JPH05189666A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JPH05189666A
JPH05189666A JP229492A JP229492A JPH05189666A JP H05189666 A JPH05189666 A JP H05189666A JP 229492 A JP229492 A JP 229492A JP 229492 A JP229492 A JP 229492A JP H05189666 A JPH05189666 A JP H05189666A
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JP
Japan
Prior art keywords
discount rate
rate
amount
discount
sales
Prior art date
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Pending
Application number
JP229492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamaki Ido
環 井戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 割引率をキー入力する必要のない自動割引に
おいて、顧客の買上げ金額の多少あるいは商品の値段の
多少によって割引率の変更を可能にする。 【構成】 販売金額に対する基本の割引率及び変動率を
記憶する。販売商品が登録されると、その商品の金額の
桁数を判定し、その桁数と基本変動率とから割引率の変
動率を求める。そして、その変動率で基本割引率を変更
して商品の割引率を求める。そして、その割引率で販売
登録された商品の金額を割引処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子式キャッシュレジ
スタまたはPOS(販売時点情報管理)ターミナル等と
称される商品販売データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の商品販売データ処理装置
において、販売商品の金額または1取引での合計金額に
対する割引としては、予め設定された固定の割引率で自
動的に割引処理するものと、オペレータのキー入力によ
り指定された割引率で割引処理するものとがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動割
引が可能な前者装置の場合、割引率を変更するためには
一般に閉店時に行われる設定業務において固定の割引率
を設定し直さなければならず、開店時の登録業務中は変
更するのが困難であった。このため、顧客の買上げ金額
の多少や商品の値段の多少によって割引率を変更する運
用ができなかった。
【0004】一方、割引率をキー入力する後者装置の場
合には、割引処理毎に割引率を変更できるが、置数キー
と割引キーをキー操作して所望の割引率をキー入力しな
ければならず、オペレータの負担となり作業能率が低下
する問題があった。
【0005】そこで本発明は、割引率をキー入力する必
要のない自動割引において、顧客の買上げ金額の多少あ
るいは商品の値段の多少によって割引率を変更すること
ができる商品販売データ処理装置を提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品情報入力
部を介して情報入力された販売商品の点数,金額等の商
品販売データを記憶部に売上登録処理する商品販売デー
タ処理装置において、販売金額に対する割引率を記憶す
る割引率記憶手段と、販売商品の金額または1取引での
各販売商品の合計金額の多少に基づいて割引率記憶手段
により記憶された割引率の変動率を決定する変動率決定
手段と、この決定手段により決定された変動率で割引率
記憶手段により記憶された割引率を変更する割引率変更
手段と、この変更手段により変更された割引率で販売商
品の金額または1取引での各販売商品の合計金額を割引
処理する割引処理手段とを備えたものである。
【0007】
【作用】このような構成の本発明であれば、販売商品の
金額または1取引での各販売商品の合計金額の多少によ
り割引率の変動率が決定され、その変動率で割引率記憶
手段により記憶された割引率が変更され、その割引率で
販売商品の金額または1取引での各販売商品の合計金額
が割引処理される。従って、販売商品の金額または1取
引での各販売商品の合計金額が多い場合と少ない場合と
で割引率が自動的に変更される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を電子式キャッシュレジスタに
適用した一実施例について図面を参照しながら説明す
る。
【0009】図1は電子式キャッシュレジスタの概略構
成を示すブロック図で、1は制御部本体を構成するCP
U(中央処理装置)、2は上記CPU1が各部を制御す
るためのプログラムデータ等が格納されたROM(リー
ド・オンリ・メモリ)、3は上記CPU1が処理するデ
ータを一時格納するための各種メモリエリアが形成され
たRAM(ランダム・アクセス・メモリ)である。
【0010】4は販売商品の金額,部門コード等を入力
する商品情報入力部としてのキーボード5から入力キー
のキー信号を読込むキーボードコントローラ、6は販売
商品の金額や合計金額等を表示する表示器7を駆動制御
する表示器コントローラ、8はレシート等に印字を行う
プリンタ9を駆動制御するプリンタコントローラ、10
は日付及び日時を計時する時計回路、11はI/Oポー
トである。
【0011】上記I/Oポート11には、「登録」「点
検」「精算」「設定」等の各種業務モードを選択するた
めのモードスイッチ12から信号が入力される。また、
現金等を収納するためのドロワ13を開放動作させるド
ロワ開放装置14に上記I/Oポート11から駆動信号
が出力されるようになっている。
【0012】前記CPU1と、ROM2、RAM3、各
コントローラ4,6,8、時計回路10及びI/Oポー
ト11は、それぞれバスライン15によって電気的に接
続されている。
【0013】前記キーボード5には、図2に示すよう
に、販売商品の金額等を置数するための置数キー51及
び各販売商品を分類する部門コードがそれぞれプリセッ
トされた複数の部門キー52の他に、小計キー53、預
/現計キー54、クリアキー55、取消キー56、値引
キー57等の各種ファンクションキーが配設されてい
る。
【0014】また前記RAM3には、特に図3に示す構
成の部門別テーブル31が形成されている。この部門別
テーブル31は、各部門コード別に部門名称a、基本割
引率b、昇・降ステータスc、基本変動率dの各設定情
報を記憶するとともに、販売登録された各商品の売上点
数e及び売上金額fを部門コード別に累積記憶するよう
になっている。
【0015】ここで、部門名称aは該当部門に属する各
商品の総称である。基本割引率bは該当部門に属する各
商品の金額の桁数が「1」のときの割引率である。昇・
降ステータスcは該当部門に属する各商品の金額が1桁
増加する毎に前記基本割引率bが上昇するか下降するか
を指定するステータスである。因みにステータス=0の
とき上昇方向を示し、ステータス=1のとき下降方向を
示す。基本変動率dは該当部門に属する各商品の金額が
1桁増加する毎に上昇または下降する前記基本割引率の
変動率である。ここに、上記部門別テーブル31は、販
売金額に対する割引率を記憶する割引率記憶手段を構成
する。
【0016】しかして、前記CPU1は、前記モードス
イッチ12により「登録」モードが選択されている状態
で、図4に示す部門登録処理を実行するようにプログラ
ム設定されている。
【0017】すなわち、キーボード5の置数キー51に
より販売商品の金額が置数入力され、かつ部門キー52
により該当販売商品が属する部門コードが入力される
と、前記部門別テーブル31をサーチし、入力された部
門コードに対応する各情報(部門名称a,基本割引率
b,昇・降ステータスc,基本変動率d,売上点数e,
売上金額f)を読出す。また、置数入力された金額の桁
数nを調べる。次いで、上記基本変動率dに桁数nから
“1”を引いた値を乗じる演算を行って上記基本割引率
bの変動率を算出する。(変動率決定手段)
【0018】次いで、上記昇・降ステータスcを調べ
る。そして、ステータス=0の場合には上記基本割引率
bに算出された変動率を加算して部門登録された商品の
割引率とする。一方、ステータス=1の場合には上記基
本割引率bから算出された変動率を減算して部門登録さ
れた商品の割引率とする。(割引率変更手段) 次いで、置数入力された金額に上記割引率で割引演算を
行って割引後の販売金額を算出する。(割引処理手段)
【0019】しかる後、部門別テーブル31から読出し
た売上点数eに販売点数“1”を加算するとともに売上
金額fに上記割引後の販売金額を加算する等の売上デー
タ登録処理を行なう。また、前記表示器7に部門名称
a、販売金額等を表示させるとともに、プリンタ9を駆
動制御してレシート等に部門名称a、入力金額、割引
率、販売金額等の商品明細情報を印字出力して、この処
理を終了する。
【0020】このような構成の本実施例においては、予
め設定業務により部門別テーブル31に、例えば部門コ
ード「01」に属する商品の基本割引率bを5%、昇・
降ステータスcを“0”、変動率dを5%と設定し、部
門コード「02」に属する商品の基本割引率bを10
%、昇・降ステータスcを“1”、変動率dを1%と設
定し、部門コード「03」に属する商品の基本割引率b
を0%、昇・降ステータスcを“0”、変動率dを0%
と設定し、部門コード「04」に属する商品の基本割引
率bを3%、昇・降ステータスcを“0”、変動率dを
3%と設定し、部門コード「05」に属する商品の基本
割引率bを10%、昇・降ステータスcを“0”、変動
率dを0%と設定しておく。
【0021】この状態で登録業務が選択され、部門コー
ド「01」、商品金額「1000円」がキー入力される
と、金額の桁数n=4なので変動率=5×(4−1)=
15%が算出される。そして、昇・降ステータス=0な
ので割引率=5+15=20%が算出される。これによ
り、販売金額=1000×(100−20)=800円
が算出され、この販売金額800円と販売点数1個が部
門別テーブル31における該当部門「01」対応の売上
金額エリア及び売上点数エリアに累積登録される。
【0022】一方、部門コード「01」、商品金額「1
0000円」がキー入力されると、金額の桁数n=5な
ので変動率=5×(5−1)=20%が算出される。そ
して、昇・降ステータス=0なので割引率=5+20=
25%が算出される。これにより、販売金額=1000
0×(100−25)=7500円が算出され、この販
売金額7500円と販売点数1個が部門別テーブル31
における該当部門「01」対応の売上金額エリア及び売
上点数エリアに累積登録される。このように、部門コー
ド「01」に属する商品の場合、金額の桁数が1桁増加
すると割引率が5%上昇して割引処理されることにな
る。
【0023】また登録業務において、部門コード「0
2」、商品金額「1000円」がキー入力されると、金
額の桁数n=4なので変動率=1×(4−1)=3%が
算出される。そして、昇・降ステータス=1なので割引
率=10−3=7%が算出される。これにより、販売金
額=1000×(100−7)=970円が算出され、
この販売金額970円と販売点数1個が部門別テーブル
31における該当部門「02」対応の売上金額エリア及
び売上点数エリアに累積登録される。
【0024】一方、部門コード「02」、商品金額「1
0000円」がキー入力されると、金額の桁数n=5な
ので変動率=1×(5−1)=4%が算出される。そし
て、昇・降ステータス=1なので割引率=10−4=6
%が算出される。これにより、販売金額=10000×
(100−6)=9400円が算出され、この販売金額
9400円と販売点数1個が部門別テーブル31におけ
る該当部門「02」対応の売上金額エリア及び売上点数
エリアに累積登録される。このように、部門コード「0
2」に属する商品の場合、金額の桁数が1桁増加すると
割引率が1%減少して割引処理されることになる。
【0025】同様に、部門コード「04」に属する商品
の場合、基本割引率bが3%、昇・降ステータスcが
“0”、変動率dが3%なので、金額の桁数が1桁増加
すると割引率が3%上昇して割引処理されることにな
る。
【0026】一方、部門コード「03」に属する商品の
場合、基本割引率bが0%、昇・降ステータスcが
“0”(“1”でも同様)、変動率dが0%なので、金
額の桁数が1桁増加しても割引率は0%で変化せず、こ
の部門コード「03」に属する商品は割引処理が行なわ
れないことになる。
【0027】また、部門コード「05」に属する商品の
場合、基本割引率bが10%、昇・降ステータスcが
“0”(“1”でも同様)、変動率dが0%なので、金
額の桁数が1桁増加しても割引率は10%で変化せず、
この部門コード「03」に属する商品は金額の桁数とは
無関係に常に10%の割引が行なわれることになる。
【0028】このように本実施例によれば、部門登録さ
れた各商品の金額の桁数によってその商品の割引率が自
動的に変更されるので、所望の割引率をキー入力するこ
となく商品の値段の多少により割引率を変更して割引処
理することができる。この場合において部門別テーブル
31に対しての割引率b、昇・降ステータスc及び変動
率dの設定如何によって、桁数により割引率が上昇また
は下降する部門や割引率が固定または“0”の部門を設
定できるので、変化に富んだ運用に容易に対応できる。
【0029】なお、前記実施例では部門コード別に基本
割引率b、昇・降ステータスc及び変動率dを設定し、
商品の値段に対して可変的な自動割引を行なう場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば1取引の合計金額に対して基本割引率b、昇
・降ステータスc及び変動率dを設定することによっ
て、客が買い上げた全商品の合計の桁数によりその合計
に対する割引率を自動的に可変することも可能である。
また、前記実施例では金額の桁数により割引率を段階的
に可変したが、予め金額の大小によりランクを決定して
おきそのランクにより割引率を段階的に可変するように
してもよい。この他、本発明をPOSターミナルに適用
する等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施
可能であるのは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、割
引率をキー入力する必要のない自動割引において、顧客
の買上げ金額の多少あるいは商品の値段の多少によって
割引率を変更することができ、作業能率を低下させるこ
となくサービス性の向上を図り得る商品販売データ処理
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電子式キャッシュレジ
スタのブロック図。
【図2】同実施例におけるキーボードの主要キーの配置
を示す図。
【図3】同実施例におけるRAMに設けられる部門別テ
ーブルの構成図。
【図4】同実施例におけるCPUの部門登録処理を示す
流れ図。
【符号の説明】
1…CPU、2…ROM、3…RAM、5…キーボー
ド、7…表示器、9…プリンタ、12…モードスイッ
チ、31…部門別テーブル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品情報入力部を介して情報入力された
    販売商品の点数,金額等の商品販売データを記憶部に売
    上登録処理する商品販売データ処理装置において、販売
    金額に対する割引率を記憶する割引率記憶手段と、前記
    販売商品の金額または1取引での各販売商品の合計金額
    の多少に基づいて前記割引率記憶手段により記憶された
    割引率の変動率を決定する変動率決定手段と、この決定
    手段により決定された変動率で前記割引率記憶手段によ
    り記憶された割引率を変更する割引率変更手段と、この
    変更手段により変更された割引率で前記販売商品の金額
    または1取引での各販売商品の合計金額を割引処理する
    割引処理手段とを具備したことを特徴とする商品販売デ
    ータ処理装置。
JP229492A 1992-01-09 1992-01-09 商品販売データ処理装置 Pending JPH05189666A (ja)

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