JPH05188214A - カラーフィルタの製造方法 - Google Patents

カラーフィルタの製造方法

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JPH05188214A
JPH05188214A JP477992A JP477992A JPH05188214A JP H05188214 A JPH05188214 A JP H05188214A JP 477992 A JP477992 A JP 477992A JP 477992 A JP477992 A JP 477992A JP H05188214 A JPH05188214 A JP H05188214A
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JP
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color filter
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JP477992A
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Inventor
Yoji Suzuki
洋二 鈴木
Takuya Yoshimi
琢也 吉見
Yasutoshi Tasaka
泰俊 田坂
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はカラー液晶表示装置用のカラーフィ
ルタの製造方法に関し、画素内で色の分布の不均一が少
なくなる様に画素パターンを平坦化するカラーフィルタ
の製造方法を実現することを目的とする。 【構成】 透明基板にオフセット印刷法によりカラーイ
ンクを印刷するカラーフィルタの製造方法において、印
刷に用いる版のパターンを対応するカラーフィルタの画
素幅の40〜60%の幅とし、且つカラーインクの印刷
を10〜20回重ね刷りするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー液晶表示装置用の
カラーフィルタの製造方法に関する。詳しくは、印刷法
により製造するときの画素パターンを平坦化するカラー
フィルタの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置の断面を図4に示
す。同図において、1,1′は透明なガラス基板であ
り、一方のガラス基板1にはストライプ状の透明電極2
と配向膜3が形成され、他方のガラス基板1′にはCr
等の金属膜でブラックマトリクス4が形成され、その上
に赤、緑、青の3色のカラーフィルタ5が形成され、両
配向膜3,3′間に液晶7が満たされている。そしてス
トライプ状透明電極2と2′は互いに直交してマトリク
ス状をなし、またカラーフィルタ5の赤、緑、青もマト
リクス状に配置されている。
【0003】このカラーフィルタの製造方法の一つとし
て印刷法がある。従来の印刷法によるカラーフィルタの
製造方法を図5により説明する。図中8は版盤、9はそ
の上に載置された版、10はインク、11はインク練り
ローラ、12はブランケット、13は予めブラックマト
リクスが形成された透明基板である。印刷は先ずブラン
ケット12を上方に退避させておき、インク練りローラ
11によりインク10を版9のパターンに供給する。
【0004】次にインク練りローラ11を元の位置に戻
すと共に、ブランケット12を下降させ、次いで版9の
面を転動させることにより版面のインク10′をブラン
ケット12の表面に転移させる。次いでこのブランケッ
ト12を透明基板13の上を転動させることによりブラ
ンケット12上のインクを該透明基板13に転写するの
である。なおこの場合版9のパターン幅は対応するカラ
ーフィルタの画素幅と同等にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の印刷法によ
るカラーフィルタの製造方法では、画素パターン14の
断面が図6(a)に示すように凸状となり、画素内で色
の分布の不均一が発生するという問題があった。
【0006】本発明は、画素内で色の分布の不均一が少
なくなる様に画素パターンを平坦化するカラーフィルタ
の製造方法を実現しようとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のカラーフィルタ
の製造方法に於いては、透明基板にオフセット印刷法に
よりカラーインクを印刷するカラーフィルタの製造方法
において、印刷に用いる版のパターンを対応するカラー
フィルタの画素幅の40〜60%の幅としたことを特徴
とする。
【0008】また、それに加えて、上記カラーフィルタ
の製造方法において、カラーインクの印刷を10〜20
回重ね刷りすることを特徴とする。また、それに加え
て、上記カラーフィルタの製造方法において、1色の重
ね刷り終了後に硬化用の熱処理を施すことを特徴とす
る。この構成を採ることにより、画素内で色の分布の不
均一が少なくなる様に画素パターンを平坦化するカラー
フィルタの製造方法が得られる。
【0009】
【作用】印刷に用いる版のパターン幅を対応するカラー
フィルタの画素幅の40〜60%とし、10〜20回の
重ね刷りを行うことにより、図6(b)の如くパターン
上部が広がるため、パターンの端と中央部の膜厚の差が
少なくなり、断面形状の平坦部分が広くなる。これによ
り画素内での色の分布の不均一は減少する。
【0010】
【実施例】
(a)実験例 図1及び図2はパターン幅が80μm、50μm、30
μmの3種類の版を用いて重ね刷りしたときのデータを
示す図であり、図1は重ね刷り回数と平坦性の関係を示
し、図2は重ね刷り回数と印刷された線幅との関係を示
している。
【0011】図1に示す平坦性は、同図右上に示すよう
に印刷されたインクの底部幅をw、高さの1/2の点の
幅をaとしたとき、a/w×100%とした。図より平
坦性が70%以上となる重ね刷り回数は何れのパターン
幅でも10回以上であり、20回を越えると、パターン
幅が50μmと30μmの場合は急激に悪くなる。従っ
て重ね刷り回数は平坦性に関しては10〜20回が適当
である。
【0012】また、図2に示す重ね刷り回数と印刷され
た線幅との関係において、パターン幅80μmで10〜
20回の重ね刷りは印刷された線幅が90〜110μm
とパターン幅80μmより太くなる。印刷される線幅が
80μm±10μmを満足するのは版のパターン幅が5
0μm(重ね刷り回数11〜20)及び30μm(重ね
刷り回数20回)である。以上より印刷の線幅の目標を
80μmとした場合、版のパターン幅は50μm(80
μmの約60%)乃至30μm(80μmの約40%)
が適当となる。
【0013】(b)実際例 先ず図3(a)に示すように洗浄した透明基板20の上
にピッチ110μm、線幅40μmのブラックマトリク
ス21を印刷法で形成する。膜厚は1μmとし、印刷
後、熱風循環オーブンを用いて160℃、1時間の熱処
理を行う。次にカラーフィルタの画素パターン22を印
刷するが、印刷にはパターン幅40μm、ピッチ330
μmのパターンを有する版を用い、印刷回数を12回と
した。この方法により、図3(b)に示すように例えば
赤Rを印刷する。重ね刷りを12回行なった後、インク
を硬化させるため160℃、1時間の熱処理を行う。次
いで同様の方法で図3(c)の如く緑Gを印刷、硬化さ
せ、さらに図3(d)の如く青Bを印刷、硬化させて完
成する。このようにして平坦性の良いカラーフィルタが
得られた。
【0014】なお前記ブラックマトリクスの形成は、膜
厚1500Åのクロム薄膜を形成し、エッチングするこ
とによるものや、感光性黒色樹脂を用いたフォトリソグ
ラフィ方式によるものでも良い。
【0015】
【発明の効果】本発明に依れば、カラーフィルタの画素
パターンの平坦度を、高歩留まりで精度良く製造するこ
とができる。これにより表示品質の良いカラー液晶表示
装置の製造に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】重ね刷り回数と平坦性の関係を示した図であ
る。
【図2】重ね刷り回数と印刷された線幅の関係を示した
図である。
【図3】本発明の実施例を説明するための図である。
【図4】従来のカラー液晶表示装置の断面を示す図であ
る。
【図5】従来の印刷法によるカラーフィルタの製造方法
を説明するための図である。
【図6】従来及び本発明による画素パターンの断面を示
す図である。
【符号の説明】
8…版盤 9…版 10,10′…インク 11…インク練りローラ 12…ブランケット 13,20…透明基板 14,22…画素パターン 21…ブラックマトリクス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板にオフセット印刷法によりカラ
    ーインクを印刷するカラーフィルタの製造方法におい
    て、印刷に用いる版のパターンを対応するカラーフィル
    タの画素幅の40〜60%の幅としたことを特徴とする
    カラーフィルタの製造方法。
  2. 【請求項2】 上記請求項1のカラーフィルタの製造方
    法において、 カラーインクの印刷を10〜20回重ね刷りすることを
    特徴とするカラーフィルタの製造方法。
  3. 【請求項3】 上記請求項2のカラーフィルタの製造方
    法において、 1色の重ね刷り終了後に硬化用の熱処理を施すことを特
    徴とするカラーフィルタの製造方法。
JP477992A 1992-01-14 1992-01-14 カラーフィルタの製造方法 Withdrawn JPH05188214A (ja)

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