JPH05188316A - 光cvd用光学系 - Google Patents

光cvd用光学系

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Publication number
JPH05188316A
JPH05188316A JP2066692A JP2066692A JPH05188316A JP H05188316 A JPH05188316 A JP H05188316A JP 2066692 A JP2066692 A JP 2066692A JP 2066692 A JP2066692 A JP 2066692A JP H05188316 A JPH05188316 A JP H05188316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cvd
opening
laser beam
lens
optical system
Prior art date
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Pending
Application number
JP2066692A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamashita
博 山下
Nobuaki Furuya
伸昭 古谷
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Matsushita Giken KK
Original Assignee
Matsushita Giken KK
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Publication date
Application filed by Matsushita Giken KK filed Critical Matsushita Giken KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ・ビームの発散角の影響を受けること
なく、CVD反応を狭い領域に限定して行わせることが
できる光CVD用光学系を提供すること。 【構成】 光線11を通過させる開口12と、この開口12と
CVD面14とを共役関係に保ち、開口12を通過した光線
をCVD面14に投影するレンズ13を備えている。このよ
うに、レンズ13は、開口12とCVD面14を共役関係に保
たれているので、CVD面14上でのレーザ・ビームの形
状は開口12の形状により決まり、レーザ・ビーム11の発
散角の影響を受けることはない。したがって、CVD面
14上におけるCVD反応を狭い領域に限定して起こさせ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光CVD装置に用いる
光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】光CVD法は、他のCVD法に比べて、
CVD面上での異なる部位における反応速度を部分的に
制御することが容易であるという利点を持っている。
【0003】まず、従来の光CVD用光学系について説
明する。
【0004】従来の光CVD用光学系は、図3に示すよ
うに、レーザ・ビーム11の断面を制限する開口12と、レ
ンズ13と、走査ミラー15とを備え、CVD用の試料があ
るCVD面14上にレーザ・ビームを投射するように構成
されている。
【0005】このように構成された光CVD用光学系に
おいて、開口12で制限されたレーザ・ビーム11は、レン
ズ13によりCVD面14に集光される。CVD面14上にお
いてレーザ・ビームが集光される位置は、走査ミラー15
の角度により設定できるので、CVD面14上における異
なる部位のCVD反応速度を自由に制御することができ
る。たとえば、走査ミラー15の角度を固定しておけば、
CVD面14上においてレーザ・ビーム11が集光されてい
る部位のみでCVD反応が起きる。また、走査ミラー15
を常に動かし続けて、CVD面14上をレーザ・ビーム11
で走査する場合、CVD面14上の部位に応じて走査速度
を変えることにより、CVD面14上での各部位における
CVD反応速度を自由に制御することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の光学系においては、放射されるレーザ・ビーム11に
発散角を有している場合、レンズ13によってCVD面14
上に集光されたレーザ・ビームは、その発散角に応じた
広がりを持つことになるので、CVD面14上の狭い領域
に限定してCVD反応を行なわせることが困難であると
いう課題を有していた。
【0007】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するために考えられたもので、CVD面上におけるレ
ーザ・ビームの広がりを抑え、CVD反応を狭い領域の
みで行なわせることができる光CVD用光学系を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の光CVD用光学系は、光線を通過させる開
口と、この開口とCVD面とを共役関係に保ち、開口を
通過した光線をCVD面に投影するレンズ系を備えてい
る。
【0009】また、レンズ系とCVD面との間に走査ミ
ラーを設けて、レーザ・ビームを走査しながらCVD面
上に照射することもできる。
【0010】
【作用】本発明の光CVD用光学系により、レンズで開
口の形状をCVD面に投影し、レーザ・ビームが有する
発散角の影響を除去することができる。
【0011】
【実施例】
(第1実施例)図1に示すように、レーザ・ビーム11の
断面を制限する開口12と、レンズ13とを備え、CVD用
の試料があるCVD面14上にレーザ・ビームを投射する
ように構成されている。
【0012】レンズ13は、開口12とCVD面14を共役関
係に保つように設定されているので、CVD面14上での
レーザ・ビーム11の形状は開口12の形状により決まり、
レーザ・ビーム11の発散角に影響されることはない。し
たがって、CVD面14上におけるCVD反応を狭い領域
に限定して起こさせることができる。
【0013】(第2実施例)図2に示すように、レーザ
・ビーム11の断面を制限する開口12と、レンズ13と、こ
のレンズ13により投影される光線をCVD面14上で走査
させるための走査ミラー15とを備え、CVD用の試料が
あるCVD面14上にレーザ・ビームを走査しながら投射
するように構成されている。
【0014】第1実施例と同様にレンズ13は、開口12と
CVD面14を共役関係に保つように設定されている。
【0015】走査ミラー15によってレーザ・ビームを走
査しながらCVD面14上の部位に照射し、その走査速度
を変えることにより、CVD面14上での各部位における
CVD反応速度を自由に制御することができる。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例に基づく説明から明らかな
ように、本発明の光CVD用光学系によると、開口12
と、この開口12とCVD面14とを共役関係に保ち、開口
12を通過した光線をCVD面14上に投影するレンズ系13
を設けることにより、レーザ・ビーム11の発散角の影響
を受けることなく、CVD反応を狭い領域のみに限定し
て行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光CVD用光学系の第1実施例を示す
構成図
【図2】本発明の光CVD用光学系の第2実施例を示す
構成図
【図3】従来の光CVD用光学系の一例を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
11 レーザ・ビーム 12 開口 13 レンズ 14 CVD面 15 走査ミラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光線を通過させる開口と、該開口とCV
    D面とを共役関係に保ち、前記開口を通過した光線をC
    VD面に投影するレンズ系を備えたことを特徴とする光
    CVD用光学系。
  2. 【請求項2】 光線を通過させる開口と、該開口とCV
    D面とを共役関係に保ち、前記開口を通過した光線をC
    VD面に投影するレンズ系と、該レンズ系により投影さ
    れる光線をCVD面上で走査とちといすな走査ミラーか
    らを備えたことを特徴とする光CVD用光学系。
JP2066692A 1992-01-10 1992-01-10 光cvd用光学系 Pending JPH05188316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2066692A JPH05188316A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 光cvd用光学系

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JP2066692A JPH05188316A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 光cvd用光学系

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JPH05188316A true JPH05188316A (ja) 1993-07-30

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