JPS6157046B2 - - Google Patents

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JPS6157046B2
JPS6157046B2 JP54041803A JP4180379A JPS6157046B2 JP S6157046 B2 JPS6157046 B2 JP S6157046B2 JP 54041803 A JP54041803 A JP 54041803A JP 4180379 A JP4180379 A JP 4180379A JP S6157046 B2 JPS6157046 B2 JP S6157046B2
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JP
Japan
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plate
cloth
gate
girder
head
Prior art date
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Application number
JP54041803A
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English (en)
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JPS55134615A (en
Inventor
Akitoshi Iwatani
Ichiro Noda
Yukitoshi Mitani
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Ishigaki Mechanical Industry Co Ltd
Original Assignee
Ishigaki Mechanical Industry Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE19803007404 priority patent/DE3007404A1/de
Priority to FR8006746A priority patent/FR2452951A1/fr
Priority to DK138580A priority patent/DK138580A/da
Priority to GB8011484A priority patent/GB2046117B/en
Publication of JPS55134615A publication Critical patent/JPS55134615A/ja
Publication of JPS6157046B2 publication Critical patent/JPS6157046B2/ja
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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、フイルタプレスにおけるケーキの
除去装置に関するものである。
固定ヘツドと締付ヘツドの間に配列された多数
の板と、締付ヘツドが、前後の機枠間に架け渡
された左右のガイドレールに沿つて移動自在に構
成されていて、締付ヘツドと固定ヘツド間で板
を順次前後に移動せしめうるように構成された順
次開板式の単式フイルタプレスにおいて、各板
の前後面をカバーしている布を、布の下端縁
はこれを板の下端縁に止着し、その上端縁は、
これを板に対して上下動自在に支持され且つば
ねでもつて上向きに附勢された布の上端縁支持
手段に支持せしめて、布を展張状態に保つてお
き、板間を開いたときにおいて、前記布の上
端縁支持手段に振動を加えて、布に附着せるケ
ーキを除去するようにしたケーキの除去装置は、
すでに特公昭53−39628号、実開昭50−131677号
等をもつて既に公知である。しかし、従来公知の
装置は何れも上記のような布上端縁の支持手段
に対する加振装置が、板の列の上方において、
前後の機枠間に架け渡されたガイドレールに設け
られていて、この加振装置は、、各板間が順次
開かれる毎に、板の送り装置とは別に設けられ
た加振装置の送り装置でもつて、これが送られる
ようになつていた。
したがつて、このような従来装置では、板の
上方位が前記加振装置のためのガイドレールによ
つて塞がれているので、メンテナンスのための
板取替え作業すなわち板の吊出し吊り込み作業
が非常に困難であり、また、板と加振装置で
は、その送り作用位置が異り且つ送り量が異るの
で、板の送り装置と布の加振装置の送り装置
とは、これを別個設けなければならず、また両者
はこれを一定の関係に連動させなければならない
ので、両者の自動送り機構が複雑にならざるを得
ないといつたような欠点があつた。
この発明の目的は、上記のような欠点が解消さ
れたケーキ除去装置を提供することにある。
また、上記したような順次開板式のフイルタプ
レスにおいて、板を順次送つて、開かれた前後
の板間へと、布の洗滌装置を出し入れ自在に
挿入して、布を洗滌するようにした装置は、特
公昭53−39625号、特公昭53−35260及び特開昭53
−30075号等をもつて公知であるが、従来装置で
は、布の洗滌装置が、板の列の上方か又は下
方において前後の機枠間に架け渡されたガイドレ
ールによつて前後方向に移動自在に支持されてい
た。
したがつて、この洗滌装置のためのガイドレー
ルを、板の列の上方に架け渡した従来装置にあ
つては、前記布の加振装置のためのガイドレー
ルを板の列の上方に架け渡した場合同様に、
板の上方位がガイドレールにて塞がれているため
板のメンテナンス(板の吊出し吊込み)が困
難であるといつた欠点を伴い、洗滌装置のための
ガイドレールを板の列の下方に架け渡した従来
装置にあつては、ガイドレールがケーキによつて
汚されるといつた欠点があつた。
この発明の他の目的は、このような欠点が解消
された布の洗滌装置を併せもつケーキの除去装
置を提供することにある。
すなわち、この発明は、布の上端縁が、前記
したような、上向きに附勢された布上端縁支持
手段により支持されて、布が展張状態に保たれ
ている順次開板式のフイルタプレスにおいて、
布に振動を与えて布に附着したケーキを除去す
るための装置が、板の側方位で前後の機枠間に
架け渡された左右のガイドレールと、一対の脚を
有し脚の下端部が前記左右のガイドレールに支持
されて前後に移動自在な門型のガーダーと、前後
の機枠に軸架せるチエーンホイール間に懸け回わ
して前記ガーダーに連結されたガーダーの駆動チ
エーンと、ガーダーの適所に取付けられた締付ヘ
ツド方向への板の送り爪と、ガーダーの頂部に
取付けられた布の加振装置とでもつて構成され
ていること、及び又は上記門型ガーダーの上部
に、板の洗滌装置が板の列の上方位から開か
れた板間へと昇降自在に取付けられていること
を特徴とする。
実施例を図について説明すると、第1図に示し
たフイルタプレスの前後の機枠1,2間には、そ
の両側位に配して、一対のサイドバー3が架設さ
れており、一方の機枠1に固設された固定ヘツド
4と、サイドバー3の上に転子5を介して前後方
向に移動自在に支持された締付ヘツド6との間に
は、多数の板7が、サイドバー3の上にサイド
アーム8を介して前後方向に摺動自在に支持され
て配列されている。
締付ヘツド6と他方の機枠2との間には、油圧
シリンダー9を配設してあつて、油圧シリンダー
9を伸張駆動すると、締付ヘツド5によつて、各
板7の間が、固定ヘツド4と締付ヘツド6の間
で締付けられ、油圧シリンダー9を除去すると、
締付ヘツド6とそれに隣接している板7との間
が開かれて、この締付ヘツド6を固定ヘツド4か
ら遠ざかる向きに開いた状態においては、各板
7を、一枚宛前後に移動せしめうるように構成さ
れている。
上記のように、サイドアーム8によりサイドバ
ー3上に支持されて、前後方向に一枚宛移動可能
な各板7の前後には、夫々第2図に示してある
ようにして布10が張設されている。すなわ
ち、板7からその両側方へと張り出されて板
7をサイドバー3の上に支持している一対のサイ
ドアーム8の上には、夫々ガイドバー11が上向
きに立設されており、一本の布吊バー12が、
その両側端を左右のガイドレール11により上下
動自在に支持されて、水平姿勢を保つたまゝガイ
ドバー11に沿つて昇降しうるように設けらてい
る。またこの布吊バー12は、ガイドバー11
の適所に設けた鍔13と布吊バー12との間に
配設されたばね14でもつて、常時上向きに附勢
されており、布10は、この布吊バー12に
逆U字状に懸け回わされた上ばね14を圧縮した
状態で、その両端を板7の下部に給液板15及
び押え板16でもつて止着されている。
実施例のフイルタプレスは、固定ヘツド4と締
付ヘツド6間に配列された各板7のうち、一つ
おきの板7の布支持表面を、第4図に示す如
くダイヤフラム17でもつて構成してあつて、ダ
イヤフラム17の背面に加圧流体を圧入すると、
締付ヘツド6によつて締付けられた各板7間
で、ケーキが膨出変形するダイヤフラム17でも
つて圧搾されるようになつている。このようなダ
イヤフラム17はすでに公知である。
実施例のフイルタプレスには、このようなダイ
ヤフラム17が板7の一つおきのものに設けら
れているので、給液板15が次のように構成され
ている。すなわち、板7には、その下部の中央
位置に凹所18を形成してそこに孔19をあけて
あり、ダイヤフラム17を有する板7には、勿
論ダイヤフラム17をも貫いて上記孔19をあけ
てある。布10にも、その下部に上記孔19に
ラツプしうる孔20をあけてあつて、板7の前
後の布10は、これらの孔19,20を合致さ
せた上で、原液通孔20を有する一対の給液板1
5でもつて、孔20の周囲を板7に挾み付けら
れて、そこに止めつけられている。ダイヤフラム
17を有しない板7に取付けられた給液板15
の外表面には、夫々給液板15を貫いている原液
通孔21に連通する上向きの原液通溝23を形成
してあつて、このようにして各板7の前後面に
取付けらた一対宛の給液板15は、板7の下部
で布10の下端部を板7へと止め付けてお
り、各板7間を閉じると、前後の給液板15が
互に密着状態に締めつけられて、各板7と布
10を貫いている孔19,20が、原液通孔21
を介して連通されるから、これらの孔19,2
0,21の列へと原液を供給すると、それが原液
通溝22を通つて各布10間へと供給されるよ
うになつている。布10の下部は、更に小ねじ
で板7の下面へと止め付けられる押え板16で
もつて板7に止着されている。
このようにして板7の前後面をカバーしてい
る布10は、ばね14でもつて上向きに附勢さ
れて上下動自在な布吊バー12により、展張さ
れた状態に保たれている。
この発明は、上記のような構成の、つまり締付
ヘツド6を固定ヘツド4から遠ざかる向きに開く
と、各板7を一枚宛前後に移動せしめうると共
に、布10の上端縁が、上向きに附勢されて上
下動自在な布吊バー12につて展張状態に保た
れている、単式フイルタプレスにおける、布1
6に附着したケーキの除去装置に係るもので、実
施例のケーキ除去装置は、次のように構成されて
いる。
すなわち、板7の列の側方位で前後の機枠1
2間に架け渡された一対の前記サイドバー3の外
側面には、サイドバー3の長手方向に沿つてガイ
ドレール24が取付けられており、この左右で一
対のガイドレール24の上には、門型ガーダー2
5が架け渡されている。その両側端に一対の脚フ
レーム25aを有する門型ガーダー25は、脚フ
レーム25aの下端部に取付けられた3個の車輪
でもつてガイドレール24の上に支承されて、ガ
イドレール24の上を前後方向に走行できるよう
になつている。前後に記された2個の溝付車輪2
6は、ガイドレール24の突条部分24aの上に
嵌合して転接せしめられ、2個の車輪26間に配
された車輪27は、ガイドレール24の下面に転
接せしめられており、脚フレーム25aは、前記
ガイドバー11の上端部の高さよりも上方に延び
ており、一対の脚フレーム25aを有する門型ガ
ーダー25は、一対の脚フレーム25aの上端間
に架け渡されたガーダー部分25bが、常に布
支持装置の上方に位置して、板7の列の上方位
を、自由に前後方向に移動しうるようになつてい
る。
前後の機枠1,2上には、サイドバー3の前後
端に配して、チエーンホイール28,29が夫々
軸架されており、その両端30a,30bを門型
ガーダー25を連結されたガーダー駆動用のチエ
ーン30が、この一対のチエーンホイール28,
29に回わされていて、駆源に連結された一方の
チエーンホイール29を正転又は逆転すると、門
型ガーダー25が、ガイドレール24に沿つて前
進又は後進せしめられるようになつている。
この門型ガーダー25の脚フレーム25aの適
所には、板7のサイドアーム8に対して板7
の締付ヘツド6方向に送る一方においてのみ送り
作用しうる板の送り爪31が設けられている。
すなわち、実施例の板の送り爪31は、第6図
に示す如く、その基端部を脚フレーム25aに枢
支されて、板7のサイドアーム8に対して係合
作用しうる起立位置(第6図実線)と、倒伏した
不作用位置(第6図一点鎖線)との間に亘つて、
揺動自在に設けられているのであるが、この板
の送り爪31は、送り爪31がストツパー33で
もつてその回動を阻止された起立位置へと、弱い
ばね35でもつて矢印方向に附勢されており、送
り爪31に連結されたソレノイド36を附勢する
と、ソレノイド36に引かれて、送り爪31が係
合不作用位置へと倒伏せしめられるようになつて
いる。ストツパー33は、緩衝用の強いばね37
でもつて、送り爪31に対するストツパー作用位
置に保持されている。
また脚フレーム25a上の適所には、送り爪3
1の起伏によつて作動せしめられるリミツトスイ
ツチ38,39を設けてあつて、門型ガーダー2
5は、ソレノイド35を消勢して、それを作用位
置に保つておくと、チエーン30を駆動して門型
ガーダー25を機枠1方向へと移動させたときに
は、この送り爪31は、弱いばね35に抗して矢
印反対方向に回動自在であるから、それが板7
のサイドアーム8に当ると、送り爪30はサイド
アーム8の下をくぐり抜けて板7を機枠1方向
に送らず、このとき、リミツトスイツチ39が作
動されると、そのことによつてチエーン30は逆
転せしめられ、チエーン30が逆転すると、こん
どは、送り爪31がストツパー33にて起立状態
に保たれているから、この送り爪31がサイドア
ーム8の凹所8aへと係合して、板7は機枠2
方向に送られるようになつている。このようにし
て送られた板7が、締付ヘツド6又は先にこの
方向へと送られている板7に衝突せしめられる
と、ばね37が撓んでリミツトスイツチ38が作
動せしめられることにより、チエーン30による
門型ガーダー25のこの方向への移動は停止さ
れ、門型ガーダー25は、再び機枠1方向へと移
動せしめられるようになつている。
なお、門型ガーダー25は、ソレノイド36を
附勢して送り爪31を不作用位置に保つておく
と、送り爪31が板7のサイドアーム8に当ら
ないので、チエーン30を駆動すると、ガイドレ
ール24上でこれを自由に前後に移動せしめうる
ものである。
門型ガーダー25のガーダー部分25bの上に
は、布の加振装置40が取付けられている。こ
の実施例の加振装置40は、複動型のエヤーシリ
ンダー41と、エヤーシリンダー41のピストン
ロツド42端に取付けた振動板43と、エヤーシ
リンダー41への圧縮空気の給排弁44等でもつ
て構成されていて、前記給排弁44をコントロー
ルして、エヤーシリンダ41のピストンの上下の
室内へと、圧縮空気を交互に給排すると、ピスト
ンロツド42が上下動して振動板43が上下振動
せしめられるようになつており、この振動板43
の下面を布吊バー12の上に接触させると、
布吊バー12が上下動せしめられて布10に振
動が附与されるようになつている。
なお、エヤーシリンダー41への圧縮空気の供
給は、サイドバー3に沿つて設けられたダクト4
5内のU字状の可撓管46を介して行われる。す
なわち、第7図に示してあるように、この可撓管
46の一端46aは、ダクト45の長手方向中央
部でダクト45に固定されて図示してない圧縮空
気の供給源へと連結され、この可撓管46の他端
46bは、前記門型ガーダー25に固定して設け
られた移動ダクト47端によつて前記ダクト45
内を移動自在に支持されると共に、移動ダクト4
7内を通つて門型ガーダー25上に配管された管
路48を介して、前記エヤーシリンダー41の給
排弁44に連結されている。
この発明にしたがつたケーキの除去装置は、上
記のような構成であるから、各板7間を締付ヘ
ツド6にて固定ヘツド4方向へと締付けた状態に
て、スラツジの脱水作用を終つた後、各布10
間に形成されたケーキを排出する際には、先づ、
締付ヘツド6を隣接する板7から遠ざかる方向
に一定間隔開いた後、ガーダー駆動チエーン30
を交互に所要量正転ならびに逆転させて、門型ガ
ーダー25を、ガイドレール24上の少しづつ異
る位置で所定量往復移動させると共に、その間に
おいて、送り爪31を所望の板7のサイドアー
ム8へと係合作用させると、板7を、締付ヘツ
ド6と固定ヘツド4間で、一枚宛締付ヘツド4方
向へと送りうるものである。そして、少くとも門
型ガーダー25が上記のようにして締付ヘツド6
方向へと移動されるときにおいて、門型ガーダー
25上の加振装置40を作動させて、その振動板
43を上下振動させると、布10に附着してい
るケーキは、板7が送り爪31によつて締付ヘ
ツド8方向へと送られている間において、布1
0の上端の布吊バー12に対して接触状態に保
たれる振動板43の作用によつて、板7から振
り落されることになる。
このように、この発明にしたがつたケーキの除
去装置によれば、従来装置のように、板の列の
上方位を、布の加振装置の案内手段でもつて塞
ぐことなく、布の加振装置40を、板7の上
方位で板7の例に沿つて移動せしめることがで
きるものであり、板の送り爪31と布の加振
装置40が一個の門型ガーダー25の上に設けら
れているので、一個の送り装置のみであつて、つ
まり一個の門型ガーダー25の駆動装置のみでも
つて、板7と加振装置40の双方を、自動的に
送りうるから、板と加振装置の自動送り機構を
極めてシンプルなものになし得る。
また、この発明にしたがつて上記のように構成
された門型ガーダー25の上には、板の列の上
方位又は側方位から、開かれた板間へと進退自
在になして、布洗滌装置を取付けることができ
る。
第8〜11図に示した実施例は、板7の列の
上方位から開かれた前後の板7間へと昇降自在
になして、布の洗滌装置50を設けた場合に関
し、布の洗滌装置50は、門型ガーダー25の
ガーダー部分25bに加振装置40の後方位で筒
受51により上下動自在に支持された伸縮筒52
と、この伸縮筒52の下端部に取付けられたノヅ
ル管53と、伸縮筒52の上下作動機構及び伸縮
筒52の伸縮作動機構等でもつて構成されてい
る。伸縮筒52は、横断面形状が何れも角筒状の
外筒54中筒55及び内筒56からなり、外筒5
4に中筒55を摺動自在に嵌挿し中筒55に内筒
56を摺動自在に嵌挿してテレスコープ状に構成
されている。外筒54の上端板54aを貫いてこ
の伸縮筒52内に挿通された軸57は、外筒54
の上端板54aに回動自在ではあるが摺動不能に
支持されており、それが外筒54内へと位置され
た部分の外周面には、雄ねじを切つてあつて、こ
の軸57は中筒55の端板55aに螺合されてい
る。中筒55の端板55aには、その上端の鍔状
部分が、該端板55aに形成せる環状の溝へと回
動自在ではあるが摺動不能に係合されたスリーブ
58を連結してある。このスリーブ58の外面に
は雄ねじを切つてあつて、スリーブ58は、内筒
56の端板56aに螺合されている。前記軸57
は、このスリーブ58内に挿通されており、軸5
7とスリーブ58間は、軸57に形成されたキー
溝59とスリーブ58側に固定されたキー80の
係合関係でもつて、相対的に摺動自在ではあるが
回転不能に連結されていて、伸縮筒52は、軸5
7を回わすと、スリーブ58が共回いして、中筒
55及び内筒56が、外筒54及び中筒55内で
同時に伸縮動作せしめられるようになつているの
であるが、伸縮筒52は前記筒受51によつて上
下動自在に支持されると共に、外筒54の上端部
近傍を、門型ガーダー25上のブラケツト61に
よつてその基端部が枢支62されたレバー63の
上端部に、ピン64と長孔65を介して支持され
ていて、このレバー63の適所と門型ガーダー2
5の適所間に配設したエヤシリンダ56を伸縮作
動すると、それを第8図に実線で示した上昇位置
と鎖線で示した降下位置の間に亘つて、昇降変位
せしめうるようになつている。伸縮筒52が上記
せる如く昇降自在であるから、前記軸57の上端
に嵌着された歯車67に噛み合つて軸57を駆動
するための歯車68は、外筒54の上端部に取付
けたブラケツト69上の軸受70によつて回転自
在に支承された中空軸71に嵌着されており、中
空軸71の内周を六角形となして、この中空軸7
1を、門型ガーダー25上に設けた減速機72の
六角形の出力軸73へと相対的に摺動自在ではあ
るが回動不能に連結することによつて、歯車67
を、減速機72の出力軸へと連結してあり、減速
機72の入力軸75に電動機(図示せず)を連結
してあつて、軸57を正転又は逆転させると、伸
縮筒52を任意の昇降位置で伸縮しうるように構
成してある。
伸縮筒52の下端に、つまり内筒56の下端に
止着されたノズル管63は、テレスコープ状の管
又は可撓管(図示せず)を介して門型ガーダー2
5の上に前記管路48同様になして配管された水
管80の先端部へと連結され、門型ガーダー25
上の水管80は、その基端側を前記ダクト45内
に支持された可撓管81を介して洗滌水の供給源
に連結されている。
第2の発明にしたがつてケーキの除去装置に
は、前記門型ガーダーの上に、前記したような
布の加振装置の他に、上記したような布の洗滌
装置が併設されているので、布の加振装置によ
つて布に附着したケーキを振り落したのち、締
付ヘツド6を作動させて一旦各板7を固定ヘツ
ド4方向に移動させた上で、再び締付ヘツド6を
隣接する板7から遠ざかる方向に開き、ガーダ
ー駆動チエーン30を、前記ケーキ振落し時同様
に正転ならびに逆転させて、板7を一枚宛締付
ヘツド方向へと送ると共に、この間において、各
板7間が一枚宛開かれる毎に、その都度前記伸
縮筒52を前後の板7間へと降下させると共
に、それを伸縮させて、ノヅル管53から洗滌水
を噴出させるときは、その前後の布10の表面
を、ノヅル管53から前後方向へと噴射される洗
滌水でもつて洗滌されることになる。
したがつて、前記せる如き門型ガーダー25の
上に、前記せる如き布の加振装置40だけでな
く、布の洗滌装置50をも併設せるこの発明の
ケーキ除去装置によれば、布の洗滌装置を、従
来装置のように、板の上方位をその案内手段で
もつて塞ぐことなく、板7の上方位で板7の
列に沿つて移動せしめることができるものであ
り、この場合には、布の送り爪31と布の加
振装置40と布の洗滌装置50のすべてが、一
個の門型ガーダー25上に設けられているので、
一個の送り装置つまり門型ガーダー25の駆動装
置のみでもつて、板7と布の加振装置40及
び布の洗滌装置50等のすべてを、自動的に送
り得るから、板と布の加振装置及び布の洗
滌装置の自動送り機構を、極めてシンプルなもの
となし得る。
そしてこの発明のケーキ除去装置は、板の列
の上方位に、布の加振装置及びまたは布の洗
滌装置のためのガイドレールを設けることなく、
これらの装置が設けらていて、板の列の上方が
フリー空間となつているので、布及び板のメ
ンテナンスのための板の吊込み及び吊り出し作
業を、該フリー空間を利用し、クレーンを使用し
て楽に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図はフイルタプレスの側面図、第2図は門
型ガーダーの―線矢視図(正面図)、第3図
は板の側面図、第4図は板の下部の断面図
(第2図―線断面図)、第5図は門型ガーダー
の側面図、第6図は送り爪の詳細を示した側面
図、第7図はダクトに支持された可撓管の斜視
図、第8図は布洗滌装置の側面図、第9図は同
正面図、第10図は伸縮筒の縦断側面図、第11
図は第10図XI―XI線断面図である。 1,2……機枠、3……サイドバー、4……固
定ヘツド、6……締付ヘツド、7……板、10
……布、12……布吊バー、14……ばね、
24……ガイドレール、25……門型ガーダー、
25a……脚フレーム、28,29……チエーン
ホイール、30……ガーダー駆動用のチエーン、
31……板の送り爪、40……布の加振装
置、50……布の洗滌装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固定ヘツドと締付ヘツドの間に配列された多
    数の板と、締付ヘツドとが、前後の機枠間に架
    け渡された左右のサイドバーに沿つて移動自在に
    構成されていて、締付ヘツドを固定ヘツドから遠
    ざかる向きに開くと、締付ヘツドと固定ヘツド間
    で板を、順次前後に移動せしめうるように構成
    されると共に、その下端縁を板に止着して各
    板の前後に配設された布が、その上端縁を板
    に対して相対的に上下変位自在に支持され且つば
    ねでもつて上向きに附勢された布吊バーにより
    支持されて、緊張状態に保たれているフイルタプ
    レスにおいて、布に附着したケーキの除去装置
    が、板の側方位で前後の機枠間に架け渡された
    左右のガイドレールと、一対の脚フレームを有し
    脚フレームの下端部が前記左右のガイドレールに
    支持されて前後方向に移動自在な門型ガーダーと
    前後の機枠に軸架せるチエーンホイール間に懸け
    回わして前記門型ガーダーに連結されたガーダー
    駆動用のチエーンと、門型ガーダーの適所に取付
    けられた締付ヘツド方向への板の送り爪と、門
    型ガーダーの上部に取付けられた布の加振装置
    とでもつて構成されていることを特徴とするフイ
    ルタプレスにおけるケーキの除去装置。 2 前記ガイドレールが、サイドバーの外側面に
    サイドバーの長手方向に沿つて取付けられている
    特許請求の範囲第1項に記載のフイルタプレスに
    おけるケーキの除去装置。 3 前記門型ガーダーが、一対の脚フレームの下
    端部に夫々取付けられた車輪でもつてガイドレー
    ル上に支持されている特許請求の範囲第1項又は
    第2項に記載のフイルタプレスにおけるケーキの
    除去装置。 4 固定ヘツドと締付ヘツドの間に配列された多
    数の板と、締付ヘツドとが、前後の機枠間に架
    け渡された左右のサイドバーに沿つて移動自在に
    構成されていて、締付ヘツドを固定ヘツドから遠
    ざかる向きに開くと、締付ヘツドと固定ヘツド間
    で板を、順次前後に移動せしめうるように構成
    されると共に、その下端縁を板に止着して各
    板の前後に配設された布が、その上端縁を板
    に対して相対的に上下変位自在に支持され且つば
    ねでもつて上向きに附勢された布吊バーにより
    支持されて、緊張状態に保たれているフイルタプ
    レスにおいて、布に附着したケーキの除去装置
    が、板の側方位で前後の機枠間に架け渡された
    左右のガイドレールと、一対の脚フレームを有し
    脚フレームの下端部が前記左右のガイドレールに
    支持されて前後方向に移動自在な門型ガーダー
    と、前後の機枠に軸架せるチエーンホイール間に
    懸け回わして前記門型ガーダーに連結されたガー
    ダー駆動用のチエーンと、門型ガーダーの適所に
    取付けられた締付ヘツド方向への板の送り爪
    と、門型ガーダーの上部に取付けられた布の加
    振装置と、板の列の上方位から開かれた板間
    へと進退自在になして門型ガーダーに取付けられ
    た布の洗滌装置とでもつて構成されていること
    を特徴とするフイルタプレスにおけるケーキの除
    去装置。 5 前記布の洗滌装置が、前記加振装置の前方
    位か又は後方位に配して門型ガーダーの上部に取
    付けられている特許請求の範囲第4項に記載のフ
    イルタプレスにおけるケーキの除去装置。
JP4180379A 1979-04-05 1979-04-05 Removing device for cake in filter press Granted JPS55134615A (en)

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FR8006746A FR2452951A1 (fr) 1979-04-05 1980-03-26 Appareil pour evacuer le gateau de boue d'un filtre-presse
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