JPH05192893A - 横送り出し装置 - Google Patents

横送り出し装置

Info

Publication number
JPH05192893A
JPH05192893A JP30781791A JP30781791A JPH05192893A JP H05192893 A JPH05192893 A JP H05192893A JP 30781791 A JP30781791 A JP 30781791A JP 30781791 A JP30781791 A JP 30781791A JP H05192893 A JPH05192893 A JP H05192893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller chain
casing
attached
sprockets
cross
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30781791A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Yahiro
文雄 八尋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Giken Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Giken Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Giken Kogyo Co Ltd filed Critical Giken Kogyo Co Ltd
Priority to JP30781791A priority Critical patent/JPH05192893A/ja
Publication of JPH05192893A publication Critical patent/JPH05192893A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ローラチェーンを用いた横送り出
し装置に関し、作業者が入り込めない横長タンク等の内
部を容易に洗浄、塗装等することができ、製作コストも
安価な送り出し装置の提供を目的とする。 【構成】 鉛直方向に配置される筒状のケーシング10
内の上端側および下端側に取り付けられるスプロケット
12−1,12−2と、スプロケット12−1,12−
2に噛合され、ケーシング10の下方より水平方向に繰
り出されるローラチェーン14と、ローラチェーン14
を形成する各リンクプレート16に取り付けられる矩形
状のコマ18と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローラチェーンを用い
た横送り出し装置に関する。
【0002】開口部が小さい、あるいは作業条件が極め
て悪い等の理由により、作業者による内部作業を行なえ
ない横長のタンク等においては、この種の送り出し装置
を用いることにより内部の洗浄作業、塗装作業等を行な
える。
【0003】
【従来の技術】従来、横長のタンク等の内部を洗浄、塗
装等する場合には、開口部が小さい、または作業条件が
極めて悪い等の理由により作業者が内部に入り込んで直
接作業を行なうことができないので、先端に噴射ノズル
やブラシ等を取り付けた操作棒を開口部から挿入して作
業を行なっている。このため、多くの労力と時間を要
し、極めて効率が悪く、また、奥まで作業を行なうこと
は全く不可能であった。
【0004】そこで、特開昭60−242994号公報
に示されるようにテレスコピック型の伸縮装置が提案さ
れており、この伸縮装置によれば、狭い開口部からでも
奥深くまで噴射ノズル等を送り出すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来の伸縮
装置はテレスコピック型であるので、重量も大きくタン
ク内への挿入、タンク開口部への据え付けが非常に困難
であり、作業性が良好ではなかった。
【0006】また、構造が極めて複雑となり、製作コス
トが著しく高くなるという問題があった。
【0007】本発明は、上記従来の事情に鑑み創案され
たもので、その目的は作業者が入り込めない横長のタン
ク等の内部を容易に洗浄、塗装等することができ、製作
コストも安価な送り出し装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のように構成されている。
【0009】第1発明では、図1に示されるように筒状
のケーシング10が鉛直に配置されており、ケーシング
10内部の上端側および下端側には駆動用のスプロケッ
ト12−1,12−2がそれぞれ取り付けられている。
【0010】これらのスプロケット12−1,12−2
にはローラチェーン14が噛合されており、ローラチェ
ーン14はスプロケット12−1,12−2の回転駆動
によりケーシング10下方の開口部より水平方向に繰り
出される。
【0011】ローラチェーン14を形成する各リンクプ
レート16の下側には矩形状のコマ18が取り付けられ
ており、ローラチェーン14の先端部にはその作業内容
により各種作業用の治具工具を取り付けることができ
る。
【0012】また第2発明では、図1に示されるように
下方が円弧状に直角に屈曲された筒状のケーシング10
が鉛直に配置されており、ケーシング10内の上端側お
よび下端側には駆動用のスプロケット12−1,12−
2がそれぞれ取り付けられている。
【0013】これらのスプロケット12−1,12−2
にはローラチェーン14が噛合されており、ローラチェ
ーン14はスプロケット12−1,12−2の回転駆動
によりケーシング10下方の開口部24より水平方向に
繰り出される。
【0014】ローラチェーン14を形成する各リンクプ
レート16の下側には矩形状のコマ18が取り付けられ
ており、ローラチェーン14の先端部にはその作業内容
により各種作業用の治具工具を取り付けることができ
る。
【0015】そして、ケーシング10下方の開口部24
の上下端には、水平方向に繰り出されたローラチェーン
14の基端側を支持する支持プレート26−1,26−
2が取り付けられている。
【0016】
【作用】第1発明ではスプロケット12−1,12−2
の駆動によりローラチェーン14が水平方向に繰り出さ
れると、各リンクプレート16に取り付けられたコマ1
8の側面同士が突き合わされ、各リンクプレート16に
作用する張力とコマ18,18同士の押力により水平方
向に延びる剛体となる。
【0017】また第2発明では、これに加え、繰り出さ
れたローラチェーン14においてモーメント最大となる
基端側が支持プレートで支持され、片持ち梁における固
定端が保持されるので、先端側に治工具の荷重がかかっ
てもこれを充分支持することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明にかかる送り出
し機構の好適な実施例を説明する。
【0019】図1〜図3には実施例の全体構成が示され
ており、筒状のケーシング10がタンク28上部の開口
穴30よりタンク内部32へ挿入されている。
【0020】図示されるようにケーシング10は、その
上部の側面に取り付けられた一対のブラケット34,3
4を介して開口穴30のフランジ部へ固定され、鉛直に
配置されており、ケーシング10の下方は円弧状に直角
に屈曲されている。
【0021】ケーシング10内の上端側および下端側に
はスプロケット12−1,12−2が取り付けられてい
る。各スプロケット12−1,12−2を支持するシャ
フト36,38にはそれぞれ小スプロケット40−1,
40−2が取り付けられており、小スプロケット40−
1,40−2間にはチェーン42が掛け渡されている。
【0022】そして、上端側の小スプロケット40−1
を支持するシャフト36は図示しないギヤボックスを介
して駆動モータ44(図2参照)で駆動され、チェーン
リンクにより小スプレケット40−1,40−2が連動
される。このため、スプロケット12−1,12−2は
同期駆動される。
【0023】スプロケット12−1,12−2にはロー
ラチェーン14が噛合されており、ローラチェーン14
はスプロケット12−1,12−2の駆動によりケーシ
ング10下方の開口部24より水平方向に繰り出される
(図4参照)。
【0024】ローラチェーン14を形成する各リンクプ
レート16の下側には、図5に示されるようにL型のア
タッチメント17を介してコマ18が取り付けられてい
る。
【0025】コマ18は軽量で容易に変形しない合成樹
脂材等で形成されており、全体形状は矩形状で、その断
面は略L字型に形成されている。
【0026】なお、図の実施例においてリンクプレート
16はアタッチメント17と一体に形成されているが、
それぞれを別に形成してボルト・ナット等の連結具で連
結してもよい。
【0027】また、ケーシング10下方の開口部24の
上下端には支持プレート26−1,26−2が取り付け
られており、水平方向に繰り出されたローラチェーン1
4基端側のローラ15・・・が支持プレート26−1,
26−2で支持される。
【0028】さらに、ローラチェーン14の先端部には
洗浄用の噴射ノズル20が取り付けられている。
【0029】なお、ローラチェーン14先端部には洗浄
用の噴射ノズル20に換えて、塗装用の噴射ノズルを取
り付けることもでき、また把持部材や塗装用ガン等を取
り付けることも可能である。
【0030】本実施例の横送り出し装置は以上の構成か
らなり、以下その作用を説明する。図4に示されるよう
に、ローラチェーン14がケーシング10の開口部24
より水平方向に繰り出されると、各リンクプレート16
に取り付けられたコマ18の側面同士が突き合わされ、
ローラチェーン14自体の曲げモーメントに対して変形
しない剛体となる。
【0031】よって、繰り出されたローラチェーン14
は片持ち構造となるが、コマ18を含めてローラチェー
ン14は自重が軽いので、先端に取り付けられた治工具
類の重量を支持することができる。
【0032】また、その際にローラチェーン14の基端
側はモーメント最大となるが、片持ち梁における固定端
が支持プレート26−1,26−2で支持されることと
なるので、先端側に荷重がかかっても曲げモーメントに
対し充分対抗できる。
【0033】以上説明したように本実施例によれば、作
業者が入り込めない横長タンク内部の洗浄、塗装等の作
業を容易に行なうことができる。
【0034】また構造がシンプルであるので、製作およ
びメンテナンスが容易であり、またそのコストも安価で
ある。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、作
業者が入り込めない横長タンク内部の洗浄、塗装等を容
易に行なうことが可能となる。
【0036】また、構造がシンプルであるので、製作お
よびメンテナンスが容易であり、またそれらのコストを
安価に抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体構成を示す断面図である。
【図2】実施例の全体構成を示す正面図である。
【図3】実施例の構成を示す平面図である。
【図4】ローラチェーンの繰り出し状態を示す断面図で
ある。
【図5】ローラチェーンの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ケーシング 12−1,12−2 スプロケット 14 ローラチェーン 15 ローラ 16 リンクプレート 17 アタッチメント 18 コマ 20 噴射ノズル 24 開口部 26−1,26−2 支持プレート 28 タンク 30 開口穴 32 タンク内部 34 ブラケット 36 シャフト 38 シャフト 40−1,40−2 小スプロケット 42 チェーン 44 駆動モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直方向に配置される筒状のケーシング
    (10)内の上端側および下端側に取り付けられるスプ
    ロケット(12−1,12−2)と、 スプロケット(12−1,12−2)に噛合され、ケー
    シング(10)の下方より水平方向に繰り出されるロー
    ラチェーン(14)と、 ローラチェーン(14)を形成する各リンクプレート
    (16)に取り付けられる矩形状のコマ(18)と、 を有する、ことを特徴とする横送り出し装置。
  2. 【請求項2】 鉛直方向に配置され、下方が円弧状に直
    角に屈曲された筒状のケーシング(10)と、 ケーシング(10)内の上端側および下端側に取り付け
    られるスプロケット(12−1,12−2)と、 スプロケット(12−1,12−2)に噛合され、ケー
    シング(10)の下方より水平方向に繰り出されるロー
    ラチェーン(14)と、 ローラチェーン(14)を形成する各リンクプレート
    (16)に取り付けられる矩形状のコマ(18)と、 ケーシング(10)下方の開口部(24)の上下端部に
    各々設けられ、水平方向に繰り出されたローラチェーン
    (14)の基端側を支持する支持プレート(26−1,
    26−2)と、 を有する、ことを特徴とする横送り出し装置。
JP30781791A 1991-11-22 1991-11-22 横送り出し装置 Pending JPH05192893A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30781791A JPH05192893A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 横送り出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30781791A JPH05192893A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 横送り出し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05192893A true JPH05192893A (ja) 1993-08-03

Family

ID=17973570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30781791A Pending JPH05192893A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 横送り出し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05192893A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07116986A (ja) * 1993-10-22 1995-05-09 Mitsubishi Electric Corp 産業用ロボット
WO2002099325A1 (fr) * 2001-06-06 2002-12-12 Commissariat A L'energie Atomique Chariot porte-outil, notamment mobile dans une canalisation
FR3082762A1 (fr) * 2018-06-25 2019-12-27 Serapid - France Dispositif d'intervention dans une enceinte

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07116986A (ja) * 1993-10-22 1995-05-09 Mitsubishi Electric Corp 産業用ロボット
WO2002099325A1 (fr) * 2001-06-06 2002-12-12 Commissariat A L'energie Atomique Chariot porte-outil, notamment mobile dans une canalisation
FR2825655A1 (fr) * 2001-06-06 2002-12-13 Commissariat Energie Atomique Chariot porte-outil, notamment mobile dans une canalisation
FR3082762A1 (fr) * 2018-06-25 2019-12-27 Serapid - France Dispositif d'intervention dans une enceinte
WO2020002149A1 (fr) * 2018-06-25 2020-01-02 Serapid - France Dispositif d'intervention dans une enceinte

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111250454A (zh) 喷头往复移动机构及使用该机构的清洗设备
JPH05192893A (ja) 横送り出し装置
CN115338216B (zh) 一种显示面板的清洗设备及清洗方法
CN111347236B (zh) 一种汽车后桥拆解装置
CN210382553U (zh) 一种无损式葡萄表面污渍清洗机
CN216297208U (zh) 一种清洁擦除装置
CN213917010U (zh) 一种螺栓拧紧机器人
CN211028705U (zh) 活动焊枪装置
CN112677073B (zh) 一种家用电器零部件生产用的夹持工装
CN114939495A (zh) 一种船舶表面加工用具有自助攀爬结构的喷涂机器人
CN108058149A (zh) 一种可升降式排气管物料架
CN210504473U (zh) 多用途智能选送机
KR100903323B1 (ko) 차량용 어퍼암 장착용 로딩장치
CN213468396U (zh) 一种老人购物车生产加工用防止生锈的喷漆装置
JPS6157046B2 (ja)
CN220738676U (zh) 一种便于清洁拉铆枪头的清洁装置
CN213856200U (zh) 一种灌装机用清洗装置
KR0124836B1 (ko) 제품 자동 도장 스프레이건의 틸팅(Tilting)장치
KR20150058167A (ko) 매트 세정 장치
CN219914832U (zh) 一种汽车支撑横梁检测装置
CN220311132U (zh) 一种汽车配件用清洗装置
CN220686411U (zh) 一种套接钢结构单元墙体的安装结构
CN215878632U (zh) 一种电动执行器装配用油脂涂抹装置
CN220480549U (zh) 一种汽车顶篷除尘装置
CN213264815U (zh) 倾斜式拉布装置