JPH05194241A - 血圧降下及び上昇抑制剤 - Google Patents

血圧降下及び上昇抑制剤

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JPH05194241A
JPH05194241A JP4025647A JP2564792A JPH05194241A JP H05194241 A JPH05194241 A JP H05194241A JP 4025647 A JP4025647 A JP 4025647A JP 2564792 A JP2564792 A JP 2564792A JP H05194241 A JPH05194241 A JP H05194241A
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明 村松
Koji Maruyama
厚二 丸山
Takashi Yamazaki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人体に対して全く安全で、血圧降下及び上昇
抑制の作用を有する物質を提供する。 【構成】 トウモロコシフスマより澱粉質、蛋白質等を
除去し、この残部をアルカリ抽出して得られるヘミセル
ロース、及び/又は、このヘミセルロースを、更に、キ
シラナーゼで処理して得られるヘミセルロースの部分分
解物を、有効成分とする。この血圧降下及び上昇抑制剤
は、高血圧症の人の血圧を下げることができ、また、高
血圧にならないための予防としても用いることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トウモロコシ外皮を原
料とする血圧降下及び上昇抑制剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食生活の変化に伴ない、いわゆる
成人病が増加し、また、その若年化傾向が問題となって
いる。特に、高血圧症は、我が国総人口の約20%が相当
すると推定されている。高血圧症は、のぼせ、めまい、
不眠、疲労感、肩凝り、心悸亢進、呼吸困難などの症状
を伴うだけでなく、冠動脈硬化、冠不全による狭心症、
心筋梗塞、心臓の左心室肥大などの障害を併発させる原
因となるため、その治療及び予防法が注目されている。
【0003】高血圧症の治療薬は数多く開発されている
が、医薬品の場合、中には副作用を有するものもあり、
長期間摂取したり、また、予防のために摂取したりする
ためには好ましくないものもある。このため、長期間に
亙って継続的に安心して摂取できる血圧降下及び上昇抑
制剤の開発が望まれている。
【0004】一方、近年、米糠、小麦ふすま、トウモロ
コシ外皮などから調製された食物繊維の生理活性が注目
されており、例えば、コレステロールの上昇抑制作用
(特公昭62-6691 号、特開昭63-218822 号等参照)や、
脂肪肝抑制作用(特開平1-242530号等参照)などが報告
されている。
【0005】更に、特開平3-227933号には、5%水溶液
の粘度がオストワルド粘度計を用いて25℃で測定したと
きに5〜30cps となるように調製されたフスマ由来ヘミ
セルロース加水分解物からなる血圧降下及び上昇抑制剤
が開示されている。このフスマ由来ヘミセルロース加水
分解物は、小麦、大麦、カラス麦、ライ麦、エン麦等の
麦類のフスマをアルカリで抽出処理して得られるフスマ
由来ヘミセルロースを酵素、酸、アルカリ等によって部
分加水分解処理することにより調製されたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3-227933号に開示されたフスマ由来ヘミセルロース加水
分解物は、小麦、大麦、カラス麦、ライ麦、エン麦等の
麦類のフスマから調製されたものであって、それらとは
分子構造が異なる、トウモロコシ外皮から調製されるヘ
ミセルロース及び/又はその部分分解物が血圧降下及び
上昇抑制に有効かどうかについては明らかにされていな
かった。また、同公報に開示されているのは、ラットに
よる試験データだけで、このデータだけでは、人体に対
して効果があるかどうかは、明らかではなかった。
【0007】本発明者らは、上記従来技術の問題点に鑑
みて更に鋭意研究した結果、トウモロコシ外皮から調製
されたヘミセルロース及びその部分分解物が血圧降下及
び上昇抑制に有効なことを見出し、本発明を完成するに
至った。したがって、本発明の目的は、トウモロコシ外
皮から調製された、人体に対して全く安全で、血圧降下
及び上昇抑制に有効な作用を有する物質を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による血圧降下及び上昇抑制剤は、トウモロ
コシ外皮より得られたヘミセルロース及び/又はその部
分分解物を主成分とすることを特徴とする。
【0009】以下、本発明について好ましい態様を挙げ
て詳細に説明する。
【0010】本発明の血圧降下及び上昇抑制剤は、トウ
モロコシ外皮から得られたヘミセルロース及び/又はそ
の部分分解物を主成分とするものであればよく、ヘミセ
ルロースの抽出方法及びその分解方法は、いかなる方法
を採用してもよい。例えば、抽出方法は、アルカリ又は
酸による抽出、エクストルーダやオートクレーブによる
加圧、熱水抽出、セルラーゼ等の酵素剤を用いた抽出
等、あるいはこれらを適宜組合わせたいかなる方法を採
用することもできる。
【0011】しかし、本発明の好ましい態様において
は、トウモロコシ外皮より澱粉質、蛋白質等を除去し、
この残部をアルカリ抽出して得られたヘミセルロースが
採用され、また、ヘミセルロースの部分分解物は、この
ヘミセルロースを、更に、キシラナーゼで処理したもの
が採用される。
【0012】本発明に用いるヘミセルロース及びその部
分分解物の好ましい製造方法を挙げると次の通りであ
る。
【0013】すなわち、ヘミセルロースを得る場合、ト
ウモロコシ外皮をそのままアルカリ抽出してヘミセルロ
ースに富んだ成分を得ることもできるが、ヘミセルロー
スをより高純度に得るためには、トウモロコシ外皮から
澱粉質、蛋白質、更に必要に応じて脂質、無機質等を除
去した後、アルカリ抽出することが好ましい。
【0014】トウモロコシ外皮から澱粉質、蛋白質、更
に必要に応じて脂質、無機質等を除去する方法として
は、酵素処理、化学的処理、物理的処理のいずれを採用
してもよく、あるいはこれらを適宜組合せてもよい。酵
素処理は、例えばα−アミラーゼ、グルコアミラーゼ等
の澱粉分解酵素、プロテアーゼ等の蛋白分解酵素、リパ
ーゼ等の脂質分解酵素、セルラーゼ等の繊維素分解酵素
を、pH3〜9、温度30〜100℃の条件下に添加作
用させて処理することにより行われる。また、化学的処
理は、例えばトウモロコシ外皮に鉱酸、有機酸の水溶液
を添加し、pH2〜5の条件下で加熱するか、又は食品
用界面活性剤を添加し、pH3〜8の条件下で熱処理す
ることにより行われる。更に、物理的処理は、例えばト
ウモロコシ外皮をホモジナイザー、ハンマーミル等の粉
砕機で粉砕した後、篩別することにより行われる。
【0015】こうしてトウモロコシ外皮を処理した後、
アルカリ抽出を行う。アルカリ抽出は、例えば水酸化ナ
トリウム水溶液などのアルカリ水溶液を添加して混合
し、非セルロース性多糖類の区分を溶出させることによ
って行われる。本発明に用いるヘミセルロースは、この
アルカリ抽出液を中和して未精製のまま用いることもで
きるが、この中和物を更に以下のような操作で精製して
用いることもできる。すなわち、中和によって沈殿した
蛋白質を遠心分離などの手段で分離除去し、更に必要に
応じてその上澄液を透析、イオン交換樹脂処理、イオン
交換膜処理、限外濾過膜処理、アルコール精製、濾材処
理等の単独又は適宜組合せで処理することにより、任意
の純度のヘミセルロースを得ることができる。
【0016】また、本発明に用いるヘミセルロースの部
分分解物は、前記のようにしてトウモロコシ外皮からア
ルカリ抽出して得たヘミセルロースを、更に、キシラナ
ーゼで処理することにより得られる。なお、キシラナー
ゼとしては、糖化型のものより液化型のものが好まし
く、カビ起源のものでも、バクテリア起源のものでも使
用できるが、バクテリア起源のキシラナーゼの方が純度
が高いので好ましい。特に好ましい例としては、特公昭
50-13357号に記載された、アルカリ側に至適pHを有する
アルカリキシラナーゼが挙げられる。
【0017】酵素反応は、トウモロコシ外皮からアルカ
リ抽出して得たヘミセルロースを含有する溶液を、必要
に応じて硫酸、塩酸等でpH調整し、50〜60℃の温度下
に、キシラナーゼを添加して反応させる。キシラナーゼ
の添加量は、抽出物の固形分1g当たりに対して0.001
〜10単位程度が好ましく、反応時間は、3 〜96時間程度
が好ましい。なお、キシラナーゼの力価の測定は、トウ
モロコシ外皮からアルカリ抽出して得たヘミセルロース
を基質として、pH7 、60℃の反応条件下で、1分間に1
μmol のキシロースに相当する還元糖を生成する酵素量
を1単位とすることにより行なった。
【0018】上記のようにキシナラーゼを反応させて得
られた反応液は、例えば加熱して酵素を失活させた後、
遠心分離等により固液分離し、必要に応じて清澄濾過
し、更に、脱色、脱塩処理し、濃縮、乾燥して、ヘミセ
ルロースの部分分解物を得ることができる。
【0019】また、トウモロコシ外皮をアルカリ処理し
て得られたヘミセルロースを主成分とする溶液を固液分
離し、清澄濾過した後、pH調整してキシラナーゼで処理
し、酵素失活、脱色、脱塩処理し、濃縮、乾燥すること
もできる。
【0020】なお、上記のような方法でトウモロコシ外
皮から調製されたヘミセルロースの部分分解物は、「セ
ルエース」(商品名、日本食品化工株式会社製)として
市販されており、これをそのまま使用することもでき
る。
【0021】本発明において、ヘミセルロースの部分分
解物は、その5%水溶液の粘度が、B型粘度計、60rpm
、25℃で測定した場合、3〜20cps となるような分子
量に調整されていることが好ましい。これ以上分子量が
大きい場合には、飲食品の原料等に添加したとき、粘度
が高くなりすぎる欠点があり、これ以上分子量を小さく
した場合には、食物繊維としての生理活性効果が失われ
る虞れがある。
【0022】本発明の血圧降下及び上昇抑制剤は、上記
ヘミセルロース及び/又はその部分分解物を主成分とす
るものからなっている。ただし、上記ヘミセルロース及
び/又はその部分分解物の他に、除去しきれなかった澱
粉質、蛋白質等や、若干のリグニン、セルロース、灰分
等が含有されていてもよい。
【0023】本発明の血圧降下及び上昇抑制剤は、上記
ヘミセルロース及び/又はその部分分解物を含む水溶
液、濃縮液あるいは乾燥粉末などとして製品化すること
ができる。乾燥粉末とした場合でも、非常に水に溶けや
すく、均質な溶液となりやすいので、調製が容易であ
る。したがって、本発明の血圧降下及び上昇抑制剤は、
そのまま健康飲食品、医薬品として利用可能であり、ま
た、飲食品に少量添加することにより、飲食品の風味、
食感を害することなく血圧降下及び上昇抑制効果を付与
することができる。なお、本発明の血圧降下及び上昇抑
制剤を飲食品に添加する場合、飲食品の食感を害するこ
となく、血圧降下及び上昇抑制作用を期待できる添加量
としては、0.1 〜10重量%とすることが好ましい。ま
た、本発明の血圧降下及び上昇抑制剤の1日の摂取量
は、血圧降下及び上昇抑制作用を得るためには、1〜10
gとすることが好ましく、3〜6gとすることが更に好
ましい。
【0024】
【作用】本発明者らは、高血圧症の7人のボランティア
に、トウモロコシ外皮から得られたヘミセルロースの部
分分解物を、単独で、又は血圧降圧剤とともに摂取させ
ると、上記ヘミセルロースの部分分解物を摂取しなかっ
たときよりも、血圧が顕著に下がることを見出した。
【0025】食物繊維を摂取すると、Naが便中に多く排
泄され、尿中のNaはむしろ少なくなるために、Naの害が
でず血圧が抑制されるという報告がある。本発明の血圧
降下及び上昇抑制剤である、トウモロコシ外皮から得ら
れたヘミセルロース及び/又はその部分分解物は、食物
繊維としての作用を充分に有することから、食物繊維の
上記効果が発現するものと考えられる。
【0026】また、トウモロコシ外皮から得られたヘミ
セルロース及び/又はその部分分解物は、人体に全く安
全な物質であり、医薬、食品添加物あるいは飲食品とし
て安心して摂取することができる。なお、ヘミセルロー
スの部分分解物は、飲食品等の原料に添加したとき低粘
度であるため、飲食品等の食感や風味を良好に保つこと
ができるという利点が得られる。
【0027】
【実施例】前述した方法により、トウモロコシ外皮から
アルカリ抽出したヘミセルロースを、キシラナーゼによ
り部分分解して得たヘミセルロースの部分分解物「セル
エース」(商品名、日本食品化工株式会社製)を、高血
圧症の7人のボランティアに服用してもらい、その効果
をみた。
【0028】実施例1(やや太りぎみの47才の男性H) やや太りぎみの男性で、血圧が高かったため、通院して
血圧降下剤の服用を1年半ほど続けていたが、ほとんど
効果がなく、最高150 、最低105 と高い状態であった。
【0029】そこで、血圧降下剤の服用とともに、セル
エース5gを水に溶かして毎朝飲用を続けた。2カ月程
して病院で血圧を測定したところ、最高が120 、最低が
80になった。
【0030】その後、血圧降下剤の服用は続けたが、セ
ルエースの服用を1カ月中止したところ、血圧は最高13
9 、最低95となった。
【0031】血圧降下剤の服用とともに、再度、セルエ
ース5gを水に溶かして毎朝飲用したところ、1カ月後
の血圧は、最高118 、最低80に低下した。なお、セルエ
ースの服用により、血清コレステロール、肝機能の改善
効果も認められた。
【0032】実施例2(60才の女性KO) 血圧降下剤だけでは血圧が下がらず、最高160 、最低10
5 であった。血圧降下剤と併用して、2カ月毎日8gの
セルエースを朝食後に飲用したところ、血圧は最高130
、最低70に低下した。
【0033】実施例3(48才の男性KA) 職場の健康管理で最低血圧が高いことが判明したので、
通院中で血圧降下剤の服用を続けている。血圧は、当初
最高160 、最低105 であったが、血圧降下剤の服用によ
り、最高140 、最低95となった。しかし、それ以下には
なかなか下がらなかった。
【0034】そこで、同じ血圧降下剤を服用しながら、
朝晩3gずつ、毎日6gのセルエースを水に溶かして飲
用した。2カ月後に血圧を測定したところ、最高は140
と変わらないものの、最低血圧が86と低下した。
【0035】実施例4(75才の女性TAO) 最高血圧180 、最低血圧85と最高血圧が高いので、通院
して血圧降下剤を服用していた。血圧降下剤の服用とと
もに、毎日、セルエース5gを水に溶かして飲用を続け
たところ、1カ月後に最高が145 、最低が80と全く正常
範囲になった。この例では、最高血圧の低下に有効であ
った。
【0036】実施例5(41才の女性K) 最高血圧145 、最低血圧95で、やや高めの血圧であっ
た。毎日、夕食後、セルエース5gをコップ1杯(約18
0ml )の水に溶かして1カ月間飲用したところ、最高12
5 、最低80の正常血圧になった。なお、この女性は、血
圧降下剤は使用していない。
【0037】実施例6(47才の男性TO) 10年前までは、血圧降下剤を服用していた事務系男性
で、現在の職場では通院が不便になったこともあり、薬
は使用していない。当初、血圧は最高160 、最低100 で
あった。そこで、毎日朝食後、5gのセルエースを約18
0ml の水に溶かして飲用した。1カ月後の血圧を測定し
たところ、最高125 、最低80に低下していることが認め
られた。引き続いて、更に1カ月間、毎日5gのセルエ
ースの飲用を続けたところ、最高120 、最低75になっ
た。
【0038】実施例7(17才の男性A) 当初の血圧は、最高150 、最低100 であり、病院で若年
性高血圧といわれた。食事で血圧をコントロールする目
的で、1日5gのセルエースを2週間飲用したところ、
わずか2週間で最高140 、最低85に低下した。なお、便
性改善効果や肥満改善効果も認められた。
【0039】以上の実施例1〜7の結果を表2にまとめ
て示す。
【0040】
【表2】
【0041】なお、トウモロコシ外皮からアルカリ抽出
したヘミセルロース(キシラナーゼで部分分解しないも
の)についても、同様な試験を行ったところ、血圧降下
及び上昇抑制作用が認められた。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の血圧降下
及び上昇抑制剤は、優れた血圧降下及び上昇抑制作用を
有している。また、本発明の血圧降下及び上昇抑制剤
は、トウモロコシ外皮から得られたヘミセルロース及び
/又はその部分分解物からなるので、人体に全く安全な
物質であり、医薬品、飲食品、あるいはそれらへの添加
物として、安心して長期に亙り継続して摂取することが
できる。更に、ヘミセルロースの部分分解物は、飲食品
等の原料に添加したとき低粘度であるため、飲食品等の
食感や風味を良好に保つことができるという利点も有し
ている。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トウモロコシ外皮より得られたヘミセル
    ロース及び/又はその部分分解物を主成分とする血圧降
    下及び上昇抑制剤。
  2. 【請求項2】 前記ヘミセルロースが、トウモロコシ外
    皮より澱粉質、蛋白質等を除去し、この残部をアルカリ
    抽出して得られたものである請求項1記載の血圧降下及
    び上昇抑制剤。
  3. 【請求項3】 前記ヘミセルロースの部分分解物が、請
    求項2記載のヘミセルロースを、更に、キシラナーゼで
    処理したものである請求項1記載の血圧降下及び上昇抑
    制剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002338488A (ja) * 2001-05-14 2002-11-27 Nippon Shokuhin Kako Co Ltd 抗アレルギー組成物

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