JPH05189558A - イメージ・データの縮小方式 - Google Patents

イメージ・データの縮小方式

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JPH05189558A
JPH05189558A JP4123576A JP12357692A JPH05189558A JP H05189558 A JPH05189558 A JP H05189558A JP 4123576 A JP4123576 A JP 4123576A JP 12357692 A JP12357692 A JP 12357692A JP H05189558 A JPH05189558 A JP H05189558A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像処理専用の装置を使用することなく、イ
メージ・データを高速に縮小処理できるようにする。 【構成】 16ビットの元のデータを13ビットの縮小
データに変換する場合、元のデータの0ビット目と1ビ
ット目をオア加算して縮小データの0ビット目を作成
し、5ビット目と6ビット目をオア加算して縮小データ
の4ビット目を作成し、10ビット目と11ビット目を
オア加算して縮小データの8ビット目を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージ・データの画
像処理方式に係り、さらに詳しくはイメージ・データの
縮小方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年イメージスキャナとメモリの発達に
よりイメージ・データが簡単に記憶できるようになり、
このデータを様々に加工する画像処理方式が要求されて
いる。ワードプロセッサで作成した文書にイメージスキ
ャナから入力したイメージ・データを挿入してプリンタ
に出力するのもその一例である。このように文書の一部
分に画像データを出力するのにはイメージ・データを適
当に縮小する必要があり、この縮小方式として一定間隔
にドット単位の間引きを行う方式や2値化された複数の
データの中の黒か白の多い方を減らす方式がある。例え
ば一定区間にドット単位の間引きを行う時(間引き方
式)はRAMに格納したイメージ・データをロード・ア
ドレスからCPUが読み出して再びRAM上の別のセー
ブ・アドレスに格納する転送処理を行う。そしてプログ
ラムされた間引きデータに基づいてCPUは間引きする
ロード・アドレスのデータを読み込まず次のロード・ア
ドレスのデータを読み込み再格納する時は連続したセー
ブ・アドレスに格納し、縮小処理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した縮小
方式はデータをドット単位で処理する為にイメージ・デ
ータ内の全てのデータをアクセスする必要があり処理ス
ピードが遅い。この為、処理スピードをはやくするのに
は画像処理専用の装置を設けなければならず高価になる
という問題点があった。
【0004】本発明の課題は、画像処理専用の装置を用
いることなくイメージ・データを高速に縮小処理できる
ようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。縮小手段1(図1の機能ブロック図を参照、以
下同じ)は、イメージ・データを一定ビット数の処理単
位で任意のビットデータをオア加算し所定の縮小比率に
縮小する。
【0006】結合手段2は前記縮小手段1が縮小した縮
小データの中で相隣り合う縮小データ同士を前記縮小比
率に従って右又は左方向にビットシフトし縮小データを
前記一定ビット数に結合する。
【0007】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。一定ビ
ット数のイメージ・データが縮小手段1に加わると、縮
小手段1はその中の任意ビットをオア加算し、所定比率
に従ってデータを作成し、結合手段2へ出力する。結合
手段2は上記縮小データを入力し、相隣り合う縮小デー
タに対して、前記縮小手段1の縮小比率に従って各々の
データを左、右にビットシフトし、上記縮小データを前
記一定ビット数に結合し、縮小されたイメージ・データ
を作成する。
【0008】従って、縮小手段1は任意のビットをオア
加算するだけで良く、結合手段2は前記縮小比率に従っ
て縮小データをシフトし、初めの一定ビット数に結合処
理するだけで良く、イメージデータの縮小処理を高速に
行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、一実施例を図2乃至図6を参照しなが
ら説明する。図2は実施例の回路構成図である。この装
置はマイクロプロセッサであるCPU3を有し、画像を
読み取るイメージセンサ4は読取制御部5を介しバスラ
インによってCPU3に接続している。さらに、CPU
3はこのバスラインによってこのイメージセンサ4が読
み取ったイメージ・データを一時的に格納するイメージ
バッファ6、本実施例の装置によってイメージ・データ
の処理を行うシステムプログラムを格納するROM7、
処理前後のデータや本実施例のシフトテーブルを格納す
るRAM8、イメージ・データが格納される外部記憶装
置制御部9とハードディスク(DISK)10とフロッ
ピィディスク(FD)11とから構成される外部記憶装
置、イメージ・データやシステムプログラムが印刷され
るプリンタ制御部12とプリンタ13とから構成される
印刷装置、オペレータが上述した処理の指示を入力する
キー制御部14とキーボード15とから構成される入力
装置、イメージ・データを画面出力するV/RAM16
とCRT制御部17とCRT18とから構成されるCR
T装置にそれぞれ接続している。
【0010】以上のような構成の装置において、画像デ
ータを縮小処理する方式について説明する。尚、本実施
例では16ビットのCPUを使い、以下16ビットの処
理単位で処理する例を説明する。
【0011】図3はイメージ・データの縮小処理前後の
画像を示す図であり、同図(a) は縮小前のイメージ・デ
ータ画像であり、同図(b) は処理単位にイメージ・デー
タを縮小した時の図である。同図(c) は処理単位に縮小
したデータを結合してイメージ・データ全体の縮小結合
後の画像を示した図である。本実施例では16ビットを
一度で処理するが、これを図3でみると記号D1で示す
ワク内が16ビットのデータによって構成される処理単
位である。同様に記号D2,D3,D4で示すワク内も
それぞれ16ビットのデータによって構成されている。
図4(a) ,(b)はこの処理単位の16ビットのデータの
縮小前後の図である。即ち、16ビットのイメージ・デ
ータを所望の縮小比率で縮小すると図4(a) から同図
(b) に示すように縮小したデータを得ることができる。
【0012】まずこの縮小方式について説明する。今、
図2に示すイメージバッファ6が図3(a) に示す画像A
を格納しているとする。オペレータがキーボード16か
ら縮小処理の指示を入力すると、キーボード15はキー
制御部14とバスラインを介してCPU3に縮小処理指
示データを供給する。この指示データが供給されるとC
PU3はROM7が格納するシステムプログラムを読み
込んでこのプログラムに従って縮小処理を行う。即ち、
CPU3はイメージバッファの処理開始位置データD1
が入っている1ラインの先頭位置から16ビット単位の
ビットデータをCPU3内のレジスタAに読み込み、こ
のデータをワークエリアレジスタDで縮小処理する。例
えば縮小率を16分の13(約81%)にして上位ビット側に
左づめにする場合には3個所の2ビットデータをオア演
算してそれぞれ1ビットにする。
【0013】図4では0ビットと1ビット、5ビットと
6ビット、10ビットと11ビットの位置のデータをそ
れぞれオア演算して1ビットのデータを発生している。
残りのデータはそのままつめてスライドさせる。このよ
うにして得られる13ビットのデータと余った下位3ビ
ットにはダミーデータとして白データ(ゼロ)を発生し
て格納し再びこの16ビットの縮小データをレジスタA
に格納する。この時、16ビットのイメージ・データは
マイクロプロセッサ内に組み込まれたオア演算回路に加
わり、オア演算回路は0ビットと1ビットのデータをオ
ア加算して0ビットのデータとし、2ビット、3ビッ
ト、4ビットのデータはそのまま1ビット、2ビット、
3ビットとし、5ビットと6ビットのデータをオア加算
して4ビットのデータとし、7ビット、8ビット、9ビ
ットのデータはそのまま5ビット、6ビット、7ビット
とし、10ビットと11ビットのデータをオア加算して
8ビットのデータとし、12ビット、13ビット、14
ビット、15ビットのデータをそれぞれ9ビット、10
ビット、11ビット、12ビットとする。データが加わ
らない残りの3ビットにはCPU3がゼロデータを加え
て縮小した16ビットのデータを格納する。以上の処理
を次の処理データD2、さらに次の処理データD3、さ
らに処理データD3,D4と続け、一行が終了したら次
の行に移りイメージ・データ全体に処理を行った場合、
図3(b) に示す各処理を縮小した画像が得られる。
【0014】同図(b) に示す3ビットの空白部分K1,
K2,K3,K4をつめることによって図3(c) に示す
結合後の画像を得ることができるが、処理単位が16ビ
ットなので、実際の処理は処理データD1のイメージ・
データを縮小処理した後、処理データD2のイメージ・
データを縮小処理して縮小処理したデータ相互の結合処
理を行い、さらに処理データD3のイメージ・データを
縮小処理した後結合処理を行うように縮小処理と結合処
理を交互に行い、縮小データを得る。
【0015】次にこの結合処理について説明する。図5
は結合処理の為の縮小データのシフトを示す図である。
同図左側に示す基準からの位置番号(A項)は縮小処理
開始位置(基準位置)からの処理単位の位置を示す番号
であり、同一行において、16単位で繰り返される番号
である。
【0016】図3(c) に示すように縮小されたイメージ
・データは縮小データD1a(13ビット)と空白デー
タD1b(3ビット)に区分され、この空白データD1
bには次の処理データD2を縮小したデータの上位3ビ
ットが加えられて縮小データの16ビットデータとな
る。
【0017】このような隣接するデータの縮小部分とあ
らたに縮小したデータの縮小部分とを結合する処理が結
合処理であり、隣接するデータの空白データを埋める為
にあらたに縮小したデータをその空白データを埋める部
分を発生する処理と残りの部分とに分ける処理がシフト
処理である。図5のB項(結合の為のビット位置(左隣
接))は位置番号(A項)のデータの右シフトデータを
図示したものであり、図中の斜線部は縮小後のシフトし
たデータ部分を示し、空白部はダミーとしての白データ
を示す。このB項に示すシフト量はD項(基準データか
らのシフト数(左隣接))にシフト数とシフト方向を示
してある。図5C項(結合の為のビット位置(右隣
接))は同じく左シフトデータを示した図であり、E項
(基準データからのシフト数(右隣接))にこのC項の
シフト数とシフト方向を示してある。ここでC項とE項
の空欄部分(A項の1,6,11,16番目に該当する
部分)はこの部分のデータを必要としない部分である。
RAM8はこのシフトデータをテーブルデータとして各
縮小比率毎予め格納している。即ちCPU3は1ライン
の最初の区分データD1を縮小後シフトしないで2番目
の区分データD2を縮小した上位ビットによって端部3
ビットがオア加算されるまで例えばレジスタAに格納す
る。
【0018】続いてCPU3は2区分目のデータを読み
出すためにロード・アドレスを2区分目のデータD2に
セットして、このデータD2を読み出す。そしてCPU
3は2区分目のデータD2から、まずこの1区分目の縮
小によって生じた3ビットをオア加算によって埋めるデ
ータを右シフトによって発生する。そして、この右シフ
トのデータを先のデータD1を縮小したデータにオア加
算して16ビットの縮小データを発生する。CPU3は
この16ビットを縮小したイメージ・データの1ライン
の最初の区分データとしてRAM8のセーブ・アドレス
に格納する。そして残った9ビットの縮小データと6ビ
ットのダミーの白データ(ゼロ)を左シフトによって発
生しレジスタAに格納する。
【0019】続いて、CPU3はこの6ビットのダミー
の部分を埋める為に、データD3を縮小して、そのデー
タを右シフトによって右づめした6ビットのシフトデー
タを発生し、レジスタAのデータに加算をして縮小デー
タの2区分目のデータを発生する。そして、本実施例で
は16ビット処理のCPU3を使用しており、セーブ・
アドレスは1アドレス8ビットなので+2インクリメン
トして縮小データを格納するRAM8の2区分目にレジ
スタAのデータを格納する。このようにして、イメージ
・データを5区分目まで処理することにより、それまで
のシフト量の総計が処理単位のビット数をこえてしまう
ので、イメージ・データの6区分目のデータはそのまま
レジスタAに加算をする。16ビットのイメージ・デー
タを16分13に縮小する場合は、この時さらに2ビットの
ダミー部分が発生するので、この2ビットを埋める為
に、セーブ・アドレスはインクリメントしないで7区分
目のイメージ・データを縮小し、この7区分目の縮小デ
ータを右シフトしてレジスタAのダミー部分2ビットを
埋めるデータを発生する。
【0020】CPU3は、このシフトデータをレジスタ
Aに加算して16ビットの縮小データを発生し、ここで
はRAM8の縮小データの記憶領域のセーブ・アドレス
が初期値+8の5区分目に格納する。同様にしてCPU
3はイメージ・データの8区分目のデータを縮小データ
の6区分目と7区分目に、イメージ・データの9区分目
のデータを縮小データの7区分目と8区分目に格納す
る。このようにして処理を繰り返すと再びイメージ・デ
ータの11区分目でシフト量が処理単位のビット数を1
巡するので、セーブ・アドレスをインクリメントしない
で、イメージ・データの12区分目の処理を行う。これ
によってイメージ・データの10区分目の1部2ビット
と11区分目のデータと12区分目の1部(1ビット)
とを縮小してオア加算した縮小データを縮小データの9
区分目に格納することになる。従って次にイメージ・デ
ータの12区分目のデータを縮小データの9区分目と1
0区分目に、イメージ・データの13区分目のデータを
縮小データの10区分目と11区分目に格納し、イメー
ジ・データの14区分目のデータを縮小データの11区
分目と12区分目に、イメージ・データの15区分目の
データを縮小データの12区分目と13区分目にそれぞ
れ格納する。イメージ・データの16区分目では再びシ
フト量が処理単位のビット数を1巡するので、15区分
目のイメージ・データを左シフトしてレジスタAに格納
している3ビットにオア加算してRAM8上の縮小デー
タの13区分目に格納する。
【0021】この縮小データの13区分目では丁度イメ
ージ・データの16区分目のデータを縮小したデータで
埋まるので、イメージ・データの17区分目からは上述
したイメージ・データの1区分目からの処理と同様のシ
フトとオア加算を行いセーブ・アドレスがイメージ・デ
ータの17区分目の縮小データと18区分目の縮小した
データを左シフトしたデータとが縮小データの14区分
目にスライドしたように格納する。このようにして1ラ
インのイメージ・データを順次縮小処理して、1ライン
のデータを全て処理すると、CPU3はイメージ・デー
タの2ラインの先頭にロード・アドレスをセットして再
び1ライン目と同様の縮小処理と結合処理を行って、ラ
イン単位でイメージ・データを全て処理することによっ
てイメージ・データを16分の13に縮小した縮小データを
RAM8上に格納することができる。
【0022】以上の処理を終了すると、オペレータはこ
のRAM8上の縮小データをキーボード15からの指示
によってプリンタ13やCRT18に出力して、縮小画
像を得ることができる。
【0023】次に以上の処理をフローチャートを使って
順次説明する。図6は実施例の処理フローチャートであ
る。CPU3に処理開始データが加わると、CPU3は
イメージ・データの読み出し開始位置をセットし、シフ
ト処理の基準位置を決めるために処理単位の位置データ
iを1にして(処理S1)、ロードするアドレスをイメ
ージバッファ6が格納するイメージ・データのラインの
先頭へセットし、縮小処理したイメージ・データを格納
するRAM8にデータをセーブするアドレスもセットす
る(処理S2)。これによってCPU3は例えば図3
(a) に示すデータD1の先頭にロード・アドレスをセッ
トする。続いてイメージバッファ6からCPU3は縮小
処理するために16ビット幅でデータをCPU3内のレ
ジスタAにロードし(処理S3)前述した6個所のデー
タをオア演算して13ビットのデータを左づめした縮小
データを発生し、更に下位3ビットには白データ(ゼ
ロ)を発生して16ビットの縮小データを得る(処理S
4)。CPU3はこの縮小処理をレジスタAからワーク
エリア(例えばレジスタCなど)に転記して行い、縮小
処理後の縮小データを再びレジスタAに格納する。第2
の発明では、この縮小を予め縮小比率毎用意したオア演
算回路によって処理する。
【0024】次に加算処理のために位置データiの数値
を判別して(処理S5)、位置データiが1番目なので
シフト処理は行わずCPU3はレジスタAの縮小処理し
た16ビットのデータを2区分目の縮小データに加算し
て縮小した16ビットデータを得るためにレジスタBに
格納する(処理S6)。最初の位置(i=1)ではCP
U3はRAM8のシフトテーブルを参照して図5D項に
示すようにシフトなしなのでシフト処理は行わない。こ
れは左づめに縮小処理しているのでラインの最初のデー
タはそのまま縮小後も先頭データになるためである。
【0025】次に、CPU3はイメージ・データの2区
分目のデータを読み出すために位置データiに1を加算
し(処理S7)シフト処理のために位置データiが値16
より大きいかを判定し(処理S8)、ここでは位置デー
タは2であり、処理S7によってインクリメントされ1
6より大きくない(NO)ので、次の処理に移り1ライ
ンの処理が終了したかどうかの判別(処理S9)を行
う。そしてまだ位置データが1番目の処理を終了したと
ころでありイメージ・データがあり1ライン処理は終了
していない(NO)ので次に位置データが2番目(i=
2)のイメージ・データを処理するためにイメージバッ
ファ6のロード・アドレスを2インクリメントしてアド
レスを初期値+2とする(処理S10)。ここでインク
リメントするのはCPU3が1アドレス8ビットで2ア
ドレスデータを1単位として処理しているためである。
CPU3はロード・アドレスを2インクリメントすると
次に処理S3に移り、ロード・アドレス(初期アドレス
+2)から次の位置データi=2(2区分目)のイメー
ジ・データをレジスタAにロードする(処理S3)。こ
こで再び位置データi=1のイメージ・データと同様に
13ビットに縮小処理したデータをレジスタAに再格納
し(処理S4)、次にどのような結合処理を行うか決め
るために判別処理S5を行いシフト処理の選択を行う。
ここでは位置データi=2なので結合処理S11を行
う。すなわち、CPU3はレジスタAの縮小イメージ・
データを位置データi=2によって求まる(図5B項の
2番目に示す)13右シフトして、そのデータをレジス
タBのデータとオア演算してその演算データをレジスタ
Bに格納する(処理S11)。これによって縮小後の位
置データj=1(16ビット単位の1区分目)のイメー
ジ・データがレジスタBに格納できるので、CPU3は
このレジスタBのデータをRAM8のセーブ・アドレス
に格納する(処理S12)。次にセーブ・アドレスを次
の区分にうつすために処理S10と同様にセーブ・アド
レスも2インクリメントして(処理S13)、次の処理
後のイメージ・データを格納する位置をRAM8の格納
位置j=2(2区分目)にセットする。そして、処理S
11でレジスタAに格納した位置データi=2の縮小デ
ータをワークエリアで3ビット左シフトして再びレジス
タAに格納する(処理S14)。
【0026】尚、CPU3はこのシフト処理でレジスタ
からはみ出した部分は切り捨て、データが入らないレジ
スタにはダミーとしての白データ(ゼロ)を格納する。
CPU3は処理S14で左シフトした縮小データを次の
3区分目のイメージ・データを縮小してオア加算するた
めにレジスタBに格納する(処理S15)。そしてCP
U3はこの処理S15によって次の縮小画像の位置デー
タj=2の一部(左部分)をレジスタBに格納する。再
びCPU3は処理S7で3区分目のデータを処理するた
めにイメージバッファ6の位置データiを1インクリメ
ントし(判断処理S8)、1ラインの処理終了の判断処
理S9を介して処理10でロード・アドレスを2インク
リメントする。そしてイメージバッファ6のロード・ア
ドレスが初期値+4の位置、すなわち、位置データi=
3(3区分目)の場所からイメージ・データを読み込み
縮小処理(処理S3と処理S4)を行う。今度は位置デ
ータi=3なので(判別処理S5)、処理S16を行
う。ここでは位置データi=3なので図5A項の3に該
当するB項のシフト数は右に10シフトが設定してあ
り、CPU3はレジスタAのデータを10右シフトして
処理S15によってレジスタBに格納してある縮小デー
タとこの右に10シフトしたデータとをオア加算してレ
ジスタBに格納し(処理S16)、このデータをセーブ
・アドレス(初期値+2)に格納する(処理S17)。
これによってRAM8はここまでの処理によって位置デ
ータj=1とj=2の32ビットの縮小データを格納す
る。
【0027】次に、CPU3は縮小データの3区分目
(j=3)に次のデータをセーブするためにセーブ・ア
ドレスを2インクリメントした(処理S18)後、レジ
スタAのデータを図5A項の3番目に該当するC項のシ
フト量(6左シフト)だけシフトして(処理S19)、
このデータをレジスタBに格納する(処理S20)。
【0028】このようにしてイメージ・データの処理を
続け、シフト指標となる位置データの判別処理S5にお
いて位置データi=6を選択するとCPU3は処理S6
を実行し、レジスタAのデータを1シフトしてレジスタ
Bのデータとオア加算して、再びレジスタBに格納する
(処理S21)。しかし、ここではシフト量が16ビッ
トを1巡しているので次のイメージ・データをロードす
るために位置データiをインクリメントする処理S7に
移り、CPU3はイメージバッファ6からの読み出し位
置データを1インクリメント(処理S7)し、ライン上
の処理アドレスを移動する(処理S8〜処理S10)。
そしてイメージ・データを縮小してどのようなシフトを
行うかの判別(処理S3〜処理S5)を行い、図5のA
項7〜10に対応するシフト処理と結合処理を繰り返
す。ここではCPU3はイメージバッファ6のイメージ
・データを縮小処理し右シフトしたデータをイメージバ
ッファ6の位置からみて処理単位でRAM8の2個少な
い位置に、左シフトしたデータをRAM8の1個少ない
位置に格納する。即ちイメージバッファ6の位置データ
i=7のイメージ・データを縮小しRAM8の位置デー
タj=5(右シフトデータ)とj=6(左シフトデー
タ)とに格納する。
【0029】このようにして位置データi=11のイメ
ージ・データをCPU3は再び右シフトのみを行い次の
位置データi=12〜15では位置データi=7〜10
よりもさらにイメージバッファ6の位置より1個左側の
RAM8の位置にシフトデータを格納する。即ちCPU
3はイメージバッファ6の位置データi=12のイメー
ジ・データを縮小し、RAM8の位置データj=9(右
シフトデータ)j=10(左シフトデータ)の位置に格
納する。
【0030】以上の処理を繰り返し、判断処理S5で位
置データi=16を判断するとCPU3は処理S22を
実行する。ここではCPU3は処理S4で縮小したイメ
ージ・データを図5のA項16番目に対応するB項に示す
3ビット右シフトしたものをレジスタBのデータとオア
加算してレジスタBに格納する(処理S22)。このデ
ータをRAM8のセーブアドレス(初期値+24)に格
納する(処理S23)。ここまでの処理で1ライン上の
256 ビット16区分のイメージ・データを 208ビット1
3区分に縮小したので、16区分目の縮小データが丁度
13区分目の末になり、16ビットの端数がなくなる。
【0031】次にCPU3はセーブ・アドレスをRAM
8上の縮小データを格納する場所を14区分目にするた
めに2インクリメントして(処理S24)処理S7で位
置データiを1インクリメントする。するとここでは位
置データiが17となり上述したように端数を埋めるた
めのシフト処理が1巡する。そして判別処理S8で位置
データiが値16よりも大となるので(YES)、シフ
ト処理を基準位置から繰り返すために位置データiを1
6ディクリメントして(処理S25)、位置データiを
再び1にする。従ってこの位置データi=1の場所が新
たにシフトの基準位置になる。
【0032】即ち次に判別処理S9で1ラインの処理が
終了でない時(NO)はイメージバッファ6のロード・
アドレスをさらに2インクリメントして(処理10)、
このロード・アドレス(初期値+32)の位置をあらた
に基準位置として図5に示すシフトを繰り返し、隣接デ
ータとの結合処理を行う。もし、判別処理S9で1ライ
ンの処理が終了した場合(YES)は全ライン終了かど
うかの判別(処理S26)を行い、ここでもし全ライン
終了でない時(NO)はイメージ・データの次のライン
の左端(左づめ時)に処理を移し(処理S27)再び処
理S1から処理9を繰り返し、もし全ライン終了の時
(YES)は全ての処理を終了する。
【0033】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、画像処理専用の装置を用いることなく汎用のCPU
を用いて、画像をそのCPUの処理単位の画素にして、
即ち16ビットCPUであるならば16ビット単位に分
割してそのCPU内部のレジスタによって処理を行うの
で、ドット単位でメモリからメモリへデータを転送する
従来の画像処理にくらべて非常に高速に縮小処理を行う
ことができる。
【0034】実施例では16ビットCPUを用いた例を
説明したが、8ビットCPUを用いる時は図5のシフト
量が異なるだけで、縮小処理そして結合処理を8ビット
CPUのレジスタを用いて実行できる。例えば約75%の
縮小比率にする時は8分の6の縮小を行う。そして左づ
めの縮小を行う場合のシフトについて右シフトでいうな
らばイメージバッファの位置データが1番目の時はシフ
トなし、2番目の時は6ビット右シフト、3番目の時は
4ビット右シフト、4番目のとき2ビット右シフト、そ
して5番目でシフトなしとなり以降この1番目から4番
目のシフトを繰り返して結合処理を行う。もちろんこの
時左シフトは上述した右シフトに対応して1番目処理な
し、2番目2ビット左シフト、3番目4ビット左シフ
ト、4番目6ビット左シフトとなる。32ビットCPU
を用いる時も上述した処理と同様にシフトテーブルを作
成して縮小処理と結合処理によって縮小データを発生で
きる。
【0035】また、実施例では左づめの縮小処理をとり
あげて説明したが、左づめの処理を行う時、例えば16
ビットCPUを用いて実施例と同様に16分の13即ち約81
%の縮小を右づめで行う時は図5のシフト図で右と左を
逆にする。即ち、位置データi=2では13ビット左シ
フトのデータと、3ビット右シフトしたデータとを発生
しこの13ビット左シフトしたデータを位置データi=
1のシフトなしのデータに結合(オア加算によって)す
ることによって右づめの縮小処理を行うことができる。
【0036】もちろん32ビットCPUを使えば、1ワ
ード単位を8ビット、16ビットあるいは32ビットの
いずれかに選択できるので縮小比率の分母を8、16あ
るいは32のいづれをも採用できる。この時同一寸法の
原画からイメージ・データを読み込むならば8ビット単
位の処理では荒い処理画像を、32ビット単位の処理で
は細い処理画像を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、画像処理専用の装置を
用いることなく汎用のCPU等を用いてイメージ・デー
タの縮小処理を高速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】一実施例のシステム構成図である。
【図3】(a) 〜(c) は、イメージ・データの縮小処理前
後の画像を示す図である。
【図4】(a) ,(b) は、処理単位の16ビットのデータ
の縮小前後の図である。
【図5】結合処理のシフトを示す図である。
【図6】一実施例の処理フローチャートである。
【符号の説明】
1 縮小手段 2 結合手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージ・データの一定ビット数内の任
    意のビットデータをオア加算して所定の縮小比率に縮小
    する縮小手段と、該縮小手段により縮小された相隣り合
    う縮小データを前記縮小比率に従ったビット数分シフト
    して結合する結合手段とを有することを特徴としたイメ
    ージ・データの縮小方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1988004310A1 (en) * 1986-12-08 1988-06-16 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Thermoplastic polyester resin composition
KR100666635B1 (ko) * 2005-08-26 2007-01-10 삼성에스디아이 주식회사 타일링형 유기 전계발광 표시장치
KR100721944B1 (ko) * 2005-08-12 2007-05-25 삼성에스디아이 주식회사 유기 전계발광 표시장치

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JPS62143561A (ja) * 1985-12-18 1987-06-26 Fujitsu Ltd 画像縮小回路

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