JPH0519682B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0519682B2 JPH0519682B2 JP61011094A JP1109486A JPH0519682B2 JP H0519682 B2 JPH0519682 B2 JP H0519682B2 JP 61011094 A JP61011094 A JP 61011094A JP 1109486 A JP1109486 A JP 1109486A JP H0519682 B2 JPH0519682 B2 JP H0519682B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- waveguide
- optical
- fiber
- optical fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 30
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 29
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 25
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 18
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 16
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 8
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 8
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 5
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 5
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 230000003685 thermal hair damage Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は平板光導波路素子と光フアイバを光結
合するためのモジユールに関する。
合するためのモジユールに関する。
［従来技術の説明］
分岐、分波等各種の機能をもつ平板型の光導波
路素子と光フアイバを接続する光導波路モジユー
ルとして従来第５図に示す構造のものが知られて
いる。
路素子と光フアイバを接続する光導波路モジユー
ルとして従来第５図に示す構造のものが知られて
いる。
図において、光導波路が設けられた平板導波路
素子１は基台２のほぼ中央部に固定され、基台２
には対向する両側端面から上記導波路１の端面に
至るＶ溝３が形成してあつて、このＶ溝３中に上
記導波路１に光結合される光フアイバ４が接着固
定されている。
素子１は基台２のほぼ中央部に固定され、基台２
には対向する両側端面から上記導波路１の端面に
至るＶ溝３が形成してあつて、このＶ溝３中に上
記導波路１に光結合される光フアイバ４が接着固
定されている。
［発明が解決しようとする問題点］
上記従来構造の光導波路モジユールでは、平板
導波路素子１の基台２に対する位置決め、及びＶ
溝３と導波路１との軸芯合せが極めて難しく、ま
た基台３の面法線方向での軸芯合せ移動調整が行
なえないという欠点がある。また光フアイバ５を
基台３に対し樹脂接着剤で固定しているために、
仮りに芯合せを高精度で行なえたとしても接着剤
の硬化時における収縮により位置ずれを生じ、光
結合損失が大きいという問題があつた。
導波路素子１の基台２に対する位置決め、及びＶ
溝３と導波路１との軸芯合せが極めて難しく、ま
た基台３の面法線方向での軸芯合せ移動調整が行
なえないという欠点がある。また光フアイバ５を
基台３に対し樹脂接着剤で固定しているために、
仮りに芯合せを高精度で行なえたとしても接着剤
の硬化時における収縮により位置ずれを生じ、光
結合損失が大きいという問題があつた。
［問題を解決するための手段］
上記従来の問題を解決する本発明の光導波モジ
ユールは、第一の金属基台に上面が平坦な導波路
載置面を設けるとともに、この載置面の端部を基
台端面よりも内側で終わらせて、両端面間に前記
載置面よりも低段の調整空間を設け、光導波路素
子を前記第一の金属基台の前記載置面上に、素子
端面を前記調整空間に突出させた状態で固着し、
光導波路に接続する光フアイバの先端近傍を金属
製のフアイバ固定部材に設けられた孔または溝に
固着するとともに、フアイバ固定部材を第二の金
属基台に設けた孔または溝内に挿通し、光フアイ
バと導波路を芯合せした状態で、第一、第二金属
基台の端面間およびフアイバ固定部材と第二基台
との間を点熔着で接合して構成した。
ユールは、第一の金属基台に上面が平坦な導波路
載置面を設けるとともに、この載置面の端部を基
台端面よりも内側で終わらせて、両端面間に前記
載置面よりも低段の調整空間を設け、光導波路素
子を前記第一の金属基台の前記載置面上に、素子
端面を前記調整空間に突出させた状態で固着し、
光導波路に接続する光フアイバの先端近傍を金属
製のフアイバ固定部材に設けられた孔または溝に
固着するとともに、フアイバ固定部材を第二の金
属基台に設けた孔または溝内に挿通し、光フアイ
バと導波路を芯合せした状態で、第一、第二金属
基台の端面間およびフアイバ固定部材と第二基台
との間を点熔着で接合して構成した。
［作用］
上記の構成によれば、光フアイバと光導波路と
の芯合せに際して、フアイバを通して導波路内に
光を入射させ導波路からの出射光量を測定する周
知の芯合せ方法を用いて、第一、第二基台の端面
同志を衝接させた状態で、一方の基台を他方の基
台に対し相対的に移動させて最大出射光量となる
位置を探すだけで芯合せを行なうことができる。
そしてこの相対移動調整時に、一方の基台の端面
を基準としてこの面に当てた他方の基台をＸ方
向、Ｙ方向に移動させればよく、したがつて芯合
せ操作が非常に容易であるとともに、光フアイバ
と導波路の端面同志を非接触に保つたまま上記操
作を行なえるので傷付きを防止することができ
る。さらに、金属製の基台同志を点熔着で接合し
て芯合せ後における光フアイバと導波路素子との
Ｘ，Ｙ軸方向の固定を行なうとともに、光フアイ
バを予め固着した金属部材を基台に点熔着で接合
してＺ軸方向の固定を行なつているので、従来の
樹脂接着剤による固定方法のように芯合せ後の接
着剤収縮による位置ずれを生じることもなく、光
学的な芯合せ位置決め時の精度をそのまま固着後
も維持することができる。また長期間にわたる使
用によつても接合部が劣化することなく、本発明
によれば結合損失の非常に小さい安定した品質の
光導波モジユールを得ることができる。
の芯合せに際して、フアイバを通して導波路内に
光を入射させ導波路からの出射光量を測定する周
知の芯合せ方法を用いて、第一、第二基台の端面
同志を衝接させた状態で、一方の基台を他方の基
台に対し相対的に移動させて最大出射光量となる
位置を探すだけで芯合せを行なうことができる。
そしてこの相対移動調整時に、一方の基台の端面
を基準としてこの面に当てた他方の基台をＸ方
向、Ｙ方向に移動させればよく、したがつて芯合
せ操作が非常に容易であるとともに、光フアイバ
と導波路の端面同志を非接触に保つたまま上記操
作を行なえるので傷付きを防止することができ
る。さらに、金属製の基台同志を点熔着で接合し
て芯合せ後における光フアイバと導波路素子との
Ｘ，Ｙ軸方向の固定を行なうとともに、光フアイ
バを予め固着した金属部材を基台に点熔着で接合
してＺ軸方向の固定を行なつているので、従来の
樹脂接着剤による固定方法のように芯合せ後の接
着剤収縮による位置ずれを生じることもなく、光
学的な芯合せ位置決め時の精度をそのまま固着後
も維持することができる。また長期間にわたる使
用によつても接合部が劣化することなく、本発明
によれば結合損失の非常に小さい安定した品質の
光導波モジユールを得ることができる。
［実施例］
以下本発明を図面に示した実施例に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
第１図ないし第３図において、１０は平板型導
波路素子であり、ガラス、Nb2O3等の板状の基板
中に所定パターンの光導波路１１が設けられてお
り、この導波路素子１０はステンレス鋼等の金属
材料かなる第一の基台１２に形成した平担な載置
面１３上のほぼ中央部に接着固定される。基台１
２は第３図に斜視図で示すように、直方体の金属
ブロツクの表面から一定深さに表面を平担面に仕
上げた導波路素子載置面１３を、導波路素子１０
の長さL1よりも短かい距離L2の長さおよび素子
１０と略同一幅で形成し、その両端から基台１２
の両端面１２Ａ，１２Ｂに至るまでの一定幅に断
面半円形の芯合せ調整用空間１４・を設けたもの
であり、その両端面１２Ａ，１２Ｂはそれぞれ載
置面１３に対して正確な直交面を成すよう仕上げ
てある。
波路素子であり、ガラス、Nb2O3等の板状の基板
中に所定パターンの光導波路１１が設けられてお
り、この導波路素子１０はステンレス鋼等の金属
材料かなる第一の基台１２に形成した平担な載置
面１３上のほぼ中央部に接着固定される。基台１
２は第３図に斜視図で示すように、直方体の金属
ブロツクの表面から一定深さに表面を平担面に仕
上げた導波路素子載置面１３を、導波路素子１０
の長さL1よりも短かい距離L2の長さおよび素子
１０と略同一幅で形成し、その両端から基台１２
の両端面１２Ａ，１２Ｂに至るまでの一定幅に断
面半円形の芯合せ調整用空間１４・を設けたもの
であり、その両端面１２Ａ，１２Ｂはそれぞれ載
置面１３に対して正確な直交面を成すよう仕上げ
てある。
そして導波路素子１０を上記の載置面１３上に
載せ、素子１０の両端をそれぞれ載置面１３の両
端から突出させて、すなわち基台の調整空間１
４・の部分に素子１０の両端面を位置させて両者
１０，１２を接着固定している。１５は導波路１
１に光学結合される光フアイバであり、光ケーブ
ル１６の先端近くの外被を一定長にわたり除去し
て露出させた光フアイバ１５を円筒状の金属製フ
アイバ固定部材１７の筒孔中に挿通し、両者を接
着剤１８で固着し、両者端面を一体に研磨加工仕
上げしている。
載せ、素子１０の両端をそれぞれ載置面１３の両
端から突出させて、すなわち基台の調整空間１
４・の部分に素子１０の両端面を位置させて両者
１０，１２を接着固定している。１５は導波路１
１に光学結合される光フアイバであり、光ケーブ
ル１６の先端近くの外被を一定長にわたり除去し
て露出させた光フアイバ１５を円筒状の金属製フ
アイバ固定部材１７の筒孔中に挿通し、両者を接
着剤１８で固着し、両者端面を一体に研磨加工仕
上げしている。
光フアイバ１５が入つているフアイバ固定筒体
１７は直方体の金属ブロツクから成る第二の基台
１９に設けた内径が筒体１７の外径に略等しい貫
通孔２０中に通してある。
１７は直方体の金属ブロツクから成る第二の基台
１９に設けた内径が筒体１７の外径に略等しい貫
通孔２０中に通してある。
貫通孔２０は、第一基台の端面１２Ａに当接さ
れる第二基台１９の端面１９Ａに対しその軸線が
正確に直交するよう明けられており、且つ組み立
て時に上面からの点熔着が確実に行なわれるよ
う、基台１９の上表面と孔内壁上部との間の距離
を短くとつて上方寄りに設けてある。
れる第二基台１９の端面１９Ａに対しその軸線が
正確に直交するよう明けられており、且つ組み立
て時に上面からの点熔着が確実に行なわれるよ
う、基台１９の上表面と孔内壁上部との間の距離
を短くとつて上方寄りに設けてある。
上記のようにして貫通孔２０中に挿通されたフ
アイバ固定用筒体１７は、基台１９に対し、長手
方向に間隔をおいた複数点２１……の箇所で点熔
着される。点熔着の好適な方法としては、高パワ
ーのパルスYAGレーザーの光ビームを基台１９
の上面側から各熔着点２１……に照射し該箇所を
局部加熱する。
アイバ固定用筒体１７は、基台１９に対し、長手
方向に間隔をおいた複数点２１……の箇所で点熔
着される。点熔着の好適な方法としては、高パワ
ーのパルスYAGレーザーの光ビームを基台１９
の上面側から各熔着点２１……に照射し該箇所を
局部加熱する。
これによりフアイバ固定筒体１７の外表面と基
台１９の貫通孔２０内壁面との間が上記点２１…
…で熔着するとともい、金属筒体１７による熱拡
散作用によつて筒体内の光フアイバ１５には何ら
熱的損傷を与えずに上記熔着を行なうことができ
る。また端面同志を当接させた第一基台１２およ
び第二基台１９との間も上記と同様の方法で点熔
着２１……を行ない両基台１２，１９を一体的に
接合する。
台１９の貫通孔２０内壁面との間が上記点２１…
…で熔着するとともい、金属筒体１７による熱拡
散作用によつて筒体内の光フアイバ１５には何ら
熱的損傷を与えずに上記熔着を行なうことができ
る。また端面同志を当接させた第一基台１２およ
び第二基台１９との間も上記と同様の方法で点熔
着２１……を行ない両基台１２，１９を一体的に
接合する。
この両基台１２，１９の点熔着接合は、両者の
継ぎ目に沿つて全周にわたり一定間隔をおき、例
えば第１図、第２図に示した各点２１……に高パ
ワーレーザービームを照射して行なうことができ
る。組立ての順序としてはまず光フアイバ１５を
筒体１７内に接着固定し、この筒体１７を第二基
台１９の孔２０内に嵌装した状態で以下の芯合せ
調整を行なう。導波路素子１０の他端側に、受光
検出器に接続した光フアイバの一端を仮接続し、
一方本接続すべき光フアイバ１５を通して導波路
１１に光を入射させ、導波路１１からの出射光量
を上記検出器で測定しつつ、微動ステージ等を用
いて一方の基台１９を他方の基台１２に対し、
Ｘ，Ｙ方向に移動させ、上記出射光量が最大とな
つたとき、両基台１２，１９の継ぎ目に沿つて要
所にレーザービームを照射して点熔着し、両者を
一体接合する。
継ぎ目に沿つて全周にわたり一定間隔をおき、例
えば第１図、第２図に示した各点２１……に高パ
ワーレーザービームを照射して行なうことができ
る。組立ての順序としてはまず光フアイバ１５を
筒体１７内に接着固定し、この筒体１７を第二基
台１９の孔２０内に嵌装した状態で以下の芯合せ
調整を行なう。導波路素子１０の他端側に、受光
検出器に接続した光フアイバの一端を仮接続し、
一方本接続すべき光フアイバ１５を通して導波路
１１に光を入射させ、導波路１１からの出射光量
を上記検出器で測定しつつ、微動ステージ等を用
いて一方の基台１９を他方の基台１２に対し、
Ｘ，Ｙ方向に移動させ、上記出射光量が最大とな
つたとき、両基台１２，１９の継ぎ目に沿つて要
所にレーザービームを照射して点熔着し、両者を
一体接合する。
次いで光フアイバ１５の入つている筒体１７を
図のＺ軸方向にスライド移動させて、フアイバ１
５の端面を導波路１１の端面に接触させるか、ま
たは両端面間にわずかの空隙を残して前述のよう
にして筒体１７を基台１９に対し点熔着固定す
る。そして導波路１１の他端側にも光フアイバを
接続する場合には、上記操作で接合した光フアイ
バ１５の他端を受光検出器に仮接続し、上記と同
様構造のフアイバ固定筒体を嵌装した第二基台１
９を、出射光量測定による芯合せ調整後に第一基
台１２に対して点熔着接合する。
図のＺ軸方向にスライド移動させて、フアイバ１
５の端面を導波路１１の端面に接触させるか、ま
たは両端面間にわずかの空隙を残して前述のよう
にして筒体１７を基台１９に対し点熔着固定す
る。そして導波路１１の他端側にも光フアイバを
接続する場合には、上記操作で接合した光フアイ
バ１５の他端を受光検出器に仮接続し、上記と同
様構造のフアイバ固定筒体を嵌装した第二基台１
９を、出射光量測定による芯合せ調整後に第一基
台１２に対して点熔着接合する。
上述のようにYAGレーザービーム局所照射で
点熔着を行なう場合、両基台１２，１９およびフ
アイバ固定用筒体１７の材質としてはSUS304が
特に好適である。
点熔着を行なう場合、両基台１２，１９およびフ
アイバ固定用筒体１７の材質としてはSUS304が
特に好適である。
本発明では平板導波路素子１０と光フアイバ収
容筒体１７との衝き合せ部に、素子載置面１３よ
りも低段とした調整用空間１４を設けてあるので
Ｘ−Ｙ方向の芯合せ移動調整時に筒体１７の突出
先端が基台１２に触れることなく広範囲で移動で
きる利点がある。
容筒体１７との衝き合せ部に、素子載置面１３よ
りも低段とした調整用空間１４を設けてあるので
Ｘ−Ｙ方向の芯合せ移動調整時に筒体１７の突出
先端が基台１２に触れることなく広範囲で移動で
きる利点がある。
第４図に本発明の他の実施例を示す。
本例は光導波路１１が２分岐回路である場合の
光導波モジユールの好適な構造を示し、平板導波
路素子１０が固定される基台１２および、導波路
１１の単一導波路側における光フアイバの接続構
造は前述例と同一である。光導波路１１の分岐路
端には、以下のようにして一対の光フアイバ１
５・を結合してある。すなわちブロツク状の金属
製フアイバ固定部材１７には一端から中間位置か
で幅広のケーブル収容溝２３が形成してあるとと
もに、この溝２３の先端から連続して部材１７の
他端に至る一対の幅狭いフアイバ収容溝２２が形
成してあり、光ケーブル１６の先端近傍を溝２３
中に入れ、また外被材を除去して露出させた一対
の光フアイバ１５・を溝２２中に入れて接着剤で
固定している。そして金属製の第二基台１９に形
成した溝２４に上記フアイバ固定部材１７を嵌装
し、第二基台１９の端面を第一基台１２の端面１
２Ａに当接させ、前述と同様の光量測定等で光フ
アイバ１５・と導波路１１の分岐出射端とを芯合
せした後、両基台１２，１９の継ぎ目に沿つて間
隔をおき例えばYAGレーザービームの局部照射
で点熔着２１……を施して両基台１２，１９を一
体接合している。また同様にしてフアイバ固定部
材１７と第二基台１９との間も点熔着２１により
固定している。
光導波モジユールの好適な構造を示し、平板導波
路素子１０が固定される基台１２および、導波路
１１の単一導波路側における光フアイバの接続構
造は前述例と同一である。光導波路１１の分岐路
端には、以下のようにして一対の光フアイバ１
５・を結合してある。すなわちブロツク状の金属
製フアイバ固定部材１７には一端から中間位置か
で幅広のケーブル収容溝２３が形成してあるとと
もに、この溝２３の先端から連続して部材１７の
他端に至る一対の幅狭いフアイバ収容溝２２が形
成してあり、光ケーブル１６の先端近傍を溝２３
中に入れ、また外被材を除去して露出させた一対
の光フアイバ１５・を溝２２中に入れて接着剤で
固定している。そして金属製の第二基台１９に形
成した溝２４に上記フアイバ固定部材１７を嵌装
し、第二基台１９の端面を第一基台１２の端面１
２Ａに当接させ、前述と同様の光量測定等で光フ
アイバ１５・と導波路１１の分岐出射端とを芯合
せした後、両基台１２，１９の継ぎ目に沿つて間
隔をおき例えばYAGレーザービームの局部照射
で点熔着２１……を施して両基台１２，１９を一
体接合している。また同様にしてフアイバ固定部
材１７と第二基台１９との間も点熔着２１により
固定している。
以上本発明を、入力側接続フアイバが１本で出
力側が１本と２本の例について説明したが、本発
明は一般に導波路の入力側にｎ本（ｎ＝１，２，
３……）および出力側にｍ本（ｍ＝１，２，３…
…）の任意のフアイバ本数組み合せで接続する場
合に適用し得るものであり、さらに場合によつて
は導波路の片側だけに光フアイバを接続してもよ
い。
力側が１本と２本の例について説明したが、本発
明は一般に導波路の入力側にｎ本（ｎ＝１，２，
３……）および出力側にｍ本（ｍ＝１，２，３…
…）の任意のフアイバ本数組み合せで接続する場
合に適用し得るものであり、さらに場合によつて
は導波路の片側だけに光フアイバを接続してもよ
い。
本発明で、フアイバと導波路の各固定基台同志
芯合せに市販の光導波路アライメント装置を用
い、固着にNd−YAGレーザーを使用して光導波
モジユールを製作し、光結合後の固着による損失
の増加を測定したところ0.6dBであり、本発明に
よれば樹脂接着剤を用いた場合の上記損失の増加
量に比べて非常に小さく抑え得ることが確認でき
た。
芯合せに市販の光導波路アライメント装置を用
い、固着にNd−YAGレーザーを使用して光導波
モジユールを製作し、光結合後の固着による損失
の増加を測定したところ0.6dBであり、本発明に
よれば樹脂接着剤を用いた場合の上記損失の増加
量に比べて非常に小さく抑え得ることが確認でき
た。
［発明の効果］
本発明は、導波路素子および接続光フアイバを
それぞれ独立した金属製のモジユールに固定し、
これらモジユール間を点熔着した構造であるた
め、芯合せ操作が非常に容易であるとともに固着
後における接着剤の収縮に伴なう位置ずれといつ
た問題も生じることがなく、結合損失の小さい安
定した品質の光導波モジユールが得られる。
それぞれ独立した金属製のモジユールに固定し、
これらモジユール間を点熔着した構造であるた
め、芯合せ操作が非常に容易であるとともに固着
後における接着剤の収縮に伴なう位置ずれといつ
た問題も生じることがなく、結合損失の小さい安
定した品質の光導波モジユールが得られる。
第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２
図は第１図の一部破断側面図、第３図は第一基台
の構造の例を示す斜視図、第４図は本発明の他の
実施例を示す斜視図、第５図は従来品の構造を示
す斜視図である。 １０……光導波路素子、１１……光導波路、１
２……第一基台、１３……載置面、１４……調整
空間、１５……光フアイバ、１６……光ケーブ
ル、１７……フアイバ固定部材、１９……第二基
台、２１……点熔着。
図は第１図の一部破断側面図、第３図は第一基台
の構造の例を示す斜視図、第４図は本発明の他の
実施例を示す斜視図、第５図は従来品の構造を示
す斜視図である。 １０……光導波路素子、１１……光導波路、１
２……第一基台、１３……載置面、１４……調整
空間、１５……光フアイバ、１６……光ケーブ
ル、１７……フアイバ固定部材、１９……第二基
台、２１……点熔着。
Claims (1)
- １ 第一の金属基台に上面が平坦な導波路載置面
を設けるとともに、該載置面の端部を基台端面よ
りも内側で終わらせて、両端面間に前記載置面よ
りも低段の調整空間を設け、光導波路素子を前記
第一の金属基台の前記載置面上に、素子端面を前
記調整空間に突出させた状態で固着し、該光導波
路に接続する光フアイバの先端近傍を金属製のフ
アイバ固定部材に設けられた孔または溝に固着す
るとともに、該フアイバ固定部材を第二の金属基
台に設けた孔または溝内に挿通し、前記光フアイ
バと導波路を芯合せした状態で、第一、第二金属
基台の端面間およびフアイバ固定部材と第二基台
との間を点熔着で接合したことを特徴とする光導
波モジユール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1109486A JPS62170913A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 光導波モジユ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1109486A JPS62170913A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 光導波モジユ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62170913A JPS62170913A (ja) | 1987-07-28 |
| JPH0519682B2 true JPH0519682B2 (ja) | 1993-03-17 |
Family
ID=11768407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1109486A Granted JPS62170913A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 光導波モジユ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62170913A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01241504A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-26 | Hitachi Ltd | 複合光デバイスの組立方法 |
| JP2781888B2 (ja) * | 1989-03-28 | 1998-07-30 | 日本電信電話株式会社 | 光導波路部品 |
| JP2823887B2 (ja) * | 1989-07-03 | 1998-11-11 | 日本電信電話株式会社 | 光ユニットの製造方法及び製造装置 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5542362A (en) * | 1978-09-22 | 1980-03-25 | Hitachi Ltd | Automatic measuring instrument for tape-recorder rotational characteristics |
| JPS57118212A (en) * | 1981-01-14 | 1982-07-23 | Nec Corp | Optical semiconductor receptacle |
| JPS5922018A (ja) * | 1982-07-28 | 1984-02-04 | Hitachi Ltd | 発受光素子装置のパツケ−ジ方法 |
| JPS5924816A (ja) * | 1982-07-31 | 1984-02-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 光導波路の接続方法 |
| JPS6095409A (ja) * | 1983-10-28 | 1985-05-28 | Matsushita Electric Works Ltd | コネクタ付き光導波路板 |
-
1986
- 1986-01-23 JP JP1109486A patent/JPS62170913A/ja active Granted
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5542362A (en) * | 1978-09-22 | 1980-03-25 | Hitachi Ltd | Automatic measuring instrument for tape-recorder rotational characteristics |
| JPS57118212A (en) * | 1981-01-14 | 1982-07-23 | Nec Corp | Optical semiconductor receptacle |
| JPS5922018A (ja) * | 1982-07-28 | 1984-02-04 | Hitachi Ltd | 発受光素子装置のパツケ−ジ方法 |
| JPS5924816A (ja) * | 1982-07-31 | 1984-02-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 光導波路の接続方法 |
| JPS6095409A (ja) * | 1983-10-28 | 1985-05-28 | Matsushita Electric Works Ltd | コネクタ付き光導波路板 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62170913A (ja) | 1987-07-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5482585A (en) | Process for optically joining an optical fiber array to an opponent member | |
| JPH03125103A (ja) | 光フアイバと基板上の光導波路との結合装置 | |
| JPH0560844B2 (ja) | ||
| US4911522A (en) | Core alignment system for optical fibers | |
| JPH0519682B2 (ja) | ||
| US5319729A (en) | Optical fibre interface utilizing welded silica parts | |
| JPS6155616A (ja) | 光分流器の作成方法 | |
| KR20010022335A (ko) | 평면 광학장치 커넥터 및 이의 제조방법 | |
| JPH01234806A (ja) | 光導波路装置 | |
| JPH05134135A (ja) | 光導波路基板と光フアイバホルダとの接続方法 | |
| JPH01310315A (ja) | 光導波路と光ファイバとの接続構造及びその製造方法 | |
| JP2823887B2 (ja) | 光ユニットの製造方法及び製造装置 | |
| JPS63311213A (ja) | 光導波路装置 | |
| JPH08313758A (ja) | 光導波路の光結合方法および導波路素子光結合器 | |
| JPH01310314A (ja) | 光導波路と光ファイバとを接続する方法 | |
| JPH067209B2 (ja) | 平面光導波路と光ファイバとの結合補助装置 | |
| JP2982362B2 (ja) | 光導波路・光ファイバ結合構造 | |
| JP2000121869A (ja) | 光ファイバ結合方法 | |
| JPS63161405A (ja) | 光フアイバの固定方法 | |
| JPH02181709A (ja) | 平面光導波路と光ファイバとの結合方法 | |
| JPS61121012A (ja) | 光回路部品の製造方法 | |
| JPH0375708A (ja) | 光ユニット及びその光結合部 | |
| JPH08262266A (ja) | 光導波路の調芯方法 | |
| JPH0346604A (ja) | 光集積回路 | |
| JPH05196836A (ja) | 光コネクタと光素子の接続方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |