JPH0518960U - 自動車用シートのストツパー構造 - Google Patents

自動車用シートのストツパー構造

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JPH0518960U
JPH0518960U JP075772U JP7577291U JPH0518960U JP H0518960 U JPH0518960 U JP H0518960U JP 075772 U JP075772 U JP 075772U JP 7577291 U JP7577291 U JP 7577291U JP H0518960 U JPH0518960 U JP H0518960U
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JP
Japan
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stopper
screw shaft
slide nut
seat
stoppers
Prior art date
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Pending
Application number
JP075772U
Other languages
English (en)
Inventor
一義 千▲柄▼
弘志 山本
Original Assignee
デルタ工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車用シートにおいて、ねじ軸の逆回転を
スムースにする。 【構成】 スライドナット16に突出部16aを形成
し、ねじ軸3のストッパー8,9に、突出部16aの外
周肩部に点接触a,bする傾斜部8a,9aを形成す
る。スライドナット16とストッパー8,9の接触部分
が点接触部a,bのみであり、かつ、この点接触部a,
bは、ねじ軸3の軸心からの半径rが小さいので、スト
ッパーがスライドナットに食い付きにくくなり、摩擦係
数が減少する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用シートのストッパー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用シート、例えばパワーシートとしては、図2及び図3に示すよ うに、スライダー1でシート2を支持し、該シート2側に取付けたねじ軸3に連 結したウォームホイールを、モータで駆動されるウォームで回転させて、スライ ドナット6に螺合するねじ軸3の回転により、上記シート2を前後進させるよう にしたものがある。
【0003】 上記シート2の前後進位置を規制するために、ねじ軸3にストッパー8を溶接 固定すると共に、ねじ軸3に一体的にストッパー9を設けている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記スライドナット6のストッパー当接面6a,6a及びスト ッパー8,9の当接面8b,9bがいずれも平面であることから、ストッパー当 接面6a,6aと当接面8b,9bが面接触するので、スライドナット6にスト ッパー8,9が当て止められたとき、ねじ軸3の回転力でストッパー8,9がス ライドナット6に食い付くようになる。この結果、摩擦係数が増加して、ねじ軸 3を逆回転させることができなくなるという問題があった。また、ストッパー8 ,9がスライドナット6に当て止められたときの衝撃荷重が大きいので、ショッ クが発生するという問題もあった。
【0005】 そこで、本考案の目的は、自動車用シートにおいて、ストップ時の摩擦係数を 減少して、ねじ軸の逆回転がスムースになるストッパー構造を提供することにあ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、シートに取付けたねじ軸に連結したウ ォームホイールを、モータで駆動されるウォームで回転させて、スライドナット に螺合するねじ軸の回転によりシートの各所を前後または上下動させる自動車用 シートにおいて、 上記スライドナットのストッパー当接面に、略半球状に突出する突出部が形成 される一方、上記ねじ軸に、スライドナット用のストッパーが一体的に設けられ 、該ストッパーに、上記スライドナットの突出部の外周肩部に点接触する傾斜部 が形成されていることを特徴としている。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。なお、図2以下の従来技 術と同一構成・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。
【0008】 図1に示すように、スライドナット16のストッパー当接面には、スライドナ ット16の外径よりも小径で略半球状に軸方向へ突出する突出部16a,16a をそれぞれ形成している。該突出部16a,16aの外周肩部には、略45度の 角度θで点接触部a,aがそれぞれ設定されている。
【0009】 また、ねじ軸3の前部側には半径方向へ突出させた円板状のストッパー9を一 体的に設け、後部側の小軸部3aにはストッパー8を嵌入して、溶接で固定して いる。該ねじ軸3の各ストッパー8,9には、上記スライドナット16の各突出 部16a,16aの外周肩部の点接触部a,aに点接触する点接触部b,bを有 する傾斜部8a,9aがそれぞれ形成されている。
【0010】 上記構成であれば、シート2の前進または後進時に、スライドナット16の突 出部16aにストッパー8,9の傾斜部8a,9aが当て止められる。このとき 、スライドナット16とストッパー8,9の接触部分は、点接触部a,bのみで あり、かつ、この点接触部a,bは、ねじ軸3の軸心からの半径rが小さいので 、スライドナット16に食い付きにくくなり、摩擦係数が減少するので、ねじ軸 3の逆回転がスムースに行えるようになる。また、ストッパー8,9がスライド ナット16に当て止められたときの衝撃荷重が矢印cで示すように分散されるの で、ショックが発生しにくくなる。なお、上記実施例では、シート2の前後動位 置を規制するためのストッパー8,9であったが、シート2を上下動させるリフ ター等のストッパーにも適用できることは言うまでもない。
【0011】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかなように、本考案のストッパー構造は、スライドナッ トに略半球状の突出部を形成し、ねじ軸のストッパーに、スライドナットの突出 部の外周肩部に点接触する傾斜部を形成したものである。したがって、スライド ナットとストッパーの接触部分は、点接触部のみであり、かつ、この点接触部は 、ねじ軸の軸心からの半径が小さいので、ストッパーがスライドナットに食い付 きにくくなり、摩擦係数が減少するので、ねじ軸の逆回転がスムースに行えるよ うになる。また、ストッパーの衝撃荷重が分散されるので、ショックが発生しに くくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のストッパー構造の断面図
【図2】 従来のストッパー構造の断面図
【図3】 自動車用パワーシートの側面図
【符号の説明】
1…スライダー、2…シート、3…ねじ軸、8,9…ス
トッパー、8a,9a…傾斜部、16…スライドナッ
ト、16a…突出部、a,b…点接触部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートに取付けたねじ軸に連結したウォ
    ームホイールを、モータで駆動されるウォームで回転さ
    せて、スライドナットに螺合するねじ軸の回転によりシ
    ートの各所を前後または上下動させる自動車用シートに
    おいて、 上記スライドナットのストッパー当接面に、略半球状に
    突出する突出部が形成される一方、上記ねじ軸に、スラ
    イドナット用のストッパーが一体的に設けられ、該スト
    ッパーに、上記スライドナットの突出部の外周肩部に点
    接触する傾斜部が形成されていることを特徴とする自動
    車用シートのストッパー構造。
JP075772U 1991-08-27 1991-08-27 自動車用シートのストツパー構造 Pending JPH0518960U (ja)

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JPH0518960U true JPH0518960U (ja) 1993-03-09

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