JPH05192237A - 曇り止め鏡 - Google Patents

曇り止め鏡

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Publication number
JPH05192237A
JPH05192237A JP992692A JP992692A JPH05192237A JP H05192237 A JPH05192237 A JP H05192237A JP 992692 A JP992692 A JP 992692A JP 992692 A JP992692 A JP 992692A JP H05192237 A JPH05192237 A JP H05192237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
cabinet
main body
air
blower
Prior art date
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Pending
Application number
JP992692A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Uehara
薫 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP992692A priority Critical patent/JPH05192237A/ja
Publication of JPH05192237A publication Critical patent/JPH05192237A/ja
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  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鏡面の曇りを素早く除くことができ、また、
洗面キャビネットと共に用いられた場合には、このキャ
ビネット表面に付着した水滴も除去できる曇り止め鏡を
提供する。 【構成】 姿形を映す鏡本体23と、鏡本体23の表面
に風を送る送風装置24とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、表面の曇りを防ぐ曇
り止め鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】鏡は、その使用される状態により表面が
曇ることがあり、利用者の姿形を映し出すことができな
くなる。特に、最近の生活様式の多様化により、鏡が温
水使用の可能な洗面キャビネットなどと共に用いられる
と、鏡の表面の曇りが頻繁に発生する。
【0003】この鏡の曇りを防ぐために、鏡の裏面に発
熱体を設け、この発熱体からの熱により鏡を暖めて、鏡
の表面の曇りを防いでいる。このような装置は、例え
ば、実開昭63ー165313号公報に開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、裏面に発熱
体を持つ鏡では、鏡の表面が曇ってから発熱体を発熱さ
せても、鏡が暖まるまで時間がかかり、鏡の曇りは素早
く除去できない。また、鏡の表面の曇りを素早く除くた
めに発熱体を常時、暖めておくことは、電気の浪費にな
る。
【0005】さらに、この鏡が洗面キャビネットと共に
用いられた場合、鏡の裏面に設けられた発熱体では、洗
面キャビネットに付着した水滴が除去されず、キャビネ
ットにカビなどが発生することがある。
【0006】この発明の目的は、このような欠点を除
き、表面の曇りを素早く除去でき、また、洗面キャビネ
ットと共に用いられた場合には、このキャビネット表面
に付着した水滴も除去できる曇り止め鏡を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、その目的を
達成するため、姿形を映す鏡本体と、鏡本体の表面に風
を送る送風装置とを備えている。
【0008】また、この発明は、洗面キャビネットの上
側に姿形を映す鏡本体が設けられ、鏡本体の鏡面と洗面
キャビネットとに向けて風を送る送風装置を鏡本体の上
部に設けている。
【0009】
【作用】この構成により、鏡本体の表面が曇ると、送風
装置が鏡本体の表面に向かって風を送り、この風によ
り、鏡本体の表面に発生した曇りは、素早く除去され
る。
【0010】また、送風装置が鏡本体の鏡面と洗面キャ
ビネットとに向けて風を送ることにより、鏡本体と洗面
キャビネットに付着した水滴を除くことができる。
【0011】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面を用いて説明
する。
【0012】図1は、この発明に係る曇り止め鏡を洗面
化粧台に用いた場合の一例を示す斜視図である。この洗
面化粧台1は、洗面キャビネット10と、化粧ミラーキ
ャビネット20とを備えている。
【0013】洗面キャビネット10の洗面キャビネット
本体11は、洗面所などの床に置かれており、洗面キャ
ビネット本体11の裏側は、壁と向い合わせになってい
る。洗面キャビネット本体11には、温水を吐水する温
水用水栓12と、水道水を吐水する冷水用水栓13と、
水栓12や13からの水を溜めたり排水したりする洗面
器14とが備えられている。
【0014】化粧ミラーキャビネット20の化粧ミラー
キャビネット本体21は、洗面キャビネット10の上側
の壁に取り付けられており、洗面キャビネット10が置
かれている床から所定の高さの所に位置している。この
化粧ミラーキャビネット20には、小物などを収容する
小物入れ22が設けられている。
【0015】小物入れ22の隣には、姿形を映すための
鏡本体23が化粧ミラーキャビネット本体21に設けら
れている。この鏡本体23の幅はaとなっている。
【0016】鏡本体23の上側には、幅がbの送風装置
24が設けられている。この実施例では、送風装置24
の幅bは、鏡本体23の幅aより長くなっているが、送
風装置24の幅は、これに限定されることはなく、鏡本
体23の幅と等しいか、また短くてもかまわない。
【0017】この送風装置24のII−II間の断面図
を図2に示す。図2に示すように、送風装置24のカバ
ー24Aの上の部分には、カバー24A内に空気を取り
入れるための空気穴24Bが設けられている。
【0018】空気穴24Bからの空気をすべて取り込む
ように、ハウジング24Cが設けられている。ハウジン
グ24Cの上部は、中空の柱状になっており、また、ハ
ウジング24Cの下部は、広げられて長方形状の開口を
有し、カバー24Aの下部の内側に取り付けられてい
る。
【0019】空気穴24Bに対向するように、ファン2
4Dがハウジング24C内に取り付けられている。ファ
ン24Dは、モータ(図示を省略)により回転して空気
流を発生させる。ファン24Dの回転により空気穴24
Bから取り込まれた空気は、ハウジング24Cの下側、
すなわち鏡本体23に向かって送られる。ファン24D
用のモータは、送風用スイッチ(図示を省略)のオン、
オフにより回転、停止をする。
【0020】さらに、ハウジング24C内には、ヒータ
24Eがファン24Dの下側に設けられている。ヒータ
24Eは、温風用スイッチ(図示を省略)により、加え
られる電源がオン、オフされる。そして、ヒータ用スイ
ッチがオンになると、ヒータ24Eは、発熱してファン
24Dから送られてくる空気を暖める。
【0021】次に、この実施例の動作について説明す
る。
【0022】洗面化粧台1の利用者が洗面キャビネット
10の温水用水栓12からの温水を使用した場合に、化
粧ミラーキャビネット20の鏡本体23の表面が温水の
湯気により曇るときがある。このとき、洗面化粧台1の
利用者は、送風装置24の送風用スイッチおよび温風用
スイッチ(図示を省略)をオンにする。
【0023】これにより、送風装置24のファン24D
が回転して、空気穴24Bからの空気がヒータ24Eに
向かって送られる。このとき、ファン24Dにより送ら
れた空気は、ヒータ24Eにより暖められてハウジング
24Cの下側から、鏡本体23に向かって排出される。
【0024】この温風により、鏡本体23の表面の曇り
は素早く除去され、鏡本体23は再び利用者の姿形を映
し出すことができる。
【0025】また、鏡本体23の曇りが少しであれば、
送風装置24の送風用スイッチ(図示を省略)のみをオ
ンにして、冷風を送るだけでも、鏡本体23の表面の曇
りは除去できる。
【0026】ところで、利用者は、洗面化粧台1の使用
を終了した後も、しばらくの間、送風装置24の送風用
スイッチおよび温風用スイッチ(図示を省略)をオンに
しておけば、送風装置24からの温風が小物入れ22の
側板22Aや洗面キャビネット本体11などに付着した
水滴を蒸発させるので、洗面キャビネット10や化粧ミ
ラーキャビネット20の湿気が除去され、カビの発生が
防止され、洗面化粧台1が清潔に保たれる。
【0027】以上、この実施例を図面に基づいて説明し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等
があってもこの発明に含まれることは当然である。
【0028】例えば、この実施例では、送風装置24を
鏡本体23の上側に設けているが、送風装置24の取付
位置は、これに限定されることがなく、例えば、鏡本体
23の一方の側または両側、もしくは下側に設けてもよ
い。
【0029】また、この実施例では、温風の速さ、温度
は可変できなかったが、これらを可変にすることによ
り、洗面化粧台1の使用状況が大きく変化しても、この
変化に対して洗面化粧台1が幅広く対応できる。
【0030】さらに、この実施例は、この発明を洗面化
粧台1に用いているが、この発明は、洗面化粧台用に限
定されることはなく、例えば、洗面キャビネット10だ
けに用られてもよく、さらに、送風装置24と鏡本体2
3だけの構成で用いられてもかまわない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、送風
装置が鏡本体の表面に風を送るので、鏡本体の表面の曇
りを素早く除去できる。
【0032】また、この発明は、洗面キャビネットと共
に用いられた場合、風をこのキャビネット表面に送るの
で、キャビネット表面に付着した水滴を除去し、キャビ
ネットの湿気を除いてカビなどの発生を防ぎ、これらキ
ャビネットを清潔に保つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る曇り止め鏡を洗面化粧台に用い
た場合の一例を示す斜視図である。
【図2】図1のIIーII線に沿う断面図である。
【符号の説明】
23 鏡本体 24 送風装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】姿形を映す鏡本体と、 該鏡本体の表面に風を送る送風装置とを有する曇り止め
    鏡。
  2. 【請求項2】洗面キャビネットの上側に姿形を映す鏡本
    体が設けられ、該鏡本体の鏡面と前記洗面キャビネット
    とに向けて風を送る送風装置を前記鏡本体の上部に設け
    た曇り止め鏡。
JP992692A 1992-01-23 1992-01-23 曇り止め鏡 Pending JPH05192237A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP992692A JPH05192237A (ja) 1992-01-23 1992-01-23 曇り止め鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP992692A JPH05192237A (ja) 1992-01-23 1992-01-23 曇り止め鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05192237A true JPH05192237A (ja) 1993-08-03

Family

ID=11733688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP992692A Pending JPH05192237A (ja) 1992-01-23 1992-01-23 曇り止め鏡

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JP (1) JPH05192237A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108405484A (zh) * 2018-01-30 2018-08-17 合肥冠鸿光电科技有限公司 一种镜面产品表面除尘装置

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CN108405484A (zh) * 2018-01-30 2018-08-17 合肥冠鸿光电科技有限公司 一种镜面产品表面除尘装置

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