JPS6021473Y2 - 動力付携帯作業機 - Google Patents
動力付携帯作業機Info
- Publication number
- JPS6021473Y2 JPS6021473Y2 JP1977074977U JP7497777U JPS6021473Y2 JP S6021473 Y2 JPS6021473 Y2 JP S6021473Y2 JP 1977074977 U JP1977074977 U JP 1977074977U JP 7497777 U JP7497777 U JP 7497777U JP S6021473 Y2 JPS6021473 Y2 JP S6021473Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- cylinders
- powered portable
- horizontally
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、刈払機やチェンソー等の動力付携帯作業機を
防振・防音性の優れたものに改善せんとするものである
が、その動力源として２サイクルエンジンを使用する場
合、クランクシャフトを水平に配設した同時点火式水平
対向二気筒形エンジンとし、単気筒エンジンの場合と同
排気量、並びに同等出力以上の性能を確保しながら、運
動部分のバランスの改善による起振エネルギーの低減と
大形マフラーの設置などによって排気の消音性能を改善
する等、従来得られなかった効果を有する動力付携帯作
業機を提供せんとするものである。
防振・防音性の優れたものに改善せんとするものである
が、その動力源として２サイクルエンジンを使用する場
合、クランクシャフトを水平に配設した同時点火式水平
対向二気筒形エンジンとし、単気筒エンジンの場合と同
排気量、並びに同等出力以上の性能を確保しながら、運
動部分のバランスの改善による起振エネルギーの低減と
大形マフラーの設置などによって排気の消音性能を改善
する等、従来得られなかった効果を有する動力付携帯作
業機を提供せんとするものである。
以下、実施例によって詳細な説明を行なう。
第１図に本考案実施例として草刈機の側面全貌図を示し
、第２図に第１図動力部の拡大詳細横断面図を示し、第
３図に本考案の別の実施例としてチェンソーの要部詳細
縦断面図を示した。
、第２図に第１図動力部の拡大詳細横断面図を示し、第
３図に本考案の別の実施例としてチェンソーの要部詳細
縦断面図を示した。
第１図及び第２図に示した本考案実施例は、伝動軸を内
挿した主杆１の先端に刈刃装置２を取着し、他端に動力
部３を取着し、該動力部３の回転力を前記伝動軸によっ
て刈刃装置２に伝達し、刈刃を回転せしめるごとくした
草刈機である。
挿した主杆１の先端に刈刃装置２を取着し、他端に動力
部３を取着し、該動力部３の回転力を前記伝動軸によっ
て刈刃装置２に伝達し、刈刃を回転せしめるごとくした
草刈機である。
この動力部３において、二個の同排気量のシリンダ４，
４を水平に、且つ同寸のピストン７．７及びコネクティ
ングロッド８，８をクランクシャフト６に対して対向し
て配設し、同時点火を行なっている。
４を水平に、且つ同寸のピストン７．７及びコネクティ
ングロッド８，８をクランクシャフト６に対して対向し
て配設し、同時点火を行なっている。
又、第３図にチェンソーの場合について示した如く、こ
のシリンダ配列の上部側に吸気口を設けて機枠筒３ａの
一部を利用して給気系のハウジングを形威し気化器１０
を配設し、下部側には排気口を配設して両シリンダ４，
４にまたがる大形のマフラー９を配設している。
のシリンダ配列の上部側に吸気口を設けて機枠筒３ａの
一部を利用して給気系のハウジングを形威し気化器１０
を配設し、下部側には排気口を配設して両シリンダ４，
４にまたがる大形のマフラー９を配設している。
さらに、前記動力部３と機枠筒３ａとは、防振部材５を
介して取着されている。
介して取着されている。
従来、単気筒２サイクルエンジンを使用した動力付携帯
作業機は、数多く使用されているが作業機運転時におけ
る振動が大きな問題となっている。
作業機は、数多く使用されているが作業機運転時におけ
る振動が大きな問題となっている。
このたせ振動を減少する手段が数多く考案されているが
、多くの場合ゴム等の防振部材を使用してなる防振手段
である。
、多くの場合ゴム等の防振部材を使用してなる防振手段
である。
しかしながら防振部材による防振には限界があり、振動
を減少させる程、装置が大がかりになり、重量的にも価
格的にも問題があった。
を減少させる程、装置が大がかりになり、重量的にも価
格的にも問題があった。
本考案は、振動を減少させるために、まず主要な振動発
生源であるエンジン自体の起振エネルギーを減少させた
ものである。
生源であるエンジン自体の起振エネルギーを減少させた
ものである。
すなわち、エンジンの振動は、回転運動による振動と、
ピストンの摺動による直線運動による振動との組合せで
生じる振動であり、これらのうちで回転運動による起振
エネルギーの減少は容易であるが、直線運動による起振
エネルギーの減少には問題があった。
ピストンの摺動による直線運動による振動との組合せで
生じる振動であり、これらのうちで回転運動による起振
エネルギーの減少は容易であるが、直線運動による起振
エネルギーの減少には問題があった。
加えて単気筒エンジンの場合、容積が大きくなればそれ
に伴ってピストン及びフンロッド等の重量も大になり起
振エネルギーは増大する。
に伴ってピストン及びフンロッド等の重量も大になり起
振エネルギーは増大する。
本考案では、これらの起振エネルギーを減少するため、
同時点火式水平対向ニス筒形２サイクルエンジンを使用
し、ピストン等の摺動部材の対向運動によって振動エネ
ルギーを相殺し、振動を減少させるものである。
同時点火式水平対向ニス筒形２サイクルエンジンを使用
し、ピストン等の摺動部材の対向運動によって振動エネ
ルギーを相殺し、振動を減少させるものである。
従来実施された単気筒２サイクルエンジンを同排気量の
同時点火式水平対向ニス筒形２サイクルエンジンに変え
る事により、個々のピストン及びコンロッド等の質量が
軽減し、これが起振エネルギー減少の大きな要因となる
。
同時点火式水平対向ニス筒形２サイクルエンジンに変え
る事により、個々のピストン及びコンロッド等の質量が
軽減し、これが起振エネルギー減少の大きな要因となる
。
又、水平対向形に同排気量の単気筒のものより小形のシ
リンダを配設する事により、はぼ同じ外貌容積内でその
上下側に余裕ある空間が形成されるため、上側には、気
化器及び吸気マニホールド、インテークサイレンサーの
吸気系や燃料タンク等が自由に配設可能である。
リンダを配設する事により、はぼ同じ外貌容積内でその
上下側に余裕ある空間が形成されるため、上側には、気
化器及び吸気マニホールド、インテークサイレンサーの
吸気系や燃料タンク等が自由に配設可能である。
また、下側には二つのシリンダの排気口間に亘ってマフ
ラーを配設出来るため、２サイクルエンジンの性能発揮
上、大きな比重を占めるマフラーのチューニング操作が
容易になり、同排気量の単気筒２サイクル工ンジン以上
の消音性能の向上が可能で、消音操作も容易となる。
ラーを配設出来るため、２サイクルエンジンの性能発揮
上、大きな比重を占めるマフラーのチューニング操作が
容易になり、同排気量の単気筒２サイクル工ンジン以上
の消音性能の向上が可能で、消音操作も容易となる。
さらに実施例では、動力部と機枠筐との間に防振部材を
介在せしめているため、エンジンによる振動はほとんど
作業機の主杆及びバンドル等には伝わらない。
介在せしめているため、エンジンによる振動はほとんど
作業機の主杆及びバンドル等には伝わらない。
又、第３図は上記した構造のエンジンをチェンソーに用
いた実施例であり、共通な作用効果を有するものである
。
いた実施例であり、共通な作用効果を有するものである
。
以上、本考案構造によりエンジン性能の低下なしに、振
動の少ない、消音効果の優れた動力付携帯作業機を提供
出来るものであり、実用上貢献するところは大なるもの
がある。
動の少ない、消音効果の優れた動力付携帯作業機を提供
出来るものであり、実用上貢献するところは大なるもの
がある。
第１図は本考案実施例とじてに草刈機の側面全貌図、第
２図は第１図動力部の拡大詳細横断面図及び第３図は本
考案の別の実施例としてのチェンソーの要部詳細縦断面
図である。 ３・・・・・・動力部、４，４・・・・・・シリンダ、
６・・・・・・クランクシャフト、９・・・・・・マフ
ラー。
２図は第１図動力部の拡大詳細横断面図及び第３図は本
考案の別の実施例としてのチェンソーの要部詳細縦断面
図である。 ３・・・・・・動力部、４，４・・・・・・シリンダ、
６・・・・・・クランクシャフト、９・・・・・・マフ
ラー。
Claims (1)
- クランクシャフト６を水平に配設した同時点火式水平対
向二気筒形２サイクルエンジンの水平に配設したシリン
ダ４，４配列の上部側に気化器１０を配設した給気系の
ハウジングを備えると共に下部側に前記両シリンダ４，
４の排気口を配設して前記両シリンダ４，４にまたがる
マフラーを配置してなる動力部３を防振部材５を介して
機枠筒３ａに取着した動力付携帯作業機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977074977U JPS6021473Y2 (ja) | 1977-06-10 | 1977-06-10 | 動力付携帯作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977074977U JPS6021473Y2 (ja) | 1977-06-10 | 1977-06-10 | 動力付携帯作業機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS543508U JPS543508U (ja) | 1979-01-11 |
| JPS6021473Y2 true JPS6021473Y2 (ja) | 1985-06-26 |
Family
ID=28989005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977074977U Expired JPS6021473Y2 (ja) | 1977-06-10 | 1977-06-10 | 動力付携帯作業機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6021473Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS588909Y2 (ja) * | 1977-07-05 | 1983-02-17 | ヤマハ発動機株式会社 | クランク室予圧縮式２サイクル多気筒エンジン |
| NL8101927A (nl) * | 1981-04-21 | 1982-11-16 | Oce Nederland Bv | Scheidingsinrichting voor het scheiden van vellen. |
| JPS58104842A (ja) * | 1981-12-16 | 1983-06-22 | Toshiba Corp | 帳票給紙装置 |
| NL8202141A (nl) * | 1982-05-26 | 1983-12-16 | Oce Nederland Bv | Inrichting voor het afvoeren van vellen. |
| JPS6241934A (ja) * | 1985-08-19 | 1987-02-23 | Mazda Motor Corp | エンジンの補器類取付構造 |
| JPH028906Y2 (ja) * | 1987-03-20 | 1990-03-05 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS481041U (ja) * | 1971-05-28 | 1973-01-09 |
-
1977
- 1977-06-10 JP JP1977074977U patent/JPS6021473Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS481041U (ja) * | 1971-05-28 | 1973-01-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS543508U (ja) | 1979-01-11 |
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