JP2000324421A - 電子機器の待機電源回路 - Google Patents

電子機器の待機電源回路

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JP2000324421A
JP2000324421A JP11115925A JP11592599A JP2000324421A JP 2000324421 A JP2000324421 A JP 2000324421A JP 11115925 A JP11115925 A JP 11115925A JP 11592599 A JP11592599 A JP 11592599A JP 2000324421 A JP2000324421 A JP 2000324421A
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JP
Japan
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power supply
power
circuit
power source
signal processing
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JP11115925A
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Kaoru Tomii
薫 冨井
Kunihiro Yoshizawa
邦博 吉澤
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Original Assignee
LG Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 待機電力消費を最大限節減可能な、電子機器
の待機電源回路を得る。 【解決手段】 外部リモコンからの光信号を受光するた
めの受光部と、この受光部によって受光された信号を処
理し認識する信号処理部と、信号処理部の出力によって
オン・オフ制御される電源切り換え部と、受光部、信号
処理部および電源切り換え部に電力を供給するための光
電変換素子とを備え、電源切り換え部を電子機器の主電
源回路と外部電源との間に接続して、電子機器の待機電
源回路を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用電子機器
(TV、VTR、オーディオ機器等)に用いる待機電源
回路に関し、特にその消費電力の節減を図った待機電源
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでの家庭用電子機器には、赤外線
リモコンを使用して離れた位置からリモコンを操作し、
電源のオン/オフ、チャンネル操作等、電子機器の各種
制御を行える様にしたものがある。この様な機器では、
通常、リモコンで電源を切った場合再度リモコンで電源
を入れることが可能な様に構成されている。従って、リ
モコンで電子機器本体の電源を切っても、リモコン受光
部、リモコン信号処理回路および主電源の切り換え回路
は通電状態を維持する様に構成し、次回のリモコンによ
る電源のオンに対応できる様にされている。
【0003】図1は、各種電子機器における従来の電源
部の回路構成を示すブロック図である。この回路は、電
子機器に駆動電力を供給する主電源回路と、リモコン操
作に対応するための待機電源回路とを含んでいる。図に
おいて、1は例えば100Vの商用電源に接続されるプ
ラグ、2はノイズフィルタブロックである。プラグ1か
ら入力された交流100Vは、ノイズフィルタブロック
2の出力段において二方向に別れ、一つは電子機器の主
電源回路に接続されてこれに電力を供給する。
【0004】即ち、ノイズフィルタブロック2の出力
は、電源の切り換え部を構成するリレースイッチ3aを
介して主電源整流回路4に供給され、ここで整流された
後、スイッチング安定化回路5を介して電子機器全体に
供給される。他方の経路では、ノイズフィルタブロック
2の出力は待機電源回路に直接接続され、これに電源を
供給する。即ち、商用スタンバイトランス6がノイズフ
ィルタブロック2の出力に直接接続され、その出力は整
流回路7により整流され、電圧安定化回路8により安定
な直流電圧に変換された後、リモコン信号処理ブロック
11に供給される。
【0005】9は内部に赤外線発光装置を備えるリモコ
ンであり、電子機器に制御信号を発信するものである。
リモコン9からの信号は、リモコン信号処理ブロック1
1内のリモコン受光部10によって受信し、光電変換し
た信号を信号処理回路12へ送る。信号処理回路12で
は、入力された信号を判別し、電源オンの信号を受信し
たと判断すると、リレーオンの信号をリレードライブ1
3に出力する。リレードライブ13はこれによって駆動
され、リレーコイル3bを励起する。この結果、リレー
スイッチ3aがクローズして導通状態となり、主電源回
路に商用電源が供給され、電子機器本体が駆動状態に入
る。なお、以上の説明では交流100Vを例に示した
が、他の電源でも同様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の回路におい
て、待機電源回路の電源は、商用電源を整流・安定化し
て、数ボルトの直流電圧源を作ることによって得てい
る。その消費電力は通常3W程度あり、回路設計によっ
ては0.3W〜1W程度に低下させる事も可能である。
しかしながらこのような待機電源回路では、電子機器を
使用していない時も常に電力を消費しているので、年間
の世界中での消費電力を考えると、かなりのエネルギー
損失となることが容易に理解される。また、待機電源回
路を備える電子機器は更に増える傾向にあり、その結
果、浪費される電力が地球環境保護、省エネルギーの観
点から近年問題とされるにまで至っている。
【0007】この待機時の電力消費量を回路設計上の工
夫により削減すれば、かなりの省エネルギーとなる。し
かしながら、いくら省電力化をしても、上記の様にその
電源を商用電源から得ているうちは、消費電力は0では
ない。一方、待機電源回路を削除してしまえば待機時の
消費電力はなくなり、エネルギーの浪費は無くなる。と
ころがこれでは、今まで手元で操作が可能であった電子
機器の電源オン・オフ等が出来なくなるという欠点があ
る。従って、電源を入れるためにわざわざ電子機器の所
まで行かねばならない、と言うことになる。
【0008】従って本発明は、リモコン操作の持つ利便
性を失うことなく、待機時の消費電力を大幅に節減する
ことが可能な、待機電源回路を提供することを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の回路は、外部リモコンからの光信号を受
光するための受光部と、この受光部によって受光された
信号を処理し認識する信号処理部と、信号処理部の出力
によってオン・オフ制御される電源切り換え部と、受光
部、信号処理部および電源切り換え部に電力を供給する
ための光電変換素子とを備え、電源切り換え部を電子機
器の主電源回路と外部電源との間に接続した構成を有す
る。
【0010】この構成において、受光部、信号処理部お
よび電源切り換え部は、その駆動に要する電力が非常に
小さいので、光電変換素子によって供給される電力によ
り、十分駆動される。そのため、電子機器の待機時にお
いて、商用電源にこの待機電源回路を接続することな
く、リモコン操作に対応することが可能となるので、不
要な電力消費は無くなる。この結果、リモコン機能を失
うことなく、待機電力消費を最大限節減することができ
る。
【0011】なお、待機電源回路をダイオードを介して
主電源回路に接続することにより、一旦主電源が投入さ
れた後は、リモコンの信号処理部に外部電源から電力を
供給することができる。従って、電源の投入後のリモコ
ンでの各種操作に支障はなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態の待機
電源回路について、図面を参照しながら説明する。図2
は、本発明の一実施形態における待機電源回路を示すも
のである。図2において、図1と同じ参照番号は、同一
または類似の構成要素を示すため、その詳細な説明は省
略する。図示するように、本回路の主電源回路は、図1
に示す従来の回路と変更はない。一方、本発明の待機電
源回路は、従来装置とは異なって、ノイズフィルタの出
力段に直接接続されて商用電源から待機電力を受け取る
構成を取らない。従って、太陽電池パネル等の光電変換
素子14を電源として設け、素子14からリモコン信号
処理ブロック11に電力を供給する構成としている。
【0013】15は本体電源からリモコン信号処理ブロ
ック11へ電力を供給するためのダイオードで、主電源
回路がオンした後リモコン受光部への電力の供給を主電
源回路を介して行うためのものである。本実施形態の待
機電源回路では、その他の構成は従来の装置と基本的に
同じである。次に、以上のように構成された待機電源回
路について、その動作を説明する。
【0014】電子機器本体の電源がオフの時は、リレー
スイッチ3aはオープン状態に保たれているので、主電
源回路には商用電源が接続されず、リモコン信号処理ブ
ロック11にはダイオード15からの電力の供給はな
い。しかしながら、光電変換素子14に貯えられた電力
がリモコン処理ブロック11に供給されているので、ブ
ロック11はリモコン装置9からの信号を認識すること
ができる。
【0015】従って、リモコン装置9が機器をオンとす
るための光信号を発した場合は、受光回路10がこれを
受光し、この受光信号は、信号処理回路12によって認
識される。これによって、例えばトランジスタであるリ
レードライブ13が駆動され、リレーコイル3bを励起
する。その結果、リレースイッチ3aがクローズされ、
主電源回路に商用電力が供給されて、機器本体が動作を
開始する。
【0016】機器本体の動作開始と同時に、ダイオード
15からリモコン信号処理ブロック11に電力が供給さ
れるので、以降、リモコン処理ブロック11は、商用電
源からの電力供給によって動作するようになる。なお、
リモコン受光部10、リモコン信号処理ブロック11お
よびリレードライブ13での消費電力は僅かなものであ
るため、光電変換素子14からの電力で十分に駆動が可
能である。
【0017】リモコン装置9が機器本体をオフとする光
信号を発した時は、オンの時と同様の手順で信号処理回
路12が動作し、こんどはリレースイッチ3aをオフの
ポジションに駆動する。これにより、本体電源はオフと
なり、ダイオード15を経由した電力は供給されなくな
るが、光電変換素子14からは依然としてリモコン信号
処理ブロックに電力が供給されているので、この待機電
源回路は次のオン信号に備えることができる。かつその
時の商用電源からの消費電力はゼロである。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、リモコン
信号処理ブロックの電源を光電変換素子から供給される
電力で賄うことによって、リモコン機能を維持しなが
ら、待機時の商用電源からの消費電力をゼロにすること
ができる。1個の電子機器におけるこの様な消費電力削
減の効果は僅かであるが、年間を通してかつ世界中の電
子機器における削減量を考えると、その効果は非常に大
きい。
【0019】また、本発明の回路では、従来回路で必要
であったスタンバイトランス6、整流回路7、電圧安定
化回路8が不要となるので、光電変換素子14の追加に
よるコストアップは十分に相殺される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電子機器の電源部回路を示す。
【図2】本発明の1実施形態にかかる待機電源回路を含
む、電子機器の電源部回路を示す。
【符号の説明】
1…プラグ 2…ノイズフィルタ 3a、3b…リレー 4…主電源整流回路 5…スイッチング安定化回路 9…リモコン 10…受光回路 11…リモコン信号処理ブロック 12…信号処理回路 13…リレードライバ 14…光電変換素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉澤 邦博 東京都台東区台東2−30−10 台東オリエ ントビル エルジー電子株式会社 東京研 究所内 Fターム(参考) 5C026 EA07 5C052 CC20 DD10 5C056 AA04 AA05 BA05 BA08 CA01 CA06 DA01 DA06 DA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部リモコンからの光信号を受光するた
    めの受光部と、該受光部によって受光された信号を処理
    し認識する信号処理部と、該信号処理部の出力によって
    オン・オフ制御される電源切り換え部と、前記受光部、
    信号処理部および電源切り換え部に電力を供給するため
    の光電変換素子とを備え、前記電源切り換え部は電子機
    器の主電源回路と外部電源との間に接続されている、電
    子機器の待機電源回路。
  2. 【請求項2】 前記外部電源は商用電源である、請求項
    1に記載の電子機器の待機電源回路。
  3. 【請求項3】 前記受光部、信号処理部および電源切り
    換え部は、ダイオードを介して前記電子機器の主電源回
    路と接続されている、請求項1または2に記載の電子機
    器の待機電源回路。
  4. 【請求項4】 前記光電変換素子は太陽電池パネルであ
    る、請求項1乃至3の何れか1項に記載の電子機器の待
    機電源回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100413334C (zh) * 2002-12-02 2008-08-20 索尼电子有限公司 电视、减少电视中电磁干扰的方法、及电磁干扰抑制系统
WO2011002717A3 (en) * 2009-07-02 2011-02-24 Sony Corporation Zero standby power laser controlled device
JP2011071902A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Sharp Corp リモコン操作機器
JP2015089180A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 ヤマハ株式会社 スタンバイ回路

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