JPH05193414A - 反射式照射方向可変型前照灯 - Google Patents
反射式照射方向可変型前照灯Info
- Publication number
- JPH05193414A JPH05193414A JP6086592A JP6086592A JPH05193414A JP H05193414 A JPH05193414 A JP H05193414A JP 6086592 A JP6086592 A JP 6086592A JP 6086592 A JP6086592 A JP 6086592A JP H05193414 A JPH05193414 A JP H05193414A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflecting plate
- vertical axis
- head lamp
- light source
- axis
- Prior art date
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- Pending
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】自動車がカーブする際、車軸方向とともにカー
ブする方向を照射する前照灯を提供する。 【構成】自動車の前照灯の光源(1)の前方かつ中心軸
(2)上の点を通る垂直軸(3)に、両面が鏡面となっ
ている薄い反射板(4)の1辺を固定し、垂直軸(3)
を中心として反射板(4)を可動とする。
ブする方向を照射する前照灯を提供する。 【構成】自動車の前照灯の光源(1)の前方かつ中心軸
(2)上の点を通る垂直軸(3)に、両面が鏡面となっ
ている薄い反射板(4)の1辺を固定し、垂直軸(3)
を中心として反射板(4)を可動とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の前照灯の光
線を自動車のカーブする方向に向ける反射式照射方向可
変型前照灯に関するものである。
線を自動車のカーブする方向に向ける反射式照射方向可
変型前照灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、前照灯全体が動いて照射方向
を変える技術があった。
を変える技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 (イ)前照灯全体が水平に回転するため、回転を可能に
するスペースを確保して前照灯を配置する必要があり、
また前照灯が回転したときに、照射される光線が自動車
の他の部分にさえぎられないようにする必要があり、こ
れらが自動車前方部分のデザインに制約を与えた。 (ロ)前照灯全体が動いて照射方向を変えるため、常に
車軸方向を照射する通常の前照灯が別個に必要となっ
た。
があった。 (イ)前照灯全体が水平に回転するため、回転を可能に
するスペースを確保して前照灯を配置する必要があり、
また前照灯が回転したときに、照射される光線が自動車
の他の部分にさえぎられないようにする必要があり、こ
れらが自動車前方部分のデザインに制約を与えた。 (ロ)前照灯全体が動いて照射方向を変えるため、常に
車軸方向を照射する通常の前照灯が別個に必要となっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】自動車の前照灯の光源
(1)の前方かつ中心軸(2)上の点を通る垂直軸
(3)に、両面が鏡面となっている薄い反射板(4)の
1辺を固定し、垂直軸(3)を中心として反射板(4)
を可動としたことを特徴とする、反射式照射方向可変型
前照灯である。
(1)の前方かつ中心軸(2)上の点を通る垂直軸
(3)に、両面が鏡面となっている薄い反射板(4)の
1辺を固定し、垂直軸(3)を中心として反射板(4)
を可動としたことを特徴とする、反射式照射方向可変型
前照灯である。
【0005】
【作用】自動車がカーブする際、反射板(4)は、円心
力(7)によってカーブする方向(8)とは逆の方向
に、垂直軸(3)を中心として回転するように動く。こ
れにより光源(1)から発さられる光線の一部(10)
は反射板(4)に反射してカーブする方向(8)を照射
する。このとき、光源(1)から発せられた光線の他の
部分(11)は反射板(4)で反射されることなく、車
軸方向(9)を照射する。
力(7)によってカーブする方向(8)とは逆の方向
に、垂直軸(3)を中心として回転するように動く。こ
れにより光源(1)から発さられる光線の一部(10)
は反射板(4)に反射してカーブする方向(8)を照射
する。このとき、光源(1)から発せられた光線の他の
部分(11)は反射板(4)で反射されることなく、車
軸方向(9)を照射する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 (イ)前照灯の光源(1)の前方かつレンズ(5)の内
側に、前照灯の中心軸(2)上の点を通る垂直軸(3)
に沿って、これを軸として回転可能なように縦棒(1
3)を設置する。 (ロ)この縦棒(13)に両面が鏡面となった薄い平面
反射板(4)の1辺を固定する。平面反射板(4)の大
きさは、平面反射板(4)と前照灯中心軸(2)との間
でなす角(12)が45度以下となるような範囲で縦棒
(13)が回転したときに、前照灯の光源(1)、レン
ズ(5)および主反射鏡(6)と、平面反射板(4)が
接触しない程度のものとする。なお、応用例として、第
3図に示すように、縦棒(13)を前照灯の外部まで貫
通させ、縦棒(13)の外側の部分(14)にこれと直
角をなす小さな横板(15)を固定する。平面反射板
(4)の延長平面上かつ、横板(15)の末端となる点
にコイルスプリング(16)の一端を連結し、コイルス
プリング(16)の他端は、前照灯中心軸(2)を通る
垂直平面上かつ光源(1)の付近の点で、主反射鏡
(6)と一体となった突起(17)と連結する。これに
より、コイルスプリング(16)の作用により、自動、
直進等には平面反射板(4)は、前照灯中心軸(2)と
重なり、光源(1)から発せられる全ての光線は、平面
反射板(4)にさえぎられることなく車軸上を照射する
ことが可能になる。また、自動車がカーブする際は、平
面反射板(4)に動く円心力(7)の作用により、コイ
ルスプリング(16)が引っぱられ、縦棒(13)及び
平面反射板(4)は垂直軸(3)を中心として回転し、
光源(1)から発せられる光線の1部を、平面反射板
(4)で反射してカーブする方向を照射することが可能
となる。また、他の応用例として、平面反射板(4)の
動きをステアリングと連動させる機構を採用することに
より、操だ角と関連させて照射方向を制御することが可
能となる。
側に、前照灯の中心軸(2)上の点を通る垂直軸(3)
に沿って、これを軸として回転可能なように縦棒(1
3)を設置する。 (ロ)この縦棒(13)に両面が鏡面となった薄い平面
反射板(4)の1辺を固定する。平面反射板(4)の大
きさは、平面反射板(4)と前照灯中心軸(2)との間
でなす角(12)が45度以下となるような範囲で縦棒
(13)が回転したときに、前照灯の光源(1)、レン
ズ(5)および主反射鏡(6)と、平面反射板(4)が
接触しない程度のものとする。なお、応用例として、第
3図に示すように、縦棒(13)を前照灯の外部まで貫
通させ、縦棒(13)の外側の部分(14)にこれと直
角をなす小さな横板(15)を固定する。平面反射板
(4)の延長平面上かつ、横板(15)の末端となる点
にコイルスプリング(16)の一端を連結し、コイルス
プリング(16)の他端は、前照灯中心軸(2)を通る
垂直平面上かつ光源(1)の付近の点で、主反射鏡
(6)と一体となった突起(17)と連結する。これに
より、コイルスプリング(16)の作用により、自動、
直進等には平面反射板(4)は、前照灯中心軸(2)と
重なり、光源(1)から発せられる全ての光線は、平面
反射板(4)にさえぎられることなく車軸上を照射する
ことが可能になる。また、自動車がカーブする際は、平
面反射板(4)に動く円心力(7)の作用により、コイ
ルスプリング(16)が引っぱられ、縦棒(13)及び
平面反射板(4)は垂直軸(3)を中心として回転し、
光源(1)から発せられる光線の1部を、平面反射板
(4)で反射してカーブする方向を照射することが可能
となる。また、他の応用例として、平面反射板(4)の
動きをステアリングと連動させる機構を採用することに
より、操だ角と関連させて照射方向を制御することが可
能となる。
【0007】
(イ)光源(1)、主反射鏡(6)、レンズ(5)等の
前照灯の主要部を、自動車前部に固定する通常の方式を
採用するため、自動車のデザインに制約を与えることが
ない。 (ロ)1つの前照灯の光量を車軸方向とカーブする方向
に分配する方式であるため、照射方向別に別個の前照灯
を必要とする従来の技術に比べ経済的である。
前照灯の主要部を、自動車前部に固定する通常の方式を
採用するため、自動車のデザインに制約を与えることが
ない。 (ロ)1つの前照灯の光量を車軸方向とカーブする方向
に分配する方式であるため、照射方向別に別個の前照灯
を必要とする従来の技術に比べ経済的である。
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の作用を示す横断面図
【図3】本発明の他の実施例を示す斜視図
1 光源 2 前照灯中心軸 3 光源(1)の前方かつ前照灯中心軸(2)上の点を
通る垂直軸 4 反射板 5 レンズ 6 主反射鏡 7 反射板(4)に働く円心力 8 自動車のカーブする方向 9 車軸方向 10 カーブする方向を照射する光線 11 車軸方向を照射する光線 12 前照灯中心軸(2)と反射板(4)のなす角 13 縦棒 14 縦棒外側部 15 横板 16 コイルスプリング 17 主反射鏡(6)と一体となった突起
通る垂直軸 4 反射板 5 レンズ 6 主反射鏡 7 反射板(4)に働く円心力 8 自動車のカーブする方向 9 車軸方向 10 カーブする方向を照射する光線 11 車軸方向を照射する光線 12 前照灯中心軸(2)と反射板(4)のなす角 13 縦棒 14 縦棒外側部 15 横板 16 コイルスプリング 17 主反射鏡(6)と一体となった突起
Claims (1)
- 【請求項1】自動車の前照灯の光源(1)の前方かつ中
心軸(2)上の点を通る垂直軸(3)に、両面が鏡面と
なっている薄い反射板(4)の1辺を固定し、垂直軸
(3)を中心として反射板(4)を可動としたことを特
徴とする、反射式照射方向可変型前照灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6086592A JPH05193414A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 反射式照射方向可変型前照灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6086592A JPH05193414A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 反射式照射方向可変型前照灯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05193414A true JPH05193414A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=13154714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6086592A Pending JPH05193414A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 反射式照射方向可変型前照灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05193414A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010095313A (ko) * | 2000-04-05 | 2001-11-03 | 롤페스 요하네스 게라투스 알베르투스 | 발광장치 및 그 작동방법 |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP6086592A patent/JPH05193414A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010095313A (ko) * | 2000-04-05 | 2001-11-03 | 롤페스 요하네스 게라투스 알베르투스 | 발광장치 및 그 작동방법 |
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