JPH05190053A - スイッチ構造 - Google Patents

スイッチ構造

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JPH05190053A
JPH05190053A JP1940092A JP1940092A JPH05190053A JP H05190053 A JPH05190053 A JP H05190053A JP 1940092 A JP1940092 A JP 1940092A JP 1940092 A JP1940092 A JP 1940092A JP H05190053 A JPH05190053 A JP H05190053A
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JP
Japan
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switch
reversing spring
contacts
spring
switch structure
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JP1940092A
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English (en)
Inventor
Toshio Kamata
寿雄 鎌田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型化が可能になるし、部品点数の削減によ
るコストダウンを図ることができるスイッチ構造を提供
することである。 【構成】 基板3の実装面にパターンから成る複数の接
点(共通接点5、常開接点6、7)を形成し、この基板
1の実装面に、押圧により接点に接触して接点間を短絡
させる導電性のばね板からなるプレートスイッチ部1を
設けて、スイッチ構造の薄型化、部品点数の削減による
コストダウンを図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は反転ばねの押圧反転によ
り接点間を短絡するスイッチ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のスイッチ構造として、図
15に示すように凹部40に複数の接点41、42、4
3を有し且つ凹部40上面がカバーで覆われたスイッチ
本体45と、スイッチ本体45の凹部40内に収容され
たドーム状の反転ばね46とを備え、反転ばね46の押
圧反転により接点間を短絡させるようにしたものは公知
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスイッチ構造にあっては、凹部40に複数の接点4
1、42、43を有し且つ凹部40上面がカバーで覆わ
れたスイッチ本体45を備えているために、スイッチ構
造の薄型化および部品点数の削減によるコストダウンに
は限界があった。
【0004】また、従来のスイッチ構造にあっては、凹
部40の底部に接点41、42、43の外方に位置させ
て前記反転ばね46を支持する段差部47が形成してあ
るが、この段差部47の角部は直角になされていた。こ
のために、反転ばね46の動作時のこの反転ばね46の
傾斜角度Tが大きくなり、それだけ応力が増加すると共
に、磨耗が増加して反転ばね46の寿命が短くなってい
たし、また、反転ばね46のストロークを大きくするこ
とができないという問題点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第1の目的とするところは、薄型
化が可能になるし、部品点数の削減によるコストダウン
を図ることができるスイッチ構造を提供することにあ
る。
【0006】また、本発明の第2の目的とするところ
は、薄型化が可能になるばかりか、生産性の向上および
部品点数の削減によるコストダウンを図ることができる
スイッチ構造を提供することにある。
【0007】また、本発明の第3の目的とするところ
は、小さいストロークで二段のスイッチング動作を確実
に行うことが可能になり、スイッチ構造の薄型化を促進
することができるスイッチ構造を提供することにある。
【0008】また、本発明の第4の目的とするところ
は、小さいストロークで二段のスイッチング動作を確実
に行うことが可能になり、スイッチ構造の薄型化を促進
することができるばかりか、スイッチング動作にクリッ
ク感触をもたせることができるスイッチ構造を提供する
ことにある。
【0009】また、本発明の第5の目的とするところ
は、反転ばねの動作時この反転ばねの傾斜角度が従来の
段差部の角部が直角である場合に比べて小さくなり、そ
れだけ応力が減少すると共に、磨耗が減少して反転ばね
の寿命をのばすことができるし、また、反転ばねのスト
ロークを大きくすることができるスイッチ構造を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明は、基板の実装面にパターンから成
る複数の接点を形成し、この基板の実装面に、押圧によ
り接点に接触して接点間を短絡させる導電性のばね板か
らなるプレートスイッチ部を設けたことを特徴とする。
【0011】また、上記の第2の目的を達成するため
に、本発明は、請求項1記載のスイッチ構造において、
プレートスイッチ部を、ばねフープ材にこれの長手方向
に所定の間隔をおいて複数の二段スイッチ機構をプレス
による打ち抜き加工によって形成して構成した。
【0012】また、上記の第3の目的を達成するため
に、本発明は、請求項2記載のスイッチ構造において、
二段スイッチ機構は、その中央のドーム状の反転ばね部
とこの反転ばね部の外方に位置する環状の腕部とを備
え、反転ばね部を連結腕部により腕部に連結し、前記腕
部をばねフープ材本体に連結して構成した。
【0013】また、上記の第4の目的を達成するため
に、本発明は、請求項2記載のスイッチ構造において、
二段スイッチ機構は、その中央のドーム状の反転ばね部
とこの反転ばね部の外方に位置する環状の腕部とを備
え、反転ばね部を連結腕部により腕部に連結し、前記腕
部をばねフープ材本体に連結し、腕部の外周部に突出部
を形成し、これらの突出部に絞り加工を施して構成し
た。
【0014】上記の第5の目的を達成するために、本発
明は、凹部に複数の接点を有し且つ凹部上面がカバーで
覆われたスイッチ本体と、スイッチ本体の凹部内に収容
されたドーム状の反転ばねとを備え、反転ばねの押圧反
転により接点間を短絡するスイッチ構造であって、凹部
の底部に接点の外方に位置させて前記反転ばねを支持す
る段差部を形成し、この段差部の角部を反転ばねの動作
時の傾斜角度を小さくする形状にしたことを特徴とす
る。
【0015】
【作用】請求項1に記載のスイッチ構造にあっては、ス
イッチ構造の薄型化が可能になるし、部品点数の削減に
よるコストダウンを図ることができる。
【0016】請求項2に記載のスイッチ構造にあって
は、スイッチ構造の薄型化が可能になるばかりか、生産
性の向上および部品点数の削減によるコストダウンを図
ることができる。
【0017】また、請求項3記載のスイッチ構造にあっ
ては、小さいストロークで二段のスイッチング動作を確
実に行うことが可能になり、スイッチ構造の薄型化を促
進することができる。
【0018】また、請求項4記載のスイッチ構造にあっ
ては、小さいストロークで二段のスイッチング動作を確
実に行うことが可能になり、スイッチ構造の薄型化を促
進することができるばかりか、スイッチング動作にクリ
ック感触をもたせることができる。
【0019】また、請求項5記載のスイッチ構造にあっ
ては、反転ばねの動作時のこの反転ばねの傾斜角度Sが
従来の段差部の角部が直角である場合に比べて小さくな
り、それだけ応力が減少すると共に、磨耗が減少して反
転ばねの寿命をのばすことができるし、また、反転ばね
のストロークを大きくすることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1(1)は本発明に係わるスイッチ構造の平面
図、図1(2)は図1(1)のA−A線に沿う断面図、
図3は同斜視図である。本発明に係わるスイッチ構造の
一実施例はプレートスイッチ部1を基板3に段差形成部
材4を介して取り付けて構成されている。
【0021】すなわち、前記基板3には接点として使用
するパターンが形成してあり、これらのパターンは中央
の共通接点5としてのパターンと左の第1の常開接点6
としてのパターンと右の第2の常開接点7としてのパタ
ーンとである。そして、第1の常開接点6の先部は右側
に直角に折れ曲がっており、また、第2の常開接点7の
先部は左側に直角に折れ曲がっていて、共通接点5と第
1の常開接点6の折曲部6aとの間の中央に第2の常開
接点7の折曲部7aが位置している。
【0022】そして、前記基板3の実装面には共通接点
5と第1の常開接点6の折曲部6aと第2の常開接点7
の折曲部7aとを挟むようにして帯状の2本の段差形成
部材4が平行に取り付けてある。この段差形成部材4は
テープでもよいし、また絶縁材を帯状にしたものでもよ
い。
【0023】前記プレートスイッチ部1は図3に示すよ
うにばねフープ材11に二段スイッチ機構2をプレスに
よる打ち抜き加工によって形成したものである。二段ス
イッチ機構2はばねフープ材11に、これの長手方向に
所定の間隔をおいて複数形成してある。
【0024】これらの二段スイッチ機構2は、その中央
のドーム状の反転ばね部8とこの反転ばね部8の外方の
位置する円環状の腕部9とを備えており、反転ばね部8
はその左右側(ばねフープ材11の長手方向)において
連結腕部10により腕部9に連結されており、また、前
記腕部9はその左右側においてばねフープ材本体11a
に連結されている。そして、腕部9の外周部の前後側に
は突出部12が形成してあり、これらの突出部12は絞
り加工が施されている。また、ばねフープ材本体11に
は隣り合う二段スイッチ機構2間に位置させてスリット
13と固定用孔14とが形成してある。
【0025】上記のように構成されたプレートスイッチ
部1は2本の前記段差形成部材4上に載置固定される。
この固定は前記固定用孔14を利用してビス止め等によ
り行われる。この場合、前記腕部9の外周部の前後側の
突出部12が段差形成部材4の上面に当接し、反転ばね
部8の中央部の真下に第2の常開接点7の折曲部7aが
位置し、反転ばね部8の前部の真下に共通接点5が位置
し、反転ばね部8の後部の真下に第1の常開接点6の折
曲部6aが位置している。
【0026】次に上記の実施例の動作を説明する。上記
のように構成されたスイッチ構造は、その反転ばね部8
が押圧されることにより二段のスイッチング動作を行う
ものである。反転ばね部8が押圧されない状態では、図
1(2)に示すように共通接点5、第1、第2の常開接
点6、7は反転ばね部8に接触していない。
【0027】前記反転ばね部8が押圧されると図4
(1)に示すように反転ばね部8が共通接点5と第1の
常開接点6とに接触し、一段目のスイッチング動作が行
われる。反転ばね部8がさらに押圧されると図4(2)
に示すように反転ばね部8が反転して共通接点5と第1
の常開接点6との接触のみならず、共通接点5と第2の
常開接点7との接触がなされ二段目のスイッチング動作
が行われる。
【0028】上記のスイッチング動作のタイムチャート
は図5のようになり、動作モデル曲線は図6のようにな
る。なお、図6においてOF1およびOF2は動作に必
要な力であり、図5および図6においてFPは自由位
置、PT1、PT2は動作までの動きを示している。
【0029】図6においてPT1の終点の前後で荷重が
急激に変化して押圧する側に反転ばね部8のクリック感
触を与えるが、このクリック感触をもたせるために前記
腕部9の外周部の前後側の突出部12に絞り加工が施さ
れているのである。
【0030】また、本発明に係わるスイッチ構造をプレ
ートスイッチ部1を基板3に段差形成部材4を介して取
り付けて構成したが、必ずしもこれに限らず、図7に示
すようにばねフープ材本体11aに段差部11bを形成
して段差形成部材4を省略してもよい。
【0031】上記の実施例によれば、基板3の実装面に
パターンから成る複数の接点5、6、7を形成し、この
基板1の実装面に、押圧により接点に接触して接点間を
短絡させる導電性のばね板からなるプレートスイッチ部
1を設けたから、スイッチ構造の薄型化が可能になる
し、部品点数の削減によるコストダウンを図ることがで
きる。
【0032】また、プレートスイッチ部1を、ばねフー
プ材11にこれの長手方向に所定の間隔をおいて複数の
二段スイッチ機構2をプレスによる打ち抜き加工によっ
て形成して構成したので、スイッチ構造の薄型化が可能
になるばかりか、生産性の向上および部品点数の削減に
よるコストダウンを図ることができる。
【0033】また、二段スイッチ機構2は、その中央の
ドーム状の反転ばね部8とこの反転ばね部8の外方に位
置する円環状の腕部9とを備え、反転ばね部8を連結腕
部10により腕部9に連結し、前記腕部9をばねフープ
材本体11aに連結して構成したから、小さいストロー
クで二段のスイッチング動作を確実に行うことが可能に
なり、スイッチ構造の薄型化を促進することができる。
【0034】また、二段スイッチ機構は、その中央のド
ーム状の反転ばね部8とこの反転ばね部8の外方に位置
する円環状の腕部9とを備え、反転ばね部8を連結腕部
10により腕部9に連結し、前記腕部9をばねフープ材
本体11aに連結し、腕部9の外周部に突出部12を形
成し、これらの突出部12に絞り加工を施して構成した
から、小さいストロークで二段のスイッチング動作を確
実に行うことが可能になり、スイッチ構造の薄型化を促
進することができるばかりか、スイッチング動作にクリ
ック感触をもたせることができる。
【0035】図8乃至図11に示すものは他のスイッチ
構造であり、このスイッチ構造はスイッチ本体20を備
えており、このスイッチ本体20は、プレス加工により
形成した共通端子21、第1、第2の常開端子22、2
3をケース(樹脂)24にインサート成形したもので、
凹部25の底部には共通端子21、第1、第2の常開端
子22、23の各接点部21a、22a、23aが露出
している。そして、前記凹部25の底部には接点部22
a、23aの外方に位置させて段差部32が形成してあ
り、これらの段差部32の角部は反転ばねの動作時の傾
斜角度を小さくする形状である円弧状(R面)に形成さ
れている。
【0036】反転ばね26は図12および図13に示す
ように導電性薄板をドーム状に形成した反転ばね部27
とこの反転ばね部27の外方の位置する円環状の腕部2
8とを備えており、反転ばね部27はその左右側におい
て連結腕部29により腕部30に連結されており、この
腕部30の外周部の前後側には突出部31が形成してあ
り、これらの突出部31は絞り加工が施されている。前
記腕部30は反転ばね部27に対して逆方向に反ってお
り突出部31が反りの折り返し部になっている。
【0037】このように形成された反転ばね26は、ス
イッチ本体20の凹部25に反転ばね部27を伏せるよ
うにして挿入されて、前記突出部31のみが段差部32
の上面32aに当接している。
【0038】前記スイッチ本体20の凹部25はカバー
33で覆われており、このカバー33の中央部には円形
の孔34が形成してある。そして、前記反転ばね部27
の頂部はカバー33の孔34に臨んでいる。この状態で
は、反転ばね26は図9に仮想線に示すイの位置に浮い
た状態で位置している。
【0039】次に、上記のように構成されたスイッチ構
造の動作を説明する。上記のように構成されたスイッチ
構造は、その反転ばね部27が押圧されることにより二
段のスイッチング動作を行うものである。反転ばね部2
7が押圧されない状態では、共通接点21a、第1、第
2の常開接点22a、23aは反転ばね部27に接触し
ていない。
【0040】前記反転ばね部27が押圧されると反転ば
ね部27が共通接点21aと第1の常開接点22aとに
接触し、一段目のスイッチング動作が行われる。反転ば
ね部27がさらに押圧されると反転ばね部27が反転し
て共通接点21aと第1の常開接点22aとの接触のみ
ならず、共通接点21aと第2の常開接点22aとの接
触がなされ二段目のスイッチング動作が行われる。
【0041】上記のスイッチング動作のタイムチャート
は図5と同様であり、動作モデル曲線も図6と同様にな
る。なお、図6においてPT1の終点の前後で荷重が急
激に変化して押圧する側に反転ばね部27のクリック感
触を与えるが、このクリック感触をもたせるために前記
腕部28の外周部の前後側の突出部31に絞り加工が施
されているのである。
【0042】前記反転ばね部27が押圧されることによ
り二段のスイッチング動作を行う場合、前記腕部28の
外周部の前後側の突出部31が段差部32の角部に接し
て移動するが、この段差部32の角部が円弧状(R面)
に形成されているために、前記突出部31の傾斜角度S
が従来の段差部の角部が直角である場合に比べて小さく
なり、それだけ応力が減少すると共に、磨耗が減少して
反転ばね27の寿命をのばすことができるし、また、反
転ばね27のストロークを大きくすることができる。
【0043】なお、上記の実施例においては、段差部3
1の角部を円弧状(R面)に形成したが、段差部31の
角部を図14に示すようにC面加工してもよく、この場
合も円弧状(R面)加工と同様の効果を有する。
【0044】上記の実施例によれば、凹部25に複数の
接点21a、22a、23aを有し且つ凹部25上面が
カバー33で覆われたスイッチ本体20と、スイッチ部
20の凹部25内に収容されたドーム状の反転ばね26
とを備え、反転ばね26の押圧反転により接点間を短絡
するスイッチ構造であって、凹部25の底部に接点21
a、22a、23aの外方に位置させて前記反転ばね2
6を支持する段差部32を形成し、この段差部32の角
部を円弧状(R面)もしくはC面(反転ばねの動作時の
傾斜角度を小さくする形状)にしたから、反転ばね26
の傾斜角度Sが従来の段差部の角部が直角である場合に
比べて小さくなり、それだけ応力が減少すると共に、磨
耗が減少して反転ばね26の寿命をのばすことができる
し、また、反転ばね26のストロークを大きくすること
ができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、基板の
実装面にパターンから成る複数の接点を形成し、この基
板の実装面に、押圧により接点に接触して接点間を短絡
させる導電性のばね板からなるプレートスイッチ部を設
けたから、スイッチ構造の薄型化が可能になるし、部品
点数の削減によるコストダウンを図ることができる。
【0046】また、本発明は、請求項1記載のスイッチ
構造において、プレートスイッチ部を、ばねフープ材に
これの長手方向に所定の間隔をおいて複数の二段スイッ
チ機構をプレスによる打ち抜き加工によって形成して構
成したので、スイッチ構造の薄型化が可能になるばかり
か、生産性の向上および部品点数の削減によるコストダ
ウンを図ることができる。
【0047】また、本発明は、請求項2記載のスイッチ
構造において、二段スイッチ機構は、その中央のドーム
状の反転ばね部とこの反転ばね部の外方に位置する環状
の腕部とを備え、反転ばね部を連結腕部により腕部に連
結し、前記腕部をばねフープ材本体に連結して構成した
から、小さいストロークで二段のスイッチング動作を確
実に行うことが可能になり、スイッチ構造の薄型化を促
進することができる。
【0048】また、本発明は、請求項2記載のスイッチ
構造において、二段スイッチ機構は、その中央のドーム
状の反転ばね部とこの反転ばね部の外方に位置する環状
の腕部とを備え、反転ばね部を連結腕部により腕部に連
結し、前記腕部をばねフープ材本体に連結し、腕部の外
周部に突出部を形成し、これらの突出部に絞り加工を施
して構成したから、小さいストロークで二段のスイッチ
ング動作を確実に行うことが可能になり、スイッチ構造
の薄型化を促進することができるばかりか、スイッチン
グ動作にクリック感触をもたせることができる。
【0049】また、本発明は、凹部に複数の接点を有し
且つ凹部上面がカバーで覆われたスイッチ本体と、スイ
ッチ部の凹部内に収容されたドーム状の反転ばねとを備
え、反転ばねの押圧反転により接点間を短絡するスイッ
チ構造であって、凹部の底部に接点の外方に位置させて
前記反転ばねを支持する段差部を形成し、この段差部の
角部を反転ばねの動作時の傾斜角度を小さくする形状に
したから、反転ばねの動作時のこの反転ばねの傾斜角度
が従来の段差部の角部が直角である場合に比べて小さく
なり、それだけ応力が減少すると共に、磨耗が減少して
反転ばねの寿命をのばすことができるし、また、反転ば
ねのストロークを大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(1)は本発明に係わるスイッチ構造の一実施
例の平面図である。(2)は図1(1)のA−A線に沿
う断面図である。
【図2】同斜視図である。
【図3】プレートスイッチ部の平面図である。
【図4】(1)はプレートスイッチ部の一段目のスイッ
チング動作の説明図である。(2)はプレートスイッチ
部の二段目のスイッチング動作の説明図である。
【図5】スイッチング動作のタイムチャートである。
【図6】反転ばねの動作モデル曲線図である。
【図7】本発明に係わるスイッチ構造の他の実施例の断
面図である。
【図8】本発明に係わるスイッチ構造の他の実施例の平
面図である。
【図9】図8のB−B線に沿う断面図である。
【図10】図8のC−C線に沿う断面図である。
【図11】図11D部の詳細図である。
【図12】反転ばねの平面図である。
【図13】図12E−E線に沿う断面図である。
【図14】段差部の角部の他の実施態様を示す断面図で
ある。
【図15】従来のスイッチ構造の断面図である。
【図16】図15F部の詳細図である。
【符号の説明】
1 プレートスイッチ部 3 基板 5 共通接点(接点) 6、7 常開接点(接点)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の実装面にパターンから成る複数の
    接点を形成し、この基板の実装面に、押圧により接点に
    接触して接点間を短絡させる導電性のばね板からなるプ
    レートスイッチ部を設けたことを特徴とするスイッチ構
    造。
  2. 【請求項2】 プレートスイッチ部を、ばねフープ材に
    これの長手方向に所定の間隔をおいて複数の二段スイッ
    チ機構をプレスによる打ち抜き加工によって形成して構
    成した請求項1記載のスイッチ構造。
  3. 【請求項3】 二段スイッチ機構は、その中央のドーム
    状の反転ばね部とこの反転ばね部の外方に位置する環状
    の腕部とを備え、反転ばね部を連結腕部により腕部に連
    結し、前記腕部をばねフープ材本体に連結して構成した
    請求項2記載のスイッチ構造。
  4. 【請求項4】 二段スイッチ機構は、その中央のドーム
    状の反転ばね部とこの反転ばね部の外方に位置する環状
    の腕部とを備え、反転ばね部を連結腕部により腕部に連
    結し、前記腕部をばねフープ材本体に連結し、腕部の外
    周部に突出部を形成し、これらの突出部に絞り加工を施
    して構成した請求項2記載のスイッチ構造。
  5. 【請求項5】 凹部に複数の接点を有し且つ凹部上面が
    カバーで覆われたスイッチ本体と、スイッチ本体の凹部
    内に収容されたドーム状の反転ばねとを備え、反転ばね
    の押圧反転により接点間を短絡するスイッチ構造であっ
    て、凹部の底部に接点の外方に位置させて前記反転ばね
    を支持する段差部を形成し、この段差部の角部を反転ば
    ねの動作時の傾斜角度を小さくする形状にしたことを特
    徴とするスイッチ構造。
JP1940092A 1992-01-09 1992-01-09 スイッチ構造 Pending JPH05190053A (ja)

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Cited By (5)

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