JPH05192600A - 摩砕型湿式ミル用ギャップセパレータ - Google Patents
摩砕型湿式ミル用ギャップセパレータInfo
- Publication number
- JPH05192600A JPH05192600A JP722392A JP722392A JPH05192600A JP H05192600 A JPH05192600 A JP H05192600A JP 722392 A JP722392 A JP 722392A JP 722392 A JP722392 A JP 722392A JP H05192600 A JPH05192600 A JP H05192600A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gap
- separator
- beads
- wet mill
- type wet
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- Crushing And Grinding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 摩砕型湿式ミル用ギャップセパレータに関す
る。 【構成】 ステータ、該ステータとOリングを介して設
けられ、下面にギャップを施工された円筒状セパレー
タ、該セパレータを押圧するスプリング及び該セパレー
タの下面と摺動するロータリディスクを具備してなる摩
砕型湿式ミル用ギャップセパレータ。
る。 【構成】 ステータ、該ステータとOリングを介して設
けられ、下面にギャップを施工された円筒状セパレー
タ、該セパレータを押圧するスプリング及び該セパレー
タの下面と摺動するロータリディスクを具備してなる摩
砕型湿式ミル用ギャップセパレータ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、摩砕型湿式ミル用ギャ
ップセパレータに関する。
ップセパレータに関する。
【0002】
【従来の技術】摩砕型湿式ミルはロータとステータの間
に粉砕媒体であるビーズを充填し、ロータを回転させる
ことにより生じるビーズの回転をせん断力として利用す
る湿式ミルである。従来の摩砕型湿式ミルのギャップセ
パレータは図4や図5のような構造で、ロータとステー
タ間にビーズが通過できないよう狭い通路を作り、サス
ペンションのみがこの隙間を通過するようにしてサスペ
ンションとビーズを分離していた。
に粉砕媒体であるビーズを充填し、ロータを回転させる
ことにより生じるビーズの回転をせん断力として利用す
る湿式ミルである。従来の摩砕型湿式ミルのギャップセ
パレータは図4や図5のような構造で、ロータとステー
タ間にビーズが通過できないよう狭い通路を作り、サス
ペンションのみがこの隙間を通過するようにしてサスペ
ンションとビーズを分離していた。
【0003】図4、図5において、1はロータ、2はギ
ャップセパレータ、3はステータ、4はビーズ、5はサ
スペンションである。
ャップセパレータ、3はステータ、4はビーズ、5はサ
スペンションである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】摩砕型湿式ミルのギャ
ップセパレータは通常、ビーズ径の1/3程度の隙間に
して、ビーズをギャップセパレータの隙間にかみ込まな
いよう組立てられるが、使用しているビーズの径が小さ
く、ビーズの径の1/3程度の隙間になるようギャップ
を調整するのが困難な場合、ギャップセパレータの隙間
にビーズがかみ込まれ、ギャップセパレータの損傷の原
因となっていた。
ップセパレータは通常、ビーズ径の1/3程度の隙間に
して、ビーズをギャップセパレータの隙間にかみ込まな
いよう組立てられるが、使用しているビーズの径が小さ
く、ビーズの径の1/3程度の隙間になるようギャップ
を調整するのが困難な場合、ギャップセパレータの隙間
にビーズがかみ込まれ、ギャップセパレータの損傷の原
因となっていた。
【0005】本発明は上記技術水準に鑑み、上記欠点の
ない摩砕型湿式ミルギャップセパレータを提供しようと
するものである。
ない摩砕型湿式ミルギャップセパレータを提供しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はステータ、該ス
テータとOリングを介して設けられ、下面にギャップを
施工された円筒状セパレータ、該セパレータを押圧する
スプリング及び該セパレータの下面と摺動するロータリ
ディスクを具備してなる摩砕型湿式ミル用ギャップセパ
レータである。
テータとOリングを介して設けられ、下面にギャップを
施工された円筒状セパレータ、該セパレータを押圧する
スプリング及び該セパレータの下面と摺動するロータリ
ディスクを具備してなる摩砕型湿式ミル用ギャップセパ
レータである。
【0007】すなわち、本発明の摩砕型湿式ミル用のギ
ャップセパレータの間隙を円周方向でなく軸方向に取り
一部を接触させ、摺動させるようにするが、その摺動面
よりサスペンションの通過する間隙を取るように構成さ
れたものである。又、ギャップセパレータと摺動面を一
定の圧力で接触させるため、ギャップセパレータを形成
する部位をスプリングにて押さえる構造としたものであ
る。
ャップセパレータの間隙を円周方向でなく軸方向に取り
一部を接触させ、摺動させるようにするが、その摺動面
よりサスペンションの通過する間隙を取るように構成さ
れたものである。又、ギャップセパレータと摺動面を一
定の圧力で接触させるため、ギャップセパレータを形成
する部位をスプリングにて押さえる構造としたものであ
る。
【0008】
【作用】ギャップセパレータの隙間の調節部に接触面を
もたせ、その接触面を基準とした機械加工面がそのまま
セパレータの間隙寸法となるため組立誤差や運転中の温
度変化による寸法変化の影響をうけることもない。たと
え小さなギャップ寸法でも正確な間隙寸法が維持できる
ためビーズのかみ込みによるギャップセパレータのトラ
ブルがなくなる。
もたせ、その接触面を基準とした機械加工面がそのまま
セパレータの間隙寸法となるため組立誤差や運転中の温
度変化による寸法変化の影響をうけることもない。たと
え小さなギャップ寸法でも正確な間隙寸法が維持できる
ためビーズのかみ込みによるギャップセパレータのトラ
ブルがなくなる。
【0009】又、万一摩耗して小さくなったビーズがギ
ャップに挟まってもセパレータの押えがスプリングのた
め、ギャップが広がり容易にビーズがギャップ部を通過
する。すると、又ギャップは元の寸法に戻りギャップセ
パレータとして作用する。
ャップに挟まってもセパレータの押えがスプリングのた
め、ギャップが広がり容易にビーズがギャップ部を通過
する。すると、又ギャップは元の寸法に戻りギャップセ
パレータとして作用する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、図2及び図
3によって説明する。図1は該実施例の全体の断面図、
図2は図1のA部のハッチング部の側面図、図3は図2
のA−A矢視図である。
3によって説明する。図1は該実施例の全体の断面図、
図2は図1のA部のハッチング部の側面図、図3は図2
のA−A矢視図である。
【0011】図1のギャップセパレータ2はロータ1と
接触しており、ロータ面とギャップセパレータの非接触
面にて隙間が保たれる構造となっている(図2参照)。
又ギャップセパレータ2はOリングを介してステータ3
に接触し、スプリング6にて常にロータリディスク8に
押え付けられている。
接触しており、ロータ面とギャップセパレータの非接触
面にて隙間が保たれる構造となっている(図2参照)。
又ギャップセパレータ2はOリングを介してステータ3
に接触し、スプリング6にて常にロータリディスク8に
押え付けられている。
【0012】摩砕型湿式ミル内に送られたサスペンショ
ン5はロータ1の回転により流動するビーズ4により摩
砕されギャップセパレータ2へ送られる。
ン5はロータ1の回転により流動するビーズ4により摩
砕されギャップセパレータ2へ送られる。
【0013】ギャップセパレータ2の隙間はミクロンレ
ベルの精度の機械加工状態で組立誤差もなくセッティン
グされるため、小さな径0.1mmレベルのビーズを使
用してもギャップへかみ込まれることもなく、サスペン
ションのみがギャップセパレータを通過する。
ベルの精度の機械加工状態で組立誤差もなくセッティン
グされるため、小さな径0.1mmレベルのビーズを使
用してもギャップへかみ込まれることもなく、サスペン
ションのみがギャップセパレータを通過する。
【0014】又、万一摩耗して間隙寸法レベルになった
ビーズがギャップに挟まっても、それがギャップセパレ
ータを押さえているスプリング6を押し上げるため、隙
間がわずかに広がり、摩耗したビーズ4の通過を容易に
することにより、ギャップセパレータの損傷を防ぐこと
ができる。この場合、ギャップセパレータ2を通過した
摩耗ビーズは後工程のフィルターで捕獲されるようにす
ればよい。
ビーズがギャップに挟まっても、それがギャップセパレ
ータを押さえているスプリング6を押し上げるため、隙
間がわずかに広がり、摩耗したビーズ4の通過を容易に
することにより、ギャップセパレータの損傷を防ぐこと
ができる。この場合、ギャップセパレータ2を通過した
摩耗ビーズは後工程のフィルターで捕獲されるようにす
ればよい。
【0015】
【発明の効果】本発明により、径0.1mmレベルの小
径ビーズに対してもギャップセパレータの使用が容易と
なる。
径ビーズに対してもギャップセパレータの使用が容易と
なる。
【図1】本発明の一実施例の全体の断面図
【図2】図1のA部のハッチング部の側面図
【図3】図2のA−A矢視図
【図4】従来の摩砕型湿式ミル用ギャップセパレータの
一態様の断面図
一態様の断面図
【図5】従来の摩砕型湿式ミル用ギャップセパレータの
別態様の断面図
別態様の断面図
Claims (1)
- 【請求項1】 ステータ、該ステータとOリングを介し
て設けられ、下面にギャップを施工された円筒状セパレ
ータ、該セパレータを押圧するスプリング及び該セパレ
ータの下面と摺動するロータリディスクを具備してなる
摩砕型湿式ミル用ギャップセパレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP722392A JP2902196B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 摩砕型湿式ミル用ギャップセパレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP722392A JP2902196B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 摩砕型湿式ミル用ギャップセパレータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05192600A true JPH05192600A (ja) | 1993-08-03 |
JP2902196B2 JP2902196B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=11659998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP722392A Expired - Fee Related JP2902196B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 摩砕型湿式ミル用ギャップセパレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2902196B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106964434A (zh) * | 2017-03-29 | 2017-07-21 | 黄东平 | 一种医疗药材用研磨设备 |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP722392A patent/JP2902196B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106964434A (zh) * | 2017-03-29 | 2017-07-21 | 黄东平 | 一种医疗药材用研磨设备 |
CN106964434B (zh) * | 2017-03-29 | 2019-04-09 | 李绵利 | 一种医疗药材用研磨设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2902196B2 (ja) | 1999-06-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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