1信号がアサートされるタイミングでOE1信号はア
サートされずにOE2がアサートされ、DSEL信号
は’2’,’3’と変化し、PHICK信号とWPCK
信号としてそれぞれ2個だけクロックパルスが出力さ
れ、これによりROM78のみから波形データが読出さ
れてRAM100に転送される。このようにアドレス整
数部レジスタバンク85の出力に応じて自律的にタイミ
ングが発生される。
【0056】尚、ROM75,76,77,78内に
は、波形メモリだけでなくその波形メモリに付随する種
々の情報等も記録されており、CPUで直接ROM内の
情報を読む必要もある。この場合は、CPUによりスイ
ッチ88が切換えられてCPUから直接ROM75,7
6,77,78にアドレスが送出され、各ROM75,
76,77,78から読出された情報は直接CPUに戻
される。
【0057】以上のようにして、ROM75,76,7
7,78の内容がRAM100内に転送されるが、この
転送の際は第二タイミングジェネレータにより波形デー
タが記憶されたROMそれぞれに適応したタイミングで
信号が出力されるため、波形メモリとしてデータバス幅
の異なるROMやアクセスタイムの異なるROMを混在
させたり、ROM77,78のように2つのROMをペ
アにして高速読出しを行うインターリーブメモリを備え
ることもできる。したがって例えばこの補間回路を備え
た電子楽器にオプションとして別売りのROMカードを
用意することを企画した場合、そのROMカードに内蔵
されたROMとして、電子楽器の内部に備えたROMと
はアクセスタイムやデータバス幅等の異なるROMを採
用してもそのROMに適合した波形データの転送が可能
となる。
【0058】以上のようにして自律的にROM75,7
6,77,78からRAM100への波形データの転送
が行われるが、RAM100のみは前述した補間演算部
と共用されているため、この波形メモリのRAM100
への転送と、RAM100からの波形メモリの読出しと
が競合しないようにする必要がある。このため、競合す
る場合には補間演算が優先され、波形データのROM7
5,76,77,78からRAM100への転送動作が
一時停止される。この調整のために、上記実施例では、
第一のタイミングジェネレータで発生されたりリードイ
ネーブル信号REが第二タイミングジェネレータ73に
も入力されている。
【0059】また、上記実施例では、ROM75,7
6,77,78からRAM100への波形メモリの転送
の際、先ずROMから波形メモリを読出してデータレジ
スタにラッチし、しかる後にデータレジスタからRAM
100に波形メモリを転送しており、この転送の間は波
形メモリのROMからの読出しは行われていないが、パ
イプラインの技法を用いてデータレジスタからRAMへ
の波形データの転送と、ROMからの次の波形データの
読出しとを同時に行ってもよく、こうした場合は一層効
率的となる。
【0060】尚、本発明は上記各実施例に限定されるも
のではなく種々に構成し得るものであることは言うまで
もない。
【0061】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の電
子楽器の補間回路は、多数の波形データが記憶された第
一のメモリと、該第一のメモリよりも高速アクセス可能
のかつ読み書き可能な第二のメモリと、補間演算回路
と、波形データを第一のメモリから第二のメモリに転送
する第一の制御回路と、波形データを第二のメモリから
読出して補間演算回路に送る第二の制御回路とを備え、
第一および第二の制御回路が必要なリンクを除き基本的
に互いに独立したタイミングで動作するように構成した
ため、第一のメモリ(波形メモリ)のアクセスタイムが
長いことによる補間演算精度やチャンネル数の制限が緩
和され、したがって従来よりも一層高精度の補間演算を
行うことができ、またチャンネル数を増やすことがで
き、表現の豊かな演奏が可能となる。また上記第一の制
御回路と第二の制御回路とは基本的に互いに独立したタ
イミングで動作するものであることから、第一の制御回
路は補間演算のことをあまり考慮することなく、種々の
波形メモリにそれぞれ適合するタイミングで波形データ
の読出しを行うことができ、したがって、第一のメモリ
としてアクセスタイムやデータバス幅等の異なる複数の
メモリやインターリーブメモリ等の混在にも対処するこ
とができ、各メモリのそれぞれの長所を最大限に引き出
し効率的な転送を行うことができることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子楽器の補間回路を表わすブロック
図である。
【図2】本発明の電子楽器の補間回路の一実施例を表わ
すブロック図である。
【図3】本発明の電子楽器の補間回路の他の実施例の全
体ブロック図である。
【図4】図3に示す全体ブロック図のうちのA部の詳細
ブロック図である。
【図5】図3に示す全体ブロック図のうちのB部の詳細
ブロック図である。
【図6】図3〜図5に示す回路の、補間演算の動作を示
すタイミングチャートである。
【図7】図3、図4に示すFIRメモリにあらかじめ記
憶されたFIR係数を表わした図である。
【図8】波形メモリ(ROM)に記憶された波形データ
をRAMに転送する一つのモードにおける動作を示すタ
イミングチャートである。
【図9】波形メモリ(ROM)に記憶された波形データ
をRAMに転送する他のモードにおける動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図10】波形メモリ(ROM)に記憶された波形デー
タをRAMに転送するさらに異なるモードにおける動作
を示すタイミングチャートである。
【図11】楽音を表わす信号波形の一部を表わした図で
ある。
【図12】FIR係数を表わした図である。
【符号の説明】
1 第一のメモリ 2 第二のメモリ 3 補間演算回路 4 第一の制御回路 5 第二の制御回路 11,12,13 ROM 14 ROM制御回路 16,17 データラッチ 20 リングメモリ 21 RAM 22 キャッシュコントローラ 31 パーシャル制御回路 32 補間演算回路 41 RCHカウンタ 45 第一タイミングジェネレータ 52 FIRメモリ 71 WCHカウンタ 73 第二タイミングジェネレータ 75,76,77,78 ROM 100 RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽音を表わす信号波形を所定の第一のサ
    ンプリング間隔でサンプリングすることにより得られた
    多数の波形データが記憶された第一のメモリと、読み書
    き可能な、前記第一のメモリよりもアクセスタイムの短
    かい第二のメモリと、補間演算により、前記波形データ
    に基づいて所定の第二のサンプリング間隔でサンプリン
    グされた波形データに相当する波形データを求める補間
    演算回路と、前記第一のメモリに記憶された前記波形メ
    モリを読み出して前記第二のメモリに順次転送する第一
    の制御回路と、前記第二のメモリに書き込まれた前記波
    形メモリを読み出して前記補間演算回路に送る第二の制
    御回路とを備え、前記第一および第二の制御回路が、互
    いに独立したタイミングで動作するとともに、前記第二
    のメモリへの前記波形データの読み書きが競合しないよ
    うにかつ前記第二のメモリからの前記波形データの読み
    出しよりも前記第一のメモリからの前記第二のメモリへ
    の前記波形データの転送が先行するように互いにリンク
    されてなることを特徴とする電子楽器の補間回路。
  2. 【請求項2】 前記第一のメモリが、互いにアクセスタ
    イムの異なる複数のメモリを含み、前記第一の制御回路
    が、該各メモリのアクセスタイムに応じたタイミングで
    該各メモリに記憶された前記波形データを該各メモリか
    ら読み出すものであることを特徴とする請求項1記載の
    電子楽器の補間回路。
  3. 【請求項3】 前記第一のメモリが、互いにデータバス
    幅の異なる複数のメモリを含み、前記第一の制御回路が
    該各メモリのデータバス幅に応じて該各メモリに記憶さ
    れた前記波形データを1ワードずつもしくは複数ワード
    ずつ読み出すものであることを特徴とする請求項1又は
    2記載の電子楽器の補間回路。
  4. 【請求項4】 前記第一のメモリが、チップセレクトと
    読み出しタイミングとが独立に指示される複数のメモリ
    を含み、前記第一の制御回路が、これらの複数のメモリ
    を互いに同時にチップセレクトするとともにこれら複数
    のメモリに記憶された前記波形データを互いに相前後し
    て読み出すものであることを特徴とする請求項1から3
    のいずれか1項記載の電子楽器の補間回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008015315A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Casio Comput Co Ltd 楽音発生装置および楽音発生処理プログラム
JP2010522362A (ja) * 2007-03-22 2010-07-01 クゥアルコム・インコーポレイテッド オーディオ・デバイスにおける参照波形の検索のための帯域幅制御
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