JPH05188133A - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JPH05188133A
JPH05188133A JP4024585A JP2458592A JPH05188133A JP H05188133 A JPH05188133 A JP H05188133A JP 4024585 A JP4024585 A JP 4024585A JP 2458592 A JP2458592 A JP 2458592A JP H05188133 A JPH05188133 A JP H05188133A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】極座標系の受信データを直交座標系に変換して
画像メモリに記憶し、これを読み出して直交座標系の表
示器に表示するレーダ装置に関する。特に、物標からの
受信データが必ず表示され、さらに、高いレベルのノイ
ズがある場合でも、そのドットの輝度が高く表示される
ことがないレーダ装置を提供する。 【構成】複数回の送信で得た受信データをそれぞれデー
タ記憶回路8で記憶し、その記憶データをもとに等しい
半径のデータを平均化回路9で平均値を求めてそれをデ
ータ記憶回路8に記憶しておく。最大値選択回路9で、
今回の送信で得た平均値と、記憶した平均値とを比較
し、大きい方を表示出力とするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極座標系の受信データ
を直交座標系に変換して画像メモリに記憶し、これを読
み出して直交座標系の表示器に表示するレーダ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】アンテナから一定周期毎に送出された送
信パルスに同期して得られる受信データをそのまま表示
器へ表示していた。しかし、直接極座標形式の掃引デー
タを表示器に表示するとみにくい。そのため、近年は、
汎用性能、識別性向上を目的として、アンテナから入力
された受信データを各測定位置(極座標)を、直交座標
系に変換して画像メモリに一旦記憶させ、表示器に表示
させるレーダ装置が開発されている。この場合、レーダ
指示器の表示中心部は、多くの受信データが1つの画素
に対応している。
【0003】その画素に対応している間は、その画素の
データは書き換えられ、最後に書き込まれたデータだけ
が表示される。そのため、その書き換えている途中に物
標による受信データがあっても表示されないことがあ
る。これを防ぐため、2回目以後の書き換えの時は、書
き込まれているデータを読み出し、書き込もうとするデ
ータと比較し、値の大きい方を画素のデータとして書き
込む。そのために前回送信によるメモリ上の記憶番地
と、今回送信による記憶番地の一致を判定する手段を設
けている(特公平3─582号公報)。また、一掃引前
の物標データと、今回の物標データとの論理和データを
修正物標データとして画像メモリに記憶する手段が開示
されている(特公平3─71075号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの方法
は、高いレベルのノイズがある場合、輝度が高く表示さ
れてしまう。本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、物標からの受信データがあるにもかかわら
ず表示されないということを防ぐと同時に、同じ画素が
指定されている間のデータを平均化し、安定した表示を
行うレーダ装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のレーダ装置においては、複数回の送信で得た
受信データをそれぞれ記憶し、その記憶データをもとに
等しい半径のデータの平均値を求めてそれを記憶してお
く。今回の送信で得た平均値と、記憶した平均値とを比
較し、大きい方を表示出力とするようにした。具体的に
は、以下のからの構成とした。
【0006】複数の送信で得られる受信データをそれ
ぞれメモリに記憶する手段8と、 受信データで等しい半径のデータの平均値を求める手
段9と、 その平均値を記憶する手段8と、 今回得られた平均値と、記憶している平均値の大きさ
を比較し大きい方を出力する手段7とを備えた。 なお、受信データをそれぞれメモリに記憶する手段と、
平均値を記憶する手段8は個々のメモリを使用してもよ
いが、実施例では同一のメモリを使用する。
【0007】
【作用】このように構成されたレーダ装置によれば、物
標からの受信データが必ず表示される。また、高いレベ
ルのノイズがある場合でも、そのドットの輝度が高く表
示されることがない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は、本発明の一実施例の構成を示すブッロク
図である。アンテナ1から得られた受信データの極座標
上の位置を直交座標に変換する座標変換回路2と、座標
変換回路2からのキャリーパルスCP2を記憶すると共
に、記憶していたキャリーパルスCP1を送出するキャ
リー記憶回路3と、座標変換回路2からのキャリーパル
スCP2とキャリー記憶回路3から送出されるキャリー
パルスCP1をそれぞれカウントするキャリーカウント
回路4と、キャリーカウント回路4の出力が一致してい
るか否かを判定するアドレス判定回路5と、A/D変換
回路6でA/D変換された受信データを複数スイープ分
に渡って記憶すると共に、後述する最大値選択回路7の
出力を記憶するデータ記憶回路8と、極座標上で等しい
距離にある複数スイープ分のデータ平均値をとる平均化
回路9と、平均化回路9の出力D1とデータ記憶回路8
から読み出した、以前の最大値選択回路7の出力D2と
を比較し、大きい方の値を出力する最大値選択回路7
と、アドレス判定回路5の出力(アドレス一致信号)に
より、A/D変換回路6の出力か、最大値選択回路2の
出力のいずれかを出力するデータ選択回路10を備え
る。
【0009】具体的な、各回路の動作を以下に説明す
る。座標変換回路2は、極座標の角度に対応する三角関
数の値を、極座標の長さに対応した回数だけ加算を繰り
返し、直交座標の軸方向に1増加するごとにキャリーパ
ルスを発生すると共に、このキャリーパルスの数を数え
ることにより画像メモリ11の直交アドレスであるメモ
リアドレス信号を出力する。
【0010】キャリー記憶回路3は、連続した2つのス
イープの内、1番目のスイープ上の受信データの位置を
直交アドレスに変換させる時に発生するキャリーパルス
CP1を記憶し、2番目のスイープ上の受信データの位
置を座標変換回路2で変換させる時に、記憶していた1
番目のキャリーパルスCP1を出力すると共に、2番目
のキャリーパルスCP2を記憶する。
【0011】キャリーカウント回路4は、キャリー記憶
回路3より出力された1番目のキャリーパルスCP1の
数を数えると共に、座標変換回路2より出力される2番
目のキャリーパルスCP2の数を数える。アドレス判定
回路5は、キャリーカウント回路4でカウントされた1
番目のキャリーパルスCP1の数と、2番目のキャリー
パルスCP2の数を比較し、双方が同じ値であればアド
レス一致信号を出力する。
【0012】データ記憶回路8は、A/D変換された極
座標により位置が示される受信データを複数スイープ分
記憶すると共に、最大値選択回路7の出力を記憶する。
平均化回路9は、A/D変換された受信データとデータ
記憶回路8から読み出した複数スイープのデータの内、
極座標上で中心からの距離が等しい位置のデータの平均
値を出力する。ここで行う平均化処理は、インパルスノ
イズの発生、表示の応答速度を考慮して、単純平均、又
は移動平均を適宜選択できる。
【0013】最大値選択回路7は、アドレス判定回路5
よりアドレス一致信号が出力されている間は、平均化回
路9の出力D1とデータ記憶回路より読み出したD2、
つまり前回の最大値選択回路7の出力の値とを比較し、
大きい方を出力する。また、アドレス判定回路5よりア
ドレス一致信号が出力されていない時は平均化回路9で
扱える最も小さな値(本実施例では、零)を出力する。
データ選択回路10は、アドレス判定回路5よりアドレ
ス一致信号が出力されている間は最大値選択回路7の出
力を選択し、アドレス一致信号が出力されていない時は
A/D変換回路6の出力を選択する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、今
回の送信で得た平均値と、記憶した平均値とを比較し、
大きい方を表示出力とするような構成とした。そのた
め、複数スイープに渡って画像メモリ11の画素が書き
換えられる場合においても、物標からの受信データを確
実に表示し、かつ安定な表示を行うことが可能となる。
さらに、高いレベルのノイズがある場合でも、そのドッ
トの輝度が高く表示されることがない。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ。 7 最大値選択回路。 8 データ記憶手段。 9 平均化回路。 11 画像メモリ。 13 表示器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指向性を有するアンテナ(1)を回転さ
    せ、送信毎に得られる極座標系の受信データを直交座標
    系に変換して画像メモリ(11)に記憶し、これを読み
    出して直交座標系の表示器(13)に表示するレーダ装
    置において、複数の送信で得られる受信データをそれぞ
    れメモリに記憶する手段(8)と、前記受信データで等
    しい半径のデータの平均値を求める手段(9)と、その
    平均値を記憶する手段(8)と、今回得られた平均値
    と、記憶している平均値の大きさを比較し大きい方を出
    力する手段(7)とを備えたことを特徴とするレーダ装
    置。
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