JPH05188273A - ズームレンズ鏡筒 - Google Patents
ズームレンズ鏡筒Info
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- JPH05188273A JPH05188273A JP4001778A JP177892A JPH05188273A JP H05188273 A JPH05188273 A JP H05188273A JP 4001778 A JP4001778 A JP 4001778A JP 177892 A JP177892 A JP 177892A JP H05188273 A JPH05188273 A JP H05188273A
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- JP
- Japan
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- barrel
- cam
- optical axis
- lens barrel
- lens
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/04—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
- G02B7/10—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
- G02B7/102—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens controlled by a microcomputer
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B13/00—Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
- G03B13/02—Viewfinders
- G03B13/10—Viewfinders adjusting viewfinders field
- G03B13/12—Viewfinders adjusting viewfinders field to compensate for change of camera lens or size of picture
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Viewfinders (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、ファインダー駆動手段の位置調整を
せずとも、組立時における撮影光学系の合焦位置調整を
行うことが可能であり、コスト低減を実現するズームレ
ンズ鏡筒を提供することを目的とする。 【構成】カメラ本体に対し、光軸方向の位置が調整可能
にされた固定枠と、この固定枠の外周に、該固定枠に対
し光軸回りに回動自在および光軸方向に移動自在にされ
たカム枠と、カメラ本体に固定されるファインダー光学
系と、上記カム枠に一体的に設けられ、上記ファインダ
ー光学系を駆動するファインダー光学系駆動カムとを具
備しており、組立時における撮影光学系の合焦位置調整
を、上記カメラ本体に対して上記カム枠を不動にし、固
定枠のみを光軸方向に進退させることにより行うことを
特徴とする。
せずとも、組立時における撮影光学系の合焦位置調整を
行うことが可能であり、コスト低減を実現するズームレ
ンズ鏡筒を提供することを目的とする。 【構成】カメラ本体に対し、光軸方向の位置が調整可能
にされた固定枠と、この固定枠の外周に、該固定枠に対
し光軸回りに回動自在および光軸方向に移動自在にされ
たカム枠と、カメラ本体に固定されるファインダー光学
系と、上記カム枠に一体的に設けられ、上記ファインダ
ー光学系を駆動するファインダー光学系駆動カムとを具
備しており、組立時における撮影光学系の合焦位置調整
を、上記カメラ本体に対して上記カム枠を不動にし、固
定枠のみを光軸方向に進退させることにより行うことを
特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ズームレンズ鏡筒、
詳しくは、組立時において撮影光学系の合焦位置調整を
行うようになっているズームレンズ鏡筒に関するもので
ある。
詳しくは、組立時において撮影光学系の合焦位置調整を
行うようになっているズームレンズ鏡筒に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ズームレンズを有するカメラにお
いては、通常、その組立時において撮影光学系の合焦位
置調整(以下、fc調整という)、および、ズームレン
ズがワイド状態(以下、W状態という)にあるときと、
テレ状態(以下、T状態という)にあるときとの上記f
c調整量の差を所定量以下になるようにする調整(以
下、Zp調整という)が行われている。
いては、通常、その組立時において撮影光学系の合焦位
置調整(以下、fc調整という)、および、ズームレン
ズがワイド状態(以下、W状態という)にあるときと、
テレ状態(以下、T状態という)にあるときとの上記f
c調整量の差を所定量以下になるようにする調整(以
下、Zp調整という)が行われている。
【0003】このfc調整およびZp調整が従来どのよ
うに行われているかを、本出願人による特開平1−20
7731号公報に開示されているズームレンズ鏡筒を例
に説明する。
うに行われているかを、本出願人による特開平1−20
7731号公報に開示されているズームレンズ鏡筒を例
に説明する。
【0004】図8は、該ズームレンズ鏡筒を示す断面図
である。
である。
【0005】このズームレンズ鏡筒には、図示しないカ
メラ本体に固定された固定枠122の外径方向にカム環
124が回転自在に嵌装されている。また、該固定枠1
22の内径側には移動枠128が嵌装されていて、該移
動枠128の内径側には第2群枠136および第3群枠
150が嵌装されている。さらに、上記カム環124の
先端部には調整リング126がネジ止めされているとと
もに、上記固定枠122の先端部の周溝には押さえリン
グ127が固定されている。そして、この押さえリング
127と上記固定枠122との段部で、上記調整リング
126は光軸方向の移動を規制されている。また、上記
カム環124の外径部には連動板156がビスにより一
体的に固定されている。この連動板156の外周にはギ
アー部157が設けられており、さらに、該連動板15
6の光軸方向の両端面にはファインダーレンズ群に設け
られたフレーム165の腕部165b,フレーム166
の腕部166bが当接するように構成されている。
メラ本体に固定された固定枠122の外径方向にカム環
124が回転自在に嵌装されている。また、該固定枠1
22の内径側には移動枠128が嵌装されていて、該移
動枠128の内径側には第2群枠136および第3群枠
150が嵌装されている。さらに、上記カム環124の
先端部には調整リング126がネジ止めされているとと
もに、上記固定枠122の先端部の周溝には押さえリン
グ127が固定されている。そして、この押さえリング
127と上記固定枠122との段部で、上記調整リング
126は光軸方向の移動を規制されている。また、上記
カム環124の外径部には連動板156がビスにより一
体的に固定されている。この連動板156の外周にはギ
アー部157が設けられており、さらに、該連動板15
6の光軸方向の両端面にはファインダーレンズ群に設け
られたフレーム165の腕部165b,フレーム166
の腕部166bが当接するように構成されている。
【0006】なお、上記移動枠128には第1群枠13
4を介して第1レンズ群131が保持され、第2群枠1
36には前群保持枠142,後群保持枠144を介して
第2レンズ群132が保持され、第3群枠150には保
持枠154を介して第3レンズ群133が保持されてい
る。
4を介して第1レンズ群131が保持され、第2群枠1
36には前群保持枠142,後群保持枠144を介して
第2レンズ群132が保持され、第3群枠150には保
持枠154を介して第3レンズ群133が保持されてい
る。
【0007】このように構成された上記従来例の動作を
以下に示す。
以下に示す。
【0008】図示しないズーム駆動ユニットからの出力
をギアー部157で受け、連動板156と一体に構成さ
れたカム環124が固定枠122に対し光軸回りに回転
する。この固定枠122の回転により該固定枠122に
構成された直進溝と、カム環124に構成されたカム溝
との関係により、第1レンズ群131,第2レンズ群1
32,第3レンズ群133は適当な量だけ光軸方向に移
動することになる。
をギアー部157で受け、連動板156と一体に構成さ
れたカム環124が固定枠122に対し光軸回りに回転
する。この固定枠122の回転により該固定枠122に
構成された直進溝と、カム環124に構成されたカム溝
との関係により、第1レンズ群131,第2レンズ群1
32,第3レンズ群133は適当な量だけ光軸方向に移
動することになる。
【0009】さて、上記Zp調整は、上述したようにズ
ームレンズがW状態にあるときと、T状態にあるときと
の上記fc調整量の差を、所定量以下になるようにする
調整であって、たとえば、上記従来例の場合には第3群
枠150に対して保持枠154を前後動させることで実
現させている。
ームレンズがW状態にあるときと、T状態にあるときと
の上記fc調整量の差を、所定量以下になるようにする
調整であって、たとえば、上記従来例の場合には第3群
枠150に対して保持枠154を前後動させることで実
現させている。
【0010】また、上記fc調整は、上記従来例の場合
には調整リング126を回転して固定枠122に対して
カム環124を光軸方向に前後させ、これにより第1レ
ンズ群131,第2レンズ群132,第3レンズ群13
3を光軸方向に前後動させることで行っている。
には調整リング126を回転して固定枠122に対して
カム環124を光軸方向に前後させ、これにより第1レ
ンズ群131,第2レンズ群132,第3レンズ群13
3を光軸方向に前後動させることで行っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来例で示したようなfc調整では、上記カム環124の
光軸方向における位置が、固定枠122に対して、すな
わち、図示しないカメラ本体に対して定まらない。
来例で示したようなfc調整では、上記カム環124の
光軸方向における位置が、固定枠122に対して、すな
わち、図示しないカメラ本体に対して定まらない。
【0012】ところが、図示しないファインダーユニッ
トは該カメラ本体に固定されているので、該カメラ本体
に対しフレーム165の腕部165bおよびフレーム1
66の腕部166bが所定の基準位置にないと、該ファ
インダーのレンズ間隔が一定位置に定まらず、撮影レン
ズとファインダーの関係が正常に保てなくなる。したが
って、上記fc調整を行った後にカム環124に対し連
動板156の光軸方向の位置をずらし、カメラ本体およ
びファインダーに対し連動板156の位置が必ず一定の
位置になるような調整手段が必要であった。
トは該カメラ本体に固定されているので、該カメラ本体
に対しフレーム165の腕部165bおよびフレーム1
66の腕部166bが所定の基準位置にないと、該ファ
インダーのレンズ間隔が一定位置に定まらず、撮影レン
ズとファインダーの関係が正常に保てなくなる。したが
って、上記fc調整を行った後にカム環124に対し連
動板156の光軸方向の位置をずらし、カメラ本体およ
びファインダーに対し連動板156の位置が必ず一定の
位置になるような調整手段が必要であった。
【0013】また、このようにカム環124と連動板1
56との取付位置の調整が必要となるので、該カム環1
24と該連動板156とを一体化することができず、部
品点数の増大によりコストも高くなっていた。
56との取付位置の調整が必要となるので、該カム環1
24と該連動板156とを一体化することができず、部
品点数の増大によりコストも高くなっていた。
【0014】本発明は係る問題点に鑑みてなされたもの
であり、ファインダー駆動手段の位置調整をせずとも、
組立時における撮影光学系の合焦位置調整を行うことが
可能であり、かつ、コスト低減を実現するズームレンズ
鏡筒を提供することを目的とする。
であり、ファインダー駆動手段の位置調整をせずとも、
組立時における撮影光学系の合焦位置調整を行うことが
可能であり、かつ、コスト低減を実現するズームレンズ
鏡筒を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段および作用】本発明による
ズームレンズ鏡筒は、カメラ本体に対し、光軸方向の位
置が調整可能にされた固定枠と、この固定枠の外周に、
該固定枠に対し光軸回りに回動自在および光軸方向に移
動自在にされたカム枠と、カメラ本体に固定されるファ
インダー光学系と、上記カム枠に一体的に設けられ、上
記ファインダー光学系を駆動するファインダー光学系駆
動カムとを具備しており、組立時における撮影光学系の
合焦位置調整を、上記カメラ本体に対して上記カム枠を
不動にし、固定枠のみを光軸方向に進退させることによ
り行うことを特徴とする。
ズームレンズ鏡筒は、カメラ本体に対し、光軸方向の位
置が調整可能にされた固定枠と、この固定枠の外周に、
該固定枠に対し光軸回りに回動自在および光軸方向に移
動自在にされたカム枠と、カメラ本体に固定されるファ
インダー光学系と、上記カム枠に一体的に設けられ、上
記ファインダー光学系を駆動するファインダー光学系駆
動カムとを具備しており、組立時における撮影光学系の
合焦位置調整を、上記カメラ本体に対して上記カム枠を
不動にし、固定枠のみを光軸方向に進退させることによ
り行うことを特徴とする。
【0016】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
る。
る。
【0017】図1は、本発明の一実施例を示すレンズ鏡
筒を有するカメラの要部断面図であって、図2,図3
は、上記レンズ鏡筒を構成する各部材を、光軸方向に引
き延ばして示した分解斜視図である。
筒を有するカメラの要部断面図であって、図2,図3
は、上記レンズ鏡筒を構成する各部材を、光軸方向に引
き延ばして示した分解斜視図である。
【0018】この実施例は、本発明をズームレンズ鏡筒
に適用したものであって、このズームレンズ鏡筒はカメ
ラ本体1に一体に取り付けられた固定筒10を含んで構
成されており、図1における上半部はズームレンズをワ
イド位置に移動させたワイド状態を、下半部はズームレ
ンズをテレ位置に移動させたテレ状態をそれぞれ示して
いる。
に適用したものであって、このズームレンズ鏡筒はカメ
ラ本体1に一体に取り付けられた固定筒10を含んで構
成されており、図1における上半部はズームレンズをワ
イド位置に移動させたワイド状態を、下半部はズームレ
ンズをテレ位置に移動させたテレ状態をそれぞれ示して
いる。
【0019】このレンズ鏡筒を有するカメラは、上記カ
メラ本体1の前部を覆う前カバー2および後部を覆う後
カバー3と、裏蓋4とで、その主要部が構成されてい
る。なお、上記後カバー3に対してヒンジ(図示され
ず)によって開閉自在に取り付けられた上記裏蓋4は、
遮光用弾性部材5により光密的に閉蓋されるようになっ
ている。
メラ本体1の前部を覆う前カバー2および後部を覆う後
カバー3と、裏蓋4とで、その主要部が構成されてい
る。なお、上記後カバー3に対してヒンジ(図示され
ず)によって開閉自在に取り付けられた上記裏蓋4は、
遮光用弾性部材5により光密的に閉蓋されるようになっ
ている。
【0020】上記ズームレンズ鏡筒は、上記固定筒10
の外周面に回動自在に嵌合していて、光軸方向の移動を
阻止された駆動筒20と、固定筒10の内周面に嵌合し
ていて、上記駆動筒20により駆動され、回動しながら
光軸方向に前後動するカム筒30と、このカム筒30内
に前方から順に配設されていて、光軸方向にそれぞれ前
後動する第1レンズ筒40,第2レンズ筒50,第3レ
ンズ筒60と、同じく上記カム筒30内に配設され、キ
ー受け部材34により光軸方向の移動を阻止されると共
に上記固定筒10によって光軸周りの回動が阻止されて
いて、上記第1レンズ筒40,第2レンズ筒50,第3
レンズ筒60の光軸周りの回動を規制するフロートキー
80と、上記第1レンズ筒40の前面側に設けられてい
て、上記第2レンズ筒50内に支持されたバリアドライ
バ53(図1参照)によってバリア71が開閉されるバ
リアユニット70(図1参照)と、上記第2レンズ筒5
0内に支持されたシャッタユニット52(図1参照)に
よって開閉されるシャッタ羽根54(図1参照)と、上
記第2レンズ筒50と第3レンズ筒60間に張設されて
いて、後述するカム溝孔30b,30cに対する駆動ロ
ーラ50a,60aの嵌合のガタ付きを吸収するための
コイルバネからなる弾性部材90と、上記フロートキー
80の後部に取り付けられたフレア絞り100とで構成
されている。
の外周面に回動自在に嵌合していて、光軸方向の移動を
阻止された駆動筒20と、固定筒10の内周面に嵌合し
ていて、上記駆動筒20により駆動され、回動しながら
光軸方向に前後動するカム筒30と、このカム筒30内
に前方から順に配設されていて、光軸方向にそれぞれ前
後動する第1レンズ筒40,第2レンズ筒50,第3レ
ンズ筒60と、同じく上記カム筒30内に配設され、キ
ー受け部材34により光軸方向の移動を阻止されると共
に上記固定筒10によって光軸周りの回動が阻止されて
いて、上記第1レンズ筒40,第2レンズ筒50,第3
レンズ筒60の光軸周りの回動を規制するフロートキー
80と、上記第1レンズ筒40の前面側に設けられてい
て、上記第2レンズ筒50内に支持されたバリアドライ
バ53(図1参照)によってバリア71が開閉されるバ
リアユニット70(図1参照)と、上記第2レンズ筒5
0内に支持されたシャッタユニット52(図1参照)に
よって開閉されるシャッタ羽根54(図1参照)と、上
記第2レンズ筒50と第3レンズ筒60間に張設されて
いて、後述するカム溝孔30b,30cに対する駆動ロ
ーラ50a,60aの嵌合のガタ付きを吸収するための
コイルバネからなる弾性部材90と、上記フロートキー
80の後部に取り付けられたフレア絞り100とで構成
されている。
【0021】上記駆動筒20は、その外周面に部分円弧
状に形成された駆動ギアー21,ガイドリブ22,連動
カム23が前方から順に配設されている。この駆動ギア
ー21とガイドリブ22とは、後述するファインダー枠
110(図4参照)に一体に設けられたガイドピン11
0aの直径に相当する間隔をもって配設されている。上
記駆動ギアー21は、図示されないズーム駆動ユニット
からの駆動力を受けて、駆動筒20をガイドリブ22に
ガイドされて光軸Oの周りに反時計方向Aまたは時計方
向B(図2参照)に回動させる。また、上記連動カム2
3は図示しないファインダ光学系のレンズをズーミング
する役目をする。そして、この駆動筒20には、その周
方向の3等分位置に光軸方向にガイド用長溝孔20aが
設けられているほか、その後端縁には後述するデータユ
ニット(図示せず)からのデート写込用光束を通過させ
る切欠部20bが形成されている。また、この駆動筒2
0の後端縁部には、同駆動筒20の回動量を検出するた
めのエンコーダ350が設けられている。
状に形成された駆動ギアー21,ガイドリブ22,連動
カム23が前方から順に配設されている。この駆動ギア
ー21とガイドリブ22とは、後述するファインダー枠
110(図4参照)に一体に設けられたガイドピン11
0aの直径に相当する間隔をもって配設されている。上
記駆動ギアー21は、図示されないズーム駆動ユニット
からの駆動力を受けて、駆動筒20をガイドリブ22に
ガイドされて光軸Oの周りに反時計方向Aまたは時計方
向B(図2参照)に回動させる。また、上記連動カム2
3は図示しないファインダ光学系のレンズをズーミング
する役目をする。そして、この駆動筒20には、その周
方向の3等分位置に光軸方向にガイド用長溝孔20aが
設けられているほか、その後端縁には後述するデータユ
ニット(図示せず)からのデート写込用光束を通過させ
る切欠部20bが形成されている。また、この駆動筒2
0の後端縁部には、同駆動筒20の回動量を検出するた
めのエンコーダ350が設けられている。
【0022】上記固定筒10は、上記カム筒30を回転
させながら光軸方向に前後動させるためのリード状のカ
ム溝孔10aが、その周面の3等分位置に穿設されてい
ると共に、内周面の周方向の3等分位置には後述するフ
ロートキー80のガイド用突起80aを嵌合させる直進
ガイド溝10bが穿設されている。そして、図2に示す
ように、この固定筒10のフィルム面側に対向する後端
部には、上記各カム溝孔10aのうちのカメラ上部に位
置するカム溝孔10aの終端に隣って、光軸方向に長い
矩形状の貫通孔10cが設けられている。この貫通孔1
0cは撮影時に上記駆動筒20の切欠部20bが重合す
るように形成されていて、データ写込み手段であるデー
タユニット(図示せず)からのデート写込用光束をフィ
ルム面に向けて通過させる役目をする。また、この貫通
孔10cの、上記カム溝孔10aの終端とは反対側に
は、上記駆動筒20の回動を規制するためのストップ用
突起10dが外周面上に突設されている。なお、固定筒
10の後端縁部に径方向に突出するように形成された突
出片10eはカメラ本体1への取付部である。
させながら光軸方向に前後動させるためのリード状のカ
ム溝孔10aが、その周面の3等分位置に穿設されてい
ると共に、内周面の周方向の3等分位置には後述するフ
ロートキー80のガイド用突起80aを嵌合させる直進
ガイド溝10bが穿設されている。そして、図2に示す
ように、この固定筒10のフィルム面側に対向する後端
部には、上記各カム溝孔10aのうちのカメラ上部に位
置するカム溝孔10aの終端に隣って、光軸方向に長い
矩形状の貫通孔10cが設けられている。この貫通孔1
0cは撮影時に上記駆動筒20の切欠部20bが重合す
るように形成されていて、データ写込み手段であるデー
タユニット(図示せず)からのデート写込用光束をフィ
ルム面に向けて通過させる役目をする。また、この貫通
孔10cの、上記カム溝孔10aの終端とは反対側に
は、上記駆動筒20の回動を規制するためのストップ用
突起10dが外周面上に突設されている。なお、固定筒
10の後端縁部に径方向に突出するように形成された突
出片10eはカメラ本体1への取付部である。
【0023】また、この固定筒10の内周面に嵌合する
上記カム筒30は、その内周面に上記第1レンズ筒40
を光軸方向にズーミング移動させるためのカム溝30a
が3等分位置にそれぞれ穿設されていると共に、同じく
上記第2レンズ筒50を光軸方向にズーミング移動させ
るためのカム溝30bおよび上記第3レンズ筒60を光
軸方向にズーミング移動させるためのカム溝30cが内
周面の3等分位置にそれぞれ穿設されている。なお、該
各カム溝30a〜30cの状態を図6に詳しく示す。こ
の図6は、上記カム筒30の内周面を一部切り取って平
面的に示したものである。また、図中、符号F2は、各
レンズ群がW状態から沈胴状態にいたる際に第3レンズ
筒60がフロートキー80に対して移動する距離を示し
ており、また、符号F3は、各レンズ群がW状態からT
状態まで移動した際に同第3レンズ筒60がフロートキ
ー80に対して移動する距離を示している。
上記カム筒30は、その内周面に上記第1レンズ筒40
を光軸方向にズーミング移動させるためのカム溝30a
が3等分位置にそれぞれ穿設されていると共に、同じく
上記第2レンズ筒50を光軸方向にズーミング移動させ
るためのカム溝30bおよび上記第3レンズ筒60を光
軸方向にズーミング移動させるためのカム溝30cが内
周面の3等分位置にそれぞれ穿設されている。なお、該
各カム溝30a〜30cの状態を図6に詳しく示す。こ
の図6は、上記カム筒30の内周面を一部切り取って平
面的に示したものである。また、図中、符号F2は、各
レンズ群がW状態から沈胴状態にいたる際に第3レンズ
筒60がフロートキー80に対して移動する距離を示し
ており、また、符号F3は、各レンズ群がW状態からT
状態まで移動した際に同第3レンズ筒60がフロートキ
ー80に対して移動する距離を示している。
【0024】再び図2に戻って、該カム筒30の後端縁
部の外周面の3等分位置にはビス33によってズーム用
駆動ローラ32が固定されている。このローラ32は上
記固定筒10のカム溝孔10aを貫通して上記駆動筒2
0のガイド用長溝孔20a内に嵌入している。したがっ
て、上記駆動筒20が光軸Oの周りに回動するとガイド
用長溝孔20aによって該ズーム用駆動ローラ32も回
動するので、カム筒30は上記カム溝孔10aによって
回動しながら光軸方向に前後動する。
部の外周面の3等分位置にはビス33によってズーム用
駆動ローラ32が固定されている。このローラ32は上
記固定筒10のカム溝孔10aを貫通して上記駆動筒2
0のガイド用長溝孔20a内に嵌入している。したがっ
て、上記駆動筒20が光軸Oの周りに回動するとガイド
用長溝孔20aによって該ズーム用駆動ローラ32も回
動するので、カム筒30は上記カム溝孔10aによって
回動しながら光軸方向に前後動する。
【0025】上記第1レンズ筒40は、その内部の前部
寄りに、第1レンズ群L1 (図1参照)を保持したレン
ズ支持枠41が固定されていると共に、その内周面の3
等分位置に比較的幅の広い光軸方向のガイド溝40bが
穿設されていて、同ガイド溝40bには後述するフロー
トキー80のキー部80bの外面側が嵌入し、同レンズ
筒40が光軸方向にのみ移動するように規制している。
また、このレンズ筒40の後端部の外周面の3等分位置
には駆動ローラ40aが固植されていて、同駆動ローラ
40aはカム筒30の上記カム溝30aに嵌入してい
る。
寄りに、第1レンズ群L1 (図1参照)を保持したレン
ズ支持枠41が固定されていると共に、その内周面の3
等分位置に比較的幅の広い光軸方向のガイド溝40bが
穿設されていて、同ガイド溝40bには後述するフロー
トキー80のキー部80bの外面側が嵌入し、同レンズ
筒40が光軸方向にのみ移動するように規制している。
また、このレンズ筒40の後端部の外周面の3等分位置
には駆動ローラ40aが固植されていて、同駆動ローラ
40aはカム筒30の上記カム溝30aに嵌入してい
る。
【0026】上記第2レンズ筒50は、その内部に、第
2レンズ群L2 (図1参照)を保持したレンズ支持枠5
1が固定されると共に、その外周面の3等分位置には前
端壁50cを有する比較的周方向に幅の広い後方が開放
された光軸方向のガイド用凹部50bが設けられてい
て、同ガイド用凹部50bには上記ガイド溝40bに嵌
入するフロートキー80のキー部80bの内面側が嵌入
し、同レンズ筒50が光軸方向にのみ移動するように規
制している。したがって、上記フロートキー80のキー
部80bは上記ガイド溝40bと上記ガイド用凹部50
bとに挾み込まれる形となっている。また、外周面の上
記ガイド用凹部50b同士の間の後部には、駆動ローラ
50aが固植されている。よって、この駆動ローラ50
aはレンズ筒50の後端部の外周面の3等分位置にそれ
ぞれ固植されており、この各駆動ローラ50aはカム筒
30の上記カム溝30bにそれぞれ嵌入している。
2レンズ群L2 (図1参照)を保持したレンズ支持枠5
1が固定されると共に、その外周面の3等分位置には前
端壁50cを有する比較的周方向に幅の広い後方が開放
された光軸方向のガイド用凹部50bが設けられてい
て、同ガイド用凹部50bには上記ガイド溝40bに嵌
入するフロートキー80のキー部80bの内面側が嵌入
し、同レンズ筒50が光軸方向にのみ移動するように規
制している。したがって、上記フロートキー80のキー
部80bは上記ガイド溝40bと上記ガイド用凹部50
bとに挾み込まれる形となっている。また、外周面の上
記ガイド用凹部50b同士の間の後部には、駆動ローラ
50aが固植されている。よって、この駆動ローラ50
aはレンズ筒50の後端部の外周面の3等分位置にそれ
ぞれ固植されており、この各駆動ローラ50aはカム筒
30の上記カム溝30bにそれぞれ嵌入している。
【0027】なお、この第2レンズ筒50には、前述の
ようにシャッタユニット52およびシャッタ羽根54が
配設されていて、同第2レンズ筒50と一体に前後動す
るようになっている。
ようにシャッタユニット52およびシャッタ羽根54が
配設されていて、同第2レンズ筒50と一体に前後動す
るようになっている。
【0028】上記第3レンズ筒60は、その内部に、第
3レンズ群L3 (図1参照)を保持したレンズ支持枠6
1が固定されていると共に、その外周面の3等分位置に
は比較的幅の広い周方向のガイド用切欠部60bが設け
られていて、同ガイド用切欠部60bには上記ガイド溝
40bと上記ガイド用凹部50bとの間に介在するフロ
ートキー80のキー部80bが嵌入し、同レンズ筒60
が光軸方向にのみ移動するように規制している。また、
このレンズ筒60の外周面の上記ガイド用切欠部60b
同士の間には、それぞれ駆動ローラ60aが固植されて
いる。よって、この駆動ローラ60aはレンズ筒60の
外周面の3等分位置にそれぞれ固植されており、この各
駆動ローラ60aはカム筒30の上記カム溝30cにそ
れぞれ嵌入している。
3レンズ群L3 (図1参照)を保持したレンズ支持枠6
1が固定されていると共に、その外周面の3等分位置に
は比較的幅の広い周方向のガイド用切欠部60bが設け
られていて、同ガイド用切欠部60bには上記ガイド溝
40bと上記ガイド用凹部50bとの間に介在するフロ
ートキー80のキー部80bが嵌入し、同レンズ筒60
が光軸方向にのみ移動するように規制している。また、
このレンズ筒60の外周面の上記ガイド用切欠部60b
同士の間には、それぞれ駆動ローラ60aが固植されて
いる。よって、この駆動ローラ60aはレンズ筒60の
外周面の3等分位置にそれぞれ固植されており、この各
駆動ローラ60aはカム筒30の上記カム溝30cにそ
れぞれ嵌入している。
【0029】そして、この第3レンズ筒60の前端面と
上記第2レンズ筒50の後端面との間には、カム溝孔3
0bに嵌合した駆動ローラ50aとカム溝孔30cに嵌
合した駆動ローラ60aの嵌合のガタ付きを吸収するた
めにコイルバネからなる弾性部材90が張設されてい
る。
上記第2レンズ筒50の後端面との間には、カム溝孔3
0bに嵌合した駆動ローラ50aとカム溝孔30cに嵌
合した駆動ローラ60aの嵌合のガタ付きを吸収するた
めにコイルバネからなる弾性部材90が張設されてい
る。
【0030】また、上記フロートキー80は、前記カム
筒30の後端部内周に、その前部が位置する環状基部8
0cと、その前面の3等分位置から前方に延び出した3
本の上記キー部80bと、この各キー部80bの上記環
状基部80c寄りの位置にそれぞれ穿設された光軸方向
に長い長方形状の嵌合孔80eと、上記環状基部80c
の外周面の3等分位置に突設されていて、前記固定筒1
0の直進ガイド溝10bに嵌合するガイド用突起80a
とで形成されている。このフロートキー80は、前記カ
ム筒30の後端縁部の外周面の3等分位置にビス33に
よってズーム用駆動ローラ32を固定する際に、同時に
上記ビス33により固定されたキー受け部材34によっ
て、その環状基部80cの後端面が受けられることによ
り、カム筒30と共に光軸方向には移動するも、ガイド
用突起80aが固定筒10の直進ガイド溝10bに嵌合
することによって光軸O周りの回動が阻止されている。
そして、前方に向けて延び出した3本のキー部80bが
上記第3レンズ筒60のガイド用切欠部60b,上記第
2レンズ筒50のガイド用凹部50b,上記第1レンズ
筒40のガイド溝40bに挿通されている。
筒30の後端部内周に、その前部が位置する環状基部8
0cと、その前面の3等分位置から前方に延び出した3
本の上記キー部80bと、この各キー部80bの上記環
状基部80c寄りの位置にそれぞれ穿設された光軸方向
に長い長方形状の嵌合孔80eと、上記環状基部80c
の外周面の3等分位置に突設されていて、前記固定筒1
0の直進ガイド溝10bに嵌合するガイド用突起80a
とで形成されている。このフロートキー80は、前記カ
ム筒30の後端縁部の外周面の3等分位置にビス33に
よってズーム用駆動ローラ32を固定する際に、同時に
上記ビス33により固定されたキー受け部材34によっ
て、その環状基部80cの後端面が受けられることによ
り、カム筒30と共に光軸方向には移動するも、ガイド
用突起80aが固定筒10の直進ガイド溝10bに嵌合
することによって光軸O周りの回動が阻止されている。
そして、前方に向けて延び出した3本のキー部80bが
上記第3レンズ筒60のガイド用切欠部60b,上記第
2レンズ筒50のガイド用凹部50b,上記第1レンズ
筒40のガイド溝40bに挿通されている。
【0031】上記フレア絞り100(図3参照)は、中
央部にフレア絞り開口100cが穿設された薄い円板の
外周部に前方に向けて形成された環状周壁部100b
と、同環状周壁部100bの前面の3等分位置から前方
に向けて延び出した弾性を有する取付片100aと、こ
の取付片100aの先端部の外周面に形成された係止爪
100dとで構成されていて、上記フロートキー80の
後方から、その内周壁面に沿って前記第3レンズ筒60
と干渉しないように嵌合させ、取付片100aの係止爪
100dをフロートキー80の長方形状の嵌合孔80e
に弾撥的に嵌入させることにより、フロートキー80の
後部に嵌合孔80eの長さ分、光軸方向に移動できるよ
うに取り付けられる。
央部にフレア絞り開口100cが穿設された薄い円板の
外周部に前方に向けて形成された環状周壁部100b
と、同環状周壁部100bの前面の3等分位置から前方
に向けて延び出した弾性を有する取付片100aと、こ
の取付片100aの先端部の外周面に形成された係止爪
100dとで構成されていて、上記フロートキー80の
後方から、その内周壁面に沿って前記第3レンズ筒60
と干渉しないように嵌合させ、取付片100aの係止爪
100dをフロートキー80の長方形状の嵌合孔80e
に弾撥的に嵌入させることにより、フロートキー80の
後部に嵌合孔80eの長さ分、光軸方向に移動できるよ
うに取り付けられる。
【0032】なお、図1に示すように前記前カバー2の
前端部内周面と固定筒10の前端部外周面との間は光密
および液密を保持するためのOリング11が配設されて
おり、また固定筒10の前端部寄りの内周面とカム筒3
0の外周面との間および上記カム筒30の前端面と第1
レンズ筒40の外周面との間にも、それぞれ光密および
液密を保持するための弾性リング12,31が配設され
ている。
前端部内周面と固定筒10の前端部外周面との間は光密
および液密を保持するためのOリング11が配設されて
おり、また固定筒10の前端部寄りの内周面とカム筒3
0の外周面との間および上記カム筒30の前端面と第1
レンズ筒40の外周面との間にも、それぞれ光密および
液密を保持するための弾性リング12,31が配設され
ている。
【0033】次に、図4により本発明の主要部について
説明する。
説明する。
【0034】前述したように、固定筒10の外周に嵌装
された上記駆動筒20は、その外周面に部分円弧状に形
成された駆動ギアー21,ガイドリブ22,連動カム2
3が前方から順に配設され、該駆動ギアー21と該ガイ
ドリブ22とは、ファインダー枠110に一体に設けら
れたガイドピン110aの直径に相当する間隔をもって
配設されている。そして、該駆動ギアー21と該ガイド
リブ22との間には、該ガイドピン110aが嵌合され
ており、これにより、カメラ本体1と一体となっている
該ガイドピン110aに規制されて該駆動筒20は光軸
方向の移動が不能となっている。なお、該駆動筒20の
光軸回りの回動は上記ガイドピン110aにより規制さ
れることはなく自在に回動できるようになっている。
された上記駆動筒20は、その外周面に部分円弧状に形
成された駆動ギアー21,ガイドリブ22,連動カム2
3が前方から順に配設され、該駆動ギアー21と該ガイ
ドリブ22とは、ファインダー枠110に一体に設けら
れたガイドピン110aの直径に相当する間隔をもって
配設されている。そして、該駆動ギアー21と該ガイド
リブ22との間には、該ガイドピン110aが嵌合され
ており、これにより、カメラ本体1と一体となっている
該ガイドピン110aに規制されて該駆動筒20は光軸
方向の移動が不能となっている。なお、該駆動筒20の
光軸回りの回動は上記ガイドピン110aにより規制さ
れることはなく自在に回動できるようになっている。
【0035】また、固定筒10の基端部とカメラ本体1
との間には、合焦位置調整用のスペーサー6が図示の如
く嵌装されるようになっていて、該スペーサー6の、光
軸方向の厚みの違いにより上記固定10の、光軸方向の
位置が規制され、前記fc調整がなされるようになって
いる。このfc調整に関しての詳細は後に説明する。
との間には、合焦位置調整用のスペーサー6が図示の如
く嵌装されるようになっていて、該スペーサー6の、光
軸方向の厚みの違いにより上記固定10の、光軸方向の
位置が規制され、前記fc調整がなされるようになって
いる。このfc調整に関しての詳細は後に説明する。
【0036】次に、上述のように構成された上記ズーム
レンズ鏡筒の動作について図2〜図5を参照して説明す
る。なお、図5は該ズームレンズ鏡筒内における各レン
ズ群の、沈胴状態からテレ状態(以下、T状態という)
までの動きを示した線図である。
レンズ鏡筒の動作について図2〜図5を参照して説明す
る。なお、図5は該ズームレンズ鏡筒内における各レン
ズ群の、沈胴状態からテレ状態(以下、T状態という)
までの動きを示した線図である。
【0037】まず、図示しないズームモータユニット出
力ギアーが前記駆動ギアー21に噛合し、駆動筒20を
A方向またはB方向(図2参照)に回転させる。このと
き、仮に沈胴状態からA方向に回転したとすると、ガイ
ド用長溝孔20aとカム溝孔10aとの関係によりカム
筒30はA方向に回転しながら光軸C方向(図2参照)
に移動する。また、このときカム筒30に回転のみ自在
で光軸方向には一体となっているフロートキー80は直
進ガイド溝10bとガイド用突起80aとの関係で回転
せずに光軸C方向に直進移動する。また前述したように
フロートキー80に対し第1レンズ筒40、第2レンズ
筒50、第3レンズ筒60は回転しない構成になってい
るので第1レンズ筒40、第2レンズ筒50、第3レン
ズ筒60も回転せずに直進移動のみをする。
力ギアーが前記駆動ギアー21に噛合し、駆動筒20を
A方向またはB方向(図2参照)に回転させる。このと
き、仮に沈胴状態からA方向に回転したとすると、ガイ
ド用長溝孔20aとカム溝孔10aとの関係によりカム
筒30はA方向に回転しながら光軸C方向(図2参照)
に移動する。また、このときカム筒30に回転のみ自在
で光軸方向には一体となっているフロートキー80は直
進ガイド溝10bとガイド用突起80aとの関係で回転
せずに光軸C方向に直進移動する。また前述したように
フロートキー80に対し第1レンズ筒40、第2レンズ
筒50、第3レンズ筒60は回転しない構成になってい
るので第1レンズ筒40、第2レンズ筒50、第3レン
ズ筒60も回転せずに直進移動のみをする。
【0038】ここで、上記カム筒30におけるカム溝
は、前述したように第1レンズ群用のカム溝30a、第
2レンズ群用のカム溝30b、第3レンズ群用のカム溝
30cにより構成されており、上記カム溝30a,30
b,30cと前記カム溝孔10aとにより合成された該
各レンズ群の最大移動量LL1,LL2,LL3は図5
に示すようになっている。上記最大移動量LL1,LL
2,LL3は、それぞれ第1レンズ群L1 ,第2レンズ
群L2 ,第3レンズ群L3 の最大移動量を示している。
また、図中、符号L1 ,L2a,L2b,L3 は、ともに上
記各レンズ群の移動軌跡を示しており、L1 は第1レン
ズ群の軌跡,L2a,L2bは第2レンズ群における至近時
と無限大時の軌跡,L3 は、第3レンズ群の軌跡をそれ
ぞれ示している。なお、図中、符号1bは、フィルム面
を、また、符号LLMは、レンズ支持枠41から駆動ロ
ーラ60aまでの最小長さをそれぞれ示す。
は、前述したように第1レンズ群用のカム溝30a、第
2レンズ群用のカム溝30b、第3レンズ群用のカム溝
30cにより構成されており、上記カム溝30a,30
b,30cと前記カム溝孔10aとにより合成された該
各レンズ群の最大移動量LL1,LL2,LL3は図5
に示すようになっている。上記最大移動量LL1,LL
2,LL3は、それぞれ第1レンズ群L1 ,第2レンズ
群L2 ,第3レンズ群L3 の最大移動量を示している。
また、図中、符号L1 ,L2a,L2b,L3 は、ともに上
記各レンズ群の移動軌跡を示しており、L1 は第1レン
ズ群の軌跡,L2a,L2bは第2レンズ群における至近時
と無限大時の軌跡,L3 は、第3レンズ群の軌跡をそれ
ぞれ示している。なお、図中、符号1bは、フィルム面
を、また、符号LLMは、レンズ支持枠41から駆動ロ
ーラ60aまでの最小長さをそれぞれ示す。
【0039】さて、フロートキー80を基準に考えれば
上記カム筒30は回転のみをするので、このカム筒30
の回転により上記各レンズ群は図5に示すように沈胴状
態からT状態方向に移動する。
上記カム筒30は回転のみをするので、このカム筒30
の回転により上記各レンズ群は図5に示すように沈胴状
態からT状態方向に移動する。
【0040】また、上記ズームモータユニットの出力ギ
アが逆方向に回転すれば駆動筒20はB方向(図2参
照)に回転し、結果として上記各レンズ群は図5に示す
ようにT状態から沈胴状態方向に移動する。
アが逆方向に回転すれば駆動筒20はB方向(図2参
照)に回転し、結果として上記各レンズ群は図5に示す
ようにT状態から沈胴状態方向に移動する。
【0041】なお、駆動筒20に設けられた切欠部20
bは固定筒10に設けられたストップ用突起10dに係
合し、駆動筒20が沈胴状態よりもさらに沈胴方向に行
き過ぎるときと、T状態よりもさらにテレ側に行き過ぎ
るときに該駆動筒20の回転を規制するようになってい
る。
bは固定筒10に設けられたストップ用突起10dに係
合し、駆動筒20が沈胴状態よりもさらに沈胴方向に行
き過ぎるときと、T状態よりもさらにテレ側に行き過ぎ
るときに該駆動筒20の回転を規制するようになってい
る。
【0042】次に、このようなズームレンズ鏡筒におけ
るZp調整およびfc調整の方法について、図2〜図4
を参照して説明する。
るZp調整およびfc調整の方法について、図2〜図4
を参照して説明する。
【0043】まず、Zp調整は、前記第3レンズ筒60
にネジ止めされた第3レンズ支持枠61を回転すること
で該第3レンズ筒60に対し該第3レンズ支持枠61の
光軸方向の位置が変化することになる。すなわち、第1
レンズ群L1 ,第2レンズ群L2 に対し第3レンズ群L
3 の位置が変化することになる。これによりW状態とT
状態)とのfc調整量の差を所定量よりも小さくするこ
とができる。
にネジ止めされた第3レンズ支持枠61を回転すること
で該第3レンズ筒60に対し該第3レンズ支持枠61の
光軸方向の位置が変化することになる。すなわち、第1
レンズ群L1 ,第2レンズ群L2 に対し第3レンズ群L
3 の位置が変化することになる。これによりW状態とT
状態)とのfc調整量の差を所定量よりも小さくするこ
とができる。
【0044】次にfc調整を説明すると、本実施例にお
いては前述したように、カメラ本体1と固定筒10の基
端部の間にfc調整用スペーサー6を挿入し、このスペ
ーサ6の厚みによりカメラ本体1に対して固定筒10の
光軸方向の位置、すなわち、第1レンズ群L1 ,第2レ
ンズ群L2 ,第3レンズ群L3 の光軸方向の位置が変化
することになる。
いては前述したように、カメラ本体1と固定筒10の基
端部の間にfc調整用スペーサー6を挿入し、このスペ
ーサ6の厚みによりカメラ本体1に対して固定筒10の
光軸方向の位置、すなわち、第1レンズ群L1 ,第2レ
ンズ群L2 ,第3レンズ群L3 の光軸方向の位置が変化
することになる。
【0045】すなわち、上記スペーサー6の厚みを変化
することにより、本実施例のズームレンズ鏡筒のfc値
(図4中、符号fcで示す)を極力“0”にすることが
可能となる。
することにより、本実施例のズームレンズ鏡筒のfc値
(図4中、符号fcで示す)を極力“0”にすることが
可能となる。
【0046】さて、このようなfc調整をしても、前述
したように駆動筒20はガイドピン110aに係止され
ているので、固定筒10に対し駆動筒20が光軸方向に
移動することになるが、図2からわかるように該駆動筒
20には光軸方向に延びたガイド用長溝孔20aが構成
されているだけなので、この相対的な光軸方向の移動で
はカム筒30およびフロートキー80は固定筒10に対
し不動のまま保たれることになる。したがって上記各レ
ンズ群L1 〜L3 は光軸方向には移動しないことにな
る。
したように駆動筒20はガイドピン110aに係止され
ているので、固定筒10に対し駆動筒20が光軸方向に
移動することになるが、図2からわかるように該駆動筒
20には光軸方向に延びたガイド用長溝孔20aが構成
されているだけなので、この相対的な光軸方向の移動で
はカム筒30およびフロートキー80は固定筒10に対
し不動のまま保たれることになる。したがって上記各レ
ンズ群L1 〜L3 は光軸方向には移動しないことにな
る。
【0047】さらに詳しく説明すると、図4(a),図
4(b)に示すように、上記スペーサ6の厚みをΔfc
だけ変化させると、これにともない固定筒10の光軸方
向の位置もΔfcだけ変位する。しかしながら、駆動筒
20の光軸方向の位置は上記固定筒10の変位に関係な
く一定であるようになっている。したがって、本実施例
のように構成されたズームレンズ鏡筒はfc調整を行っ
ても、カメラ本体1に対し駆動筒20は光軸方向には移
動しないように構成されていて、そのためカメラ本体1
に固定されたファインダーに対して駆動筒20と一体で
ある連動カム23は相対的に不動のままに保たれてい
る。これにより、fc調整を行っても従来例(図8参
照)のように駆動筒20に対し連動カム23の光軸方向
の位置合わせをする必要がなく、ファインダーは問題な
く所定の光学的性能を発揮することができることにな
る。
4(b)に示すように、上記スペーサ6の厚みをΔfc
だけ変化させると、これにともない固定筒10の光軸方
向の位置もΔfcだけ変位する。しかしながら、駆動筒
20の光軸方向の位置は上記固定筒10の変位に関係な
く一定であるようになっている。したがって、本実施例
のように構成されたズームレンズ鏡筒はfc調整を行っ
ても、カメラ本体1に対し駆動筒20は光軸方向には移
動しないように構成されていて、そのためカメラ本体1
に固定されたファインダーに対して駆動筒20と一体で
ある連動カム23は相対的に不動のままに保たれてい
る。これにより、fc調整を行っても従来例(図8参
照)のように駆動筒20に対し連動カム23の光軸方向
の位置合わせをする必要がなく、ファインダーは問題な
く所定の光学的性能を発揮することができることにな
る。
【0048】このように本実施例では、 1.fc調整を行っても駆動筒20に対し連動カム23
の光軸方向の位置合わせをする必要がなく、この調整に
関わるコストが低減できる。
の光軸方向の位置合わせをする必要がなく、この調整に
関わるコストが低減できる。
【0049】2.駆動筒20と連動カム23が一体で形
成できるので、部品点数の減少によりコストが低減でき
る。
成できるので、部品点数の減少によりコストが低減でき
る。
【0050】という効果がある。
【0051】図7は、本発明の第2実施例のズームレン
ズ鏡筒における主要部の構成を示す断面図である。
ズ鏡筒における主要部の構成を示す断面図である。
【0052】この第2実施例は、基本的な構成は上記第
1実施例と同様であり、異なるのは、上記第1実施例の
カム構成が2つのカム手段によりなっていたのに対し、
本第2実施例では、単一のカム手段により構成されてい
る点にある。また、上記第1実施例における駆動筒20
では、該駆動筒20の外周部にファインダー用の連動カ
ム23や、ファインダーのガイドピン110aに嵌合す
る周溝が駆動ギアー21とガイドリブ22により構成さ
れていたのに対し、本第2実施例では駆動筒の光軸方向
の両端面がそのままファインダーの連動カムになってお
り、また、ファインダーのガイドピンが嵌入するための
周溝は単に溝単体で構成できている。
1実施例と同様であり、異なるのは、上記第1実施例の
カム構成が2つのカム手段によりなっていたのに対し、
本第2実施例では、単一のカム手段により構成されてい
る点にある。また、上記第1実施例における駆動筒20
では、該駆動筒20の外周部にファインダー用の連動カ
ム23や、ファインダーのガイドピン110aに嵌合す
る周溝が駆動ギアー21とガイドリブ22により構成さ
れていたのに対し、本第2実施例では駆動筒の光軸方向
の両端面がそのままファインダーの連動カムになってお
り、また、ファインダーのガイドピンが嵌入するための
周溝は単に溝単体で構成できている。
【0053】さらに詳しく説明すると、図に示すよう
に、カメラ本体1にfc調整用スペーサ206を介して
固定された固定筒210の内径側には、図示しない第1
レンズ群を保持した第1レンズ筒240,第2レンズ群
を保持した第2レンズ筒250,第3レンズ群を保持し
た第3レンズ筒260が嵌装されている。また、上記第
1レンズ筒240,第2レンズ筒250,第3レンズ筒
260には、それぞれ1群ローラ201,2群ローラ2
02,3群ローラ203が植設されている。
に、カメラ本体1にfc調整用スペーサ206を介して
固定された固定筒210の内径側には、図示しない第1
レンズ群を保持した第1レンズ筒240,第2レンズ群
を保持した第2レンズ筒250,第3レンズ群を保持し
た第3レンズ筒260が嵌装されている。また、上記第
1レンズ筒240,第2レンズ筒250,第3レンズ筒
260には、それぞれ1群ローラ201,2群ローラ2
02,3群ローラ203が植設されている。
【0054】上記固定筒210の外径側には駆動筒22
0が嵌装されている。また、該駆動筒220の内径部に
は光軸方向に延びたガイド溝220cが設けられてお
り、さらに該駆動筒220の光軸方向の両端面には図示
しないファインダーの駆動用カム220a,220bが
形成されている。また、駆動筒220の外周部には駆動
ギアー220eが形成されているとともに周溝220d
が設けられている。そして、この周溝220dには、カ
メラ本体1に固定されているファインダー枠110に一
体に設けられたガイドピン110aが、同カメラ本体1
の孔部を通して嵌入されている。
0が嵌装されている。また、該駆動筒220の内径部に
は光軸方向に延びたガイド溝220cが設けられてお
り、さらに該駆動筒220の光軸方向の両端面には図示
しないファインダーの駆動用カム220a,220bが
形成されている。また、駆動筒220の外周部には駆動
ギアー220eが形成されているとともに周溝220d
が設けられている。そして、この周溝220dには、カ
メラ本体1に固定されているファインダー枠110に一
体に設けられたガイドピン110aが、同カメラ本体1
の孔部を通して嵌入されている。
【0055】このように構成された本第2実施例の動作
は、概ね上記第1実施例と同様なものとなっている。そ
して、本第2実施例は上記第1実施例と同様の効果を有
するとともに、ファインダーに対し光軸方向の位置を規
制するための周溝や、ファインダー駆動用の連動カムの
設計に更に自由度を増している。
は、概ね上記第1実施例と同様なものとなっている。そ
して、本第2実施例は上記第1実施例と同様の効果を有
するとともに、ファインダーに対し光軸方向の位置を規
制するための周溝や、ファインダー駆動用の連動カムの
設計に更に自由度を増している。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ファ
インダー駆動用のカム部材がファインダーに対して相対
的に移動しないようにし、かつ、該カム部材と該ファイ
ンダーとを一体的に構成できるようにしたことにより、
ファインダー駆動手段の位置調整をせずとも、組立時に
おける撮影光学系の合焦位置調整を行うことが可能であ
り、かつ、コスト低減が図れるズームレンズ鏡筒を提供
することができる。
インダー駆動用のカム部材がファインダーに対して相対
的に移動しないようにし、かつ、該カム部材と該ファイ
ンダーとを一体的に構成できるようにしたことにより、
ファインダー駆動手段の位置調整をせずとも、組立時に
おける撮影光学系の合焦位置調整を行うことが可能であ
り、かつ、コスト低減が図れるズームレンズ鏡筒を提供
することができる。
【図1】本発明の第1実施例を示すズームレンズ鏡筒の
断面図。
断面図。
【図2】上記第1実施例の構成部材を光軸方向に引き延
ばして示した分解斜視図。
ばして示した分解斜視図。
【図3】上記第1実施例の構成部材を光軸方向に引き延
ばして示した分解斜視図。
ばして示した分解斜視図。
【図4】上記第1実施例におけるファインダー駆動用の
カム部材とファインダー部およびその周辺を示した拡大
断面図。
カム部材とファインダー部およびその周辺を示した拡大
断面図。
【図5】上記第1実施例における各レンズ群の移動状態
を示した線図。
を示した線図。
【図6】上記第1実施例におけるカム筒の周面に設けら
れたカム溝を示した平面図。
れたカム溝を示した平面図。
【図7】本発明の第2実施例を示すズームレンズ鏡筒に
おける、ファインダー駆動用のカム部材とファインダー
部およびその周辺を示した拡大断面図。
おける、ファインダー駆動用のカム部材とファインダー
部およびその周辺を示した拡大断面図。
【図8】従来のズームレンズ鏡筒を示す断面図。
1…カメラ本体 2…前カバー 3…後カバー 4…裏蓋 5…遮光用弾性部材 6…合焦位置調整用スペーサー 10…固定筒 20…駆動筒 21…駆動ギアー 22…ガイドリブ 23…連動カム 30…カム筒 30a,30b,30c…カム溝 40…第1レンズ筒 50…第2レンズ筒 60…第3レンズ筒 41,51,61…レンズ支持枠 70…バリアユニット 80…フロートキー 80a…ガイド用突起 80b…キー部 80c…環状基部 80e…嵌合孔 90…弾性部材 100…フレア絞り 110…ファインダー枠 110a…ガイドピン L1 …第1レンズ群 L2 …第2レンズ群 L3 …第3レンズ群
Claims (1)
- 【請求項1】カメラ本体に対し、光軸方向の位置が調整
可能にされた固定枠と、 この固定枠の外周に、該固定枠に対し光軸回りに回動自
在および光軸方向に移動自在にされたカム枠と、 カメラ本体に固定されるファインダー光学系と、 上記カム枠に一体的に設けられ、上記ファインダー光学
系を駆動するファインダー光学系駆動カムと、 を具備しており、組立時における撮影光学系の合焦位置
調整を、上記カメラ本体に対して上記カム枠を不動に
し、固定枠のみを光軸方向に進退させることにより行う
ことを特徴とするズームレンズ鏡筒。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00177892A JP3259847B2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | ズームレンズ鏡筒を備えるカメラ |
US07/999,108 US5293192A (en) | 1992-01-08 | 1992-12-31 | Camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00177892A JP3259847B2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | ズームレンズ鏡筒を備えるカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05188273A true JPH05188273A (ja) | 1993-07-30 |
JP3259847B2 JP3259847B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=11511039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00177892A Expired - Fee Related JP3259847B2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | ズームレンズ鏡筒を備えるカメラ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5293192A (ja) |
JP (1) | JP3259847B2 (ja) |
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US5576893A (en) * | 1990-11-20 | 1996-11-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Zoom lens barrel |
DE4342637B4 (de) * | 1992-12-14 | 2006-04-13 | Pentax Corp. | Kamera mit einer Vorrichtung zum Einstellen der Bildschnittweite |
JPH08211435A (ja) * | 1995-02-08 | 1996-08-20 | Nikon Corp | ズーム式レンズ鏡筒を備えた沈胴式カメラ |
JP3645003B2 (ja) * | 1995-04-26 | 2005-05-11 | オリンパス株式会社 | カメラ |
JP3811281B2 (ja) * | 1997-12-10 | 2006-08-16 | オリンパス株式会社 | ズームレンズ鏡筒 |
JP3515711B2 (ja) * | 1999-06-09 | 2004-04-05 | ペンタックス株式会社 | ズームレンズ系及びズームレンズ系の調整方法 |
US7307798B2 (en) * | 2003-07-29 | 2007-12-11 | The Brunton Company | Multi-step locking eye cup twist up device |
TWI279639B (en) * | 2005-06-24 | 2007-04-21 | Benq Corp | Optical engine with a lens magnification-adjusting function |
JP4974649B2 (ja) * | 2006-11-08 | 2012-07-11 | オリンパスイメージング株式会社 | レンズ鏡枠 |
JP4487216B2 (ja) * | 2008-01-18 | 2010-06-23 | ソニー株式会社 | レンズ鏡筒および撮像装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5751366Y2 (ja) * | 1978-08-21 | 1982-11-09 | ||
US4945372A (en) * | 1988-02-16 | 1990-07-31 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera |
-
1992
- 1992-01-08 JP JP00177892A patent/JP3259847B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-31 US US07/999,108 patent/US5293192A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3259847B2 (ja) | 2002-02-25 |
US5293192A (en) | 1994-03-08 |
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