JPH05194246A - 漢方薬硬カプセル剤の製造方法 - Google Patents

漢方薬硬カプセル剤の製造方法

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JPH05194246A
JPH05194246A JP4255406A JP25540692A JPH05194246A JP H05194246 A JPH05194246 A JP H05194246A JP 4255406 A JP4255406 A JP 4255406A JP 25540692 A JP25540692 A JP 25540692A JP H05194246 A JPH05194246 A JP H05194246A
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内田壽寛
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Abstract

(57)【要約】 【目的】漢方薬硬カプセル剤を製造する場合、得られた
粉末を硬ゼラチンカプセルにそのまま詰めるのでは、硬
カプセル剤は、内容物の溶出に非常に長時間を要するも
のとなり、医薬品としてその薬効発現を十分満足するも
のとは言えない。そこで本発明は、溶出性の良好な漢方
薬硬カプセル剤の製造方法を提供することを目的とす
る。 【構成】本発明は、漢方薬の乾燥エキス粉末を圧密化し
た粒子にステアリン酸マグネシウムを加えることを特徴
とする漢方薬硬カプセル剤の製造方法である。添加する
ステアリン酸マグネシウムの量は、漢方薬の乾燥エキス
粉末100に対して重量比で0.5〜3であることが好まし
い。また、漢方薬としては特に限定されないが、例えば
黄連解毒湯、人参湯、小柴胡湯、麻黄附子細辛湯、安中
散、桂枝茯苓丸、白虎加人参等、芍薬甘草湯、三黄瀉心
湯であることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製薬業における漢方薬
硬カプセル剤の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および課題】生薬は、古来より漢方薬に利
用されており、その漢方処方は長年の経験の集積として
多くの古典(傷寒論、金匱要略等)に記載されている。
【0003】しかし、それらの古典に従って、その都度
生薬を切裁し、水で煎じて漢方薬中の成分を抽出した煎
剤は、その独特の薬臭と薬味のために服用しづらいばか
りでなく、多くの手間と時間がかかる。
【0004】本来、漢方薬は、この煎剤を服用するのが
好ましいが、現在では、一般用医薬品、医療用医薬品の
分野では漢方エキス製剤が利用されている。これは、漢
方エキス製剤に、成分抽出の手間がなく、保管がしやす
く、手軽に携帯できるという利点があるからであり、医
療の場において大きく貢献している。
【0005】この漢方エキス製剤は、通常切裁した、生
薬を水またはアルコールで抽出し、得られた抽出液をそ
のまま、もしくは濃縮し、乾燥して漢方薬乾燥エキス粉
末とし、これに乳糖、コーンスターチ、結晶セルロース
等の適当な賦形剤を加えて混合し、錠剤、カプセル剤、
散剤、細粒剤、顆粒剤等の剤形に製するという方法によ
り得られている。
【0006】カプセル剤は、カプセル1個中の成分含量
が正確、調剤に便利、携帯に便利等の利点を有してお
り、特に漢方薬硬カプセル剤においては、主薬が持つ独
特な味、臭い、色調をマスキングして製剤に綺麗な外観
を付与できるという利点がある。
【0007】しかし、漢方薬硬カプセル剤を製造する場
合、得られた粉末を硬カプセル剤にそのまま詰めるので
は、硬カプセル剤は、内容物の溶出に非常に長時間を要
するものとなり、医薬品としてその薬効発現を十分満足
するものとは言えない。
【0008】そこで、溶出性の良好な漢方薬硬カプセル
剤の開発が望まれていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、溶出性の
良好な漢方薬硬カプセル剤の製造方法を求めて鋭意研究
を行ったところ、漢方薬を抽出溶媒で抽出し、必要に応
じて濃縮した後、これを乾燥して得たエキス粉末を圧縮
し解砕した粒子に、ステアリン酸マグネシウムを添加
し、カプセルに充填することにより、溶出性良好な漢方
薬硬カプセル剤が提供できるということを見いだし、本
発明を完成するに至った。
【0010】すなわち本発明は、以下に示したごとくで
ある。
【0011】(1)漢方薬の乾燥エキス粉末を圧密化した
粒子にステアリン酸マグネシウムを加えることを特徴と
する漢方薬硬カプセル剤の製造方法。
【0012】(2)ステアリン酸マグネシウムの添加量
が、漢方薬の乾燥エキス粉末100に対して重量比で0.5〜
3であることを特徴とする(1)に記載の漢方薬硬カプセル
剤の製造方法。
【0013】(3)漢方薬が黄連解毒湯、人参湯、小柴胡
湯、麻黄附子細辛湯、安中散、桂枝茯苓丸、白虎加人参
湯、芍薬甘草湯、三黄瀉心湯および柴苓湯から選ばれる
少なくとも一つであることを特徴とする(1)に記載の漢
方薬硬カプセル剤の製造方法。
【0014】以下、本明細書中で示した漢方薬硬カプセ
ル剤の製造方法をまとめて、本発明の製造方法という。
【0015】以下に本発明をさらに詳しく説明する。
【0016】本発明の製造方法に用いる漢方薬として
は、特に限定はなく、漢方でいうところの漢方薬のみな
らず、生薬の一種または二種以上の混合物からなるいわ
ゆる生薬あるいは生薬製剤も含まれる。
【0017】漢方薬の具体例としては、一般用漢方処方
の手引(厚生省薬務局監修、薬業時報社発行 昭和58年1
月8日 4版・6版)およびツムラ医療用漢方製剤[総合カ
タログ]に記載されている漢方処方等が挙げられ、詳し
くは安中散、胃苓湯、越婢加朮湯、黄連解毒湯、黄連
湯、黄耆建中湯、乙字湯、温経湯、温清飲、温脾湯、加
味帰脾湯、加味逍よう散、葛根湯、葛根湯加川きゅう辛
夷、甘麦大棗湯、帰脾湯、桔梗湯、牛車腎気丸、啓脾
湯、桂枝加竜骨牡蛎湯、桂枝加芍薬湯、桂枝加朮附湯、
桂枝人参湯、桂枝湯、桂枝加芍薬大黄湯、桂枝茯苓丸、
桂枝茯苓丸加よく苡仁、桂姜棗草黄辛附湯、荊芥連翹
湯、五虎湯、五積散、五淋散、五苓散、呉茱萸湯、香蘇
散、三黄瀉心湯、三物黄ごん湯、参蘇飲、酸棗仁湯、四
逆散、四君子湯、四物湯、滋陰降火湯、滋陰至宝湯、治
打樸一方、治頭瘡一方、七物降下湯、柴陥湯、柴胡加竜
骨牡蛎湯、柴胡桂枝乾姜湯、柴胡桂枝湯、柴胡清肝湯、
柴朴湯、柴苓湯、十全大補湯、十味敗毒湯、潤腸湯、女
神散、升麻葛根湯、小建中湯、小柴胡湯加桔梗石膏、小
柴胡湯、小柴胡湯合桂枝加芍薬湯、小柴胡湯去生姜加黄
連茯苓、小青竜湯、小半夏加茯苓湯、消風散、真武湯、
神秘湯、辛夷清肺湯、人参湯、人参養栄湯、清暑益気
湯、清上防風湯、清心蓮子飲、清肺湯、川きゅう茶調
散、疎経活血湯、続命湯、大黄牡丹皮湯、大黄甘草湯、
大建中湯、大承気湯、大防風湯、竹じょ温胆湯、猪苓湯
合四物湯、猪苓湯、調胃承気湯、通導散、釣藤散、桃核
承気湯、当帰飲子、当帰建中湯、当帰四逆加呉茱萸生姜
湯、当帰湯、当帰芍薬散、二陳湯、二朮湯、排膿散及
湯、白虎加人参湯、麦門冬湯、八味地黄丸、半夏厚朴
湯、半夏白朮天麻湯、半夏瀉心湯、平胃散、補中益気
湯、防風通聖散、防已黄耆湯、麻杏甘石湯、麻杏よく甘
湯、麻黄湯、麻黄附子細辛湯、麻子仁丸、木防已湯、抑
肝散、抑肝散加陳皮半夏、立効散、竜胆瀉肝湯、苓甘姜
味辛夏仁湯、苓桂朮甘湯、苓姜朮甘湯、六君子湯、六味
丸、炙甘草湯、芍薬甘草湯、茵ちん五苓散、茵ちん蒿
湯、茯苓飲合半夏厚朴湯、茯苓飲、きゅう帰膠艾湯、よ
く苡仁湯等が挙げられる。
【0018】特に本発明の製造方法に適した漢方処方と
しては、黄連解毒湯、人参湯、小柴胡湯、麻黄附子細辛
湯、安中散、桂枝茯苓丸、白虎加人参湯、芍薬甘草湯、
三黄瀉心湯、柴苓湯等が挙げられる。
【0019】また生薬の具体例としては、原色和漢薬図
鑑(上巻、下巻、難波恒雄著、株式会社保育社発行 昭
和55年4月1日)および第十二改正日本薬局方解説書[日本
公定書協会監修、廣川書店発行]に記載されている生薬
が挙げられる。
【0020】上記した漢方薬または生薬を乾燥エキス粉
末とするには、通常の乾燥エキス粉末の製造法に準じて
行えばよいが、具体的には、漢方薬の場合は構成生薬
を、生薬製剤の場合は生薬を切裁し、秤量し、抽出し、
濃縮し、乾燥するという手順で行う。
【0021】漢方薬の抽出溶媒としては、水、エタノー
ル、酢酸等が挙げられ、熱時または冷時抽出してもよ
く、特に水を用いて90〜100°Cで熱時抽出する方法が好
ましい。
【0022】抽出液の濃縮には、一般的には減圧濃縮が
用いられる。具体的には、真空度30〜760mmHg、蒸発温
度100°C以下、好ましくは、30〜50°Cの条件下で減圧
濃縮を行う。
【0023】上記抽出液またはその濃縮液を一般的に用
いられる噴霧乾燥法、減圧乾燥法または凍結乾燥法を用
いて乾燥し、漢方薬乾燥エキス粉末とする。例えば、噴
霧乾燥法の場合は、60〜300°Cの高温に保った乾燥室の
熱気流中に抽出液またはその濃縮液を噴霧し、溶媒を瞬
間的に蒸発させて乾燥する。
【0024】代表的な方式としては、スプレー液滴と熱
風気流の接触方法に並流式、向流式および混合流式が挙
げられ、液体の微粒化機構には、遠心式、加圧噴霧式お
よび2流体ノヅル式が挙げられる。
【0025】減圧乾燥法の場合は、抽出液を十分に減圧
濃縮し、これを760mmHg以下で、5〜100°Cの条件下で乾
燥する。凍結乾燥の場合は、抽出液またはその濃縮液を
-80°C〜0°Cに冷却して凍結させ、1mmHg以下の真空状
態で溶媒を直接昇華させて乾燥する。
【0026】漢方薬の乾燥エキス粉末を得る際において
は、適当な担体用賦形剤を配合することができる。担体
用賦形剤として例えば、デンプン、デキストリン、乳
糖、白糖、マンニット、結晶セルロース、無水ケイ酸等
を用いるほか、必要に応じて結合剤、崩壊剤、界面活性
剤、矯味剤、香料を配合することができる。
【0027】担体用賦形剤を溶媒に溶解または分散する
手段は、賦形剤が溶媒中に均一に溶解または分散できれ
ばいかなる手段を用いても良く、例えば適当な撹拌装置
を用いて行うことができる。
【0028】賦形剤のそれぞれの具体例は以下に示すご
とくである。
【0029】[結合剤]アラビアゴム末、ゼラチン、ヒド
ロキシプロピルスターチ、メチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、エチルセルロース、ポリビニルピロリドン、
マクロゴール。
【0030】[崩壊剤]デンプン、ヒドロキシプロピルス
ターチ、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カル
ボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチル
セルロース、低置換ヒドロキシプロピルセルロース。
【0031】[界面活性剤]ラウリル硫酸ナトリウム、大
豆レシチン、ショ糖脂肪酸エステル、ポリソルベート8
0。
【0032】[滑沢剤]タルク、ロウ類、水素添加植物
油、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウ
ム、ポリエチレングリコール、軽質無水ケイ酸、乾燥水
酸化アルミニウムゲル、合成ケイ酸アルミニウム、ケイ
酸マグネシウム。
【0033】得られた粉末を、ローラーコンパクター、
ブリケットマシンあるいはスラッグ打錠機で圧密化した
のち粉砕する。
【0034】粉砕により得る粒子の大きさは、硬ゼラチ
ンカプセルに充填できる大きさならば、いかなる大きさ
でもよく、例えば10メッシュ(1.7mm)〜200メッシュ(75
μm)の大きさの漢方エキスの高比重粒子を得ることがで
きる。
【0035】本発明の製造方法は、上述のようにして得
られた粒子にステアリン酸マグネシウムを0.01%〜5%好
ましくは0.5〜3.0%添加し、混合し、硬ゼラチンカプセ
ルに充填することによってなされる。
【0036】ここでステアリン酸マグネシウムは、従
来、滑沢剤、流動性促進剤等に用いられていたが、溶出
性を良くするために用いられたことはなく、本発明者ら
によって初めてなされた知見である。
【0037】[発明の効果]本発明の効果として、エキス
含有量が高く、溶出性に優れた漢方薬硬カプセル剤を得
ることができる。
【0038】次に本発明の製造方法によって得られる漢
方薬硬カプセル剤の溶出性が良好であることを実験例を
挙げて説明する。
【0039】実験例1 後記実施例1によって黄連解毒湯硬カプセル剤(本発明の
カプセル剤)を得た。
【0040】また、実施例1に記載したのと同様にして
(ただし、エキス顆粒にステアリン酸マグネシウムは添
加しない)、1カプセルが313mgの黄連解毒湯硬カプセル
剤(従来のカプセル剤)を得た。
【0041】ここで、本発明のカプセル剤と従来のカ
プセル剤の溶出時間を測定した。
【0042】カプセル剤の溶出性は、第12改正日本薬局
方の溶出試験法(パドル法)を用いて確認した。
【0043】すなわち、内径100mm、高さ160mm、半径50
mmの半円球の底をもつ1000mlのガラス製の試験器内に90
0mlの蒸留水を入れ、液の温度を37±0.5°Cに保った。
【0044】線径1mmの耐酸性針金を内径12mm、長さ25m
m、巻の間隔3mmでらせん状に巻いたものの外周に線形1m
mの耐酸性針金10本を支柱に用い、3mmの間隔で平行に固
定し、側面は耐酸性の針金2本ずつで十字形に固定した
シンカーの中に本発明のカプセル剤および従来のカプ
セル剤を入れ、試験器の底に沈め、耐酸性の撹拌翼と
回転軸からなるパドルにより100rpmで撹拌した。
【0045】経時的に溶出液をサンプリングし、サンプ
リングした溶出液中の有効成分が完全溶出時の75%に達
した時間を溶出時間とした。
【0046】その結果、従来のカプセル剤の溶出時間
は120分であるのに対し、本発明のカプセル剤の溶出
時間は13分であり、速やかに成分を溶出した。
【0047】実験例2 後記実施例2によって小柴胡湯硬カプセル剤(本発明のカ
プセル剤)を得た。
【0048】また、実施例2に記載したのと同様にして
(ただし、エキス顆粒にステアリン酸マグネシウムは添
加しない)、1カプセルが590mgの小柴胡湯硬カプセル剤
(従来のカプセル剤)を得、両カプセル剤の溶出時間
を、実験例1と同様に測定した結果、従来のカプセル剤
の溶出時間は80分であるのに対し、本発明のカプセル
剤の溶出時間は15分であり、速やかに成分を溶出し
た。
【0049】実験例3 後記実施例3によって人参湯硬カプセル剤(本発明のカプ
セル剤)を得た。
【0050】また、実施例3に記載したのと同様にして
(ただし、エキス顆粒にステアリン酸マグネシウムは添
加しない)、1カプセルが404mgの人参湯硬カプセル剤(従
来のカプセル剤)を得、両カプセル剤の溶出時間を、
実験例1と同様に測定した結果、従来のカプセル剤の
溶出時間は52分であるのに対し、本発明のカプセル剤
の溶出時間は18分であり、速やかに成分を溶出した。
【0051】実験例4 後記実施例5によって麻黄附子細辛湯硬カプセル剤(本発
明のカプセル剤)を得た。
【0052】また、実施例5に記載したのと同様にして
(ただし、エキス顆粒にステアリン酸マグネシウムは添
加しない)、1カプセルが320mgの麻黄附子細辛湯硬カプ
セル剤(従来のカプセル剤)を得、両カプセル剤の溶出
時間を、実験例1と同様に測定した結果、従来のカプセ
ル剤の溶出時間は85分であるのに対し、本発明のカプ
セル剤の溶出時間は14分であり、速やかに成分を溶出
した。
【0053】実験例5 後記実施例6によって安中散硬カプセル剤(本発明のカプ
セル剤)を得た。
【0054】また、実施例6に記載したのと同様にして
(ただし、エキス顆粒にステアリン酸マグネシウムは添
加しない)、1カプセルが321mgの安中散硬カプセル剤(従
来のカプセル剤)を得、両カプセル剤の溶出時間を、
実験例1と同様に測定した結果、従来のカプセル剤の
溶出時間は50分であるのに対し、本発明のカプセル剤
の溶出時間は17分であり、速やかに成分を溶出した。
【0055】実験例6 後記実施例7によって桂枝茯苓丸カプセル剤(本発明のカ
プセル剤-)を得た。
【0056】また、実施例7に記載したのと同様にして
(ただし、エキス顆粒にステアリン酸マグネシウムは添
加しない)、1カプセルが300mgの桂枝茯苓丸カプセル剤
(従来のカプセル剤-)を得た。両カプセル剤の溶出時
間を実験例1の方法と同様に測定した結果、従来のカプ
セル剤-の溶出時間は60分以上であるのに対し、本発
明のカプセル剤-の溶出時間は8分であり、速やかに成
分を溶出した。
【0057】実験例7 後記実施例8によって白虎加人参湯カプセル剤(本発明の
カプセル剤-)を得た。
【0058】また、実施例8に記載したのと同様にして
(ただし、エキス顆粒にステアリン酸マグネシウムは添
加しない)、1カプセルが278mgの白虎加人参湯カプセル
剤(従来のカプセル剤-)を得た。両カプセル剤の溶出
時間を実験例1の方法と同様に測定した結果、従来のカ
プセル剤-の溶出時間は50分であるのに対し、本発明
のカプセル剤-の溶出時間は20分であり、速やかに成
分を溶出した。
【0059】実験例8 後記実施例9によって芍薬甘草湯カプセル剤(本発明のカ
プセル剤-)を得た。
【0060】また、実施例9に記載したのと同様にして
(ただし、エキス顆粒にステアリン酸マグネシウムは添
加しない)、1カプセルが340mgの芍薬甘草湯カプセル剤
(従来のカプセル剤-)を得た。両カプセル剤の溶出時
間を実験例1の方法と同様に測定した結果、従来のカプ
セル剤-の溶出時間は60分以上であるのに対し、本発
明のカプセル剤-の溶出時間は7分であり、速やかに成
分を溶出した。
【0061】実験例9 後記実施例10によって柴苓湯カプセル剤(本発明のカプ
セル剤-)を得た。
【0062】また、実施例10に記載したのと同様にして
(ただし、エキス顆粒にステアリン酸マグネシウムは添
加しない)、1カプセルが315mgの柴苓湯カプセル剤(従来
のカプセル剤-)を得た。両カプセル剤の溶出時間を実
験例1の方法と同様に測定した結果、従来のカプセル剤-
の溶出時間は60分以上であるのに対し、本発明のカプ
セル剤-の溶出時間は11分であり、速やかに成分を溶
出した。
【0063】以上の結果により、本発明の製造方法によ
り得られた漢方薬硬カプセル剤は、溶出性に優れている
ことが確認された。
【0064】次に本発明の製造方法による製造の実施例
を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこ
れにより何ら制限されるものではない。
【0065】実施例1 黄連解毒湯(黄ごん3部、黄連2部、山梔子2部、黄柏1.5
部)の処方生薬10kgに水200lを加えて100°Cで加熱抽出
し、抽出後熱時固液分離を行ない抽出液を得た。これを
濃縮後、噴霧乾燥(送風温度160°C、排風温度110°C)し
て、黄連解毒湯エキス粉末を得た。
【0066】黄連解毒湯エキス粉末200部とアエロジル
[AEROSIL200(日本アエロジル株式会社)、以下同じ]1部
を混合圧縮成型後、粉砕し分級して0.5〜1.4mmの顆粒を
得た。得られた顆粒100部とステアリン酸マグネシウム1
部を混合し、2号ゼラチンカプセルに充填して1カプセル
315mgの黄連解毒湯硬カプセル剤を得た。
【0067】実施例2 小柴胡湯(柴胡7部、半夏5部、黄ごん3部、大棗3部、人
参3部、甘草2部、生姜1部)の処方生薬10kgに水200lを加
えて100°Cで加熱抽出し、抽出後熱時固液分離を行ない
抽出液を得た。これを濃縮後、噴霧乾燥(送風温度160°
C、排風温度100°C)して、小柴胡湯エキス粉末を得た。
【0068】小柴胡湯エキス粉末200部、アエロジル1部
とステアリン酸マグネシウム2部を混合し、圧縮成型
後、粉砕し分級して0.5〜1.4mmの小柴胡湯エキス顆粒を
得た。得られた顆粒100部とステアリン酸マグネシウム2
部を混合し、0号ゼラチンカプセルに充填して、1カプセ
ル600mgの小柴胡湯硬カプセル剤を得た。
【0069】実施例3 人参湯(甘草3部、蒼朮3部、人参3部、乾姜3部)の処方生
薬10kgに水200lを加えて100°Cで加熱抽出し、抽出後熱
時固液分離を行ない抽出液を得た。これを濃縮後、噴霧
乾燥(送風温度150°C、排風温度100°C)して、人参湯エ
キス粉末を得た。
【0070】人参湯エキス粉末500部、アエロジル1部と
ステアリン酸マグネシウム5部を混合圧縮成型後、粉砕
し分級して0.35〜1.4mmの人参湯エキス顆粒を得た。得
られた顆粒100部とステアリン酸マグネシウム1部を混合
し、1号ゼラチンカプセルに充填して、1カプセル407mg
の人参湯硬カプセル剤を得た。
【0071】実施例4 三黄瀉心湯(黄ごん3部、黄連3部、大黄3部)の処方生薬1
0kgに水200lを加えて100°Cで加熱抽出し、抽出後熱時
固液分離を行ない抽出液を得た。これを濃縮後、噴霧乾
燥(送風温度150°C、排風温度100°C)して、三黄瀉心湯
エキス粉末を得た。
【0072】三黄瀉心湯エキス粉末100部、カルボキシ
メチルセルロースカルシウム(五徳薬品株式会社製、以
下同じ)5部とステアリン酸マグネシウム0.3部を混合圧
縮成型後、粉砕し分級して0.35〜1.4mmの三黄瀉心湯エ
キス顆粒を得た。得られた顆粒100部とステアリン酸マ
グネシウム0.7部を混合し、1号ゼラチンカプセルに充填
して、1カプセル388mgの三黄瀉心湯硬カプセル剤を得
た。
【0073】実施例5 麻黄附子細辛湯(麻黄4部、細辛3部、修治ブシ末1部)の
処方生薬1kgに水20lを加えて100°Cで加熱抽出し、抽出
後熱時固液分離を行ない抽出液を得た。これを濃縮後、
凍結乾燥(凍結温度-40°C、真空度0.1 torr、棚温度20
°C)して、麻黄附子細辛湯エキス粉末を得た。
【0074】麻黄附子細辛湯エキス粉末100部、カルボ
キシメチルセルロースカルシウム3部を混合圧縮成型
後、粉砕し分級して0.15〜1.0mmの麻黄附子細辛湯エキ
ス顆粒を得た。得られた顆粒100部とステアリン酸マグ
ネシウム1部を混合し、2号ゼラチンカプセルに充填し
て、1カプセル中323mgの麻黄附子細辛湯硬カプセル剤を
得た。
【0075】実施例6 安中散(桂皮4部、延胡索3部、牡蛎3部、茴香1.5部、甘
草1.0部、縮砂1.0部、良姜0.5部)の処方生薬1kgに水20l
を加えて100°Cで加熱抽出し、抽出後熱時固液分離を行
ない抽出液を得た。これを濃縮後、凍結乾燥(凍結温度-
40°C、真空度0.1torr、棚温度20°C)して、安中散エキ
ス粉末を得た。
【0076】安中散エキス粉末100部、カルボキシメチ
ルセルロースカルシウム3部を混合圧縮成型後、粉砕し
分級して0.15〜1.0mmの安中散エキス顆粒を得た。得ら
れた顆粒100部とステアリン酸マグネシウム1部を混合
し、2号ゼラチンカプセルに充填して、1カプセル中323m
gの安中散硬カプセル剤を得た。
【0077】実施例7 桂枝茯苓丸(桂皮3部、芍薬3部、桃仁3部、茯苓3部、牡
丹皮3部)の処方生薬10kgに水200lを加えて100°Cで加熱
抽出し、抽出後熱時固液分離を行ない抽出液を得た。こ
れを濃縮後、噴霧乾燥(送風温度160°C、排風温度110°
C)して、桂枝茯苓丸エキス粉末を得た。
【0078】桂枝茯苓丸エキス粉末200部と低置換ヒド
ロキシプロピルセルロース「LHPC LH-11(信越化学工業
株式会社)」20部と軽質無水ケイ酸「サイロイド266(富
士デビソン株式会社)」1部を混合圧縮成型後、粉砕し分
級して0.3〜1.2mmの顆粒を得た。得られた顆粒100部と
ステアリン酸マグネシウム1部を混合し、2号ゼラチンカ
プセルに充填して1カプセル300mgの桂枝茯苓丸の硬カプ
セル剤を得た。
【0079】実施例8 白虎加人参湯(石膏15部、知母5部、甘草2部、人参1.5
部、粳米8部)の処方生薬10kgに水100lを加えて100°Cで
加熱抽出し、抽出後熱時固液分離を行ない抽出液を得
た。これを濃縮後、噴霧乾燥(送風温度160°C、排風温
度100°C)して、白虎加人参湯エキス粉末を得た。
【0080】白虎加人参湯エキス粉末200部、軽質無水
ケイ酸「サイロイド266(富士デビソン株式会社)」1部と
ステアリン酸マグネシウム2部を混合し、圧縮成型後、
粉砕し分級して0.3〜1.2mmの白虎加人参湯エキス顆粒を
得た。得られた顆粒100部とステアリン酸マグネシウム1
部を混合し、2号ゼラチンカプセルに充填して、1カプセ
ル280mgの白虎加人参湯の硬カプセル剤を得た。
【0081】実施例9 芍薬甘草湯(甘草6部、芍薬6部)の処方生薬10kgに水120l
を加えて100°Cで加熱抽出し、抽出後熱時固液分離を行
ない抽出液を得た。これを濃縮後、噴霧乾燥(送風温度1
60°C、排風温度100°C)して、芍薬甘草湯エキス粉末を
得た。
【0082】芍薬甘草湯エキス粉末200部、低置換ヒド
ロキシプロピルセルロース「LHPC LH-11(信越化学工業
株式会社)」10部、軽質無水ケイ酸「サイロイド266(富
士デビソン株式会社)」1部とステアリン酸マグネシウム
1部を混合圧縮成型後、粉砕し分級して0.3〜1.2mmの芍
薬甘草湯エキス顆粒を得た。得られた顆粒100部とステ
アリン酸マグネシウム0.5部を混合し、2号ゼラチンカプ
セルに充填して、1カプセル340mgの芍薬甘草湯の硬カプ
セル剤を得た。
【0083】実施例10 柴苓湯(柴胡7部、沢瀉5部、半夏5部、黄ごん3部、蒼朮3
部、大棗3部、猪苓3部、人参3部、茯苓3部、甘草2部、
桂皮2部、生姜1部)の処方生薬10kgに水200lを加えて100
°Cで加熱抽出し、抽出後熱時固液分離を行ない抽出液
を得た。これを濃縮後、噴霧乾燥(送風温度160°C、排
風温度110°C)して、柴苓湯エキス粉末を得た。
【0084】柴苓湯エキス粉末200部とステアリン酸マ
グネシウム1部を混合圧縮成型後、粉砕し分級して0.3〜
1.2mmの柴苓湯エキス顆粒を得た。得られた顆粒100部と
ステアリン酸マグネシウム1部を混合し、2号ゼラチンカ
プセルに充填して、1カプセル315mgの柴苓湯の硬カプセ
ル剤を得た。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】漢方薬の乾燥エキス粉末を圧密化した粒子
    にステアリン酸マグネシウムを加えることを特徴とする
    漢方薬硬カプセル剤の製造方法。
  2. 【請求項2】ステアリン酸マグネシウムの添加量が、漢
    方薬の乾燥エキス粉末100に対して重量比で0.5〜3であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の漢方薬硬カプセル
    剤の製造方法。
  3. 【請求項3】漢方薬が黄連解毒湯、人参湯、小柴胡湯、
    麻黄附子細辛湯、安中散、桂枝茯苓丸、白虎加人参湯、
    芍薬甘草湯、三黄瀉心湯および柴苓湯から選ばれる少な
    くとも一つであることを特徴とする請求項1に記載の漢
    方薬硬カプセル剤の製造方法。
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