JPH051938Y2 - - Google Patents

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JPH051938Y2
JPH051938Y2 JP1986156638U JP15663886U JPH051938Y2 JP H051938 Y2 JPH051938 Y2 JP H051938Y2 JP 1986156638 U JP1986156638 U JP 1986156638U JP 15663886 U JP15663886 U JP 15663886U JP H051938 Y2 JPH051938 Y2 JP H051938Y2
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JP
Japan
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case
connector
electrical connection
connection box
connector part
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JP1986156638U
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JPS6363021U (ja
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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車等の電装回路に用いられる電
気接続箱に関し、その放熱効果を高めるようにし
たものである。
従来の技術 自動車等の電装回路には、効率的な配線をする
ために多数のヒユーズ、リレー、機能回路などを
組み込んだ電気接続箱(ジヤンクシヨンブロツ
ク)を使用している。この電気接続箱は、たとえ
ば第3図に示す如く、複数のコネクタ部1を形成
した上、下ケース2,3を設け、この中に所定パ
ターンに打ち抜き形成したブスバー4を絶縁基板
5に配設した配線板を数層に重ねて収容した構成
を有する(実開昭58−94283号参照)。そして、ブ
スバー4に起立連成したコネクタ端子としてのタ
ブ6群を第4図のようにコネクタ部内に突出させ
てある。
このような電気接続箱は、近時における自動車
のエレクトロニクス化による電装品の増加に伴
い、ブスバー4および電極(タブ6)数が増え、
集約化、大型化の傾向にある。
考案が解決しようとする問題点 従来の電気接続箱はブスバーをケースに収容し
て密閉した構造であるから、ブスバーを流れる電
流による発熱に対し十分な放熱を行なうことがで
きず、多数のブスバーを密集させて集約化を図る
のが困難であり、コネクタ部1も放熱のために小
型(少極数)に分散配置する必要があつた。
本考案の目的は、上記の問題点を解決し、放熱
性をよくし、ブスバー、タブ(多極化)などの集
約化を促進できる構造の電気接続箱を提供するに
ある。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本考案は、ケース
内に、所定パターンに打ち抜かれた複数のブスバ
ーを絶縁基板に配設してなる配線板を収容すると
共に、ケース外に複数のコネクタ部を設け、各コ
ネクタ部に前記ブスバーと導通するタブを収容配
列した電気接続箱において、前記複数のコネクタ
部から選ばれる幾つかのコネクタ部を集合して高
密度多極コネクタ部を形成し、該高密度多極コネ
クタ部の周壁から前記ケースにわたつて多数の通
風穴を設け、各通風穴に面して傾斜状またはL字
状の防塵リブを設けたことを特徴とする。
作 用 高密度多極コネクタ部の周壁とケース間には多
数の通風穴が設けてあるから、ケース内部の配線
板で発生した熱のみならず該高密度多極コネクタ
部内の多数のタブによる発熱も該通風穴を介して
放熱される。したがつて、高密度多極コネクタの
極数を更に増大して、その集約化を押し進めるこ
とができる。一方、外部からのゴミなどの異物は
防塵リブにより防止される。
実施例 第1図において、10は電気接続箱の上ケー
ス、11は下ケースを示し、内部には第2図のよ
うなブスバー12と絶縁基板13からなる配線板
が収容されている。上ケース10には、従来と同
様の極数の少ないコネクタ部15のほかに、高密
度多極コネクタ部16が立設されている。そし
て、コネクタ部16の周壁から上ケース11にま
たがつて、すなわち該周壁の立ち上がり基部と上
ケース10のコネクタ部周縁間には、多数の通風
穴17が設けられると共に、各通風穴17を覆う
ように傾斜状の防塵リブ18およびL字形の防塵
リブ18′が設けられている。
なお、多数の通風穴17の形成によりコネクタ
部16の周壁にソリなどの変形が生じるおそれが
あるが、上記防塵リブ18,18′の存在により
変形を防止すると共に、相手方コネクタとの嵌合
に要求される周壁の可撓性を確保することができ
る。このソリ防止と可撓性の確保からは、傾斜状
の防塵リブ18が望ましいが、プラスチツク成形
上制約があるときにはL字形の防塵リブ18′を
採用することができる。
上記構成において、電気接続箱の内部は、多数
の通風穴17により外気と連通しているから、ブ
スバー12やタブ14に生じた熱は適宜放熱さ
れ、蓄熱するおそれがない。これにより、高密度
多極コネクタ部16の多極化を一層押し進めるこ
とが可能となる。また、通風穴17に面して防塵
リブ18,18′が設けられているので、内部に
埃などが入るのを防止することができる。
第2図に示す配線板は、絶縁基板13にも多数
の通風穴21を穿設したもので、通風効果を更に
高めることができる。なお、下ケース11にも第
1図のような通風穴を設けることができるのは言
うまでもない。
考案の効果 以上から明らかな如く、本考案の電気接続箱
は、ケース内に、所定パターンに打ち抜かれた複
数のブスバーを絶縁基板に配設してなる配線板を
収容すると共に、ケース外に複数のコネクタ部を
設け、各コネクタ部に前記ブスバーと導通するタ
ブを収容配列した電気接続箱において、前記複数
のコネクタ部から選ばれる幾つかのコネクタ部を
集合して高密度多極コネクタ部を形成し、該高密
度多極コネクタ部の周壁からと前記ケースにわた
つて多数の通風穴を設け、各通風穴に面して傾斜
状またはL字状の防塵リブを設けたので、放熱効
果がよく、内部の蓄熱を防止し、これによりブス
バーなどの集約化を一層促進することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気接続箱の
斜視図、第2図は本考案で用いられる配線板の態
様を示す斜視図である。第3図は従来例の斜視
図、第4図は同上の要部断面図である。 10……上ケース、11……下ケース、12…
…ブスバー、13……絶縁基板、16……高密度
多極コネクタ部、17……通風穴、18……防塵
リブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケース内に、所定パターンに打ち抜かれた複数
    のブスバーを絶縁基板に配設してなる配線板を収
    容すると共に、ケース外に複数のコネクタ部を設
    け、各コネクタ部に前記ブスバーと導通するタブ
    を収容配列した電気接続箱において、 前記複数のコネクタ部から選ばれる幾つかのコ
    ネクタ部を集合して高密度多極コネクタ部を形成
    し、該高密度多極コネクタ部の周壁から前記ケー
    スにわたつて多数の通風穴を設け、各通風穴に面
    して傾斜状またはL字状の防塵リブを設けたこと
    を特徴とする電気接続箱。
JP1986156638U 1986-10-15 1986-10-15 Expired - Lifetime JPH051938Y2 (ja)

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JP1986156638U JPH051938Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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JP1986156638U JPH051938Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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JPS6363021U JPS6363021U (ja) 1988-04-26
JPH051938Y2 true JPH051938Y2 (ja) 1993-01-19

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ID=31078441

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JP1986156638U Expired - Lifetime JPH051938Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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JP2007282397A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Yazaki Corp 電気接続箱の下カバー、および該下カバーを備えた電気接続箱
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JPS6363021U (ja) 1988-04-26

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