JPH05190596A - 改良されたアウターリードボンディング方法 - Google Patents

改良されたアウターリードボンディング方法

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JPH05190596A
JPH05190596A JP394592A JP394592A JPH05190596A JP H05190596 A JPH05190596 A JP H05190596A JP 394592 A JP394592 A JP 394592A JP 394592 A JP394592 A JP 394592A JP H05190596 A JPH05190596 A JP H05190596A
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JP
Japan
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film
terminal
flexible board
liquid crystal
flexible substrate
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Withdrawn
Application number
JP394592A
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English (en)
Inventor
Kazufumi Kato
一史 加藤
Hirosaku Nagasawa
啓作 長沢
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05190596A publication Critical patent/JPH05190596A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

Landscapes

  • Combinations Of Printed Boards (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 液晶パネルに形成された入力信号端子と、液
晶ドライバICが接続されたフレキシブル基板の出力端
子の熱膨張によるずれが実質的に問題とならない程度に
制限できるアウターリードボンディング方法を提供す
る。 【構成】 フレキシブル基板1上に融点が200℃以上
であるフィルムと炭素繊維を貼り合わせたシート9を、
フィルムがフレキシブル基板の側になるよう重ねて置
き、その上から加圧によって両端子を接続することを特
徴とするアウターリードボンディング方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネルの信号入力
端子(以下パネル端子と称する)と、液晶パネルを駆動
させる半導体集積回路(以下ドライバICと称する)が
インナーリードボンディングされたフレキシブル基板の
出力端子(以下基板端子と称する)とを接続するアウタ
ーリードボンディング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、異方性導電フィルムによって、パ
ネル端子と基板端子とを接続する方法として、液晶パネ
ルとフレキシブル基板の間に異方性導電フィルムを挟
み、フレキシブル基板の上から加熱しつつ加圧して、異
方性導電フィルムの樹脂を溶融し、または更に樹脂を硬
化させることで接続することが行われている。
【0003】しかしこの際、ポリイミド他の有機高分子
フィルムからなるフレキシブル基板と液晶パネルのガラ
ス板の面方向の熱膨張率が、それぞれ10〜20×10
-6、4〜5×10-6の様に異なるため、加熱により基板
端子とパネル端子の間隔にずれが生じ、ずれた状態のま
ま樹脂が固まって接続されてしまうという問題がある。
ずれの分だけ予め端子間距離を増減する方法が取られて
いるが、必ずしもずれが左右対象に発生するとも限ら
ず、今後ますます端子間ピッチが細密化するため、この
ボンディングの際の熱膨張率の差によるパネル端子と基
板端子間のずれが問題となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、パネル端子
と基板端子の熱膨張によるずれが実質的に問題とならな
い程度に制限できるアウターリードボンディング方法を
提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、液晶パネルに
形成された信号入力端子と、液晶ドライバICがインナ
ーリードボンディングされたフレキシブル基板の出力端
子とを、樹脂中に導電粒子が分散された異方性導電フィ
ルムによって、機械的、電気的に接続するアウターリー
ドボンディング方法において、フレキシブル基盤の上
に、200℃以上の融点を持つフィルムと炭素繊維(以
下CFと略称する)を貼り合わせたシート(以下CF−
フィルムシートと略称する)を、フィルムがフレキシブ
ル基板の側になるように重ねて置き、その上から加圧ツ
ールにて加熱下に加圧して両端子を接続することを特徴
とするアウターリードボンディング方法である。
【0006】図1は、図示されていない液晶ドライバI
Cが装着されているフレキシブル基板1が、液晶パネル
2にアウターリードボンディングされている状態を示す
概略図である。図2は、本発明のアウターリードボンデ
ィングを実施している状態を示す断面図である。フレキ
シブル基板1には、液晶ドライバIC3がインナーリー
ド4に接続されて取付けられており、そのフレキシブル
基板1が、出力端子(アウターリード)5で、液晶パネ
ル2の信号入力端子6と異方性導電フィルム7により接
続(アウターリードボンディング)されている。8は加
圧用のツールであり、この例ではツールが図示されない
ヒーターにより加熱され、加圧と同時に異方性導電フィ
ルムの樹脂を加熱して軟化させている。9が本発明のC
F−フィルムシートである。
【0007】基板端子の熱膨脹を抑制するためには、熱
寸法安定性に優れ且つ基板フィルムの熱膨脹力に耐える
高い弾性率を持つ素材と重ねた上から加圧してアウター
リードボンディングすることが有効であり、この点でC
Fが最も望ましい素材である。しかし、CFの問題点
は、繊維としては脆いものであり、ボンディング時の加
圧やその他の取扱い時に繊維の折損が生じやすく、また
CFは電気伝導性であるため、その折損繊維が端子接合
部に混入することで端子間を短絡させるなどの問題を発
生させる。これを防ぐため、少なくとも端子と接する側
に200℃以上、更に好ましくは250℃以上の融点を
持つフィルムを貼り合わせ、フィルムがフレキシブル基
板の側になるようにして用いることが必要である。
【0008】2枚以上のフィルムによりCFをサンドイ
ッチ状に挟んで用いることもフィルム使用の効果を高
め、好ましい実施態様である。この際用いられるフィル
ムは全て同じであっても、互いに異なるものであっても
よい。本発明に用いることのできるCFとしては、ポリ
アクリロニトリル系繊維、メゾフェーズ形成ピッチから
紡糸されたピッチ繊維などを焼成して製造される長繊維
やチョップドストランドの他、化学分解気相成長法によ
り製造される炭素ウィスカなどがある。
【0009】CFは織物状や引き揃えられた状態、また
は不織布や紙状のシートなどに加工されて用いられてよ
く、また、フィルム状で貼り合わせと同時に引き揃えた
状態や、ドライレイ法により短繊維を不織布状に形成し
つつシート化してもよい。本発明の基板端子の熱膨張を
阻止するという効果を高めるためには、CF−フィルム
シートを構成するCFが、端子の並んでいる方向に多く
配向しているようにCF−フィルムシートの方向を選ぶ
ことが推奨されることは容易に理解されるところであろ
う。同様にCF−フィルムシートの構造も、熱膨脹を阻
止する方向にCFがより多く配向している構造が好まし
いことも理解されよう。
【0010】また、異方性導電フィルム中の導電粒子と
両端子の接続を完全にする上で、CF−フィルムシート
の厚みの均一性または緻密性も、端子のリードの幅が狭
い場合には、十分考慮されるべきであり、不織布や、抄
紙シートはこの点で好ましく用いられる。CF−フィル
ムシートの厚みは、本発明の効果の点からは特に制限さ
れるものではないが、あまりにも厚いと加熱効率が悪く
なるなどの作業性を阻害する恐れがあり、通常、目付け
(坪量)として200g/m2以下に選ばれることが多
い。ここで用いられるフィルムとしては、ボンディング
時の加熱温度に耐える必要があり、大略200℃以上の
融点を持つものから選ばれればよく、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレンナフタレート、脂肪族ポリア
ミド、ポフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテ
ルケトン、ポリイミド、芳香族ポリアミドなどが例示で
きる。
【0011】更に好ましい態様は、フィルム自体も弾性
率が高く、熱膨脹率が低いものであるものを用いること
である。フィルム弾性率としては800kg/mm2
上、更に好ましくは1200kg/mm2以上であり、
熱膨脹率としては、10×10-6以下、更に好ましくは
5×10-6以下のものが用いられる。この様な本発明に
好ましく用いられるフィルムとしては、ポリパラフェニ
レンテレフタルアミド(以下PPTAと略称する)フィ
ルム、塩素置換共重合型PPTAフィルム、一部のポリ
イミドフィルムなどが市販または開発段階にある。
【0012】CFとフィルムの貼り合わせ方法について
は特に制限されるものではなく、例えば、フィルムに接
着のための樹脂をコーティングし、または、および、C
Fに樹脂を含浸させ、それらを接着させればよい。ま
た、本発明においては、炭素繊維が2枚またはそれ以上
のフィルムの間に挟まれて接続されていることが好まし
い。
【0013】貼り合わせに用いられる樹脂としては、エ
ポキシ、ポリイミドなどの熱硬化性樹脂や、ポリエーテ
ルエーテルケトン、ポリエーテルケトン、ポリフェニレ
ンサルファイド、脂肪族ポリアミド、ポリエステルなど
の熱可塑性樹脂が任意に用いられてよい。また、これら
の樹脂の柔軟性などを調製するなどの目的で、ゴムや低
融点のポリマー他を添加剤として加えることも好ましい
態様である。
【0014】本発明の方法でアウターリードボンディン
グを実施するにおいて、ボンディングツール(以下単に
ツールと称する)を本発明のCF−フィルムシートに直
接当てて加圧してもよいが、端子に加わる圧力を均等化
させるなどの目的で、ゴムなどの弾性体シートを本発明
のCF−フィルムシートとツールの間に挟んで行うこと
も許される。もちろん弾性体シートと本発明のCF−フ
ィルムシートとを接着一体化して用いることも許され
る。
【0015】アウターリードボンディングの際の加熱方
法については特に制限されるものではなく、ツールにヒ
ーターを組込んだり、ツールに電気を通して発熱させた
り、ツールを超音波発振子に接続し超音波エネルギーに
より加熱するなどの方法、例えば赤外線加熱法などによ
りツール以外から熱を加えた後に、または熱を加えつつ
加圧するなどの方法がいずれも任意に用いられる。
【0016】本発明を実施する上で、フレキシブル基板
の材料は特に制限されるものではなく、通常ポリイミド
フィルムが用いられ、その他にポリエステルフィルム、
パラ系アラミドフィルムなども用いられてよい。異方性
導電フィルムとは、金属粒子やプラスチック製粒子に金
属被覆を施した導電粒子を、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹
脂に分散させてフィルム状に成形したものであり、アウ
ターリードボンディングにおいて、樹脂を加熱して軟化
し、両端子が導電粒子を挟んで接触し、通電するまで加
圧して変形され、その後冷却固化または熱硬化されるこ
とにより、両端子を機械的にも電気的にも接続するもの
であるが、本発明の実施において、その構成については
何等の制限はない。
【0017】
【実施例】以下に本発明の効果を例示する試験結果を示
す。実施例中、CFやフィルムの弾性率などはJIS規
格に準拠して測定したものである。ポリイミドフィルム
としてユーピレックスS(宇部興産社商標)の75μ厚
みの物を用い、エポキシ樹脂により銅箔を張付けた後、
常法によりパターニングおよびエッチングして、200
μのピッチで100μ幅の100本の平行した直線状の
印刷回路を作成し、これを基板端子のモデルとした。
【0018】次いでこのモデル基板端子を、異方性導電
フィルムとしてソニーケミカル社のCP3131タイプ
を用い、液晶パネルに用いられる熱膨脹率が4.5のガ
ラス板に加熱下に加圧して接続し、冷却後に加圧を除去
した。予めガラス板にモデル端子と同じピッチの印を付
け、接続後に、ガラス裏面から顕微鏡により出力端子の
ピッチのとずれを測定した。ここで、加圧条件は30k
g/cm2の圧力で20秒間とし、温度は異方性導電フ
ィルムの温度が170℃となるようにツールの温度を調
節した。加圧ツールの下面には0.2mmのシリコンゴ
ムシートを敷いて、加圧の均一下を図った。
【0019】
【比較例】本発明のCF−フィルムシートを用いること
なく上記の接続試験を実施したところ、モデル端子のず
れは0.35%であった。
【0020】
【実施例1】弾性率が24トン/mm2であるCF30
00本からなるヤーン(ハイカーボロンAT400、新
旭化成カーボンファイバー社製品)を平織とした織物に
エポキシ樹脂を含浸したプリプレグを、10μmの厚み
のポリエチレンテレフタレートフィルムと貼り合わせ、
フィルムの面がモデル端子と接するように重ねて上記の
接続試験を実施したところ、モデル端子のずれは0.1
5%に制限された。
【0021】
【実施例2】上記CFストランドを引き揃えて、エポキ
シ樹脂を含浸したいわゆるUDプリプレグを、厚みが1
2μmで、弾性率1000kg/mm2、熱膨張率2×
10- 6のPPTAフィルム2枚の間に挟むように貼り合
わせてシートとし、CFの方向がモデル端子の並んでい
る方向になるように重ねて、上記の接続試験を実施した
ところ、モデル端子のずれは全く発生しなかった。
【0022】
【発明の効果】本発明の方法によれば、パネル端子に基
板端子を異方性導電フィルムにより接続する際の加熱に
よるフレキシブル基板の熱膨脹を、本発明のCF−フィ
ルムシートと挟んで加圧下に保持することにより、フレ
キシブル基板材料の熱膨脹を拘束して、パネル端子との
ずれの発生を小さくすることができる。従って、今後ま
すます進むであろう端子間のピッチの細密化にも対応で
き、より高密度の端子接続を可能にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フレキシブル基板を液晶パネルに装着した状態
を示す略図である。
【図2】本発明のアウターリードボンディング方法の一
例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ドライバICが装着されたフレキシブル基板 2 液晶パネル 3 液晶ドライバ 4 インナーリード 5 ドライバIC出力端子 6 液晶パネル信号入力端子 7 異方性導電フィルム 8 加圧用ツール 9 CF−フィルムシート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶パネルに形成された信号入力端子
    と、液晶ドライバICがインナーリードボンディングさ
    れたフレキシブル基板の出力端子とを、樹脂中に導電粒
    子が分散された異方性導電フィルムによって機械的、電
    気的に接続するアウターリードボンディング方法におい
    て、フレキシブル基板の上に、200℃以上の融点を持
    つフィルムと炭素繊維を貼り合わせたシートを、フィル
    ムがフレキシブル基板の側になるように重ねて置き、そ
    の上から加圧ツールにて加熱下に加圧して両端子を接続
    することを特徴とするアウターリードボンディング方
    法。
JP394592A 1992-01-13 1992-01-13 改良されたアウターリードボンディング方法 Withdrawn JPH05190596A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007141956A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Three M Innovative Properties Co プリント回路基板の接続方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007141956A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Three M Innovative Properties Co プリント回路基板の接続方法

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Effective date: 19990408