JPH05190419A - 半導体露光方法およびその装置 - Google Patents

半導体露光方法およびその装置

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JPH05190419A
JPH05190419A JP4022056A JP2205692A JPH05190419A JP H05190419 A JPH05190419 A JP H05190419A JP 4022056 A JP4022056 A JP 4022056A JP 2205692 A JP2205692 A JP 2205692A JP H05190419 A JPH05190419 A JP H05190419A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステッパのオートフォーカス機構の測定誤差
を高精度で検出して自動的に補正する。 【構成】 オートフォーカス機構をもつステッパSによ
って、検査用のウエハ4に検査用パターンを露光、焼付
けた後、検査用ウエハ処理装置Kのディベロッパーによ
って現像する。現像されたウエハ4を再びステッパSに
搭載して、アライメント用のミラー74a,74bをレ
チクル2の窓の上方へ移動させ、アライメント光源7の
照明光によってウエハ4の検査用パターンを照射し、第
1のCCDカメラ75によってその画像を得る。すべて
の検査用パターンの各検査用マークの画像を得て制御装
置Cによって画像処理を行い、各検査用マークの画像の
評価値から、露光時のウエハ4の表面の焦点ずれを検出
し、これに基づいて前記オートフォーカス機構の補正値
を制御装置Cに記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートフォーカス(自
動焦点合わせ)機構をもつ縮小投影露光装置(以下、
「ステッパ」という)によってウエハ等基板を露光する
半導体露光方法およびその装置に関し、特にオートフォ
ーカス機構の測定手段の測定誤差を補正することによっ
て精度を向上させる半導体露光方法およびその装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】縮小投影露光装置(ステッパ)において
は、投影系のレンズとウエハ等基板の間隔および両者の
相対的傾きをフォーカスセンサー等の測定手段によって
検出して、投影レンズ系の焦点を正確に合わせることが
要求される。従来のフォーカスセンサーには、エアーを
使用した方式や光を使用した方式などがある。エアー方
式はフォーカスセンサーの先端を小さくすることができ
ないため、基板の露光領域内の傾きと面形状を細かく計
ることができない。光方式は、基板上に塗布された半透
明のレジストの上に光を当て面位置を計測しているた
め、レジスト表面からの反射光だけでなく、レジストの
中に入り、基板表面からの反射する光の影響を受けやす
い。さらに、基板表面の反射率が光の当たっている位置
によって異なるために精度が低下する。フォーカスセン
サーのこのような誤差を補正するために基板を載置する
ステージ上に光電変換可能なセンサー等を取り付け、露
光光をレンズを通して当てた時の強度、または光点の位
置、位相等からフォーカス値に変換し誤差を検出する機
構を使用する装置があり、あるいは、フォーカスセンサ
ー自体を使用し、繰り返し計測や、微小に位置をずらし
た計測によって誤差を推定する手段を設けている装置も
ある。
【0003】しかしながら、これらはいずれも露光時の
基板とレンズとの間隔および両者の相対的傾きを直接測
定するものではない。従って、製品となる基板を露光す
る前に、上記フォーカスセンサーを用いて検査用基板の
露光を行い、該検査用基板に焼付けられた検査用パター
ンを目視検査することによって焦点ぼけを検出するか、
あるいは検査用基板に焼付けられた検査用パターンの線
幅を、測長機能を持つ電子顕微鏡によって自動計測する
ことによって焦点ぼけを検出して、検出された焦点ぼけ
から、露光時の検査用基板とレンズとの間隔および相対
的傾きを算出して、以後製品となる基板の露光時に、前
記フォーカスセンサーの検出値を補正する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の装置によれば、作業者による目視検査は、検査時間が
長いために半導体製造ラインを長時間中断する必要があ
り、また、作業者の疲労や個人差による計測誤差も無視
できない問題であり、他方電子顕微鏡を用いた自動計測
には大がかりな専用装置を必要とする。
【0005】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであり、ステッパの位置合わせ装
置に設けられた撮像手段によって検査用基板の検査用パ
ターンの画像を得て、該画像に基づいてオートフォーカ
ス機構の測定手段の測定誤差を補正することにより、目
視検査または独立した検査装置を必要とすることなく、
高精度でかつ自動的にオートフォーカス機構の補正を行
うことができる半導体露光方法を提供することを目的と
する。
【0006】さらに本発明は、検査用基板のレジスト塗
布、ステッパによる検査用パターンの露光、焼付け後の
現像、前記ステッパによる検査用パターンの計測および
これに基づく前記ステッパのオートフォーカス機構の補
正を連続的かつ自動的に行うことのできる半導体露光装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の半導体露光方法は、照明光によって照射さ
れた基板の位置合わせマークの反射光を受光して前記位
置合わせマークの画像を得る撮像手段と、縮小投影レン
ズ系と前記基板の間隔および両者の相対的傾きを測定す
る測定手段とを有するステッパを用いる半導体露光方法
であって、前記ステッパによって、検査用パターンを検
査用基板に露光、焼付ける工程と、前記検査用パターン
を焼付けられた検査用基板を現像する工程と、現像され
た検査用パターンの画像を前記撮像手段によって得る工
程と、前記画像から、前記検査用基板の露光時の前記測
定手段の測定誤差を算出して制御手段に記憶させる工程
とからなり、以後の前記ステッパによる基板の露光時
に、前記測定手段の測定値が、前記制御手段に記憶され
た測定誤差に基づいて補正されることを特徴とする。
【0008】また本発明の半導体露光装置は、照明光に
よって照射された基板の反射光を受光して前記基板の位
置合わせマークの画像を得る撮像手段と、縮小投影レン
ズ系に対する前記基板の間隔および両者の相対的傾きを
測定する測定手段とを有するステッパと、レジストコー
ターおよびディベロッパーを備えた検査用基板処理装置
とからなり、前記検査用基板処理装置が、前記レジスト
コーターによってレジストを塗布された検査用基板を前
記ステッパへ搬入する第1の搬送手段と、前記ステッパ
によって露光された検査用基板を前記ディベロッパーへ
搬送する第2の搬送手段と、前記撮像手段によって得た
画像に基づいて前記測定手段の測定誤差を算出して記憶
し、以後の前記ステッパによる基板の露光時に、前記測
定手段の測定値を補正する制御装置を有することを特徴
とする。
【0009】
【作用】ステッパによって検査用パターンを露光、焼付
けられた検査用基板を現像した後、再び前記ステッパに
搭載し、該ステッパの位置合わせ機構の撮像手段を用い
て、検査用パターンの画像を得る。該画像から前記検査
用基板の露光時の該検査用基板と縮小投影レンズ系の間
隔および両者の相対的傾きを測定した測定手段の測定誤
差を算出して制御手段に記憶させる。以後の製品となる
基板の露光時には、前記制御手段によって前記測定手段
の出力が自動的に補正される。
【0010】ステッパに隣接してレジストコーター、デ
ィベロッパー、第1および第2の搬送手段、および前記
ディベロッパーからレジストコーターへ向って検査用基
板を移動させるための通路からなる検査用基板処理装置
を設けることで、検査用基板の準備処理、露光、現像お
よび測定誤差の計測を連続して自動的に行い、測定手段
の制御手段に記憶させる。
【0011】
【実施例】図1は、本実施例の半導体露光装置の一部分
を示す部分斜視図であって、縮小投影露光装置(以下、
「ステッパ」という。)Sは、露光のための照明光を発
生させる光源1、露光用シャッター1a、レチクル2を
載置するレチクルステージ2a、縮小投影レンズ系3、
製品となる基板または検査用基板であるウエハ4を保持
するウエハチャック5、ウエハチャック5を保持するX
Yステージ6、ウエハ4とレチクル2の位置合わせ(以
下、「アライメント」という。)のためのアライメント
光源7、その光学系を構成する拡散板71、ポリゴンミ
ラー72、プリズム73、レチクル2の端縁のそれぞれ
の上方に配置される1対のミラー74a,74b,プリ
ズム73から各ミラー74a,74bに到る1対の分岐
光学系および撮像手段である第1のCCDカメラ75を
備えている。
【0012】オートフォーカス機構Aは、図3に示すフ
ォーカス光源8、スリット81および測定手段である第
2のCCDカメラ82からなり、レンズ系3の近傍に配
置されるが、図1においては省略されている。
【0013】レチクル2は、レチクルパターン21およ
びその外縁部に1対のレチクルアライメントマーク22
a,22bをもち、レチクルパターン21は1対のレチ
クルマーク21a,21bを備えている。
【0014】XYステージ6は、公知の6軸駆動テーブ
ル機構等によって、XYステージ6に平行な平面内にお
ける直交する2軸(X軸、Y軸)および前記平面に垂直
な軸(Z軸)に沿って往復移動自在であり、また前記の
各X、Y、Z軸のまわりに回動調節自在である。
【0015】XYステージ6のX軸方向の位置は、XY
ステージ6と一体であるXミラー61aおよびXレーザ
ー測長器62aによって測定され、Xモーター63aに
よって移動される。同様にY軸方向の位置は、Yミラー
61b,Yレーザー測長器62bおよびYモーター63
bによって制御される。
【0016】またZ軸方向の位置は第3のCCDカメラ
(図示せず)を含むオフアクシス光学系64によって計
測され、XYステージ6の直下に設けられた駆動装置
(図示せず)によって調節される。Z軸のまわりの回動
角度、傾斜方向および傾斜角度は同じくXYステージ6
の下方に配置された駆動装置(図示せず)によって調節
される。
【0017】前述のレチクル2とウエハ4のアライメン
ト機構、オートフォーカス機構A、XYステージ6の駆
動機構等の測定値は制御手段である制御装置Cに入力さ
れ、すべての操作は自動的に制御される。
【0018】図2は半導体露光装置の全体を示す斜視図
であって、図1に示したステッパSに隣接して検査用基
板処理装置である検査用ウエハ処理装置9が設けられ
る。検査用ウエハ処理装置9は、検査用基板であるウエ
ハ4に準備処理としてレジストを塗布するレジストコー
ター91、レジストを塗布されたウエハ4をステッパS
へ搬入する第1の搬送手段である第1オートハンド9
2、ステッパSによって露光されたウエハ4をステッパ
Sから搬出する第2の搬送手段である第2オートハンド
93、露光後のウエハ4を現像するディベロッパー9
4、およびこれらの一連の動作を連続的に行うためのウ
エハ4の通路である第1〜第5の通路95a〜95eを
備えている。
【0019】次に図5を合わせ参照することによって、
検査用基板であるウエハ4の準備処理、露光、焼付けお
よび現像から、前記ウエハ4に焼付けられた検査用パタ
ーンの焦点ぼけ(以下、「デフォーカス」という)の計
測および該デフォーカスからオートフォーカス機構Aの
測定誤差の算出等を一貫して自動的に行う手順を説明す
る。
【0020】第1通路95aのスタート地点STに載置
されたウエハ4は(ステップS001)、レジストコー
ター91に運ばれてレジストを塗布され(ステップS0
02)、第2通路95bから第1オートハンド92によ
ってステッパSへ搬入される(ステップS003)。
【0021】ステッパSに搬入されたウエハ4の第1露
光領域4aが縮小投影レンズ系3の直下に位置するよう
に、XYステージ6をX軸およびY軸方向に所定の距離
だけ移動させるプリアライメントを行い(ステップS0
04)、次いで、前記第1の露光領域4aのアライメン
トおよびオートフォーカス(いずれも後述する)が行わ
れ、露光用シャッター1aを開いて、前記第1の露光領
域4aを露光し、検査用パターン(後述する)を焼付け
る。
【0022】第1の露光領域4a(図7参照)の露光焼
付け後、XYステージ6を移動させて前記ウエハ4の第
2の露光領域を縮小投影レンズ系3の直下に位置させ、
該露光領域のアライメント、オートフォーカス、露光、
焼付けを順次行い、以後順次周知のステップアンドリピ
ートの手順で前記ウエハ4のすべての露光領域を露光焼
付けする(ステップS005)。
【0023】このようにして露光、焼付けされたウエハ
4は、第2オートハンド93によって第3通路95cへ
搬送され(ステップS006)、ディベロッパー94に
よって前記検査用パターンの現像を行う(ステップS0
07)。
【0024】さらに、第4通路95dおよび第5通路9
5eを経て再び第1通路95aへ送られ、レジストコー
ター91を素通りして第2通路95bへ到達し、再度第
1オートハンド92によってステッパSへ搬入される
(ステップS008)。
【0025】ステッパSにおいては、露光時と同様のプ
リアライメントの後(ステップS009)、ウエハ4の
検査用パターンの画像をCCDカメラ75によって撮像
し、その映像処理(後述する)によってステッパSのオ
ートフォーカス機構Aの測定誤差を算出し、これに基づ
く補正量を制御手段である制御装置Cに記憶させる(ス
テップS010)。
【0026】上記の検査を終えたウエハ4は再び第2オ
ートハンド93によって第3通路95cへ搬送され、デ
ィベロッパー94を素通りして第4通路95dのエンド
地点ENから装置外へ取出される(ステップS01
1)。
【0027】次に、前述のプリアライメント、アライメ
ント、オートフォーカスおよびステップアンドリピート
によるウエハ4の露光工程、および現像後のウエハ4の
検査用パターンのデフォーカスの計測工程についてそれ
ぞれ詳しく説明する。
【0028】まず、ウエハ4をステッパSに搬入する以
前に、レチクルステージ2aの位置を調節して、レチク
ル2と縮小投影レンズ系3の上面に付けられた1対のセ
ットマーク73a,73bとレチクル2に設けられた前
記のレチクルアライメントマーク22a,22bによる
レチクルアライメントを行う。ウエハ4をXYステージ
6上のウエハチャック5に吸着させた後、オフアクシス
光学系64によって、ウエハ4の1対のウエハマーク4
b,4cのそれぞれのZ軸方向の位置が測定され、その
測定結果に基づいてXYステージ6のZ軸方向の位置が
設定され、次いでXYステージ6をX軸およびY軸方向
に移動させて、ウエハ4の第1の露光領域4aを縮小投
影レンズ系3の直下に位置させる(プリアライメン
ト)。
【0029】次に図4で示すように、ウエハ4の第1の
露光領域4a上にフォーカス計測ポイントSP1,SP
2,SP3,SP4,SP5を設定し、図3のオートフ
ォーカス機構Aによって、各計測点に照明した光の点の
ずれを計る。この様に露光領域内で5点の計測を行うの
は、各計測点間の高さの違いから、フォーカス面の傾き
を計測するためである。各照明光は光源51から照射さ
れた光を並行光にし、スリット52で5つの光点に分離
し、ウエハ4に斜めから照明する。ウエハ4で反射した
光は第2のCCDカメラ82に結像する。該第2のCC
Dカメラ82の光点の位置は、ウエハ4の高さに比例し
てシフトする。制御装置Cで光点のシフト量を計算し、
5点のシフト量からXYステージ6のZ軸方向の移動量
と傾斜量を算出して、これに基づいてXYステージ6の
駆動装置(図示せず)を駆動し、焦点合わせを行う(オ
ートフォーカス)。
【0030】オートフォーカス終了後、レチクル2とウ
エハ4の位置合わせであるアライメントを行う。アライ
メント光源7から照射された露光光の波長とほぼ等しい
光は、拡散版71で拡散され、照度むらを無くした後、
ポリゴンミラー72でスキャンさせ照明領域を拡大し、
プリズム73で右側と左側の分岐光学系に分けられる。
左側光学系について説明すると、アライメント光は、ミ
ラー74bにより縮小投影レンズ5に照射され、ウエハ
マーク4bを照明する。反射光によるウエハマーク4b
の像は、縮小投影レンズ系を逆進して、レチクルアライ
メントマーク22bの像と共に、ミラー74bおよびプ
リズム73を通り、エレクターレンズ75aで拡大さ
れ、第1のCCDカメラ75に結像する。右側アライメ
ント光学系も同様である。 得られた画像は制御装置C
で処理され、ズレ量を計算し、レチクル2を乗せてある
レチクルステージ2aを微小移動し、アライメントを行
う。アライメント完了と同時に、レチクル2上のレチク
ルパターン21を焼付けるための露光用シャッター1a
を開く。レチクルパターン21に照射された露光光源1
の光は、縮小投影レンズ5を通して1/5に縮小され、
ウエハ4の上に塗布されているレジストを感光する。こ
のようにして検査用パターン41をウエハ4上に転写す
る。検査用パターン41は図8に示される様に、2次元
的に複数配置された検査用マーク41aからなる。
【0031】第1の露光領域4aの露光、焼付けを終了
の後、XYステージ6を移動させて第2の露光領域を縮
小投影レンズ系3の直下へ位置させ、前記第1の露光領
域4aと同様にオートフォーカス、アライメントおよび
露光、焼付けを行う。
【0032】以後、ステップアンドリピートの手順でウ
エハ4のすべての露光領域にレチクルパターン21によ
る検査用パターン41を露光、焼付ける。
【0033】ただし、各露光領域のオートフォーカスに
ついては、縮小投影レンズ系3とXYステージ6との距
離を、各露光領域ごとに少しずつ段階的に変化させるこ
とによって、縮小投影レンズ系3とXYステージ6上の
ウエハ4との間隔すなわち両者のZ軸方向の距離(以
下、「フォーカス」という)を各露光領域ごとに変化さ
せる。
【0034】これは、上記の方法で露光され、次いでデ
ィベロッパー94によって現像されたウエハ4の計測工
程(ステップS010)において最適フォーカスを検出
するために必要である。
【0035】次に、この計測工程(ステップS010)
について説明する。
【0036】ミラー74aおよび74bをレチクル2の
計測用窓23aおよび23b(図8に示す)の位置に移
動させる。同時に2つの計測用窓を使用し計測すると、
処理時間が約1/2になるため効果的である。
【0037】現像されたウエハ4の各露光領域を順次X
Yステージ6をステップアンドリピートさせながら検査
するが、検査の場合XYステージ6の動きは露光時とは
異なる。露光領域内の2次元的に複数配置されたすべて
の検査用マーク41aを観察できる様に微小なステップ
でXYステージ6を移動させる。検査用マーク41aの
計測は図6に示す手順で行われる。
【0038】XYステージを移動して(ステップSB0
01)位置決めし、任意の1つの露光領域の検査用パタ
ーンの画像を第1のCCDカメラ75で取込み、画像処
理による後述するオートフォーカス(ステップSB00
2)を行い、XYステージ6のZ軸方向の位置を設定す
る。
【0039】次に、画像処理によって上記の検査用マー
ク41aから得られる評価値(後述する)が測定され、
制御装置C内に蓄積される(ステップSB003)。前
記露光領域内の全ての検査用マーク41aの評価値を測
定した後、次の露光領域へ移動し、同様の計測を行う。
【0040】次に、制御装置C内に蓄積された評価値の
データから、以下の方法で最適フォーカスBF、すなわ
ち縮小投影レンズ系3の焦点距離に最も近くなる場合の
フォーカスを推定する。前述したとおり、各露光領域に
検査用パターンを露光、焼付けるに当たって、各露光領
域ごとにフォーカスを段階的に変化させてあるため、各
露光領域内の特定位置、例えば、その中心に配置された
検査用パターンの評価値をプロットして図12に示す曲
線を得て、その最大値を最適フォーカスBFと推定する
ことができる。
【0041】さらに、ウエハに焼付けられた全部の検査
用マークのそれぞれの評価値の分布から露光時のウエハ
4の傾きが測定される。すなわち、各検査用マークの評
価値から露光時の各検査用マークに対するフォーカスを
求める。ただし最適フォーカスBFに対してプラスかマ
イナスかの判断はできないので、符号を判定したい検査
用マークのフォーカスについて各露光領域内で同じ位置
にある複数個の検査用マークの評価値の振るまいから判
断する。
【0042】例えば、図13(a)の様にある傾きをも
って露光された露光領域の検査用マークの評価値の変化
を点P1および点P2についてプロットしたのが図13
(b)であり、点P1は露光領域におけるフォーカスが
1 からf3 へプラス方向に変化するにつれて単調増加
していることから、次第に最適フォーカスBFに近づい
ていることが判かる。点P2についてはこの逆であり、
従ってP1はフォーカスが増加する点でありP2はフォ
ーカスが減少する点であったことが判明する。図13
(c)および図13(d)はP1とP2が逆の立場にあ
った場合を示す。
【0043】このようにして、各検査用マークの評価値
から求められたフォーカスをプロットすると、図14の
実線で示すように、露光時のウエハ表面の傾きが得られ
る。前述の最適フォーカスBFおよび図14の実線で示
す検査用ウエハの露光時の傾きから、第2のCCDカメ
ラ82によって測定されたウエハの表面(点線で示す)
とのずれ、すなわち第2のCCDカメラ82の測定誤差
を算出し、制御装置Cに記憶させる。以後、製品となる
ウエハの露光時には、第2のCCDカメラによって得ら
れた測定値が、制御装置C内に記憶された測定誤差に基
づいて自動的に補正される。
【0044】従ってオートフォーカス機構Aの測定誤差
による焦点ぼけのない半導体製品を生産することができ
る。
【0045】次に、第1のCCDカメラ75によって取
込まれた検査用パターンの画像から、前述の評価値を求
める方法を説明する。
【0046】まず、検査用基板であるウエハは、一般的
に、半導体製造においていくつかの前行程を経たもので
あり、検査用パターンを露光、焼付ける部分は配線等の
凹凸等が無い領域を使用する。例えば、図9(a)のよ
うな半導体のチップと足を接続するためのボンディング
パット部等を利用するとよい。この領域は半導体製造の
全工程において常に凹凸がない。この領域に図9(b)
のような検査用パターンを形成する。1度に露光可能な
領域内に複数の半導体チップを作成する場合、ボンディ
ングパットは露光領域内に2次元的に配置されるため面
形状の測定に適している。図9(a)は露光領域内に3
つのチップを作成した場合の状態を示している。
【0047】本発明の実施例のレジストコーター91よ
って、レジストREを塗布した状態を図10(a)に示
し、ステッパSによってレチクルパターンが露光、焼付
けられ、ディベロッパー94によって現像されたレジス
トREの断面形状を図10(b)に示す。
【0048】第1のCCDカメラ75が取込む検査用パ
ターンの画像は、図10(c)となり、制御装置Cにお
いて処理する時点で図10(d)のような、マーク長軸
方向に圧縮された信号となる。
【0049】次に、検査用パターンの評価値の算出方法
説明する。評価値は、第1のCCDカメラ75で捕らえ
た信号のコントラストを求めている。フォーカスについ
て説明すると、図10(e)はベストフォーカスの場合
の現像後のレジスト断面形状と信号パターンを示してい
る。また、図10(f)はデフォーカスの場合のレジス
ト断面形状と信号を示している。信号のコントラスト
は、次式で求める。
【0050】 Con(x)=|f(x−1)−f(x+1)| この式は信号の微分を表す。次にこのコントラストのヒ
ストグラムを求める。図10(e)の微分ヒストグラム
は図11(a)の様になり、図10(f)の微分ヒスト
グラムは図11(b)の様になる。このヒストグラムの
分布の上位10%程度、あるいはオペレータが設定した
割合の面積の重心を計算し、コントラスト評価値として
いる。
【0051】各露光領域において所定の位置、例えばそ
の中心に位置する検査用マークの評価値eを各露光領域
のフォーカスfごとにプロットすると図12のようにな
る。評価値eの最大値PFを示した露光時のフォーカス
fが最適フォーカスBFである。
【0052】また、すべての検査用マークのそれぞれの
評価値の分布を求めると、図14に実線で示すような露
光時のウエハの表面の傾斜が求められる。
【0053】次に、前述の画像処理によるオートフォー
カス(画像AF)について説明する。
【0054】画像AFには、フォーカスマーク4d,4
eを使用する。最も適切なXYステージ6の高さ、すな
わちベストフォーカスを求めるには、前述と同様の画像
処理によって画像のぼけ具合いを、定量化する評価関数
を用いている。XYステージ5を高さ方向に変位させな
がら画像を取込み、そのときの評価関数の評価値を制御
装置Cによってプロットし、最も評価値が高いと判定さ
れたXYステージ5の高さをベストフォーカスBFとし
ている。画像AF機構を付加することにより、検査の測
定精度が向上し、計測の安定性が増大する。
【0055】この検査工程を使用することにより、縮小
投影露光装置の自己検査も可能である。従来、検査作業
者がバーニア評価で行っていた、縮小投影レンズの評価
が、レジストの塗布、露光、現像、検査のすべてが本発
明で示される自動検査工程で置き換えられる。
【0056】次に、図15に基づいて第2実施例を説明
する。
【0057】本実施例は、アライメント用のスコープに
取り付けられたミラーをレチクルの任意の点に移動でき
る形式のステッパを用いる。すなわち図15(a)に示
すように、ミラー174がX軸移動装置175の先に取
り付けてあり、該X軸移動装置175の駆動によってミ
ラー174をX軸上の任意の位置に移動させられる。
【0058】また、前記X軸移動装置175はY軸移動
装置176に乗っておりX軸移動装置175全体がY軸
上の任意の点に移動できる。これによってミラー174
はレチクル102上方の任意の位置に移動可能である。
ミラー174の位置を変えることにより、撮像手段で
ある第1のCCDカメラ179までの光路長が変化して
しまうので、この光路長の補正機構として図15(b)
に示す光路長補正装置をX軸移動装置175に配置す
る。ミラー174が伸びた時、光路長補正装置178の
内部ミラー178aが上に移動して内部の光路長を短く
する。反対にミラー174が接近した場合は光路長補正
装置178の内部の光路長が長くなる。
【0059】すなわち、光路長補正装置178の内部ミ
ラー178aをX軸移動装置175に連動させておけ
ば、反射光を受光する第1のCCDカメラ179までの
光路長は一定に保たれる。
【0060】第1のCCDカメラ179によってウエハ
のアライメントを行って検査用パターンを露光、焼付け
し、現像後のウエハを再びステッパに搭載して焼付けら
れた検査用パターンの測定を行う工程については、第1
実施例と同様であるので説明は省略する。
【0061】次に、図16に基づいて第3実施例を説明
する。
【0062】本実施例においては、焼付けられた検査用
パターンを計測するアライメント用のミラーは、常に固
定された位置にある。縮小投影レンズ系203を経てア
ライメント用光源207の照明光を検査用パターンに照
射するミラー274はレチクル202に描かれているレ
チクルパターンをウエハ204に露光する際、露光光を
遮らない位置に設定されている。ウエハ204に焼付け
られた検査用マークを観察するには、ミラー274が固
定されているので、ウエハ204を乗せているXYステ
ージ205の位置制御だけで行っている。例えば、図1
6に示される1つの露光領域内の複数の検査用マーク2
41aは、XYステージ205を前記検査用マークの間
隔だけ移動させて、各検査用マーク241aからの反射
光を撮像手段である第1のCCDカメラ275に入射さ
せる。
【0063】第1のCCDカメラ275によって取込ま
れた検査用マークの画像は第1実施例と同様の制御装置
(図示せず)で処理され、評価値が算出される。他の点
については第1実施例と同様であるので説明は省略す
る。
【0064】なお、図1に示した縮小投影レンズ系を通
らないオフアクシス光学系64を用いて検査用パターン
の画像を得ることも可能である。この場合は、ウエハに
検査用パターンを露光、焼付けるためのアライメントに
おいて、前記オフアクシス光学系による計測を利用して
もよい。この場合は、グローバルアライメントにより露
光される。
【0065】焼付けられた検査用マークを観察するに
は、オフアクシス光学系64が固定されているので、ウ
エハ4を乗せているXYステージ5をオフアクシス光学
系64の直下へ移動させる。該オフアクシス光学系64
は光源と顕微鏡、撮像手段であるCCDカメラ等で構成
されている。光源から発射された光で照明されたウエハ
上の検査用マークは、顕微鏡で像が拡大され前記CCD
カメラに結像する。
【0066】前記CCDカメラで取込まれた画像は、制
御装置Cで処理され、評価値が求められる。XYステー
ジ5の移動と画像取込みと、取込まれた画像の処理は、
ステップアンドリピートですべての検査用マークについ
て行われる。
【0067】また、第2実施例と第3実施例において
は、レチクルに検査用マーク観察用の窓を設ける必要が
ない。
【0068】ここまでの説明では、検査用マークは、下
が平坦な領域、例えばボンディングパット部として説明
した。そのような領域を使用できない場合は、図9
(d)に示される検査用マークを利用してもよい。図9
(d)に示される評価マークは、X軸方向の線パターン
とY軸方向の線パターンの両方をもっている。このパタ
ーンを用いて下にパターンのない領域に露光を行えば、
CCDカメラで観察される検査用マークは図9(d)の
ようになる。
【0069】また、下にICの配線パターンがある場
合、例えばY軸方向の線パターンYLの領域では図9
(e)のように観察される。画像処理によるフォーカス
量の評価は横線パターンのみで行えば正しい評価値が得
られる。しかも計測位置MPに制限がなくなる。画像処
理によるフォーカス量の評価は、マーク長軸方向への圧
縮方向を変更することで簡単に対応できる。このように
検査用パターンを縦、横あるいは斜めと選択することに
よって、検査用マークの専有面積を少なくできる。
【0070】さらに、特別な検査用パターンの入ってい
るレチクルを使用しないで、ICを製造するレチクルを
そのまま使用することも可能である。すなわち、上層と
なるパターンの露光された配線パターンそのものを検査
用パターンとして使用するのである。この場合は、レチ
クル設計時に、パターンの方向および位置が分かってい
るので、簡単な操作でステッパにパラメータとして検査
用パターンの位置と方向を入力すれば可能である。
【0071】実施例1においては、アライメント用光源
7をHeCdレーザー等の露光光に近いものを使用する
が、これに限らず、例えばHeNeレーザー等の非露光
光を使用してもよい。この場合は、色収差を補正する光
学系が必要である。
【0072】露光量または露光フォーカスの評価値の算
出方法として、検査用マークのエッジ長を計る方法もあ
る。この場合、レジストとして残っている部分と、その
他の部分の割合(デューティ)を求めると評価しやす
い。
【0073】検査用マークとしてハッチングパターンを
使用しCCDカメラで画像として捕らえたときの明るさ
の分布(ヒストグラム)を求めて評価することもできる
できる。
【0074】例えば、最適露光が行われた場合、パター
ンとエッジのコントラストが高いのでヒストグラムはエ
ッジ部とその他の部分に別れ、きれいな2分化された分
布となる。ところが最適露光されなかった場合、エッジ
のコントラストが下がるためヒストグラムの2分化され
た分布とはならない。
【0075】また検査用マークの形状は、露光によって
露光部と非露光部が区別できるものであれば、いかなる
ものでもよい。
【0076】加えて、発明は、ステッパなどの縮小投影
露光装置に限らず、すべてのアライメント用の計測光学
系を持つ露光装置に使用できる。
【0077】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0078】ステッパのオートフォーカス機構の測定手
段の測定誤差を、目視検査または独立した検査装置を使
用することなく高精度で検出し、かつ前記測定手段の出
力を自動的に補正することができる。また検査用基板を
隣接する検査用基板処理装置のスタート地点に載置する
だけで、検査用基板の準備処理から前記測定手段の補正
までを連続して自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のステッパを示す部分模式斜視図で
ある。
【図2】第1実施例の全体を示す模式斜視図である。
【図3】オートフォーカス機構を説明する説明図であ
る。
【図4】ウエハの第1の露光領域の計測点を示す説明図
である。
【図5】第1実施例のフローチャートである。
【図6】検査用マークの計測工程を示すフローチャート
である。
【図7】レチクルパターンとウエハの関係を示す説明図
である。
【図8】ウエハに焼付けられた検査用マークを示す説明
図である。
【図9】検査用パターンの配置および形状を説明するも
ので、(a)はボンディングパット上の検査用パターン
の配置、(b)は(a)の円K内の検査用パターンの拡
大形状、(c)はICパターンに重ねた検査用パターン
の配置、(d)は(c)の円L内の検査用パターンの拡
大形状、(e)は(c)の円M内の検査用パターンの拡
大形状をそれぞれ示す説明図である。
【図10】ウエハ上のレジスト膜の形状と第1のCCD
カメラによる画像および制御装置に入力される画像信号
を示すもので、(a)は露光前のレジスト膜の部分断面
図、(b)は検査用パターンを露光、焼付けおよび現像
後のレジスト膜の部分断面図、(c)は(b)の画像、
(d)は制御装置に入力される(c)の画像信号、
(e)はベストフォーカスの場合の検査用パターンの断
面形状および画像信号、(f)はデフォーカスの場合の
検査用パターンの断面形状および画像信号をそれぞれ示
す説明図である。
【図11】図10の微分ヒストグラムを示すもので、
(a)は図10(e)の微分ヒストグラム、(b)は図
10(f)の微分ヒストグラムである。
【図12】各露光領域の所定位置に配置された検査用マ
ークの評価値(e)と、各露光領域のフォーカスfの関
係を示すグラフである。
【図13】各露光領域の傾きと評価値の変化から、各検
査用マークに対するフォーカスの負号を判別する方法を
示す図であって、(a)はベストフォーカス面に対して
右上りに傾斜した各露光領域を示す模式図、(b)は
(a)の各点P1 ,P2 について評価値をプロットした
グラフ、(c)はベストフォーカス面に対して右下がり
に傾斜した各露光領域を示す模式図、(d)は(c)の
各点P1 ,P2 について評価値をプロットしたグラフで
ある。
【図14】評価値の分布から得られた露光時のウエハの
表面の傾きを示す説明図である。
【図15】第2実施例を説明する模式図であって、
(a)は部分平面図、(b)は光路長補正装置の詳細を
示す模式図である。
【図16】第3実施例を説明する模式図である。
【符号の説明】
S ステッパ A オートフォーカス機構 C 制御装置 1 光源 2 レチクル 3 縮小投影レンズ系 4 ウエハ 4a 第1の露光領域 41 検査用パターン 41a 検査用マーク 6 XYステージ 7 アライメント光源 8 フォーカス光源 9 検査用ウエハ処理装置 64 オフアクシス光学系 74a,74b ミラー 75 第1のCCDカメラ 82 第2のCCDカメラ 91 レジストコーター 92 第1オートハンド 93 第2オートハンド 94 ディベロッパー 95a〜95e 第1〜第5通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7352−4M H01L 21/30 301 W 7352−4M 311 N

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光によって照射された基板の反射光
    を受光して前記基板位置合わせマークの画像を得る撮像
    手段と、縮小投影レンズ系の焦平面に対する前記基板の
    面位置を測定する測定手段とを有するステッパを用いる
    半導体露光方法であって、前記ステッパによって検査用
    パターンを検査用基板に露光、焼付ける工程と、焼付け
    られた検査用パターンを現像する工程と、現像された検
    査用パターンの画像を前記撮像手段によって得る工程
    と、得られた画像から前記検査用基板の露光時の前記測
    定手段の測定誤差を算出して制御手段に記憶させる工程
    とからなり、以後の前記ステッパによる基板の露光時
    に、前記測定手段の測定値が、前記制御手段に記憶され
    た測定誤差に基づいて補正されることを特徴とする半導
    体露光方法。
  2. 【請求項2】 ステッパによって、検査用基板の複数の
    露光領域のそれぞれに検査用パターンを露光、焼付ける
    たびごとに、縮小投影レンズ系と前記検査用基板の間隔
    を変更し、露光領域が変わることによる前記検査用パタ
    ーンの画像の評価値の推移から、測定手段による前記間
    隔の測定誤差を推定するとともに、すべての検査用パタ
    ーンのそれぞれの画像の評価値の分布から、前記測定手
    段による前記検査用基板の傾きの測定値の誤差を算出す
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体露光方法。
  3. 【請求項3】 撮像手段が、基板とレチクルのアライメ
    ントに使用されるものであることを特徴とする請求項1
    または2記載の半導体露光方法。
  4. 【請求項4】 撮像手段が、基板と縮小投影レンズ系の
    アライメントに使用されるものであることを特徴とする
    請求項1または2記載の半導体露光方法。
  5. 【請求項5】 撮像手段が、オフアクシス光学系に使用
    されるものであることを特徴とする請求項1または2記
    載の半導体露光方法。
  6. 【請求項6】 照明光によって照射された基板の反射光
    を受光して前記基板の位置合わせマークの画像を得る撮
    像手段と、縮小投影レンズ系の焦平面に対する前記基板
    の面位置を測定する測定手段とを有するステッパと、レ
    ジストコーターおよびディベロッパーを備えた検査用基
    板処理装置とからなり、前記検査用基板処理装置が、前
    記レジストコーターによってレジストを塗布された検査
    用基板を前記ステッパへ搬入する第1の搬送手段と、前
    記ステッパによって露光された検査用基板を前記ディベ
    ロッパーへ搬送する第2の搬送手段と、前記撮像手段に
    よって得た画像に基づいて前記測定手段の測定誤差を算
    出して記憶し、以後の前記ステッパによる基板の露光時
    に、前記測定手段の測定値を補正する制御装置を有する
    ことを特徴とする半導体露光装置。
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