JPH0519488U - 折畳み扉の分割継手構造 - Google Patents

折畳み扉の分割継手構造

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JPH0519488U
JPH0519488U JP13089090U JP13089090U JPH0519488U JP H0519488 U JPH0519488 U JP H0519488U JP 13089090 U JP13089090 U JP 13089090U JP 13089090 U JP13089090 U JP 13089090U JP H0519488 U JPH0519488 U JP H0519488U
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茂樹 蟻塚
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東工シヤツター株式会社
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Abstract

(57)【要約】 電子出願以前の出願であるので 要約・選択図及び出願人の識別番号は存在しない。

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は折畳み扉の継手構造に関するものであ る。
(従来技術) 折畳み扉装置は建物のあらゆる間口又は仕切り の開閉装置として適用されているが、上記開口幅 が時として20m〜30mにも及ぶ場合がある。
このような広い間口に折畳み扉装置を据え付けす るには大変な重労働となり、人力によって上レー ルに掛架することは不可能であるとともに、その 他据え付け現場での組立作業も面倒となる。
そこで折畳み扉を据え付けするに際して適当な 長さの扉に分割して上レールに掛架し、掛架した 後で互いに連結することが出来るように継手を分 割型構造とする。このような方法で据え付けする ならば、仮に20m〜30mにも及ぶ折畳み扉で あっても、該据え付け作業を行うことは可能とな る。
ところで、折畳み扉の継手を分割構造とした 「割型関節継手を有する折畳式横引シャッター」 なるものは知られている(実開昭59−122392 号)。上記横引シャッターに用いられる分割型継 手とは、シャッター片に形成した軸受けと互いに 連結する軸を有す雌型継手片と、この雌型継手片 に嵌着される雄型継手片との一対の縦割り入子形 式に構成し、両者を着脱可能に連結一体化した構 造である。
このような分割継手構造とした場合、一つには 折畳み扉の開閉時に作用する力が両継手片を固定 するネジに作用し、該ネジは緩みガタ付きを生じ る。又両継手片はシャッター片の表側及び裏側に 突出し、折畳み扉の外観を損なうことは勿論のこ と、突出した継手片は余分はスペースをとり、障 害となる。
(本考案の目的) このように従来型式の分割型継手には上記のご とき問題がある。本考案はこれら問題点の解決を 目的としたもので、パネルの厚さ内に納まってパ ネルの表面及び裏面から突出することなく、又両 継手片の連結が緩んでガタ付くことのない丈夫な 分割型継手構造を提供する。
(本考案の構成) 本考案の分割型継手構造は上記問題点の解決を 図るため、次の特徴をもって構成されている。
すなわち、各パネルは継手を介して屈曲自在に 連結され、上記継手は一対の継手片から成る分割 型構造となっている。そして、各々の継手片はネ ジ止めされて互いに連結される訳であるが、両継 手片の接合面をL型断面とし、外側端部をネジ止 めし、他端部には係合部を介して互いに噛み合わ せた構造となっている。そして継手片の上・下端 には受けプレートを取着し、又上記分割型継手を カバーするためのカバー片をパネル側端から伸ば している。
(作 用) 本考案の継手はこのような分割型として構成 し、それぞれの継手片の接合面をL型断面をもっ て互いに当接・組み合わせている訳で、分割型継 手の大きさはパネルから外へはみ出すことなく、 一体型継手と同じである。そして、連結構造が L型断面をもって互いに組み合わされ、係合部と ネジ止めにて連結するため、ネジに緩みを生じな い。すなわち、上記継手に作用する外力は係合部 にて負担し、上記ネジには実質的負荷は作用しな い構造となっている。
以下、本考案に係る実施例を図面に基づき詳細 に説明する。
(実施例) 第1図は本考案の分割型継手を用いた折畳み扉 装置の実施例を示す慨略図であるが、該折畳み扉 装置は同図に示すごとく2組のユニット1a、 1bから成り、ユニット1aは折り畳まれ、ユ ニット1bは引き伸ばされた状態にある。ユニッ と1aは複数枚のパネル2、2…から成り、各パ ネル2、2…は継手部3aと蹴り出し継手部 3bにより連結され、又吊元枠4側には吊元框 5が、反対側には引手框6がそれぞれ連結されて いる。同じくユニット1bも複数枚のパネル2、 2…を有し、両側には引手框6、6が連結されて いて、これら各ユニット1a、1bはレール7に 装着されている。上記継手部3aの上端及び下端 には、レール7を走行する走行具、及びスライ ダー(図示なし)が取着されていて、レール7に パネル2、2…を吊り下げるとともに、該レール 7にガイドされて開閉操作が出来るように移動可 能ならしめている。上記蹴り出し継手部3bは収 納部においてパネル2、2…が折り畳まれるよう に、走行具を有していない。
このように折畳み扉装置は2組のユニット 1a、1bで構成され、ユニット1単体としての 基本構造は従来型式の折畳み扉装置と同じである が、同図に示すごとく蹴り出し継手部3bの一部 は分割型継手となっている。分割型継手部は継手 片8a、8bを有し、両継手片8a、8bが互い に連結し、上記蹴り出し継手部3bを構成してい る。
第2図は継手部3aと蹴り出し継手部3bの詳 細を示したもので、該蹴り出し継手部3bは分割 型となっていて、蹴り出し継手部3bは両継手片 8a、8bが互いに連結して構成され、継手片 8には軸9と副軸受10が同芯を成して形成さ れ、該軸9はパネル2端に形成されている軸受け 11に嵌合し、軸受け11の外周から突出したガ イド片12は上記副軸受10の内周面に案内され ている。すなわち、パネル2と継手片8の軸受部 は一層安定した継手を成すため2重軸受構造と なっていて、しかも継手片8としての剛性強化を 図るため、中空部13を有している。そして両継 手片8a、8bはネジ14を介して止着される訳 であるが、単なるネジ止めでは強固な連結強度が 得られないため、それぞれの継手片8a、8bの 接合面をL型断面とし、副軸受10側の端部付近 には凸片15a、15bを設け、互いに係合し得る係 合部を形成している。
そこで、継手部3bに両継手片8a、8bを分 離するような外力が開閉時に作用する場合、上記 凸片15a、15bの係合により形成される係合部に て該外力を負担する。したがって、外側端部に螺 合したネジ14に直接的負荷は作用しない。ネジ 14は両継手片8a、8bの上記凸片15a、15 bの係合が解除されることを阻止する役割をなし ているに過ぎない。
一方、継手部3aの方は分割構造ではなく、一体 的に形成された継手であり、上記分割型と同じく 軸受部は2重構造を有している。
第3図は折畳み扉が引き伸ばされて、蹴り出し 継手部3bがレール7に収納された状態であっ て、軸受け11を形成しているパネル2の反対側 にはカバー片16a、16bが伸び、該蹴り出し継手 部3bをカバーする。よって両継手片8a、 8bを連結するためのネジ14及び接合面は露出 せず、そのため外観上は分割型継手の判断はつか ず、継手部の美観は保ち得る。
更に第4図は両継手片8a、8bを連結する手 順を示したもので、パネル2、2…は継手部 3aにそれぞれ連結され、先端の継手片8a、 8bはフリーな状態にあって、左右いずれの方向 へも揺動可能である。したがって、第4図のごと くレール7に対して多少傾斜させて両パネルを接 近し、該レール7に対してパネル2の方向を垂直 に揺動させるならば(矢印方向)、両継手片 8a、8bの凸片15a、15bは互いに係合し、係 合したならばネジ14を螺着する。この場合、継 手片8a、8bの上・下端には受けプレート 17が止着されているため、パネル端の軸受け 11に嵌合している継手片8a、8bは、該パネ ル2から抜けて落下することはない。蹴り出し継 手部3bの上端に止着される上記受けプレート 17は継手片8の支えであり、下端に止着される 受けプレート17は継手片の抜け止めである。
第1図は2つのユニツト1a、1bにより折畳 み扉装置を構成した場合を例示したが、本考案の 分割型継手はそれ以上のユニツト1a、1b、 1c…にて構成する場合は勿論のこと、単一ユ ニットにより構成する折畳み扉にも適用する。
以上述べたように、本考案の分割型継手構造 は、継手を互いに組み合わされる一対の継手片で 構成し、該継手片の接合面をL型断面とし、その 一方の外側端部にはネジを螺合し、他端部には互 いに噛み合う係合部を形成して連結したものであ り、次のような効果を得ることが出来る。
(効 果) (1) 本考案の分割型継手を用いて折畳み扉を構成 するならば、上レールに掛架することの出来る 適度なパネル枚数に分割して据え付け、掛架後 に継手片を連結することが可能となり、据え付 け作業が楽であり、作業性が向上する。
(2) それに、該分割型継手を2重軸受構造にて構 成するならば、中空部を持った押出材で両継手 片が構成されるため、該継手片自体の剛性が高 く、パネル屈曲時の回動がいたって滑らかとな る。
(3) 更に、分割型継手を構成する両継手片の当接 面はL型断面を有し、一方を互いに係合させ、 他方をネジによって連結された構造を有してい るため、該継手に外力が作用しても、外力は係 合部によって負担し、ネジには直接作用せず、 ネジの緩みによる継手のガタ付きは発生しな い。すなわち、安定した継手構造となる。
一方、パネルにカバー片を形成すれば、該カ バー片によって継手は被覆され、分割型継手の 接合面はもとより、ネジ頭が露出しないため、 外観上は分割継手であることが分からず、意匠 的にも好ましい継手構造となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は2組のユニットで構成した折畳み扉装 置の実施例を、第2図は継手部及び蹴り出し継手 部の詳細を、第3図は蹴り出し継手部がレールに 納まった状態を、第4図は分割型の蹴り出し継手 部を継手片に分離した状態をそれぞれ示してい る。 1…ユニット、 2…パネル、 3…継手部、 4…吊元枠、 5…吊元框、 6…引手框、 7…レール、 8…継手片、 9…軸、 10…副軸受、 11…軸受け、 12…ガイド片、 13…中空部、 14…ネ ジ、 15…凸 片、 16…カバー片、 17…受けプレート。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折畳み扉のパネルを屈曲自在に連結する
    継手 であって、パネルを折畳む際にレールから蹴り 出される継手部において、該継手を対を成して 組み合わされる継手片により構成した分割型継 手とし、両継手片の接合面をL型断面として、 その一方の外側端部にはネジを螺合し、他端部 には互いに噛み合う係合部を形成して連結し、 継手片の上・下端には受けプレートを取着した ことを特徴とする折畳み扉の分割継手構造。
  2. 【請求項2】 折畳み扉を伸長した場合に、上記分割型
    継手 をカバーするためのカバー片をパネル側端に形 成した実用新案登録請求の範囲第1項記載の折 畳み扉の分割継手構造。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5553666U (ja) * 1978-10-07 1980-04-11
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JPS6041481U (ja) * 1983-08-30 1985-03-23 松下電工株式会社 折り畳み扉の連結装置

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