JP2000121869A - 光ファイバ結合方法 - Google Patents

光ファイバ結合方法

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JP2000121869A
JP2000121869A JP28941498A JP28941498A JP2000121869A JP 2000121869 A JP2000121869 A JP 2000121869A JP 28941498 A JP28941498 A JP 28941498A JP 28941498 A JP28941498 A JP 28941498A JP 2000121869 A JP2000121869 A JP 2000121869A
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JP
Japan
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optical
optical fiber
fiber
block
spherical
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JP28941498A
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English (en)
Inventor
Masakaze Hosoya
正風 細矢
Fuminori Ishizuka
文則 石塚
Mitsuaki Yanagibashi
光昭 柳橋
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調芯軸数を削減し調芯時間を短縮する。光結
合効率を向上させる。 【解決手段】 チップマウントブロックに搭載した導波
路型の光部品に、ファイバブロックに固定される先球光
ファイバを調芯固定させる光ファイバ結合方法であっ
て、チップマウントブロックに光部品を搭載する、
チップマウントブロックに光ファイバを固定していない
ファイバブロックを当接させ、その状態で、ファイバブ
ロックに光ファイバを配置し、その後光部品と先球光フ
ァイバとの間隔が、光ファイバ先端からビームウェスト
までの距離と等しくなるように距離計測しながら間隔調
整する、光ファイバを接着等の固定手段を用いてファ
イバブロックに固定する、チップマウントブロックと
ファイバブロックをそれぞれ調芯装置の所定位置に配置
しかつ両者を当接させその状態で光軸に直交する方向の
調芯を行う、チップマウントブロックとファイバブロ
ックを固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導波路型の半導体
光素子あるいは光導波路等の光部品に先球光ファイバを
調芯しかつ固定させる光ファイバ結合方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来技術の光ファイバ結合方法を説明す
る前に、導波路型の光部品とシングルモードの先球光フ
ァイバとの光結合トレランスについて説明する。
【0003】図8は光軸(Z軸)に直交するX軸方向お
よびY軸方向の光結合トレランスのシミュレーション結
果、図9はZ軸方向の光結合トレランスのシミュレーシ
ョン結果であり、また、図10(a),(b)はX軸に
平行な軸を中心とした回転角度ズレ(θX)とY軸に平
行な軸を中心とした回転角度ズレ(θY)に対する光結
合トレランスのシミュレーション結果である。なお、光
結合効率の計算に用いた計算式は、河野健治氏の著書
「光結合系の基礎と応用」(現代工学社発行)、1998年
6月25日発行、P101〜P105によっている。
【0004】シミュレーション条件は、光部品の光入出
射導波路端寸法:X方向×Y方向=3×0.3μm、光
ファイバ先端曲率半径=10μm、光ファイバモードフ
ィールド半径=4.75μmとしたものである。
【0005】規格化結合効率が0.5となる時のトレラ
ンスは、X軸方向が±1.6μm、Y軸方向が±1.2
μm(図8参照)と小さく、極めて高精度な調芯を必要
とする。一方、Z軸方向の規格化結合効率0.5のトレ
ランスは±9.5μm(図9参照)と軸ズレに対する余
裕は比較的大きい。
【0006】なお、図9のZ軸(光軸)方向の軸ズレ量
は、光部品の光入出射導波路端と先球光ファイバ先端と
の間隔が、先球光ファイバ先端からビームウェストまで
の距離に等しい点を軸ズレ量0μmとしており、この時
結合効率が最大となる。ちなみに、先球光ファイバ先端
からビームウェストまでの距離は、前記河野氏著書より
次式で求められる。
【0007】
【数1】
【0008】ここで、d1:ビームウェストまでの距離 W1:ファイバのコア半径 n1:空気の屈折率 n2:ファイバコアの屈折率 R :先球半径 λ :光の波長 前記シミュレーション条件の先端曲率半径=10μmの
光ファイバの場合は、先端からビームウェストまでの距
離は17.8μmと計算される。
【0009】光部品の配置角度ズレに対するトレランス
は極めて大きく、±5°の角度ズレでも規格化結合効率
は0.95以上(図10参照)である。
【0010】上記のように、導波路型の光部品とシング
ルモードの先球光ファイバとの光結合では、一般にX軸
・Y軸方向の調芯に最も精度が要求され、光部品搭載時
の配置角度ズレ自体はあまり問題とならない。
【0011】以下、従来技術の光ファイバ結合方法につ
いて説明する。図11乃至図14は、チップマウントブ
ロックに搭載した導波路型の光部品に先球光ファイバを
調芯し固定する、光ファイバ結合方法の手順を示す第1
の従来例に係わる平面図および縦断面図である。
【0012】本第1の従来例では、4つの素子をアレイ
化した4チャンネルの半導体光素子21に、4本の先球
光ファイバ(光ファイバ)23を調芯させる光結合系を
例示したものであり、その光結合と固定の手順は以下に
従う。
【0013】〈手順1〉図11に示すように、チップマ
ウントブロック22上の所定位置に半導体光素子21を
はんだあるいは接着剤等により搭載固定する。半導体光
素子21は、例えば、導波路20を平行に複数配置した
アレイ型の半導体光素子である。この例では導波路20
は4本になっている。
【0014】〈手順2〉図12に示すように、V溝基板
24を用意する。このV溝基板24はその上面に平行に
複数のV溝を有する。これらの溝は前記導波路20に対
応する。そこで、前記V溝基板24上に先球光ファイバ
23を配列し、4本の先球光ファイバ23の先端が揃う
ようにV溝延在方向、すなわち光軸方向(Z方向)に移
動調整する。調整の後に、接着剤を塗布し硬化させ、先
球光ファイバ23をV溝基板24に固定する。
【0015】なお、4本の先球光ファイバ23の先端揃
えは、先球光ファイバ23がV溝基板24の端面から規
定の突き出し長さとなる位置に、V溝基板24の溝長手
方向と直交平面を有する治具(図示せず)を配置し、そ
の治具の平面に4本の先球光ファイバ23の先端を突き
当てて揃える方法が一般的である。
【0016】〈手順3〉図13に示すように、半導体光
素子21を搭載したチップマウントブロック22と、先
球光ファイバ23を整列・固定したV溝基板24を載置
したファイバブロック25とを自動調芯装置(図示せ
ず)の所定位置に配置し、両者を当接させた後に光軸に
直交方向(X軸方向およびY軸方向)、光軸方向(Z軸
方向)ならびに光軸回転方向(θZ方向)の調芯を行
う。
【0017】自動調芯装置は、半導体光素子21がレー
ザーダイオード(半導体レーザ素子)の場合には、レー
ザーダイオード駆動時の先球光ファイバ23への入射光
を光電変換し、半導体光素子21がフォトダイオード
(受光素子)の場合には、先球光ファイバ23からの出
射光を受光した時のフォトダイオードの光励起電流をモ
ニタし、その検出信号によりX軸、Y軸、Z軸およびθ
Z方向のピークサーチ動作を繰り返して調芯するもので
ある。
【0018】〈手順4〉図14に示すように、調芯動作
終了後にV溝基板24とファイバブロック25間および
ファイバブロック25とチップマウントブロック22間
を接着剤あるいはYAG溶接等により接続し、光結合と
固定が完了する。
【0019】前記第1の従来例における調芯動作は、Z
軸方向についても行うため、ファイバブロック25はV
溝基板24をZ軸方向にのみスライドできる構造とする
必要があり、光結合系が複雑で大型化する。
【0020】また、調芯装置には、チップマウントブロ
ック22とファイバブロック25およびV溝基板24の
それぞれに対する保持機構を必要とし、かつ、X軸、Y
軸、Z軸およびθZ方向の4軸動作の機能を備えなけれ
ばならない。
【0021】さらに、第1の従来例の手順では、半導体
光素子21が図11のように角度ズレθを持ってチップ
マウントブロック22に搭載固定された場合、すなわ
ち、半導体光素子21の光軸と先球光ファイバ23の光
軸が角度ズレθを有する場合で、かつ、先球光ファイバ
23が受光側となる場合には、先球光ファイバ23(=
V溝基板24)をZ軸方向に移動すると、同時にX軸方
向への光軸ズレを誘起する。ちなみに、角度ズレ2°で
搭載固定された光部品に対してZ軸方向の調芯範囲を±
15μmと仮定した場合には、X軸方向への光軸ズレは
tan2°×30μm≒1μmと計算され、図8のシミ
ュレーション結果によれば、Z軸方向の調芯を行うたび
にX軸方向の再調芯が必要となる。従って、X軸、Y
軸、Z軸およびθZ方向の4軸に対する同時調芯動作で
は、繰り返し調芯の回数が増大し調芯時間が長くなる。
【0022】加えるに、第1の従来例のように予めV溝
基板24上に先端を揃えて配列・固定した複数の先球光
ファイバ23を光結合させる場合には、半導体光素子2
1に搭載角度ズレθが有ると、半導体光素子21端面と
それぞれの先球光ファイバ23先端との間隔に差が生じ
ることとなり、Z軸方向の調芯が不十分で最良の光結合
効率が得ることが困難である。
【0023】これは、光結合させるチャンネル数が多け
れば多い程、両端のチャンネル間で半導体光素子21端
面とそれぞれの先球光ファイバ23先端との間隔差が大
きくなる。ちなみに、チャンネル間ピッチが250μm
の4チャンネル光部品が角度ズレ2°で搭載固定された
場合の両端のチャンネルの間隔差は、tan2°×25
0μm×3≒26μmと計算され、図9のシミュレーシ
ョン結果から見て、全チャンネルについてZ軸方向の良
好な光結合効率を得ることはできない。
【0024】図15は、チップマウントブロックに搭載
した導波路型の光部品に先球光ファイバを調芯し固定し
た光ファイバ結合状態を示す第2の従来例の一部を断面
とした平面図および縦断面図と右側面図である。
【0025】第2の従来例では、1つの光入出射点を持
つ半導体光素子21に、1本の先球光ファイバ23を調
芯させる光結合系を示したものであり、光結合と固定の
手順は以下に従う。
【0026】〈手順1〉チップマウントブロック22上
の所定位置に半導体光素子21をはんだあるいは接着剤
等により搭載固定する。 〈手順2〉ファイバブロック25の中心穴に先球光ファ
イバ23を挿入し接着固定する。 〈手順3〉前記チップマウントブロック22と、前記フ
ァイバブロック25と、支持フランジ27をそれぞれ自
動調芯装置(図示せず)の所定位置に配置させるととも
に保持させ、前記チップマウントブロック22と支持フ
ランジ27を当接させ、さらに、支持フランジ27に前
記ファイバブロック25を挿通させた状態で、光軸に直
交方向(X軸方向およびY軸方向)ならびに光軸方向
(Z軸方向)の調芯を行う。一般には、X軸方向および
Y軸方向の調芯動作(作業)を行った後にZ軸方向の調
芯動作を行い、これを繰り返して最適位置で調芯作業を
終了する。なお、第2の従来例は、1本の先球光ファイ
バ23の光結合系であるため、先球光ファイバ23が偏
波保持ファイバでない限りは、光軸回転方向(θZ
向)の調芯は無用である。
【0027】〈手順4〉調芯動作終了後にチップマウン
トブロック22と支持フランジ27間および支持フラン
ジ27とファイバブロック25間を接着剤あるいはYA
G溶接等により接続することによって光結合と固定が完
了する。
【0028】前記第2の従来例では、ファイバブロック
25をZ軸方向に調整移動するための支持フランジ27
が必要となるため、光結合系の大型化が避けられない。
【0029】また、調芯装置にはチップマウントブロッ
ク22、ファイバブロック25および支持フランジ27
のそれぞれに対する保持機構を必要とし、かつ、X軸、
Y軸およびZ軸方向の3軸動作の機能を備えなければな
らない。
【0030】さらに、第2の従来例の場合にも第1の従
来例と同様に、半導体光素子21が角度ズレθを持って
チップマウントブロック22に搭載固定され、かつ、先
球光ファイバ23が受光側となる場合には、先球光ファ
イバ23をZ軸方向に移動すると、同時にX軸方向への
光軸ズレを誘起する。従って、X軸、Y軸およびZ軸方
向の3軸同時調芯動作では、繰り返し調芯の回数が増大
し調芯に長時間を要する。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、チッ
プマウントブロックに搭載した導波路型の光部品に先球
光ファイバを調芯し固定する光ファイバ結合系におい
て、図11乃至図14に示す第1の従来例の結合方法の
手順では、Z軸方向についても調芯動作を行うため、先
球光ファイバ23をZ軸方向にスライドできる構造とす
る必要があり、光結合系が複雑で大型化するのを避けら
れないという欠点がある。また、使用する調芯装置は4
軸動作機能を備えた高価な装置を必要とするという欠点
がある。
【0032】さらに、半導体光素子21が角度ズレθを
持ってチップマウントブロック22に搭載固定された場
合には、繰り返し調芯回数が増大し調芯時間が長くな
り、かつ、複数の先球光ファイバ23のそれぞれについ
て、Z軸方向の最良の光結合効率を得ることが困難とな
る欠点がある。
【0033】図15に示す第2の従来例の結合方法によ
る手順でも、第1の従来例の場合と同様に、光結合系が
複雑で大型化するのを避けられないこと、半導体光素子
21が角度ズレθを持ってチップマウントブロック22
に搭載固定された場合には、繰り返し調芯回数が増大し
調芯時間が長くなること等の欠点があり、また、使用す
る調芯装置は3軸動作機能を備えた高価な装置を必要と
するという欠点がある。
【0034】本発明は、前記従来技術における欠点を解
消するものであって、その目的とするところは、第1
に、調芯軸数を削減し、調芯時間を短くすることのでき
る光ファイバ結合方法を提供することにある。本発明の
目的は、第2に、複数の先球光ファイバを配列した結合
系において、先球光ファイバのそれぞれがZ軸方向の最
良の光結合効率を得ることのできる光ファイバ結合方法
を提供することにある。本発明の目的は、第3に、光結
合系の構造を簡素化・小型化することのできる光ファイ
バ結合方法を提供することにある。本発明の前記ならび
にその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添
付図面によって明らかにする。
【0035】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。 (1)チップマウントブロックに搭載した導波路型の光
部品に、ファイバブロックに固定される先球光ファイバ
を調芯固定させる光ファイバ結合方法であって、前記チ
ップマウントブロックに前記光部品を搭載する第1の手
順と、前記チップマウントブロックに先球光ファイバを
固定していないファイバブロックを当接させ、その状態
で、前記ファイバブロックに前記先球光ファイバを配置
し、その後前記チップマウントブロック上の前記光部品
と前記先球光ファイバとの間隔が、先球光ファイバ先端
からビームウェストまでの距離と等しくなるように距離
計測しながら間隔調整する第2の手順と、前記間隔調整
後に前記先球光ファイバを接着等の固定手段を用いて前
記ファイバブロックに固定する第3の手順と、前記チッ
プマウントブロックと前記ファイバブロックをそれぞれ
調芯装置の所定位置に配置しかつ両者を当接させその状
態で光軸に直交する方向の調芯を行う第4の手順と、前
記調芯終了後にチップマウントブロックとファイバブロ
ックを溶接あるいは接着等の固定手段によって固定する
第5の手順を有する。前記第4の手順において、光軸に
直交する方向の調芯に加えて、光軸に平行な軸を中心と
した回転方向の調芯を行う。導波路がアレイ状に配置さ
れた光部品(例えば、半導体レーザアレイ)を前記チッ
プマウントブロックに固定した後、前記各導波路と各先
球光ファイバとの間隔が、先球光ファイバ先端からビー
ムウェストまでの距離と等しくなるように距離計測しな
がら間隔調整する。
【0036】前記光部品は導波路型の半導体レーザ素子
や受光素子を有する半導体光素子または半導体やガラス
あるいは樹脂等による光導波路もしくはこれらの組み合
わせによる部品であってもよい。また、光部品として複
数の導波路型の光部品を固定する構成でもよい。
【0037】前記(1)の手段によれば、光部品を搭載
したチップマウントブロックに当接させるファイバブロ
ックに、先球光ファイバを予め光部品との間隔が、先球
光ファイバ先端からビームウェストまでの距離と等しく
なる位置に固定しておき、その後に調芯作業を行うの
で、調芯装置では光軸方向(Z軸方向)の調芯が無用と
なる。従って、調芯装置での調芯作業が1軸少なくて済
むので、調芯作業が簡略化し調芯時間が短縮されるとと
もに調芯装置を低価格化できる。
【0038】また、複数の先球光ファイバを配列した結
合系においては、光部品が角度ズレを持ってチップマウ
ントブロックに搭載固定された場合でも、先球光ファイ
バと光部品との間隔を個々に、先球光ファイバ先端から
ビームウェストまでの距離と等しくなるように調整・固
定するので、Z軸方向に対してバラツキなく最良の光結
合効率を得ることができる。
【0039】さらに、Z軸方向については先球光ファイ
バを事前に調整・固定するので、光結合系の構造にZ軸
方向の可動機構が無用となる。従って、光結合系の構造
を簡素化・小型化することができる。
【0040】なお、本発明の光ファイバ結合方法では、
ファイバブロックヘの先球光ファイバの固定作業は、調
芯工程以前の別工程として光部品と先球光ファイバとの
間隔を計測しながら行うこととなるが、従来の光ファイ
バ結合方法における調芯工程中での固定作業と比較して
大きな工数増とはならない。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、発明の実施の形態を
説明するための全図において、同一機能を有するものは
同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0042】(実施形態1)図1乃至図6は本発明の一
実施形態(実施形態1)である光ファイバ結合方法に係
わる図であり、各図は平面図と縦断面図からなってい
る。光ファイバ結合方法では、チップマウントブロック
に搭載した導波路型の光部品に先球光ファイバを調芯し
固定する。光部品は、本実施形態1では平行に4本の導
波路を有する構成になり、各導波路にそれぞれ先球光フ
ァイバが光学的に接続される。
【0043】光ファイバ結合方法は以下の手順によって
行われる。 〈手順1〉図1(a),(b)に示すように、チップマ
ウントブロック2上の所定位置に半導体光素子1をはん
だあるいは接着剤等により搭載固定する。半導体光素子
1は平行に4本の導波路10を有する。例えば、半導体
光素子1はレーザダイオードアレイを構成する。
【0044】この半導体光素子1の固定において、例え
ば、半導体光素子1のそれぞれレーザ光が出射される出
射面となる一端面は、チップマウントブロック2の基準
面11に一致または平行に固定されるのが望ましいが、
例えば、θの角度ズレが発生してしまったとする。
【0045】〈手順2〉図2(a),(b)に示すよう
に、V溝12を上面に平行に複数設けたファイバブロッ
ク4の一端面を前記チップマウントブロック2の基準面
11に当接させる。前記ファイバブロック4の当接され
る面も基準面13となるものであり、この基準面13に
対して前記各V溝12は垂直方向に延在している。これ
らV溝12は前記半導体光素子1の各導波路10に対応
している。また、V溝12には被覆膜が除去されて裸線
となった光ファイバ芯線が横たわるように載置される。
【0046】そこで、ファイバブロック4の当接時、フ
ァイバブロック4の各V溝12の中心軸が半導体光素子
1の各導波路10の中心軸とほぼ一致するように調整が
行われる。
【0047】ファイバブロック4は、例えば、金属板1
4と、この金属板14上に接着剤を介してずらして固定
されるガラス板15とで形成され、前記ガラス板15の
上面にV溝12が設けられている。このような複合構造
にすることによって、金属板14が強度部材として作用
し、全体の強度が高くなるとともに、ガラス板15にV
溝12を設けることで、V溝12が作製しやすくなる。
【0048】なお、ファイバブロック4は一体構造とし
てもよい。また、ファイバブロック4の上面に先球光フ
ァイバ3を平行配列することが可能であれば、他の断面
形状の溝または他の形態でも良い。
【0049】〈手順3〉図3(a),(b)に示すよう
に、ファイバブロック4のV溝12上に先球光ファイバ
3を配列し、4本の先球光ファイバ3のそれぞれについ
て、半導体光素子1との間隔が、先球光ファイバ先端か
らビームウェストまでの距離(d1)と等しくなるよう
に光軸方向(Z軸方向)に移動調整する。なお、間隔距
離の計測は上方からの工具顕微鏡による観測による方法
が最も簡便な方法である。前記距離(d1)は、数1で
決まるビームウェストまでの距離である。
【0050】このように、個々の先球光ファイバ3をZ
軸方向に移動させて半導体光素子1と先球光ファイバ3
の先端の距離を(d1)に合わせ込むため、前記角度ズ
レθの影響は解消され、4本それぞれの先球光ファイバ
3と半導体光素子1との間隔は、間隔距離の計測精度と
光軸方向移動分解能に依存する範囲内のバラツキに抑え
ることができる。ちなみに、顕微鏡観測による方法では
±5μm以内のバラツキに抑えることが可能であり、Z
軸方向の規格化結合効率は0.8以上が期待できる。
【0051】〈手順4〉図4(a),(b)に示すよう
に、先球光ファイバ3の光軸方向移動調整の後に、接着
剤5を塗布し硬化させ、先球光ファイバ3をファイバブ
ロック4に固定する。
【0052】〈手順5〉図5(a),(b)に示すよう
に、半導体光素子1を搭載したチップマウントブロック
2と、先球光ファイバ3を整列・固定したファイバブロ
ック4とを自動調芯装置(図示せず)の所定位置に配置
し、両者を当接させた後に光軸に直交する方向(X軸方
向およびY軸方向)ならびに光軸回転方向(θZ方向)
の調芯を行う。
【0053】〈手順6〉図6(a),(b)に示すよう
に、調芯動作終了後にチップマウントブロック2とファ
イバブロック4との間を接着剤あるいはYAG溶接等に
より接続(接続体16)し、光結合と固定を完了する。
【0054】本実施形態1の光ファイバ結合方法によれ
ば以下の効果を有する。 (1)半導体光素子1を搭載したチップマウントブロッ
ク2に当接させるファイバブロック4に、先球光ファイ
バ3を予め半導体光素子1との間隔が、先球光ファイバ
先端からビームウェストまでの距離(d1)と等しくな
る位置に固定し、その後調芯装置に半導体光素子1を搭
載したチップマウントブロック2と、先球光ファイバ3
を固定したファイバブロック4を取り付けて光軸に直交
する方向と光軸回転方向の調整を行うことから、Z軸方
向の調芯は無用となる。従って、調芯装置での調芯作業
が1軸少なくて済むので、繰り返しピークサーチ動作の
回数が削減されて調芯時間が短縮される。
【0055】(2)調芯装置は光軸に直交する方向と光
軸回転方向の調整が行える2軸動作機能の調芯装置でよ
く、安価な調芯装置の使用が可能になり、光ファイバ結
合のコストの低減が達成できる。
【0056】(3)複数の先球光ファイバ3を配列した
結合系で、半導体光素子1が角度ズレθを持ってチップ
マウントブロック2に搭載固定された場合でも、先球光
ファイバ3と半導体光素子1との間隔を個々に、先球光
ファイバ先端からビームウェストまでの距離と等しくな
るように調整・固定するので、Z軸方向に対して間隔バ
ラツキが極めて少ない良好な光結合効率を得ることがで
きる。すなわち、図9に示すZ軸方向トレランスにおけ
る規格化結合効率は、0.8以上と高くできる。
【0057】(4)調芯装置での調芯作業以前に先球光
ファイバ3をファイバブロック4に固定・一体化させる
ので、光結合系構造にZ軸方向の可動機構が無用となる
ため、光結合系の構造を簡素化・小型化することができ
る。
【0058】(5)前記(1)〜(4)により、本実施
形態1の光ファイバ結合方法によれば各規格化結合効率
を高くできるとともに、光ファイバ結合コストの低減が
可能になることから、本構造の光結合系を有する光電子
装置の製造コストの低減が達成できる。
【0059】(実施形態2)図7は本発明の他の実施形
態(実施形態2)である光ファイバ結合方法を示す一部
を断面とする平面図および縦断面図と右側面図である。
【0060】本実施形態2は1つの導波路を持つ半導体
光素子、例えば、半導体レーザ素子に、1本の先球光フ
ァイバを調芯させる光結合系を例を示すものである。ま
た、先球光ファイバが固定されるファイバブロックは先
球光ファイバを保持する部分が筒体となり、接続側にア
ーム状のフランジを有する構造になっている。光結合・
固定の手順は以下による。
【0061】〈手順1〉図7(a)に示すように、チッ
プマウントブロック2上の所定位置に半導体光素子1を
はんだあるいは接着剤等により搭載固定する。前記実施
形態1の場合と同様にこの半導体光素子1の固定におい
て、半導体光素子1のレーザ光が出射される出射面とな
る一端面は、チップマウントブロック2の基準面11に
一致または平行に固定されるのが望ましいが、例えば、
θの角度ズレが発生してしまったとする。
【0062】〈手順2〉図7(a),(b)に示すよう
に、ファイバブロック4をチップマウントブロック2に
当接させる。この時、ファイバブロック4はその中心
軸、すなわち中心穴17の中心を半導体光素子1の導波
路20の中心とほぼ一致させるように配置し当接させ
る。ファイバブロック4のフランジ18側の一端面は基
準面13となり、この基準面13に対して前記中心穴1
7は垂直に延在するように予め作製されている。
【0063】〈手順3〉図7(a),(b)に示すよう
に、先球光ファイバ(光ファイバ)3をファイバブロッ
ク4の中心穴17に挿入し、チップマウントブロック2
上の半導体光素子1との間隔が、前記実施形態1の場合
と同様に、先球光ファイバ先端からビームウェストまで
の距離(d1)と等しくなるように光軸方向に移動調整
する。この調整により、前記角度ズレθの影響は解消さ
れ、先球光ファイバ3のZ軸方向の規格化結合効率は
0.8以上に高くできる。
【0064】〈手順4〉図7(a),(b)に示すよう
に、先球光ファイバ3の光軸方向移動調整の後に接着剤
5で先球光ファイバ3をファイバブロック4に固定す
る。
【0065】〈手順5〉図7(a)に示すように、半導
体光素子1を搭載したチップマウントブロック2と、先
球光ファイバ3を挿入・固定したファイバブロック4と
を自動調芯装置(図示せず)の所定位置に配置し、両者
を当接させた後に光軸に直交する方向(X軸方向および
Y軸方向)の調芯を行う。本実施形態2では、1本の先
球光ファイバを調芯させる光結合系であることから、先
球光ファイバ3が偏波保存ファイバでない限りは、前記
実施形態1の場合のような光軸回転方向(θ方向)の
調芯は不要となる。
【0066】〈手順6〉図7(a),(c)に示すよう
に、調芯動作終了後にチップマウントブロック2とファ
イバブロック4との間を接着剤あるいはYAG溶接等に
より接続(接続体16)し、光結合・固定が完了する。
【0067】本実施形態2で例示した光ファイバ結合方
法の手順に従えば、半導体光素子1を搭載したチップマ
ウントブロック2に当接させるファイバブロック4に、
先球光ファイバ3を予め半導体光素子1との間隔が、先
球光ファイバ先端からビームウェストまでの距離
(d1 )と等しくなる位置に固定しておくので、前記実
施形態1の例と同様に、調芯装置ではZ軸方向の調芯が
無用となる。
【0068】従って、調芯装置での調芯作業が第2の従
来例の場合より1軸少なくて済むので、繰り返しピーク
サーチ動作の回数が削減されて調芯時間が短縮されると
ともに、調芯機構を少なくでき調芯装置の低価格化を図
ることができる。
【0069】また、本実施形態2の光ファイバ結合方法
では、調芯装置での調芯作業以前に先球光ファイバ3を
ファイバブロック4に固定・一体化させるので、光結合
系(構造)において、図15に示す第2の従来例におけ
る支持フランジ27が不要となるため、光結合系の構造
を簡素化できるとともに小型化できる。
【0070】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない、たとえ
ば、前記実施形態では、半導体光素子として半導体レー
ザを組み込んだ例について説明したが、導波路型の光部
品であればどのようなものでも同様に組み込め前記実施
形態同様の効果を得ることができる。すなわち、前記光
部品は導波路型の半導体レーザ素子や受光素子を有する
半導体光素子または半導体やガラスあるいは樹脂等によ
る光導波路もしくはこれらの組み合わせたものでも良
い。
【0071】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。 (1)本発明の光ファイバ結合方法では、光部品を搭載
したチップマウントブロックに当接させるファイバブロ
ックに、先球光ファイバを予め光部品との間隔が、先球
光ファイバ先端からビームウェストまでの距離と等しく
なる位置に固定しておき、その後に調芯装置を用いて調
芯作業を行う手順としている。これにより、調芯装置で
のZ軸方向の調芯が無用となり調芯軸を1軸削減できる
ので、調芯作業が簡略化し調芯時間が短縮されるととも
に調芯装置を低価格化できる効果がある。 (2)本発明の光ファイバ結合方法では、複数の先球光
ファイバを配列した結合系においては、光部品が角度ズ
レを持ってチップマウントブロックに搭載固定された場
合でも、先球光ファイバと光部品との間隔を個々に、先
球光ファイバ先端からビームウェストまでの距離と等し
くなるように調整・固定するので、Z軸方向に村して間
隔バラツキが極めて少ない良好な光結合効率を得ること
ができる効果がある。
【0072】(3)Z軸方向については先球光ファイバ
を事前に調整・固定するので、光結合構造にZ軸方向の
可動機構が無用となるため、光結合系の構造を簡素化・
小型化することができる効果がある。 (4)前記(1)〜(3)により、本発明の光ファイバ
結合方法は、従来の光ファイバ結合方法に比べて調芯作
業の簡略化、光結合効率の向上、光結合系構造の簡素化
・小型化を可能とするものであり、光部品実装への貢献
に大なるものがあり、工業的価値が極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態(実施形態1)である光フ
ァイバ結合方法においてチップマウントブロックに半導
体光素子を固定した状態を示す平面図および縦断面図で
ある。
【図2】本実施形態1の光ファイバ結合方法においてチ
ップマウントブロックにファイバブロックを当接する状
態を示す平面図および縦断面図である。
【図3】本実施形態1の光ファイバ結合方法において半
導体光素子の導波路端面と光ファイバの先端との位置調
整を行う状態を示す平面図および縦断面図である。
【図4】本実施形態1の光ファイバ結合方法において光
ファイバをファイバブロックに固定した状態を示す平面
図および縦断面図である。
【図5】本実施形態1の光ファイバ結合方法において半
導体光素子に対して光ファイバ群を光軸と直交方向に移
動調整する状態ならびに回転調整する状態を示す平面図
および縦断面図である。
【図6】本実施形態1の光ファイバ結合方法においてチ
ップマウントブロックにファイバブロックを固定する状
態を示す平面図および縦断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態(実施形態2)である光
ファイバ結合方法を示す一部を断面とする平面図および
縦断面図と右側面図である。
【図8】導波路型の光部品とシングルモード先球光ファ
イバとの光結合における、X軸方向およびY軸方向の光
結合トレランスのシミュレーション結果を示すグラフで
ある。
【図9】導波路型の光部品とシングルモード先球光ファ
イバとの光結合における、Z軸方向の光結合トレランス
のシミュレーション結果を示すグラフである。
【図10】導波路型の光部品とシングルモード先球光フ
ァイバとの光結合における、X軸を中心とした回転角度
ズレとY軸を中心とした回転角度ズレに対する光結合ト
レランスのシミュレーション結果を示すグラフである。
【図11】従来の光ファイバ結合方法(第1の従来方
法)において、チップマウントブロックに半導体光素子
を固定した状態を示す平面図および縦断面図である。
【図12】第1の従来方法において、V溝基板24の光
ファイバ23の突き出し長さの調整を行う状態を示す平
面図および縦断面図である。
【図13】第1の従来方法において、X軸方向調芯,Y
軸方向調芯,Z軸方向調芯および回転方向調芯を行うと
ともに、光ファイバを接着剤でV溝基板に固定した状態
を示す平面図および縦断面図である。
【図14】第1の従来方法において、V溝基板をファイ
バブロックに固定し、ファイバブロックをチップマウン
トブロックに固定した状態を示す平面図および縦断面図
である。
【図15】第2の従来方法において、光ファイバ結合方
法を示す一部を断面とする平面図および縦断面図と右側
面図である。
【符号の説明】
1…半導体光素子、2…チップマウントブロック、3…
光ファイバ(先球光ファイバ)、4…ファイバブロッ
ク、5…接着剤、10…導波路、11…基準面、12…
V溝、13…基準面、14…金属板、15…ガラス板、
16…接続体、17…中心穴、18…フランジ、20…
導波路、21…半導体光素子、22…チップマウントブ
ロック、23…光ファイバ、24…V溝基板、25…フ
ァイバブロック、26…接着剤、27…支持フランジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳橋 光昭 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H036 KA03 LA07 NA01 NA03 2H037 BA02 BA11 CA08 DA04 DA17 DA18 DA22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップマウントブロックに搭載した導波
    路型の光部品に、ファイバブロックに固定される先球光
    ファイバを調芯固定させる光ファイバ結合方法であっ
    て、前記チップマウントブロックに前記光部品を搭載す
    る第1の手順と、前記チップマウントブロックに先球光
    ファイバを固定していないファイバブロックを当接さ
    せ、その状態で、前記ファイバブロックに前記先球光フ
    ァイバを配置し、その後前記チップマウントブロック上
    の前記光部品と前記先球光ファイバとの間隔が、先球光
    ファイバ先端からビームウェストまでの距離と等しくな
    るように距離計測しながら間隔調整する第2の手順と、
    前記間隔調整後に前記先球光ファイバを接着等の固定手
    段を用いて前記ファイバブロックに固定する第3の手順
    と、前記チップマウントブロックと前記ファイバブロッ
    クをそれぞれ調芯装置の所定位置に配置しかつ両者を当
    接させその状態で光軸に直交する方向の調芯を行う第4
    の手順と、前記調芯終了後にチップマウントブロックと
    ファイバブロックを溶接あるいは接着等の固定手段によ
    って固定する第5の手順を有することを特徴とする光フ
    ァイバ結合方法。
  2. 【請求項2】 前記第4の手順において、光軸に直交す
    る方向の調芯に加えて、光軸に平行な軸を中心とした回
    転方向の調芯を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    光ファイバ結合方法。
  3. 【請求項3】 複数の光部品を前記チップマウントブロ
    ックに固定した後、前記各光部品と各先球光ファイバと
    の間隔が、先球光ファイバ先端からビームウェストまで
    の距離と等しくなるように距離計測しながら間隔調整す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光
    ファイバ結合方法。
  4. 【請求項4】 導波路がアレイ状に配置された光部品を
    前記チップマウントブロックに固定した後、前記各導波
    路と各先球光ファイバとの間隔が、先球光ファイバ先端
    からビームウェストまでの距離と等しくなるように距離
    計測しながら間隔調整することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の光ファイバ結合方法。
  5. 【請求項5】 前記光部品は導波路型の半導体レーザ素
    子や受光素子を有する半導体光素子または半導体やガラ
    スあるいは樹脂等による光導波路もしくはこれらの組み
    合わせによる部品であることを特徴とする請求項1乃至
    請求項4のいずれか1項に記載の光ファイバ結合方法。
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