JPH0519561Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0519561Y2 JPH0519561Y2 JP1986120417U JP12041786U JPH0519561Y2 JP H0519561 Y2 JPH0519561 Y2 JP H0519561Y2 JP 1986120417 U JP1986120417 U JP 1986120417U JP 12041786 U JP12041786 U JP 12041786U JP H0519561 Y2 JPH0519561 Y2 JP H0519561Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- crankcase
- carburetor
- insulating intermediate
- intermediate body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 claims description 6
- 229910001234 light alloy Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 6
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 6
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 産業上の利用分野
本考案は、クランクケースに、内部にリード弁
を備えた断熱中間体を介して気化器を連通、固着
せしめるとともに、2サイクルエンジンに係るも
のである。
を備えた断熱中間体を介して気化器を連通、固着
せしめるとともに、2サイクルエンジンに係るも
のである。
(b) 従来技術および解決しようとする問題点
一般に、チエンソー、刈払機等の携帯用作業機
に使用するエンジンは操作を容易とするため、で
きるだけコンパクトにする必要があるが、従来、
エンジンのシリンダー、クランクケースはアルミ
合金等の軽合金で形成され、シリンダー内で発生
する熱が、クランクケースから気化器に伝導する
ことを防ぐために、合成樹脂等の断熱材よりなる
断熱中間体をクランクケースと気化器の間に介在
せしめ、この断熱中間体の内部に、吸気の逆流を
防ぐためのリード弁が設けられていた。この場
合、断熱中間体は断熱に必要な所定の厚さを必要
とするためその分だけ、気化器がエンジンから突
出することになつていた。
に使用するエンジンは操作を容易とするため、で
きるだけコンパクトにする必要があるが、従来、
エンジンのシリンダー、クランクケースはアルミ
合金等の軽合金で形成され、シリンダー内で発生
する熱が、クランクケースから気化器に伝導する
ことを防ぐために、合成樹脂等の断熱材よりなる
断熱中間体をクランクケースと気化器の間に介在
せしめ、この断熱中間体の内部に、吸気の逆流を
防ぐためのリード弁が設けられていた。この場
合、断熱中間体は断熱に必要な所定の厚さを必要
とするためその分だけ、気化器がエンジンから突
出することになつていた。
(c) 問題を解決するための手段および作用
本考案は、クランクケースの、断熱中間体に接
する取付部を合成樹脂等の断熱材料で別体に形成
することにより、その分だけ断熱中間体の厚さを
薄くしても、気化器に熱が伝導することを防ぐも
のである。
する取付部を合成樹脂等の断熱材料で別体に形成
することにより、その分だけ断熱中間体の厚さを
薄くしても、気化器に熱が伝導することを防ぐも
のである。
(d) 実施例
以下、図面により本考案の1実施例について詳
細に説明を行なう。
細に説明を行なう。
図において、チエンソー1はつぎのように構成
されている。合成樹脂製の本体ケース3内にはエ
ンジン5が固着され、上面には後ハンドル7が緩
衝体(図示せず)を介して装着され、後ハンドル
7の左前側に前ハンドル9の1端が固着され、他
端は水平方向から垂直方向に屈曲して本体ケース
3の左側面に緩衝体(図示せず)を介して装着さ
れている。後後ハンドル7にはスロツトルレバー
11が揺動自在に枢着されている。前ハンドル9
の前方には、作業者の手を保護するため保護板1
3が設けられている。エンジン5のアルミ合金製
のシリンダー15内には往復移動自在のピストン
17が嵌合し、シリンダー15と固着するアルミ
合金製のクランクケース19にはクランクシヤフ
ト21が回転自在に軸支されている。クランクシ
ヤフト21に固着するクランクアーム23に、ク
ランクピン25によつて1端を枢着される連結杆
27の他端はピストンピン29によつてピストン
17が枢着されている。シリンダー15内の頂部
側の燃焼室30は掃気溝31を介してクランクケ
ース19内に連通し、排気口32を介してマフラ
ー(図示せず)に連通している。本体ケース3の
右側面には、チエンバー33が固着され、チエン
バー33の外周に係合して回転するソーチエン3
4が、エンジン5の駆動で回転するスプロケツト
(図示せず)に係合して駆動されている。クラン
クケース19には吸気口35が設けられ合成樹脂
製の断熱中間体37を介して気化器39が装着さ
れ、吸気口35は、断熱中間体37内の連通孔4
1、気化器39内部の吸気通路43を介して、本
体ケース3内の吸気室45に連通している。断熱
中間体37の吸気口35側には、吸気口35方向
にのみ連通するリード弁47が設けられている。
吸気室45はエヤクリーナ49を介して大気に連
通している。クランクケース19の断熱中間体3
7に接する取付部51は合成樹脂によつて別体に
形成され、ねじ53,53によつて結合されてい
る。また気化器39は断熱中間体37を介してね
じ55,55によつて取付部51に結合されてい
る。
されている。合成樹脂製の本体ケース3内にはエ
ンジン5が固着され、上面には後ハンドル7が緩
衝体(図示せず)を介して装着され、後ハンドル
7の左前側に前ハンドル9の1端が固着され、他
端は水平方向から垂直方向に屈曲して本体ケース
3の左側面に緩衝体(図示せず)を介して装着さ
れている。後後ハンドル7にはスロツトルレバー
11が揺動自在に枢着されている。前ハンドル9
の前方には、作業者の手を保護するため保護板1
3が設けられている。エンジン5のアルミ合金製
のシリンダー15内には往復移動自在のピストン
17が嵌合し、シリンダー15と固着するアルミ
合金製のクランクケース19にはクランクシヤフ
ト21が回転自在に軸支されている。クランクシ
ヤフト21に固着するクランクアーム23に、ク
ランクピン25によつて1端を枢着される連結杆
27の他端はピストンピン29によつてピストン
17が枢着されている。シリンダー15内の頂部
側の燃焼室30は掃気溝31を介してクランクケ
ース19内に連通し、排気口32を介してマフラ
ー(図示せず)に連通している。本体ケース3の
右側面には、チエンバー33が固着され、チエン
バー33の外周に係合して回転するソーチエン3
4が、エンジン5の駆動で回転するスプロケツト
(図示せず)に係合して駆動されている。クラン
クケース19には吸気口35が設けられ合成樹脂
製の断熱中間体37を介して気化器39が装着さ
れ、吸気口35は、断熱中間体37内の連通孔4
1、気化器39内部の吸気通路43を介して、本
体ケース3内の吸気室45に連通している。断熱
中間体37の吸気口35側には、吸気口35方向
にのみ連通するリード弁47が設けられている。
吸気室45はエヤクリーナ49を介して大気に連
通している。クランクケース19の断熱中間体3
7に接する取付部51は合成樹脂によつて別体に
形成され、ねじ53,53によつて結合されてい
る。また気化器39は断熱中間体37を介してね
じ55,55によつて取付部51に結合されてい
る。
以上の実施例において、ピストン17の往復運
動にともなつて、大気はエヤクリーナ49を経て
気化器39に入り、燃料が気化、混入されての
ち、混合気は、断熱中間体37内のリード弁47
を通り、吸気口35からクランクケース19内に
吸入される。この混合気は掃気溝31から燃焼室
30内に入つて燃焼するものである。シリンダー
15内で発生する熱は、合成樹脂製のクランクケ
ース19の取付部51、断熱中間体37によつて
気化器39に伝導することは阻止されている。作
業者は後ハンドル7、前ハンドル9を両手で把持
して、回転するソーチエンによつて樹木等の切断
を行なうものである。
動にともなつて、大気はエヤクリーナ49を経て
気化器39に入り、燃料が気化、混入されての
ち、混合気は、断熱中間体37内のリード弁47
を通り、吸気口35からクランクケース19内に
吸入される。この混合気は掃気溝31から燃焼室
30内に入つて燃焼するものである。シリンダー
15内で発生する熱は、合成樹脂製のクランクケ
ース19の取付部51、断熱中間体37によつて
気化器39に伝導することは阻止されている。作
業者は後ハンドル7、前ハンドル9を両手で把持
して、回転するソーチエンによつて樹木等の切断
を行なうものである。
(e) 考案の効果
本考案は請求の範囲に記載のとおりの構成であ
るので、クランクケースと気化器との間に介在す
る断熱中間体の厚さを薄くして気化器の取付けを
コンパクトとすることができ、しかもエンジンの
熱が気化器に伝導することを有効に防止すること
ができるものである。
るので、クランクケースと気化器との間に介在す
る断熱中間体の厚さを薄くして気化器の取付けを
コンパクトとすることができ、しかもエンジンの
熱が気化器に伝導することを有効に防止すること
ができるものである。
第1図は本考案の1実施例の側断面図、第2図
は要部の拡大側断面図である。 19……クランクケース、37……断熱中間
体、39……気化器、47……リード弁、51…
…取付部。
は要部の拡大側断面図である。 19……クランクケース、37……断熱中間
体、39……気化器、47……リード弁、51…
…取付部。
Claims (1)
- 軽合金製のクランクケース19に、内部にリー
ド弁47を備えた断熱中間体37を介して気化器
39を連通、固着せしめるとともに、前記クラン
クケース19の、前記断熱中間体37に接する取
付部51を断熱部材により別体に形成したことを
特徴とする2サイクルエンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986120417U JPH0519561Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986120417U JPH0519561Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6326760U JPS6326760U (ja) | 1988-02-22 |
JPH0519561Y2 true JPH0519561Y2 (ja) | 1993-05-24 |
Family
ID=31008714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986120417U Expired - Lifetime JPH0519561Y2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0519561Y2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3917762A (en) * | 1974-03-19 | 1975-11-04 | Dale Herbrandson | Carburetor and method of carburation |
JPS5727701A (en) * | 1980-06-09 | 1982-02-15 | Electrolux Ab | Power saw |
JPS6114403U (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-28 | ダイハツ工業株式会社 | 自動車用ランプの支持構造 |
JPS6151465B2 (ja) * | 1980-04-15 | 1986-11-08 | Sanyo Electric Co |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0143496Y2 (ja) * | 1984-09-10 | 1989-12-18 |
-
1986
- 1986-08-07 JP JP1986120417U patent/JPH0519561Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3917762A (en) * | 1974-03-19 | 1975-11-04 | Dale Herbrandson | Carburetor and method of carburation |
JPS6151465B2 (ja) * | 1980-04-15 | 1986-11-08 | Sanyo Electric Co | |
JPS5727701A (en) * | 1980-06-09 | 1982-02-15 | Electrolux Ab | Power saw |
JPS6114403U (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-28 | ダイハツ工業株式会社 | 自動車用ランプの支持構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6326760U (ja) | 1988-02-22 |
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