JPH05191349A - 遠隔操作装置 - Google Patents
遠隔操作装置Info
- Publication number
- JPH05191349A JPH05191349A JP4022023A JP2202392A JPH05191349A JP H05191349 A JPH05191349 A JP H05191349A JP 4022023 A JP4022023 A JP 4022023A JP 2202392 A JP2202392 A JP 2202392A JP H05191349 A JPH05191349 A JP H05191349A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- liquid crystal
- crystal panel
- light emitting
- electric signal
- Prior art date
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- Selective Calling Equipment (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作側の電力消費が小さく、従って乾電池を
使用する必要のない遠隔操作装置を提供する。 【構成】 マイクロコンピュータ１２は、操作スイッチ
１４および１６に対するユーザの操作に対応するコマン
ドに応じた制御信号を液晶パネル１０に供給する。液晶
パネル１０は、マイクロコンピュータ１２からの制御信
号を受けて、液晶の透過率を変化させることにより光の
反射率を変化させ、この反射率に応じて、被操作装置２
の発光部２０からの一定光量の赤外線を反射する。液晶
パネル１０からの反射光は、被操作装置２０の受光部２
２で受光される。
使用する必要のない遠隔操作装置を提供する。 【構成】 マイクロコンピュータ１２は、操作スイッチ
１４および１６に対するユーザの操作に対応するコマン
ドに応じた制御信号を液晶パネル１０に供給する。液晶
パネル１０は、マイクロコンピュータ１２からの制御信
号を受けて、液晶の透過率を変化させることにより光の
反射率を変化させ、この反射率に応じて、被操作装置２
の発光部２０からの一定光量の赤外線を反射する。液晶
パネル１０からの反射光は、被操作装置２０の受光部２
２で受光される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機お
よびビデオテープレコーダ等に好適な、例えば赤外線等
の光を使用した遠隔操作装置に関する。
よびビデオテープレコーダ等に好適な、例えば赤外線等
の光を使用した遠隔操作装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の遠隔操作装置は、操作側
すなわちコマンダに発光素子を備えている。
すなわちコマンダに発光素子を備えている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のように、操作側
に発光素子を設けると、発光素子への給電のために、操
作側に乾電池を備えなければならない。従って、電池交
換の必要があるため、老人および子供にとって取扱いが
困難であり、また、電池を廃棄することは、地球環境上
問題がある。また、長期に未使用の電池を放置すると、
電池の液漏れにより、コマンダに破損が生ずる。さら
に、コストが安いマンガン電池は、重量が大きいため、
これを使用すると、コマンダが重くなってしまう。
に発光素子を設けると、発光素子への給電のために、操
作側に乾電池を備えなければならない。従って、電池交
換の必要があるため、老人および子供にとって取扱いが
困難であり、また、電池を廃棄することは、地球環境上
問題がある。また、長期に未使用の電池を放置すると、
電池の液漏れにより、コマンダに破損が生ずる。さら
に、コストが安いマンガン電池は、重量が大きいため、
これを使用すると、コマンダが重くなってしまう。
【０００４】本発明は、従来のこのような問題点を解決
すべくなされたものであり、操作側の電力消費が小さ
く、従って乾電池を使用する必要のない遠隔操作装置を
提供することを目的とする。
すべくなされたものであり、操作側の電力消費が小さ
く、従って乾電池を使用する必要のない遠隔操作装置を
提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の遠隔操作装置
は、光を発する発光手段（例えば、実施例の発光部２
０）と、電気信号によって透過率が変化する物質を含
み、発光手段が発する光を反射する反射手段（例えば、
実施例の液晶パネル１０）と、上記電気信号を操作内容
に応じて制御する制御手段（例えば、実施例のマイクロ
コンピュータ１２）と、反射手段からの光を受ける受光
手段（例えば、実施例の受光部２２）とを備え、反射手
段および制御手段が、操作側（例えば、実施例のリモコ
ン・コマンダ１）に設けられ、受光手段が、被操作側
（例えば、実施例の被操作装置２）に設けられることを
特徴とする。
は、光を発する発光手段（例えば、実施例の発光部２
０）と、電気信号によって透過率が変化する物質を含
み、発光手段が発する光を反射する反射手段（例えば、
実施例の液晶パネル１０）と、上記電気信号を操作内容
に応じて制御する制御手段（例えば、実施例のマイクロ
コンピュータ１２）と、反射手段からの光を受ける受光
手段（例えば、実施例の受光部２２）とを備え、反射手
段および制御手段が、操作側（例えば、実施例のリモコ
ン・コマンダ１）に設けられ、受光手段が、被操作側
（例えば、実施例の被操作装置２）に設けられることを
特徴とする。
【０００６】
【作用】上記構成の本発明の遠隔操作装置においては、
操作内容に応じて電気信号が変化し、これに応じて、反
射手段に含まれる物質の透過率が変化し、反射手段から
受光手段への光量が変化し、操作内容が、操作側から被
操作側に伝達される。電気信号によって透過率が変化す
る物質は、例えば液晶の場合、ほとんど電力を消費しな
いので、操作側に乾電池を備える必要がなくなる。
操作内容に応じて電気信号が変化し、これに応じて、反
射手段に含まれる物質の透過率が変化し、反射手段から
受光手段への光量が変化し、操作内容が、操作側から被
操作側に伝達される。電気信号によって透過率が変化す
る物質は、例えば液晶の場合、ほとんど電力を消費しな
いので、操作側に乾電池を備える必要がなくなる。
【０００７】
【実施例】図１は、本発明の遠隔操作装置の一実施例の
構成を示す。遠隔操作装置の操作側であるリモコン・コ
マンダ１には、液晶パネル１０からなる光反射手段が設
けられている。液晶パネル１０は、液晶の両側に設けら
れる電極に加えられる電圧が変化すると、液晶の透過率
が変化し、これにより光の反射率が変化する。液晶パネ
ル１０は、太陽電池１８から給電される。
構成を示す。遠隔操作装置の操作側であるリモコン・コ
マンダ１には、液晶パネル１０からなる光反射手段が設
けられている。液晶パネル１０は、液晶の両側に設けら
れる電極に加えられる電圧が変化すると、液晶の透過率
が変化し、これにより光の反射率が変化する。液晶パネ
ル１０は、太陽電池１８から給電される。
【０００８】マイクロコンピュータ１２は、操作スイッ
チ１４および１６に対するユーザの操作に対応するコマ
ンドに応じた制御信号を液晶パネル１０に供給する。液
晶パネル１０は、マイクロコンピュータ１２からの制御
信号に応じて、液晶の両側に設けられる電極に加えられ
る電圧を変化させる。被操作装置２が、テレビジョン受
像機の場合、操作スイッチ１４は、例えばチャネル番号
に対応し、操作スイッチ１４は、例えばテレビ／ビデオ
切り換えスイッチに対応する。マイクロコンピュータ１
２も、太陽電池１８から給電される。
チ１４および１６に対するユーザの操作に対応するコマ
ンドに応じた制御信号を液晶パネル１０に供給する。液
晶パネル１０は、マイクロコンピュータ１２からの制御
信号に応じて、液晶の両側に設けられる電極に加えられ
る電圧を変化させる。被操作装置２が、テレビジョン受
像機の場合、操作スイッチ１４は、例えばチャネル番号
に対応し、操作スイッチ１４は、例えばテレビ／ビデオ
切り換えスイッチに対応する。マイクロコンピュータ１
２も、太陽電池１８から給電される。
【０００９】リモコン・コマンダ１の液晶パネル１０
は、被操作装置２の赤外線発光素子からなる発光部２０
からの一定光量の赤外線を受け、液晶の透過率に応じた
反射率で反射する。液晶パネル１０からの反射光は、被
操作装置２０の受光部２２で受光される。
は、被操作装置２の赤外線発光素子からなる発光部２０
からの一定光量の赤外線を受け、液晶の透過率に応じた
反射率で反射する。液晶パネル１０からの反射光は、被
操作装置２０の受光部２２で受光される。
【００１０】図２は、図１の実施例の動作例を示すタイ
ミングチャートである。以下、図２を参照して、図１の
実施例の動作を説明する。まず、テレビジョン受像機で
ある被操作装置２の特定のチャネルに対応するスイッチ
１４が、ユーザによって操作されると、マイクロコンピ
ュータ１２は、このチャネルを示す制御信号を液晶パネ
ル１０に供給する。液晶パネル１０は、この制御信号に
応じて、液晶の透過率を変化させ、被操作装置２の発光
部２０からの一定光量赤外線に対して反射および非反射
を繰り返す。液晶パネル１０からの反射光は、被操作装
置２の受光部２２によって受光され、受光部２２は、光
信号を電圧信号に変換する。受光部２２が出力する電圧
信号は、マイクロコンピュータ１２が出力した制御信号
に対応しており、被操作装置２は、リモコン・コマンダ
１によって指定されたチャネルを知ることができる。
ミングチャートである。以下、図２を参照して、図１の
実施例の動作を説明する。まず、テレビジョン受像機で
ある被操作装置２の特定のチャネルに対応するスイッチ
１４が、ユーザによって操作されると、マイクロコンピ
ュータ１２は、このチャネルを示す制御信号を液晶パネ
ル１０に供給する。液晶パネル１０は、この制御信号に
応じて、液晶の透過率を変化させ、被操作装置２の発光
部２０からの一定光量赤外線に対して反射および非反射
を繰り返す。液晶パネル１０からの反射光は、被操作装
置２の受光部２２によって受光され、受光部２２は、光
信号を電圧信号に変換する。受光部２２が出力する電圧
信号は、マイクロコンピュータ１２が出力した制御信号
に対応しており、被操作装置２は、リモコン・コマンダ
１によって指定されたチャネルを知ることができる。
【００１１】なお、上記実施例においては、電気信号に
よって透過率が変化する物質として液晶を使用したが、
他の同様な性質の物質も使用できる。
よって透過率が変化する物質として液晶を使用したが、
他の同様な性質の物質も使用できる。
【００１２】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明の
遠隔操作装置によれば、電気信号によって透過率が変化
する物質を含む反射手段を操作側に設け、上記電気信号
を操作内容に応じて制御するようにしたので、操作側
は、発光素子を備える必要がなく、また、電気信号によ
って透過率が変化する物質は、例えば液晶の場合、ほと
んど電力を消費しないので、操作側に乾電池を備える必
要がなくなり、電源として例えば小型の太陽電池を備え
れば十分である。太陽電池は、極めて寿命が長いので、
電池交換を行う必要がほとんどないから、老人および子
供にとって取扱いが容易となる。また、電池を廃棄する
必要がなくなるので、地球環境上問題が生じない。ま
た、電池の液漏れによるコマンダ破損のおそれもなくな
る。さらに、コマンダを軽量にすることができる。
遠隔操作装置によれば、電気信号によって透過率が変化
する物質を含む反射手段を操作側に設け、上記電気信号
を操作内容に応じて制御するようにしたので、操作側
は、発光素子を備える必要がなく、また、電気信号によ
って透過率が変化する物質は、例えば液晶の場合、ほと
んど電力を消費しないので、操作側に乾電池を備える必
要がなくなり、電源として例えば小型の太陽電池を備え
れば十分である。太陽電池は、極めて寿命が長いので、
電池交換を行う必要がほとんどないから、老人および子
供にとって取扱いが容易となる。また、電池を廃棄する
必要がなくなるので、地球環境上問題が生じない。ま
た、電池の液漏れによるコマンダ破損のおそれもなくな
る。さらに、コマンダを軽量にすることができる。
【図１】本発明の遠隔操作装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】図１の実施例の動作例を示すタイミングチャー
トである。
トである。
１ リモコン・コマンダ ２ 被操作装置 １０ 液晶パネル １２ マイクロコンピュータ １４、１６ 操作スイッチ １８ 太陽電池 ２０ 発光部 ２２ 受光部
Claims (2)
- 【請求項１】 光を発する発光手段と、 電気信号によって透過率が変化する物質を含み、前記発
光手段が発する光を反射する反射手段と、 前記電気信号を操作内容に応じて制御する制御手段と、 前記反射手段からの光を受ける受光手段とを備え、 前記反射手段および前記制御手段が、操作側に設けら
れ、前記受光手段が、被操作側に設けられることを特徴
とする遠隔操作装置。 - 【請求項２】 前記電気信号によって透過率が変化する
物質が、液晶であることを特徴とする請求項１記載の遠
隔操作装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4022023A JPH05191349A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 遠隔操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4022023A JPH05191349A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 遠隔操作装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05191349A true JPH05191349A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=12071390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4022023A Withdrawn JPH05191349A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 遠隔操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05191349A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015125180A1 (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-27 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ | 送信機および送信方法 |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP4022023A patent/JPH05191349A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015125180A1 (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-27 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ | 送信機および送信方法 |
| US9377638B2 (en) | 2014-02-19 | 2016-06-28 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Transmitter, transmitting method, and receiving method |
| US9377639B2 (en) | 2014-02-19 | 2016-06-28 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Transmitter and transmitting method |
| JPWO2015125180A1 (ja) * | 2014-02-19 | 2017-03-30 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカＰａｎａｓｏｎｉｃ Ｉｎｔｅｌｌｅｃｔｕａｌ Ｐｒｏｐｅｒｔｙ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ ｏｆ Ａｍｅｒｉｃａ | 送信機および送信方法 |
| JPWO2015125179A1 (ja) * | 2014-02-19 | 2017-03-30 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカＰａｎａｓｏｎｉｃ Ｉｎｔｅｌｌｅｃｔｕａｌ Ｐｒｏｐｅｒｔｙ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ ｏｆ Ａｍｅｒｉｃａ | 送信機、送信方法および受信方法 |
| US9791727B2 (en) | 2014-02-19 | 2017-10-17 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Transmitter, transmitting method, and receiving method |
| US10419115B2 (en) | 2014-02-19 | 2019-09-17 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Transmitter, transmitting method, and receiving method |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |