JPH05186178A - クラブ旋回式天井走行クレーン - Google Patents
クラブ旋回式天井走行クレーンInfo
- Publication number
- JPH05186178A JPH05186178A JP384792A JP384792A JPH05186178A JP H05186178 A JPH05186178 A JP H05186178A JP 384792 A JP384792 A JP 384792A JP 384792 A JP384792 A JP 384792A JP H05186178 A JPH05186178 A JP H05186178A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crab
- swing
- main
- auxiliary
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、主巻き上げクレーン及び補助巻き
上げクレーンの有効作業面積を増加させた天井走行クレ
ーンを提供するものである。 【構成】 縦行可能なガーダーと、前記ガーダー上を横
行可能なベースクラブと、前記ベースクラブ上を旋回可
能な旋回クラブと、前記旋回クラブ上に並んで設置され
た主巻き上げ機構及び補助巻き上げ機構とからなるクラ
ブ旋回式天井走行クレーン。
上げクレーンの有効作業面積を増加させた天井走行クレ
ーンを提供するものである。 【構成】 縦行可能なガーダーと、前記ガーダー上を横
行可能なベースクラブと、前記ベースクラブ上を旋回可
能な旋回クラブと、前記旋回クラブ上に並んで設置され
た主巻き上げ機構及び補助巻き上げ機構とからなるクラ
ブ旋回式天井走行クレーン。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、天井走行クレーン、特
に天井走行クレーンに設置されるクラブに関する。
に天井走行クレーンに設置されるクラブに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の天井走行クレーンのクラブは図６
及び図７に示す様に、主巻き上げフック１０と補助巻き
上げフック１２の位置関係が固定されているので、図４
に示したクレーン下面フロアーにおいて、２点鎖線の部
分を主巻き上げフック１０がカバーし、１点鎖線の部分
を補助巻き上げフック１２がカバーしているが、それ以
外の部分は揚重不可能である。なお、図６，図７におい
て、１は縦行レール、２はガーダー、３は横行レール、
４はクラブ、１４は建屋壁である。
及び図７に示す様に、主巻き上げフック１０と補助巻き
上げフック１２の位置関係が固定されているので、図４
に示したクレーン下面フロアーにおいて、２点鎖線の部
分を主巻き上げフック１０がカバーし、１点鎖線の部分
を補助巻き上げフック１２がカバーしているが、それ以
外の部分は揚重不可能である。なお、図６，図７におい
て、１は縦行レール、２はガーダー、３は横行レール、
４はクラブ、１４は建屋壁である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術には次
のような問題点がある。従来の天井走行クレーンは、主
巻き上げフックと補助巻き上げフックの位置がクラブ上
に固定されており、クレーン下部のフロアーにおいて各
フックの守備範囲が限定されている。従って下部フロア
ー上において、加工機械の配置及び製品の組立場所の制
限が必要となり、フロアーの有効活用の阻害要因となっ
ている。
のような問題点がある。従来の天井走行クレーンは、主
巻き上げフックと補助巻き上げフックの位置がクラブ上
に固定されており、クレーン下部のフロアーにおいて各
フックの守備範囲が限定されている。従って下部フロア
ー上において、加工機械の配置及び製品の組立場所の制
限が必要となり、フロアーの有効活用の阻害要因となっ
ている。
【０００４】本発明は、主巻き上げクレーン及び補助巻
き上げクレーンの有効作業面積を増加させた天井走行ク
レーンを提供することを目的とするものである。
き上げクレーンの有効作業面積を増加させた天井走行ク
レーンを提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】天井クレーンのガーダー
上を走行するクラブを２段構造とし、下部のベースクラ
ブ上に旋回ベアリングを置き、その上に旋回クラブを設
置することにより、主巻き上げフックと補助巻き上げフ
ックの入れ替及び９０°旋回による、ガーダー走行方向
の守備範囲の拡張を行なう。
上を走行するクラブを２段構造とし、下部のベースクラ
ブ上に旋回ベアリングを置き、その上に旋回クラブを設
置することにより、主巻き上げフックと補助巻き上げフ
ックの入れ替及び９０°旋回による、ガーダー走行方向
の守備範囲の拡張を行なう。
【０００６】
【作用】主巻き上げドラム及び補助巻き上げドラムを設
置したクラブを、ベースクラブと旋回クラブに分けて、
旋回ベアリングにより支持し、旋回モーター及び旋回歯
車により旋回させることにより、各巻き揚げフックの守
備範囲が拡大し、下部のフロアー上で機械の設置又は組
立作業における位置の制限が少なくなる。
置したクラブを、ベースクラブと旋回クラブに分けて、
旋回ベアリングにより支持し、旋回モーター及び旋回歯
車により旋回させることにより、各巻き揚げフックの守
備範囲が拡大し、下部のフロアー上で機械の設置又は組
立作業における位置の制限が少なくなる。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を図１乃至図５について説明
する。図において、縦行レール１を走行するガーダー２
上の横行レール３を横行するベースクラブ４ａ上に、旋
回ベアリング５により回転自在に保持された旋回クラブ
６は、旋回クラブ６の下部に設けた内歯々車７を、旋回
駆動モータ８に取り付けたピニオン９により回転するこ
とにより、旋回可能となっている。
する。図において、縦行レール１を走行するガーダー２
上の横行レール３を横行するベースクラブ４ａ上に、旋
回ベアリング５により回転自在に保持された旋回クラブ
６は、旋回クラブ６の下部に設けた内歯々車７を、旋回
駆動モータ８に取り付けたピニオン９により回転するこ
とにより、旋回可能となっている。
【０００８】この旋回クラブ６の上部には、主フック１
０を巻き上げる主巻き上げドラム１１及び補助フック１
２を巻き上げる補助巻き上げドラム１３が設置されてい
る。図１の状態により、旋回駆動モータ８を作動させ、
時計方向に９０°旋回させた状態が図４である。同様
に、旋回モーターを駆動させることにより１８０°，２
７０°方向の旋回も可能である。
０を巻き上げる主巻き上げドラム１１及び補助フック１
２を巻き上げる補助巻き上げドラム１３が設置されてい
る。図１の状態により、旋回駆動モータ８を作動させ、
時計方向に９０°旋回させた状態が図４である。同様
に、旋回モーターを駆動させることにより１８０°，２
７０°方向の旋回も可能である。
【０００９】このようにして、従来の旋回機能のない天
井走行クレーンの作業可能範囲が、図５において、主巻
きフック１０が２点鎖線の範囲内、また補助フック１２
が１点鎖線内であったのに対し、本発明によると、実線
の範囲内が作業可能範囲となる。
井走行クレーンの作業可能範囲が、図５において、主巻
きフック１０が２点鎖線の範囲内、また補助フック１２
が１点鎖線内であったのに対し、本発明によると、実線
の範囲内が作業可能範囲となる。
【００１０】
【発明の効果】本発明によるクラブ旋回式天井走行クレ
ーンは、縦行可能なガーダーと、前記ガーダー上を横行
可能なベースクラブと、前記ベースクラブ上を旋回可能
な旋回クラブと、前記旋回クラブ上に並んで設置された
主巻き上げ機構及び補助巻き上げ機構とからなることに
より、次の効果を有する。
ーンは、縦行可能なガーダーと、前記ガーダー上を横行
可能なベースクラブと、前記ベースクラブ上を旋回可能
な旋回クラブと、前記旋回クラブ上に並んで設置された
主巻き上げ機構及び補助巻き上げ機構とからなることに
より、次の効果を有する。
【００１１】従来は主巻きフック及び補助フックの巻き
上げ可能範囲が限られていたが、本発明によると、主巻
きフックと補助フックの入れ替及び、９０°旋回を行う
ことにより、縦行方向にも巻き上げ可能範囲が増大し、
揚重制限による機械設置又は組立作業の制限が減少す
る。
上げ可能範囲が限られていたが、本発明によると、主巻
きフックと補助フックの入れ替及び、９０°旋回を行う
ことにより、縦行方向にも巻き上げ可能範囲が増大し、
揚重制限による機械設置又は組立作業の制限が減少す
る。
【図１】本発明の実施例の平面図である。
【図２】図１の正面図である。
【図３】図２における旋回ベアリング及び旋回駆動モー
タ部分の拡大図である。
タ部分の拡大図である。
【図４】旋回クラブを９０°旋回させた状態における図
１と同様な図面である。
１と同様な図面である。
【図５】本発明装置及び従来装置における揚重作業可能
範囲を示す図である。
範囲を示す図である。
【図６】従来装置の平面図である。
【図７】図６の正面図である。
１ 縦行レール ２ ガーダー ３ 横行レール ４ａ ベースクラブ ６ 旋回クラブ １１ 主巻き上げドラム １３ 補助巻き上げドラム
Claims (1)
- 【請求項１】 縦行可能なガーダーと、前記ガーダー上
を横行可能なベースクラブと、前記ベースクラブ上を旋
回可能な旋回クラブと、前記旋回クラブ上に並んで設置
された主巻き上げ機構及び補助巻き上げ機構とからなる
ことを特徴とするクラブ旋回式天井走行クレーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP384792A JPH05186178A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | クラブ旋回式天井走行クレーン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP384792A JPH05186178A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | クラブ旋回式天井走行クレーン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05186178A true JPH05186178A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=11568580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP384792A Pending JPH05186178A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | クラブ旋回式天井走行クレーン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05186178A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100437282B1 (ko) * | 1997-06-30 | 2004-08-25 | 삼성중공업 주식회사 | 크레인 트롤리 |
| KR101036531B1 (ko) * | 2010-06-14 | 2011-05-24 | 고정수 | 천정 이동형 작업용 크레인 |
| CN106144894A (zh) * | 2016-07-27 | 2016-11-23 | 河南省鑫源起重机有限公司 | 一种三支点起重小车 |
| JP6277535B1 (ja) * | 2017-03-22 | 2018-02-14 | 有限会社渥美文治商店 | 搬送装置 |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP384792A patent/JPH05186178A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100437282B1 (ko) * | 1997-06-30 | 2004-08-25 | 삼성중공업 주식회사 | 크레인 트롤리 |
| KR101036531B1 (ko) * | 2010-06-14 | 2011-05-24 | 고정수 | 천정 이동형 작업용 크레인 |
| CN106144894A (zh) * | 2016-07-27 | 2016-11-23 | 河南省鑫源起重机有限公司 | 一种三支点起重小车 |
| JP6277535B1 (ja) * | 2017-03-22 | 2018-02-14 | 有限会社渥美文治商店 | 搬送装置 |
| WO2018174101A1 (ja) * | 2017-03-22 | 2018-09-27 | 有限会社渥美文次商店 | 搬送装置 |
| US10906788B2 (en) | 2017-03-22 | 2021-02-02 | Yugen Kaisha Atsumi Bunji Shoten | Conveying device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000307 |