JPH05197264A - 自動原稿送り装置 - Google Patents

自動原稿送り装置

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JPH05197264A
JPH05197264A JP4007667A JP766792A JPH05197264A JP H05197264 A JPH05197264 A JP H05197264A JP 4007667 A JP4007667 A JP 4007667A JP 766792 A JP766792 A JP 766792A JP H05197264 A JPH05197264 A JP H05197264A
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JP4007667A
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English (en)
Inventor
Junichi Matsuda
淳一 松田
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 搬送ベルトの汚れが画像形成装置に読み取ら
れることを防止する自動原稿送り装置を提供する。 【構成】 搬送ベルト10により原稿Gをコンタクトガ
ラス21に搬入させて、画像読み取り後に原稿Gをコン
タクトガラス21から搬出させる自動原稿送り装置にお
いて、少なくとも原稿長の寸法を有する白色のシートS
のコンタクトガラス21への搬入、搬出を交互に行なう
シート搬送ローラ対16等と、搬入される原稿Gとシー
トSとを合流させるガイド板17等と、合流前にシート
Sあるいは原稿Gの少なくとも一方を帯電させる帯電チ
ャージャ9等の帯電手段と、原稿GとシートSとが搬出
時における前端側で所定の位相差を有するように原稿G
に対してシートSを同期搬送するレジストローラ対8、
シート搬送ローラ対16等の同期搬送手段と、コンタク
トガラス21から搬出された原稿GとシートSとを分離
させる分離爪11とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置の上部等
に備えられ、原稿を自動的に画像形成装置のコンタクト
ガラスへ搬入、搬出する自動原稿送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の上部に備えられる
自動原稿送り装置は、原稿トレイにセットされた原稿を
搬送ベルトによって1枚ずつ画像形成装置のコンタクト
ガラス上の所定位置まで搬入して停止させ、該原稿を画
像形成装置により読み取らせるようにしている。そし
て、画像形成装置によって読み取りが完了した原稿は、
自動原稿送り装置により搬出されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記搬送ベ
ルトが汚れている場合、OHP原稿やトレーシングペー
パ等の半透明の原稿にあっては、該搬送ベルトの汚れが
原稿を介して画像形成装置に読み取られるため、鮮明な
画像が形成されなくなる。
【0004】本発明は、上記問題を解決するもので、搬
送ベルトの汚れが画像形成装置に読み取られることを防
止する自動原稿送り装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1では、搬送ベルトにより原稿をコンタクト
ガラスに対面するように搬入させて、画像形成装置によ
り読み取らせるとともに、読み取り後に上記原稿を上記
コンタクトガラスから搬出させる自動原稿送り装置にお
いて、少なくとも原稿長の寸法を有する白色のシート
と、該シートの上記コンタクトガラスへの搬入、搬出を
交互に行なわすシート搬入出手段と、搬入される原稿と
シートとを合流させるガイド手段と、上記合流前に上記
シートあるいは上記原稿の少なくとも一方を帯電させる
帯電手段と、上記原稿と上記シートとが搬出時における
前端側で所定の位相関係を有するように上記原稿に対し
て上記シートを同期搬送する同期搬送手段と、上記コン
タクトガラスから搬出された上記原稿と上記シートとを
分離させる分離爪とを備えたものである。
【0006】また、請求項2では、前記同期搬送手段
は、前記搬出時における原稿の前端と前記シートの前端
とに位相差を与えるものである。
【0007】さらに、請求項3では、前記シートは前記
分離爪と対面する位置であって搬出時における前端位置
に切欠が設けられ、前記分離爪は前記シート側から前記
原稿に当接するように回転する。
【0008】
【作用】上記請求項1の自動原稿送り装置によれば、白
色のシートあるいは原稿の少なくとも一方が帯電され、
搬出時における前端側で所定の位相関係を有するように
原稿に対してシートが同期搬送されることにより、搬入
される原稿とシートとが合流して互いに静電吸着した状
態で搬送ベルトによりコンタクトガラスに対面するよう
に搬入され、画像形成装置による原稿の読み取り後にコ
ンタクトガラスから搬出され、分離爪により原稿とシー
トとが分離される。このシートのコンタクトガラスへの
搬入、搬出は交互に行なわる。
【0009】また、上記請求項2の自動原稿送り装置に
よれば、搬出時における原稿の前端とシートの前端とに
位相差が与えられる。
【0010】さらに、上記請求項3の自動原稿送り装置
によれば、分離爪はシート側からシートの切欠を介して
原稿に当接するように回転されることにより、原稿とシ
ートとを分離する。
【0011】
【実施例】図1は、本発明に係る自動原稿送り装置の第
1実施例を示す側断面図である。この自動原稿送り装置
(以下、RDHという)は、画像形成装置20の上部に
備えられ、原稿トレイ1、給紙ローラ2、紙押え3、ス
トッパ4、搬送ローラ5、分離ベルト6、ガイド板7、
レジストローラ対8、帯電チャージャ9、搬送ベルト1
0、分離爪11、排紙反転ローラ12、偏向ガイド1
3、排紙ローラ14、除電ブラシ15、シート搬送ロー
ラ対16、ガイド板17及びシートトレイ18等を備え
ている。また、RDHは、原稿Gの片面(表面)のみを
画像形成装置20に読み取らせる片面原稿モードと、原
稿Gの両面を画像形成装置20に読み取らせる両面原稿
モードとが図示しない操作部により指示可能になってい
る。
【0012】画像形成装置20は、原稿Gが搬送ベルト
10によりコンタクトガラス21上の所定位置まで搬送
されて停止されると、不図示の走査光学系により光源か
らの光を上記コンタクトガラス21上の原稿Gで反射さ
せ、該反射光から上記原稿Gを読み取るものである。
【0013】上記給紙ローラ2は、原稿トレイ1にセッ
トされた複数枚の原稿Gの内から最下段の原稿Gを給紙
するものである。紙押え3は所定の付勢力で原稿Gを原
稿トレイ1側に押えるものである。ストッパ4は、原稿
Gの搬送ローラ5への滑り込みを制止するもので、原稿
Gを給紙するときには下方に移動して解除されるように
なっている。搬送ローラ5は、給紙ローラ2により給紙
された原稿Gをレジストローラ対8へ搬送するものであ
る。分離ベルト6は、搬送ローラ5と同方向に回転して
原稿Gの重送を防止するものである。ガイド板7は、搬
送ローラ5からの原稿Gを、例えば複数個並設されてな
るレジストローラ対8へガイドするものである。
【0014】レジストローラ対8は、搬送ベルト10へ
の原稿Gの搬送タイミングや搬送量を制御するためのも
のである。また、レジストローラ対8は、後述するシー
トSの搬送タイミングに合わせて原稿Gを搬送するよう
にしている。帯電チャージャ9は、原稿Gを帯電させて
シートSと静電吸着させるものである。搬送ベルト10
は、駆動ローラ10a及び従動ローラ10b間に張架さ
れて回転されることにより、レジストローラ対8から搬
送されてきた原稿Gを該原稿Gに吸着しているシートS
と一体でコンタクトガラス21上の所定の位置まで搬送
して停止させるとともに、画像形成装置2による上記読
取動作の完了後に逆転して原稿G及びシートSをコンタ
クトガラス21上から搬出するものである。
【0015】分離爪11は、コンタクトガラス21上か
ら搬出されてきた原稿GとシートSとを分離するもの
で、詳細は後述する。排紙反転ローラ12は、原稿Gを
反転あるいは排出させるものである。偏向ガイド13
は、排紙反転ローラ12に導かれた原稿Gを原稿トレイ
1側へ排出、あるいは両面原稿モードの選択時にレジス
トローラ対8側へ再搬送すべく搬送路を切り換えるもの
である。
【0016】排紙ローラ14は原稿Gを原稿トレイ1へ
排出するものである。除電ブラシ15は帯電チャージャ
9で帯電された原稿Gの電荷を原稿トレイ1への排出時
に除去するものである。
【0017】シートトレイ18は、原稿トレイ1と搬送
ベルト10との間に介設され、シートSを原稿Gに対し
て搬送ベルト10側に吸着されるようにしている。シー
ト搬送ローラ対16は、シートSを原稿Gに対して同期
搬送すべく、原稿Gのコンタクトガラス21からの搬出
方向の前端(以下、単に前端という)と、シートSのコ
ンタクトガラス21からの搬出方向の前端(以下、単に
前端という)とが一致する位相関係を有するようにシー
トSを同期搬送するものである。また、シート搬送ロー
ラ対16は、分離爪11により分離されたシートSをシ
ートトレイ18へ排出するようにしている。なお、シー
トトレイ18上のシートSは、シート搬送ローラ対16
にニップ状態で当接している。ガイド板17は、シート
搬送ローラ対16によりシートトレイ18から搬送され
たシートSをコンタクトガラス21へ導いて原稿Gに合
流させるとともに、分離爪11により原稿Gから分離さ
れたシートSをシートトレイ18へ導くものである。
【0018】ここで、上記分離爪11の構造について図
2及び図3を用いて説明する。分離爪11は、図3に示
すように、回動軸110に所定間隔で複数個並設され、
ソレノイド111により回転駆動されるようになってい
る。ソレノイド111は、オンするとロッド111aが
矢印A方向に移動して回動軸110を矢印B方向に回転
させ、オフのときには、図2に示すように、少なくとも
搬出されるシートSの下方に位置するようにロッド11
1aが復帰するようになっている。そして、ソレノイド
111は、図示しないセンサによる検知あるいは搬出開
始からのタイミング(駆動ローラ10aの駆動パルス数
や駆動時間)により、原稿G及びシートSの搬出側の前
端が分離爪11を通過する際に(図2の状態)、オンし
て回動軸110を矢印B方向に回転させて分離爪11の
先端11aを上方に回転させるようにしている。これに
より、上記先端11aがシートSの切欠S1側から原稿
Gに当接してシートSが原稿Gから分離される。シート
Sは、例えば白色の塩化ビニル樹脂からなり、少なくと
もセットされる原稿Gの最大寸法と同一あるいはそれ以
上の寸法長を有するもので、上述した各分離爪11の先
端11aに対面する搬出時における前端に切欠S1が形
成されている。
【0019】次に、上記RDHが駆動された際における
シートSの吸着及び分離動作について説明する。まず、
片面原稿モードが選択された場合について説明する。す
なわち、原稿トレイ1に複数枚の原稿Gをセットし、原
稿サイズが指示された後、片面原稿モードが選択される
と、ストッパ4が解除されて最下段の原稿Gが給紙ロー
ラ2によりレジストローラ対8まで給紙される。なお、
この間に原稿Gの幅を検知して原稿サイズを自動的に検
知するようにしてもよい。次いで、原稿Gの前端とシー
トSの前端とが一致するようにシート搬送ローラ対16
が駆動される。すなわち、搬出時において、原稿Gの及
びシートSの前端が一致するように、レジストローラ対
8とシート搬送ローラ対16との搬入タイミングが調整
されている。
【0020】レジストローラ対8により搬送開始された
原稿Gは帯電チャージャ9により帯電され、分離爪11
を通過した後、シートSと合流して、その裏面に該シー
トSが吸着し、この吸着状態のままで搬送ベルト10へ
搬入される。シートSが吸着した原稿Gは更に搬送ベル
ト10によりコンタクトガラス21上の所定位置まで搬
送されて停止された後、画像形成装置20により原稿G
の表面が読み取られる。なお、コンタクトガラス21の
所定位置は駆動ローラ10aの駆動パルス数や駆動時間
に基づいて設定され、あるいはセンサで搬入時における
原稿Gの後端の検知タイミングで設定される。
【0021】この後、搬送ベルト10が逆転駆動され、
コンタクトガラス21から原稿G及びシートSの搬出が
開始される。そして、シートSの切欠S1が分離爪11
の前端11aに対面する位置に達した時点で分離爪11
が矢印B方向(図2)に回転し、シートSが原稿Gから
分離される。原稿Gは、排紙反転ローラ12及び偏向ガ
イド13を介して排紙ローラ14へ搬送され、除電ブラ
シ15により除電されつつ、排紙ローラ14により原稿
トレイ1へ排出される。一方、シートSはシートトレイ
18へ排出される。なお、シート搬送ローラ対16は排
出されるシートSの後端部をニップ状態で排出動作を終
了させ、次の原稿Gに対する搬入動作を確実、容易にす
るようにしている。以下、原稿トレイ1にセットされた
原稿Gの枚数に応じて上記動作が繰り返される。
【0022】次に、両面原稿モードが選択された場合に
ついて説明する。すなわち、原稿トレイ1の最下段の原
稿Gが給紙ローラ2によりレジストローラ対8まで給紙
される。ここでまず、原稿Gがレジストローラ対8及び
搬送ベルト10によりコンタクトガラス21上に搬送さ
れ、直ちに搬送ベルト10が逆転して排紙反転ローラ1
2及び偏向ガイド13により反転されてレジストローラ
対8にセットされる。そこで、レジストローラ対8及び
シート搬送ローラ対16が上述同様に所定のタイミング
を有して駆動されることにより、原稿Gが帯電チャージ
ャ9により帯電され、その裏面にシートSが吸着され
る。この吸着状態で原稿G及びシートSが搬送ベルト1
0へ搬入され、搬送ベルト10により更にコンタクトガ
ラス21上の所定位置まで搬送されて停止され、原稿G
の表(おもて)面が読み取られる。
【0023】この後、搬送ベルト10の逆転駆動により
コンタクトガラス21から原稿G及びシートSが搬出さ
れ、分離爪11によりシートSが原稿Gから分離され
る。シートSはシートトレイ18へ排出される。一方、
原稿Gは、排紙反転ローラ12及び偏向ガイド13によ
り反転されてレジストローラ対8へ再搬送される。この
後、レジストローラ対8及びシート搬送ローラ対16が
駆動され、原稿Gが帯電チャージャ9により帯電され、
シートSと合流して、原稿Gの表面にシートSが吸着し
た状態で搬送ベルト10へ搬送され、搬送ベルト10に
よりコンタクトガラス21上の所定位置まで搬送されて
停止され、原稿Gの裏面が読み取られる。
【0024】この後、搬送ベルト10の逆転駆動により
コンタクトガラス21から原稿G及びシートSが搬出さ
れ、分離爪11によりシートSが原稿Gから分離され
る。そして、シートSはシートトレイ18へ排出され、
原稿Gは排紙反転ローラ12及び偏向ガイド13を介し
て排紙ローラ14へ搬送され、除電ブラシ15により除
電されつつ、原稿トレイ1へ排出される。以下、原稿ト
レイ1にセットされた原稿Gの枚数に応じて上記動作が
繰り返される。
【0025】このように、シートSが原稿Gに吸着した
状態で搬送ベルト10によりコンタクトガラス21上の
所定位置まで搬送されて停止され、原稿Gが読み取られ
るので、搬送ベルト10が汚れていても該汚れがシート
Sによりマスクされ、画像形成装置20によって読み取
られることが防がれる。また、シートSはシートトレイ
18上に排出されるため、容易にシートSの交換を行な
うことができる。
【0026】なお、上記第1実施例では、帯電チャージ
ャ9により原稿Gを帯電するようにしたが、帯電チャー
ジャ9でシートSを帯電するようにしてもよい。
【0027】次いで、本発明に係る自動原稿送り装置を
ADFに適用した第2実施例を図4を用いて説明する。
なお、図1と同一符号が付されたものは同一機能を果た
すものである。ADFは、原稿台22、排出ガイド部2
3、排紙台24、帯電チャージャ25及びシート搬送ロ
ーラ26等を備えている。
【0028】原稿台22は複数枚の原稿Gがセットされ
るもので、排紙台24は画像形成装置20により読み取
り動作が完了した原稿Gが排出ガイド部23を経て排出
されるものである。帯電チャージャ25は、シートSを
帯電させるものである。シート搬送ローラ26は、搬送
ベルト10の上部側に少なくともシートSの寸法長以下
の寸法を有して複数個配設され、シートSを原稿Gに合
流させて吸着すべく搬送するものである。
【0029】次に、上記ADFが駆動された際における
シートSの吸着及び分離動作について説明する。原稿台
22にセットされた複数枚の原稿Gは給紙ローラ2によ
り搬送ベルト10へ1枚ずつ搬送され、一方、搬送ベル
ト10上のシートSはシート搬送ローラ26により原稿
Gの前端とシートSの前端とが一致するように同期搬送
され、シートSが帯電チャージャ25により帯電され
る。そして、シートSが原稿Gに合流して原稿Gの裏面
に吸着し、この吸着状態で搬送ベルト10によりコンタ
クトガラス21上の所定位置に搬送されて停止され、原
稿Gの表面が読み取られる。
【0030】この後、搬送ベルト10が駆動され、コン
タクトガラス21上から原稿G及びシートSが搬出さ
れ、シートSの切欠S1が分離爪11の前端11aに対
面する位置に達した時点で分離爪11の前端11aが原
稿Gに当接するように回転し、シートSが原稿Gから分
離される。このシートSは、搬送ベルト10上部に搬送
されて待機し、一方、原稿Gは、排紙ローラ14により
排出ガイド部23を経て除電ブラシ15によりシートS
との吸着により帯電された電荷の除電を行ないつつ、排
紙台24に排出される。
【0031】また、シートSを交換する場合には、例え
ば図示しない操作部により搬送ベルト10上のシートS
のみをコンタクトガラス21上へ搬送するように指示す
る。そして、該コンタクトガラス21上でシートSを交
換し、この後、交換されたシートSを搬送ベルト10の
上部に搬送するように指示する。
【0032】このように、コンタクトガラス21上でシ
ートSを交換することができるため、交換作業を容易に
行なうことができる。
【0033】なお、上記第2実施例では、帯電チャージ
ャ25によりシートSを帯電するようにしたが、帯電チ
ャージャ25を原稿Gを帯電する位置に配置するように
してもよい。
【0034】また、上記第1及び第2実施例では、搬出
時における原稿Gの前端とシートSの前端とが一致する
ように吸着させたが、搬出時における原稿Gの前端とシ
ートSの前端とに位相差を与えてもよい。例えば搬出時
における原稿Gの前端をシートSの前端よりも前方にず
らした場合、分離爪11の前端11aが原稿Gの裏面に
沿って原稿GとシートSとの間に導かれて原稿Gとシー
トSとを分離する。この場合、分離爪11を回転させる
ことなく、固定配置するようにしても原稿GとシートS
とを分離することが可能になる。また、シートSの切欠
S1も不要になる。
【0035】また、帯電チャージャ9,25による帯電
は、原稿GあるいはシートSの全面に亘って行なっても
よく、部分的、例えば原稿GあるいはシートSの搬入時
における前端部の所定長部分だけ帯電させるようにして
もよい。
【0036】また、分離爪11をグランドに設置し、分
離爪11により原稿G及びシートSを除電しつつ分離す
るようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明は、白色のシート及び原稿が互い
に吸着されて搬送ベルトによりコンタクトガラスへ搬送
され、画像形成装置により原稿が読み取られるので、搬
送ベルトの汚れがシートによりマスクされ、画像形成装
置によって読み取られることが防止され、鮮明な画像形
成を行なうことができる。また、搬送ベルトが汚れても
搬送ベルトの交換が不要になり取り扱いが容易になる。
さらに、分離爪により原稿及びシートが分離されるの
で、シートの交換が容易になる。
【0038】また、搬出時における原稿の前端とシート
の前端とに位相関係を与えるので、分離爪を回転させな
くても容易に分離でき、構成を簡単にすることができ
る。
【0039】さらに、分離爪が回転して原稿及びシート
を分離するので、原稿及びシートが確実に分離される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動原稿送り装置の第1実施例を
示す側断面図である。
【図2】主に分離爪の一例を示す斜視図である。
【図3】主に分離爪を示す平面図である。
【図4】本発明に係る自動原稿送り装置の第2実施例を
示す側断面図である。
【符号の説明】
1 原稿トレイ 2 給紙ローラ 8 レジストローラ対 9,25 帯電チャージャ 10 搬送ベルト 11 分離爪 15 除電ブラシ 16 シート搬送ローラ対 17 ガイド板 18 シートトレイ 20 画像形成装置 22 原稿台 24 排紙台24 26 シート搬送ローラ 110 回動軸 111 ソレノイド G 原稿 S シート S1 切欠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ベルトにより原稿をコンタクトガラ
    スに対面するように搬入させて、画像形成装置により読
    み取らせるとともに、読み取り後に上記原稿を上記コン
    タクトガラスから搬出させる自動原稿送り装置におい
    て、少なくとも原稿長の寸法を有する白色のシートと、
    該シートの上記コンタクトガラスへの搬入、搬出を交互
    に行なわすシート搬入出手段と、搬入される原稿とシー
    トとを合流させるガイド手段と、上記合流前に上記シー
    トあるいは上記原稿の少なくとも一方を帯電させる帯電
    手段と、上記原稿と上記シートとが搬出時における前端
    側で所定の位相関係を有するように上記原稿に対して上
    記シートを同期搬送する同期搬送手段と、上記コンタク
    トガラスから搬出された上記原稿と上記シートとを分離
    させる分離爪とを備えたことを特徴とする自動原稿送り
    装置。
  2. 【請求項2】 前記同期搬送手段は、前記搬出時におけ
    る原稿の前端と前記シートの前端とに位相差を与えるも
    のであることを特徴とする請求項1記載の自動原稿送り
    装置。
  3. 【請求項3】 前記シートは前記分離爪と対面する位置
    であって搬出時における前端位置に切欠が設けられ、前
    記分離爪は前記シート側から前記原稿に当接するように
    回転することを特徴とする請求項1記載の自動原稿送り
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4688250B2 (ja) * 1999-11-15 2011-05-25 コニカミノルタホールディングス株式会社 画像処理装置における読み取り部分の構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4688250B2 (ja) * 1999-11-15 2011-05-25 コニカミノルタホールディングス株式会社 画像処理装置における読み取り部分の構造

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