JPH05191819A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JPH05191819A
JPH05191819A JP3140341A JP14034191A JPH05191819A JP H05191819 A JPH05191819 A JP H05191819A JP 3140341 A JP3140341 A JP 3140341A JP 14034191 A JP14034191 A JP 14034191A JP H05191819 A JPH05191819 A JP H05191819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
digital
ntsc
video camera
ccir
Prior art date
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Pending
Application number
JP3140341A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Maeda
英一 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な回路構成で、低コストであって、画質
を低下させることなく、SECAM,PAL,NTSC
の各TV方式への対応を可能にする。 【構成】 SECAMとPALのTV方式に対応したC
CIR規格のCCD2を用い、タイミングジェネレータ
11において、CCIRモード時には、CCD2の特性に
基づく本来のタイミングコントロールが行われるクロッ
ク周波数を発生し、またNTSCモード時には、NTS
CのTV方式に応じたタイミングコントロールが行われ
るように異なるクロック周波数を発生して、フレーム周
期の時間合せ、走査線の間引き処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SECAM,PAL,
NTSCの各テレビジョン(TV)方式に対応して撮像が
できるビデオカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、世界のTV方式は、規格が、統一
されておらず、NTSC,PAL,SECAM等の数種
類の方式が、各国それぞれで採用されており、ビデオテ
ープレコーダ(VTR)も前記方式に対応した構造であっ
て、異なる方式のビデオテープを再生したり、異なる方
式でビデオテープに記録することができなかった。
【0003】そこで異なるTV方式への変換ができる手
段の開発が望まれており、例えば、テレビジョン学会技
術報告(1990年6月26日発表)には「テレビジョン方式変
換回路を搭載した民生用VTR」が提案されている。
【0004】上記のVTRは、据置型のものであって、
フィールドメモリとラインメモリを使用し、記録,再生
共に各TV方式間の変換が可能なものであり、各TV方
式のY/C分離と色差信号復調と色変調とをアナログ処
理で行い、走査線の変換をデジタル処理で行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のTV方
式変換回路を搭載したVTRは、据置型であり、また各
TV方式間の信号変換のための回路構成が大がかりのも
ので、民生用のビデオカメラとして適していない。
【0006】また上記のVTRは、画質の点ではフレー
ム周波数の変換があるため、変換した画像の動きがぎこ
ちないという問題がある。
【0007】本発明の目的は、簡単な回路構成で、低コ
ストであって、画質を低下させることなく、SECA
M,PAL,NTSCの各TV方式に対応できるビデオ
カメラを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、CCIR規格の撮像素子と、撮像素子の
出力をデジタル変換するアナログ/デジタル変換器と、
走査線変換回路と、フレームメモリと、デジタルプロセ
ス回路と、タイミングコントローラと、SECAM,P
AL,NTSCの各テレビジョン方式の色変調を行うデ
ジタルエンコーダ回路と、処理信号をビデオ信号として
出力するデジタル/アナログ変換器と、前記タイミング
コントローラを介して、あるいは直接前記各部のクロッ
ク制御をするための2系統のクロック周波数を有するタ
イミングジェネレータとを備えたことを特徴とする。
【0009】また、前記走査線変換回路を、1水平走査
期間遅延回路と、係数発生回路からの係数を受けて1水
平走査期間遅れたデータ及び遅れのないデータに乗算処
理をする乗算器と、乗算器からのデータを加算する加算
器とで構成したことを特徴とする。
【0010】さらに、NTSCのテレビジョン方式に対
応するため、前記タイミングジェネレータのクロック周
波数をNTSCに応じたクロック周波数に設定し、さら
にCCIR規格の水平調査線の間引き処理をすることを
特徴とする。
【0011】
【作用】上記の手段によれば、SECAM,PALのT
V方式に対応する時には、撮像素子がCCIR規格であ
るので、撮像素子の特性に応じたクロック周波数でタイ
ミングコントロールをしてビデオ信号を出力し、NTS
CのTV方式に対応する時には、クロック周波数変更を
してCCIR規格からNTSCへのフレーム周期,走査
線変更をし、ビデオ出力をする。
【0012】このように、各TV方式の変換は、撮像素
子の駆動を2系統のクロック周波数を切り換えて行うこ
とにより行われるので、変換に伴なって画質を損うこと
はない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図であり、1は撮影レンズ、2はCCIR(国際無
線通信諮問委員会)規格のCCD(撮像素子)、3はCD
S(Correlated Double Sampling)・AGC(Auto G
ain Contoroll)回路、4はA/D(アナログ/デジタ
ル)変換器、5は後で詳述する走査線(ライン)変換回
路、6はフレームメモリであるFIFO(First-In・
First-Out)メモリ、7はデジタルプロセス回路、8は
デジタルエンコーダ回路、9はD/A(デジタル/アナ
ログ)変換器、10はビデオ信号の出力端子である。
【0015】また11はCCIR用とNTSC用の2つの
クロック周波数を有するタイミングジェネレータ、12は
クロック周波数切換用のスイッチ、13はタイミングコン
トローラである。
【0016】図2は図1のライン変換回路の構成図であ
り、21は入力端子、22は1HDL回路(1水平走査期間
遅延回路)、23,24は乗算器、25は加算器、26は乗算器2
3,24に接続されている係数発生回路、27は出力端子で
ある。
【0017】次に、上記の実施例の動作を説明する。
【0018】まず、基本的な信号処理を説明する。すな
わち、撮影レンズ1で結像された画像は、CCD2によ
り電気信号に変換され、CCD2からの出力は、CDS
・AGC回路3により、リセットノイズ等が除去され、
適正レベルに増幅される。次にA/D変換器4でデジタ
ルデータに変換され、後述するようにライン変換回路5
を通ってデュアルポートのFIFOメモリ6に書き込ま
れる。
【0019】FIFOメモリ6から読み出されたデータ
は、デジタルプロセス回路7により、γ変換,マトリッ
クス,アパーチャ補正,ホワイトバランス等の処理を施
され、輝度信号Y,色差信号(R−Y,B−Y)の信号を
得る。
【0020】そしてデジタルエンコーダ回路8により、
R−Y,B−Yの色差信号を変調し、輝度信号Yと加算
し、さらに同期信号を加えてコンポジット信号としてD
/A変換器9でアナログ信号に変換して、出力端子10か
らコンポジットビデオ信号として出力する。
【0021】前記ビデオ信号の処理には、PAL,SE
CAMのTV方式に対応するCCIRモードと、NTS
CのTV方式に対応するNTSCモードとがあり、各T
V方式によってスイッチ12を切り換える。
【0022】CCIRモードでは、CCD2がCCIR
規格であるので、CCD2の特性に基づく本来のタイミ
ングコントロールを行う。
【0023】例えば、解像度が水平752TV本、垂直576
TV本のCCD2である場合、タイミングジェネレータ
11は、CCIR用のクロック周波数側にスイッチ12が投
入されており、発振周波数fGが18.16fHで28.38MHz
(fH=水平周波数:15.625KHz)であって、A/D変換
器4とD/A変換器9のクロックが半分の14.19MHz
で、しかもデジタルプロセス回路7のクロックも同じく
14.19MHzである。この時、FIFOメモリ6は、単に
一定時間遅延させるためにのみ作用する。
【0024】またNTSCモードでは、CCIR規格の
フレーム周期1/25秒と、NTSCのTV方式のフレー
ム周期1/30秒の時間合せをする処理を行う。すなわち
スイッチ12をNTSC用のクロック周波数側に投入する
と、タイミングジェネレータ11の発振周波数が28.38M
Hzの30/25=6/5倍である34.05MHzとなり、A/
D変換器4とライン変換回路5のクロックを半分の17.0
3MHzとする。
【0025】ライン変換回路5からの出力の6ラインの
中で有効な5ラインをFIFOメモリ6に書き込み、こ
のFIFOメモリ6の読み出しをタイミングコントロー
ラ13からのクロックで行い、ライン数の変換(625本→52
5本)を行う。このタイミングコントローラ13からのクロ
ックは14.3MHzである。
【0026】前記ライン変換回路5では、入力端子21か
らきたデジタルデータは分岐されて、一方が1HDL回
路22に入り、1水平走査期間(53μs)遅れたデータとな
る。この遅れたデータと他方の遅れのないデータとは、
それぞれ乗算器23,24に入り、係数発生回路26からの係
数(本実施例では0,1/5,2/5,3/5,4/
5,1)の隣接する2ラインの荷重を求めて、加算器25
で加算し、上記のライン変換(625本→525本)を行う。
【0027】図3,図4は上記のCCIRモードとNT
SCモードの要部のタイミングチャートであり、図3
(a)はCCIRモードのCDS・AGC回路3の出力(フ
レーム周波数:25Hz,走査線625本)を示し、CCD2
で光電変換した信号を、CDS・AGC回路3によって
リセットノイズを除去した波形である。図3(b)は図3
(a)の時間軸を拡大したものであり、1水平走査線(64μ
s)で示している。
【0028】図3(c)はCCIRモードのビデオ出力を
示し、前記CDS・AGC回路3の出力を、デジタルプ
ロセス回路7,デジタルエンコーダ回路8,D/A変換
器9を通して出力したコンポジットビデオ信号を示し、
タイミングはCDS・AGC回路3の出力と同じであ
る。図3(d)は図3(c)の時間軸を拡大して示したもので
ある。
【0029】図4(a)はNTSCモードのCDS・AG
C回路3の出力(フレーム周波数:30Hz,走査線625本)
を示し、タイミングジェネレータ11のクロックがCCI
Rモードに比べて1.2倍の34.02MHzなのでフレーム周
波数が30Hz(33ms)になっている。図4(b)は図4(a)の
時間軸を拡大したものであり、1水平走査期間が53μs
になっている。
【0030】図4(c)はNTSCモードのビデオ出力を
示し、前記CDS・AGC回路3の出力を、6水平走査
線ごとに1本間引いて1画面の走査線を625本から525本
にしたNTSCコンポジットビデオ出力である。図4
(d)は図4(c)の時間軸を拡大して示したものであり、1
水平走査期間が63.5μsに延ばされている。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1個のフレームメモリを用いてデジタル処理をして、S
ECAM,PAL,NTSCの3TV方式のビデオ出力
を出力でき、各TV方式のVTRやTVと接続してカメ
ラ録画及びモニタが行え、しかもCCIR規格のCCD
の駆動をCCIRモードとNTSCモードに対応した2
つのクロックにより行うことにより、各TV方式共に画
質を損うことがないので、簡単な回路構成で、低コスト
で、しかも画質を低下させることなく、SECAM,P
AL,NTSCの各TV方式に対応できるビデオカメラ
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビデオカメラの一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1のライン変換回路の構成図である。
【図3】本実施例のCCIRモード時の要部のタイミン
グチャートである。
【図4】本実施例のNTSCモード時の要部のタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1…撮影レンズ、 2…CCD(撮影素子)、 3…CD
S・AGC回路、 4…アナログ/デジタル変換器、
5…ライン(走査線)変換回路、 6…FIFOメモリ
(フレームメモリ)、 7…デジタルプロセス回路、 8
…デジタルエンコーダ回路、 9…デジタル/アナログ
変換器、 11…タイミングジェネレータ、13…タイミン
グコントローラ、 22…1HDL回路(1水平走査期間
遅延回路)、23,24…乗算器、 25…加算器、 26…係
数発生回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CCIR規格の撮像素子と、撮像素子の
    出力をデジタル変換するアナログ/デジタル変換器と、
    走査線変換回路と、フレームメモリと、デジタルプロセ
    ス回路と、タイミングコントローラと、SECAM,P
    AL,NTSCの各テレビジョン方式の色変調を行うデ
    ジタルエンコーダ回路と、処理信号をビデオ信号として
    出力するデジタル/アナログ変換器と、前記タイミング
    コントローラを介して、あるいは直接前記各部のクロッ
    ク制御をするための2系統のクロック周波数を有するタ
    イミングジェネレータとを備えたことを特徴とするビデ
    オカメラ。
  2. 【請求項2】 前記走査線変換回路を、1水平走査期間
    遅延回路と、係数発生回路からの係数を受けて1水平走
    査期間遅れたデータ及び遅れのないデータに乗算処理を
    する乗算器と、乗算器からのデータを加算する加算器と
    で構成したことを特徴とする請求項1のビデオカメラ。
  3. 【請求項3】 NTSCのテレビジョン方式に対応する
    ため、前記タイミングジェネレータのクロック周波数を
    NTSCに応じたクロック周波数に設定し、さらにCC
    IR規格の水平調査線の間引き処理をすることを特徴と
    する請求項1のビデオカメラ。
JP3140341A 1991-06-12 1991-06-12 ビデオカメラ Pending JPH05191819A (ja)

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JP (1) JPH05191819A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19931816B4 (de) * 1998-07-10 2007-07-26 Fujinon Corp. Bilderzeugungsvorrichtung für Endoskope für sowohl das NTSC- als auch das PAL-System

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19931816B4 (de) * 1998-07-10 2007-07-26 Fujinon Corp. Bilderzeugungsvorrichtung für Endoskope für sowohl das NTSC- als auch das PAL-System

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