JPH05194162A - 酸化性染毛用組成物および人のケラチン性の繊維の染色方法 - Google Patents

酸化性染毛用組成物および人のケラチン性の繊維の染色方法

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JPH05194162A
JPH05194162A JP4305820A JP30582092A JPH05194162A JP H05194162 A JPH05194162 A JP H05194162A JP 4305820 A JP4305820 A JP 4305820A JP 30582092 A JP30582092 A JP 30582092A JP H05194162 A JPH05194162 A JP H05194162A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケラチン性繊維を単一工程の染色プロセスに
より鮮烈な色合いに染色する。 【構成】 沃化物イオン、酸化剤および有効な濃度の酸
化染料から成る組成物を、そのpHをアルカリ性にし
て、ケラチン性繊維に単一工程のプロセスとして同時に
作用させ鮮烈な色合いに染色する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】長年に亘り、ケラチン性の繊維を
其自身で着色することが可能な直接染色剤、および、酸
化性媒体の中での染色力を強めるように開発された、シ
ャンプーを使った様々な処理、光並びに厳しい気候に耐
える染色を可能にする酸化性染色剤が用いられてきた。
酸化性染色剤は一般的には其自身は染色剤ではない;そ
れはもともと殆ど色を持たないかまたは無色で、通常
“酸化基剤または前駆体(precursor)”とし
て引き合いに出される中間体化合物であり、それは例え
ば過酸化水素などの中で其自身染色力を発揮する。着色
は染料基剤其自身の酸化凝縮により、または“カップラ
ー剤”として引用される化合物を伴う酸化基本剤の酸化
凝縮により発現する。この種の着色は、直接染色剤で得
られる“半永久的”着色に対して“永久的”着色として
引き合いにだされる。一般の使用者が熟知しているよう
に、毛髪の酸化性染色には時間が掛かる。現在の様な時
代では、時間は価値のあるものである。従って、酸化性
毛髪染料を用いて毛髪を強烈に染めるのに必要な時間を
低減出来る方法が強く望まれものであった。従って、触
媒を従来の二工程の染色手法に取り入れるのは理に適う
成り行きであった。従って、二工程の方法による毛髪の
染色に要する時間と労力は、一工程の染色方法によりす
ぐにでも軽減が可能である。残念ながら、単一工程の触
媒を含んだ方法は、以下に述べる理由により、一般的に
二工程の触媒を含んだ方法と同程度の強烈な着色を生み
出すことが出来ない。本発明は非常に濃い色調のケラチ
ン性繊維、特に人の頭髪、を着色するための新しくそし
て改良された単一工程の方法並びにそのための組成物に
関するものであり、更に特定して言えば、酸化促進剤と
アルカリ性の媒体の中にある沃化物から成る酸化性染色
剤を用いる改良された単一工程での毛髪着色方法および
その組成物に関するものであり、その場合最終的な組成
物の染料成分の濃度は沃化物なしの組成物に比べてより
低くなっている。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は酸化染料組成物を用いて毛
髪に強い色合いに染めるための数種類の連続した手法を
説いている。連続した方法を使って強い色合いを生み出
すことは知られてはいたが、特に濃い色調の地合で、高
いpHで非常に少ない量の染料前駆体を用いた単工程に
よって、強い色合いを生み出すような改良されたシステ
ムは発見されていなかった。ドイツの特許DE 202
8818号は毛髪に対し酸化性染色剤を使用するに先立
って前処理工程での触媒の使用を開示している。沃化物
は明らかにされてはいないが、参考文書に、個々の触媒
の特定の効果を評価はしていないものの、一連の全ての
触媒を記載している。この特許は、毛髪を銅イオンを含
有する水溶液で最初の処理を行う、制御された一連の毛
髪染色方法に事実上関連するものである。その後で、毛
髪は水ですすがれ、そして酸化還元の染色剤(芳香族ア
ミンなど)が加えられる。この特許はそのpHの範囲ま
たは触媒に関する重要な点に欠けている。事実、この特
許はそのpHの範囲とは関係がないが、5から10に在
ることか望ましいと記述している。それは殆ど全てのp
Hの範囲を覆っており、実際には意味をなさないと思わ
れるものである。従い、要約すれば、DE 20288
18号は毛髪の着色を促進するための水溶性の触媒並び
に染料溶液を使った連続的な毛髪の処理を説くもので、
決定的なpHの範囲または決定的な触媒の選択を重要視
していない。英国特許2,205,329号は酸化性毛
髪染色に於ける沃化物イオンの利用を開示している。こ
のプロセスは二つの異なる手順を含んでいる。まず最初
に毛髪を酸化染料中間体および沃化物の混合物により事
前処理する。次に、染色を完了するために事前処理した
毛髪を過酸化水素溶液に漬ける。そこで毛髪の着色が完
全に進行する。開示された実例は全て過酸化水素のpH
を有しており、酸性媒体の中の染料と沃化物を示してい
る。従って、本質的に、最終的な組成物のpHは酸性で
ある。米国特許4,985,955号はケラチン性繊維
を沃化物を組み合わせたカップラー剤で染色するための
一連の手法を開示している。pHの範囲の重要性に就い
ては何ら言及していない。そのpHの範囲は2から12
の範囲内に在ると言える(事実上pH全域に跨ってい
る)。さらに言えば、染料基剤は全然用いられていな
い。この特許は、組成物のpHがアルカリ性の範囲内に
なければならない場合の、酸化性染料および沃化物を使
用による、毛髪を強い色合いに染める単工程のプロセス
を教示していない。米国特許4,370,142号、
4,804,385号、4,808,190号および
4,888,027号の全てが毛髪の染色のための一連
のプロセスの中で使われる沃化物含有の毛髪染料用の組
成物を開示している。これら特許はいずれも、一方で強
い色合いの創造を維持を可能にしながら、染料用中間生
成物の濃度を減少させ得る様、pHをアルカリ性の範囲
内に維持する状態で、酸化性染料/沃化物含有の組成物
を用いた毛髪染色の単工程プロセスを開示していない。
米国特許5,006,127号は、弱い酸性pHの範囲
内(5.9から6.9)で、沃化物を含んだ染色用の組
成物を用いた単工程プロセスを開示している。はっきり
していることは、この特許はアルカリ性の組成物を用い
ていないということである。これは酸性の染色剤を使っ
た毛髪染色を指向しているものである。沃化物は溶液の
中で染色を促進する。従って、生じる毛髪の染色はその
度合いが低い。これは二工程プロセスに比較して着色が
強くない結果をもたらすことになる。
【0003】米国特許1,677,508号は、死亡し
た動物の皮膚繊維、毛(生きている人の頭皮を除く)、
毛皮、羽根および類似物を、酸化促進剤溶液と混合した
場合沃化物を遊離させるような酸性の環境でバット染料
により染色する単工程のプロセスを開示している。この
特許は繊維の染色に関連するものであるものの、頭皮ま
たは毛髪に傷害を及ぼす事のない環境で、人の頭皮上の
毛髪の染色することに何ら関連しておらず、また、それ
について何ら教示もしていない。更に、この特許は決定
的に重要なpHの範囲に就きなんら言及していない。p
H濃度は、繊維上に酸化により形成される染料の染色を
促進するための、“酸化剤の酸性溶液中で沃化物を遊離
させる能力を持つ”物質を含有する沃化物による繊維の
処理に就いて論ずる場合を除いては、全く無関係である
ように見受けられる。この特許は、沃化物触媒の使用に
よりアルカリ性の染色剤を用いて希望する強度の着色を
可能にすることは開示していない。従い、組成物のpH
がアルカリ性の範囲に在ることが必須である単工程の沃
化物含有の毛髪染色用組成物とはなんら関連していな
い。既存技術の上記プロセスは、長時間染料にさらして
も色の濃さは期待するほど強くないか、または、強い色
合いを生み出すのに長時間さらすことが必要であるか、
そして色が強く固定しない表面的な染色などに結果的に
繋がるという様々な欠点を有している。なかんずく、既
存の単一工程プロセスは、混合用容器に酸化剤を追加す
ると着色が進行し、触媒の存在はその着色の進行を促進
するため、溶液中の染料の損失を招来する。従い、毛髪
に使用された場合、繊維にしみ込む染料の量が少なくな
る。本発明は、沃化物触媒とともに酸化染料を使用する
アルカリ性の単一工程プロセスを通して非常に卓越した
毛髪の着色法を提供する。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】本発明は、沃化物
触媒とともに酸化染料を使用するアルカリ性の単一工程
プロセスを通して非常に卓越した毛髪の着色法を提供す
る。本出願人は、灰色の毛髪に対しては、特にその組成
物のpHがアルカリ性領域に在る場合、より強烈な着色
を生み出すために、単一工程で酸化性毛髪染料と併せて
の沃化物イオンの使用が可能であることを発見した。従
い、本発明の目的は単工程のプロセスで毛髪全体に優れ
た均一な水準の強い着色を提供する染毛用組成物を提供
することである。本発明の次の目的は、アルカリ性の媒
質中で使用する時またはアルカリ性の媒質中で使用した
後に、皮膚への不快感を実質的に非常に減少させ、且つ
皮膚への不快感を排除された染毛用混合物を提供する事
にある。本発明の別の目的は、長期間したままにしてあ
ってもまた繰り返される洗髪をしてでも光やシャンプー
に対し高度に耐性の有る褪色しない自然の色合いを与え
る染毛用混合物を提供することにある。本発明の更なる
目的は、その使用中若しくは使用後いずれの場合にも、
脱色、色ずれ若しくは色むら部分を生じないような染毛
用の混合物を提供する事にある。本発明の別の目的は、
本発明の化合物類を用いる場合の数個の仕切られた区画
部分を有する“キット”若しくは染色用品を提供するこ
とにある。その他より詳細な目的は、以下の記述で開示
したその特徴、成分、組み合わせおよび操作手順から明
らかにされであろう。
【0005】
【課題の解決】本出願人は既存技術の二工程の沃化物を
含有する酸化染色法を、実際に一工程にすることがで
き、そのpHがアルカリの範囲に有る場合には、低い染
料濃度並びに短時間のさらし時間で非常に強い色合いを
生み出すようにできることを発見した。染色に必要な時
間と材料が節約できるとすれば、それはこの種の製品に
とっては大変に重要な改善にあたることになる。通常、
二工程のプロセスに於いては、色は、酸化剤が添加され
次第完全に発現し、それによりそこで発現するすべての
色に毛髪繊維にしみ込む機会を与える。触媒の添加は毛
髪上の色の発現を加速する。しかしながら、単一工程の
プロセスに於いては、酸化剤は容器のなかで染料前駆体
と混ぜ合わされ、そこで色は溶液のなかで発現を始め
る。従って、その色のうちよりわずかなもののみが毛髪
繊維の中にしみ込んでゆくのに役立つのみである。触媒
を添加すると、触媒が溶液中で染料形成を加速するので
毛髪中にしみこむのに役立つ残存染料を少なくしてしま
うため、毛髪の着色は大変に劣る結果となる。本発明者
は、驚くべきことにアルカリ性の媒体の中での単工程の
酸化染色法において、沃化物触媒は、二工程プロセスに
於ける場合に比し、同一の時間内若しくはより短時間
で、同一若しくはより低い染料濃度で、それと同程度か
またはそれより優れた強い着色を生み出すという発見を
した。通常単工程のプロセスに於いては触媒を使用する
と、結果として溶液内の色の発現が促進されることから
これは全く予期されないことである。高いpHでの毛髪
染色は、本来的に低いpHでの染色におけるよりより強
い漂白作用を起こす事を考えれば、この結果は更に一層
驚くべきことである。通常の二つを並べての比較をする
と、低いpHでの染色は、毛髪の漂白がより低度である
ため、常に優れた鮮烈な色合いを呈する有利性を持って
いる;従って、より多くもとの色が残る。本発明者は低
いpHと同様、若しくはそれより優れた強度の色合いを
作りだすことを目的として、追加的な漂白効果を補うた
めに染料の濃度を高めることをすること無く、高いpH
で単一工程による毛髪染色の方法を発見した。
【0006】アルカリ性のpHでの通常の染料濃度を用
いた場合と同様の鮮烈な色に毛髪を着色することを目的
とするより少量の染料前駆体の使用は、前述した原料コ
ストの節約に連がるばかりでなく、染料前駆体の量が少
なくなる結果として、疑いもなくよりアレルギー性の低
い製品を作りだす。これは製品の品質を大幅に改善する
結果をもたらす。本プロセスは素早くそして強力な着色
並びに毛髪など特に人のケラチン性繊維などに良くしみ
込む着色を生み出す。この着色は洗髪並びに光に強い抵
抗力を有しており、かなりの短期間内に、特に濃い色調
では鮮烈な色合いとなる。本発明によるケラチン性繊
維、好ましくは人の頭皮にある毛髪を染色するプロセス
は、染色に適している媒体中に、p−フェニルエンジア
ミンおよび/またはm−アミノフェノール、沃化カリウ
ムなどの沃化物、そして、過酸化水素などの酸化物を含
有する単一の組成物を毛髪に一度に使用するという特徴
を持っている。組成物のpHはアルカリ性の範囲にあ
り、9またはそれ以上が望ましい。この組成物使用の前
後いずれにおいても酸化剤は用いず、むしろ、毛髪に直
接使用される単一の且つ単工程用の調合物であることに
注目する事が大切である。勿論、染料組成物使用後には
シャンプーを行ってもよい。沃化物のイオンはアルカリ
性の金属またはアルカリ土類金属または沃化アンモニウ
ムが望ましく、特に沃化カリウムが望ましい。実施され
るプロセスは単工程プロセスとして、5乃至30分の短
かいさらし時間で良く、10乃至20分の間が更に望ま
しい。本発明によるプロセス実施に使用される組成物
は、濃縮液、クリーム状、乳液、泡状物または染料を保
持するのに適したその他の形など、様々な形で存在す
る。必要とあれば、その組成物の各々に、例えば尿素な
どケラチン性繊維のための膨張剤(swelling
agent)を加えることも可能である。この組成物に
は香水、金属イオン封鎖剤(sequestrant
s)、フィルム形成作用剤、処理薬剤、分散剤、コンデ
ィショナーまたは防腐剤などの異なる補助薬を添加して
も良い。
【0007】本発明を更に詳細に説明すると、本発明の
組成物は一般的に染料基剤、沃化物、染料前駆体から成
る第一の溶液並びに酸化剤から成る第二の溶液で構成さ
れる。このプロセスは、染色がいっぺんに行われるよう
に、毛髪に使用する直前に第一の溶液を第二の溶液に混
ぜる方法を含んでいる。組成物のpHはアルカリ性の範
囲内で無ければならない、9またはそれ以上が望まし
い。染料基剤は水、エタノール、イソプロパノール、ア
ルカノールアミン、ベンジルアルコール、グリセリン、
グリコール類、グリコールエーテル類、2−ブトキシエ
タノール、エチレングリコール、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、プロピレングリコール、ジエチレン
グリコールモノエチルエーテル、オレイン酸、界面活性
剤、アルカノールアミド、アンモニア、エリトルビン酸
(erythorbic acid)、EDTAおよび
/またはそれらの混合物から構成されている。染料前駆
体は最低一つの第1次の中間体若しくは最低一つのカッ
プラー剤のいずれか若しくはその両方により構成され
る。本発明による第1次の中間体は、p−フェニレンジ
アミン、2,5−ジアミノトルエン、2,5−ジアミノ
アニソール、2−クロロ−p−フエニレンジアミン、N
−フェニル−p−フェニレンジアミン、N,N−ビス
(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、
N−(2−メトキシエチル)−p−フェニレンジアミ
ン、N−フルフリル−p−フェニレンジアミン、2,6
−ジメチル−p−フェニレンジアミン、2,3ジメチル
−p−フェニレンジアミン、N−メチル−p−フェニレ
ンジアミン、N,N−ジメチル−p−フェニレンジアミ
ン、N−エチル−N−(2−ヒドロキシエチル)−
p−フェニルエンジアミン、p−アミノフェノール、N
−メチル−p−アミノフェノール、2−メチル−p−ア
ミノフェノール、3−メチル−p−アミノフェノール、
2,3−ジメチル−p−アミノフェノール、2,6−ジ
メチル−p−アミノフェノール、3−メトキシ−p−ア
ミノフェノール、2−クロロ−p−アミノフェノール、
2−ヒドロキシメチル−p−アミノフエノールおよび/
またはそれらの混合物から成っている。本発明のカップ
ラー剤は、m−アミノフェノール、2−ヒドロキシ−4
−アミノトルエン、2,4−ジアミノフェノキシエタノ
ール、2,4−bis(2−ヒドロキシエトキシ)−
1,5−ジアミノベンゼン、5−(2−ヒドロキシエチ
ル)アミノ−2−メチルフェノール、2−メトキシ−5
−アミノフェノール、2,6−ジメチル−3−(2−ヒ
ドロキシエチル)アミノ フェノール、3,4−メチレ
ンジオキシアニリン、2,4−ジクロロ−m−アミノフ
ェノール、4,6−ジクロロ−m−アミノフェノール、
1−ナフトール、1,5−ジヒドロキシナフタレン、
1,7−ジヒドロキシナフタレン、レゾルシノール、2
−メチルレゾシノール、4−クロロレゾルシノール、5
−ヒドロキシベンゾジオキサン、6−ヒドロキシベンゾ
モルホリン、3,3’−ジヒドロキシジフェニルアミ
ン、3,4−メチレンジオキシ−6−メトキシフェノー
ル、4−ヒドロキシインドール、4−メチルレゾルシノ
ール、1,3−ジヒドロキシナフタレンおよび/または
それらの混合物から成っている。本発明の酸化剤は過酸
化水素、過硫酸塩、過硼酸塩、過酸化尿素および/また
はそれらの混合物から成っている。
【0008】本発明の組成物はアンモニア、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、モノアル
カノールアミン、ジアルカノールアミン、トリアルカノ
ールアミン、アルキルアミンおよび/またはそれらの混
合物などのpHアルカリ化剤、そして塩酸、燐酸、酒石
酸、酢酸、オレイン酸、乳酸、クエン酸および/または
それらの混合物などのpH調整剤を用いてアルカリ性の
範囲に維持される。染料基剤の濃度範囲は0.05−1
0.0%であるが、0.1−5.0%が望ましい。沃化
物の濃度範囲は0.01−5.0%で、0.05−2.
0%が望ましい。第1次の中間体の濃度範囲は0.05
−2.0%で、0.1−5.0%が望ましい。カップラ
ー剤の濃度範囲は0.01−10.0%で、0.05−
5.0%が望ましい。最後に、酸化剤の濃度範囲は1.
0−15%で、3−9%が望ましい。既に述べたよう
に、比較的低い濃度の染料により単工程のプロセスで本
発明で生み出されるような強い色合を作りだす方法はこ
れまで知られていなかった。本出願人は、アルカリ性の
範囲のpH、望ましくはpHは9またはそれ以上で、酸
化性染色用混合物中に沃化物触媒を用いることにより、
毛髪にそのような強い色合いを、特に濃い色調で、作り
だす驚くべき能力を発見した。沃化物は溶液中の顕色剤
の反応の速度に触媒作用を及ぼすのことから、この事は
特に驚くべきものである。通常は、二工程プロセスに於
いては、染料前駆混合物は最初に毛髪に使用される。酸
化剤は、その後で毛髪に添加される。かくして、酸化剤
添加後に色は完全に顕色し、顕色する全ての色に毛髪繊
維のなかにしみ込む機会を与える。触媒の添加は、強い
色合いを落とすこと無く、または、染料濃度に悪影響を
及ぼさずに毛髪上の顕色速度を早めるのである。しかし
ながら、単工程のプロセスに於いては、毛髪に使用する
に先立って、容器のなかで酸化剤は先ず染料前駆体と混
ぜ合わせられる。従って、容器の中の溶液中で顕色作用
が開始する、そのため全ての色が毛髪繊維にしみ込むの
に役立たない。換言すれば、酸化性染料の着色潜在力の
かなりの量が失われる。触媒を添加しても、触媒は溶液
中の染色剤の形成を促進するので、毛髪にしみ込むのに
役立つ染料の量は更に少なくなり、毛髪の着色では更に
不十分な結果となる。従って、二工程のプロセスの場合
と同様の染色強度を生み出すには、特に触媒の使用と共
に、より高い濃度の染料の使用が必要になる。
【0009】アルカリ性の媒体中の酸化剤及び染料前駆
体の有効な濃度液に沃化物を添加すると、以下のような
ことを可能にする単工程プロセスとなることを発見した
のは驚くべきことであった: A)二工程の染色プロセスに於けると同様な着色の強さ
および同様な染料の濃度でより急速に進行する染色のプ
ロセス; B)二工程の染色プロセスに於けると同様な染色剤の濃
度および染色所要時間で優れて強い着色作用; C)より低い濃度の染色剤の使用で、二工程の染色プロ
セスに於けると同様な着色の強さを同様の染色作用時間
内に生ぜしめる。通常単工程のプロセスに於いては触媒
を使用すると、結果として溶液内の色の発現が促進され
ることからこれは全く予期されないことである。更に、
p−フェニルエンジアミンなどのある種の染料前駆体は
アレルギーを起こす物質と考えられている。そこで、本
発明の組成物に於ける第一次中間体および/またはカッ
プラー剤の量を減らすことにより、高度に強い色合いを
保ちながらも、その組成物は使用者にとって疑いもなく
アレルギー性がより弱くなり、また、生産者にとり廉価
なものにすることが可能となる。皮膚の刺激はそれが痛
みの感覚を伴うため、その皮膚の刺激の大幅な減少、若
しくはその除去は、非常に重要なことである。理髪師ま
たは使用者にとって、皮膚の刺激はそれが典型的に毛髪
の損傷をともなうため、皮膚の刺激の除去は、大きな利
点である。その結果として、強い着色を行う一方で、染
料前駆体の量を減らすことが可能な組成物は、毛髪処理
の分野に於ける非常に優れた前例のない独特の進歩であ
り、当該分野及び販売面で偉大な潜在的可能性を有して
いる。
【0010】本発明に従ったこのプロセスの実施するに
は、組成物は“キット”と呼ばれる用具または染色用の
用具一式と組み合わせることが出来、その物はキットの
成分を先ず事前混合した上で、ケラチン性繊維に成分の
全てを同時に作用させることが出来るように企図して作
られた数個の仕切られた区画部分を内蔵している。その
物は、例えば、染色に適する媒体中の沃化物のイオンの
存在する染料前駆体を含有する組成物を持つ第一の区画
部分、そして酸化剤をいれる第二の区画部分から構成す
ることが出来る。使用に当たっては、それぞれの区画部
分の中の成分は互いに混合され、そして、単一の工程操
作でケラチン性繊維に直接使用される。混合された区画
部の最終的な組成物のpHはアルカリ性の範囲に、望ま
しくは9またはそれ以上に、保持する必要がある。他の
具体化によれば、“キット”は染色のために適した媒体
の中に沃化物イオンを有する成分を含む組成物を持つ第
一の仕切られた区画部分、染色のために適した媒体の中
に染料前駆体を有する成分を含む組成物を持つ第二の仕
切られた区画部分、そして、1−40単位体積の酸化剤
成分が収められている第三の仕切られた区画部分から成
っており、この三つの仕切られた区画部分に収められて
いる組成物は、使用に当たって同時にそれぞれらを混ぜ
合わせるように設計されているのである。混ぜ合わされ
た仕切られた区画部分の最終的な成分のpHはアルカリ
性の範囲にあり、9又はそれ以上が望ましい。本装置に
は、良く知られた、不活性のガス雰囲気内に収納された
形の、使用にあたり混合するための手段、器具を備え付
けていてよい。本発明による方法並びにそれに用いる組
成物は自然の毛髪または既に染色されたことのある毛
髪、パーマネントをかけられた毛髪、またはカールされ
ていない毛髪、若しくは強度にまたは軽く漂白された毛
髪のいずれの染色にも使用することが出来る。これはま
た毛皮または羊毛の染色にも使うことが可能である。
【実施例】以下に、本発明を実施例により説明するが、
これは発明の範囲をなんら限定するものではない。
【0011】実施例I 下記の実施例は染料前駆体としてp−フェニレンジアミ
ン ジヒドロクロライドおよび5−アミノ−o−クレゾ
ールを用いて行った一連の毛髪染色実験を説明するもの
である。表1は本発明が、単一工程の沃化物を含まない
酸化性染色組成物の使用、二工程の沃化物を含む酸化染
色プロセス、さらに低いpHでの単一工程の沃化物を含
む酸化染色組成物の使用よりも優れていることを明快に
示している。ふさふさした人の頭髪を30分に亘り溶液
(A)および溶液(B)で処理し、その後シャンプーで
洗った。溶液(C)の場合、20分の処理の後、中間の
リンスは無しで、シャンプーに先立って、pH3の9%
溶液で更に10分間処理した。結果は沃化物を
含有していない単一工程の方法(溶液A)は弱い色合い
を与えることが分かった。二工程の沃化物含有の方法は
アルカリ性のpH(溶液C)で中程度の色の濃さを生み
だした。最も鮮烈な濃い色はアルカリ性のpHでの本発
明の単一工程沃化物含有プロセスから得られた。溶液B
で得られた色合いもまたAまたはCに比較して、より赤
くより鮮やかであった事は注目に値するものである。
【表1】 pHを9に調整するために水酸化アンモニウムを使用し
た。この溶液の一部を半分の量の9%Hと混ぜ合
わせてから、30分間毛髪に使用した。
【表2】 pHを5乃至9に調整するために水酸化アンモニウムを
使用した。この溶液の一部を半分量の9%Hと混
ぜ合わせてから、30分間毛髪に使用した。
【表3】 水酸化アンモニウムはpHを5乃至9に調整するために
用いられた。この溶液の一部を20分間毛髪に、中間の
リンスをせずに、使用した後に、pH3で9%H
の溶液を、シャンプーに先立って、更に10分間使用し
た。全体の所要処理時間は30分であった。
【0012】
【表4】 最も濃い色合いは、本発明の単工程の沃化物含有方法に
よりアルカリ性のpH(溶液B)で得られた。表1は、
高いpH域での単工程の沃化物含有のプロセスが以下の
プロセスより優れていることを明白に示している: 1) 高いpHでの沃化物を含んでいない単工程の方
法; 2) 低いpHでの沃化物を含んでいる単工程の方法; 3) 低いpHでの沃化物を含んでいる二工程の方法;
および 4) 高いpHでの沃化物を含んでいる二工程の方法。
【0013】実施例II 下記の各々の実施例では、染色用組成物は、水/アルコ
ール(4:1)混合液中に染料前駆体として、等モルの
m−アミノフェノールと共に、0.038のp−フェ
ニルエンジアミンを含有している。各々の使用に当って
は、灰色の毛髪の房を用いた。KIを希望するときに
は、固体として15mgを用いた。本発明では5gの上
述した染色用組成物の混合物、15mgのKIおよび6
%のHを、20分間pH9.5で単工程で、毛髪
に使用した。沃化物よる処理方法では、毛髪を5gのK
Iの溶液中に5分間浸した。繊維をリンスし、上述の組
成物5gの混合物および5gの6%HをpH9.
5で15分間処理した。染色された見本の三つの刺激値
を表2に記録した。本発明の単工程のプロセスはL値で
示されているように最も強い色合いを毛髪に与える。単
工程のプロセスは最も濃い紫色を生みだし(低いb値は
色がより青いことを示す)、一方沃化物による処理は高
いb値(より黄色がかった)で表されるように毛髪に黄
色みを帯びた茶色を作りだす。
【0014】
【表5】 表2は高いpH域で単工程の沃化物を含むプロセスは、
高いpH域での沃化物によ前処理プロセスより優れてい
ることを明白に示している。
【0015】実施例III 図1はp−フェニルエンジアミンおよびレゾルシノール
を染料前駆体として使用した一連の毛髪染色の実験結果
の例を示すものである。各々のテストに於いて沃化物の
量は一定であったが(16mg)、染料前駆体の濃度は
様々に異なっていた。ある種の染料前駆体の濃度を、触
媒作用の効果が現れる前に、満足な水準にしておかなけ
ればならない事が発見されたのは興味深い。例えば、一
旦有効な濃度(この場合では0.05M)が得られたな
らば、触媒作用を持たない混合物と同様の濃さの色合い
を生み出すのにより少量の染料で足りる。逆に、沃化物
を触媒とする組成物を、同様な染料濃度で、触媒作用の
ない組成物と比較した場合、沃化物を触媒とする組成物
は、有効な染色濃度に達してからはより鮮明な着色を生
み出す。組成物中の染料の量を減らすことによりより強
い染色着色を生み出し得ることは全く予期していなかっ
た。
【0016】実施例IV 下記の実施例は等量の6%過酸化水素および沃化カリウ
ムと混ぜられた染料前駆体として、p−アミノフェノー
ルおよびm−フェニルエンジアミンの使用を例示してい
る。この混合物は単工程の手法で、水酸化アンモニウム
によりpHを9.0に調整してから、混ぜ合わせて作ら
れた灰色の毛髪使用された。
【表6】 20分後、シャンプーおよびリンスの後に毛髪に赤みが
かった茶色が生じた。対照実験では、沃化物は一切用い
られず、下記の表3に示されたように、色合いはかなり
薄かった。
【表7】
【0017】実施例V 下記の組成物を異なる染色前駆物質並びに触媒を用い実
施例IVと同様な方法で下記の組成物を準備した。
【表8】 この組成物を等量の6%過酸化水素と混合した。この混
合物のpHを水酸化アンモニウムで9.0に調整し、2
0分間に亘たり混ぜ合わせて作られた灰色の毛髪の処理
に単工程で使用した。その結果は沃化物が染色用組成物
の染色効率を高め、さもなくば、溶液中での顕色進行の
速度を速め、毛髪に作用する着色量を減少させるものと
考えられる。
【表9】
【0018】実施例VI 混ぜ合わして作られた灰色の毛髪を等量のナイス アン
ド イージー124(Nice & Easy* Sh
ade 124)および過酸化物により、アルカリ性媒
体の中で20分間単工程の染色を行った。その結果は硫
酸銅または沃化カリウム0.15%を含有する同様の溶
液により15分間染色した見本に匹敵するものであっ
た。その見本の三つの刺激値を下記に示した。
【表10】 硫酸銅の触媒を使用した場合、触媒を全く用いなかった
場合に比し毛髪上には鮮明度の低い色合いが得られた。
触媒は溶液中の顕色進行を加速し毛髪の染色に役立つ色
の残量を減少させるので、このことは予期されていた。
しかしながら、沃化物は、通常良予期される染色液の触
媒作用の速度であるにも拘わらず、毛髪の染色強度を強
めることが判明したのは驚くべきことであった。染色は
触媒を全く使用しない場合いもより一層鮮明であった。 *商標−クレアロール社(Clairol,INC,)
【0019】実施例VII
【表11】 表6はナイス アンド イージー*122 および 1
24の染色用組成物をpH9.5で使用した場合の比較
データを示す。レゾルシノール、m−アミノフェノール
およびp−フェニルエンジアミンを染料前駆体とし使用
した。No.1サンプルは原液の122染色用組成物の
染色強度を表す。これが本発明の染色度の測定に用いら
れた基準強度である。サンプルNo.2は染色用濃縮液
を1/5に希釈し、色の損失を測定するために色合いの
強度を再度テストされた122染色用組成物を表してい
る。サンプルNo.3は単工程で使用するために、希釈
された122組成物に0,15%沃化カリウムを加えた
本発明の組成物を表している。沃化物と染色剤の量が僅
か1/5の有効な濃縮液の使用により、元の染色剤の鮮
明度に非常に近似した黒色が得られた。より低い染色液
濃縮液を用いてアルカリ性pHで、単工程の沃化物/硫
化物顕色剤により、その様に鮮やかな着色が得られるの
は驚きである。サンプルNo.4は二工程のプロセスで
使用したサンプルNo.3の組成物を表している。そこ
に明らかなように、二工程プロセスは一工程のプロセス
より遙に弱い色彩強度を生み出し、希釈されていない元
の混合物の使用に比し著しく低い色彩強度を作りだして
いる。同様に、サンプルNo.5は元の124染色用組
成物の色彩鮮明度を表している。サンプルNo.6は原
染色濃縮液を1/3に希釈し色合いの損失を測定するた
めに色彩鮮度を再度テスとした124染色用組成物を表
す。サンプルNo.7および8は、単工程で使用するた
めに希釈された124組成物に0.21%の沃化物塩を
加えた本発明の組成物を示す。沃化物並びに元の組成物
の染色用濃縮液を1/3に希釈した有効な濃縮液の使用
により、原液での場合に比してむしろ更に強い色合いを
得ることが出来ることが発見されたのは非常な驚きであ
る。これはpHをアルカリ性にした場合の、本発明単工
程の沃化物/硫化物顕色システムを適用して得られた結
果である。 *クレアロール社の商標
【0020】実施例VIII 前出の実施例VIIに示したように、沃化物を単工程プ
ロセスでアルカリ性酸化染色用組成物にいれると、染料
前駆体の濃度を著しく減少させても、沃化物無しでの触
媒作用による染色用組成物によりえられるのと同等乃至
それより優れた染色を生み出せるという優れたことがえ
られる。しかしながら、本発明は、沃化物無しの酸化性
染色用組成物の場合と同程度の染色用濃縮液で、同様の
鮮明度に毛髪を染色するに要する時間を減らすことが事
も可能である。以下にその例を挙げる。混ぜ合わされた
灰色の毛髪の見本を等量のナイス アンド イージー*
濃淡度124および過酸化水素によりアルカリ性媒体の
中で20分間一回で染色した。これを0.15%の沃化
物を含有する同溶液により染色した見本と比較した。そ
の結果は染色用調合剤に沃化物を組み込むことにより染
色時間の50%を減らす事が可能なことを示唆してい
る。 *クレアロール社の商標
【0021】
【表12】 上記に述べた目的は、本明細書の記述で明らかにされ、
十分に達成されうるものであることがお分かりであろ
う、そして、ある程度の変更は本発明の範囲を逸脱せず
に可能であることから、本明細書の以上の記述に含まれ
た内容の全ては、本発明にその正当な権利を認められる
ところの全ての等価値の利益を享受できるよう例示説明
しているものである事をお分かり戴きたい。本特許請求
の範囲は本明細書に記述された発明の一般的な特徴並び
に特定の特徴の全てを包含する事を意図しており、本発
明の範囲の記述は、言語表現上の問題であり、全てこれ
に該当する範囲内にあるということを了解願いたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】p−フェニルエンジアミンおよびレゾルシノー
ルを染料前駆体として使用した一連の毛髪染色の実験結
果の例を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビッド エル チャング アメリカ合衆国コネチカット州 06854 ノーウォーク フラックス ヒル ロード 188 (72)発明者 ユウーガオ パン アメリカ合衆国コネチカット州 06905 スタンフォード ウッドリッジ ドライブ 119

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケラチン性の繊維に対し、沃化物、酸化
    剤および有効な濃度の酸化染料から成る組成物を同時に
    作用させ、該組成物のpHがアルカリ性である場合、強
    い色合いを形成せしめることを特徴とする単一工程で、
    しっかりした色合いにケラチン性の繊維を染色する方
    法。
  2. 【請求項2】 pHが少なくとも約9以上である請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 酸化染料が、染料基剤および少なくとも
    一つの第一次中間生成物並びに少なくとも一つのカップ
    ラー剤並びにそれらの混合物から成るグループから選ば
    れた染料前駆体からなる請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 染料基剤が、水、エタノール、イソプロ
    パノール、アルカノールアミン、ベンジルアルコール、
    グリセリン、グリコール類、グリコールエーテル類、2
    −ブトキシエタノール、エチレングリコール、エチレン
    グリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコー
    ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、オレイ
    ン酸、界面活性剤、アルカノールアミド、アンモニア、
    エリトルビン酸(erythorbic acid)、
    EDTAおよび/またはそれらの混合物から成るグルー
    プから選択されている請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 第一次中間生成物が、p−フェニレンジ
    アミン、2,5−ジアミノトルエン、2,5−ジアミノ
    アニソール、2−クロロ−p−フェニレンジアミン、N
    −フェニル−p−フェニレンジアミン、N,N−ビス
    (2−ヒドロキシエチル)−p−フェニルエンジアミ
    ン、N−(2−メトキシエチル)−p−フェニルエンジ
    アミン、N−フルフリル−p−フェニレンジアミン、
    2,6−ジメチル−p−フェニレンジアミン、2,3−
    ジメチル−p−フェニレンジアミン、N−メチル−p−
    フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−p−フェニレ
    ンジアミン、N−エチル−N−(2−ヒドロキシエ
    チル)−p−フェニルエンジアミン、p−アミノフェノ
    ール、N−メチル−p−アミノフェノール、2−メチル
    −p−アミノフェノール、3−メチル−p−アミノフェ
    ノール、2,3−ジメチル−p−アミノフェノール、
    2,6−ジメチル−p−アミノフェノール、3−メトキ
    シ−p−アミノフェノール、2−クロロ−p−アミノフ
    ェノール、2−ヒドロキシメチル−p−アミノフェノー
    ルおよび/またはそれらの混合物から成るグループから
    選択されている請求項3記載の方法。
  6. 【請求項6】 カップラー剤が、m−アミノフェノー
    ル、2−ヒドロキシ−4−アミノトルエン、2,4−ジ
    アミノフェノキシエタノール、2,4−bis(2−ヒ
    ドロキシエトキシ)−1,5−ジアミノベンゼン、5−
    (2−ヒドロキシエチル)アミノ−2−メチルフェノー
    ル、2−メトキシ−5−アミノフェノール、2,6−ジ
    メチル−3−(2−ヒドロキシエチル)アミノフェノー
    ル、3,4−メチレンジオキシアニリン、2,4−ジク
    ロロ−m−アミノフェノール、4,6−ジクロロ−m−
    アミノフェノール、、1−ナフトール、1,5−ジヒド
    ロキシナフタレン、1,7−ジヒドロキシナフタレン、
    レゾルシノール、2−メチルレゾルシノール、4−クロ
    ロレゾルシノール、5−ヒドロキシベンゾジオキサン、
    6−ヒドロキシベンゾモルホリン、3,3’−ジヒドロ
    キシジフェニルアミン、3,4メチレンジオキシ−6−
    メトキシフェノール、4−ヒドロキシインドール、4−
    メチルレゾルシノール、1,3−ジヒドロキシナフタレ
    ンおよび/またはそれらの混合物から成るグループから
    選択されている請求項3記載の方法。
  7. 【請求項7】 酸化剤が、過酸化水素、過硫酸塩、過硼
    酸塩、過酸化尿素および/またはそれらの混合物から成
    るグループから選択されている請求項2記載の方法。
  8. 【請求項8】 強い色合いを濃い色調の中に生み出す請
    求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 濃い色調が黒および茶色である請求項8
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 沃化物が沃化カリウムである請求項2
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 ケラチン性の繊維が人の毛髪である請
    求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】 ケラチン性繊維を強い色合いに染色す
    る組成物で、その組成物のpHがアルカリ性の場合に、
    強い色調を生み出すに有効な、沃化物、酸化剤および酸
    化染料の液から成っている単一の組成物から成っている
    染色用組成物。
  13. 【請求項13】 pHが最低約9以上である請求項12
    記載の組成物。
  14. 【請求項14】 酸化染料が染料基剤および少なくとも
    一つの第一次中間生成物、少なくとも一つのカップラー
    剤およびそれらの混合物から成るグループから選択され
    た染料前駆体から成る請求項13記載の組成物。
  15. 【請求項15】 染料基剤が、水、エタノール、イソプ
    ロパノール、ベンジルアルコール、グリセリン、グリコ
    ール類、グリコールエーテル類、2−ブトキシエタノー
    ル、エチレングリコール、エチレングリコールモノエチ
    ルエーテル、プロピレングリコール、ジエチレングリコ
    ールモノエチルエーテル、オレイン酸、界面活性剤、ア
    ルカノアミド、アンモニア、エリトルビン酸(eryt
    horbic acid)、EDTA、および/または
    それらの混合物から成るグループから選択されている請
    求項14記載の組成物。
  16. 【請求項16】 第一次中間生成物が、p−フェニレン
    ジアミン、2,5−ジアミノトルエン、2,5−ジアミ
    ノアニソール、2−クロロ−p−フェニレンジアミン、
    N−フェニル−p−フェニルエンジアミン、N,N−b
    is(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニルエンジア
    ミン、N−(2−メトキシエチル)−p−フェニレンジ
    アミン、N−フルフリル−p−フェニレンジアミン、
    2,6−ジメチル−p−フェニレンジアミン、2,3−
    ジメチル−p−フェニレンジアミン、N−メチル−p−
    フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−p−フェニレ
    ンジアミン、N−エチル−N−(2−ヒドロキシエ
    チル)−p−フェニレンジアミン、p−アミノフェノー
    ル、N−メチル−p−アミノフェノール、2−メチル−
    p−アミノフェノール、3−メチル−p−アミノフェノ
    ール、2,3−ジメチル−p−アミノフェノール、2,
    6−ジメチル−p−アミフェノール、3−メトキシ−p
    −アミノフェノール、2−クロロ−p−アミノフェノー
    ル、2−ヒドロキシメチル−p−アミノフェノールおよ
    び/またはそれらの混合物から成るグループから選択さ
    れている請求項14記載の組成物。
  17. 【請求項17】 カップラー剤が、m−アミノフェノ
    ル、2−ヒドロキシー4−アミノトルエン、2,4−ヂ
    アミノフェノキシエタノール、2,4−bis−(2−
    ヒドロキシエトキシ)−1,5−ジアミノベンゼン、5
    −(2−ヒドロキシエチル)アミノ−2−メチルフェノ
    ール、2−メトキシ−5−アミノフェノール、2,6−
    ジメチル−3−(2−ヒドロキシエチル)アミノフェノ
    ール、3,4−メチレンジオキシアニリン、2,4−ジ
    クロロ−m−アミノフェノール、4,6−ジクロロ−m
    −アミノフェノール、1−ナフトール、1,5−ジヒド
    ロキシナフタレン、1,7−ジヒドロキシナフタレン、
    レゾルシノール、2−メチルレゾルシノール、4−クロ
    ロレゾルシノール、5−ヒドロキシベンゾジオキサン、
    6−ヒドロキシベンゾモホリン、3,3’−ジヒドロキ
    シジフェニルアミン、3,4 メチレンジオキシ−6−
    メトキシフェノール、4−ヒドロキシインドール、4−
    メチルレゾルシノール、1,3−ジヒドロキシナフタレ
    ンおよび/またはそれらの混合物から成るグループから
    選択された請求項14記載の組成物。
  18. 【請求項18】 酸化剤が、過酸化水素、過硫酸塩、過
    硼酸塩、過酸化尿素および/またはそれらの混合物から
    成るグループから選択される請求項13記載の組成物。
  19. 【請求項19】 強い色合いが濃い色調の中に作りださ
    れる請求項12記載の組成物。
  20. 【請求項20】 濃い色調が黒および茶色である場合の
    請求項19記載の組成物。
  21. 【請求項21】 ケラチン性繊維が人の毛髪である場合
    の請求項12記載の組成物。
  22. 【請求項22】 沃化物が沃化カリウムである請求項1
    3記載の組成物。
  23. 【請求項23】 沃化物イオンと組み合わされた酸化染
    料組成物を含有する第一の仕切られた区画部および酸化
    剤の水溶液組成物を含有する第二の仕切られた区画部か
    ら成り、かつその両方の仕切られた区画部の組成物はケ
    ラチン性繊維に同時に使われ時に一緒に混ぜ合わされ、
    当該混合された組成物はアルカリ性のpHを持つもので
    あることからなる単一工程で、強い色合いにケラチン性
    の繊維を染色するためのキット。
  24. 【請求項24】 少なくとも約9以上のpHを有する請
    求項23記載のキット。
  25. 【請求項25】 沃化物が沃化カリウムである請求項2
    4記載のキット。
  26. 【請求項26】 単一工程で、強い色合いにケラチン性
    の繊維を染色するためのキットにおいて、そのキットは
    少なくとも三つの仕切られた区画部を有し、その第一の
    仕切られた区画部は酸化染料組成物を含有し、その第二
    の仕切られた区画部は沃化物イオンを含有し、その第三
    の仕切られた区画部は酸化剤の水溶液組成物を含有し、
    該仕切られた区画部それぞれのうちの組成物ははケラチ
    ン性繊維に同時に使われ時に一緒に混ぜ合わされ、当該
    混合された組成物はアルカリ性のpHを持つものである
    ことからなるキット。
  27. 【請求項27】 少なくとも約9以上のpHを持つ請求
    項26記載のキット。
  28. 【請求項28】 沃化物が沃化カリウムである場合の請
    求項27記載のキット。
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