JPH05186116A - ロール紙のカール解消装置 - Google Patents
ロール紙のカール解消装置Info
- Publication number
- JPH05186116A JPH05186116A JP4001796A JP179692A JPH05186116A JP H05186116 A JPH05186116 A JP H05186116A JP 4001796 A JP4001796 A JP 4001796A JP 179692 A JP179692 A JP 179692A JP H05186116 A JPH05186116 A JP H05186116A
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- Japan
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- paper
- roll paper
- curl
- roll
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ファクシミリ等に使用されている感熱ロール
紙等のロール紙のカールを解消し、フラットな記録紙が
小さなスペースで容易に得られるロール紙のカール解消
装置を提供する。 【構成】 ロール径検出部９によりロール径が検出さ
れ、このロール径、温度、湿度、紙質及び印字率等から
間接的にロール紙のカール量が把握される。このカール
量から、最適しごき力が決定され、この最適しごき力を
与えるシゴキバー４の位置及びブレーキ板６をロール紙
５に押圧しているスプリング７によるブレーキ板６に対
する付勢力が決定される。そして、モータ１２，１５の
回転により、シゴキバー４が移動し、スプリング７の長
さが変化する。これにより、用紙に的確なしごき力が与
えられる。
紙等のロール紙のカールを解消し、フラットな記録紙が
小さなスペースで容易に得られるロール紙のカール解消
装置を提供する。 【構成】 ロール径検出部９によりロール径が検出さ
れ、このロール径、温度、湿度、紙質及び印字率等から
間接的にロール紙のカール量が把握される。このカール
量から、最適しごき力が決定され、この最適しごき力を
与えるシゴキバー４の位置及びブレーキ板６をロール紙
５に押圧しているスプリング７によるブレーキ板６に対
する付勢力が決定される。そして、モータ１２，１５の
回転により、シゴキバー４が移動し、スプリング７の長
さが変化する。これにより、用紙に的確なしごき力が与
えられる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール紙、例えばファ
クシミリ等に使用されている感熱ロール紙等の印字及び
排出機構に使用されるロール紙のカール解消装置に関す
る。
クシミリ等に使用されている感熱ロール紙等の印字及び
排出機構に使用されるロール紙のカール解消装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】感熱ロール紙等から繰り出される用紙に
は、これがロール状態で保存されているため、反り（以
下、カールと称する）が存在している。このカールは排
出紙の見栄え及び保存性を悪くするだけでなく、ジャム
等の原因となるので、ロール紙の印字及び排出機構に
は、カールを解消し用紙をフラットにするカール解消装
置が設けられている。
は、これがロール状態で保存されているため、反り（以
下、カールと称する）が存在している。このカールは排
出紙の見栄え及び保存性を悪くするだけでなく、ジャム
等の原因となるので、ロール紙の印字及び排出機構に
は、カールを解消し用紙をフラットにするカール解消装
置が設けられている。
【０００３】図４は、従来のカール解消装置を示す正面
図である。この図４に示すように、ロール紙２５から繰
り出された用紙は、紙送りローラ２２とサーマルヘッド
２３との間を通り、紙送りローラ２２の回転により送り
だされる。この間、用紙はサーマルヘッド２３により印
字され、その後カッター２１で切断されて排出される。
ロール紙２５と紙送りローラ２２との間には、シゴキバ
ー２４が設置されており、このシゴキバー２４により用
紙にカール方向と逆方向の力（以下、しごき力と称す
る）を与えている。これにより、用紙がカール方向と逆
方向に変形し、カールが解消される。
図である。この図４に示すように、ロール紙２５から繰
り出された用紙は、紙送りローラ２２とサーマルヘッド
２３との間を通り、紙送りローラ２２の回転により送り
だされる。この間、用紙はサーマルヘッド２３により印
字され、その後カッター２１で切断されて排出される。
ロール紙２５と紙送りローラ２２との間には、シゴキバ
ー２４が設置されており、このシゴキバー２４により用
紙にカール方向と逆方向の力（以下、しごき力と称す
る）を与えている。これにより、用紙がカール方向と逆
方向に変形し、カールが解消される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の方法を使用したロール紙のカール解消装置におい
ては、ロール紙のカール量は、ロール紙の径、温度、湿
度、紙質及び印字率等で異なってくる。例えばロール紙
の径が小さいほど、カール量が大きい傾向があり、大き
なしごき力が必要になる。ところが、従来のカール解消
装置では、しごき力の制御が行なわれていないため、ロ
ール紙の径、温度、湿度、紙質及び印字率等の違いによ
り、カール量が異なった場合に、カールを取りきれなか
ったり、又は逆方向にカールされてしまうという問題点
がある。これを解消するためには、ロール紙のカール量
に従ってシゴキバーの位置を移動させて、しごき力を変
化させれば良いが、ロール紙のカール量が大きい場合に
はシゴキバーの移動範囲も広くなり、カール解消装置の
スペースが大きくなるという問題点が新たに生じる。本
発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、ロ
ール紙の径、温度、湿度、環境、紙質及び印字率等の変
化によりロール紙のカール量が変化しても、カール解消
のための最適なしごき力を小型の装置で容易に与えるこ
とができるロール紙のカール解消装置を提供することを
目的とする。
従来の方法を使用したロール紙のカール解消装置におい
ては、ロール紙のカール量は、ロール紙の径、温度、湿
度、紙質及び印字率等で異なってくる。例えばロール紙
の径が小さいほど、カール量が大きい傾向があり、大き
なしごき力が必要になる。ところが、従来のカール解消
装置では、しごき力の制御が行なわれていないため、ロ
ール紙の径、温度、湿度、紙質及び印字率等の違いによ
り、カール量が異なった場合に、カールを取りきれなか
ったり、又は逆方向にカールされてしまうという問題点
がある。これを解消するためには、ロール紙のカール量
に従ってシゴキバーの位置を移動させて、しごき力を変
化させれば良いが、ロール紙のカール量が大きい場合に
はシゴキバーの移動範囲も広くなり、カール解消装置の
スペースが大きくなるという問題点が新たに生じる。本
発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、ロ
ール紙の径、温度、湿度、環境、紙質及び印字率等の変
化によりロール紙のカール量が変化しても、カール解消
のための最適なしごき力を小型の装置で容易に与えるこ
とができるロール紙のカール解消装置を提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係るロール紙の
カール解消装置は、ロール紙が装着され用紙を繰り出す
繰出部と、この繰出部から繰り出された用紙を送給する
紙送りローラと、前記繰出部と前記紙送りローラとの間
に配置され前記用紙にそのカール方向と逆方向に変形を
与えるシゴキバーと、前記シゴキバーの位置を変更させ
る駆動手段と、基軸の回りに回動可能に設けられロール
紙に接触してブレーキ力を与えるブレーキ板と、前記ブ
レーキ板を前記ロール紙に向けて付勢するスプリング
と、前記スプリングの付勢力を調節する付勢力調節手段
とを有することを特徴とする。
カール解消装置は、ロール紙が装着され用紙を繰り出す
繰出部と、この繰出部から繰り出された用紙を送給する
紙送りローラと、前記繰出部と前記紙送りローラとの間
に配置され前記用紙にそのカール方向と逆方向に変形を
与えるシゴキバーと、前記シゴキバーの位置を変更させ
る駆動手段と、基軸の回りに回動可能に設けられロール
紙に接触してブレーキ力を与えるブレーキ板と、前記ブ
レーキ板を前記ロール紙に向けて付勢するスプリング
と、前記スプリングの付勢力を調節する付勢力調節手段
とを有することを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明においては、スプリングに付勢されたブ
レーキ板が、ロール紙に接触することにより、ロール紙
にブレーキ力を与えている。そして、このブレーキ力は
付勢力調節手段によりスプリングの付勢力を調節するこ
とによって調整することができる。このため、ロール
径、温度、湿度、紙質及び印字率等に基いてしごき力を
調整する際に、シゴキバーの位置を駆動手段により変更
する方法に加えて、ブレーキ力を調整する方法も併用す
ることができる。これにより、シゴキバーの移動量自体
は短くともしごき力の調整の範囲が拡大され、小型の装
置で的確にしごき力を与えることができる。
レーキ板が、ロール紙に接触することにより、ロール紙
にブレーキ力を与えている。そして、このブレーキ力は
付勢力調節手段によりスプリングの付勢力を調節するこ
とによって調整することができる。このため、ロール
径、温度、湿度、紙質及び印字率等に基いてしごき力を
調整する際に、シゴキバーの位置を駆動手段により変更
する方法に加えて、ブレーキ力を調整する方法も併用す
ることができる。これにより、シゴキバーの移動量自体
は短くともしごき力の調整の範囲が拡大され、小型の装
置で的確にしごき力を与えることができる。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して具体
的に説明する。
的に説明する。
【０００８】図１は、本発明の第１の実施例に係るロー
ル紙のカール解消装置を示す斜視図である。ロール紙５
が装着され、このロール紙５から用紙を繰り出す繰出部
と、用紙を送給する紙送りローラ２との間には、前記用
紙にカール方向と逆方向に変形を与えるシゴキバー４が
配設されている。紙送りローラ２はサーマルヘッド３に
押圧されるようになっており、用紙は紙送りローラ２と
サーマルヘッド３との間に挟まれ、紙送りローラ２の回
転により摩擦力を受けて前方に送り出される。シゴキバ
ー４はモータ１２、ピニオン１１及びラック１０により
構成されるアクチュエータによって上下駆動される。一
方、ロール紙５に可変のブレーキ力を与えるブレーキ板
６はブレーキ板支点８の周りに回転可能に設置され、そ
の先端部がロール紙５に接触している。ブレーキ板６に
はスプリング７の上端部が係合しており、スプリング７
の下端部はラック１３に係止されている。このラック１
３はピニオン１４を介してモータ１５の回転軸に連結さ
れておりモータ１５の回転によりラック１３が上下動し
てスプリング７の長さを調節できるようになっている。
ブレーキ板６の基端部側には、直線型ポテンショメータ
等のロール径検出部９の探触子が係合しており、ブレー
キ板６の傾斜が変化したときの探触子の位置から、ロー
ル紙５の径を測定する。
ル紙のカール解消装置を示す斜視図である。ロール紙５
が装着され、このロール紙５から用紙を繰り出す繰出部
と、用紙を送給する紙送りローラ２との間には、前記用
紙にカール方向と逆方向に変形を与えるシゴキバー４が
配設されている。紙送りローラ２はサーマルヘッド３に
押圧されるようになっており、用紙は紙送りローラ２と
サーマルヘッド３との間に挟まれ、紙送りローラ２の回
転により摩擦力を受けて前方に送り出される。シゴキバ
ー４はモータ１２、ピニオン１１及びラック１０により
構成されるアクチュエータによって上下駆動される。一
方、ロール紙５に可変のブレーキ力を与えるブレーキ板
６はブレーキ板支点８の周りに回転可能に設置され、そ
の先端部がロール紙５に接触している。ブレーキ板６に
はスプリング７の上端部が係合しており、スプリング７
の下端部はラック１３に係止されている。このラック１
３はピニオン１４を介してモータ１５の回転軸に連結さ
れておりモータ１５の回転によりラック１３が上下動し
てスプリング７の長さを調節できるようになっている。
ブレーキ板６の基端部側には、直線型ポテンショメータ
等のロール径検出部９の探触子が係合しており、ブレー
キ板６の傾斜が変化したときの探触子の位置から、ロー
ル紙５の径を測定する。
【０００９】次に、このように構成されたロール紙のカ
ール解消装置の動作について説明する。先ず、ロール紙
５の径、温度、湿度、紙質及び印字率等を以下に示す方
法で求める。ロール紙５の径が変化するとブレーキ板６
はその先端部が図中矢印Ａ又はＢにて示す方向に移動
し、それにともないブレーキ板６の傾斜が変化してロー
ル径検出部９の探触子も矢印Ｃ又はＤ方向に移動する。
これにより、ロール径検出部９にてその探触子の位置か
らロール径が検出される。また、温度及び湿度は、例え
ば温度及び湿度センサーにより検出し、印字率は通信デ
ータにより検出することができる。そこで、これらのロ
ール紙の径、温度、湿度、紙質及び印字率等から間接的
にロール紙のカール量を把握することができる。このロ
ール紙のカール量から、用紙に与える最適しごき力を決
定する。そして、このしごき力を得るため、ラック１３
をその可動範囲の中央に位置させ、ブレーキ板６により
ロール紙５に与えられるブレーキ力を可動範囲の中央に
決定する。このように、ブレーキ板６の位置を初期設定
した上で、最適しごき力を与えるシゴキバー４の位置を
決定する。
ール解消装置の動作について説明する。先ず、ロール紙
５の径、温度、湿度、紙質及び印字率等を以下に示す方
法で求める。ロール紙５の径が変化するとブレーキ板６
はその先端部が図中矢印Ａ又はＢにて示す方向に移動
し、それにともないブレーキ板６の傾斜が変化してロー
ル径検出部９の探触子も矢印Ｃ又はＤ方向に移動する。
これにより、ロール径検出部９にてその探触子の位置か
らロール径が検出される。また、温度及び湿度は、例え
ば温度及び湿度センサーにより検出し、印字率は通信デ
ータにより検出することができる。そこで、これらのロ
ール紙の径、温度、湿度、紙質及び印字率等から間接的
にロール紙のカール量を把握することができる。このロ
ール紙のカール量から、用紙に与える最適しごき力を決
定する。そして、このしごき力を得るため、ラック１３
をその可動範囲の中央に位置させ、ブレーキ板６により
ロール紙５に与えられるブレーキ力を可動範囲の中央に
決定する。このように、ブレーキ板６の位置を初期設定
した上で、最適しごき力を与えるシゴキバー４の位置を
決定する。
【００１０】次いで、この最適位置にシゴキバー４が移
動するように、モータ１２をＥ又はＦ方向に回転させて
ラック１０をＧ又はＨ方向（上下方向のいずれかの方
向）に移動させる。これにより、シゴキバー４を通過し
た用紙には最適のしごき力が付与される。
動するように、モータ１２をＥ又はＦ方向に回転させて
ラック１０をＧ又はＨ方向（上下方向のいずれかの方
向）に移動させる。これにより、シゴキバー４を通過し
た用紙には最適のしごき力が付与される。
【００１１】一方、シゴキバー４の可動範囲内で最適な
しごき力が得られない場合は、シゴキバー４を最適のし
ごき力に最も近い上端又は下端に位置させ、モータ１５
をＪ又はＫ方向に回転させてラック１３をＬ又はＭ方向
に移動させることにより、スプリング７の長さを調節し
て付勢力を調整し、ブレーキ板６によりブレーキ力を変
化させる。これにより、用紙には最適のしごき力が付与
される。このシゴキバー４の断面形状はロール紙５のカ
ールを除去しやすいものであればどのような形状でもよ
く、特に限定されるものではない。
しごき力が得られない場合は、シゴキバー４を最適のし
ごき力に最も近い上端又は下端に位置させ、モータ１５
をＪ又はＫ方向に回転させてラック１３をＬ又はＭ方向
に移動させることにより、スプリング７の長さを調節し
て付勢力を調整し、ブレーキ板６によりブレーキ力を変
化させる。これにより、用紙には最適のしごき力が付与
される。このシゴキバー４の断面形状はロール紙５のカ
ールを除去しやすいものであればどのような形状でもよ
く、特に限定されるものではない。
【００１２】また、ラック１０及びラック１３を最適位
置まで移動させるときのモータ１２及びモータ１５の回
転量は、例えばステッピングモータの場合は入力パルス
数をカウントすることにより制御でき、また、例えばＤ
Ｃモータの場合はラック１０及びラック１３に直線型ポ
テンショメータを結合することにより制御できる。更
に、このステッピングモータへ送るパルス数又はＤＣモ
ータの駆動時間は、ロール紙の径、温度、湿度、紙質及
び印字率等をもとに例えばファジイ推論により求めるこ
とができる。
置まで移動させるときのモータ１２及びモータ１５の回
転量は、例えばステッピングモータの場合は入力パルス
数をカウントすることにより制御でき、また、例えばＤ
Ｃモータの場合はラック１０及びラック１３に直線型ポ
テンショメータを結合することにより制御できる。更
に、このステッピングモータへ送るパルス数又はＤＣモ
ータの駆動時間は、ロール紙の径、温度、湿度、紙質及
び印字率等をもとに例えばファジイ推論により求めるこ
とができる。
【００１３】シゴキバー４を通過した用紙は、紙送りロ
ーラ２とサーマルヘッド３との間を通り、紙送りローラ
２の回転により送りだされると共に、サーマルヘッド３
により印字され、その後、カッター１で切断され排出さ
れる。
ーラ２とサーマルヘッド３との間を通り、紙送りローラ
２の回転により送りだされると共に、サーマルヘッド３
により印字され、その後、カッター１で切断され排出さ
れる。
【００１４】更に、ブレーキ板６の調整により追加する
しごき力を基にして、スプリング７のラック１３側の位
置を決定し、以後、スプリングの長さをその最適値を初
期値として決定すればよい。
しごき力を基にして、スプリング７のラック１３側の位
置を決定し、以後、スプリングの長さをその最適値を初
期値として決定すればよい。
【００１５】図３はロール紙のカール量に対するシゴキ
バー４及びスプリング７の移動量の変化の一例を示す。
この図３に示すように、シゴキバー４の位置及びスプリ
ング６の長さ（端位置）は相互に関連して変化させる。
バー４及びスプリング７の移動量の変化の一例を示す。
この図３に示すように、シゴキバー４の位置及びスプリ
ング６の長さ（端位置）は相互に関連して変化させる。
【００１６】図２は本発明の第２の実施例に係るロール
紙のカール解消装置を示す斜視図である。図２におい
て、図１と同一物には同一符号を付してその詳細な説明
は省略する。この図２に示すように、ラック１０を水平
方向に移動させ、シゴキバー４を水平方向のＮ又はＱ方
向に移動させてしごき力を変化させても同様の効果が得
られる。
紙のカール解消装置を示す斜視図である。図２におい
て、図１と同一物には同一符号を付してその詳細な説明
は省略する。この図２に示すように、ラック１０を水平
方向に移動させ、シゴキバー４を水平方向のＮ又はＱ方
向に移動させてしごき力を変化させても同様の効果が得
られる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るロー
ル紙のカール解消装置は、ロール紙の径、温度、湿度、
紙質及び印字率等の変化により、ロール紙のカール量が
変化しても、小さなスペースで最適なしごき力を用紙に
与えることができる。従って本発明はファクシミリ等の
性能向上及び小型化に多大の貢献をなすものである。
ル紙のカール解消装置は、ロール紙の径、温度、湿度、
紙質及び印字率等の変化により、ロール紙のカール量が
変化しても、小さなスペースで最適なしごき力を用紙に
与えることができる。従って本発明はファクシミリ等の
性能向上及び小型化に多大の貢献をなすものである。
【図１】本発明の第１の実施例に係るロール紙のカール
解消装置を示す斜視図である。
解消装置を示す斜視図である。
【図２】本発明の第２の実施例に係るロール紙のカール
解消装置を示す斜視図である。
解消装置を示す斜視図である。
【図３】ロール紙のカール量と、シゴキバー及びスプリ
ング端の移動量との関係を示すグラフ図である。
ング端の移動量との関係を示すグラフ図である。
【図４】従来のロール紙のカール解消装置を示す正面図
である。
である。
１；カッター ２；紙送りローラ ３；サーマルヘッド ４；シゴキバー ５；ロール紙 ６；ブレーキ板 ７；スプリング ８；ブレーキ板支点 ９；ロール径検出部 １０，１３；ラック １１，１４；ピニオン １２，１５；モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 透 東京都港区芝５丁目７番１号 日本電気株 式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 ロール紙が装着され用紙を繰り出す繰出
部と、この繰出部から繰り出された用紙を送給する紙送
りローラと、前記繰出部と前記紙送りローラとの間に配
置され前記用紙にそのカール方向と逆方向に変形を与え
るシゴキバーと、前記シゴキバーの位置を変更させる駆
動手段と、基軸の回りに回動可能に設けられロール紙に
接触してブレーキ力を与えるブレーキ板と、前記ブレー
キ板を前記ロール紙に向けて付勢するスプリングと、前
記スプリングの付勢力を調節する付勢力調節手段とを有
することを特徴とするロール紙のカール解消装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4001796A JP2737504B2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | ロール紙のカール解消装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4001796A JP2737504B2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | ロール紙のカール解消装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05186116A true JPH05186116A (ja) | 1993-07-27 |
| JP2737504B2 JP2737504B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=11511535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4001796A Expired - Fee Related JP2737504B2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | ロール紙のカール解消装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2737504B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2000028557A1 (de) * | 1998-11-10 | 2000-05-18 | Vacuumschmelze Gmbh | Verfahren zur herstellung eines in sich geschlossenen magnetkerns |
| US6354478B1 (en) * | 1997-09-12 | 2002-03-12 | Bowe Systec Ag | Apparatus for guilding an endless paper web |
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| JPH0361260A (ja) * | 1989-07-27 | 1991-03-18 | Canon Inc | デカール機構及び前記デカール機構を用いた記録装置 |
-
1992
- 1992-01-08 JP JP4001796A patent/JP2737504B2/ja not_active Expired - Fee Related
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