JPH05196955A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置及びその製造方法

Info

Publication number
JPH05196955A
JPH05196955A JP4009938A JP993892A JPH05196955A JP H05196955 A JPH05196955 A JP H05196955A JP 4009938 A JP4009938 A JP 4009938A JP 993892 A JP993892 A JP 993892A JP H05196955 A JPH05196955 A JP H05196955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
curable resin
electrode terminal
crystal panel
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4009938A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Suzuki
巧 鈴木
Yoichiro Miyaguchi
耀一郎 宮口
Yuji Narumi
雄二 鳴海
Yuichi Ota
祐一 太田
Masakuni Itagaki
雅訓 板垣
Hiroshi Fujimura
浩 藤村
Hiroyuki Sakayori
寛幸 坂寄
Hisao Takahashi
久雄 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4009938A priority Critical patent/JPH05196955A/ja
Publication of JPH05196955A publication Critical patent/JPH05196955A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/321Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】液晶パネル基板として可撓性フイルムを使用
し、駆動回路基板との接続において、リペア接続に好適
な液晶表示装置及びその製造方法を提供することを目的
とする。 【構成】液晶パネル基板1の引出し電極端子3に第2の
紫外線硬化型樹脂8を、駆動回路基板4の配線端子5に
導電性部材7を配置した第1の紫外線硬化型樹脂6を夫
々設け、第1の紫外線硬化型樹脂6を照射して仮接着
し、接続検査を行い、本接着に際して第2の紫外線硬化
型樹脂8を照射してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可撓性フイルムを上下
基板とする液晶表示素子における透明電極の接続端子部
と駆動回路基板の電極接続部とを接続するに適した液晶
表示装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一対の液晶パネル基板を僅かな間
隙を設けて貼り合わせ、この間隙に液晶を充填して形成
される液晶表示素子において、液晶パネル基板に形成し
た透明電極端子に駆動回路基板の配線端子を接続するに
際して、異方性導電膜(熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、
もしくは粘着剤中に導電性粒子を分散したもの)を使用
している。
【0003】この場合、リペアの接続を可能にする手段
として、熱硬化温度の異なる二種の接着剤を用いて行う
方法が知られている。すなわち、第1の熱硬化温度で接
続を行い、検査により不良であると判断された場合、第
2の温度(前記第1の熱硬化温度より高い温度)で溶融
させて、パネル基板から駆動回路基板を剥離している方
法が採られている。
【0004】前述の方法において、液晶パネル基板とし
てガラスが使用されており、この方法をポリマーフイル
ムの如き可撓性フイルムからなる液晶パネル基板で構成
される液晶表示素子に適用することができない。可撓性
フイルム基板では、その耐熱温度が低く、例えば、ポリ
エステルフイルムの場合、ガラス転移点が80℃程度で
あり、それ以上の温度を与えると熱伸縮を生じ、130
℃程度の温度により、液晶パネル基板上の透明電極(I
TO)は熱伸縮により破壊される。前述したような二種
の熱硬化温度として、その温度差は20〜30℃以上必
要であり、熱可塑性樹脂は130℃程度のものがあって
も、熱硬化性樹脂は一般的に170℃程度であり、リペ
アに適するとは言えない。
【0005】更に、液晶パネル基板としてポリエステル
を使用した場合、透明電極(ITO)とポリエステル基
板との密着強度は、透明電極(ITO)と異方性導電膜
である接着剤との密着強度より小さく、ポリエステル基
板から駆動回路基板を剥離すると、ポリエステル基板か
ら透明電極(ITO)を剥離することになり、リペアを
困難としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、液晶パネル
基板として可撓性フイルムを使用した液晶表示素子にお
いて、液晶パネル基板と駆動回路基板とを接続するに際
して、リペア接続を可能とし、導電性粒子により透明電
極にダメージを与えることがない構成の新規な液晶表示
装置及びその製造方法を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、可撓性フイルムを液晶パネル基板とし、
該液晶パネル基板上の引出し透明電極端子と駆動回路基
板上の配線電極端子とを紫外線硬化型樹脂又は光硬化型
樹脂を用いて接続する液晶表示装置において、液晶パネ
ル基板側及び駆動回路基板側の各表面に、硬化するに際
して吸収波長ピークの異なる紫外線硬化型樹脂又は光硬
化型樹脂を夫々塗布し、前記二つの紫外線硬化型樹脂又
は光硬化型樹脂は仮接続及び本接続に対応して硬化し、
前記引出し透明電極端子と配線電極端子とを接続したこ
とを特徴とするものである。
【0008】また、本発明は、可撓性フイルムを液晶パ
ネル基板とし、該液晶パネル基板上の引出し透明電極端
子と駆動回路基板上の配線電極端子とを紫外線硬化型樹
脂又は光硬化型樹脂を用いて接続する液晶表示装置の製
造方法において、液晶パネル基板側及び駆動回路基板側
の各表面に、硬化するに際して吸収波長ピークの異なる
紫外線硬化型樹脂又は光硬化型樹脂を夫々塗布し、先
ず、駆動回路基板側に塗布した一方の吸収波長ピークを
もつ前記樹脂に対する紫外線を照射し、液晶パネル基板
の引出し透明電極端子と駆動回路基板の配線電極端子と
を仮接続し、接続検査を行ってリペアの有無を確認し、
次いで、リペアを要しない場合又はリペアを必要として
所定の処理を終えた場合、液晶パネル基板側に塗布した
他方の吸収波長ピークをもつ前記樹脂に対する紫外線を
照射し、前記引出し透明電極端子と配線電極端子とを本
接続することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の構成により、可撓性フイルムの引出し
透明電極端子側及び駆動回路基板の配線電極端子側の各
接続部表面に、吸収波長ピークの異なる紫外線硬化型樹
脂又は光硬化型樹脂接着剤を塗布し、駆動回路基板側の
仮接続用の紫外線硬化型樹脂に適する波長の紫外線を照
射して接続部を仮接続し、接続検査を行った後、可撓性
フイルム側の本接続用の紫外線硬化型樹脂に適する波長
の紫外線を照射して接続部を本接続してなるものであ
る。
【0010】接続部に2種類の吸収波長ピークの異なる
紫外線硬化型樹脂又は光硬化型樹脂接着剤を設けたこと
により、一方の接着剤を仮接続用として照射し、この状
態で接続検査を行い、リペアを必要とする場合、可撓性
フイルムの引出し透明電極端子を傷付けることなく、簡
単にリペアができ、更に、他方の接着剤を本接続用とし
て照射して完全な接続ができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及びその接続部分の拡大部分を示す図2に
は、本発明の第1の実施例が示されている。一対のポリ
エステルフイルム1,2を基板とし、各基板1,2の内
面には、夫々図示されていない透明電極(ITO)が形
成されている。実施例については、上基板1,下基板2
の夫々に、X軸,Y軸に夫々帯状の透明電極が形成され
ており、その引出し電極端子と駆動回路基板の配線端子
の接続は何れも同様であり、図面においては、上基板1
(以下、液晶パネル基板という)と駆動回路基板4との
電極端子の接続に関して説明する。
【0012】液晶パネル基板1の引出し電極端子3に
は、駆動回路基板4に形成された配線電極端子5と接続
される。この配線電極端子5の表面には、TAB(フイ
ルムキャリア)に数μm〜数十μmの粒径を有する導電
性粒子7を分散した第1の紫外線硬化型樹脂6をスキー
ジ,ディスペンサ等で塗布又はオフセット、スクリーン
等で印刷される。この塗布又は印刷範囲としては、後述
する第2の紫外線硬化型樹脂8の塗布又は印刷範囲より
狭くしておくと、液晶パネル基板1と駆動回路基板4と
は本接着されることにならない。
【0013】この第1の紫外線硬化型樹脂6は、吸収波
長ピーク330nmを有する触媒(例えば、チバガイギ
ー製イルガキュアー184)と、モノマー(例えば、サ
ートマー製:SR−349)とを、1:99重量比でミ
ックスした材料からなる。そして、厚み100μmのポ
リエステルフイルムからなる液晶パネル基板1の引出し
電極端子3の表面には、第2の紫外線硬化型接着剤8が
スキージ,ディスペンサ等で塗布又はオフセット、スク
リーン等で印刷される。
【0014】この第2の紫外線硬化型樹脂8は、吸収波
長ピーク220、260nmを有する触媒(例えば、ワ
ードブレンキンソップ製:カンタキュアーPDO)とモ
ノマー(例えば、サートマー製:SR−349)とを、
1:99重量比でミックスした材料からなる。
【0015】そこで、先ず、駆動回路基板4の配線電極
端子5側に対して、365nmに波長ピークを有する第
1の紫外線光源(HOYA−SCHOTT製UV照射光
源,HLS100U:365nmに波長ピークがあ
る。)を50〜100mJ照射する。この第1の紫外線
光源の照射によって、第1の紫外線硬化型樹脂6は半硬
化状態になり、導電性粒子7は駆動回路基板4に保持さ
れる。
【0016】また、第1の紫外線硬化型樹脂6は、完全
に硬化されていないため、後述の仮接合の照射の際に、
導電性粒子7は動き易く、そして導電性粒子7と引出し
電極端子3,配線電極端子5との間に位置する第1の紫
外線硬化型樹脂6は、流動して逃げることができ、電極
端子間の接触が良くなり、接触抵抗が小さくなる。
【0017】そして、導電性粒子7を分散し、半硬化状
態の第1の紫外線硬化型樹脂6を有する駆動回路基板4
と第2の紫外線硬化型樹脂8を有する液晶パネル基板1
とは、図2のように、それらに形成した配線電極端子5
と引出し電極端子3とを位置合わせして、10kg/c
2 の接合力を与え、10secで第1の紫外線光源か
ら1000mJの照射を行う。
【0018】この状態では、配線電極端子5と引出し電
極端子3との接合は、液晶パネル基板1側の第2の紫外
線硬化型樹脂8に対して、第2の紫外線光源は照射され
ていないので、完全な接続(本接続)はなされず、第1
の紫外線硬化型樹脂6は硬化反応を起こし、仮止め状態
となる仮接続を達成することができる。この仮止め状態
において、液晶パネル基板1と駆動回路基板4との接続
状態を検査する。この結果、接続状態が不良と判定され
ると、駆動回路基板4から液晶パネル基板1は剥離され
る。この剥離には、特別なプロセスを必要とせず、手に
より剥離することが可能である。
【0019】従来、リペアのために仮止めを行う際、紫
外線硬化型樹脂以外の熱硬化製接着剤,熱可塑性接着剤
を使用する場合において、透明電極である引出し電極端
子とポリエステル基板との密着強度よりも、透明電極で
ある引出し電極端子とヒートシールコネクタとの密着強
度の方が大きいために、接続部の引出し電極端子が殆ど
剥離している。
【0020】本発明においては、液晶パネル基板1と駆
動回路基板4との間に、完全に硬化していない第2の紫
外線硬化型樹脂8が存在することにより、導電性粒子7
は引出し電極端子3の一部に損傷を与えるが、液晶パネ
ル基板1の再使用(リペア)には差支えない。前記引出
し電極端子3の損傷は、液晶パネル基板1と駆動回路基
板4との接続部を加圧する際、ポリマーフイルムである
液晶パネル基板1が変形し、導電性粒子7が液晶パネル
基板1側の引出し電極端子3に食い込んで接触する。
【0021】そして、この部分は剥離されると、図3に
示すような、非導通の剥離部位3aが形成される。この
非導通の剥離部位3aが引出し電極端子3に形成された
も、リペア時に、図4に示すように、駆動回路基板の配
線電極端子5側の導電性粒子7が引出し電極端子3の非
導通の剥離部位3aでない位置3bに接続することによ
って、接続に何らの支障を生じない。このようなことか
ら、導電性粒子7の大きさは配線電極端子5,引出し電
極端子3の幅より小さいことが望ましい。
【0022】次いで、リペアを終了した接続部、または
検査の結果、正常であると判断された接続部からなる液
晶表示装置は、接続部を加圧しながら、第2の紫外線光
源から波長ピーク254nmの紫外線を、主として液晶
パネル基板1側から照射し、従として駆動回路基板4か
らも照射する。この第2の紫外線光源としては、HOT
A−SCHOTT製HLS210U:365が使用さ
れ、254nmに波長ピークがある。
【0023】液晶パネル基板1側から第2の紫外線が主
として照射されるのは、駆動回路基板4が紫外線を充分
に透過し難いためであり、更に、駆動回路基板4側から
照射するのは、引出し電極端子3の周囲にはみ出した第
2の紫外線硬化型樹脂8aを硬化させるためである。こ
の接合した後の液晶表示装置が図5に示されている。8
bは駆動回路基板4の端部にはみ出して硬化した紫外線
硬化型樹脂である。
【0024】これらの駆動回路基板4との間にはみ出し
て硬化した紫外線硬化型樹脂8a,8bは、液晶パネル
基板1と駆動回路基板4との間や駆動回路基板4の端面
を覆い、外気の影響に対して保護する役割を果たす。ま
た、圧力を加えながらの紫外線照射によって、紫外線硬
化型樹脂8は導電性粒子7と引出し電極端子3との隙間
に入り込み、接着を強固にする。
【0025】第2の紫外線を照射する光源としては、第
1の紫外線の波長ピークを有するものであると、本接着
の際に、第1の紫外線硬化型樹脂6を更に強固に硬化さ
せることができる。また、紫外線の光源としては、いく
つかの波長ピークを有するものも数多くあるが、紫外線
の光源の選択使用を可能にするために、光源と照射され
る紫外線硬化型樹脂との間に、ある範囲の波長を透過さ
せるフイルタを挿入することも可能である。
【0026】2種類の紫外線硬化型樹脂を液晶パネル基
板1と駆動回路基板4の各接続部分に印刷するには、液
晶パネル基板1側に設ける第2の紫外線硬化型樹脂8の
印刷範囲の方が、駆動回路基板4側に設ける第1の紫外
線硬化型樹脂6の印刷範囲よりも広くすることにより、
本接着の際に、第2の紫外線硬化型樹脂8は液晶パネル
基板1と駆動回路基板4との間,駆動回路基板4の端部
にはみ出すことができ、外気の影響から液晶表示装置を
保護することができる。また、第2の紫外線硬化型樹脂
8の塗布又は印刷範囲より狭くしておくと、液晶パネル
基板1と駆動回路基板4とは本接着されることにならな
い。導電性粒子は、実施例において、駆動回路基板側の
紫外線硬化型樹脂内に設けているが、液晶パネル基板側
の紫外線硬化型樹脂内に設けることも可能である。
【0027】図6,図7には、本発明の別の実施例が示
されている。前記した実施例と相違する点は、駆動回路
基板として、TAB(Tape Automated
Bonding)を使用しており、そのTAB基板4A
上のCuからなる配線電極端子5A表面は粗面化され、
電解メッキによりNi層9とAu突起物10を形成して
いる。この場合、配線電極端子5A表面上には、Au突
起物10がランダムに形成される。11はTAB基板4
Aに設けたLSIである。液晶パネル基板1側の構成は
第1の実施例と同様である。
【0028】この液晶パネル基板1の引出し電極端子3
とTAB基板4Aの配線電極端子5Aと接続するには、
TAB基板4A側に、第1の紫外線硬化型樹脂6に塗布
又は印刷し、液晶パネル基板1側に、第2の紫外線硬化
型樹脂8に塗布又は印刷した後、図7に示されるよう
に、それらに形成した配線電極端子5Aと引出し電極端
子3とが整合するように位置合わせを行い、10kg/
cm2 の接合力を与え、10secで第1の紫外線光源
から1000mJの照射を行う。
【0029】前記紫外線の照射は、第1の紫外線硬化型
樹脂6を硬化し、接続部は仮止めされる。この仮止めさ
れた状態で、接続検査を行い、不合格である場合は剥離
し、図3,図4に示したと同様な手段により、再度整合
する。そして、接続検査に合格した場合と同様に、接続
部を加圧しながら、第2の紫外線光源から紫外線を照射
して、液晶パネル基板1側に設けられた第2の紫外線硬
化型樹脂8を硬化して本接続を達成する。
【0030】この実施例においては、前記実施例におけ
る導電性粒子に相当するTAB基板4Aに一体的に形成
されているため、導電性粒子の移動を阻止する第1の紫
外線硬化型樹脂6の半硬化は必要なく、また、仮止め状
態の接続部を剥離した場合、突起物10は引出し電極端
子3側に転移することはない。
【0031】
【発明の効果】本発明の構成により、可撓性フイルムを
使用した液晶パネル基板と駆動回路基板との接続に際し
て、2種類の紫外線硬化型樹脂を使用したため、リペア
接続を必要とする場合において剥離による液晶パネル基
板側の引出し電極端子にダメージを与えることがなく、
液晶表示装置の製作を的確に能率良く実施でき、且つ部
品に無駄を生じないため従来よりも安価にできる効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であり、パネル基板と駆
動回路基板との接合前の状態を示す概略側面図である。
【図2】図1の第1の実施例の部分拡大断面図である。
【図3】液晶パネル基板と駆動回路基板とを仮止め後に
剥離し、その剥離した液晶パネル基板の引出し電極端子
の表面の状態を示す平面図である。
【図4】図3に示す剥離した液晶パネル基板の引出し電
極端子の表面におけるリペア後の接続部位を示す平面図
である。
【図5】図1の第1の実施例の接合後の状態を示す概略
側面図である。
【図6】本発明の第2の実施例であり、液晶パネル基板
と駆動回路基板との接合前の状態を示す概略側面図であ
る。
【図7】図6の第2の実施例の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1,2 可撓性フイルムからなる上,下基板 3 透明電極の引出し電極端子 4 駆動回路基板 4A TAB基板 5 配線電極端子 6 第1の紫外線硬化型樹脂 7 導電性粒子 8 第2の紫外線硬化型樹脂 9 Ni層メッキ 10 Au突起物 11 LSI
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 祐一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 板垣 雅訓 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 藤村 浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 坂寄 寛幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 久雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性フイルムを液晶パネル基板とし、
    該液晶パネル基板上の引出し透明電極端子と駆動回路基
    板上の配線電極端子とを紫外線硬化型樹脂又は光硬化型
    樹脂を用いて接続する液晶表示装置において、液晶パネ
    ル基板側及び駆動回路基板側の各表面に、硬化するに際
    して吸収波長ピークの異なる紫外線硬化型樹脂又は光硬
    化型樹脂を夫々塗布し、前記二つの紫外線硬化型樹脂又
    は光硬化型樹脂は仮接続及び本接続に対応して硬化し、
    前記引出し透明電極端子と配線電極端子とを接続したこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 仮接続の際硬化される紫外線硬化型樹脂
    又は光硬化型樹脂には、導電性粒子を分散させて配置し
    たことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 可撓性フイルムを液晶パネル基板とし、
    該液晶パネル基板上の引出し透明電極端子と駆動回路基
    板上の配線電極端子とを紫外線硬化型樹脂又は光硬化型
    樹脂を用いて接続する液晶表示装置の製造方法におい
    て、液晶パネル基板側及び駆動回路基板側の各表面に、
    硬化するに際して吸収波長ピークの異なる紫外線硬化型
    樹脂又は光硬化型樹脂を夫々塗布し、先ず、駆動回路基
    板側に塗布した一方の吸収波長ピークをもつ前記樹脂に
    対する紫外線を照射し、液晶パネル基板の引出し透明電
    極端子と駆動回路基板の配線電極端子とを仮接続し、接
    続検査を行ってリペアの有無を確認し、次いで、リペア
    を要しない場合又はリペアを必要として所定の処理を終
    えた場合、液晶パネル基板側に塗布した他方の吸収波長
    ピークをもつ前記樹脂に対する紫外線を照射し、前記引
    出し透明電極端子と配線電極端子とを本接続することを
    特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 本接続の際に紫外線硬化型樹脂又は光硬
    化型樹脂を硬化する紫外線は、仮接続の際に紫外線硬化
    型樹脂又は光硬化型樹脂を硬化する波長も含むことを特
    徴とする請求項2記載の液晶表示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 仮接続の際に用いられる紫外線硬化型樹
    脂又は光硬化型樹脂は、本接続の際に用いられる紫外線
    硬化型樹脂又は光硬化型樹脂に比較して硬化する波長の
    ピークが狭いものであることを特徴とする請求項2記載
    の液晶表示装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 仮接続の際に用いられる紫外線硬化型樹
    脂又は光硬化型樹脂は、予備硬化することができること
    特徴とする請求項2記載の液晶表示装置の製造方法。
JP4009938A 1992-01-23 1992-01-23 液晶表示装置及びその製造方法 Withdrawn JPH05196955A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4009938A JPH05196955A (ja) 1992-01-23 1992-01-23 液晶表示装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4009938A JPH05196955A (ja) 1992-01-23 1992-01-23 液晶表示装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05196955A true JPH05196955A (ja) 1993-08-06

Family

ID=11733963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4009938A Withdrawn JPH05196955A (ja) 1992-01-23 1992-01-23 液晶表示装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05196955A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004014235A (ja) * 2002-06-05 2004-01-15 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 電気接続部材、及びフィルム部材
WO2015194279A1 (ja) * 2014-06-16 2015-12-23 オリンパス株式会社 撮像ユニット、ケーブル付き配線板、およびケーブル付き配線板の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004014235A (ja) * 2002-06-05 2004-01-15 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 電気接続部材、及びフィルム部材
WO2015194279A1 (ja) * 2014-06-16 2015-12-23 オリンパス株式会社 撮像ユニット、ケーブル付き配線板、およびケーブル付き配線板の製造方法
JP2016002200A (ja) * 2014-06-16 2016-01-12 オリンパス株式会社 撮像ユニット、ケーブル付き配線板、およびケーブル付き配線板の製造方法
US10582839B2 (en) 2014-06-16 2020-03-10 Olympus Corporation Image pickup unit, wiring board with cable, and manufacturing method of wiring board with cable

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3035021B2 (ja) 液晶表示素子およびその製造方法
KR100244583B1 (ko) 액정표시장치및그제조방법
EP0424106A2 (en) A method for connecting circuit boards
JPH0773739A (ja) フレキシブル回路基板及びその製造方法
JP2007534023A (ja) 電子インク表示装置及びその製造方法
JPH086039A (ja) 液晶表示素子の製造方法及び液晶表示素子
KR100269045B1 (ko) 회로기판조립체및그의제조방법
JPH03290936A (ja) 半導体装置の実装方法
TW201535052A (zh) 異向性導電接著劑、連接體之製造方法及電子零件之連接方法
JPH1116502A (ja) プラズマディスプレイパネルの電極接合方法
JP2985640B2 (ja) 電極接続体及びその製造方法
JP2000105388A (ja) 液晶表示装置の製造方法、液晶表示装置、および導電性接着フィルム
JPH1197482A (ja) 電極の接続方法および電極の接続構造
JPH05196955A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
JP3759294B2 (ja) 電極の接続方法
JPH05203976A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
JP3128816B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0541091U (ja) 異方導電圧着装置
JP3336048B2 (ja) 半導体素子の実装方法
JPH05210107A (ja) 液晶表示装置の電極接続方法及び構造
JPH04242720A (ja) 液晶表示装置の製造方法
JPH05196954A (ja) 液晶表示装置の接続方法
JPH06235928A (ja) 液晶表示装置
JPH1084178A (ja) 微小物体の配列方法及び該配列方法を用いた接続構造の形成方法
JP3430096B2 (ja) 半導体装置の実装方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990408