JPH05189318A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH05189318A
JPH05189318A JP4005717A JP571792A JPH05189318A JP H05189318 A JPH05189318 A JP H05189318A JP 4005717 A JP4005717 A JP 4005717A JP 571792 A JP571792 A JP 571792A JP H05189318 A JPH05189318 A JP H05189318A
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JP4005717A
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Taizo Sato
泰造 佐藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は情報処理装置に関し、割り込みを発
生させることなく、各アドレス変換バッファのエントリ
を無効化する情報処理装置を提供することを目的として
いる。 【構成】 演算制御手段と、アドレス変換バッファと、
アドレス変換バッファのエントリの無効化を指示する無
効化指示手段と、無効化指示手段からの無効化の指示を
検出し、該アドレスバスから仮想アドレスを、データバ
スから無効化範囲を示す識別子及びアドレス空間識別子
を入力するバスモニタ手段と、該バスモニタ手段により
入力されたデータに基づいてアドレス変換バッファのエ
ントリを無効化する無効化実行手段とを有する複数のプ
ロセッサからなり、前記アドレス変換バッファのエント
リを無効化する場合、バスマスタとなる所定のプロセッ
サから無効化を指示し、バススレーブ状態にある他のプ
ロセッサにより当該プロセッサ内の該アドレス変換バッ
ファのエントリを無効化するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置に係り、
詳しくは、例えば、マルチプロセッサシステムの分野に
用いて好適な、アドレス変換バッファを適切に制御する
情報処理装置に関する。近年、例えば、複数のCPU
(Central Processing Unit )からなるマルチプロセッ
サシステムと呼ばれる情報処理装置が数多く開発されて
いる。
【0002】これは、単独のCPUで実現できる処理性
能には限界があり、さらに性能の向上を図るため、複数
のCPUを利用することで、より高性能なシステムを実
現しようというものである。このマルチプロセッサシス
テムでは、通常、CPU間の情報の転送がメモリ上で行
われる共有メモリ方式が一般的であり、このような共有
メモリ方式のマルチプロセッサシステムにあっては、共
有メモリのアクセスの競合による総合性能の低下を防ぐ
ために各CPU毎にキャッシュ及びアドレス変換バッフ
ァを設けている。
【0003】しかし、各CPU毎にキャッシュ及びアド
レス変換バッファを設ける場合、後述するように、各キ
ャッシュ及び各アドレス変換バッファの内容に対するデ
ータ一致保証の問題が生じてくる。そこで、このような
マルチプロセッサシステムにおいては、各CPU毎に設
けられたキャッシュ及びアドレス変換バッファのデータ
の保証が必要となる。
【0004】
【従来の技術】従来のこの種の情報処理装置としては、
例えば、図4に示すような、複数のCPUが共通にアク
セスできる共用メモリを有するマルチプロセッサシステ
ムが知られている。このマルチプロセッサシステムは、
複数のプロセッサ(この場合、一例として2プロセッ
サ)P1,P2と、共有メモリCMとからなり、プロセ
ッサP1,P2はそれぞれCPU101,102、ロー
カルメモリLM1 ,LM2 から構成されている。
【0005】そしてさらに、各CPU101,102
は、演算処理部A1 ,A2 、アドレス変換バッファ
1 ,T2 、キャッシュC1 ,C2 から構成されてい
る。一般に、共有メモリ方式のマルチプロセッサシステ
ムにおいては、複数のプロセッサP1,P2中のあるプ
ロセッサP1(P2)によって共有メモリCMまたはア
ドレス変換テーブルを変換した場合、他のプロセッサP
2(P1)におけるキャッシュC2 (C1 )及びアドレ
ス変換バッファT2 (T1 )に変更内容が通知されない
と、当該プロセッサP2(P1)はキャッシュC2 (C
1 )及びアドレス変換バッファT2 (T1 )に基づい
て、変更前の内容で動作し、正常な動作が行われないと
いう問題があるため、以下に述べるような対策が採られ
ている。
【0006】すなわち、キャッシュに関しては、システ
ムバスを監視してプロセッサ内のキャッシュのエントリ
に対応するものがあるか否かをチェックし、書き換えを
検出すると対応するエントリを無効化することにより問
題を解消している。これは、キャッシュのエントリが、
物理アドレスとデータとで構成されているため、物理ア
ドレスの比較が容易に行えるためである。
【0007】一方、アドレス変換バッファに関しては、
プロセッサ内のアドレス変換バッファのエントリを無効
化する命令、またはハードウェアにより、プロセッサ内
のCPU間の割り込みを使用することで、各CPUで同
期してアドレス変換バッファのエントリを無効化する割
り込み処理を起動するものや、また、大型のものでは、
アドレス変換バッファにおける全エントリの無効化、す
なわち、パージを行う制御信号によって、全てのプロセ
ッサ内のアドレス変換バッファをパージすることによ
り、前述した問題に対して対処している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の情報処理装置にあっては、アドレス変換バッ
ファにはアドレス変換のための論理アドレスと物理アド
レスとの対がエントリに登録されているだけであり、ア
ドレス変換テーブル自体のアドレスは保持していないと
いう構成となっていたため、エントリに対応するアドレ
ス変換テーブルの書き換えを検出することは不可能であ
るという問題点があった。
【0009】すなわち、このために従来は前述したよう
に、CPU間の割り込みを利用して各CPUで同期して
アドレス変換バッファのエントリを無効化したり、全て
のCPUのアドレス変換バッファをパージしたりして対
処している。しかし、アドレス変換テーブルの書き換え
を行う場合にCPU間の割り込みを発生させ、各CPU
で同期してアドレス変換バッファのエントリを無効化す
るものにあっては、割り込み処理のオーバヘッドが大き
く、処理の高速化のためのマルチプロセッサシステムも
本来の目的通りの性能が発揮できないという問題点があ
った。
【0010】一方、全てのCPUのアドレス変換バッフ
ァをパージするものにあっては、全エントリの無効化を
行うため、再度アドレス変換を行うためのオーバヘッド
がかなり大きなものとなり、総合性能を低下させるとい
う問題点があった。そこで、アドレス変換テーブルのア
ドレスもエントリに追加することも考えられるが、アド
レス変換には複数の段階の変換テーブルを参照するの
で、これを行うと、一つのエントリに対して複数のテー
ブルアドレスを保持、例えば、TRON仕様の場合には
2段階変換であるため、2つのテーブルアドレスを保持
しなければならなくなるため、現実問題として実用的で
はない。
【0011】[目的]そこで本発明は、割り込みを発生
させることなく、各アドレス変換バッファのエントリを
無効化する情報処理装置を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による情報処理装
置は上記目的達成のため、その原理図を図1に示すよう
に、所定の演算処理及び周辺の制御を行う演算制御手段
ACと、アドレス変換識別子及び仮想アドレスと物理ア
ドレスとの変換対を記憶保持するアドレス変換バッファ
Tと、アドレスバスABに仮想アドレスを、データバス
DBに該アドレス変換バッファTのエントリの無効化範
囲を示す識別子及びアドレス空間識別子を出力すること
により該アドレス変換バッファTのエントリの無効化を
指示する無効化指示手段Sと、該アドレスバスAB及び
データバスDBを監視することにより該無効化指示手段
Sからの無効化の指示を検出し、該アドレスバスABか
ら仮想アドレスを、データバスDBから無効化範囲を示
す識別子及びアドレス空間識別子を入力するバスモニタ
手段BMと、該バスモニタ手段BMにより入力された仮
想アドレスと無効化範囲を示す識別子及びアドレス空間
識別子とに基づいて該アドレス変換バッファTのエント
リを無効化する無効化実行手段Gとを有する複数のプロ
セッサPからなる情報処理装置であって、前記アドレス
変換バッファTのエントリを無効化する場合、バスマス
タとなる所定のプロセッサから無効化を指示し、バスス
レーブ状態にある他のプロセッサにより当該プロセッサ
内の該アドレス変換バッファTのエントリを無効化する
ように構成している。
【0013】なお、前記アドレスバスに仮想アドレス
を、前記データバスにアドレス変換テーブルの変更範囲
を示す識別子及びアドレス空間識別子を出力することに
よりアドレス変換テーブルの内容を書き換えるように構
成してもよく、この場合、該アドレス変換テーブルの内
容の変更通知時から該アドレス変換テーブルの書き換え
終了時まで、書き換えを行うプロセッサ以外の前記アド
レスバス及びデータバスへのアクセスを禁止することが
好ましい。
【0014】
【作用】本発明では、アドレス変換バッファのエントリ
を無効化する場合、バスマスタとなる所定のプロセッサ
内の無効化指示手段からの無効化指示により、バススレ
ーブ状態にある他のプロセッサ内の無効化実行手段によ
り当該プロセッサ内の該アドレス変換バッファのエント
リが無効化される。
【0015】すなわち、割り込み処理に用いずに各プロ
セッサにおけるアドレス変換バッファのエントリが無効
化され、マルチプロセッサシステム全体における総合性
能の低下が防止される。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
2は本発明に係る情報処理装置の一実施例を示す図であ
り、図2は本実施例の要部構成を示すブロック図であ
る。まず、構成を説明する。
【0017】なお、図2において、図1に示した原理図
に付された番号と同一番号は同一部分を示す。本実施例
の情報処理装置は、大別して、演算制御手段ACである
演算処理部1、無効化指示手段S及び無効化実行手段G
を含んで構成する無効化制御手段SG、バスモニタ手段
BM、アドレス変換バッファTを備えている。
【0018】なお、図中、1は演算処理部、2はバスイ
ンターフェース部、3はバスアクセス制御部、4はアド
レス変換バッファ無効化部、5はバスモニタ制御部、6
は物理アドレス保持部、7はアドレス出力選択部、8は
有効無効選択部、9は比較用論理アドレス保持部、10
は比較用空間識別子保持部、11は論理アドレス比較
部、12は空間識別子比較部、13は空間識別子レジス
タ、14はモニタ用アドレスラッチ、15はモニタ用デ
ータラッチである。
【0019】演算処理部1は、所定の命令を解析して実
行するものである。バスインターフェース部2は、プロ
セッサP部分の核となるCPUと外部バスAB,DBと
を接続するブロックである。バスアクセス制御部3は、
演算処理部1より、メモリアクセスの制御を行うための
制御信号を受け取り、バスインターフェース部にバスサ
イクル起動の指示を行うブロックである。
【0020】アドレス変換バッファ無効化部4は、論理
アドレスとデータバスDB上の空間識別子とを使用し
て、アドレス変換バッファTにアクセスし、アドレス変
換バッファTにヒットしていれば、そのアドレス変換バ
ッファTのエントリの無効化を制御するブロックであ
る。バスモニタ制御部5は、CPUがバスマスタでない
場合、外部バスを監視し、アドレス変換バッファTの無
効化バスサイクルが実行されていることを検出した場
合、外部バスのアドレス及びデータをラッチするように
制御し、アドレス変換バッファ無効化部4にアドレス変
換バッファTの無効化を行うように指示するブロックで
ある。
【0021】物理アドレス保持部6は、アドレス変換バ
ッファTのうちの変換後の物理アドレスを記憶するブロ
ックである。アドレス出力選択部7は、アドレス変換無
効のアクセスの場合には、論理アドレスバスから物理ア
ドレスバスに出力するように、また、アドレス変換有効
のアクセスの場合には、アドレス変換バッファTにヒッ
トしていることを確認し、物理アドレス保持部6から物
理アドレスバスに出力するように出力先を選択するブロ
ックである。
【0022】有効無効選択部8は、通常時のアドレス変
換バッファTのエントリ書き込みの場合には、有効を示
す信号を生成し、アドレス変換バッファTの無効化の場
合には、アドレス変換バッファTにヒットしたエントリ
がある時に無効を示す信号を生成するブロックである。
比較用論理アドレス保持部9は、アドレス変換バッファ
Tのうちの変換前の論理アドレスを記憶し、後段の比較
回路に論理アドレスを出力するブロックである。
【0023】比較用空間識別子保持部10は、アドレス
変換バッファTのうちの変換前の空間識別子を記憶し、
後段の比較回路に論理アドレスを出力するブロックであ
る。論理アドレス比較部11、及び空間識別子比較部1
2は、論理アドレスと空間識別子とのそれぞれの比較を
行い、一致した場合には比較用物理アドレス保持部9か
ら物理アドレスを出力するように指示し、不一致の場合
には演算処理部1にアドレス変換バッファTのミスを通
知するブロックである。
【0024】空間識別子レジスタ13は、演算処理部1
で現在実行中の空間の空間識別子を保持するレジスタで
ある。モニタ用アドレスラッチ14、及びモニタ用デー
タラッチ15は、アドレスモニタ時のアドレス及びデー
タをラッチするためのものであり、外部からアドレス変
換バッファTの無効化を指示された場合、論理アドレス
と空間識別子とを伝播するブロックである。
【0025】次に作用を説明する。図3に示すように、
プロセッサP1 内のドレス変換バッファT1 の中に、ア
ドレス空間識別子AAA,論理アドレスBBBBを物理
アドレスCCCCに変換する情報が書き込まれていると
きに、プロセッサP1 でアドレス空間識別子AAA,論
理アドレスBBBBの変換先が変更される場合、まず、
演算処理部1により対応するアドレス変換バッファT1
のエントリが無効化される指示が行われる。
【0026】すなわち、無効化制御手段SG1 によって
アドレス変換バッファT1 に対して対応エントリの無効
化指示が出されるとともに、外部バスに対してアドレス
変換バッファ無効化バスサイクルが起動される。アドレ
ス変換バッファ無効化バスサイクルは、実際にメモリが
アクセスされるバスサイクルではなく、システムバス
(AB,DB)に接続されている他のプロセッサP2
対してアドレス変換バッファ無効化の指示が行われるた
めのバスサイクルであり、具体的には、アドレスバスA
Bに論理アドレスが出力され(この場合、BBBBが出
力される)、データバスDBに無効化範囲指示とアドレ
ス空間識別子とが出力される(この場合、X+AAAA
が出力される)。
【0027】プロセッサP2 のバスモニタ手段BM2
は、システムバスの監視状態にあり、アドレス変換バッ
ファ無効化バスサイクルが起動されると、アドレスバス
ABとデータバスDBとから論理アドレスと無効化範囲
とアドレス空間識別子とが受け取られ、アドレス変換バ
ッファ無効化の指示があったことがプロセッサP2 内の
無効化制御手段SG2 に通知される。
【0028】すると、無効化制御手段SG2 によって、
対応するアドレス変換バッファTのエントリの無効化が
指示される。これによって、プロセッサP1 ,P2 のア
ドレス変換バッファT1 ,T2 のデータ一致保証がなさ
れる。ちなみに、ここで述べているデータ一致保証と
は、例えば、本実施例において、プロセッサP1 からプ
ロセッサP2 にアドレス変換バッファT1 のエントリの
無効化の指示が伝播されない場合、同じ論理アドレスに
対してプロセッサP1 とプロセッサP2 とのアドレス変
換先が異なることになり、プログラムの暴走等を招くと
いうことである。
【0029】また、図4の従来例に示すように、各プロ
セッサ毎にローカルバスを持つシステムでは、通常、ロ
ーカルバスのバス権はローカルバスに接続されているC
PU101(102)にあるので、システムバスにアド
レス変換バッファ無効化バスサイクルが起動された場
合、ローカルバスのバス権を取得し、CPU102(1
01)に対してアドレス変換バッファ無効化バスサイク
ルを伝播させる手段がシステムバスとローカルバスとが
接続される部分で必要となる。
【0030】ここで、システムバスを監視する手段は、
従来のキャッシュのデータ一致保証のために必要なもの
であり、この既存のハードウェアにアドレス変換バッフ
ァ無効化バスサイクルも監視するようにすることで、わ
ずかなハードウェアの追加で容易にアドレス変換バッフ
ァ無効化バスサイクルの伝播を行うことができる。さら
に、アドレス変換テーブルの書き換え時にも、アドレス
変換バッファTのエントリの無効化を同時に行うが、ア
ドレス変換バッファ無効化バスサイクルとアドレス変換
テーブルの書き換えの間に、他のプロセッサがアドレス
変換を行えないように、アドレス変換バッファ無効化バ
スサイクルとアドレス変換テーブルの書き換えの間は、
バスロック指示を行うことが望ましい。
【0031】これは、他のプロセッサによってアドレス
変換が行われると、アドレス変換バッファTのエントリ
の無効化を行ったエントリが、再びアドレス変換バッフ
ァに登録される可能性があるためである。このように本
実施例では、割り込みを発生させることなく、各CPU
にアドレス変換バッファのエントリの無効化を指示する
ことができ、アドレス変換バッファのデータ一致保証を
保つことができる。
【0032】したがって、割り込み処理によるオーバヘ
ッドを無くすことができ、マルチプロセッサシステム全
体における総合性能の低下を防止することができる。ま
た、システムバスを利用して信号の伝播を行うので、制
御信号用に数本の信号線の追加のみで実施でき、外部回
路として必要なハードウェアも少なくてすむ。(なお、
前述の実施例では、未使用であった制御信号のビットパ
ターンを使用することで、システムバスの制御信号の追
加は不要となっている。)さらに、バスモニタ手段は、
キャッシュのデータ一致保証のためのバスモニタ手段を
利用することができるので、実際にアドレス変換バッフ
ァのエントリの無効化のために必要な専用の付加ハード
ウェアはほとんど不要となる。
【0033】
【発明の効果】本発明では、アドレス変換バッファのエ
ントリを無効化する場合、バスマスタとなる所定のプロ
セッサ内の無効化指示手段からの無効化指示によって、
バススレーブ状態にある他のプロセッサ内の無効化実行
手段により当該プロセッサ内の該アドレス変換バッファ
のエントリを無効化されるため、割り込み処理に用いず
に各プロセッサにおけるアドレス変換バッファのエント
リを無効化できる。
【0034】したがって、システムバスを介してアドレ
ス変換バッファの無効化指示を伝播させることで、割り
込み処理のオーバヘッド、またはアドレス変換バッファ
のパージのオーバヘッドによる総合性能の低下が防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の原理図である。
【図2】本実施例の要部構成を示すブロック図である。
【図3】本実施例の動作例を説明するための概略図であ
る。
【図4】従来の要部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 演算処理部 2 バスインターフェース部 3 バスアクセス制御部 4 アドレス変換バッファ無効化部 5 バスモニタ制御部 6 物理アドレス保持部 7 アドレス出力選択部 8 有効無効選択部 9 比較用論理アドレス保持部 10 比較用空間識別子保持部 11 論理アドレス比較部 12 空間識別子比較部 13 空間識別子レジスタ 14 モニタ用アドレスラッチ 15 モニタ用データラッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の演算処理及び周辺の制御を行う演算
    制御手段と、 アドレス変換識別子及び仮想アドレスと物理アドレスと
    の変換対を記憶保持するアドレス変換バッファと、 アドレスバスに仮想アドレスを、データバスに該アドレ
    ス変換バッファのエントリの無効化範囲を示す識別子及
    びアドレス空間識別子を出力することにより該アドレス
    変換バッファのエントリの無効化を指示する無効化指示
    手段と、 該アドレスバス及びデータバスを監視することにより該
    無効化指示手段からの無効化の指示を検出し、該アドレ
    スバスから仮想アドレスを、データバスから無効化範囲
    を示す識別子及びアドレス空間識別子を入力するバスモ
    ニタ手段と、 該バスモニタ手段により入力された仮想アドレスと無効
    化範囲を示す識別子及びアドレス空間識別子とに基づい
    て該アドレス変換バッファのエントリを無効化する無効
    化実行手段と、 を有する複数のプロセッサからなる情報処理装置であっ
    て、 前記アドレス変換バッファのエントリを無効化する場
    合、バスマスタとなる所定のプロセッサから無効化を指
    示し、バススレーブ状態にある他のプロセッサにより当
    該プロセッサ内の該アドレス変換バッファのエントリを
    無効化することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記アドレスバスに仮想アドレスを、前記
    データバスにアドレス変換テーブルの変更範囲を示す識
    別子及びアドレス空間識別子を出力することによりアド
    レス変換テーブルの内容を書き換えることを特徴とする
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記アドレス変換テーブルの内容を書き換
    える場合、該アドレス変換テーブルの内容の変更通知時
    から該アドレス変換テーブルの書き換え終了時まで、書
    き換えを行うプロセッサ以外の前記アドレスバス及びデ
    ータバスへのアクセスを禁止することを特徴とする請求
    項2記載の情報処理装置。
JP4005717A 1992-01-16 1992-01-16 情報処理装置 Withdrawn JPH05189318A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07200408A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Nec Corp 情報処理装置
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US10171352B2 (en) 2011-12-21 2019-01-01 Nec Corporation Communication system, node, control device, communication method, and program

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Effective date: 19990408