JPH0519370Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0519370Y2 JPH0519370Y2 JP2642688U JP2642688U JPH0519370Y2 JP H0519370 Y2 JPH0519370 Y2 JP H0519370Y2 JP 2642688 U JP2642688 U JP 2642688U JP 2642688 U JP2642688 U JP 2642688U JP H0519370 Y2 JPH0519370 Y2 JP H0519370Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- blocks
- width
- height
- protrusions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009395 breeding Methods 0.000 description 1
- 230000001488 breeding effect Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Revetment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、海岸、河川等の岸辺に組積して使用
し、消波や魚の棲息場所に供することを特徴とし
た消波ブロツクに関するものである。
し、消波や魚の棲息場所に供することを特徴とし
た消波ブロツクに関するものである。
「従来の技術」
従来のこの種のものとしては、中心より四方向
に足が突出しているもの、六脚ブロツク、中空三
角形のブロツク等が存在している。そしてこれら
のものは乱積して施工されている。
に足が突出しているもの、六脚ブロツク、中空三
角形のブロツク等が存在している。そしてこれら
のものは乱積して施工されている。
「考案が解決しようとする課題」
前記のブロツクは何れも単に積上げた乱積であ
つて、波浪によつて積上げたブロツクが移動した
りして積上げが低くなつたり、また、非常に雑な
積上げであるので透過率が良すぎて消波の目的も
充分に達成できない等の不都合があつた。
つて、波浪によつて積上げたブロツクが移動した
りして積上げが低くなつたり、また、非常に雑な
積上げであるので透過率が良すぎて消波の目的も
充分に達成できない等の不都合があつた。
「課題を解決するための手段」
そこで本考案のものは、前記の不都合を解消す
るために提案されたものであつて、その要旨は、
中央に貫通孔を有する方形板の各辺の幅をＬとす
ると、その各辺に、２分のＬの突出幅を有する突
出部を設け、その各突出部の縦中央より分割した
同一側の一方に、各辺２分のＬの上部突起を設
け、他方の下面には、同様に各辺２分のＬの下部
突起を設け、その下部突起の高さｈは上部突起の
高さＨより短かくＨ＞ｈとするように形成したも
のである。そして本考案は上部ブロツクの下部突
起は、下部ブロツクの突出部上に嵌合されて重合
され、突出部は、隣接の２個のブロツクの突出部
間に嵌合されて、上下突起が上下方向か或は横方
向になるように海岸、河川の岸辺に施工されるも
のである。そのように施工されることによつて、
ブロツクは互に係合状態に施工されているので、
波浪に対しても係合状態が保たれるし、また、上
部突起と下部突起とはその長さが異つているので
隙間が生じており、これより波浪が内部に浸入
し、ジグザグ状に抜けると同時に、貫通孔に抜け
て波浪をよく吸収して護岸するものである。
るために提案されたものであつて、その要旨は、
中央に貫通孔を有する方形板の各辺の幅をＬとす
ると、その各辺に、２分のＬの突出幅を有する突
出部を設け、その各突出部の縦中央より分割した
同一側の一方に、各辺２分のＬの上部突起を設
け、他方の下面には、同様に各辺２分のＬの下部
突起を設け、その下部突起の高さｈは上部突起の
高さＨより短かくＨ＞ｈとするように形成したも
のである。そして本考案は上部ブロツクの下部突
起は、下部ブロツクの突出部上に嵌合されて重合
され、突出部は、隣接の２個のブロツクの突出部
間に嵌合されて、上下突起が上下方向か或は横方
向になるように海岸、河川の岸辺に施工されるも
のである。そのように施工されることによつて、
ブロツクは互に係合状態に施工されているので、
波浪に対しても係合状態が保たれるし、また、上
部突起と下部突起とはその長さが異つているので
隙間が生じており、これより波浪が内部に浸入
し、ジグザグ状に抜けると同時に、貫通孔に抜け
て波浪をよく吸収して護岸するものである。
次にその構造を図面について説明する。１は、
中央に貫通孔２が設けられた方形板であつて、そ
の各辺の幅をＬとすると各辺に２分のＬの突出幅
を有する突出部３を形成している。４は上部突起
で、各突出部３を縦中央より分割した同一側の一
方の上面に設けられていて各辺は２分のＬ幅であ
る。５は下部突起で、突出部３を設けた他方の下
面に設けられていて、同様に各辺２分のＬ幅で上
部突起４の高さＨより下部突起５の高さｈが短か
く、Ｈ＞ｈとなつている。６は、突出部２と下部
突起５との間の空隙部である。７はコンクリート
である。
中央に貫通孔２が設けられた方形板であつて、そ
の各辺の幅をＬとすると各辺に２分のＬの突出幅
を有する突出部３を形成している。４は上部突起
で、各突出部３を縦中央より分割した同一側の一
方の上面に設けられていて各辺は２分のＬ幅であ
る。５は下部突起で、突出部３を設けた他方の下
面に設けられていて、同様に各辺２分のＬ幅で上
部突起４の高さＨより下部突起５の高さｈが短か
く、Ｈ＞ｈとなつている。６は、突出部２と下部
突起５との間の空隙部である。７はコンクリート
である。
「作用」
本考案は前記のような構造であるので、第７図
に示したように、各下部突起５が、下部ブロツク
の各突出部３上に載置され、そして突出部３は隣
接ブロツク２個の突出部３，３の間に嵌合される
ようにして、第７図のように上部突起４、下部突
起５が上下方向になるか、或は第６図のように上
部突起４、下部突起５が横方向になるように積上
げ、最上部にコンクリート７を打設して一体化し
て施工されるものである。
に示したように、各下部突起５が、下部ブロツク
の各突出部３上に載置され、そして突出部３は隣
接ブロツク２個の突出部３，３の間に嵌合される
ようにして、第７図のように上部突起４、下部突
起５が上下方向になるか、或は第６図のように上
部突起４、下部突起５が横方向になるように積上
げ、最上部にコンクリート７を打設して一体化し
て施工されるものである。
「考案の効果」
本考案は、上下のブロツクは突出部３，３が重
合するように積上げると上下のブロツクの上部突
起４，４が重合するようになり、また、下部突起
５，５も上下同一位置に存在することゝなり、突
出部３は隣接２個のブロツクの突出部３，３間に
係合することゝなり、全てのブロツクは係合状態
となり、組積状態を何時までも保つて波浪に耐え
て波浪のエネルギーをよく吸収するものである
し、下部突起５は上部突起４に比較して短かく形
成されているので、積上げた場合に、空隙部６を
生じるので、波浪はこの部分に浸入し、ジグザク
状に迂回すると同時に貫通孔２内をも通過するの
で、これによつてもよく吸収して波浪を減圧し、
そしてブロツクの浮力も防止して護岸の目的を達
成するし、この部分には魚の棲息の場所となつて
魚の繁殖にも効果を奏するものであるし、本考案
は組積も容易で迅速に施工できる等の効果を奏す
る。
合するように積上げると上下のブロツクの上部突
起４，４が重合するようになり、また、下部突起
５，５も上下同一位置に存在することゝなり、突
出部３は隣接２個のブロツクの突出部３，３間に
係合することゝなり、全てのブロツクは係合状態
となり、組積状態を何時までも保つて波浪に耐え
て波浪のエネルギーをよく吸収するものである
し、下部突起５は上部突起４に比較して短かく形
成されているので、積上げた場合に、空隙部６を
生じるので、波浪はこの部分に浸入し、ジグザク
状に迂回すると同時に貫通孔２内をも通過するの
で、これによつてもよく吸収して波浪を減圧し、
そしてブロツクの浮力も防止して護岸の目的を達
成するし、この部分には魚の棲息の場所となつて
魚の繁殖にも効果を奏するものであるし、本考案
は組積も容易で迅速に施工できる等の効果を奏す
る。
なお、ブロツクを多数積上げた後に、最上部に
コンクリート７を打設すると全てのブロツクが一
体化され、強固になるものである。
コンクリート７を打設すると全てのブロツクが一
体化され、強固になるものである。
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
その第１図は本考案の斜視図、第２図はその平面
図、第３図は底面図、第４図は正面図、第５図は
第１図Ａ−Ａ断面図、第６図、第７図は施工状態
を示す側面図である。 １……方形板、２……貫通孔、３……突出部、
４……上部突起、５……下部突起である。
その第１図は本考案の斜視図、第２図はその平面
図、第３図は底面図、第４図は正面図、第５図は
第１図Ａ−Ａ断面図、第６図、第７図は施工状態
を示す側面図である。 １……方形板、２……貫通孔、３……突出部、
４……上部突起、５……下部突起である。
Claims (1)
- 中央に貫通孔２を有する方形板１の各辺の幅を
Ｌとすると、その各辺に、２分のＬの突出幅を有
する突出部３を設け、その各突出部３の縦中央よ
り分割した同一側の一方に各辺２分のＬの上部突
起４を設け、他方の下面には、同様に各辺２分の
Ｌの下部突起５を設け、その下部突起５の高さｈ
は、上部突起４の高さＨより短かくＨ＞ｈとした
ことを特徴とした消波ブロツク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2642688U JPH0519370Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2642688U JPH0519370Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01138921U JPH01138921U (ja) | 1989-09-22 |
| JPH0519370Y2 true JPH0519370Y2 (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=31248036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2642688U Expired - Lifetime JPH0519370Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0519370Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP2642688U patent/JPH0519370Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01138921U (ja) | 1989-09-22 |
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